JP3402302B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JP3402302B2
JP3402302B2 JP2000047050A JP2000047050A JP3402302B2 JP 3402302 B2 JP3402302 B2 JP 3402302B2 JP 2000047050 A JP2000047050 A JP 2000047050A JP 2000047050 A JP2000047050 A JP 2000047050A JP 3402302 B2 JP3402302 B2 JP 3402302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
power saving
saving mode
timer
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000047050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001238002A (ja
Inventor
修 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2000047050A priority Critical patent/JP3402302B2/ja
Publication of JP2001238002A publication Critical patent/JP2001238002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402302B2 publication Critical patent/JP3402302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、省電力モードを有
する通信端末装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年の省エネルギー化の流れとともに、
通信端末装置においても省電力機能を備えたものが開発
されてきている。従来開発されている省電力機能付きの
通信端末装置では、例えば所定の時間だけ、なにも操作
されないと省電力モードに移行する装置が多い。そし
て、何らかの操作がなされたときに、通常モードに復帰
して記録等の動作を開始するようになされているのが一
般的である。 【0003】ところで、従来の通信端末装置において
は、省電力モードに移行しているときに外部からデータ
を受信した場合には、そのデータはすぐに記録せずに、
いったんメモリなどに格納される。そして、通常モード
に復帰したときに、メモリなどに格納されているデータ
の記録が開始される。 【0004】しかし、通信端末装置が省電力モードの状
態であるとき、例えば原稿の複写を行おうとして省電力
モードを解除すると、すぐにメモリなどに格納されてい
るデータの記録が始まってしまう。そして、そのデータ
の記録が終わるまで、原稿の複写を行うことができない
という問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、省電力モードを解除したと
き、すぐに所望の処理を行うことができる通信端末装置
を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、省電力モード
を有する通信端末装置において、データを格納する記憶
手段と、前記データを記録する記録手段と、前記省電力
モードにおいて外部より受信したデータを前記記憶手段
に格納し記録停止状態とするとともに前記省電力モード
解除後は第1の所定時間が経過するまで前記受信したデ
ータの記録停止状態を継続する制御手段を有することを
特徴とするものである。このように、省電力モードが解
除されても第1の所定時間が経過するまでは受信したデ
ータの記録が行われないので、省電力モードの解除後す
ぐに所望の処理、例えば原稿の複写等の処理を優先して
行うことができる。また、第1の所定時間経過しても何
も操作がない場合には、自動的にデータの記録を行うの
で、改めてデータを記録させる操作を行う必要がない。 【0007】 【0008】 【0009】このような動作は、外部から受信したデー
タに限らない。例えば通信の管理データなどのように、
通信端末装置が自動的に記録を行う場合に関しても、同
様の制御を行うことができ、利用者による処理を優先さ
せて処理を行うことができる。 【0010】なお、省電力モードを解除した後、何も操
作を行わなければ再び省電力モードに移行させることが
できる。この場合、処理終了時から省電力モードに移行
するまでの時間よりも長い時間、何も操作が行われない
場合に、再び省電力モードに移行させることができる。 【0011】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主
制御部、12は表示部、13は操作部、14は省電力キ
ー、15はコピーキー、16は読取部、17は記録部、
18はタイマ、19はタイマA、20はタイマB、21
はタイマC、22はNCU、23はモデム、24は画像
メモリ、25はRAM、26はROM、27は電源、2
8はバスである。 【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能、プリンタ
機能などを実現する。特に、電源27あるいは各部を制
御して消費電力を低減させる省電力モードへの移行と、
省電力モードから通常モードへの復帰を実現する。省電
力モードへの移行は、例えばタイマ18により所定時間
だけ操作部13でなにも操作されなかったり、読取部1
6や記録部17などにおける動作が所定時間行われない
場合、あるいは、操作部13で省電力モードへの移行が
指示された場合に行うことができる。なお、記録部17
には後述するように定着ヒータが設けられる場合がある
が、定着ヒータは省電力モードに移行して温度を低下さ
せると復帰するのに時間がかかる。このような場合に
は、たとえば定着ヒータが所定の温度に達した後、通常
の所定時間よりも長い時間だけ操作部13でなにも操作
されなかった場合に、省電力モードへ移行するように制
御することもできる。 【0013】主制御部11は、省電力モードにおいて
は、消費電力を低減するため、例えば表示部12におけ
る表示を停止したり、あるいは記録部17に定着ヒータ
などが設けられている場合には、定着ヒータへの給電を
停止したり温度を低下させる。この例では画像受信機能
については省電力モードでも動作することとする。しか
し、受信した画像については画像メモリ24に格納して
おき、記録停止状態として、すぐに記録出力することは
しない。 【0014】また主制御部11は、省電力モードから復
帰する場合には、操作部13からの操作によって通常モ
ードに移行することができる。もちろん、例えば着信や
記録すべきデータの発生などによっても、省電力モード
が解除されるように制御したり、人体センサなどによっ
て利用者が来たことを検知して自動的に通常モードに復
帰してもよい。省電力モードから復帰したときには、記
録停止状態となっている画像について、すぐには記録停
止状態を解除せず、まず利用者からの指示を受け付ける
ように待機する。利用者からの指示がないまま、タイマ
18によって所定時間の経過が検出されたら、記録停止
状態となっている画像について、記録出力を開始する。
この所定時間は、例えば省電力モードが解除されてから
の経過時間でもよいし、あるいは、例えば記録部17で
定着ヒータなどの加熱を行っている場合には、定着ヒー
タによる加熱が所定温度に達した後の経過時間でもよ
い。いずれにしても、再び省電力モードに戻る前に、記
録停止状態となっている画像について、記録出力を開始
させる。なお、例えば通信記録などの装置から記録出力
する情報についても、省電力モード中に発生した情報に
ついては記録停止状態としておき、同様に制御すること
ができる。 【0015】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。表示部12
は、例えばLCDなどによって構成することができる。
この場合、表示のためのバックライトなどによって電力
を消費する。そのため、省電力モードにおいてはバック
ライトを消灯したり、表示部12への電源27からの給
電を停止することによって表示を停止し、消費電力を低
減することができる。 【0016】操作部13は、使用者からの情報の入力
や、装置に対する各種の指示を行う際に用いられる。表
示部12とともに用いることにより、各種の機能設定を
行うことができる。図1においては、操作部13に設け
られているキーとして、省電力キー14、コピーキー1
5を例示している。省電力キー14は、利用者が省電力
モードに移行することを指示するためのキーである。ま
た、省電力モードから復帰する際にもこの省電力キー1
4を操作することによって、省電力モードから通常モー
ドへ復帰することが可能である。もちろん、省電力モー
ドに移行するためのキーと、復帰するためのキーを別に
設けてもよい。また、省電力モードから復帰する際に
は、いずれのキーを操作してもよいように構成してもよ
い。コピーキー15は、コピー機能の動作開始を指示す
るためのキーである。もちろん操作部13にはこれらの
他、テンキーなど、種々のキーを有している。なお、省
電力モードから復帰するためのキー以外は、それぞれの
キーに機能が設定されていなくても、表示部2とともに
利用することで各種の機能の設定ができる構成でもよ
い。さらに、押しボタンやキーボードのように機械的に
上下動するキースイッチに限らず、表示部12上に配置
されたタッチパネルのような電気的なスイッチや、画面
上に表示されている仮想的なボタンをポインティングデ
バイスで指示するものなど、様々な入力手法を適用する
ことができる。 【0017】読取部16は、原稿上の画像を読み取る。
読取部16としては、例えばイメージスキャナやディジ
タルカメラなどの種々の画像入力機器で構成することが
できる。 【0018】記録部17は、主制御部11からの制御に
従い、受信した画像あるいは読取部16で読み取った画
像を記録用紙上に形成する。また、送受信した画像の枚
数の記録など通信の管理に関する情報や、各種の設定情
報などを記録用紙上に記録することができる。 【0019】図2は、記録部の一例を示す構成図であ
る。図中、31は感光体ドラム、32はレーザ光源、3
3は現像器、34は転写ローラ、35は定着ローラ、3
6は用紙トレイ、37は記録用紙である。図2では、電
子写真方式の記録方式を採用した場合の構成例を示して
いる。記録部17では、受け取った画像に従ってレーザ
ダイオード等のレーザ光源32を駆動制御し、感光体ド
ラム31にレーザ光を照射して潜像を形成する。感光体
ドラム31上に形成された潜像は、現像器33において
トナーにより現像される。その後、感光体ドラム31上
のトナーは、用紙トレイ36から給送される記録用紙3
7に転写ローラ34によって転写され、記録用紙37上
に画像が形成される。さらに、トナーは定着ローラ35
によって加熱され、記録用紙37上に定着する。 【0020】このような構成において、定着ローラ35
内には定着ヒータが設けられており、定着ローラ35が
所定の温度になるように加熱する。この定着ヒータは消
費電力が大きく、省電力モードでは電力供給を停止した
り、あるいは定着ローラ35の温度を低く設定すること
で節電することができる。しかし、定着ローラ35の温
度を低下させてしまうと、所定の温度まで加温するには
時間がかかる。そのため、記録部17による記録処理が
発生しそうな状況では、なるべく定着ヒータによる加熱
は続けていた方が、利用者の利便性を向上させることが
できる。そのため、例えば省電力モードが解除されて定
着ローラ35が所定の温度まで加温された状態では、記
録処理が発生する可能性が高いため、何も操作が行われ
ずに省電力モードに移行するまでの時間も長めに設定し
ておくとよい。 【0021】なお、図2では示していないが、例えばレ
ーザ光源32から発射されるレーザ光を、例えばポリゴ
ンミラーなどで反射させて走査する構成では、省電力モ
ードにおいてはポリゴンミラーの回転等についても停止
させるなど、定着ヒータ以外の部分においても消費電力
を低減させることもできる。もちろん、省電力モードに
おいては記録部17全体に対する電力供給を停止しても
よい。図2では電子写真方式の構成を示したが、記録部
17はこれに限らず、感熱方式あるいは熱転写方式や、
インクジェット方式など、他の種々の方式を採用するこ
とができる。 【0022】図1に戻り、タイマ18は、各種の計時を
行うことができる。ここでは、それぞれ独立して計時が
可能なタイマA19、タイマB20及びタイマC21を
備えている。タイマA19は、通常モード時において操
作部13において最後に操作されてからの経過時間、あ
るいは最後に読取部16で読取動作を行ったり、記録部
17で記録動作を行った後の経過時間など、自動的に省
電力モードに移行するまでの時間を計時することができ
る。タイマB20は、定着ローラ35が所定温度に達し
た時点からの経過時間を計時することができる。タイマ
C21は、記録停止状態の画像などの情報が存在する場
合に、その記録停止状態を解除して記録を開始するまで
の時間を計時することができる。 【0023】NCU22は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。モデム23は、送受信する画像データの
変復調を行う。 【0024】画像メモリ24は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部16で読み取った画像デー
タ、記録部17で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。なお、画像データ等を蓄
積する際には、例えば符号化して蓄積することができ
る。 【0025】RAM25は、データ設定保持が可能であ
り、主制御部11や他の各部の処理においてデータの保
存が必要なときに用いられる。ROM26は、主制御部
11の動作を規定したプログラムや、固定的なデータな
どが格納されている。 【0026】電源27は、外部より電力の供給を受け、
装置各部に給電する。この電源27は、主制御部11か
らの制御に従って装置各部に給電する電力を低減する
(省電力モードに移行する)ことが可能なように構成す
ることができる。省電力モードにおいては、例えば一部
の構成に対する電力供給を切断したり、あるいは低減さ
せて節電を実現することができる。あるいは、複数系統
の電源により構成されている場合には、省電力モードに
おいてはいくつかの系統の電源の動作を停止させること
によって電力の低減を実現することもできる。もちろ
ん、電源27における動作はそのまま行い、装置各部に
おいて省電力を図ることもできる。 【0027】バス28は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部16、記録部17、タイマ18、N
CU22、モデム23、画像メモリ24、RAM25、
ROM26、電源27等を相互に接続しており、これら
の間のデータ転送を可能にしている。もちろん、このほ
かにも各種の機器をバス28に接続することが可能であ
る。 【0028】図3は、本発明の通信端末装置の実施の一
形態における動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明では記録部17として図2に示す構成
を有しているものとする。まずS41において、タイマ
A19による計時を開始する。上述のように、タイマA
19は、省電力モードに移行するまでの時間を計時する
ものである。そしてS42において、利用者が省電力キ
ー14を操作するなどの省電力モードへの移行操作が行
われたか否かを判断する。操作者が省電力モードへ移行
する操作を行った場合には、S43へ進む。 【0029】操作部13において利用者による省電力モ
ードへの操作がなされなかった場合には、S51におい
て、利用者が操作部13で何らかのキー操作を行ったか
否かを判断する。何らかのキー操作が行われた場合に
は、S52においてキー操作に基づく所定の動作を行
う。この場合には、S41へ戻って、タイマA19はリ
セットされ、再び計時を開始する。 【0030】また、利用者による何らかのキー操作が行
われなかった場合には、S57へ進み、タイマA19が
タイムアップしているか否か判断する。タイマA19が
タイムアップしていなければ、S42へ戻って、省電力
キー14の操作、その他のキー操作、あるいはタイマA
19のタイムアップを繰り返し監視することになる。S
57においてタイマA19がタイムアップしている場合
には、省電力モードへ移行すべく、S43へ進む。 【0031】S42において操作者が省電力モードへの
移行操作を行った場合、及びS57においてタイマA1
9がタイムアップしている場合には、S43において、
省電力モードへ移行する。ここでは、省電力モードでは
表示部12における表示を停止するとともに、記録部1
7における定着ヒータへの通電を切断するものとして例
示している。もちろん、ほかにも消費電力を低減するた
め、停止あるいは機能低減を図る部分があってよい。 【0032】S44では、例えば利用者が操作部13の
省電力キー14を操作するなどして、省電力モードを解
除して通常モードに移行する操作が行われたか否かを判
断する。操作者が省電力モードを解除する操作を行わな
かった場合には、S55に進む。上述のように、省電力
モードでは画像受信機能による画像の受信を行うことが
できる。これは、自動受信機能を実現するための機能で
ある。S55において、NCU22でFAX着信したか
否かを判断する。FAX着信した場合には、S56にお
いて、画像データをNCU22及びモデム23を介して
受信し、画像メモリ24へ格納する。そしてS44へ戻
る。着信していない場合、あるいは着信しても電話の着
信などの場合には、そのままS44へ戻り、省電力モー
ドが継続される。なお、受信した画像は、省電力モード
では画像メモリ24に蓄積したまま記録部17による記
録出力は行わず、記録停止状態にしておく。なお、この
ように少なくとも画像の受信を行うので、通信管理のた
めの情報について記録出力する状態も発生するが、この
場合にも、記録出力すべき情報についても記録停止状態
にしておくことができる。 【0033】利用者が操作部13の省電力キー14を操
作するなどして省電力モードが解除された場合には、S
45に進み、省電力モードを解除して通常モードに移行
する。省電力モードの解除を利用者が行った場合、すぐ
に利用者が装置を利用したい場合が多いと考えられる。
そのため、記録停止状態にある画像や情報の記録出力を
すぐには開始しない。 【0034】省電力モードが解除されると、まずS45
において、省電力モードにおいて電力の供給を停止ある
いは低減していた表示部12及び記録部17の定着ヒー
タへの通常の給電を開始する。これによって表示部12
における表示は回復し、利用者による各種の操作が可能
になる。また、記録部17では定着ヒータへの給電再開
とともに定着ローラ35の加熱が行われる。S46で定
着ローラ35の温度が所定の温度に達したか否かを判断
し、所定の温度に達するまで待つ。なお、定着ローラ3
5の加熱中であっても、例えば読取部16による原稿の
読み取り処理や、操作部13を用いた各種の設定などを
行うことができる。 【0035】定着ローラ35が所定の温度に達したら、
S47においてタイマB20の計時を開始する。タイマ
B20は、定着ローラ35が所定温度に達した時点から
の経過時間を計時し、記録停止状態の画像や情報を記録
出力するまでの時間を監視するものである。通常の記録
動作が終了してから定着ヒータへの通電を切断あるいは
低減するまでの時間よりも、定着ローラ35が所定温度
に達した時点から記録停止状態の画像や情報の記録出力
開始までの時間は長く設定しておくことができる。この
場合の定着ヒータへの通電切断あるいは低減は、さらに
その後に行うことができる。 【0036】タイマB20の計時開始後、利用者によっ
て操作部13が操作されたか否かを判定する。ここで
は、例えば利用者がコピー機能を利用するものとし、S
48において、利用者が操作部13でコピーキー15を
操作し、コピー機能の開始を指示したか否かを判断して
いる。コピー機能の開始が指示された場合には、S49
においてコピー機能を実行する。すなわち、読取部16
にセットされた原稿の画像を読み取り、読み取った画像
を記録部17で記録用紙に記録する。読取部16で読み
とった画像をいったん画像メモリ24に格納してから、
記録部17で記録出力する場合もある。 【0037】また、画像の送受信の履歴や各種の設定状
況などの管理情報の記録出力を行う必要があるか否かを
S53において判断する。例えば送受信の履歴情報など
は、所定量が蓄積されると自動的に記録出力する。また
これらの管理情報の記録出力は、省電力モードで記録停
止状態におかれている場合もある。S53において管理
情報の記録出力する必要があることを検出すると、S5
4において、必要な管理情報を記録部17で記録出力さ
せる。なお、この場合には利用者が実行しようとしてい
る機能、例えばコピー機能に先立って行われる場合もあ
るが、これらの記録出力の枚数は1ないし数枚程度であ
り、すぐに終了するため、利用者の利便性にはそれほど
影響しない。あるいは、自動的に記録出力する管理情報
については、省電力モードで記録停止状態とした画像と
同様に扱うこともできる。なお、管理情報については、
利用者の操作によって記録出力する場合もある。この場
合には、利用者の操作に応じて即時実行される。 【0038】もちろん、これらのほかにも、利用者によ
って各種の操作が行われる場合もある。また、画像メモ
リ24に蓄積されている記録停止状態にある画像の記録
出力が指示される場合もある。利用者によって記録出力
が指示された画像については、自動的な記録出力開始を
待たずに、記録出力を開始することができる。 【0039】例えばS49におけるコピー機能の動作
や、S54における管理情報の記録出力などの動作が終
了したら、S50においてタイマC21の計時を開始す
る。タイマC21は、このような装置の動作、ここでは
少なくとも記録部17における記録出力の動作が終了し
てから、記録停止状態の画像の記録を開始するまでの時
間を計時するためのものである。なお、タイマC21の
計時開始とともに、タイマB20による計時は停止す
る。タイマC21の計時開始後、S48へ戻って、さら
なる利用者による指示を待つことになる。 【0040】S48及びS53で利用者からの指示ある
いは自動的な記録出力を検出しない場合には、S58に
おいて、タイマB20またはタイマC21がタイムアッ
プしているか否か判断する。タイムアップしていない場
合には、S48へ戻って利用者による指示やタイマB2
0,タイマC21などの監視を続ける。 【0041】タイマB20またはタイマC21がタイム
アップしている場合、記録停止状態の画像に対する処理
を行う。タイマB20がタイムアップしている場合と
は、省電力モードから通常モードに移行して定着ローラ
35の加熱を行い、定着ローラ35が所定温度に達して
から所定の時間だけ、利用者が少なくとも記録部17を
用いる処理を行わなかったことを示す。また、タイマC
21がタイムアップしている場合には、少なくとも記録
出力後、所定の時間内に少なくとも記録部17を用いる
処理が行われなかったことを示す。これらの場合には、
記録部17は記録可能ではあるが、利用者は記録部17
を利用していない状態と判断することができる。このよ
うな記録部17の空きを利用し、記録停止状態の画像や
情報に対する処理を行うことができる。 【0042】S59において、記録停止状態にある画像
や情報が存在するか否かを判断し、記録停止状態の画像
や情報があれば、S60において、記録部17でそれら
の画像や情報を記録出力する。そして処理を終了する。
記録停止状態の画像や情報が存在しない場合には、その
まま処理を終了する。あるいは、S41に戻って、通常
の処理を行う。 【0043】このように、S46において定着ローラ3
5の温度が所定の温度に達した後には、S47でタイマ
B20の計時を開始し、S48、S53で装置の利用、
少なくとも記録部17の利用を監視している。この間に
利用者がコピーなどの指示を行えば、指示されたコピー
をすぐに実行することができ、省電力モードの間に受信
した画像の記録出力終了まで待たされるといったことが
なくなる。また、続けて利用者がコピーなどを行う場合
にも、同様に優先してコピーを実行することができる。 【0044】また、記録部17が利用可能になってから
記録部17が所定時間利用されない場合には、記録部1
7が利用可能な状態にある間に、記録停止状態の画像や
情報の記録を開始する。これによって、利用者が装置を
利用していない、空き時間に記録停止状態の画像や情報
の記録出力を行うことができる。また、記録停止状態の
画像の記録出力のために、定着ローラ35を再加熱する
などといった無駄を省き、また、いつまでも記録出力さ
れずに画像メモリ24中に残されるといった事態を回避
することができる。 【0045】上述の例では、省電力モードを解除した後
に利用者が利用する機能として記録部17を利用する場
合について示した。しかし利用者が利用する機能とし
て、例えば読取部16を利用した画像送信機能を利用す
る場合もある。このような場合には記録部17は利用さ
れないで空いている。上述の動作例においては、このよ
うに画像送信機能を利用する場合などでは、コピー機能
開始の操作が行われず、また、管理情報の記録も行われ
ないものとして、タイマB20またはタイマC21のタ
イムアップが監視される。そのため、タイマB20また
はタイマC21のタイムアップ後に、記録停止状態の画
像や情報があれば、それらの画像や情報についての記録
出力を開始することになる。このとき、読取部16と並
行して動作する場合もある。これによって、記録部17
を無駄に待機させず、有効活用することができる。 【0046】上述の図1に示した例では、本発明の通信
端末装置は画像送受信機能及び複写機能を有するものと
して説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、外
部機器とのデータの授受を行うインタフェースを設け、
読取部16で読みとった画像あるいはNCU22及びモ
デム23で受信した画像を外部に転送したり、外部から
受け取ったデータを記録部17で記録あるいはNCU2
2及びモデム23により送信できるように構成してもよ
い。例えば省電力モードにおいて外部から記録すべきデ
ータを受け取った場合には、利用者が省電力モードを解
除して記録出力を指示した場合と同様に扱うことができ
る。 【0047】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、省電力モードから通常モードに移行したとき
に、記憶手段に格納されている記録停止状態の画像等の
データを所定時間経過してから記録出力する。これによ
って、利用者が通常モードに移行した時に記録停止状態
の画像等の記録出力が開始されて所望の処理が行えない
などといった事態を回避し、利用者はすぐに所望の処理
を行うことができる。そのため、利用者の利便性及び操
作性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。 【図2】記録部の一例を示す構成図である。 【図3】本発明の通信端末装置の実施の一形態における
動作の一例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
省電力キー、15…コピーキー、16…読取部、17…
記録部、18…タイマ、19…タイマA、20…タイマ
B、21…タイマC、22…NCU、23…モデム、2
4…画像メモリ、25…RAM、26…ROM、27…
電源、28…バス、31…感光体ドラム、32…レーザ
光源、33…現像器、34…転写ローラ、35…定着ロ
ーラ、36…用紙トレイ、37…記録用紙。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 省電力モードを有する通信端末装置にお
    いて、データを格納する記憶手段と、前記データを記録
    する記録手段と、前記省電力モードにおいて外部より受
    信したデータを前記記憶手段に格納し記録停止状態とす
    るとともに前記省電力モード解除後は第1の所定時間が
    経過するまで前記受信したデータの記録停止状態を継続
    する制御手段を有することを特徴とする通信端末装置。
JP2000047050A 2000-02-24 2000-02-24 通信端末装置 Expired - Fee Related JP3402302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000047050A JP3402302B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000047050A JP3402302B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 通信端末装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002372866A Division JP3697538B2 (ja) 2002-12-24 2002-12-24 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001238002A JP2001238002A (ja) 2001-08-31
JP3402302B2 true JP3402302B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=18569363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000047050A Expired - Fee Related JP3402302B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402302B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228015A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Access Technica Ltd 電子機器、情報表示方法、および情報表示プログラム
JP2011182072A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nec Corp 携帯端末装置及びその表示省電力状態からの復帰制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228015A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Access Technica Ltd 電子機器、情報表示方法、および情報表示プログラム
JP2011182072A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nec Corp 携帯端末装置及びその表示省電力状態からの復帰制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001238002A (ja) 2001-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4278884B2 (ja) 通信機能を有する画像形成装置およびその制御方法
JP5330461B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
US7961336B2 (en) Image forming apparatus, an image forming method, and an image forming program
JP2012075086A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム
JP2001077961A (ja) 画像形成装置
JP4943788B2 (ja) 画像形成装置
JP2005156624A (ja) 複合機、複合機の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4053225B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法ならびに記録媒体
JP3402302B2 (ja) 通信端末装置
JP2002244502A (ja) 省電力装置および画像形成装置
JP3697538B2 (ja) 通信端末装置
JP7173449B2 (ja) 画像形成システム、制御装置および制御装置用プログラム
JP2004284280A (ja) 印刷装置、印刷指示装置およびプログラム
JPH10262130A (ja) 複合装置
JP2003255778A (ja) 画像形成装置
JP2012159941A (ja) コンピュータプログラム及びプリントデータ送信装置
JP2001285598A (ja) 画像形成装置
JP2006333413A (ja) 複合機の節電装置
JP6881340B2 (ja) 画像形成装置
JP7227569B2 (ja) 画像形成システム
JP4372529B2 (ja) 画像形成装置
JP5600999B2 (ja) 画像処理システム、画像形成装置及びプログラム
JP2011259326A (ja) 画像処理装置および制御方法
JPH117343A (ja) 複合機及びその節電制御方法
JP2001113789A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees