JPH117343A - 複合機及びその節電制御方法 - Google Patents
複合機及びその節電制御方法Info
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- JPH117343A JPH117343A JP9158709A JP15870997A JPH117343A JP H117343 A JPH117343 A JP H117343A JP 9158709 A JP9158709 A JP 9158709A JP 15870997 A JP15870997 A JP 15870997A JP H117343 A JPH117343 A JP H117343A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パワーセイブから復帰する場合、システム本
体からのデータ転送を省略することで、復帰時間を短縮
してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有
効利用するように改善した複合機及びその節電制御方法
を提供する。 【解決手段】 パネルサブシステム21は、システム本
体21から転送されたデータを一時的に保持するWor
k RAM213と、Work RAM213に保持さ
れている上記データを待避する不揮発性メモリ(NV
M)214とを有し、節電モードへの移行時、Work
RAM213に保持されているデータをNVM214
に待避し、節電モードの解除時、該待避させたデータを
WorkRAM213に復帰させる。
体からのデータ転送を省略することで、復帰時間を短縮
してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有
効利用するように改善した複合機及びその節電制御方法
を提供する。 【解決手段】 パネルサブシステム21は、システム本
体21から転送されたデータを一時的に保持するWor
k RAM213と、Work RAM213に保持さ
れている上記データを待避する不揮発性メモリ(NV
M)214とを有し、節電モードへの移行時、Work
RAM213に保持されているデータをNVM214
に待避し、節電モードの解除時、該待避させたデータを
WorkRAM213に復帰させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム本体から
必要なデータをサブシステムに転送し、該データを用い
てサブシステムを駆動すると共に、該サブシステムに対
する電源供給を省電力或はオフにする節電(以下、「パ
ワーセイブ」という。)モードを有する複合機に係り、
詳しくは、パワーセイブから復帰する場合、システム本
体からのデータ転送を省略することで、復帰時間を短縮
してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有
効利用するように改善した節電制御方法に関する。
必要なデータをサブシステムに転送し、該データを用い
てサブシステムを駆動すると共に、該サブシステムに対
する電源供給を省電力或はオフにする節電(以下、「パ
ワーセイブ」という。)モードを有する複合機に係り、
詳しくは、パワーセイブから復帰する場合、システム本
体からのデータ転送を省略することで、復帰時間を短縮
してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有
効利用するように改善した節電制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、複写機などのOA機器に対し
て環境に配慮した商品開発が求められるようになり、消
費電力の低減のためパワーセイブ機能の採用を求めるエ
ナジースター規格が知られている。
て環境に配慮した商品開発が求められるようになり、消
費電力の低減のためパワーセイブ機能の採用を求めるエ
ナジースター規格が知られている。
【0003】従来、複写機や複合機などは、いくつかの
サブシステムで構成されており、通常、システム構成や
設定データなどは、システム本体の不揮発性メモリ(N
VM)で管理されている。これは、リモートからのNV
Mの書き換え/参照などを考慮すると、一元管理した方
がデータの整合性をとりやすいからである。
サブシステムで構成されており、通常、システム構成や
設定データなどは、システム本体の不揮発性メモリ(N
VM)で管理されている。これは、リモートからのNV
Mの書き換え/参照などを考慮すると、一元管理した方
がデータの整合性をとりやすいからである。
【0004】そして、NVM内のデータは、初期化シー
ケンスの中でPanelサブシステムに転送され、 P
anel内部のRAM上にキャッシュされる。 尚、R
AM上にキャッシュされる理由は、これらのデータをユ
ーザが登録/変更操作を実施した場合の応答性を保証す
るためである。
ケンスの中でPanelサブシステムに転送され、 P
anel内部のRAM上にキャッシュされる。 尚、R
AM上にキャッシュされる理由は、これらのデータをユ
ーザが登録/変更操作を実施した場合の応答性を保証す
るためである。
【0005】近年、NVMとして注目されているフラッ
シュメモリは、デバイスの特性としてメモリ消去/書き
込みに時間がかかり、ユーザによって変更の可能性のあ
るデータを格納するデバイスとしては、操作性が著しく
悪く、登録/変更する都度、数秒のオーダーで待たされ
てしまい、データを単純に記憶して読み書きするという
用途には利用しにくいという不都合がある。
シュメモリは、デバイスの特性としてメモリ消去/書き
込みに時間がかかり、ユーザによって変更の可能性のあ
るデータを格納するデバイスとしては、操作性が著しく
悪く、登録/変更する都度、数秒のオーダーで待たされ
てしまい、データを単純に記憶して読み書きするという
用途には利用しにくいという不都合がある。
【0006】また、必要に応じてシステム本体にマスタ
ーデータを参照にいく方法も考えられるが、通信トラフ
ィックを考えると、Panel内のRAM上にキャッシ
ュしておく方が操作性が良い。
ーデータを参照にいく方法も考えられるが、通信トラフ
ィックを考えると、Panel内のRAM上にキャッシ
ュしておく方が操作性が良い。
【0007】このようなシステムにおいては、NVMの
データを一元的にシステム本体で管理し、各サブシステ
ム毎にそのコピーを配布するように構成されているた
め、パワーセイブを解除した場合も同様に、必要なNV
MデータのコピーをPanel内部のRAM上にデータ
転送する必要があり、立ち上げ時にデータ転送する時間
が必要になる。
データを一元的にシステム本体で管理し、各サブシステ
ム毎にそのコピーを配布するように構成されているた
め、パワーセイブを解除した場合も同様に、必要なNV
MデータのコピーをPanel内部のRAM上にデータ
転送する必要があり、立ち上げ時にデータ転送する時間
が必要になる。
【0008】特に、このようなデータの例としては、短
縮ダイヤル情報、グループダイヤル情報、コメント情
報、部門管理データ情報などがあり、その中でも特に、
短縮ダイヤル情報はデータ量が多く、通常1件分記憶す
るのに、宛て先名、電話番号、通信モード、回線種別な
どの指示パラメータの総計が100バイト以上必要であ
り、500件分くらいの短縮ダイヤル情報が使えるのが
普通である。
縮ダイヤル情報、グループダイヤル情報、コメント情
報、部門管理データ情報などがあり、その中でも特に、
短縮ダイヤル情報はデータ量が多く、通常1件分記憶す
るのに、宛て先名、電話番号、通信モード、回線種別な
どの指示パラメータの総計が100バイト以上必要であ
り、500件分くらいの短縮ダイヤル情報が使えるのが
普通である。
【0009】上記システムにおいて、エナジースター対
応のパワーセイブ機能を実装した場合、そのパワーセイ
ブ機能の一つであるスリープモード状態からの復帰時間
が長くなるという問題がある。尚、このスリープモード
とは、通信モジュールの一部だけを通電状態にして、他
のサブシステムをオフにする状態である。
応のパワーセイブ機能を実装した場合、そのパワーセイ
ブ機能の一つであるスリープモード状態からの復帰時間
が長くなるという問題がある。尚、このスリープモード
とは、通信モジュールの一部だけを通電状態にして、他
のサブシステムをオフにする状態である。
【0010】すなわち、ユーザが意図しないスリープモ
ードへの移行によって、ユーザが装置を利用しようとし
た時にスリープモードからの解除時間が通常の電源オフ
状態からの立上時間と同じ時間待たされることになると
いう問題で、消費電力を低減する目的からスリープモー
ド状態にすると、スリープモード状態からの復帰に時間
がかかり、ユーザの使い勝手が悪くなってしまうという
ことがあり、スリープモードを禁止にしてスリープモー
ドに移行しないような設定にして運用するユーザも考え
られ、本来の節電の目的が十分にいかされていないこと
になる場合が発生する。
ードへの移行によって、ユーザが装置を利用しようとし
た時にスリープモードからの解除時間が通常の電源オフ
状態からの立上時間と同じ時間待たされることになると
いう問題で、消費電力を低減する目的からスリープモー
ド状態にすると、スリープモード状態からの復帰に時間
がかかり、ユーザの使い勝手が悪くなってしまうという
ことがあり、スリープモードを禁止にしてスリープモー
ドに移行しないような設定にして運用するユーザも考え
られ、本来の節電の目的が十分にいかされていないこと
になる場合が発生する。
【0011】パワーセイブ機能を備えた装置において、
パワーセイブ状態を解除してからスタンバイ状態になる
までの復帰時間を短くするような従来技術として以下の
ようなものがあった。
パワーセイブ状態を解除してからスタンバイ状態になる
までの復帰時間を短くするような従来技術として以下の
ようなものがあった。
【0012】例えば、特開昭61ー22359号公報
(以下、「従来技術1」という。)には、各種検知装置
のいづれかが複写操作を検知すると直ちに節電モードを
解除する構成により、複写作業の簡略化とその所要時間
を短縮し得るようにする節電モード自動解除機能を備え
た複写機が開示されている。また、特開昭62ー447
82号公報(以下、「従来技術2」という。)には、節
電量を複数段に可変に設定する設定手段を備えることに
よりユーザにおいて節電電力や待ち時間などを随意に選
択可能にするプリセット型節電装置を備えた複写機が開
示されている。また、特開昭63ー261270号公報
(以下、「従来技術3」という。)には、人体を検出す
るセンサを設けることにより定着器の加熱を速やかにす
る画像形成装置が開示されている。
(以下、「従来技術1」という。)には、各種検知装置
のいづれかが複写操作を検知すると直ちに節電モードを
解除する構成により、複写作業の簡略化とその所要時間
を短縮し得るようにする節電モード自動解除機能を備え
た複写機が開示されている。また、特開昭62ー447
82号公報(以下、「従来技術2」という。)には、節
電量を複数段に可変に設定する設定手段を備えることに
よりユーザにおいて節電電力や待ち時間などを随意に選
択可能にするプリセット型節電装置を備えた複写機が開
示されている。また、特開昭63ー261270号公報
(以下、「従来技術3」という。)には、人体を検出す
るセンサを設けることにより定着器の加熱を速やかにす
る画像形成装置が開示されている。
【0013】しかしながら、これら従来技術1乃至従来
技術3のいずれも、定着装置の安定的に加熱が行えるま
での立ち上げ時間を短縮しようとするものであって、コ
ピー、ファクシミリ及びプリンタ機能等の各種機能を備
えた複合機のパワーセイブ解除時においてできるだけ迅
速にデータ処理に対応できるように立ち上げようとする
ものではなかった。
技術3のいずれも、定着装置の安定的に加熱が行えるま
での立ち上げ時間を短縮しようとするものであって、コ
ピー、ファクシミリ及びプリンタ機能等の各種機能を備
えた複合機のパワーセイブ解除時においてできるだけ迅
速にデータ処理に対応できるように立ち上げようとする
ものではなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のシ
ステムでは、パワーセイブモードからの復旧時、システ
ム本体部からデータをキャッシュするようにしていたた
め、このデータ転送に時間がかかり、例えば、スリープ
モードからの解除時間が通常の電源オフ状態からの立上
時間と同じ時間待たされることになり、ユーザの使い勝
手が悪くなるという問題点があった。
ステムでは、パワーセイブモードからの復旧時、システ
ム本体部からデータをキャッシュするようにしていたた
め、このデータ転送に時間がかかり、例えば、スリープ
モードからの解除時間が通常の電源オフ状態からの立上
時間と同じ時間待たされることになり、ユーザの使い勝
手が悪くなるという問題点があった。
【0015】そこで、本発明は、上記問題を解決し、パ
ワーセイブから復帰する場合、システム本体からのデー
タ転送を省略することで、復帰時間を短縮してユーザの
使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有効利用するよ
うに改善した複合機及びその節電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
ワーセイブから復帰する場合、システム本体からのデー
タ転送を省略することで、復帰時間を短縮してユーザの
使い勝手を向上し、よりパワーセイブを有効利用するよ
うに改善した複合機及びその節電制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、システム本体から必要なデータ
をサブシステムに転送し、該データを用いてサブシステ
ムを駆動すると共に、該サブシステムに対する電源供給
を省電力或はオフにする節電モードを有する複合機にお
ける節電制御方法において、前記サブシステムは、前記
システム本体から転送されたデータを一時的に保持する
第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段に保持されてい
る前記データを待避する第二の記憶手段とを有し、前記
節電モードへの移行時、前記第一の記憶手段に保持され
ている前記データを前記第二の記憶手段に待避し、前記
節電モードの解除時、該待避させた前記データを前記第
一の記憶手段に復帰させることを特徴とする。
に、請求項1の発明は、システム本体から必要なデータ
をサブシステムに転送し、該データを用いてサブシステ
ムを駆動すると共に、該サブシステムに対する電源供給
を省電力或はオフにする節電モードを有する複合機にお
ける節電制御方法において、前記サブシステムは、前記
システム本体から転送されたデータを一時的に保持する
第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段に保持されてい
る前記データを待避する第二の記憶手段とを有し、前記
節電モードへの移行時、前記第一の記憶手段に保持され
ている前記データを前記第二の記憶手段に待避し、前記
節電モードの解除時、該待避させた前記データを前記第
一の記憶手段に復帰させることを特徴とする。
【0017】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記節電モードは、前記サブシステムの一部
だけ電源を供給し、その他の電源をオフにするスリープ
モード、或は装置全体の電源をオフにするオフモードの
いずれか一方或は両方であることを特徴とする。
において、前記節電モードは、前記サブシステムの一部
だけ電源を供給し、その他の電源をオフにするスリープ
モード、或は装置全体の電源をオフにするオフモードの
いずれか一方或は両方であることを特徴とする。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記スリープモード実行中に前記第一の記憶
手段に対して、電源を供給し続け、前記スリープモード
への移行時、前記第一の記憶手段に前記データを格納し
たままとし、前記スリープモード解除時に、前記第一の
記憶手段に保持されている当該データを継続して利用す
ることを特徴とする。
において、前記スリープモード実行中に前記第一の記憶
手段に対して、電源を供給し続け、前記スリープモード
への移行時、前記第一の記憶手段に前記データを格納し
たままとし、前記スリープモード解除時に、前記第一の
記憶手段に保持されている当該データを継続して利用す
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項4の発明は、システム本体か
ら必要なデータをサブシステムに転送し、該データを用
いてサブシステムを駆動すると共に、該サブシステムに
対する電源供給を省電力或はオフにする節電モードを有
する複合機において、前記サブシステムは、前記システ
ム本体から転送されたデータを一時的に保持する第一の
記憶手段と、前記第一の記憶手段に保持されている前記
データを待避する第二の記憶手段と、前記節電モードへ
の移行時、前記第一の記憶手段に保持されている前記デ
ータを前記第二の記憶手段に待避し、前記節電モードの
解除時、該待避させた前記データを前記第一の記憶手段
に復帰させるデータ転送制御手段とを具備することを特
徴とする。
ら必要なデータをサブシステムに転送し、該データを用
いてサブシステムを駆動すると共に、該サブシステムに
対する電源供給を省電力或はオフにする節電モードを有
する複合機において、前記サブシステムは、前記システ
ム本体から転送されたデータを一時的に保持する第一の
記憶手段と、前記第一の記憶手段に保持されている前記
データを待避する第二の記憶手段と、前記節電モードへ
の移行時、前記第一の記憶手段に保持されている前記デ
ータを前記第二の記憶手段に待避し、前記節電モードの
解除時、該待避させた前記データを前記第一の記憶手段
に復帰させるデータ転送制御手段とを具備することを特
徴とする。
【0020】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記節電モードは、前記サブシステムの一部
だけ電源を供給し、その他の電源をオフにするスリープ
モード、或は装置全体の電源をオフにするオフモードの
いずれか一方或は両方であることを特徴とする。
において、前記節電モードは、前記サブシステムの一部
だけ電源を供給し、その他の電源をオフにするスリープ
モード、或は装置全体の電源をオフにするオフモードの
いずれか一方或は両方であることを特徴とする。
【0021】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、前記スリープモード実行中に前記第一の記憶
手段に対して、電源を供給し続ける電源供給手段を有
し、前記データ転送制御手段は、前記スリープモードへ
の移行時、前記第一の記憶手段に前記データを保持した
ままとし、前記スリープモード解除時に、前記第一の記
憶手段に保持されている当該データを継続して利用する
ことを特徴とする。
において、前記スリープモード実行中に前記第一の記憶
手段に対して、電源を供給し続ける電源供給手段を有
し、前記データ転送制御手段は、前記スリープモードへ
の移行時、前記第一の記憶手段に前記データを保持した
ままとし、前記スリープモード解除時に、前記第一の記
憶手段に保持されている当該データを継続して利用する
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照にして詳細に説明する。
て添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る複合機
の概観構成を示す図であり、この複合機10は、コピ
ー、ファクシミリ及びプリンタ等の各種機能に基づいた
ジョブを実行するものである。
の概観構成を示す図であり、この複合機10は、コピ
ー、ファクシミリ及びプリンタ等の各種機能に基づいた
ジョブを実行するものである。
【0024】図1に示すように、この複合機10の本体
上部には、スキャナ11が設けられ、このスキャナ11
の側方に原稿を載置する原稿台12が配置される。この
原稿台12に原稿をセットし、操作部13の図示しない
スタートキーを押下すると、スキャナ11は、原稿を1
枚ずつ読み取り、読み取られた原稿は原稿台12の下方
に配置された原稿受け14上に排出される。スキャナ1
1は、紙面奥側に図示しない複数のヒンジを軸として紙
面手前の上方向Aに回動させ、所定位置に原稿をセット
することによってコピーすることもできる。
上部には、スキャナ11が設けられ、このスキャナ11
の側方に原稿を載置する原稿台12が配置される。この
原稿台12に原稿をセットし、操作部13の図示しない
スタートキーを押下すると、スキャナ11は、原稿を1
枚ずつ読み取り、読み取られた原稿は原稿台12の下方
に配置された原稿受け14上に排出される。スキャナ1
1は、紙面奥側に図示しない複数のヒンジを軸として紙
面手前の上方向Aに回動させ、所定位置に原稿をセット
することによってコピーすることもできる。
【0025】原稿受け14の下側で紙面手前側には、テ
ンキー等のキーによって構成される操作部13が配置さ
れるとともに、この操作部13の側方には、操作指示状
況等を表示および選択指示を入力するタッチパネルとし
ての表示部15を有する。この操作部13と表示部15
とで、コントロールパネルとしての後述する操作表示部
30を構成する。
ンキー等のキーによって構成される操作部13が配置さ
れるとともに、この操作部13の側方には、操作指示状
況等を表示および選択指示を入力するタッチパネルとし
ての表示部15を有する。この操作部13と表示部15
とで、コントロールパネルとしての後述する操作表示部
30を構成する。
【0026】操作部13の下方には、フロントトレイ1
6が配置され、このフロントトレイ16には、コピー生
成面を下にして被コピー用紙が排出される。表示部15
の左側方下部で複合機本体側面から張り出した位置にサ
イドトレイ17が配置され、このサイドトレイ17に
は、コピー生成面を上にして被コピー用紙が排出され
る。
6が配置され、このフロントトレイ16には、コピー生
成面を下にして被コピー用紙が排出される。表示部15
の左側方下部で複合機本体側面から張り出した位置にサ
イドトレイ17が配置され、このサイドトレイ17に
は、コピー生成面を上にして被コピー用紙が排出され
る。
【0027】フロントトレイ16の下方で紙面手前側に
は、前面扉18が配置されるとともに、前面扉18の右
側方には、側面扉19が配置される。この前面扉18及
び側面扉19を開放することにより、複号機のメンテナ
ンスが可能となる。前面扉18及び側面扉19は、イン
ターロック機構により、図示しない安全装置が設置さ
れ、前面扉18あるいは側面扉19の開放と同時に複合
機本体内部の各構成部に接続された電源が切断されるよ
うになっている。
は、前面扉18が配置されるとともに、前面扉18の右
側方には、側面扉19が配置される。この前面扉18及
び側面扉19を開放することにより、複号機のメンテナ
ンスが可能となる。前面扉18及び側面扉19は、イン
ターロック機構により、図示しない安全装置が設置さ
れ、前面扉18あるいは側面扉19の開放と同時に複合
機本体内部の各構成部に接続された電源が切断されるよ
うになっている。
【0028】次に、図1に示す複合機10のシステム構
成について説明する。
成について説明する。
【0029】図2は、図1に示す複合機10のシステム
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0030】図2に示すように、この複合機10は、大
きく3つのブロックに分けられ、ユーザからの指示を受
けるPanelサブシステム21と、原稿を読み取り、
紙に画像を形成するDC Unit22と、システム全
体を制御するシステム本体23から構成される。
きく3つのブロックに分けられ、ユーザからの指示を受
けるPanelサブシステム21と、原稿を読み取り、
紙に画像を形成するDC Unit22と、システム全
体を制御するシステム本体23から構成される。
【0031】Panelサブシステム21は、GUI
(グラフィカル・ユーザ・インターフェース、以下GU
Iと言う。)画面を表示するLCD(液晶ディスプレ
イ)211、パネル全体を制御する制御ソフトウェアを
記憶するROM212、制御ソフトウェア実行時におけ
る作業領域を確保すると共に、現在実行しているジョブ
の処理順序等の管理を行うWork RAM213、書
き換え可能なフラッシュメモリ等によって実現され、シ
ステムデータを記憶する不揮発性メモリ(NVM)21
4、パネル全体を制御するMPU215から構成され
る。
(グラフィカル・ユーザ・インターフェース、以下GU
Iと言う。)画面を表示するLCD(液晶ディスプレ
イ)211、パネル全体を制御する制御ソフトウェアを
記憶するROM212、制御ソフトウェア実行時におけ
る作業領域を確保すると共に、現在実行しているジョブ
の処理順序等の管理を行うWork RAM213、書
き換え可能なフラッシュメモリ等によって実現され、シ
ステムデータを記憶する不揮発性メモリ(NVM)21
4、パネル全体を制御するMPU215から構成され
る。
【0032】DC Unit22は、原稿の画像イメー
ジデータを読み取るスキャナユニット等の情報入力ター
ミナル(IIT)221、スキャナユニット(IIT)
221が読み取った画像イメージデータ編集/加工(符
号/複号処理、拡大/縮小処理、圧縮/伸長処理)処
理、画像イメージデータを記録紙等にマーキングする印
字ユニット等の情報出力ターミナル(IOT)222か
ら構成される。
ジデータを読み取るスキャナユニット等の情報入力ター
ミナル(IIT)221、スキャナユニット(IIT)
221が読み取った画像イメージデータ編集/加工(符
号/複号処理、拡大/縮小処理、圧縮/伸長処理)処
理、画像イメージデータを記録紙等にマーキングする印
字ユニット等の情報出力ターミナル(IOT)222か
ら構成される。
【0033】システム本体23は、複合機全体を制御す
る制御ソフトウェアを記憶するROM231、制御ソフ
トウェア実行時における作業領域を確保するとともに、
現在実行しているジョブの処理順序等の管理を行うWo
rk RAM232、書換可能なフラッシュメモリ等に
よって実現され、システムデータを記憶する不揮発性メ
モリ(NVM)233、複合機全体を制御するMPU2
34、モデム及び網制御装置(NCU)を有し、図示し
ないディジタル網あるいはアナログ網に接続して通信処
理を行う送受信部等から構成される。
る制御ソフトウェアを記憶するROM231、制御ソフ
トウェア実行時における作業領域を確保するとともに、
現在実行しているジョブの処理順序等の管理を行うWo
rk RAM232、書換可能なフラッシュメモリ等に
よって実現され、システムデータを記憶する不揮発性メ
モリ(NVM)233、複合機全体を制御するMPU2
34、モデム及び網制御装置(NCU)を有し、図示し
ないディジタル網あるいはアナログ網に接続して通信処
理を行う送受信部等から構成される。
【0034】尚、本装置では、パワーセイブ機能とし
て、オフモードとスリープモードとローパワーセイブモ
ードとを有する。オフモードでは、図2に示す3つのサ
ブシステム全てが電源をオフにされる。また、スリープ
モードでは、点線に囲まれた通信モジュールだけが通電
された状態になリ、残りは電源をオフにされる。また、
ローパワーセイブでは、DC Unit22が省電力状
態になり、場合によっては、Panelサブシステム2
1のバックライトが消灯された省電力状態になる。
て、オフモードとスリープモードとローパワーセイブモ
ードとを有する。オフモードでは、図2に示す3つのサ
ブシステム全てが電源をオフにされる。また、スリープ
モードでは、点線に囲まれた通信モジュールだけが通電
された状態になリ、残りは電源をオフにされる。また、
ローパワーセイブでは、DC Unit22が省電力状
態になり、場合によっては、Panelサブシステム2
1のバックライトが消灯された省電力状態になる。
【0035】次に、本発明の複合機10の操作表示部3
0の構成について説明する。
0の構成について説明する。
【0036】図3は、この複合機10の操作表示部30
の構成を示す図であり、この操作表示部30は、LCD
(液晶ディスプレイ)等によって実現され、表示された
所定の領域を指で直接触れることによって所望の選択指
示を行うことができる表示部310及びテンキーや各種
機能キーによって実現される操作部320から構成さ
れ、複合機を操作するコントロールパネル(図1におけ
る操作部13と表示部15に相当)としての機能を有し
ている。
の構成を示す図であり、この操作表示部30は、LCD
(液晶ディスプレイ)等によって実現され、表示された
所定の領域を指で直接触れることによって所望の選択指
示を行うことができる表示部310及びテンキーや各種
機能キーによって実現される操作部320から構成さ
れ、複合機を操作するコントロールパネル(図1におけ
る操作部13と表示部15に相当)としての機能を有し
ている。
【0037】表示部310には、GUI画面が表示出力
され、ユーザは、このGUI画面を選択指示することに
より、各種の機能を選択指示することができる。
され、ユーザは、このGUI画面を選択指示することに
より、各種の機能を選択指示することができる。
【0038】操作部320には、ユーザによりパワーセ
イブを設定/解除するための節電ボタン321、暗証登
録用の暗証ボタン322、メーター及び仕様を設定する
メーター/仕様設定ボタン323、コピー機能、ファク
シミリ機能、及びその他の特殊ジョブを選択するメニュ
ー画面と、コピー機能の選択に関するコピー画面と、フ
ァクシミリ機能の選択に関するファクシミリ画面との表
示を切り替える機能切替ボタン324、選択設定したジ
ョブを起動させるスタートボタン325、初期画面に切
り替えるオールクリアボタン326、ジョブを中止させ
るストップボタン327、及びテンキーが設置されてい
る。
イブを設定/解除するための節電ボタン321、暗証登
録用の暗証ボタン322、メーター及び仕様を設定する
メーター/仕様設定ボタン323、コピー機能、ファク
シミリ機能、及びその他の特殊ジョブを選択するメニュ
ー画面と、コピー機能の選択に関するコピー画面と、フ
ァクシミリ機能の選択に関するファクシミリ画面との表
示を切り替える機能切替ボタン324、選択設定したジ
ョブを起動させるスタートボタン325、初期画面に切
り替えるオールクリアボタン326、ジョブを中止させ
るストップボタン327、及びテンキーが設置されてい
る。
【0039】このように、ユーザは、図3に示す操作表
示部30上に含まれる節電ボタン321を操作すること
により、所望のパワーセイブを設定/解除することがで
きる。
示部30上に含まれる節電ボタン321を操作すること
により、所望のパワーセイブを設定/解除することがで
きる。
【0040】次に、本発明の複合機10のスリープモー
ド移行時及び解除時のデータの流れについて図4を参照
にして説明する。
ド移行時及び解除時のデータの流れについて図4を参照
にして説明する。
【0041】図4に示すように、Panelサブシステ
ム21は、スリープモード移行直前に、Work RA
M213が現在キャッシュしているデータを不揮発性メ
モリ(NVM)214に格納する。
ム21は、スリープモード移行直前に、Work RA
M213が現在キャッシュしているデータを不揮発性メ
モリ(NVM)214に格納する。
【0042】他方、スリープモード実行中に、ユーザや
ネットワークからの入力信号により、スリープモードを
解除する場合、Panelサブシステム21は、図6に
示す初期化シーケンスに基づき立上げを開始する。この
時、初期化種別として{sleep}が通知され、Pa
nelサブシステム21は、スリープモードからの復帰
処理を実施する。このスリープモード復帰処理では、
Panelサブシステム21は、データをシステム本体
23から読み出さず、スリープモード移行直前に不揮発
性メモリ(NVM)214に格納したデータをWork
RAM232上に展開する。
ネットワークからの入力信号により、スリープモードを
解除する場合、Panelサブシステム21は、図6に
示す初期化シーケンスに基づき立上げを開始する。この
時、初期化種別として{sleep}が通知され、Pa
nelサブシステム21は、スリープモードからの復帰
処理を実施する。このスリープモード復帰処理では、
Panelサブシステム21は、データをシステム本体
23から読み出さず、スリープモード移行直前に不揮発
性メモリ(NVM)214に格納したデータをWork
RAM232上に展開する。
【0043】尚、ユーザによるデータ変更操作による一
部データの変更は、同図点線で示すように、マスターデ
ータであるシステム本体23のNVM233とPane
l21上のWork RAM213とのデータに不整合
がないように両方変更される。
部データの変更は、同図点線で示すように、マスターデ
ータであるシステム本体23のNVM233とPane
l21上のWork RAM213とのデータに不整合
がないように両方変更される。
【0044】この構成によると、Panelサブシステ
ム21は、スリープモード移行直前に、Work RA
M213が現在キャッシュしているデータをNVM21
4に格納すると共に、スリープモード復帰時には、NV
M214に格納したデータをWork RAM213上
に展開するようにしているため、スリープモードを解除
する場合、システム本体23から必要なデータを転送す
る必要がなくなり、それに伴い、スリープモードからの
復帰時間を短縮することが可能となり、ユーザの使い勝
手を向上し、よりパワーセイブを有効に利用することが
可能となる。
ム21は、スリープモード移行直前に、Work RA
M213が現在キャッシュしているデータをNVM21
4に格納すると共に、スリープモード復帰時には、NV
M214に格納したデータをWork RAM213上
に展開するようにしているため、スリープモードを解除
する場合、システム本体23から必要なデータを転送す
る必要がなくなり、それに伴い、スリープモードからの
復帰時間を短縮することが可能となり、ユーザの使い勝
手を向上し、よりパワーセイブを有効に利用することが
可能となる。
【0045】次に、本発明の複合機10のパワーセイブ
移行時の処理手順について説明する。図5は、本発明の
複合機10のパワーセイブ移行時の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
移行時の処理手順について説明する。図5は、本発明の
複合機10のパワーセイブ移行時の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0046】図5に示すように、まず、この処理を開始
する場合、パネルサブシステム21は、ユーザ操作によ
り、例えば、コピー等のジョブを起動し、このジョブが
終了した段階で、サブシステム毎に一部をオフ状態或は
モータの回転数を下げたりして低消費電力状態にするロ
ーパワーセイブへ移行するためのタイマをセットする
(ステップ501)。その後、このローパワーセイブタ
イマがタイムアウトした場合(ステップ502YE
S)、パネルサブシステム21は、システム本体23に
対してタイムアウトを通知する。それにより、システム
本体23は、ローパワーセイブを実施する。
する場合、パネルサブシステム21は、ユーザ操作によ
り、例えば、コピー等のジョブを起動し、このジョブが
終了した段階で、サブシステム毎に一部をオフ状態或は
モータの回転数を下げたりして低消費電力状態にするロ
ーパワーセイブへ移行するためのタイマをセットする
(ステップ501)。その後、このローパワーセイブタ
イマがタイムアウトした場合(ステップ502YE
S)、パネルサブシステム21は、システム本体23に
対してタイムアウトを通知する。それにより、システム
本体23は、ローパワーセイブを実施する。
【0047】次に、パネルサブシステム21は、予め指
定された時刻にシステム本体23の電源の全てがオフ状
態になるオフモード或は通信モジュールの一部だけを通
電状態にして他のサブシステム21をオフ状態にするス
リープモードに移行するためのタイマがタイムアウトす
る直前、例えば、タイムアウト5分前に達したと判断し
た場合(ステップ503YES)、NVM214に対し
て、Work RAM213上にキャッシュしているデ
ータ(例えば、短縮ダイヤル情報など)を書き込むよう
に要求する(ステップ504)。これに対して、NVM
214は、現在Work RAM213上にキャッシュ
している当該データの書き込みを実施する。
定された時刻にシステム本体23の電源の全てがオフ状
態になるオフモード或は通信モジュールの一部だけを通
電状態にして他のサブシステム21をオフ状態にするス
リープモードに移行するためのタイマがタイムアウトす
る直前、例えば、タイムアウト5分前に達したと判断し
た場合(ステップ503YES)、NVM214に対し
て、Work RAM213上にキャッシュしているデ
ータ(例えば、短縮ダイヤル情報など)を書き込むよう
に要求する(ステップ504)。これに対して、NVM
214は、現在Work RAM213上にキャッシュ
している当該データの書き込みを実施する。
【0048】その後、パネルサブシステム21は、当該
データの書き込みが終了したかどうかを監視し、データ
の書込みが終了した場合(ステップ505YES)、オ
フモードに移行するためのオフモードタイマ或はスリー
プモードに移行するためのスリープモードタイマがタイ
ムアウトしたことを、システム本体23に対して通知す
る(ステップ506)。
データの書き込みが終了したかどうかを監視し、データ
の書込みが終了した場合(ステップ505YES)、オ
フモードに移行するためのオフモードタイマ或はスリー
プモードに移行するためのスリープモードタイマがタイ
ムアウトしたことを、システム本体23に対して通知す
る(ステップ506)。
【0049】このタイムアウトの通知に対して、システ
ム本体23は、電源を断とし、オフモード或はスリープ
モードに移行する処理を実施する(ステップ507)。
ム本体23は、電源を断とし、オフモード或はスリープ
モードに移行する処理を実施する(ステップ507)。
【0050】尚、本実施例では、パネル上のNVMとし
てフラッシュメモリを用いることをリ前提としている。
このフラッシュメモリの特性として、消去/書き込みに
時間がかかるため、データを書き込むタイミングが難し
いという特値がある。この点本発明では、パワーセイブ
への移行時にWork RAM213からNVM214
へデータを一気に書き込む方法を採用しており、これに
より、パワーセイブを解除した場合に、システム本体か
らパネルサブシステムへのデータ転送を省略することが
でき、パワーセイブを解除してから復帰するまでの時間
を短縮することができる。
てフラッシュメモリを用いることをリ前提としている。
このフラッシュメモリの特性として、消去/書き込みに
時間がかかるため、データを書き込むタイミングが難し
いという特値がある。この点本発明では、パワーセイブ
への移行時にWork RAM213からNVM214
へデータを一気に書き込む方法を採用しており、これに
より、パワーセイブを解除した場合に、システム本体か
らパネルサブシステムへのデータ転送を省略することが
でき、パワーセイブを解除してから復帰するまでの時間
を短縮することができる。
【0051】次に、図1及び図2に示す複合機10の初
期化時の処理手順について説明する。
期化時の処理手順について説明する。
【0052】図6は、図1及び図2で示す複合機10の
初期化時の処理手順を示すフローチャートである。
初期化時の処理手順を示すフローチャートである。
【0053】複合機10において、この初期化処理を開
始する場合、まず、システム本体23がパネルサブシス
テム21に対して初期化開始を要求する。尚、本実施例
の初期化種別としては、オフモード状態から立ち上げる
「cold start」、スリープモード状態から立
ち上げる「sleep start」、通電状態のco
ld startと同義で、システムが解決できない要
因でクラッシュした場合に立ち上げる「warm st
art」などがある。一方、パネルサブシステム21
は、この初期化開始要求を受け付けると(ステップ60
1)、メモリの初期化を実施すると共に(ステップ60
2)、システム本体23に対して初期化開始応答を行う
(ステップ603)。
始する場合、まず、システム本体23がパネルサブシス
テム21に対して初期化開始を要求する。尚、本実施例
の初期化種別としては、オフモード状態から立ち上げる
「cold start」、スリープモード状態から立
ち上げる「sleep start」、通電状態のco
ld startと同義で、システムが解決できない要
因でクラッシュした場合に立ち上げる「warm st
art」などがある。一方、パネルサブシステム21
は、この初期化開始要求を受け付けると(ステップ60
1)、メモリの初期化を実施すると共に(ステップ60
2)、システム本体23に対して初期化開始応答を行う
(ステップ603)。
【0054】この時同時に、パネルサブシステム21
は、初期化開始要求メッセージのパラメータが初期化種
別「warm start」の場合だけ(ステップ60
4YES)、パラメータ初期化コードが通知され、この
初期化コードの解析及び格納を行う(ステップ60
5)。
は、初期化開始要求メッセージのパラメータが初期化種
別「warm start」の場合だけ(ステップ60
4YES)、パラメータ初期化コードが通知され、この
初期化コードの解析及び格納を行う(ステップ60
5)。
【0055】その後、システム本体23は、初期化開始
応答を受け付けると、パネルサブシステム21に対して
NVM読み出し開始許可通知を行う。
応答を受け付けると、パネルサブシステム21に対して
NVM読み出し開始許可通知を行う。
【0056】これに対して、パネルサブシステム21
は、 NVM読み出し開始許可通知を受け付けると、シ
ステムの状態指示を受信する(ステップ606YE
S)。
は、 NVM読み出し開始許可通知を受け付けると、シ
ステムの状態指示を受信する(ステップ606YE
S)。
【0057】その後、パネルサブシステム21は、この
システムの状態指示受信により、初期化種別が「col
d or warm start」であると判定した場
合(ステップ607)、システム本体23に対してデー
タ読み出し要求を行う。これに対して、システム本体2
3がデータ読み出し応答を行った場合、パネルサブシス
テム21は、システム本体23のNVM233からデー
タを読み出してパネルサブシステム21内のWork
RAM213にデータを展開する(ステップ608)。
他方、パネルサブシステム21は、システム状態指示受
信により、初期化種別が「sleep start」で
あると判定した場合(ステップ607、sleep)、
図5に示したフローチャートに従ってパワーセイブ移行
直前にWorkRAM213からNVM214に格納し
たデータをWork RAM213上に展開する(ステ
ップ609)。
システムの状態指示受信により、初期化種別が「col
d or warm start」であると判定した場
合(ステップ607)、システム本体23に対してデー
タ読み出し要求を行う。これに対して、システム本体2
3がデータ読み出し応答を行った場合、パネルサブシス
テム21は、システム本体23のNVM233からデー
タを読み出してパネルサブシステム21内のWork
RAM213にデータを展開する(ステップ608)。
他方、パネルサブシステム21は、システム状態指示受
信により、初期化種別が「sleep start」で
あると判定した場合(ステップ607、sleep)、
図5に示したフローチャートに従ってパワーセイブ移行
直前にWorkRAM213からNVM214に格納し
たデータをWork RAM213上に展開する(ステ
ップ609)。
【0058】その後、パネルサブシステム21は、パネ
ル初期化完了後(ステップ610YES)、システム本
体23に対して初期化応答を行い(ステップ611)、
表示準備が完了したことを通知する。
ル初期化完了後(ステップ610YES)、システム本
体23に対して初期化応答を行い(ステップ611)、
表示準備が完了したことを通知する。
【0059】これに対して、システム本体23は、パネ
ルサブシステム21に対して表示開始通知を行う。
ルサブシステム21に対して表示開始通知を行う。
【0060】一方、パネルサブシステム21は、この表
示開始通知を受信すると(ステップ612YES)、初
期画面を表示する共に、操作受付を開始し(ステップ6
13)、サービスの受付を開始して(ステップ61
4)、例えば、「コピーできます」等の表示を行う(ス
テップ615)。
示開始通知を受信すると(ステップ612YES)、初
期画面を表示する共に、操作受付を開始し(ステップ6
13)、サービスの受付を開始して(ステップ61
4)、例えば、「コピーできます」等の表示を行う(ス
テップ615)。
【0061】このような処理を行うことにより、スリー
プモードから復帰する場合、サブシステム21は、シス
テム本体23からデータを読み出さず、スリープモード
移行直前にNVM214に格納したデータを読み出して
展開することができる。これにより、スリープモードを
解除してから復帰するまでの復帰時間を短縮することが
可能となり、ユーザの使い勝手を向上し、パワーセイブ
を有効に利用することが可能となる。
プモードから復帰する場合、サブシステム21は、シス
テム本体23からデータを読み出さず、スリープモード
移行直前にNVM214に格納したデータを読み出して
展開することができる。これにより、スリープモードを
解除してから復帰するまでの復帰時間を短縮することが
可能となり、ユーザの使い勝手を向上し、パワーセイブ
を有効に利用することが可能となる。
【0062】尚、本発明は、上述の実施例の他に、オー
トシャットオフモードがついていて、立上げ毎に初期化
フェーズからやり直すようなシステム或はデータが頻繁
に更新されないようなシステムに応用でき、例えば、車
載のデータ転送処理装置などに応用できる。
トシャットオフモードがついていて、立上げ毎に初期化
フェーズからやり直すようなシステム或はデータが頻繁
に更新されないようなシステムに応用でき、例えば、車
載のデータ転送処理装置などに応用できる。
【0063】すなわち、このような車載のデータ処理装
置などに用いる場合、この装置では、立上げ時にセンタ
ーシステムから最新のデータをダウンロードしているた
め、ダウンロードを電源を入れる度に実施するのではな
く、最新のデータが更新されている場合だけ、実施する
ように制御する。このように構成すると、データが更新
されていなければ、ユーザは直に装置を利用することが
でき、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
置などに用いる場合、この装置では、立上げ時にセンタ
ーシステムから最新のデータをダウンロードしているた
め、ダウンロードを電源を入れる度に実施するのではな
く、最新のデータが更新されている場合だけ、実施する
ように制御する。このように構成すると、データが更新
されていなければ、ユーザは直に装置を利用することが
でき、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
【0064】また、上記実施例の他に、サブシステム内
のWork RAMとして、スリープモード中に電源が
供給され続けるWork RAMを具備し、スリープモ
ード解除時に、このWork RAM上に記憶されてい
るデータをそのまま継続して利用するように構成する
と、パワーセイブ解除時に、システム本体からデータを
キャッシュする必要がなくなるため、それにより、復帰
時間を短縮してユーザの使い勝手を向上することができ
る。
のWork RAMとして、スリープモード中に電源が
供給され続けるWork RAMを具備し、スリープモ
ード解除時に、このWork RAM上に記憶されてい
るデータをそのまま継続して利用するように構成する
と、パワーセイブ解除時に、システム本体からデータを
キャッシュする必要がなくなるため、それにより、復帰
時間を短縮してユーザの使い勝手を向上することができ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サブシステムは、システム本体から転送されたデータを
一時的に保持する第一の記憶手段と、第一の記憶手段に
保持されているデータを格納する第二の記憶手段を有
し、パワーセイブモード移行直前に、第一の記憶手段に
保持されているデータを第二の記憶手段に待避させ、パ
ワーセイブモード解除時に、該待避させたデータを第一
の記憶手段に復帰するようにしたため、パワーセイブモ
ードから復帰する場合に、システム本体からデータをキ
ャッシュする必要がなくなり、それにより、復帰時間を
短縮してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブ
モードを有効に利用することが可能となる。
サブシステムは、システム本体から転送されたデータを
一時的に保持する第一の記憶手段と、第一の記憶手段に
保持されているデータを格納する第二の記憶手段を有
し、パワーセイブモード移行直前に、第一の記憶手段に
保持されているデータを第二の記憶手段に待避させ、パ
ワーセイブモード解除時に、該待避させたデータを第一
の記憶手段に復帰するようにしたため、パワーセイブモ
ードから復帰する場合に、システム本体からデータをキ
ャッシュする必要がなくなり、それにより、復帰時間を
短縮してユーザの使い勝手を向上し、よりパワーセイブ
モードを有効に利用することが可能となる。
【0066】また、本発明によれば、スリープモード実
行中に上記第一の記憶手段に対して、電源を供給し続
け、スリープモードへの移行時、第一の記憶手段にデー
タを格納したままとし、スリープモード解除時に、第一
の記憶手段に保持されている当該データを継続して利用
するようにしたため、パワーセイブモードから復帰する
場合に、システム本体からデータをキャッシュする必要
がなくなり、それにより、復帰時間を短縮してユーザの
使い勝手を向上し、よりパワーセイブモードを有効利用
することが可能となる。
行中に上記第一の記憶手段に対して、電源を供給し続
け、スリープモードへの移行時、第一の記憶手段にデー
タを格納したままとし、スリープモード解除時に、第一
の記憶手段に保持されている当該データを継続して利用
するようにしたため、パワーセイブモードから復帰する
場合に、システム本体からデータをキャッシュする必要
がなくなり、それにより、復帰時間を短縮してユーザの
使い勝手を向上し、よりパワーセイブモードを有効利用
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合機の概観構成を
示す図。
示す図。
【図2】本発明の複合機のシステム構成を示すブロック
図。
図。
【図3】本発明の複合機の操作パネルの概観構成を示す
図。
図。
【図4】本発明の複合機のスリープモード移行時及び解
除時のデータの流れを示すブロック図。
除時のデータの流れを示すブロック図。
【図5】本発明の複合機のパワーセイブ移行時の処理手
順を示すフローチャート。
順を示すフローチャート。
【図6】本発明の複合機の初期化時の処理手順を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
10…複合機、11…スキャナ、12…原稿台、13…
操作部、14…原稿受け、15…表示部、16…フロン
トトレイ、17…サイドトレイ、18…前面扉、19…
側面扉、21…パネルサブシステム、211…LCD、
212…ROM、213…Work RAM、214…
NVM、215…MPU、22…DC Unit、22
1…スキャナユニット、222…印字ユニット、23…
通信モジュール、231…ROM、232…Work
RAM、233…NVM、30…操作表示部、310…
表示部、320…操作部、321…節電ボタン、322
…暗証ボタン、323…メーター/仕様設定ボタン、3
24…機能切換えボタン、325…スタートボタン、3
26…オールクリアボタン、327…ストップボタン
操作部、14…原稿受け、15…表示部、16…フロン
トトレイ、17…サイドトレイ、18…前面扉、19…
側面扉、21…パネルサブシステム、211…LCD、
212…ROM、213…Work RAM、214…
NVM、215…MPU、22…DC Unit、22
1…スキャナユニット、222…印字ユニット、23…
通信モジュール、231…ROM、232…Work
RAM、233…NVM、30…操作表示部、310…
表示部、320…操作部、321…節電ボタン、322
…暗証ボタン、323…メーター/仕様設定ボタン、3
24…機能切換えボタン、325…スタートボタン、3
26…オールクリアボタン、327…ストップボタン
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 哲夫 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 飯田 泰子 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 システム本体から必要なデータをサブシ
ステムに転送し、該データを用いてサブシステムを駆動
すると共に、該サブシステムに対する電源供給を省電力
或はオフにする節電モードを有する複合機における節電
制御方法において、 前記サブシステムは、 前記システム本体から転送されたデータを一時的に保持
する第一の記憶手段と、 前記第一の記憶手段に保持されている前記データを待避
する第二の記憶手段とを有し、 前記節電モードへの移行時、前記第一の記憶手段に保持
されている前記データを前記第二の記憶手段に待避し、
前記節電モードの解除時、該待避させた前記データを前
記第一の記憶手段に復帰させることを特徴とする節電制
御方法。 - 【請求項2】 前記節電モードは、 前記サブシステムの一部だけ電源を供給し、その他の電
源をオフにするスリープモード、或は装置全体の電源を
オフにするオフモードのいずれか一方或は両方であるこ
とを特徴とする請求項1記載の節電制御方法。 - 【請求項3】 前記スリープモード実行中に前記第一の
記憶手段に対して、電源を供給し続け、前記スリープモ
ードへの移行時、前記第一の記憶手段に前記データを格
納したままとし、前記スリープモード解除時に、前記第
一の記憶手段に保持されている当該データを継続して利
用することを特徴とする請求項2記載の節電制御方法。 - 【請求項4】 システム本体から必要なデータをサブシ
ステムに転送し、該データを用いてサブシステムを駆動
すると共に、該サブシステムに対する電源供給を省電力
或はオフにする節電モードを有する複合機において、 前記サブシステムは、 前記システム本体から転送されたデータを一時的に保持
する第一の記憶手段と、 前記第一の記憶手段に保持されている前記データを待避
する第二の記憶手段と、 前記節電モードへの移行時、前記第一の記憶手段に保持
されている前記データを前記第二の記憶手段に待避し、
前記節電モードの解除時、該待避させた前記データを前
記第一の記憶手段に復帰させるデータ転送制御手段とを
具備することを特徴とする複合機。 - 【請求項5】 前記節電モードは、 前記サブシステムの一部だけ電源を供給し、その他の電
源をオフにするスリープモード、或は装置全体の電源を
オフにするオフモードのいずれか一方或は両方であるこ
とを特徴とする請求項4記載の複合機。 - 【請求項6】 前記スリープモード実行中に前記第一の
記憶手段に対して、電源を供給し続ける電源供給手段を
有し、前記データ転送制御手段は、前記スリープモード
への移行時、前記第一の記憶手段に前記データを保持し
たままとし、前記スリープモード解除時に、前記第一の
記憶手段に保持されている当該データを継続して利用す
ることを特徴とする請求項5記載の複合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9158709A JPH117343A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 複合機及びその節電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9158709A JPH117343A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 複合機及びその節電制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117343A true JPH117343A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15677650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9158709A Pending JPH117343A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 複合機及びその節電制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117343A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265796A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Murata Mach Ltd | 画像処理装置 |
JP2009262473A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Murata Mach Ltd | 画像処理装置 |
EP2133753A2 (en) | 2008-06-13 | 2009-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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