JP2002218120A - Fax送受信機能を備えた画像形成装置 - Google Patents

Fax送受信機能を備えた画像形成装置

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JP2002218120A
JP2002218120A JP2001009048A JP2001009048A JP2002218120A JP 2002218120 A JP2002218120 A JP 2002218120A JP 2001009048 A JP2001009048 A JP 2001009048A JP 2001009048 A JP2001009048 A JP 2001009048A JP 2002218120 A JP2002218120 A JP 2002218120A
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Setsuya Kobayashi
節也 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間に受信したFAXデータの出力時刻を任
意に設定し、又は履歴日時に自動設定して、当該設定時
刻までにFAXデータを印字出力すること。 【解決手段】 FAX送受信を行うFAX送受信手段
と、夜間における受信FAXデータを記憶するメモリ
と、メモリ内のデータ量より印字・出力を完了するのに
要する時間を算出する出力時間算出手段と、現在の時刻
情報及び日情報を提供するタイマ手段及びカレンダ手段
と、各日毎に夜間に受信したFAXデータの出力時刻を
設定するFAX出力日時設定手段と、画像形成装置のウ
ォームアップ手段と、ウォームアップ動作に要する時間
に出力時間算出手段から算出される時間を合わせた加算
時間と、タイマ手段からの現在時刻と、に基づいて、設
定時刻までにFAXデータの印字・出力を完了させるよ
うに、ウォームアップ手段を動作させるとともにメモリ
内のFAXデータを印字・出力させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などに代表
されるFAX送受信機能を備えた画像形成機に備えられ
るFAX出力制御装置、及び同FAX出力制御装置を備
えた画像形成機に係り、特に夜間受信したFAXデータ
の出力時刻設定の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、FAX送受信機能を有した電
子写真方式の画像形成機にあっては、特に夜間など受信
されたFAXデータを受信メモリ部へ逐次書き込まれ
る。翌朝、画像形成機の作動開始時には、受信メモリ部
内の受信データを画像形成部に送信する。
【0003】そして、画像形成部では、この受信した画
像データに基づいて記録用紙への画像形成(印字など)
が行われる。この画像形成動作としては、先ず、上記画
像データに基づいて感光体ドラム上に静電潜像を形成
し、この静電潜像にトナーを付着させ、画像データを顕
像化させる。その後、このトナーを感光体ドラムから記
録用紙に転写した後、この記録用紙を定着ローラに通過
させる。この際、トナーは定着ローラによって加熱およ
び加圧されて記録紙上に定着され、これによって所定の
印字物が得られる。
【0004】このような動作が行われるため、画像形成
機の作動開始時には夜間に受信したFAXは印字されて
おらず、早急に出力するには、さらに定着ローラが既に
所定温度まで加熱されている必要がある。このため従来
より、この定着ローラを所定温度まで加熱するためのウ
ォームアップ動作が必要であり、この動作中は複写動作
を行うことができない。従って、ユーザが夜間に受信し
たFAXを急いで印字したいといった場合でも、ウォー
ムアップ動作が完了するまでは印字作業を行うことが出
来ない。
【0005】この不具合を解消するために、これまで特
開平11−205495号公報に開示されている画像形
成装置では、勤務時間に合わせて受信FAXをメモリに
記憶または印字する方法を提案することにより、要求に
応えられるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示されているものは、毎日同じ時間に動作が行われ
る。これでは出勤時間が日によって異なるような職場や
フレックス制の勤務時間を採用している職場において
は、最適な時刻に動作させることができない。例えば、
設定されている作動開始時間より早く出勤した場合など
は、未だメモリ内のFAXデータが印字されておらず、
さらにウォームアップ作業も完了していないため複写作
業もできないといった不具合を生じる。
【0007】本発明の目的は、日毎に画像形成機の使用
時間が異なる状況においてその日に応じた起動時刻を設
定できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0009】FAX送受信機能を備えた画像形成装置に
おけるFAX送受信を行うFAX送受信手段と、夜間を
含む画像形成装置不使用時における受信FAXデータを
記憶する受信メモリ手段と、前記受信メモリ手段内のデ
ータ量より印字・出力を完了するのに要する時間を算出
する出力時間算出手段と、現在の時刻情報を提供するタ
イマ手段と、現在の日情報を提供するカレンダ手段と、
日情報に対して時刻情報を関連付けることにより各日毎
に前記不使用時に受信したFAXデータの出力時刻を設
定するFAX出力日時設定手段と、前記画像形成装置の
起動時に所定のウォームアップ動作を行うウォームアッ
プ手段と、前記ウォームアップ動作に要する時間に前記
出力時間算出手段から算出される時間を合わせた加算時
間と、前記タイマ手段からの現在時刻と、に基づいて、
前記FAX出力日時設定手段によって設定された時刻ま
でに前記FAXデータの印字・出力を完了させるよう
に、前記ウォームアップ手段を動作させるとともに前記
受信メモリ手段内のFAXデータを印字・出力させるF
AX送受信機能を備えた画像形成装置。
【0010】また、FAX送受信機能を備えた画像形成
装置におけるFAX送受信を行うFAX送受信手段と、
夜間を含む画像形成装置不使用時における受信FAXデ
ータを記憶する受信メモリ手段と、前記受信メモリ手段
内のデータ量より印字・出力を完了するのに要する時間
を算出する出力時間算出手段と、現在の時刻情報を提供
するタイマ手段と、現在の日情報を提供するカレンダ手
段と、過去の各日毎に関連付けられた出力時刻の履歴を
記憶する出力日時履歴記憶部と、前記出力日時履歴記憶
部からの出力により現在の日情報に相当する過去の日情
報に関連付けられた各日毎の出力時刻を記憶する出力日
時記憶部と、前記画像形成装置の起動時に所定のウォー
ムアップ動作を行うウォームアップ手段と、前記ウォー
ムアップ動作に要する時間に前記出力時間算出手段から
算出される時間を合わせた加算時間と、前記タイマ手段
からの現在時刻と、に基づいて、前記出力日時記憶部に
記憶された時刻までに前記FAXデータの印字・出力を
完了させるように、前記ウォームアップ手段を動作させ
るとともに前記受信メモリ手段内のFAXデータを印字
・出力させるFAX送受信機能を備えた画像形成装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像形成
装置について図面に用いて以下説明する。本実施形態で
は、画像形成装置としてFAX送受信機能付きディジタ
ル複写機を適用した場合の構成例について説明する。
【0012】「実施形態1」本実施形態の特徴とするF
AX出力制御装置1について説明する。この装置は、F
AX送受信機能付きディジタル複写機に内蔵され、定着
器を構成する一対のローラのうち一方の熱定着ローラ2
を加熱するためのものである。具体的には図1のよう
に、熱定着ローラ2の内部にはヒータ3が内蔵されてお
り、このヒータ3に通電することによって熱定着ローラ
2の全体を所定温度まで加熱するようになっている。
【0013】図1は、このFAX出力制御装置1のブロ
ック図である。FAX出力制御装置1は、FAX手段と
してのFAX送受信部4を備えている。このFAX送受
信部4は電話回線5、NCU6及びモデム7を介して受
信情報が着信するとCPU8へ着信信号が送られ、レー
ザ書き込みユニットを駆動し感光体ドラムの表面に静電
潜像を形成する。
【0014】また、FAX出力制御装置1は、商用電源
に接続された直流電源10と電流をヒータ3へ送るヒー
タ制御回路11とを備えている。熱定着ローラのウォー
ムアップ手段としてのウォームアップ回路12がヒータ
制御回路11に接続されている。CPU8の全体制御に
基づいて、ウォームアップ回路12からの制御信号で熱
定着ローラ2の加熱動作を行う。
【0015】また、FAX出力制御装置1は、タイマ手
段としての時計13、カレンダ14、FAX出力日時設
定部15、出力日時記憶部16、FAX送受信部4、ウ
ォームアップ回路12、を備えている。時計13は現在
の時刻情報を提供するものであり、カレンダ14は現在
の日情報を提供する。これらの時計13、カレンダ14
はバッテリ17より給電が行われ、複写機への給電が停
止されても常時駆動するようになっている。FAX出力
日時設定部15は、前記複写機の上部に配置された操作
パネル上のテンキーによって構成されており、ユーザが
このテンキーを操作することにより、日情報に対して時
刻情報を関連づけて(日付けや曜日に対して時刻を特定
して)、各日毎にFAX送受信部4およびウォームアッ
プ回路12の起動時刻を設定できるようになつている。
【0016】図2は、FAX出力日時設定部15を構成
するテンキーの詳細を示している。また、操作パネル上
には例えば液晶などの表示手段による表示部18を備え
ており、テンキーの操作によって設定された各日毎のF
AX出力時刻の設定状態が表示可能となる。
【0017】図3には、西暦2000年9月1日金曜日
のFAX出力時刻を午前7時15分に設定した場合の表
示部の状態を示す。この設定は、ユーザが操作パネルを
操作して出力時刻設定モードに切り換えて図4に示す設
定画面を呼び出し、テンキーを操作することにより行
う。
【0018】このようにテンキーの操作によって設定さ
れた各日毎のFAX出力時刻は出力日時記憶部16に記
憶される。この出力日時記憶部16はRAMによって構
成され、各日毎のFAX出力時刻の設定画面を表示部1
8上に呼び出し、任意に変更することが可能である。な
お、この出力日時記憶部16には、各日毎のFAX出力
時刻を記憶させる場合に限らず、曜日毎にFAX出力時
刻およびFAXを出力せず受信メモリ19に保持させる
様に記憶させてもよい。例えば、毎週月曜と水曜は、F
AX出力時刻を午前7時15分に設定し、毎週火曜と木
曜と金曜はFAX出力時刻を午前7時45分に設定し、
それ以外の土曜、日曜はFAX出力せず、受信メモリ1
9に保持させるといった設定が可能である。
【0019】また、FAX出力時刻を週毎に記憶させて
もよい。例えば毎月第1、第3週はFAX出力時刻を午
前7時15分に設定し、それ以外の週は午前7時45分
にするような設定が可能である。
【0020】さらに、出力日時記憶部16に対し、月毎
にFAX出力時刻を記憶させるようにしてもよい。例え
ば、毎年の奇数月はFAX出力時刻を午前7時15分に
設定し、偶数月は午前7時45分に設定するといったよ
うにする。
【0021】また、複写機を使用しない日(休日設定)
を出力日時記憶部16に記憶させることも可能であり、
休日設定された日は、ウォームアップ回路9を不動作と
し且つFAX受信機能を除いてFAX送受信部4を起動
させず、受信データは受信メモリ19に格納されるが、
無駄な起動動作を回避して、電力の浪費を抑えることが
出来る。
【0022】そして、ウォームアップ回路12およびF
AX送受信部4は、時計13、カレンダ14及び出力日
時記憶部16の出力を受け、各日毎に設定されたFAX
出力時刻が現在の日時に一致するように、ウォームアッ
プ動作およびFAX出力動作を前以て開始するようにな
っている。
【0023】例えば、図3に示すようにFAX出力時刻
が設定されている状況において、熱転写ローラ2を所定
温度まで加熱するのに5分、受信メモリ19に記憶され
ているFAXデータを出力するのに要する時間を算出す
る出力時間算出部21の出力結果が2分を要する場合、
西暦2000年9月1日金曜日にあっては設定時間の7
分前に熱転写ローラ2の加熱動作が開始され、所定温度
になった時点で、受信メモリ19内のFAXデータを印
字、出力し、事前に設定された午前7時15分にすべて
FAXの出力が完了されている状態となる。ここで、出
力時間算出部21は、受信メモリに記憶されたデータ量
を検知して当該データ量に対応するFAX出力に要する
時間を算出するものであり、記憶データ量が多ければそ
れに対応してFAX出力時間も大となる。
【0024】また、出力日時記憶部16に設定されてい
る時刻以前に、受信FAXデータを記憶する受信メモリ
手段のメモリ使用量を算出するメモリ使用量算出部20
の出力が設定値を超えた場合、出力日時記憶部16に設
定されている時刻以前であってもウォームアップ動作お
よびFAX出力動作が開始するようになっている。
【0025】例えば、西暦2000年9月1日金曜日の
午前6時00分の時点で、受信FAXデータを記憶する
受信メモリ19のメモリ使用量を算出するメモリ使用量
算出部20の出力が設定値を超えた場合、その時点で熱
転写ローラ2の加熱動作が開始され、所定温度になった
時点で、受信メモリ19内のFAXデータを印字、出力
する。その場合、受信メモリ19内のデータはすべて消
去される。
【0026】また、ウォームアップ回路12は、FAX
出力完了後、熱定着ローラ2の加熱動作を所定時間(例
えば5分)継続して行い、その後、複写動作が行われな
かった場合には熱転写ローラ2の加熱動作を停止するオ
ートオフ機能を兼ね備えている。
【0027】図1において、設定した出力日時の記憶部
16の外に、図3に示すように、曜日に基づいてFAX
出力時間が決まる可能性が高いことに着目して、前週起
動時間の記憶部を設けている。例えば、明日のFAX出
力時間をテンキーで設定することに代えて、前週のFA
X出力時間と同一であるとすれば、前週起動時間記憶部
からFAX出力時間を読み出してこれを設定時間として
も良い(後述の実施形態2参照)。
【0028】上記動作のフローチャートを図4(a)、
図4(b)及び図4(c)に示す。図4(a)による
と、FAX出力制御装置1をスタートさせて初期状態に
設定し、受信メモリ(又は格納メモリ)にFAXデータ
が有るか否かをみる。データが有れば、FAX出力時間
算出部がそのデータ量からFAXを印字出力するまでに
要する時間を算出し、このFAX出力動作時間にウォー
ムアップ動作時間(この時間はデータ量とは無関係な一
定の値)を加算して、この加算時間に現時刻を加えた値
が設定時刻(図3の例では7時15分)となれば、熱定
着ローラのヒータ制御回路をオンにする。
【0029】続いて、FAXを印字出力してこれが完了
すれば、その後所定時間経過して複写動作が行われない
とオートオフ機能を動作させて熱転写ローラの加熱動作
を停止させる。その後メインスイッチをオンにして通常
モードとする。
【0030】図4(b)と図4(c)は、図4(a)の
イニシャライズステップの後にモードチェックを設けた
フローチャートである。モードチェックは、月設定、日
設定、曜日設定及び休日設定のモードをチェックするス
テップである。図3に示すように、曜日までのモードが
一致すれば図4(b)の格納メモリチェックに移行す
る。ここで、休日設定モードであれば図4(b)の格納
メモリチェック以降のステップに移らないようになって
いる。休日設定であれば前述したように、別途のルート
で受信FAXデータのみを格納する動作態様とする。
【0031】「実施形態2」本実施形態は、FAX出力
日時をユーザが設定する場合と、履歴に基づいて自動設
定する場合とを併存させたものである。図5は、本実施
形態に係るFAX出力制御装置1のブロック図である。
【0032】本実施形態のFAX出力制御装置1の特徴
は出力日時履歴記憶部22を備えていることである。こ
の出力日時履歴記憶部22は、日情報に対して関連付け
られた過去のFAX出力時刻の履歴を記憶するものであ
る。出力日時履歴記憶部22は、前年の日情報に対して
関連付けられたFAX出力時刻の履歴を記憶する前年出
力日時記憶部23と、前月の日情報に対して関連付けら
れたFAX出力時刻の履歴を記憶する前月出力日時記憶
部24と、前週の日情報に対して関連付けられたFAX
出力時刻の履歴を記憶する前週出力日時記憶部25と、
を備えている。
【0033】また、前記前年出力日時記憶部23及び前
月出力日時記憶部24のそれぞれには、各記憶部23、
24に記憶されているFAX出力時刻のうち、特定のデ
ータを選出してCPU8に送信する予測部26、27が
接続されている。これらの予測部26、27は、現在の
日、曜日に対して、前年または前月の同時期の同曜日の
データを選出する。
【0034】図6(a)はカレンダ14に格納されてい
る2000年8月の情報を示している。図6(b)はカ
レンダ14に格納されている2000年9月の情報を示
している。今、2000年8月の各日毎に設定されたF
AX出力時刻より2000年9月の各日毎の出力時刻デ
ータを自動設定する場合には、予測部26、27が、現
在の日、曜日に対して、前月の同時期の同曜日のデータ
を選出する。
【0035】具体的には、9月1日は第1金曜日のた
め、それに相当する前月のデータとして第1金曜日であ
る8月4日のデータを選出する。このようにして9月の
各日毎の出力時刻データが自動的に設定される。ところ
が、9月29日の第5金曜日は8月に存在しないため、
この場合、図6(c)のように8月の第4金曜日(8月
25日)のデータを選出する。ここにおいて、前年の同
時期の同曜日のデータを選出する場合や、前週の同曜日
のデータを選出する場合においても同様の動作が行われ
る。
【0036】このように、前月出力日時記憶部の情報に
基づいて予測部及びCPUによって図6(c)に示した
予測結果を出力日時記憶部16に記憶させておく。本実
施形態2では、テンキーによる設定された出力日時に従
ってFAXデータを出力するのではなくて、図6(c)
の予測結果の記憶された出力日時記憶部の日時に従って
FAXデータを出力するものである。
【0037】また、出力日時記憶手段に記憶された複数
の過去の日情報のうち最も現在に近い日情報に関連付け
られた出力時刻を選定して、当該出力時刻に従ってFA
Xデータの印字・出力を完了させるようにしても良い。
このような出力時刻の選定はCPUの制御によって実行
できる。
【0038】前記予測部26、27の選出動作のフロー
チャートを図7(a)、図7(b)に示す。図7(b)
において、図6の例示を参照すると、カレンダが設定月
の9月であるか否かを判断して9月であれば、次のステ
ップの予測モードにおいて図6(c)の図示結果となる
ように選出動作を実施する。続いて、格納メモリのチェ
ックを行うステップに移行し、図4(b)と同様なステ
ップを実行する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、夜間に受信したFAX
データをメモリに格納し、翌朝予め設定した日時に出力
させることにより、朝一の待ち時間を減らすことができ
る。
【0040】また、日別、曜日別、月別に設定可能なカ
レンダ手段により、フレックス制度を導入している職場
など出勤時間に合わせたFAX出力時間を設定可能とな
り無駄な動作を抑え、省電力化を図ることができる。
【0041】また、夜間に受信したFAXデータをメモ
リに格納し、ヒータのウォームアップ時間およびメモリ
内に格納されたデータ量より、FAX印字に要する時間
を算出し、翌朝予め設定した日時までに出力を完了させ
ることができる。
【0042】また、夜間など、スタンバイ状態において
受信されたFAXデータを格納するメモリ容量が、設定
値を超えた場合、FAX出力日時設定手段によって設定
された時間などに関係なく起動させ、FAXデータを印
字・出力させることにより、メモリオーバーによる受信
エラーの発生を無くすることができる。
【0043】また、過去のFAX出力履歴を記憶させる
ことにより、過去の履歴を参照して日時を設定できるこ
とにより、出力時間設定の簡略化を図ることができる。
【0044】また、前週・同曜日の出力履歴を参照して
FAX出力時刻を設定し、さらにヒータのウォームアッ
プ時間およびメモリ内に格納されたデータ量よりFAX
印字に要する時間を算出し、翌朝予め設定した日時まで
に出力を完了させることができる。
【0045】また、過去の月の、同時期・同曜日の履歴
情報を自動的に選出・参照し、設定することにより、出
力時間設定の簡略化を図り、過去の年の、同時期・同曜
日の履歴情報を自動的に選出・参照し、設定することに
より、出力時間設定の簡略化を図ることができる。
【0046】また、複数の過去の履歴情報より現在に最
も近いものを自動的に選出・参照し、設定することによ
り、出力時間設定の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るFAX出力制御装置
の全体構成を示す図である。
【図2】操作パネル上のテンキーを示す図である。
【図3】本実施形態に関するFAX出力時刻設定状態の
一例を示す図である。
【図4】本実施形態1のFAX出力動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施形態2に係るFAX出力制御装置
の全体構成を示す図である。
【図6】本実施形態2の予測部による前月データの選出
動作を説明する図である。
【図7】本実施形態2のFAX出力動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 FAX出力制御装置 2 熱定着ローラ 3 ヒータ 4 FAX送受信部 5 電話回線 6 NCU 7 モデム 8 CPU 10 直流電源 11 ヒータ制御回路 12 ウォームアップ回路 13 時計 14 カレンダ 15 テンキー 16 出力日時記憶部 19 受信メモリ 20 メモリ使用量算出部 21 出力時間算出部 22 出力日時履歴記憶部 23 前年出力日時記憶部 24 前月出力日時記憶部 25 前週出力日時記憶部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAX送受信機能を備えた画像形成装置
    におけるFAX送受信を行うFAX送受信手段と、 夜間を含む画像形成装置不使用時における受信FAXデ
    ータを記憶する受信メモリ手段と、 前記受信メモリ手段内のデータ量より印字・出力を完了
    するのに要する時間を算出する出力時間算出手段と、 現在の時刻情報を提供するタイマ手段と、 現在の日情報を提供するカレンダ手段と、 日情報に対して時刻情報を関連付けることにより各日毎
    に前記不使用時に受信したFAXデータの出力時刻を設
    定するFAX出力日時設定手段と、 前記画像形成装置の起動時に所定のウォームアップ動作
    を行うウォームアップ手段と、 前記ウォームアップ動作に要する時間に前記出力時間算
    出手段から算出される時間を合わせた加算時間と、前記
    タイマ手段からの現在時刻と、に基づいて、前記FAX
    出力日時設定手段によって設定された時刻までに前記F
    AXデータの印字・出力を完了させるように、前記ウォ
    ームアップ手段を動作させるとともに前記受信メモリ手
    段内のFAXデータを印字・出力させることを特徴とす
    るFAX送受信機能を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のFAX送受信機能を備
    えた画像形成装置において、 前記カレンダ手段が提供する日情報には曜日情報も含ま
    れていることを特徴とするFAX送受信機能を備えた画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のFAX送受信機
    能を備えた画像形成装置において、 前記カレンダ手段が提供する日情報には月情報が含まれ
    ていることを特徴とするFAX送受信機能を備えた画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載のFAX送受
    信機能を備えた画像形成装置において、 前記FAX出力日時設定手段は休日情報の設定が可能で
    あり、 前記休日に設定された日には前記ウォームアップ動作と
    前記FAXデータの印字・出力動作を起動させないよう
    にすることを特徴とするFAX送受信機能を備えた画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のFAX送受信機能を備
    えた画像形成装置において、 前記FAX出力日時設定手段によって設定された日時か
    ら前記加算時間を差し引いた時刻が前記タイマ手段によ
    る現在の時刻と一致したときに、前記ウォームアップ手
    段を起動させることを特徴とするFAX送受信機能を備
    えた画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか1つの請求項
    に記載のFAX送受信機能を備えた画像形成装置におい
    て、 前記受信メモリ手段における現在の使用量を算出するメ
    モリ使用量算出手段を設け、 前記メモリ使用量算出手段からの出力が設定値を超過し
    たとき、前記FAX出力日時設定手段によって設定され
    た時刻情報とは無関係に、前記ウォームアップ手段を動
    作させるとともに前記受信メモリ手段内のFAXデータ
    を印字・出力させることを特徴とするFAX送受信機能
    を備えた画像形成装置。
  7. 【請求項7】 FAX送受信機能を備えた画像形成装置
    におけるFAX送受信を行うFAX送受信手段と、 夜間を含む画像形成装置不使用時における受信FAXデ
    ータを記憶する受信メモリ手段と、 前記受信メモリ手段内のデータ量より印字・出力を完了
    するのに要する時間を算出する出力時間算出手段と、 現在の時刻情報を提供するタイマ手段と、 現在の日情報を提供するカレンダ手段と、 過去の各日毎に関連付けられた出力時刻の履歴を記憶す
    る出力日時履歴記憶部と、 前記出力日時履歴記憶部からの出力により現在の日情報
    に相当する過去の日情報に関連付けられた各日毎の出力
    時刻を記憶する出力日時記憶部と、 前記画像形成装置の起動時に所定のウォームアップ動作
    を行うウォームアップ手段と、 前記ウォームアップ動作に要する時間に前記出力時間算
    出手段から算出される時間を合わせた加算時間と、前記
    タイマ手段からの現在時刻と、に基づいて、前記出力日
    時記憶部に記憶された時刻までに前記FAXデータの印
    字・出力を完了させるように、前記ウォームアップ手段
    を動作させるとともに前記受信メモリ手段内のFAXデ
    ータを印字・出力させることを特徴とするFAX送受信
    機能を備えた画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のFAX送受信機能を備
    えた画像形成装置において、 前記出力日時履歴記憶部には前週出力日時記憶部を含
    み、前記前週出力日時記憶部から各日毎の出力時刻を前
    記出力日時記憶部に出力することを特徴とするFAX送
    受信機能を備えた画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載のFAX送受信機
    能を備えた画像形成装置において、 前記出力日時履歴記憶部には前月出力日時履歴記憶部を
    含み、過去の月の対応する同曜日を前記前月出力日時履
    歴記憶部から選出する予測部を設け、 前記予測部で選出した各日毎の出力時刻を前記出力日時
    記憶部に出力することを特徴とするFAX送受信機能を
    備えた画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8又は9に記載のFAX送
    受信機能を備えた画像形成装置において、 前記出力日時履歴記憶部には前年出力日時履歴記憶部を
    含み、過去の年の対応する同曜日を前記前年出力日時履
    歴記憶部から選出する予測部を設け、 前記予測部で選出した各日毎の出力時刻を前記出力日時
    記憶部に出力することを特徴とするFAX送受信機能を
    備えた画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至10の何れか1つの請求
    項に記載のFAX送受信機能を備えた画像形成装置にお
    いて、 前記出力日時記憶手段に記憶された複数の過去の日情報
    のうち最も現在に近い日情報に関連付けられた出力時刻
    までに前記FAXデータの印字・出力を完了させること
    を特徴とするFAX送受信機能を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8081330B2 (en) 2005-04-08 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data outputting apparatus, and recording medium in which data outputting program is recorded

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