JP2000209373A - 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体

Info

Publication number
JP2000209373A
JP2000209373A JP11007433A JP743399A JP2000209373A JP 2000209373 A JP2000209373 A JP 2000209373A JP 11007433 A JP11007433 A JP 11007433A JP 743399 A JP743399 A JP 743399A JP 2000209373 A JP2000209373 A JP 2000209373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
area
stored
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11007433A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11007433A priority Critical patent/JP2000209373A/ja
Publication of JP2000209373A publication Critical patent/JP2000209373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多人数で効率よく使用することができる画像
出力装置を提供する。 【解決手段】 リーダ部103やファクシミリ部106
により画像入力を行って画像出力する際に、すぐにプリ
ント出力する必要のない画像は制御部109によりハー
ドディスク108内の指定したパーソナルボックスに記
憶させてプリンタ機能があまり使用されない時間帯に自
動的にプリント出力するように制御する。そして、プリ
ント出力する際にはパーソナルボックスに対応したソー
タのトレイに出力するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記憶部を備え
たデジタル複写機等の画像出力装置及び画像出力方法並
びに記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナから読み取った画像デー
タや、ホストコンピュータからネットワークを介して送
られたPDLデータをビットマップに展開した画像デー
タをハードディスクなどのメモリに一旦記憶し、そのメ
モリから任意の原稿の画像データを繰り返し読み出して
プリントアウトする機能を備えたデジタル複写機が知ら
れている。
【0003】また、ハードディスクなどの記憶メモリを
装備することにより、機密書類など他人に見られたくな
い書類のコピーやプリントアウトを行うために、画像デ
ータを一旦メモリ上のユーザ個人の領域に記憶させ、複
写機の操作パネルかユーザパスワードを入力して画像を
出力するパーソナルボックス機能が提案されている。
【0004】このパーソナルボックス機能により、ユー
ザはデジタル複写機から離れた位置にあるホストコンピ
ュータから機密書類をプリントアウトした場合でも、デ
ジタル複写機の前まで行ってから操作するため、プリン
トアウトの内容を誰にも見られずに用紙に出力すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像出力装置においては、多人数で使用す
る際に順番を待ってからプリント操作を行わなくてはな
らず、効率的ではないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、多人数で効率よく使用する
ことができる画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像出力装置及
び画像出力方法並びに記憶媒体は次のように構成したも
のである。
【0008】(1)入力された画像データに基づいてプ
リント出力する画像出力装置において、前記入力された
画像データを記憶する画像記憶手段と、プリント出力す
る時刻を設定する設定手段とを備えるとともに、前記設
定された時刻になったときに前記画像記憶手段の任意の
領域内に記憶されている画像データを自動的に読み出し
てプリント出力するように制御する制御手段とを備え
た。
【0009】(2)上記(1)の画像出力装置におい
て、制御手段は、画像記憶手段を複数の領域に分けて管
理する画像管理手段と、前記複数の領域内の任意の領域
を指定する領域指定手段とを有し、前記領域指定手段に
よって指定された領域に画像データを記憶させるととも
に、前記領域指定手段によって指定された領域から画像
データを読み出してプリント出力するように制御するよ
うにした。
【0010】(3)上記(1)または(2)の画像出力
装置において、プリントした用紙を仕分けするための複
数の仕分けトレイを有する仕分け手段と、領域指定手段
によって指定された領域に対応する仕分けトレイの段数
を指定する段数指定手段を有し、設定された時刻になっ
たときに記憶手段の指定された領域内に記憶されている
画像データを自動的に読み出してプリント出力する場合
は、前記指定された段数のトレイにプリントした用紙を
出力するようにした。
【0011】(4)入力された画像データに基づいてプ
リント出力する画像出力方法において、画像記憶手段に
前記入力された画像データを記憶させ、プリント出力す
る時刻を設定するとともに、前記設定された時刻になっ
たときに前記記憶手段の任意の領域内に記憶されている
画像データを自動的に読み出してプリント出力するよう
に制御するようにした。
【0012】(5)上記(4)の画像出力方法におい
て、画像記憶手段を複数の領域に分けて管理し、前記複
数の領域内の任意の領域を指定して該指定された領域に
画像データを記憶させるとともに、前記指定された領域
から画像データを読み出してプリント出力するように制
御するようにした。
【0013】(6)上記(4)または(5)の画像出力
方法において、設定された時刻になったときに記憶手段
の指定された領域内に記憶されている画像データを自動
的に読み出してプリント出力する場合は、指定された段
数のトレイにプリントした用紙を出力するようにした。
【0014】(7)入力された画像データに基づいてプ
リント出力する画像出力装置によって、画像記憶手段に
前記入力された画像データを記憶させ、プリント出力す
る時刻を設定するとともに、前記設定された時刻になっ
たときに前記記憶手段の任意の領域内に記憶されている
画像データを自動的に読み出してプリント出力するよう
に制御することを実現させるためのプログラムを記憶媒
体に格納した。
【0015】(8)上記(7)の記憶媒体に、画像記憶
手段を複数の領域に分けて管理し、前記複数の領域内の
任意の領域を指定して該指定された領域に画像データを
記憶させるとともに、前記指定された領域から画像デー
タを読み出してプリント出力するように制御することを
実現させるためのプログラムを格納した。
【0016】(9)上記(7)または(8)の記憶媒体
に設定された時刻になったときに記憶手段の指定された
領域内に記憶されている画像データを自動的に読み出し
てプリント出力する場合は、指定された段数のトレイに
プリントした用紙を出力することを実現させるためのプ
ログラムを格納した。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の画像入出
力装置の構成を示すブロック図である。同図において、
101はデジタル複写機本体であり、操作部102、リ
ーダ部(画像入力手段)103、プリンタ部(画像出力
手段)104から構成される。
【0018】操作部102はデジタル複写機本体101
及び画像入出力制御部105を操作するために使用され
る。リーダ部103は原稿の画像を読み取り、原稿画像
に応じた画像データをプリンタ部104及び画像入出力
制御部105へ出力する。プリンタ部104はリーダ部
103及び画像入出力制御部105からの画像データに
応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部1
05はリーダ部103に接続されており、ファクシミリ
部(画像入力手段)106、コンピュータインターフェ
ース部107、ハードディスク108、制御部109か
ら構成される。
【0019】ファクシミリ部106は電話回線を介して
受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像デ
ータを制御部109へ転送し、また、制御部109から
転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像
データを電話回線を介して送信する。ファクシミリ部1
06により受信した圧縮画像データは、ハードディスク
108に一時的に保存することができる。
【0020】コンピュータインターフェース部107
は、パーソナルコンピュータまたはワークステーション
(PC/WS)110と制御部109の間のインターフ
ェースであり、PC/WS110から転送された画像を
表すコードデータ(PDL)をプリンタ部104で記録
できる画像データに展開して制御部109に渡す。
【0021】制御部109については後述するが、制御
部109はリーダ部103、ファクシミリ部106、コ
ンピュータインターフェース部107、ハードディスク
108のそれぞれの間のデータの流れを制御するもので
ある。
【0022】図2はリーダ部103及びプリンタ部10
4の構成を示す断面図である。リーダ部103の原稿給
送装置201は原稿を最終順に1枚ずつプラテンガラス
202上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテ
ンガラス202上の原稿を排出するものである。原稿が
プラテンガラス202上に搬送されると、ランプ203
を点灯し、そしてスキャナユニット204の移動を開始
させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射
光は、ミラー205,206,207、及びレンズ20
8によってCCDイメージセンサ(以下CCDと呼ぶ)
209へ導かれる。
【0023】このように、走査された原稿の画像はCC
D209によって読み取られ、CCD209から出力さ
れる画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ
部104及び画像入出力制御部105の制御部109へ
転送される。
【0024】プリンタ部104のレーザドライバ221
はレーザ発光部210を駆動するものであり、リーダ部
103から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は感光ド
ラム211に照射され、感光ドラム211にはレーザ光
に応じた潜像が形成される。この感光ドラム211の潜
像の部分には現像器212によって現像剤が付着され
る。
【0025】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット213及びカセット214のいず
れかから記録紙を給紙して転写部215へ搬送し、感光
ドラム211に付着された現像剤を記録紙に転写する。
現像剤の乗った記録紙は定着部216に搬送され、定着
部216の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着され
る。定着部216を通過した記録紙は排出ローラ217
によって排出され、ソータ(仕分け装置)220は排出
された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分
けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
【0026】なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ217のとこ
ろまで記録紙を搬送した後、排出ローラ217の回転方
向を逆転させ、フラッパ218によって再給紙搬送路2
19へ導く。
【0027】多重記録が設定されている場合は、記録紙
を排出ローラ217まで搬送しないようにフラッパ21
8によって再給紙搬送路219へ導く。再給紙搬送路2
19へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部2
15へ給紙される。
【0028】図3はデジタル複写機の操作部102のキ
ー配列を示す外観図である。図3において、301は、
主電源ランプであり、電源オン時に点灯する。図示せぬ
電源スイッチは、本体の側面に配置され、本体への通電
を制御する。302は、予熱キーであり、予熱モードの
ON/OFFに使用する。303は、コピーモードキー
であり、複数の機能の中からコピーモードを選択する時
に使用する。
【0029】304は、ファックスモードキーであり、
複数の機能の中からファックスモードを選択する時に使
用する。305は、パーソナルボックスキーであり、複
数の機能の中からパーソナルボックスモードを選択する
時に使用する。パーソナルボックスに関しては後程説明
する。
【0030】306は、コピースタートキーであり、コ
ピーの開始を指示する時に用いるキーである。307
は、ストップキーであり、コピーを中断したり、中止し
たりする時に用いるキーである。308は、リセットキ
ーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーとし
て動作する。
【0031】309は、ガイドキーであり、各機能を知
りたい時に使用するキーである。310は、ユーザーモ
ードキーであり、ユーザーがシステムの基本設定を変更
する時に使用する。311は、割り込みキーであり、コ
ピー中に割り込みしてコピーしたい時に用いる。
【0032】312は、テンキーであり、数値の入力を
行う時に使用する。313は、クリアキーであり、数値
をクリアする時に用いる。314は、20個のワンタッ
チ・ダイヤル・キーであり、ファクシミリ送信におい
て、ワンタッチでダイヤルする時に使用する。
【0033】315は2枚組のフタであり、ワンタッチ
・ダイヤル・キー314の各キー部分がくり抜かれ形状
の2重のフタになっている。図示せぬセンサスイッチに
より、2枚のフタが閉じられた第1の状態、1枚目のフ
タだけが開いた第2の状態、及び2枚のフタが開いた第
3の状態を検出する。これら3種類のフタの開閉状態と
組み合わせで、ワンタッチ・ダイヤル・キー314のキ
ーの動作が決定されるので、本実施例では、キーが20
×3=60個存在するのと同等の効果を持つ。
【0034】316は、液晶画面とタッチセンサの組み
合わせからなるタッチパネルであり、各モード毎に個別
の設定画面が表示され、更に、描画されたキーに触れる
ことで、各種の詳細な設定を行うことが可能である。
【0035】図4はハードディスク108の論理的な使
用方法を示す説明図である。本実施例においては使用用
途に応じてハードディスクの記憶領域をテンポラリ領域
401とパーソナルボックス領域402に論理的に分け
る。
【0036】テンポラリ領域401は、画像データの出
力順序を変えたり、複数部出力においても一回のスキャ
ンで出力ができるようにするために、PDLの展開デー
タやスキャナからの画像データを一時的に記憶する記憶
領域である。パーソナルボックス領域402はパーソナ
ルボックス機能を使用するための記憶領域であり、40
3〜407のように登録された数の小さな記憶領域(以
降、ボックスと呼ぶ)に分割されている。
【0037】本実施例においてパーソナルボックス機能
とは、機密文書をプリントアウトする場合に、パソコン
などのホストやスキャナからデジタル複写機のハードデ
ィスクの記憶領域を指定して画像を転送し、用紙への出
力はデジタル複写機本体の操作部から行うという機能で
ある。ボックス403〜407は、各ユーザや会社など
の部署毎に割り当てられ、各ボックスにはボックス名と
パスワードを付けることができる。ユーザはボックス名
を指定することで各ボックスにアクセスすることがで
き、パスワードを入力しないと実際にボックスの中を見
たり、用紙に出力することはできない。
【0038】上記構成において、制御部(制御手段)1
09はハードディスク(記憶手段)108を複数の領域
に分けて管理する画像管理手段、ユーザの操作入力等に
より前記複数の領域内の任意の領域を指定する領域指定
手段、ユーザの操作入力等によりプリント出力を行う時
刻を設定する設定手段を構成している。
【0039】そして、制御部109は上記指定された領
域に画像を記憶させる(記憶モード)とともに、上記指
定された領域から画像を読み出してプリントし(出力モ
ード)、また上記設定された時刻になった時に上記指定
された領域に記憶されている画像データを自動的に出力
する(自動出力モード)。
【0040】また、出力紙を仕分けする複数の仕分けト
レイからなるソータ(仕分け装置)220を有し、自動
出力モードで出力する場合は、制御部(段数指定手段)
109によって指定された段数のトレイに出力する。
【0041】図5は本実施例に係わる画像入出力装置の
プリント処理動作手順を示すフローチャートである。な
お、図5中のS501〜S505は各ステップを示す。
【0042】ステップS501では、PC/WS110
上でユーザがプリント設定を行う。プリント設定内容
は、部数、用紙サイズ、拡大縮小率、片面/両面、ペー
ジ出力順序、ソート出力、ステイプル止めの有無等であ
る。
【0043】ステップS502では、PC/WS110
上でパーソナルボックス番号を設定することで、ハード
ディスク108のボックス領域402内の領域が指定さ
れる。例えば、パーソナルボックス番号が1と指定され
ると、ボックス領域402内のパーソナルボックス領域
403が指定されることになる。
【0044】ステップS503では、PC/WS110
上で印刷指示を与え、それとともにPC/WS110上
にインストールされているドライバソフトウェアが印刷
対象となるコードデータをいわゆるPDLデータに変換
して、ステップS501で設定したプリント設定パラメ
ータとともに、PC/WS110に接続されたコンピュ
ータインターフェース経由で、本画像入出力装置のコン
ピュータインターフェース部107にPDLデータを転
送する。
【0045】ステップS504では、コンピュータイン
ターフェース部107に転送されたPDLデータを画像
データに展開(ラスタライズ)する。画像データの展開
が完了するとステップS505へ進む。
【0046】ステップS505では、展開された画像デ
ータがハードディスク108のボックス領域402に順
次記録され、例えばパーソナルボックス番号が1の時
は、領域403内に記憶される。ステップS501で設
定したプリント設定パラメータも領域403に記録され
る。パーソナルボックス番号が2、3の時はそれぞれ領
域404、領域405に記憶される。
【0047】図6はパーソナルボックス番号を指定して
プリントする手順を示すフローチャートである。
【0048】ステップS601では、画像データを記録
したボックスにアクセスするために、操作部102のタ
ッチパネル316からパスワードを入力する。パスワー
ドを入力するためには、まず操作部102のパーソナル
ボックスキー305を押下する。パーソナルボックスキ
ー305を押下すると、タッチパネル316に図7に示
すボックス選択表示画面が現れる。
【0049】図7において701は各ボックスの情報を
示しており、ボックスナンバーとボックス名、ドキュメ
ント数が表示される。ボックスナンバーはボタンになっ
ており、このボックスナンバーを触れることで開くボッ
クスを選択することができる。ボックスナンバーに触
れ、開くボックスを指定すると、タッチパネル316は
図8の画面に移行する。
【0050】702、703はそれぞれ上下のカーソル
キーであり、一画面に表示できない数のボックスが存在
した場合に、ボックス情報701を上下にスクロールさ
せることができる。キー704は図7の画面を終了さ
せ、標準画面に戻す時に使用する。プリント状況キー7
05は、現在動作しているプリント状況を見る場合に使
用する。
【0051】図8はパスワード入力画面を示す図であ
る。図8において、801はパスワード入力をやめる時
に使用するキーで、キー801に触れると図7の画面に
戻る。図8の画面で操作部102のテンキー312より
パスワードを入力し、パスワード入力終了後802を押
下する。
【0052】次に、ステップS601で入力されたパス
ワードの正誤判定を行う。パスワードの正誤判定は図8
のOKキー802を押下した後に行われ、パスワードが
間違っていた場合には、パスワード誤入力表示を行った
後に図8のパスワード入力画面に戻る。入力したパスワ
ードが正しかった場合には、ステップS602に進み、
タッチパネル316の表示が図9の画面に移行する。
【0053】ステップS602では、選択したボックス
内に記憶されている複数のドキュメントから用紙に出力
する一つのドキュメントを選択し、実際には、図9の画
面でドキュメント選択操作を行う。
【0054】図9は一つのボックス内のドキュメントを
選択する画面を示す図である。図9において、901は
ボックス内のドキュメント情報であり、ドキュメントの
記憶された日時及びそのドキュメントのファイル名が表
示されている。また現在選択されているドキュメントは
反転表示され、ファイル名に触れることにより選択され
ているドキュメントを変えることができる。
【0055】902、903はそれぞれ上下のカーソル
キーであり、一画面に表示できない数のドキュメントが
存在した場合に、ドキュメント情報901を上下にスク
ロールさせることができる。904はプリントキーであ
り、ステップS603では、ドキュメントを選択した後
にこのキーを押下することにより、プリント出力する。
ステップS604では、出力終了後にデータを消去する
かどうか判断し、消去すると判断した場合は、ステップ
S605で、データを消去し処理を終え、消去しないと
判断した場合は処理が終る。
【0056】また、905は消去キーであり、ボックス
内のドキュメントを用紙を出力せずに消去する場合に使
用する。906は図9の画面を閉じるためのキーで、押
下することで図7の画面に移行する。
【0057】図10はボックスの詳細情報を表示するた
めの画面を示す図であり、詳細キー907を押下するこ
とにより表示される。図10において、1001は自動
プリントを行うかどうかを設定する項目である。100
2は自動プリントONの設定の時有効な項目であり、自
動プリントを開始する時刻を設定する。1003は自動
プリント出力するトレイ(ビン)を指定するかどうかを
設定する項目であり、仕分け装置220が装着されてい
る時のみ有効になる。
【0058】1004は出力ビン指定項目1003がO
Nの時に有効な項目であり、出力ビンを指定する。仕分
け装置220が装着されていない時は、1003はOF
F設定になり、排出トレイに出力することになる。仕分
け装置220が装着されている時にOFF設定の場合
は、仕分け装置220の最上段ビンに出力する。
【0059】図10の例は、ボックス2のファイルを、
2時になった時に3ビンに自動的に出力開始する設定の
例である。
【0060】次に自動プリント出力する時について図1
1のフローチャートで説明する。
【0061】ステップS1101で自動プリントがON
かどうかを判断し、自動設定項目1001がONになっ
ている時は、ステップS1102で設定されている時間
かどうかを各パーソナルボックスについて判断する。も
し設定されている時間のパーソナルボックスがあり、そ
のパーソナルボックス内にファイルが存在すれば、ステ
ップS1103のプリント実行を行い、指定されたパー
ソナルボックス内のすべてのファイルを出力ビン指定項
目1003、出力ビン項目1004で設定された項目に
より出力トレイを決定して出力する。
【0062】もし、自動プリントするパーソナルボック
スが複数個あれば、あらかじめ決められたパーソナルボ
ックス番号順、例えば若い順に出力する。また、自動出
力時刻になった時に、別のパーソナルボックスのファイ
ルをプリント中であったり、他の機能のプリントで使用
されている時は、それらが終了してから自動プリントを
実行する。
【0063】出力が終了すると、図6のフローチャート
と同様にデータを消去するかどうかを判断して(ステッ
プS1104)必要ならデータを消去して終了する(ス
テップS1105)。
【0064】このようなパーソナルボックス機能を利用
することで、一度記憶させた文書は何度も繰り返し出力
できたり、プリントモードを変更して出力することがで
きるので、機密性のある文書でない場合でも、パーソナ
ルボックス機能を利用して出力することができる。
【0065】このように本実施例では、機密性のある文
書でないデータをパーソナルボックス機能を利用して出
力する場合に、デジタル複写機の前まで行って操作する
必要はないので、すぐにプリント出力する必要のないデ
ータは指定したパーソナルボックスの領域に記憶させ、
プリンタ機能があまり使用されない時間帯に自動的に出
力することで、デジタル複写機のプリント機能を多人数
で効率よく使用することができるようになる。
【0066】また、パーソナルボックスの自動出力する
時に、パーソナルボックスに対応させた仕分け装置の段
数に出力することで、他のユーザが出力した用紙と混ざ
ることなく出力できるようになり、パーソナルボックス
機能の使い勝手の向上を達成したデジタル複写機を提供
することができる。
【0067】なお、本発明は装置の形に限らず、上述し
た画像出力方法及びこの画像出力方法を実現させるため
のプログラムを格納した記憶媒体として実施してもよ
い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力された画像データに基づいてプリント出力する画像
出力装置において、前記入力された画像データを記憶す
る画像記憶手段と、プリント出力する時刻を設定する設
定手段とを備えるとともに、前記設定された時刻になっ
たときに前記画像記憶手段の任意の領域内に記憶されて
いる画像データを自動的に読み出してプリント出力する
ように制御する制御手段とを備えたため、すぐにプリン
ト出力する必要がない場合にはあまり使用されない時間
帯に自動的に出力することができるので、多人数で効率
よく使用することができるという効果がある。
【0069】また、プリントした用紙を仕分けするため
の複数の仕分けトレイを有する仕分け手段と、領域指定
手段によって指定された領域に対応する仕分けトレイの
段数を指定する段数指定手段を有し、設定された時刻に
なったときに記憶手段の指定された領域内に記憶されて
いる画像データを自動的に読み出してプリント出力する
場合は、前記指定された段数のトレイにプリントした用
紙を出力するようにしたため、他のユーザが出力した用
紙と混同することがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像入出力装置の全体構成を示
すブロック図
【図2】 図1のリーダ部及びプリンタ部の構成を示す
断面図
【図3】 図1の操作部のキー配列を示す外観図
【図4】 図1のハードディスクの使用方法を示す説明
【図5】 一実施例のプリント処理動作を示すフローチ
ャート
【図6】 一実施例のプリント処理動作を示すフローチ
ャート
【図7】 一実施例のボックス選択画面を示す図
【図8】 一実施例のパスワード入力画面を示す図
【図9】 一実施例のボックス内のドキュメント選択画
面を示す図
【図10】 一実施例のパーソナルボックスの詳細設定
画面を示す図
【図11】 一実施例の自動プリント出力動作を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
101 デジタル複写機本体 102 操作部 103 リーダ部 104 プリンタ部 105 画像入出力制御部 106 ファクシミリ部 107 コンピュータインターフェース部 108 ハードディスク(画像記憶手段) 109 制御部(制御手段、画像管理手段、設定手段、
領域指定手段、段数指定手段) 110 PC/WS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 B41J 29/00 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに基づいてプリン
    ト出力する画像出力装置において、前記入力された画像
    データを記憶する画像記憶手段と、プリント出力する時
    刻を設定する設定手段とを備えるとともに、前記設定さ
    れた時刻になったときに前記画像記憶手段の任意の領域
    内に記憶されている画像データを自動的に読み出してプ
    リント出力するように制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、画像記憶手段を複数の領域
    に分けて管理する画像管理手段と、前記複数の領域内の
    任意の領域を指定する領域指定手段とを有し、前記領域
    指定手段によって指定された領域に画像データを記憶さ
    せるとともに、前記領域指定手段によって指定された領
    域から画像データを読み出してプリント出力するように
    制御することを特徴とする請求項1記載の画像出力装
    置。
  3. 【請求項3】 プリントした用紙を仕分けするための複
    数の仕分けトレイを有する仕分け手段と、領域指定手段
    によって指定された領域に対応する仕分けトレイの段数
    を指定する段数指定手段を有し、設定された時刻になっ
    たときに記憶手段の指定された領域内に記憶されている
    画像データを自動的に読み出してプリント出力する場合
    は、前記指定された段数のトレイにプリントした用紙を
    出力することを特徴とする請求項1または2記載の画像
    出力装置。
  4. 【請求項4】 入力された画像データに基づいてプリン
    ト出力する画像出力方法において、画像記憶手段に前記
    入力された画像データを記憶させ、プリント出力する時
    刻を設定するとともに、前記設定された時刻になったと
    きに前記記憶手段の任意の領域内に記憶されている画像
    データを自動的に読み出してプリント出力するように制
    御することを特徴とする画像出力方法。
  5. 【請求項5】 画像記憶手段を複数の領域に分けて管理
    し、前記複数の領域内の任意の領域を指定して該指定さ
    れた領域に画像データを記憶させるとともに、前記指定
    された領域から画像データを読み出してプリント出力す
    るように制御することを特徴とする請求項4記載の画像
    出力方法。
  6. 【請求項6】 設定された時刻になったときに記憶手段
    の指定された領域内に記憶されている画像データを自動
    的に読み出してプリント出力する場合は、指定された段
    数のトレイにプリントした用紙を出力することを特徴と
    する請求項4または5記載の画像出力方法。
  7. 【請求項7】 入力された画像データに基づいてプリン
    ト出力する画像出力装置によって、画像記憶手段に前記
    入力された画像データを記憶させ、プリント出力する時
    刻を設定するとともに、前記設定された時刻になったと
    きに前記記憶手段の任意の領域内に記憶されている画像
    データを自動的に読み出してプリント出力するように制
    御することを実現させるためのプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 画像記憶手段を複数の領域に分けて管理
    し、前記複数の領域内の任意の領域を指定して該指定さ
    れた領域に画像データを記憶させるとともに、前記指定
    された領域から画像データを読み出してプリント出力す
    るように制御することを実現させるためのプログラムを
    格納したことを特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 設定された時刻になったときに記憶手段
    の指定された領域内に記憶されている画像データを自動
    的に読み出してプリント出力する場合は、指定された段
    数のトレイにプリントした用紙を出力することを実現さ
    せるためのプログラムを格納したことを特徴とする請求
    項7または8記載の記憶媒体。
JP11007433A 1999-01-14 1999-01-14 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体 Pending JP2000209373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007433A JP2000209373A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007433A JP2000209373A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000209373A true JP2000209373A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11665744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11007433A Pending JP2000209373A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000209373A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324234B2 (en) 2002-01-07 2008-01-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with controller for storing print data according to characteristic value
JP2008167502A (ja) * 2008-03-19 2008-07-17 Konica Minolta Business Technologies Inc データ出力装置及びデータ出力制御プログラム
US8081330B2 (en) 2005-04-08 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data outputting apparatus, and recording medium in which data outputting program is recorded

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324234B2 (en) 2002-01-07 2008-01-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with controller for storing print data according to characteristic value
US7710584B2 (en) 2002-01-07 2010-05-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with controller for storing print data according to characteristic value
US8081330B2 (en) 2005-04-08 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data outputting apparatus, and recording medium in which data outputting program is recorded
JP2008167502A (ja) * 2008-03-19 2008-07-17 Konica Minolta Business Technologies Inc データ出力装置及びデータ出力制御プログラム
JP4548500B2 (ja) * 2008-03-19 2010-09-22 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 データ出力装置及びデータ出力制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4035232B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
US7190482B2 (en) Image data registering apparatus and method, storage medium, and program product
JP4909398B2 (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、及び印刷装置
US6559967B1 (en) Image storage apparatus
JPH11227267A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2004048659A (ja) 画像入出力装置、画像入出力システム、記憶媒体、及び、画像入出力システムに好適な操作方法、操作画面表示方法
JPH0951422A (ja) 画像編集装置
JP4673037B2 (ja) 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム
JP4343488B2 (ja) 画像入力システム及びその制御方法
JP4217356B2 (ja) 画像記憶装置及び制御方法、並びに記憶媒体
JPH11196245A (ja) 画像処理装置
JP2000209373A (ja) 画像出力装置及び画像出力方法並びに記憶媒体
JPH1145031A (ja) 画像形成装置
JP2002356020A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、および記録媒体、並びにプログラム
JP4612752B2 (ja) 画像記憶装置及び制御方法、並びに記憶媒体
JP4174110B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP4185744B2 (ja) 画像処理装置、文書管理システム、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2002361970A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP4011817B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3592029B2 (ja) 画像出力装置および画像出力方法
JP2003163763A (ja) サービスマニュアルを蓄積・表示する画像処理装置の制御方法、および制御方法を記録した記憶媒体
JPH11275296A (ja) 画像入出力装置、画像入出力システム及び画像入出力方法
JP2004258887A (ja) 文書管理システム
JP2001100929A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP4393536B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108