JP4943788B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4943788B2 JP4943788B2 JP2006249305A JP2006249305A JP4943788B2 JP 4943788 B2 JP4943788 B2 JP 4943788B2 JP 2006249305 A JP2006249305 A JP 2006249305A JP 2006249305 A JP2006249305 A JP 2006249305A JP 4943788 B2 JP4943788 B2 JP 4943788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- saving mode
- engine
- energy saving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
図2(a)は、その従来技術の方法での起動時間を概念的に示した図である。
この従来の画像形成装置は、電源供給が停止した状態でも所定の時間だけ情報を保持可能なデータ保持手段を備えて、このデータ保持手段に格納された情報を用いて省エネモードからの復帰処理を行う構成にしたものであった。なお、このデータ保持手段は、好適には単一の段数の半揮発性メモリが用いられる。
この従来の画像形成装置は、定着ヒータ(特許文献2記載の「定着部の発熱体」に相当する)を内蔵して制御温度範囲内に保てるようにし、さらに省エネモード復帰後最初に印刷ジョブを実行するときは、最大トナー付着量を通常よりも少なくする構成にしたものであった。
最初に本実施形態の原理を述べる。本実施形態は、画像形成装置内の各種システムに予め設定された時間があるイベントから経過したことを通知する信号線を設けることで、今までエンジン・コントローラ間バスインターフェース開通後にコマンドで伝えていた情報を、インターフェース開通前にエンジンに渡せることで省エネからの復帰方法を従来の方式から変更し高速で起動し、ユーザーが使用できるようにすることを狙ったものである。
本発明を適用しうる画像形成装置は、トナーを熱と圧力とで転写紙上に定着する定着装置を備えた複写機/プリンタ/ファクシミリ等の、電子写真方式の画像形成装置が特に好適である。駆動時の消費電力が大きく省エネモード移行/復帰機能を有することの意義が大きい。
画像形成装置100は、コントローラボード110、エンジンボード120、操作部101、電源供給部107、ADF(Automatic Document Feeder)102、プロッタ103、定着ヒータ104、定着冷却用ファン105を有する構成である。
画像形成装置100は、印刷ジョブ、ファクシミリ送受信を含む、各種画像形成/処理機能が一定時間使われずアイドル状態であるとき、省エネモードへ移行する。その省エネモードへ移行するためのプログラムはROM113に記憶されており、CPU112によって呼び出されRAM114の一時記憶を適宜利用して実行される。
本実施形態の省エネモードは、定着ヒータ104などの電力消費量の大きい部位の電源を落とす他、エンジンボード120及びエンジン・コントローラ間バスインターフェース130への電力の提供も断つ。
上記のタイマーカウント信号線131は、画像形成装置100が、上記の省エネモードであるときに、コントローラボード110が省エネ復帰要因信号を、ADF102や操作部101等の、機器内の少なくとも1つ以上のユニットから受けた場合に、エンジン・コントローラ間バスインターフェース130の開通を待たずにエンジンボード120へキャリブレーション条件を伝えるトリガ信号を発する。
キャリブレーション条件は、「Timer_UP_n」という0か1の値を取る変数によって表される。
第1の実施形態において、省エネモード復帰時にキャリブレーション条件をエンジン・コントローラ間バスインターフェース130の開通を待たずにタイマーカウント信号線131を介して伝えた場合、キャリブレーション条件の相違によってどのような動作をするのかという点について、第2の実施形態を示して説明する。
また、本発明に係る実施形態は、コントローラボード110に補佐的な役割の演算装置を有して、省エネモードからのさらなる高速復帰を図る。このことの説明を第3の実施形態により述べる。
経過していなかった場合(ステップS13、No)、印刷ジョブが開始になったか判断し(ステップS14)、開始の場合(ステップS14、Yes)は、ステップS9に進み、印刷ジョブを行う。そうでない場合(ステップS14、No)は、ステップS12に移行する。
また、本発明は以下のようにして実施することもできる。
上記実施形態に係る画像形成装置100において、エンジン・コントローラ間バスインターフェース130に、PCIを用いて構成する。
このように汎用的なインターフェースを用いることにより、移植性が向上する。
また、本発明は以下のようにして実施することもできる。
上記実施形態に係る画像形成装置100において、エンジン・コントローラ間バスインターフェース130に、PCI−Expressを用いて構成する。
このようにすることにより、移植性が向上することに加え、さらに高速通信が可能になる。
また、本発明は以下のようにして実施することもできる。
上記実施形態に係る画像形成装置100において、エンジンボード120固有の印刷ジョブ終了からの経過時間設定を予めコントローラボード110で記憶するようにする。記録媒体は、HDD106を使う。
このようにすることにより、毎回経過時間設定をすることなくカウンタ動作ができるようになる。
上記実施形態によれば、エンジン・コントローラ間バスインターフェースとは別信号を設けているので、インターフェース開通と関係なくキャリブレーション条件の通知を(エンジンボード側に)できる。
101 操作部
102 ADF(Automatic Document Feeder)
103 プロッタ
104 定着ヒータ
105 定着冷却用ファン
106 HDD
107 電源供給部
108 主電源SW
110 コントローラボード
111 ASIC
112 CPU
113 ROM
114 RAM
115 subCPU
120 エンジンボード
121 ASIC
122 CPU
123 ROM
124 RAM
130 エンジン・コントローラ間バスインターフェース
131 タイマーカウント信号線
200 交流電源
Claims (6)
- 機器内の各種ユニットを駆動制御するエンジン部と、
前記エンジン部の制御をするコントローラ部と、
前記エンジン部及び前記コントローラ部を接続するバスインターフェースと、
前記エンジン部及び前記コントローラ部を接続するタイマーカウンタ信号路と、
を有し、
前記コントローラ部は、
前記機器の未使用時に前記各種ユニット、前記エンジン部及び前記バスインターフェースへの電力供給を停止して、前記画像形成装置を省エネモードへ移行する省エネモード移行手段と、
前記省エネモードへ移行後に前記コントローラ部が省エネ復帰要因信号を受信した場合に、前記タイマーカウンタ信号路を介して、前記エンジン部へキャリブレーション条件を伝えるトリガ信号を発する省エネモード復帰手段と、
を具備し、
前記各種ユニット、前記エンジン部及び前記バスインターフェースへの電力供給は、前記省エネモードから復帰した後再開され、
前記エンジン部は、
前記キャリブレーション条件に応じたキャリブレーションを実行する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記エンジン部は、機器内の各種ユニットの駆動動作終了後に、前記バスインターフェースを介して、前記コントローラ部に前記駆動動作終了からどれくらいの時間が経過したかを計るタイマーの設定を行い、
前記省エネモード復帰手段は、前記タイマーの状態により前記キャリブレーション条件を決定して、該キャリブレーション条件をトリガ信号によって前記タイマーカウンタ信号路を介して前記エンジン部へ伝えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記コントローラ部は、前記省エネモード移行手段による省エネモード状態時でも動作するsubCPUを有し、
該subCPUは、省エネモードからの復帰の要因となる信号を機器内の各種ユニットから受けると前記トリガ信号を、前記タイマーカウンタ信号路を介して前記エンジン部に発することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記バスインターフェースは、汎用パラレルインターフェースであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記バスインターフェースは、汎用シリアルインターフェースであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記タイマーの設定は、予め前記コントローラ部の記録媒体に記録されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006249305A JP4943788B2 (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006249305A JP4943788B2 (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008070609A JP2008070609A (ja) | 2008-03-27 |
JP4943788B2 true JP4943788B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=39292243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006249305A Active JP4943788B2 (ja) | 2006-09-14 | 2006-09-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4943788B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8090967B2 (en) * | 2008-05-23 | 2012-01-03 | Intel Corporation | Power state transition initiation control of memory interconnect based on early warning signal, memory response time, and wakeup delay |
JP5262498B2 (ja) | 2008-09-17 | 2013-08-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US9025194B2 (en) | 2010-12-01 | 2015-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Data transmission apparatus for transferring data to an output device for outputting data, printer, information processing apparatus, and control method thereof |
JP5734034B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-06-10 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
JP5648864B2 (ja) | 2012-04-27 | 2015-01-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置 |
JP6265116B2 (ja) * | 2014-12-18 | 2018-01-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3856996B2 (ja) * | 1999-09-22 | 2006-12-13 | 株式会社リコー | 通信端末装置及びファクシミリ装置 |
JP2002318646A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-31 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
JP2004090457A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Canon Inc | キャリブレーション方法および印刷装置 |
JP2004258695A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Canon Inc | データ転送システム |
JP2005244829A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Canon Inc | 画像形成装置及び制御方法 |
-
2006
- 2006-09-14 JP JP2006249305A patent/JP4943788B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008070609A (ja) | 2008-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4796442B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
US8400659B2 (en) | Image forming apparatus with dedictated transmission line that connects the control unit and the engine unit and features a power mode signal | |
JP4943788B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US8805228B2 (en) | Printing apparatus, printing apparatus control method, and storage medium | |
US8682196B2 (en) | Image processing apparatus | |
US7113719B2 (en) | Image forming apparatus | |
KR20090129962A (ko) | 화상 형성 장치 | |
JP4574441B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP5742274B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体 | |
JP2006201271A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002244502A (ja) | 省電力装置および画像形成装置 | |
JP5651965B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム | |
JP5648864B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2008216527A (ja) | 画像形成装置、制御方法およびプログラム | |
JP2004291243A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3697538B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP3402302B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP3089980B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP5031490B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4338474B2 (ja) | 定着装置,画像形成装置,定着装置の制御方法 | |
JP2010028727A (ja) | 画像読取装置、および、それを備えた画像処理装置 | |
JP2008145812A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005148528A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001245079A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および記憶媒体 | |
JP2004220514A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4943788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |