JPH10262130A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JPH10262130A
JPH10262130A JP9083318A JP8331897A JPH10262130A JP H10262130 A JPH10262130 A JP H10262130A JP 9083318 A JP9083318 A JP 9083318A JP 8331897 A JP8331897 A JP 8331897A JP H10262130 A JPH10262130 A JP H10262130A
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JP9083318A
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Takashi Komatsu
隆志 小松
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は省エネモードからの復帰条件を復帰要
求の内容に応じて変えたり、復帰要因を情報処理装置に
通知してエネルギーの削減効率を向上させつつ利用性の
良好な複合装置を提供する。 【解決手段】複合装置は、省エネモードにおいて、複合
装置の接続されたパーソナルコンピュータから動作要求
があると、完全省エネモードか簡易省エネモードか、パ
ーソナルコンピュータからの動作要求内容、すなわち、
スキャナ動作、コピー動作及びプリンタ動作要求かに応
じて、操作表示部、電装系及びプロッタのヒーターへの
電源供給状態を変化させ、当該動作要求を適切に行いつ
つ、当該動作要求にとって不必要な部分への電力の供給
を削減した状態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合装置に関し、
詳細には、情報処理装置に接続され、当該情報処理装置
の周辺機器としても使用可能であるとともに、省エネル
ギーモードを備えた複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、省エネルギー(以下、必要に応じ
て、省エネという。)化が要望されており、ファクシミ
リ装置においても、受信待機中等に、記録部の加熱部等
のような高電力を消費する部分への電源を削減して、消
費電力を削減するファクシミリ装置が出現している。
【0003】このような省エネを行う従来のファクシミ
リ装置においては、省エネモードに入ると、オペレータ
が操作部で省エネモード解除操作を行ったり、着信があ
ると、各部に電源の供給を開始して、通常使用状態に復
帰する。
【0004】また、近時、ファクシミリ装置は、その普
及に伴って、高度化、多機能化が進んでおり、例えば、
その送受信部も高速で、高品質の画像を送信することが
でき、また、その記録部も、例えば、電子写真式記録方
式を使用した高画質、高品質の画像を記録出力すること
ができるようになっている。
【0005】こうしたファクシミリ装置の高度化、高機
能化した各機能を有効に利用することが要望され、従
来、例えば、特開平6ー178038号公報に記載され
ているようなファクシミリ装置が提案されている。
【0006】このファクシミリ装置は、入力手段から第
1の制御情報と第2の制御情報とを有する画情報が入力
され、この入力された画情報から第1の制御情報を第1
の抽出手段で抽出して、通信モードをモード設定手段に
より設定する。入力された画情報から生成記憶手段によ
りドット情報を生成して記憶し、生成記憶手段の実行中
に、第2の抽出手段により画情報から第2の制御情報が
抽出されると、生成記憶手段に記憶されたドット情報を
送信手段により送信する。
【0007】すなわち、このファクシミリ装置によれ
ば、パーソナルコンピュータ等から入力されたプリント
データをドット情報に変換して、第1の制御情報で指定
された内容に応じて、ファクシミリ送信することができ
る。
【0008】また、従来、例えば、特開平6ー1528
46号公報に記載されているようなマルチファンクショ
ン装置が提案されている。
【0009】このマルチファンクション装置は、パーソ
ナルコンピュータ等で作成した文書情報をイメージ変換
手段によりイメージデータに変換し、原稿読取手段に与
えられるべき制御信号を切換手段を介して印刷制御手段
に与えて制御することにより、イメージ変換手段により
変換したイメージデータを印刷制御手段により2値イメ
ージデータに変換して、1ライン単位で読み取り制御信
号に読み取らせて、ファクシミリ送信する。
【0010】すなわち、このマルチファンクション装置
は、パーソナルコンピュータ等で作成した文書情報をイ
メージ変換手段によりイメージデータに変換すると、原
稿読取手段を制御するための信号により、2値イメージ
データに変換する機能を有した印刷制御手段により2値
イメージデータに変換することにより、ファクシミリ送
信を可能にしている。
【0011】このようにファクシミリ装置は、パーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置に接続されて、当該情
報処理装置の周辺機器として動作する複合装置となって
きているとともに、近時の省エネルギー化の要請に応じ
て、所定期間動作要求がないと各部への電源供給量を削
減して消費電力を削減する省エネモードを備えるように
なってきている。
【0012】そして、このような省エネモードを備えた
従来の複合装置は、複合装置本体からの動作要求(復帰
要求)や情報処理装置からの動作要求があると、各部に
一律に電源の供給を再開して、通常動作状態に復帰させ
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の複合装置にあっては、複合装置本体からの動
作要求(復帰要求)や情報処理装置からの動作要求があ
ると、各部へ一律に電源の供給を再開して、通常動作状
態に復帰させるようになっていたため、エネルギーを削
減する上で、なお、改良の余地があるとともに、情報処
理装置で複合装置の省エネモードからの復帰状態を確認
することができず、複合装置の利用性が悪いという問題
があった。
【0014】そこで、請求項1記載の発明は、省エネル
ギーモードに入っている複合装置がパーソナルコンピュ
ータからの動作要求により省エネルギーモードから復帰
する際に、動作要求の要求内容に応じて省エネルギーモ
ードからの復帰条件を変えることにより、当該動作要求
を適切に行いつつ、当該動作要求にとって不必要な部分
への電力の供給を削減した状態を維持して、より一層エ
ネルギーの消費を削減することのできる複合装置を提供
することを目的としている。
【0015】請求項2記載の発明は、省エネルギーモー
ド時に、複合装置自体から復帰要求があると、当該復帰
要求の復帰要因を情報処理装置に通知して、情報処理装
置の表示手段に表示させることにより、複合装置が省エ
ネルギーモードからどのような要因でどの部分が通常使
用状態に復帰したかを情報処理装置で判別できるように
して、復帰要因によって複合装置の備えている機能のど
の機能が使用可能で、どの機能が使用不可能かを確認可
能とし、利用性の良好な複合装置を提供することを目的
としている。
【0016】請求項3記載の発明は、情報処理装置から
緊急を要する文書出力要求があると、省エネルギーモー
ドであるか否かの状況、記録手段の使用状況及びネット
ワークに接続された他の複合装置及び記録装置の稼働状
況に応じて、出力要求のあった文書を最も速く出力可能
な装置を選択して当該文書を出力させることにより、省
エネルギーモードから記録手段が立ち上がる時間やネッ
トワークに接続された記録装置等の記録出力終了までの
無駄な待ち時間を省いて、より一層利用性の良好な複合
装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の複
合装置は、原稿の画像を読み取って画像データとして出
力する読取手段と、画像データの送受信を行うファクシ
ミリ通信手段と、画像データに基づいて画像を記録紙に
記録する記録手段と、各種操作の行われる操作手段と、
各種情報を表示する表示手段と、少なくとも前記読取手
段、前記記録手段及び前記表示手段への電源供給を削減
するとともに、各種復帰要因に基づいて前記読取手段、
前記記録手段及び前記表示手段への電源供給を復帰させ
る省エネルギーモード処理を行う制御手段と、を備える
とともに、所定の表示手段を備えた情報処理装置に接続
されて、当該情報処理装置の周辺機器として前記読取手
段及び前記記録手段を動作させる複合装置であって、前
記制御手段は、前記省エネルギーモード時に、前記情報
処理装置から動作要求があると、当該動作要求の内容に
応じて、前記読取手段、前記記録手段及び前記表示手段
の前記省エネルギーモードからの復帰条件を変化させ
て、前記電源供給を復帰させることにより、上記目的を
達成している。
【0018】上記構成によれば、省エネルギーモードに
入っている複合装置がパーソナルコンピュータからの動
作要求により省エネルギーモードから復帰する際に、動
作要求の要求内容に応じて省エネルギーモードからの復
帰条件を変えているので、当該動作要求を適切に行いつ
つ、当該動作要求にとって不必要な部分への電力の供給
を削減した状態を維持することができ、より一層エネル
ギーの消費を削減することができる。
【0019】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記制御手段は、前記省エネルギーモード時に、
前記複合装置自体から復帰要求があると、当該復帰要求
の復帰要因を前記情報処理装置に通知して、前記情報処
理装置の前記表示手段に表示させてもよい。
【0020】上記構成によれば、省エネルギーモード時
に、複合装置自体から復帰要求があると、当該復帰要求
の復帰要因を情報処理装置に通知して、情報処理装置の
表示手段に表示させるので、複合装置が省エネルギーモ
ードからどのような要因でどの部分が通常使用状態に復
帰したかを情報処理装置で判別することができ、復帰要
因によって複合装置の備えている機能のどの機能が使用
可能で、どの機能が使用不可能かを確認することがで
き、複合装置の利用性を向上させることができる。
【0021】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記複合装置は、前記情報処理装置を介して他の複
合装置及び記録装置等の接続された所定のネットワーク
に接続され、前記制御手段は、前記自己に接続された前
記情報処理装置から緊急を要する文書出力要求がある
と、前記省エネルギーモードであるか否かの状況、前記
記録手段の使用状況及び前記ネットワークに接続された
前記他の複合装置及び前記記録装置の稼働状況に応じ
て、出力要求のあった前記文書を最も速く出力可能な装
置を選択して当該文書を出力させてもよい。
【0022】上記構成によれば、情報処理装置から緊急
を要する文書出力要求があると、省エネルギーモードで
あるか否かの状況、記録手段の使用状況及びネットワー
クに接続された他の複合装置及び記録装置の稼働状況に
応じて、出力要求のあった文書を最も速く出力可能な装
置を選択して当該文書を出力させているので、省エネル
ギーモードから記録手段が立ち上がる時間やネットワー
クに接続された記録装置等の記録出力終了までの無駄な
待ち時間を省くことができ、複合装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0024】図1〜図6は、本発明の複合装置の一実施
の形態を示す図であり、図1は、本発明の複合装置の一
実施の形態を適用した複合装置1の要部回路ブロック図
である。
【0025】図1において、複合装置1は、メインCP
U(Central Processing Unit )2、省エネCPU3、
ROM(Read Only Memory)4、操作表示部5、プロッ
タ6、スキャナ7、NCU(Network Control Unit)8
及びPC I/F9等を備えており、PC I/F9に
は、情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以
下、必要に応じて、PCという。)10が接続されてい
る。パーソナルコンピュータ10は、ディスプレイ(表
示手段)を備えている。
【0026】ROM4には、複合装置1としての基本プ
ログラムや後述する省エネ制御処理プログラム等の各種
プログラム及び複合装置1の制御に必要な各種システム
データが格納されている。すなわち、複合装置1は、消
費電力を削減する完全省エネモードと簡易省エネモード
の2種類の省エネモードを備えており、ROM4に、こ
れら省エネモード処理を実行する省エネ制御処理プログ
ラムが格納されている。この完全省エネモードは、メイ
ンCPU2、プロッタ6の定着部の定着ローラを過熱す
る定着ヒーター及びその他の電装系の電源をオフにし
て、複合装置1の消費電力を削減する省エネモードであ
り、所定時間操作表示部5のキー操作がない場合や操作
表示部5の省エネキーの押下により完全省エネモードに
入る。また、簡易省エネモードは、操作表示部5のディ
スプレイの表示をオフ、プロッタ6の定着部の定着ロー
ラを加熱する定着ヒーターへの通電量を少なくして定着
温度よりも所定温度低い予熱温度に加熱し、メインCP
U2及びその他の電装系への通電をオン状態として、複
合装置1の消費電力を簡易的に削減する省エネモードで
あり、所定時間操作表示部5のキー操作がない場合や操
作表示部5の省エネキーの押下により簡易省エネモード
に入る。
【0027】メインCPU2は、上記省エネモードに入
っていないときに、ROM4内のプログラムに基づい
て、複合装置1の各部を制御し、複合装置1としての基
本処理を実行するとともに、後述する省エネ制御処理を
実行する。
【0028】省エネCPU3は、省エネモード時に、省
エネモードを解除するトリガとなる信号や操作を検出し
て、メインCPU2に省エネ解除信号を出力する。すな
わち、省エネCPU3は、省エネモード時、NCU8が
回線からのリンギング信号やファクシミリ網からの呼出
信号を検出したか、スキャナ7に原稿がセットされたこ
とをスキャナ7の原稿センサが検出したか、あるいは、
操作表示部5の省エネ解除キーが押下された旨の信号が
入力されたか、を省エネモード解除のトリガとして検出
し、省エネモード解除トリガを検出すると、メインCP
U2に省エネ解除信号を出力する。したがって、上記メ
インCPU2及び省エネCPU3は、全体として制御手
段として機能する。
【0029】操作表示部(操作手段、表示手段)5は、
テンキーやスタートキー等の各種操作キー、特に、省エ
ネキーや省エネ解除キーを備えるとともに、ディスプレ
イ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーから
は、送信操作あるいは省エネ操作や省エネ解除操作等の
各種命令が入力され、ディスプレイ(表示手段)には、
操作キーから入力された命令内容や複合装置1からオペ
レータに通知する各種情報が表示される。
【0030】プロッタ(記録手段)6は、例えば、電子
写真式記録装置が使用され、プロッタ6は、受信画像デ
ータやスキャナ7で読み取った画像データを所定の解像
度で記録紙に記録出力し、また、後述するパーソナルコ
ンピュータ10及びパーソナルコンピュータ10の接続
されているネットワークNのプリンタとして、例えば、
セントロ信号に基づいて、パーソナルコンピュータ10
やパーソナルコンピュータ10を介してネットワークN
に接続された他のパーソナルコンピュータ10等から送
信されてくるデータを記録紙に記録出力する。
【0031】スキャナ(読取種端)7は、例えば、CC
D(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキ
ャナ等が利用されており、スキャナ7の原稿台にセット
された原稿を1枚ずつ読み取って、原稿の画像を所定の
解像度で読み取る。このスキャナ7の原稿台には、図示
しないが原稿台上に原稿がセットされているか否かを検
出する原稿センサが配設されており、原稿センサは、原
稿台上に原稿がセットされたことを検出すると、原稿検
出信号を省エネCPU3及びメインCPU2に出力す
る。
【0032】NCU(ファクシミリ通信手段)8には、
公衆電話回線やファクシミリ網等の回線が接続され、N
CU8は、回線からの発呼に対して自動着呼し、また、
回線への自動発呼処理を行う。また、NCU8は、モデ
ムや通信制御部を内蔵し、そのモデムにより、送信信号
の変調及び受信信号の復調を行い、通信制御部により、
相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を
交換して、ファクシミリ通信手順を実行する。
【0033】PC I/F9には、パラレルあるいはシ
リアルでPC(パーソナルコンピュータ)10が接続さ
れており、複合装置1は、ホストPC I/F9を介し
てパーソナルコンピュータ10との間で各種情報やコマ
ンドの授受を行う。
【0034】パーソナルコンピュータ10は、ネットワ
ークNに接続され、ネットワークNには、図2に示すよ
うに、複数の複合装置1がパーソナルコンピュータ10
を介して接続されているとともに、スキャナ11やプリ
ンタ(記録装置)12が接続されている。パーソナルコ
ンピュータ10は、ネットワークNに接続されているこ
れらスキャナ11やプリンタ12をネットワークNを介
して使用することができるとともに、他のパーソナルコ
ンピュータ10に接続されている複合装置1のファクシ
ミリ通信機能、スキャナ機能及びプロッタ機能を利用す
ることができ、また、ネットワークNに接続された他の
パーソナルコンピュータ10により自己に接続されてい
る複合装置1の利用を許容する。すなわち、複合装置1
は、パーソナルコンピュータ10の周辺機器として動作
する。
【0035】次に、本実施の形態の作用を説明する。複
合装置1は、ネットワークNに接続されたパーソナルコ
ンピュータ10に接続され、パーソナルコンピュータ1
0及びネットワークNに接続された他のパーソナルコン
ピュータ10のネットワークスキャナ、ネットワークプ
リンタ等として使用可能であるとともに、受信待機中等
の所定の時期に完全省エネモードあるいは簡易省エネモ
ードに入って、省エネルギー化を図り、パーソナルコン
ピュータ10からの動作要求、ファクシミリ着信及びス
キャナ7への原稿セット等をトリガとして、省エネモー
ドを解除するとともに、省エネ解除の解除条件を動作要
求の内容に応じて変えたり、復帰要因をパーソナルコン
ピュータ10に通知したり、緊急文書の出力要求がある
と、最も速く出力可能な装置で出力させるという省エネ
制御処理を行うところにその特徴がある。
【0036】以下、この省エネ制御処理について、順次
説明する。まず、パーソナルコンピュータ10からの動
作要求を省エネ解除のトリガとして省エネを解除する場
合に、動作要求の内容に応じて省エネ解除条件を変える
場合の省エネ制御処理について、図3及び図4のフロー
チャートに基づいて、説明する。なお、以下の説明にお
いて、図面中においては、複合装置1を、表示を簡単に
するために、MFPと表示する。
【0037】省エネCPU3は、省エネ解除トリガが入
力されるかどうか、すなわち、省エネモードかどうかチ
ェックし(ステップS1)、省エネ解除トリガが入力さ
れず、省エネモードであれば、そのまま処理を終了し、
省エネ解除トリガが入力されると、完全省エネモードか
チェックする(ステップS2)。ステップS2で、完全
省エネモードでないときには、省エネCPU3は、簡易
省エネモードであると判断して(ステップS3)、PC
から複合装置1に指示される複合装置1の使用方法をチ
ェックして、当該使用方法を選択する(ステップS
4)。
【0038】次に、省エネCPU3は、ステップS4で
選択された使用方法がスキャナ動作であるかチェックし
(ステップS5)、スキャナ動作であるときには、メイ
ンCPU2に省エネ解除信号を出力してメインCPU2
を立ち上げる。メインCPU2は、簡易省エネモードで
オフにされている操作表示部5のディスプレイの表示を
オンにするとともに、簡易省エネモードでオンにされて
いる電装系の電源をオンのままとし、また、簡易省エネ
モードで予熱温度に加熱されているプロッタ6の定着部
の定着ローラの定着ヒーターをそのまま予熱温度に加熱
させて、省エネモードから復帰する(ステップS6)。
その後、スキャナ動作に必要な各種動作を開始させ(ス
テップS7)、省エネ制御処理を終了する。
【0039】上記ステップS5で、選択された使用方法
がスキャナ動作でないときには、省エネCPU3は、選
択された使用方法がコピー動作であるかチェックし(ス
テップS8)、コピー動作であるときには、メインCP
U2に省エネ解除信号を出力してメインCPU2を立ち
上げる。メインCPU2は、簡易省エネモードでオフに
されている操作表示部5のディスプレイの表示をオンに
するとともに、簡易省エネモードでオンにされている電
装系の電源をオンのままとし、また、簡易省エネモード
で予熱温度に加熱されているプロッタ6の定着部の定着
ローラの定着ヒーターを定着温度に加熱させて、省エネ
モードから復帰する(ステップS9)。その後、コピー
動作に必要な各種動作を開始させ(ステップS7)、省
エネ制御処理を終了する。
【0040】上記ステップS8で、選択された使用方法
がコピー動作でないときには、省エネCPU3は、選択
された使用方法がプリンタ動作であると判断して(ステ
ップS10)、メインCPU2に省エネ解除信号を出力
してメインCPU2を立ち上げる。メインCPU2は、
プリンタ動作では操作表示部5のディスプレイが必要で
ないため、簡易省エネモードでオフにされている操作表
示部5のディスプレイの表示をオフのままにするととも
に、簡易省エネモードでオンにされている電装系の電源
をオンのままとし、また、簡易省エネモードで予熱温度
に加熱されているプロッタ6の定着部の定着ローラの定
着ヒーターを定着温度に加熱させて、省エネモードから
復帰する(ステップS11)。その後、コピー動作に必
要な各種動作を開始させ(ステップS7)、省エネ制御
処理を終了する。
【0041】次に、上記ステップS2で、完全省エネモ
ードであると、省エネCPU3は、図4に示すように、
PCから複合装置1に指示される複合装置1の使用方法
をチェックして、当該使用方法を選択し(ステップS1
2)、当該選択した使用方法がスキャナであるかチェッ
クする(ステップS13)。
【0042】ステップS13で、ステップS12におい
て選択した使用方法がスキャナであると、省エネCPU
3は、メインCPU2に省エネ解除信号を出力してメイ
ンCPU2を立ち上げる。メインCPU2は、完全省エ
ネモードでオフにされている操作表示部5のディスプレ
イの表示をオンにするとともに、完全省エネモードでオ
フにされていたその他の電装系の電源をオンにし、ま
た、完全省エネモードでオフにされていたプロッタ6の
定着部の定着ローラの定着ヒーターをそのままオフにし
て、省エネモードから復帰する(ステップS14)。そ
の後、図3に戻って、スキャナ動作に必要な各種動作を
開始させ(ステップS7)、省エネ制御処理を終了す
る。
【0043】上記ステップS13で、選択された使用方
法がスキャナ動作でないときには、選択された使用方法
がコピー動作であるかチェックし(ステップS15)、
選択された使用方法がコピー動作であると、省エネCP
U3は、メインCPU2に省エネ解除信号を出力してメ
インCPU2を立ち上げる。メインCPU2は、完全省
エネモードでオフにされている操作表示部5のディスプ
レイの表示をオンにするとともに、完全省エネモードで
オフにされていたその他の電装系の電源をオンにし、ま
た、完全省エネモードでオフにされていたプロッタ6の
定着部の定着ローラの定着ヒーターをオンにして定着温
度に加熱させて、省エネモードから復帰する(ステップ
S16)。その後、図3に戻って、コピー動作に必要な
各種動作を開始させ(ステップS7)、省エネ制御処理
を終了する。
【0044】上記ステップS15で、選択された使用方
法がコピー動作でないときには、選択された使用方法が
プリンタ動作であると判断して(ステップS17)、省
エネCPU3は、メインCPU2に省エネ解除信号を出
力してメインCPU2を立ち上げる。メインCPU2
は、完全省エネモードでオフにされている操作表示部5
のディスプレイの表示をそのままオフにするとともに、
完全省エネモードでオフにされていたその他の電装系の
電源をオンにし、また、完全省エネモードでオフにされ
ていたプロッタ6の定着部の定着ローラの定着ヒーター
をオンにして定着温度に加熱させて、省エネモードから
復帰する(ステップS18)。その後、図3に戻って、
プリンタ動作に必要な各種動作を開始させ(ステップS
7)、省エネ制御処理を終了する。
【0045】このように、省エネモードに入っている複
合装置1がパーソナルコンピュータ10からの動作要求
により省エネモードから復帰する際、動作要求の要求内
容及び完全省エネモードか簡易省エネモードかに応じて
省エネモードからの復帰条件を変えることができ、当該
動作要求を適切に行いつつ、当該動作要求にとって不必
要な部分への電力の供給を削減した状態を維持すること
ができる。その結果、より一層エネルギーの消費を削減
することができる。
【0046】次に、複合装置1がパーソナルコンピュー
タ10からの指示ではなく、複合装置1自体からの復帰
要因で省エネモードから復帰する場合の省エネ制御処理
について、図5に基づいて、以下説明する。
【0047】省エネCPU3は、複合装置1自体から省
エネ解除トリガが入力されるかどうか、すなわち、省エ
ネモードかどうかチェックし(ステップP1)、省エネ
解除トリガが入力されず、省エネモードであれば、その
まま処理を終了し、省エネ解除トリガが入力されると、
当該省エネ解除トリガの示している復帰要因が何である
か、すなわち、公衆回線網からのリンギング信号の検
出、ファクシミリ網からの呼出信号の検出、省エネ解除
キーの押下の検出、オフフックキー押下の検出、あるい
は、スキャナ7の原稿台に原稿がセットされたことの原
稿センサの原稿検出等のいずれであるかを判別する(ス
テップP2)。
【0048】省エネCPU3は、復帰要因がリンギング
検出であるかチェックし(ステップP3)、リンギング
検出であると、メインCPU2に省エネ解除信号を出力
してメインCPU2を立ち上げ、メインCPU2は、各
電装系への電源の供給を開始して、省エネモードから復
帰する。メインCPU2は、プロッタ6が定着温度に加
熱されて受信画像データの記録出力が完了するまでしば
らくプロッタ6の使用が不可能であると判断して(ステ
ップP4)、PC I/F9を介して、受信画像の出力
を行うために、読取動作は可能であるがプロッタ6を使
用した記録出力は、プロッタ6による受信画像データの
記録出力が完了するまでしばらく使用不可能である旨の
情報を出力して、パーソナルコンピュータ10のディス
プレイに当該プロッタ6がしばらく使用不可能である旨
等の各種状況を表示させ、省エネ制御処理を終了する
(ステップP5)。
【0049】また、ステップP3で、復帰要因がリンギ
ング検出でないときには、省エネCPU3は、復帰要因
が1300Hzのファクシミリ網(F網)の呼出検出で
あるかチェックし(ステップP6)、ファクシミリ網の
呼出検出であるときには、メインCPU2に省エネ解除
信号を出力してメインCPU2を立ち上げ、メインCP
U2は、各電装系への電源を供給を開始する。メインC
PU2は、上記同様に、プロッタ6の使用は、受信画像
データの記録出力が完了するまでしばらく使用不可能で
あると判断して(ステップP7)、PC I/F9を介
して、受信画像の出力を行うために、読取動作は可能で
あるがプロッタ6を使用した記録出力は、プロッタ6に
よる受信画像データの記録出力が完了するまでしばらく
使用不可能である旨の情報を出力して、パーソナルコン
ピュータ10のディスプレイに当該プロッタ6がしばら
く使用不可能である旨等の各種状況を表示させ、省エネ
制御処理を終了する(ステップP5)。
【0050】ステップP6で、復帰要因がファクシミリ
網の呼出検出でないときには、省エネCPU3は、復帰
要因が、省エネ解除キーの押下の検出、オフフックキー
押下の検出、あるいは、スキャナ7の原稿台に原稿がセ
ットされたことの原稿センサによる原稿検出のいずれか
であるので、当該復帰要因を判別して(ステップP
8)、メインCPU2に省エネ解除信号を出力してメイ
ンCPU2を立ち上げ、メインCPU2は、各電装系へ
の電源を供給を開始する。メインCPU2は、PCI/
F9を介してパーソナルコンピュータ10に、複合装置
1のオペレータが複合装置1の操作中である旨の情報を
出力して(ステップP9)、パーソナルコンピュータ1
0のディスプレイに複合装置1がオペレータにより操作
中である旨等の各種状況を表示させ、省エネ制御処理を
終了する(ステップP5)。
【0051】このように、省エネモード時に、複合装置
1自体から復帰要求があると、当該復帰要求の復帰要因
をパーソナルコンピュータ10に通知して、パーソナル
コンピュータ10のディスプレイに表示させることがで
き、複合装置1が省エネモードからどのような要因でど
の部分が通常使用状態に復帰したかをパーソナルコンピ
ュータ10で判別することができる。したがって、復帰
要因によって複合装置1の備えている機能のどの機能が
使用可能で、どの機能が使用不可能かを確認することが
でき、複合装置1の利用性を向上させることができる。
【0052】次に、パーソナルコンピュータ10から文
書出力要求があった場合の省エネ制御処理について、図
6のフローチャートに基づいて、以下説明する。
【0053】まず、パーソナルコンピュータ10から文
書出力要求がPC I/F9を介して入力されると、当
該文書出力要求が緊急であるかチェックする(ステップ
Q2)。この文書出力要求が緊急であるかどうかのチェ
ックは、複合装置1が完全省エネモードあるいは簡易省
エネモードであるときには、省エネCPU3が処理し、
省エネモードではなく通常動作中であるときには、メイ
ンCPU2が処理する。
【0054】ステップQ2で、文書出力要求が緊急でな
いときには、メインCPU2は、文書出力に必要な各種
動作を開始して、例えば、プロッタ6のヒーターを定着
温度に加熱させ、必要な電装系をオンにして、PC I
/F9を介してパーソナルコンピュータ10から送信さ
れてくる文書データをプロッタ6により記録紙に記録出
力させる(ステップQ3)。
【0055】ステップQ2で、文書出力要求が緊急であ
ると、省エネCPU3あるいはメインCPU2は、複合
装置1が完全省エネモードであるか、あるいは、プロッ
タ6が記録出力動作中であるかをチェックし(ステップ
Q4)、複合装置1が完全省エネモードでも、また、記
録出力動作中でもないときには、メインCPU2は、文
書出力に必要な各種動作を開始して、PC I/F9を
介してパーソナルコンピュータ10から送信されてくる
文書データをプロッタ6により記録紙に記録出力させる
(ステップQ3)。
【0056】ステップQ4で、複合装置1が完全省エネ
モードであるか、あるいは、プロッタ6が記録出力動作
中であると、省エネCPU3あるいはメインCPU2
は、ネットワークNに接続されている他の複合装置1あ
るいはプリンタ12に簡易省エネモードあるいは通常待
機中のものがあるかチェックし(ステップQ5)、簡易
省エネモードあるいは通常待機中の他の複合装置1ある
いはプリンタ12があると、PC I/F9を介してパ
ーソナルコンピュータ10に当該簡易省エネモードある
いは通常待機中の他の複合装置1に文書出力を行う旨の
要求を行って、処理を終了する(ステップQ3)。
【0057】ステップQ5で、簡易省エネモードあるい
は通常待機中の他の複合装置1あるいはプリンタ12が
ないときには、省エネCPU3あるいはメインCPU2
は、文書出力要求を受けた複合装置1が完全省エネモー
ドであるときには、省エネCPU3がメインCPU2に
省エネ解除信号を出力して、メインCPU2が文書出力
に必要な各部の動作を起動させるとともに、ネットワー
クNに接続された他の複合装置1あるいはプリンタ12
の稼働状況をチェックし、また、文書出力要求を受けた
複合装置1がプロッタ6で記録出力中のときには、当該
プロッタ6での記録出力動作を監視するとともに、ネッ
トワークNに接続された他の複合装置1あるいはプリン
タ12の稼働状況をチェックし(ステップQ6)、最も
速く文書出力を行うことのできる操作を選択して、当該
装置で、文書出力を行う(ステップQ3)。
【0058】このように、パーソナルコンピュータ10
から緊急を要する文書出力要求があると、省エネモード
であるか否かの状況、プロッタ6の使用状況及びネット
ワークNに接続された他の複合装置1及びプリンタ12
の稼働状況に応じて、出力要求のあった文書を最も速く
出力可能な装置を選択して当該文書を出力させることが
でき、省エネモードからプリンタ6が立ち上がる時間や
ネットワークNに接続されたプリンタ12等の記録出力
終了までの無駄な待ち時間を省くことができる。その結
果、複合装置1の利用性をより一層向上させることがで
きる。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明の複合装置によれ
ば、省エネルギーモードに入っている複合装置がパーソ
ナルコンピュータからの動作要求により省エネルギーモ
ードから復帰する際に、動作要求の要求内容に応じて省
エネルギーモードからの復帰条件を変えているので、当
該動作要求を適切に行いつつ、当該動作要求にとって不
必要な部分への電力の供給を削減した状態を維持するこ
とができ、より一層エネルギーの消費を削減することが
できる。
【0061】請求項2記載の発明の複合装置によれば、
省エネルギーモード時に、複合装置自体から復帰要求が
あると、当該復帰要求の復帰要因を情報処理装置に通知
して、情報処理装置の表示手段に表示させるので、複合
装置が省エネルギーモードからどのような要因でどの部
分が通常使用状態に復帰したかを情報処理装置で判別す
ることができ、復帰要因によって複合装置の備えている
機能のどの機能が使用可能で、どの機能が使用不可能か
を確認することができ、複合装置の利用性を向上させる
ことができる。
【0062】請求項3記載の発明の複合装置によれば、
情報処理装置から緊急を要する文書出力要求があると、
省エネルギーモードであるか否かの状況、記録手段の使
用状況及びネットワークに接続された他の複合装置及び
記録装置の稼働状況に応じて、出力要求のあった文書を
最も速く出力可能な装置を選択して当該文書を出力させ
ているので、省エネルギーモードから記録手段が立ち上
がる時間やネットワークに接続された記録装置等の記録
出力終了までの無駄な待ち時間を省くことができ、複合
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合装置の一実施の形態を適用した複
合装置及びパーソナルコンピュータの要部回路ブロック
図。
【図2】図1の複合装置及びパーソナルコンピュータが
接続されているネットワークシステムを示す図。
【図3】図1の複合装置による省エネ復帰目的に基づい
て復帰条件を変化させる省エネ制御処理を示すフローチ
ャート。
【図4】図3の省エネ制御処理の続きの処理を示すフロ
ーチャート。
【図5】図1の複合装置による省エネ復帰要因をパーソ
ナルコンピュータのディスプレイに表示させる省エネ制
御処理を示すフローチャート。
【図6】図1の複合装置によるパーソナルコンピュータ
からの文書出力要求時の省エネ制御処理を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 複合装置(MFP) 2 メインCPU 3 省エネCPU 4 ROM 5 操作表示部 6 プロッタ 7 スキャナ 8 NCU 9 PC I/F 10 パーソナルコンピュータ(PC) 11 スキャナ 12 プリンタ N ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/00 G06F 1/00 334G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取って画像データとして
    出力する読取手段と、画像データの送受信を行うファク
    シミリ通信手段と、画像データに基づいて画像を記録紙
    に記録する記録手段と、各種操作の行われる操作手段
    と、各種情報を表示する表示手段と、少なくとも前記読
    取手段、前記記録手段及び前記表示手段への電源供給を
    削減するとともに、各種復帰要因に基づいて前記読取手
    段、前記記録手段及び前記表示手段への電源供給を復帰
    させる省エネルギーモード処理を行う制御手段と、を備
    えるとともに、所定の表示手段を備えた情報処理装置に
    接続されて、当該情報処理装置の周辺機器として前記読
    取手段及び前記記録手段を動作させる複合装置であっ
    て、前記制御手段は、前記省エネルギーモード時に、前
    記情報処理装置から動作要求があると、当該動作要求の
    内容に応じて、前記読取手段、前記記録手段及び前記表
    示手段の前記省エネルギーモードからの復帰条件を変化
    させて、前記電源供給を復帰させることを特徴とする複
    合装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記省エネルギーモード
    時に、前記複合装置自体から復帰要求があると、当該復
    帰要求の復帰要因を前記情報処理装置に通知して、前記
    情報処理装置の前記表示手段に表示させることを特徴と
    する請求項1記載の複合装置。
  3. 【請求項3】前記複合装置は、前記情報処理装置を介し
    て他の複合装置及び記録装置等の接続された所定のネッ
    トワークに接続され、前記制御手段は、前記自己に接続
    された前記情報処理装置から緊急を要する文書出力要求
    があると、前記省エネルギーモードであるか否かの状
    況、前記記録手段の使用状況及び前記ネットワークに接
    続された前記他の複合装置及び前記記録装置の稼働状況
    に応じて、出力要求のあった前記文書を最も速く出力可
    能な装置を選択して当該文書を出力させることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の複合装置。
JP9083318A 1997-03-17 1997-03-17 複合装置 Pending JPH10262130A (ja)

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