JP2008216527A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 システムコントローラからの要求を待たずに、起動動作内容を判断し、装置全体の立ち上がり時間を短縮することが可能な画像形成装置、画像形成装置による制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 この画像形成装置は、電源が供給されて制御を行う第1制御手段と第2制御手段とを備え、第1制御手段にのみ電源が供給される省エネモードへ移行可能な装置であり、省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、第2制御手段に接続され、移動部材が所定位置にあるかを検知する移動部材検知手段を備える。第2制御手段は、第2制御手段への電源供給開始に応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるかの検知結果を取得し、その検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行する。
【選択図】 図6
【解決手段】 この画像形成装置は、電源が供給されて制御を行う第1制御手段と第2制御手段とを備え、第1制御手段にのみ電源が供給される省エネモードへ移行可能な装置であり、省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、第2制御手段に接続され、移動部材が所定位置にあるかを検知する移動部材検知手段を備える。第2制御手段は、第2制御手段への電源供給開始に応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるかの検知結果を取得し、その検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、2つの制御手段を有し、そのうちの1つにのみ電源が供給される省エネモードに移行可能な画像形成装置において、省エネモードからの復帰か否かを判定し、それに基づき、異なる初期化処理を実行する装置、該装置により実行される制御方法および該方法を実現するための装置可読なプログラムに関する。
複写機、プリンタ、FAX装置、それらを機能として有する複合機等の画像形成装置は、装置全体の制御を行うシステムコントローラと、画像の入出力を制御するエンジンとの2つの制御手段を備えている。
近年、石油といったエネルギー資源の問題や大気汚染等の環境問題から、省エネルギー製品の開発が進み、画像形成装置においても、一定時間、装置が操作されない場合や操作パネルの電源ボタン(主電源とは異なるボタン)が押下された場合に、省エネモードに移行し、消費電力を低減する装置が提案され、数多く製品化されている。なお、省エネモードは、上記のシステムコントローラにのみ電源が供給され、上記のエンジンには電源が供給されないモードである。
省エネ制御を行う装置として、例えば、複数種類のデバイスを有し、省エネ制御の必要性を有するデバイスについて省エネ制御を行う画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。この装置は、複写アプリケーション、スキャナアプリケーション、プリンタアプリケーション、FAXアプリケーション等の複数種類の画像処理アプリケーションおよび動作モードの実行履歴に関する情報と、複写機、スキャナ、プリンタ、FAX装置等の各デバイスに関する情報とを取得し、記憶しておき、これらの情報と、各アプリケーションの動作モードと、各デバイスの省エネ制御の必要性との関連を示す情報とを参照して、省エネ制御の必要性を有するデバイスについて省エネ制御を行うものである。
省エネモードへの移行は、一定時間操作されない場合や上記の操作パネルの電源ボタンが押下された場合に実行されるが、これは、一部の機能以外の機能を停止させて電力消費量を抑制するとともに、次の起動時の起動処理を短縮し、早期の復帰を可能にする。
例えばプリンタにおいて、省エネモードからの復帰は、プリンタが印刷データを受信することによって行われるため、印刷が完了までの待ち時間は、省エネモードを解除する解除処理の時間と、ウォーミングアップに要する時間との和となる。このウォーミングアップに要する時間は、省エネモード状態にあった時間に比例して長くなる。
そこで、ウォームアップが必要な電子機器の処理待ち時間を短縮する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法では、コンピュータが、印刷データを送信するに先立って所定の処理を行うときスリープモード解除要求信号を出力し、スリープモードにある電子機器が、そのスリープモード解除要求信号に応答してスリープモードを解除し、ウォーミングアップが必要な場合にはウォーミングアップ処理を行い、その後、コンピュータから印刷データを受信して印刷処理を行う。このように、速やかにスリープモードからスタンバイ状態に遷移して、コンピュータから印刷データが送信されたときには、即座に印刷出力に入ることができる。
特開2001−285543号公報
特開2003−29954号公報
従来、画像形成装置は、エンジンへの電源供給が開始された場合、システムコントローラからの起動要求を受け、その要求から起動動作内容を判断し、その内容に基づいて起動制御を行っている。このため、システムコントローラの起動時間が装置全体の立ち上がり時間に影響している。この立ち上がり時間を短縮するためには、システムコントローラからの起動要求を待たずに、起動動作内容を判断し、その内容に基づいて起動制御を行う必要がある。
そこで、システムコントローラからの起動要求を待たずに、起動動作内容を判断し、装置全体の立ち上がり時間を短縮することが可能な画像形成装置の提供が望まれている。また、装置全体の立ち上がり時間を短縮する方法およびその方法を実現するための装置可読なプログラムの提供も望まれている。
本発明は、上記課題を解決するために、省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、エンジンに接続され、移動部材の位置を検知する移動部材検知手段とを備えた構成とし、この移動部材の位置により、起動動作内容を判断できるようにする。これにより、システムコントローラからの起動要求を待つことなく、起動制御を行うことができ、装置全体の立ち上がり時間を短縮することが可能となる。すなわち、上記課題は、本発明の画像形成装置、該画像形成装置により実行される制御方法および該方法を実現するための装置可読なプログラムを提供することにより解決される。
本発明によれば、電源が供給されて制御を行う第1制御手段と第2制御手段とを備え、第1制御手段にのみ電源が供給される省エネモードへ移行可能な画像形成装置であって、
省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、
第2制御手段に接続され、移動部材が所定位置にあるか否かを検知する移動部材検知手段とを備え、
第2制御手段は、該第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるか否かの検知結果を取得し、その検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行する、画像形成装置が提供される。
省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、
第2制御手段に接続され、移動部材が所定位置にあるか否かを検知する移動部材検知手段とを備え、
第2制御手段は、該第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるか否かの検知結果を取得し、その検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行する、画像形成装置が提供される。
上記移動部材は、光源とミラーとを有するキャリッジとすることができる。画像形成装置が、光源と複数のミラーとを備え、複数のキャリッジを構成する場合には、いずれのキャリッジでも移動部材とすることができる。
上記の所定位置は、原稿の読み取り開始位置とすることができる。この場合、移動部材検知手段は、その読み取り開始位置を検知するホームポジションセンサとすることができる。また、上記の所定位置は、画像形成装置が備える原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段が、原稿サイズを検知することが可能な位置とすることができる。この所定位置は、特定の位置に限られるものではなく、移動部材検知手段が検知可能な範囲内の任意の位置とすることができる。
また、上記画像形成装置は、さらに、その画像形成装置の主電源が切られたか否かを検知する電源検知手段を備えることができる。この場合、第2制御手段は、電源検知手段が省エネモード時に主電源が切られたことを検知した場合に、移動部材を所定位置に移動させる。第1制御手段は、移動部材検知手段が、移動部材が所定位置にあることを検知した後、画像形成装置への電源供給を停止する。
第1制御手段は、電源検知手段が省エネモード時に主電源が切られたことを検知した場合に、画像形成装置への電源供給を停止することができるが、その検知に応答してタイマをセットし、所定時間経過後に電源供給を停止することもできる。
本発明によれば、画像形成装置により実行される制御方法を提供することもできる。画像形成装置は、上記の移動部材と移動部材検知手段とを備えていて、この方法は、
第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるか否かの検知結果を取得するステップと、
検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行するステップとを含む。
第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、移動部材検知手段から移動部材が所定位置にあるか否かの検知結果を取得するステップと、
検知結果に基づいて、第1制御手段と第2制御手段とに電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行するステップとを含む。
画像形成装置は、画像形成装置の主電源が切られたか否かを検知する電源検知手段をさらに備えていて、上記方法は、この電源検知手段が省エネモード時に主電源が切られたことを検知した場合に、移動部材を所定位置に移動させるステップを含むことができる。
また、移動部材検知手段が、移動部材が所定位置にあることを検知した場合に、画像形成装置への電源供給を停止するステップをさらに含むことができる。
この停止するステップは、電源検知手段が省エネモード時に主電源が切られたことを検知し、所定時間経過後に画像形成装置への電源供給を停止するステップとすることもできる。
さらに、本発明では、上記の制御方法を実行するための装置可読なプログラムとして構成し、このプログラムを実行することにより上記制御方法の各ステップを実行することもできる。
本発明によれば、移動部材の位置により、起動動作内容を判断することができるため、第1制御手段であるシステムコントローラからの起動要求を待たずに、第2制御手段であるエンジンが起動制御を行うことができるため、立ち上がり時間を短縮することができ、ユーザへの待ち時間を短縮することができる。
移動部材を読み取り装置部の光源とミラーとを有するキャリッジとすることにより、画像形成装置のハードウェア構成に、新たなデバイスを追加する必要がないため、コストを抑制することができる。
また、上記の所定位置をキャリッジの読み取り開始位置とすることにより、画像形成装置のハードウェア構成に、新たなデバイスを追加する必要がないため、コストを抑制することができる。
さらに、上記の所定位置を原稿サイズのサイズ検知位置とすることにより、画像形成装置のハードウェア構成に、新たなデバイスを追加する必要がないため、コストを抑制することができる。
省エネモード時に主電源が切られたことを検知した場合に、移動部材を所定位置に移動させた後に主電源を切ることで、その後に主電源を入れる場合に、移動部材が所定位置にないと検知され、省エネモードからの立ち上げと誤って判断することを防止することができる。
また、移動部材検知手段が、移動部材が所定位置にあることを検知した場合に、画像形成装置への電源供給を停止することで、所定位置に確実に移動させた後に、画像形成装置への電源供給を停止することができる。
さらに、電源検知手段が省エネモード時に主電源が切られたことを検知し、所定時間経過後に画像形成装置への電源供給を停止することで、所定位置に確実に移動させた後に、画像形成装置への電源供給を停止することができる。
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施対象となる画像形成装置を例示した図である。この画像形成装置は、原稿を読み取る読み取り装置部1と、コピーサイズの倍率変更、転写紙のサイズの設定、印刷枚数の設定等を行うための表示部を備える操作ボード2と、原稿を自動で送出する原稿自動送り装置(ADF)3と、原稿が排出される原稿排出部4と、転写紙がセットされる給紙トレイ5と、図示しない転写紙を給紙する給紙ユニットと、転写紙が排出されるフィニッシャ6と、画像形成装置へ電源を供給し、電源供給を停止するための主電源スイッチ7とを含んで構成される。
図1に示す画像形成装置の操作ボードを、図2を参照して説明する。操作ボード2は、初期設定ボタン10と、コピーボタン11と、スキャナボタン12と、プリンタボタン13と、FAXボタン14と、表示部15と、数字キー16と、クリアストップ(C/S)ボタン17と、メモリクリア(M/C)ボタン18と、スタートボタン19と、予熱ボタン20と、電源ボタン21とを備えている。
各ボタンについて説明すると、初期設定ボタン10は、初期設定を行うために押下されるものである。コピーボタン11は、コピー機能を選択するために、スキャナボタン12は、スキャナ機能を選択するために、プリンタボタン13は、プリンタ機能を選択するために、FAXボタン14は、FAX機能を選択するために押下されるものである。表示部15は、コピーサイズの倍率、転写紙のサイズ、印刷枚数、入力されるFAX番号等の各情報を表示する。数字キー16は、印刷枚数やFAX番号等を入力するために使用される。C/Sボタン17は、コピー、スキャン、印刷、FAX送信等の動作を停止し、または、各機能の選択等を取り消すために押下されるものである。M/Cボタン18は、蓄積されたデータを消去するために押下されるものである。スタートボタン19は、コピー、スキャン、印刷、FAX送信等を開始するために押下されるものである。予熱ボタン20は、各機能を一定時間使用しない場合に表示部15の表示を消して予熱状態に入るために押下されるものである。電源ボタン21は、上記の機能を実現するために原稿画像を読み取り、転写紙への画像の書き込みを行うエンジンへ電源を供給し、また、エンジンへの電源供給を停止するために押下されるものである。この電源ボタン21は、エンジンへの電源供給を開始および停止するものであり、図1に示す画像形成装置の主電源スイッチ7とは異なるものである。
図3を参照して画像形成装置の読み取り装置部1を説明する。図3は、読み取り装置部1の光学系装置の概略構成図である。読み取り装置部1は、原稿30を載置するコンタクトガラス31と、原稿30の原稿面に光を照射するランプ32と、原稿面から反射した光を反射させる第1ミラー33、第2ミラー34、第3ミラー35と、光を集光するレンズ38と、CCD39とを備えている。なお、ランプ32と第1ミラー33とが第1キャリッジ36を構成していて、第2ミラー34と第3ミラー35とが第2キャリッジ37を構成している。
原稿30の読み取りは、ランプ32から光を照射し、透明なコンタクトガラス31を介して原稿面に反射した光を、第1ミラー33、第2ミラー34、第3ミラー35の順に反射させ、レンズ38で集光した後、CCD39上に結像し、CCD39において、その像の光による明暗を電荷の量に光電変換し、順次それを読み出して電気信号に変換することにより行われる。第1キャリッジ36および第2キャリッジ37は、矢線Aに示す方向に移動するが、第1キャリッジ36が距離Lだけ進む間に第2キャリッジ37が距離L/2だけ進むため、光学系の光路長を一定に保ち、原稿全体を走査することができる。
図4は、図3に示す読み取り装置部1の第1キャリッジ36および第2キャリッジ37を駆動させる装置の装置構成図である。読み取り装置部1は、図3に示す光学系装置のほか、第1キャリッジ36および第2キャリッジ37を駆動させるために、駆動ワイヤ40と、プーリ41と、ホームポジションセンサ42と、駆動軸43と、ワイヤプーリ44と、タイミングプーリ45と、タイミングベルト46と、モータ47とを備えている。
図3に示した第1キャリッジ36は、駆動ワイヤ40に取り付けられ、第2キャリッジ37は、プーリ41が取り付けられて、そのプーリ41に駆動ワイヤ40が巻き付けられる。駆動軸43には、ワイヤプーリ44が繋がれ、そのワイヤプーリ44に駆動ワイヤ40が巻き付けられる。また、駆動軸43には、タイミングプーリ45も繋がれており、タイミングプーリ45は、タイミングベルト46を介してモータ47に繋がれる。
モータ47を駆動させると、その駆動を、タイミングベルト46を介してタイミングプーリ45、駆動軸43、ワイヤプーリ44に伝達し、ワイヤプーリ44が駆動ワイヤ40を巻き付け、駆動ワイヤ40に取り付けられる第1キャリッジ36およびプーリ41を介して駆動ワイヤ40に取り付けられる第2キャリッジ37を矢線Aに示す方向およびその反対方向である矢線Bに示す方向に移動させることができる。
読み取り開始位置となるホームポジションは、第1キャリッジ36の一端をホームポジションセンサ42が検知し、一定距離をリターンさせた位置、すなわち一定距離ほど矢線Bに示す方向に移動させた位置とされる。第1キャリッジ36および第2キャリッジ37による読み取り動作は、このホームポジションから開始し、読み取り動作が終了したときには、第1キャリッジ36はこのホームポジションに戻される。
図5は、図3に示す読み取り装置部1の断面図である。図5に示す読み取り装置部1は、さらに、APSセンサ50を備えている。コンタクトガラス31上に載置された原稿30のサイズは、APSセンサ50によって検知することができる。このAPSセンサ50は、原稿30に赤外光を照射し、原稿30に反射した光の有無により、その原稿30の有無を検知する。
次に、図6のシステム制御ブロック図を参照して、本発明の実施対象となる画像形成装置の制御形態について説明する。システム制御を行うために、画像形成装置は、システムコントローラ100と、操作パネル制御装置200と、エンジン300と、それらを接続するデータバス/コマンドバス400とをさらに含む。
システムコントローラ100は、スキャナアプリケーション、コピーアプリケーション、プリンタアプリケーション、FAXアプリケーション等の複数および単体のアプリケーション機能をもち、装置全体の制御を行う。操作パネル制御装置200は、装置の設定入力やその状態内容を表示する装置である。エンジン300は、上記のように、原稿画像の読み取り、転写紙への画像の書き込みを行う。データバス/コマンドバス400は、画像データと制御コマンドを時分割で転送するバスである。
各制御手段の詳細について説明する。システムコントローラ100は、ワークメモリ101とフレームメモリ102を含む。ワークメモリ101は、プリンタ機能において使用される画像展開の作業用メモリである。フレームメモリ102は、読み取り画像や書き込み画像のイメージデータを記憶するための作業用メモリである。このイメージデータは、符号化されていてもよく、ドットイメージのイメージデータであってもよい。
システムコントローラ100は、NVRAM103と、RAM104と、ROM105と、CPU106と、ネットワークI/Fコントローラ107と、システムI/Fコントローラ108とをさらに含む。NVRAM103は、不揮発性メモリで、装置全体の情報を記憶する。RAM104は、CPU106が使用する作業用メモリであり、ROM105は、CPU106が実行する制御プログラムを記憶する。CPU106は、ROM105に記憶された制御プログラムを実行し、システムコントローラ100の制御を行う。ネットワークI/Fコントローラ107は、図示しないネットワークとの接続制御を行うものである。また、システムI/Fコントローラ108は、CPU106の命令により装置内で処理されるプリンタデータやFAXデータの転送制御を行うものである。
システムコントローラ100は、さらに、FIFOバッファ109、110と、メモリコントローラ111と、ハードディスクコントローラ(HDDC)112と、3つのバス制御回路113、114、115を備えている。FIFOバッファ109は、フレームメモリ102に記憶される画像データを出力画像としてデータ転送する際の速度変換を行うものである。FIFOバッファ110は、入力画像をフレームメモリ102に書き込む際のデータ転送の速度変換を行うものである。メモリコントローラ111は、CPU106の制御なしにフレームメモリ102およびHDDC112とデータバス/コマンドバス400との間の画像の入出力を制御するものである。HDDC112は、HDDを有し、HDDへの画像データの入出力制御を行うものである。なお、HDDには、読み取り装置部1により読み取られた画像およびネットワークを介して取得した画像が画像データとして記憶される。バス制御回路113、114、115は、FIFOバッファ109、110とデータバス/コマンドバス400との間、メモリコントローラ111とデータバス/コマンドバス400との間、システムI/Fコントローラ108とデータバス/コマンドバス400との間の制御を行うものである。
操作パネル制御装置200は、入力装置201と、表示装置202と、ROM203と、CPU204と、RAM205と、バス制御回路206とを含む。入力装置201は、ユーザがシステム設定の入力を行う装置である。表示装置202は、ユーザがシステム設定内容や状態を確認するために、その内容や状態を表示する装置である。ROM203は、CPU204が実行する操作パネル制御装置200を制御するための制御プログラムを記憶する。CPU204は、ROM203から制御プログラムを読み出し、実行して、操作パネル制御装置200の制御を行う。RAM205は、CPU204が使用する作業用メモリである。バス制御回路206は、CPU204とデータバス/コマンドバス400との間の制御を行うものである。
エンジン300は、2つのバス制御回路301、302と、画像書き込みユニット303と、画像読み取りユニット304と、CPU305と、電子写真プロセスユニット306と、転写紙搬送制御ユニット307と、RAM308と、ROM309と、課金装置I/Fユニット310と、原稿搬送制御ユニット311と、地紋認識ユニット312とを備えている。
バス制御回路301、302は、画像書き込みユニット303とデータバス/コマンドバス400との間、CPU305とデータバス/コマンドバス400との間の制御を行うものである。画像書き込みユニット303は、レーザ光を画素周波数で点灯し、ポリゴンスキャナでスキャンする光学書き込み装置の制御を行う装置である。したがって、画像形成装置は、この光学書き込み装置も備える。画像読み取りユニット304は、ランプ32の光を原稿30に反射させ、その反射光をCCD39で読み取る読み取り装置部1の制御を行う装置である。また、画像読み取りユニット304は、画像処理を行い、可視または不可視の識別子を画像データから抽出する。RAM308は、CPU305が使用する作業用メモリであり、ROM309は、CPU305が実行するエンジン300を制御するための制御プログラムを記憶する。CPU305は、ROM309から制御プログラムを読み出し、実行して、エンジン300の制御を行う。
CPU305は、上記の抽出した識別子をコード化し、システムコントローラ100へ送り、ネットワーク上に存在する他の画像形成装置やコンピュータを特定する。電子写真プロセスユニット306は、感光体上にレーザ光で書き込まれた潜像画像をトナーで顕像化し、それを転写紙に転写して、トナーを定着させる電子写真処理の制御を行う装置である。転写紙搬送制御ユニット307は、電子写真プロセスユニット306で画像が転写される転写紙の搬送制御を行う装置である。この転写紙搬送制御ユニット307は、給紙ユニットを制御して、任意のサイズの転写紙をセット可能な手差しトレイや、定型サイズの転写紙をセット可能な給紙トレイ5から給紙することができる。
原稿搬送制御ユニット311は、複数枚積載された原稿から読み取り装置部1が読み取る原稿を1枚ずつ搬送するように制御し、また、原稿サイズの検知を行うために、APSセンサ50の制御も行う。課金装置I/Fユニット310は、例えば、原稿のコピーを1枚出力するたびに課金を行う課金装置の制御を行うものである。地紋認識ユニット312は、印刷物の地の模様を認識する装置の制御を行うものである。
このように、画像形成装置は、システムコントローラ100と、操作パネル制御装置200と、エンジン300といった制御手段を備えるものである。これらの制御手段には、電源が供給されており、この電源供給によって各制御を行うことができる。この画像形成装置は、一定時間操作されていない場合や、上記の操作ボードの電源ボタン21が押下された場合には、システムコントローラ100にのみ電源供給を行い、エンジン300への電源供給を停止する省エネモードに移行可能な装置とされている。
省エネモードに移行可能な装置である場合、省エネモードから復帰する場合(システムコントローラ100は通電状態であるため、エンジン300へ電源供給を開始する場合)と、主電源スイッチ7が入れられた場合(システムコントローラ100およびエンジン300のいずれも電源供給が停止されていたため、それらのいずれにも電源供給を開始する場合)の2つが存在する。
省エネモードからの復帰においては、エンジン300に電源が供給されると、初期設定、デバイスの接続確認、第1キャリッジ36のホーミングを含む初期化処理が行われ、CCD39の初期調整等は省略される。これに対し、主電源スイッチ7が入れられた場合は、CCD39の初期調整等を含めた初期化処理が行われる。このため、省エネモードからの復帰のほうが早く復帰することができる。
省エネモードからの復帰する場合か、主電源スイッチ7が入れられた場合かという起動動作内容によって初期化処理が異なることから、これらの起動動作内容を判断しなければならない。本発明では、画像形成装置が、省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、エンジン300に接続され、移動部材の位置を検知する移動部材検知手段とを備えているため、この移動部材の位置によってその内容を容易に判断することができる。
ここで、1つの実施例として、移動部材を第1キャリッジ36とし、その第1キャリッジ36が、所定位置であるホームポジションに位置しているか否かによって起動動作内容を判定する処理について説明する。なお、移動部材としての第1キャリッジ36の位置は、ホームポジションセンサ42によって検知することができるため、このホームポジションセンサ42を移動部材検知手段として使用している。ここでは、移動部材を第1キャリッジ36としているが、第2キャリッジ37であってもよい。また、所定位置に限らず、所定範囲であってもよく、第1キャリッジ36および第2キャリッジ37の両方がホームポジションセンサ42の検知範囲内にある場合、それら両方が所定範囲内にあると判断して、起動動作内容を判定することもできる。
一定時間操作されていない場合、あるいは操作ボードの電源ボタン21が押下された場合、操作パネル制御装置200のCPU204がこれを検知し、CPU204は、データバス/コマンドバス400を介してシステムコントローラ100のCPU106に通知する。
CPU106は、データバス/コマンドバス400を介してエンジン300のCPU305に、省エネモードへの移行を要求する。エンジン300のCPU305は、画像読み取りユニット304に要求し、第1キャリッジ36をホームポジションセンサ42が検知することができない位置まで移動させる。移動が終了すると、CPU305は、画像読み取りユニット304から移動完了通知を受け、システムコントローラ100のCPU106に、データバス/コマンドバス400を介して省エネモードへ移行する準備ができたことを通知する。この通知を受けて、CPU106は、エンジン300への電源供給を停止する。これによって、エンジン300は省エネモードの状態となる。CPU間の通知や要求は、各バス制御回路およびデータバス/コマンドバス400を介して行われるが、簡略化のため、以下、その記載を省略して説明する。
エンジン300が省エネモードの状態にある場合に、何らかの操作が加えられたことを操作パネル制御装置200のCPU204が検知すると、CPU204は、操作が加えられたことをシステムコントローラ100のCPU106に通知する。CPU106は、その通知を受けて、エンジン300への電源供給を開始する。その後、エンジン300のCPU305は、初期設定、デバイスの接続確認、第1キャリッジ36のホーミングを含む初期化処理を実行する。
主電源スイッチ7が切られ、その後、主電源スイッチ7が入れられた場合には、システムコントローラ100と操作パネル制御装置200とに電源供給が開始され、システムコントローラ100のCPU106が、エンジン300への電源供給を開始する。その際、エンジン300のCPU305は、システムコントローラ100からの要求を待たずに、画像読み取りユニット304に、ホームポジションセンサ42によって第1キャリッジ36がホームポジションに位置しているか検知させる。この場合には、ホームポジションに位置しているため、ホームポジションセンサ42が第1キャリッジ36を検知したことを受けて、CPU305は主電源スイッチ7が入れられた場合と判定し、CCD39の初期調整等を含む初期化処理を実行する。
主電源スイッチ7が切られた場合、操作パネル制御装置200の入力装置201は主電源スイッチ7が切られたことを検知し、CPU204に通知し、CPU204は、システムコントローラ100のCPU106にその旨を通知する。システムコントローラ100のCPU106は、省エネモードに移行しているか否かを判定する。省エネモードに移行していない場合は、CPU106は、即座にエンジン300への電源供給を停止する。これに対し、省エネモードに移行している場合には、第1キャリッジ36がホームポジションセンサ42によって検知できない位置まで移動され、エンジン300への電源供給が停止されるため、CPU106は、エンジン300への電源供給を開始し、エンジン300のCPU305に省エネモードからの復帰と判断させ、画像読み取りユニット304に、第1キャリッジ36をホーミングさせる。CPU106は、ホーミングが終了したことの通知をCPU305から受けて、エンジン300への電源供給を停止する。この場合、CPU106は、エンジン300への電源供給を開始するとともにタイマをセットし、タイムアウトしたことを受けてエンジン300への電源供給を停止するようになされていてもよい。エンジン300への電源供給を停止した後、画像形成装置への電源供給を停止する。
別の実施例として、移動部材を第1キャリッジ36とし、その第1キャリッジ36が、原稿サイズ検知位置に位置しているか否かによって起動動作内容を判定する処理について説明する。この場合、原稿サイズを検知するAPSセンサ50を移動部材検知手段として使用している。
一定時間操作されていない場合、あるいは操作ボードの電源ボタン21が押下された場合、操作パネル制御装置200のCPU204がこれを検知し、CPU204は、システムコントローラ100のCPU106に通知する。
CPU106は、エンジン300のCPU305に、省エネモードへの移行を要求する。エンジン300のCPU305は、画像読み取りユニット304に要求し、第1キャリッジ36をAPSセンサ50が赤外光を照射し、その反射光を受光可能な位置、すなわちAPSセンサ50の検知範囲内に移動させる。移動が終了すると、CPU305は、画像読み取りユニット304から移動完了通知を受け、システムコントローラ100のCPU106に、省エネモードへ移行する準備ができたことを通知する。この通知を受けて、CPU106は、エンジン300への電源供給を停止する。これによって、エンジン300は省エネモードの状態となる。
エンジン300が省エネモードの状態にある場合に、何らかの操作が加えられたことを操作パネル制御装置200のCPU204が検知すると、CPU204は、操作が加えられたことをシステムコントローラ100のCPU106に通知する。CPU106は、その通知を受けて、エンジン300への電源供給を開始する。その後、エンジン300のCPU305は、初期設定、デバイスの接続確認、第1キャリッジ36のホーミングを含む初期化処理を実行する。
主電源スイッチ7が切られ、その後、主電源スイッチ7が入れられた場合には、システムコントローラ100と操作パネル制御装置200とに電源供給が開始され、システムコントローラ100のCPU106が、エンジン300への電源供給を開始する。その際、エンジン300のCPU305は、システムコントローラ100からの要求を待たずに、画像読み取りユニット304に、APSセンサ50によって第1キャリッジ36を検知させる。この場合には、第1キャリッジ36がAPSセンサ50の検知範囲外に位置しているため、CPU305は、APSセンサ50によって検知できない旨の通知を受けて、主電源スイッチ7が入れられた場合と判定し、CCD39の初期調整等を含む初期化処理を実行する。
主電源スイッチ7が切られた場合、操作パネル制御装置200の入力装置201は主電源スイッチ7が切られたことを検知し、CPU204に通知し、CPU204は、システムコントローラ100のCPU106にその旨を通知する。システムコントローラ100のCPU106は、省エネモードに移行しているか否かを判定する。省エネモードに移行していない場合は、CPU106は、即座にエンジン300への電源供給を停止する。これに対し、省エネモードに移行している場合には、第1キャリッジ36がAPSセンサ50によって検知可能な位置まで移動されていて、エンジン300への電源供給が停止されるため、CPU106は、エンジン300への電源供給を開始し、エンジン300のCPU305に省エネモードからの復帰と判断させ、画像読み取りユニット304に、第1キャリッジ36をホーミングさせる。CPU106は、ホーミングが終了したことの通知をCPU305から受けて、エンジン300への電源供給を停止する。この場合も、CPU106は、エンジン300への電源供給を開始するとともにタイマをセットし、タイムアウトしたことを受けてエンジン300への電源供給を停止するようになされていてもよい。エンジン300への電源供給を停止した後、画像形成装置への電源供給を停止する。
上記の実施例では、省エネモードからの復帰か、主電源を入れた場合かの判断を、第1キャリッジがホームポジションセンサ42で検知できるか否か、APSセンサ50で検知できるか否かで判断した。その際、第1キャリッジがホームポジションセンサ42で検知できない場合、第1キャリッジがAPSセンサ50で検知できる場合を、省エネモードからの復帰と判断した。本発明では、これに限られるものではなく、第1キャリッジがホームポジションセンサ42で検知できる場合、第1キャリッジがAPSセンサ50で検知できない場合を、省エネモードからの復帰と判断することもできる。
上記の画像形成装置による処理は、装置可読なプログラムを提供することによっても実現することができる。この場合、各処理に対応したプログラムを各ROMに記憶させておき、各CPUに実行させることにより実現することができる。
これまで本発明を図面に示した実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、他の実施の形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1…読み取り装置部、2…操作ボード、3…原稿自動送り装置、4…原稿排出部、5…給紙トレイ、6…フィニッシャ、7…主電源スイッチ、10…初期設定ボタン、11…コピーボタン、12…スキャナボタン、13…プリンタボタン、14…FAXボタン、15…表示部、16…数字キー、17…クリアストップボタン、18…メモリクリアボタン、19…スタートボタン、20…予熱ボタン、21…電源ボタン、30…原稿、31…コンタクトガラス、32…ランプ、33…第1ミラー、34…第2ミラー、35…第3ミラー、36…第1キャリッジ、37…第2キャリッジ、38…レンズ、39…CCD、40…駆動ワイヤ、41…プーリ、42…ホームポジションセンサ、43…駆動軸、44…ワイヤプーリ、45…タイミングプーリ、46…タイミングベルト、47…モータ、50…APSセンサ、100…システムコントローラ、101…ワークメモリ、102…フレームメモリ、103…NVRAM、104…RAM、105…ROM、106…CPU、107…ネットワークI/Fコントローラ、108…システムI/Fコントローラ、109、110…FIFOバッファ、111…メモリコントローラ、112…ハードディスクコントローラ、113、114、115…バス制御回路、200…操作パネル制御装置、201…入力装置、202…表示装置、203…ROM、204…CPU、205…RAM、206…バス制御回路、300…エンジン、301、302…バス制御回路、303…画像書き込みユニット、304…画像読み取りユニット、305…CPU、306…電子写真プロセスユニット、307…転写紙搬送制御ユニット、308…RAM、309…ROM、310…課金装置I/Fユニット、311…原稿搬送制御ユニット、312…地紋認識ユニット、400…モータバス/コマンドバス
Claims (12)
- 電源が供給されて制御を行う第1制御手段と第2制御手段とを備え、前記第1制御手段にのみ前記電源が供給される省エネモードへ移行可能な画像形成装置であって、
前記省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、
前記第2制御手段に接続され、前記移動部材が前記所定位置にあるか否かを検知する移動部材検知手段とを備え、
前記第2制御手段は、該第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、前記移動部材検知手段から前記移動部材が前記所定位置にあるか否かの検知結果を取得し、前記検知結果に基づいて、前記第1制御手段と前記第2制御手段とに前記電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と前記省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行する、画像形成装置。 - 前記移動部材は、光源とミラーとを有するキャリッジである、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記所定位置は、原稿の読み取り開始位置である、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、さらに、原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、
前記所定位置は、前記原稿サイズ検知手段が前記原稿サイズを検知することが可能な位置である、請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、さらに、前記画像形成装置の主電源が切られたか否かを検知する電源検知手段を備え、
前記第2制御手段は、前記電源検知手段が前記省エネモード時に前記主電源が切られたことを検知した場合に、前記移動部材を前記所定位置に移動させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1制御手段は、前記移動部材検知手段が、前記移動部材が前記所定位置にあることを検知した場合に、前記画像形成装置への電源供給を停止する、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記第1制御手段は、前記電源検知手段が前記省エネモード時に前記主電源が切られたことを検知し、所定時間経過後に前記画像形成装置への電源供給を停止する、請求項5に記載の画像形成装置。
- 電源が供給されて制御を行う第1制御手段と第2制御手段とを備え、前記第1制御手段にのみ前記電源が供給される省エネモードへ移行可能な画像形成装置により実行される制御方法であって、前記画像形成装置は、前記省エネモードへ移行する場合に所定位置に移動される移動部材と、前記第2制御手段に接続され、前記移動部材が前記所定位置にあるか否かを検知する移動部材検知手段とを備えており、
前記第2制御手段への電源供給が開始されたことに応答して、前記移動部材検知手段から前記移動部材が前記所定位置にあるか否かの検知結果を取得するステップと、
前記検知結果に基づいて、前記第1制御手段と前記第2制御手段とに前記電源が供給された場合に行われる第1初期化処理と前記省エネモードから復帰する場合に行われる第2初期化処理とから選択して実行するステップとを含む、制御方法。 - 前記画像形成装置は、前記画像形成装置の主電源が切られたか否かを検知する電源検知手段をさらに備えており、
前記電源検知手段が前記省エネモード時に前記主電源が切られたことを検知した場合に、前記移動部材を前記所定位置に移動させるステップをさらに含む、請求項8に記載の制御方法。 - 前記移動部材検知手段が、前記移動部材が前記所定位置にあることを検知した場合に、前記画像形成装置への電源供給を停止するステップをさらに含む、請求項9に記載の制御方法。
- 前記電源検知手段が前記省エネモード時に前記主電源が切られたことを検知し、所定時間経過後に前記画像形成装置への電源供給を停止するステップをさらに含む、請求項9に記載の制御方法。
- 請求項8〜11のいずれか1項に記載の制御方法を実行するための画像形成装置により可読なプログラム。
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---|---|---|---|
JP2007052364A JP2008216527A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007052364A JP2008216527A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
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JP2008216527A true JP2008216527A (ja) | 2008-09-18 |
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ID=39836658
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JP2007052364A Pending JP2008216527A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
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JP (1) | JP2008216527A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011093250A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Brother Industries Ltd | 電子機器および電子機器の動作モード切替方法 |
US8947690B2 (en) | 2013-02-08 | 2015-02-03 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image reading apparatus and image forming apparatus |
CN104553378A (zh) * | 2013-10-11 | 2015-04-29 | 佳能株式会社 | 打印系统及打印系统的控制方法 |
US10432816B1 (en) | 2018-08-17 | 2019-10-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Finishing line controllers to optimize the initialization of a printing device |
-
2007
- 2007-03-02 JP JP2007052364A patent/JP2008216527A/ja active Pending
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