JP2000196789A - 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置 - Google Patents

省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置

Info

Publication number
JP2000196789A
JP2000196789A JP10368314A JP36831498A JP2000196789A JP 2000196789 A JP2000196789 A JP 2000196789A JP 10368314 A JP10368314 A JP 10368314A JP 36831498 A JP36831498 A JP 36831498A JP 2000196789 A JP2000196789 A JP 2000196789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
factor
cpu
main body
saving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10368314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651758B2 (ja
Inventor
Koichi Murota
孝一 室田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP36831498A priority Critical patent/JP3651758B2/ja
Publication of JP2000196789A publication Critical patent/JP2000196789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651758B2 publication Critical patent/JP3651758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、完全省エネ状態からの復帰時の装置
立ち上げ動作を、電源スイッチオン時の装置立ち上げ動
作と相違させることができない。 【解決手段】 省エネCPU3で、要因の発生を検出す
ると、この要因の検出結果を自ポート(B)4fに保持
した後に本体CPU2を起動し、起動された本体CPU
2は、省エネCPU3のポート4fを読み、要因の検出
結果の有無を判別し、この検出結果の有無に応じて異な
る初期化手順によりファクシミリ装置1の初期化を行
う。例えば、検出結果が無ければ、本体CPU2は、フ
ァクシミリ装置1の電源スイッチがオンされた場合の初
期化手順、すなわち、感光体のクリーニングを含む初期
化動作を行う。また、検出結果が有れば、その要因に対
応して予め定められた初期化手順により装置の初期化を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機、レーザプリンタ等の省エネ制御技術に係わ
り、特に、省エネ状態からの復帰を効率的に行なうのに
好適な省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置や複写機、レーザプリ
ンタ等の印刷処理を行なう記録装置においては、一般
に、省エネモードと呼ばれる制御機能が設けられてい
る。この省エネモードとは、装置が稼働していない場合
に、例えばヒータの温度を通常よりも低く制御するもの
である。ファクシミリ装置や複写機、レーザプリンタ等
の記録装置では、感光体とトナーを用いて印刷処理を行
なうものであり、感光体から記録用紙上に転写したトナ
ーを記録用紙に固着させるために、トナーを熱により溶
かす工程が設けられている。この熱の生成にはヒータが
用いられており電力を多く消費する。
【0003】省エネモードでは、このヒータ等の電力消
費を押さえることができる。この省エネモードへは、ユ
ーザが所定のキーを押下ることにより、あるいは、予め
定められた時間、装置が稼働しなかった場合に自動的
に、通常の状態から移行する。
【0004】この省エネモードには、上述のようにヒー
タの温度を通常よりも低い温度でコントロールする一般
的なものと、ヒータを含む装置を構成する全ての部品へ
の電源供給を停止するもの(以下「完全省エネモード」
と記載)がある。一般的な省エネモードでは、例えば、
複写機においてユーザがスタートキーを押下すると、低
く設定されていたヒータが通常の温度になるまで待って
からコピーを開始するものであり、ヒータを含む他の部
品への電力が供給されており、それほどの省エネ効果は
期待できない。
【0005】これに対して、完全省エネモードでは、各
キーの押下や着信を監視する省エネCPU(Central Pr
ocessing Unit)を含む少数の部品に対してのみ電力を
供給するものであり、電源スイッチを切った場合と同じ
ような状態である。そのため、大きな省エネ効果を得る
ことができる。
【0006】しかし、従来、この完全省エネモードから
の通常の状態への復帰は、各キーの押下や着信を検知し
た省エネCPUが、装置本体の処理制御を行なう本体C
PUを起動することにより行なう。そのため、本体CP
Uは、電源スイッチがオンされた場合と同様にして、装
置を初期化して復帰させる。
【0007】感光体とトナーを用いて印刷処理を行なう
ファクシミリ装置や複写機、レーザプリンタ等の記録装
置では、この復帰時の初期化動作に、感光体のクリーニ
ング動作が含まれる。すなわち、排紙ジャム障害等によ
り記録用紙が装置内に詰まった場合、その用紙を除去す
るために、ユーザが電源スイッチをオフして作業する場
合があるので、電源スイッチのオンに伴い、感光体のク
リーニング動作を必ず行なうように設定されている。
【0008】この感光体のクリーニング動作が完了する
までには、ある程度の時間を要する。そのため、例え
ば、完全省エネ状態のファクシミリ装置において着信が
あった場合、1枚目の受信までにクリーニング動作が終
了しなければ、メモリ受信となってしまう。その結果、
メモリ容量を浪費してしまう。また、記録用紙に印字出
力されないので、ユーザが着信に気付かない場合も生
じ、連絡が遅れる等の不具合も発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、完全省エネ状態からの復帰時の
装置の初期化動作を、電源スイッチオンに伴う装置の初
期化動作と相違させることができない点である。本発明
の目的は、これら従来技術の課題を解決し、完全省エネ
状態からの復帰時の装置の復帰動作を、電源スイッチオ
ンに伴う装置の復帰動作よりも高速化でき、ファクシミ
リ装置や複写機およびレーザプリンタ等の記録装置の操
作性および性能の向上を可能とする省エネ復帰方法とそ
れを用いた記録装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置
は、省エネCPUは、要因の発生を検出すると、この要
因の検出結果を保持手段B、例えば自ポートBに保持し
た後に本体CPUを起動し、起動された本体CPUは、
省エネCPUのポートBを読み、要因の検出結果の有無
を判別し、この検出結果の有無に応じて異なる初期化手
順により装置の初期化を行う。例えば、検出結果が無け
れば、本体CPUは、装置の電源スイッチがオンされた
場合の初期化手順、すなわち、感光体のクリーニングを
含む初期化動作を行う。また、検出結果が有れば、その
要因に対応して予め定められた初期化手順により装置の
初期化を行う。また、省エネ状態でのトナーカートリッ
ジの交換が有れば、省エネCPUは、検知してその結果
も自ポートAに保持し、本体CPU2は、ポートAにト
ナーカートリッジの交換検知結果が保持されていれば、
感光体のクリーニングを含む初期化動作を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の省エネ復帰
方法を用いた記録装置としてのファクシミリ装置の構成
の一実施例を示すブロック図であり、図2は、図1にお
けるファクシミリ装置の省エネ復帰を制御する部分の一
構成例を示すブロック図である。
【0012】図1において、1はファクシミリ装置(図
中、「FAX」と記載)、2は本体CPU、3は省エネ
CPU、4はメモリ、5は操作部、6はインタフェース
部(図中、「PC I/F」と記載)、7はモデム、8
は網制御部(図中、「NCU」と記載)、9はスキャ
ナ、10はプリンタ部、11はセンサ・スイッチ(図
中、「センサ・SW」と記載)、12はバスである。
【0013】本体CPU2は、ファクシミリ装置1の全
体の処理動作制御を行ない、省エネCPU3は、完全省
エネ状態時に、ファクシミリ装置1の通常状態への復帰
要因の発生を監視する。メモリ4は、RAM(Random A
ccess Memory)やROM(Read Only Memory)からな
り、本体CPU2や省エネCPUの動作プログラムやデ
ータ、あるいは、送受信対象の画像データ等をそれぞれ
のアドレス領域に別けて記憶する。
【0014】操作部は、ワンタッチキーやテンキー、ス
タートキー等からなる入力部と、LCD(Liquid Cryst
al Display)等からなる出力部を有し、ユーザとの対話
的な入出力操作に用いられる。インタフェース部6は、
SCSI(Small computer systems Interface)やRS
−232C等からなり、図示していないパーソナルコン
ピュータ(パソコン)等のコンピュータとの接続制御を
行なう。
【0015】モデム7は、送受信対象の画像データの変
調処理および復調処理を行なう。網制御部8は、電話回
線等を介しての相手先装置との接続制御を行なう。スキ
ャナ9は、CIS(Contact-type Image Sensor)等を
有し、送信対象の原稿を走査して画像データを読み取
る。
【0016】プリンタ部10は、レーザプリンタ機構を
有し、感光体とトナーを用いた受信データ等の記録を行
なう。センサ・スイッチ11は、電源スイッチやカバー
スイッチ、あるいは、プリンタ部10で用いるトナーカ
ートリッジの有無を検知するセンサ、スキャナ9にセッ
トされた原稿を検知する原稿有無センサ等からなる。
【0017】省エネCPU3と、網制御部8におけるリ
ンギング検出回路とフック検出回路、および、スキャナ
9における原稿有無センサ、操作部5における省エネ復
帰ボタン、インタフェース部6における接続先コンピュ
ータからのデータ受信部などは、完全省エネ状態中にお
いても電源が供給される。
【0018】そして完全省エネ状態時に、操作部5にお
いての何らかのユーザ操作や、網制御部8への回線から
のリンギング等があれば、それを要因として、本体CP
U2を起動する。これにより、ファクシミリ装置1は、
省エネ状態から通常状態に戻る。この場合、省エネCP
U3は、どの要因で省エネから復帰するのかを、要因毎
に対応した値を自ポートにセットした後、本体CPU2
を起動する。
【0019】本体CPU2は、起動すると、省エネCP
U3がセットしたポートを読み、何もセットされていな
ければ、電源スイッチのオンによる通常の起動であるも
のと判断し、通常の初期化動作を行ない、例えばプリン
タ部10にある感光体のクリーニング動作を行なう。ま
た、ポートに何らかの値がセットされていれば、完全省
エネ状態からの復帰による起動であるものと判断し、プ
リンタ部10にある感光体のクリーニング動作を行なわ
ずに、そのポートの値で特定される要因に対応した処理
を行なう。
【0020】以下、図2を用いて、このような処理を行
なうファクシミリ装置内に構成される省エネ復帰を行な
うシステムを説明する。図2において、4aは、図1に
おける省エネCPU3により構成される省エネ制御部で
あり、この省エネ制御部4aは、復帰検出部4b、情報
設定部4c、本体起動部4d、ポート(図中、「A」と
記載)4e、ポート(図中、「B」と記載)4fからな
る。また、2aは、図1における本体CPU2により構
成される初期処理部であり、この初期処理部2aは、設
定情報読取部2bと初期化部2cからなる。
【0021】完全省エネ状態中、省エネ制御部4aは、
復帰検出部4bにより、通常状態への復帰要因の発生を
監視する。例えば、何らかのユーザ操作や回線からのリ
ンギングの発生があれば、復帰検出部4bは、それを検
知して情報設定部4cに通知する。
【0022】情報設定部4cでは、復帰検出部4bから
通知された要因に対応する値、例えば、原稿有無センサ
による図1のスキャナ9での原稿セットの検知動作が要
因であれば「1」、また、図1の網制御部8のリンギン
グ検出回路による回線からのリンギングの検知であれば
「2」など、どの要因で完全省エネ状態から復帰するの
かを表わす情報を、ポート(図中、「B」と記載)4f
にセットする。
【0023】また、この情報設定部4cでは、センサ・
スイッチ11における、プリンタ部10内のトナーカー
トリッジ10aの有無を検知するセンサを監視する。そ
して、完全省エネ状態中に、このセンサが1度でもトナ
ーカートリッジ10aの無状態を検知した場合、情報設
定部4cは、ポート(図中、「A」と記載)4eに所定
の値をセットする。
【0024】情報設定部4cは、このポート4eへの値
のセット時には、その動作を本体起動部4dに通知しな
いが、ポート4fへの値のセット時には、その動作を本
体起動部4dに通知する。この情報設定部4cからの通
知に基づき、本体起動部4dは、本体CPU2側の初期
処理部2aを起動する。
【0025】このようにして、省エネ制御部4aの本体
起動部4dから起動されると、本体CPU2側の初期処
理部2aは、まず、設定情報読取部2bにより、省エネ
CPU3側のポート4fを読む。このポート4fに何も
値がセットされていなければ、電源スイッチのオンによ
る起動であると判別し、初期化部2cにより、プリンタ
部10の感光体のクリーニングを含む通常のイニシャル
(初期化)動作を行なう。
【0026】しかし、ポート4fに、ある値がセットさ
れていれば、何らかの要因による完全省エネ状態からの
復帰起動であると判断し、さらに、設定情報読取部2b
により、省エネ制御部4aのポート4eを読む。このポ
ート4eに値がセットされていれば、完全省エネ状態中
にオペレータがプリンタ部10内のトナーカートリッジ
を交換したものと判断して、初期化部2cにより、感光
体のクリーニング動作を伴う通常のイニシャル動作を行
なう。これにより、トナーカートリッジの交換に伴う感
光体の汚れを除去することができる。
【0027】さらにその後、再度、ポート4fを読み、
このポート4fにセットされている値で特定される要因
に対応した処理を行なう。例えば、セットされた値が
「1」であれば、図1のスキャナ9を起動して、セット
された原稿の読み取りを開始する。また、値が「2」で
あれば、図1の網制御部8を起動して受信動作を開始す
る。
【0028】また、ポート4eに値が何もセットされて
いなければ、感光体のクリーニング動作を行なうことな
く、再度ポート4fを読み、そのポート4fにセットさ
れている値で特定される要因に対応した上述の処理を行
なう。以下、このようなファクシミリ装置による処理動
作を、図3〜図5を用いて説明する。
【0029】図3は、図1におけるファクシミリ装置の
本発明の省エネ復帰方法に係わる第1の処理動作例を示
すフローチャートである。完全省エネ状態で(ステップ
301)、何らかの通常状態への復帰要因があれば(ス
テップ302)、省エネCPU3により、復帰要因に対
応した値をポートにセットした後、本体CPU2を起動
する(ステップ303)。本体CPU2は、起動する
と、省エネCPU3がセットしたポートを確認する(ス
テップ304)。
【0030】このポートに何らかの値がセットされてい
れば(ステップ305)、完全省エネ状態からの復帰に
よる起動であるものと判断し、プリンタ部10にある感
光体のクリーニング動作を除く初期化動作を行ない(ス
テップ306)、そのポートの値で特定される要因に応
じた処理を行なう(ステップ307)。また、ステップ
305において、省エネCPU3がセットしたポート値
がセットされていなければ、電源スイッチのオンによる
通常の起動であるものと判断し、感光体のクリーニング
動作を含む通常の初期化動作を行なう(ステップ30
8)。
【0031】このように、完全省エネ状態からの復帰で
は、その初期化動作において、感光体のクリーニングを
行なわないので、完全に復帰するまでの時間が短縮で
き、例えば、受信のために復帰した場合も、メモリ受信
となることがない。次に、図4を用いて、図1における
ファクシミリ装置1の他の処理動作を説明する。
【0032】図4は、図1におけるファクシミリ装置の
本発明の省エネ復帰方法に係わる第2の処理動作例を示
すフローチャートである。完全省エネ状態で(ステップ
401)、何らかの通常状態への復帰要因があれば(ス
テップ402)、省エネCPU3により、復帰要因に対
応した値をポートにセットした後、本体CPU2を起動
する(ステップ403)。本体CPU2は、起動する
と、省エネCPU3がセットしたポートを確認する(ス
テップ404)。
【0033】このポートに値がセットされていなければ
(ステップ405)、電源スイッチのオンによる通常の
起動であるものと判断し、感光体のクリーニング動作を
含む通常の初期化動作を行なう(ステップ406)。ま
た、ポートに何らかの値がセットされていれば(ステッ
プ405)、完全省エネ状態からの復帰による起動であ
るものと判断し、さらに、その値に対応する要因が感光
体のクリーニング動作を行なう設定になっているか否か
を判断する(ステップ407)。
【0034】感光体のクリーニング動作を伴わない設定
であれば、感光体のクリーニング以外の初期化動作を行
なった後(ステップ408)、そのポートの値で特定さ
れる要因に応じた処理を行なう(ステップ409)。ま
た、感光体のクリーニング動作を伴う設定であれば、通
常の感光体のクリーニングを含む初期化動作を行なった
後(ステップ410)、そのポートの値で特定される要
因に応じた処理を行なう(ステップ409)。
【0035】このように、本例では、完全省エネ状態か
らの復帰においても、感光体のクリーニング動作を行な
う場合と、行なわない場合の選択ができる。例えば、ク
リーニングカートリッジを使用する完全省エネ状態から
の復帰要因に関しては、感光体のクリーニング動作を行
なうように設定しておけば、完全省エネ状態中にオペレ
ータがトナーカートリッジを交換して感光体が汚れてい
ても、復帰時にクリーニングされるので、完全省エネ状
態からの復帰直後の印刷で、汚れた画像が印刷されると
いった不具合を防止できる。
【0036】さらに、図5を用いて、図1におけるファ
クシミリ装置1の他の処理動作を説明する。図5は、図
1におけるファクシミリ装置の本発明の省エネ復帰方法
に係わる第3の処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【0037】完全省エネ状態中に(ステップ501)、
トナーカートリッジ無が検出されれば(ステップ50
2)、ポートAすなわち図2におけるポート4eに所定
の値をセットする(ステップ503)。そして、何らか
の通常状態への復帰要因があれば(ステップ504)、
省エネCPU3により、復帰要因に対応した値をポート
Bすなわち図2におけるポート4fにセットした後、本
体CPU2を起動する(ステップ505)。
【0038】本体CPU2は、起動すると、ポートBに
値がセットされているか否かを確認する(ステップ50
6)。このポートBに値がセットされていなければ(ス
テップ507)、電源スイッチのオンによる通常の起動
であるものと判断し、感光体のクリーニング動作を含む
通常の初期化動作を行なう(ステップ508)。
【0039】また、ステップ507において、ポートB
に何らかの値がセットされていれば、完全省エネ状態か
らの復帰による起動であるものと判断し、さらに、ポー
トAに値がセットされているか否かを確認する(ステッ
プ509)。
【0040】ポートAに値がセットされていなければ、
完全省エネ状態中におけるトナーカートリッジの交換は
なかったものと判断でき、感光体のクリーニング動作を
除く初期化処理を行なった後(ステップ510)、その
ポートの値で特定される要因に応じた処理を行なう(ス
テップ511)。
【0041】また、ポートAに値がセットされていれ
ば、完全省エネ状態中にトナーカートリッジの交換があ
ったものと判断して、通常の感光体のクリーニングを含
む初期化動作を行なった後(ステップ512)、そのポ
ートの値で特定される要因に応じた処理を行なう(ステ
ップ511)。
【0042】このように、本例では、完全省エネ状態中
にトナーカートリッジの交換があったか否かを、ポート
Aへの値のセットの有無で判別するので、完全省エネ状
態中のトナーカートリッジの交換を確実に確認でき、そ
の復帰時に、トナーカートリッジの交換で汚れた感光体
を必ずクリーニングできるので、完全省エネ状態からの
復帰直後の印刷で、汚れた画像が印刷されるといった不
具合を確実に回避することができる。
【0043】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本実施例の省エネ制御システムとそれを用いた記録
装置としてのファクシミリ装置1では、省エネCPU3
は、要因の発生を検出すると、この要因の検出結果を自
ポート(B)4fに保持した後に本体CPU2を起動
し、起動された本体CPU2は、省エネCPU3のポー
ト4fを読み、要因の検出結果の有無を判別し、この検
出結果の有無に応じて異なる初期化手順によりファクシ
ミリ装置1の初期化を行う。
【0044】例えば、検出結果が無ければ、本体CPU
2は、ファクシミリ装置1の電源スイッチがオンされた
場合の初期化手順、すなわち、感光体のクリーニングを
含む初期化動作を行う。また、検出結果が有れば、その
要因に対応して予め定められた初期化手順により装置の
初期化を行う。
【0045】また、省エネ状態でのトナーカートリッジ
の交換が有れば、省エネCPU3は、検知してその結果
を自ポート(A)4eに保持し、本体CPU2は、自ポ
ート(A)4eにトナーカートリッジの交換検知結果が
保持されていれば、必ず、感光体のクリーニングを含む
初期化動作を行う。
【0046】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本例で
は、記録装置としてファクシミリ装置を用いて説明した
が、複写機や、コンピュータに接続されるレーザプリン
タ等にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、完全省エネ状態からの
復帰時の装置立ち上げ動作を、電源スイッチオン時の装
置立ち上げ動作よりも高速化でき、ファクシミリ装置や
複写機およびレーザプリンタ等の操作性および性能を向
上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の省エネ復帰方法を用いた記録装置とし
てのファクシミリ装置の構成の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】図1におけるファクシミリ装置の省エネ復帰を
制御する部分の一構成例を示すブロック図である。
【図3】図1におけるファクシミリ装置の本発明の省エ
ネ復帰方法に係わる第1の処理動作例を示すフローチャ
ートである。
【図4】図1におけるファクシミリ装置の本発明の省エ
ネ復帰方法に係わる第2の処理動作例を示すフローチャ
ートである。
【図5】図1におけるファクシミリ装置の本発明の省エ
ネ復帰方法に係わる第3の処理動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置(FAX)、2:本体CPU、2
a:初期処理部、2b:設定情報読取部、2c:初期化
部、3:省エネCPU、4:メモリ、4a:省エネ制御
部、4b:復帰検出部、4c:情報設定部、4d:本体
起動部、4e:ポート(A)、4f:ポート(B)、
5:操作部、6:インタフェース部(PCI/F)、
7:モデム、8:網制御部(NCU)、9:スキャナ、
10:プリンタ部、10a:トナーカートリッジ、1
1:センサ・スイッチ(センサ・SW)、12:バス。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 HH05 HH11 HJ10 HK02 HK06 HK08 HK11 HN04 HN15 HQ20 HQ21 HT08 2H027 DA50 EE06 EE10 EF02 EJ18 GA13 HB12 HB13 HB19 ZA07 5C062 AA02 AA05 AB41 AB42 AC21 AC22 AC48 AF00 BA04 5G065 AA01 GA06 GA07 JA07 MA10 9A001 BB06 HH34 JJ35 KK42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 省エネ状態から通常の状態へ復帰する場
    合、省エネ状態で動作して該省エネ状態を通常の状態へ
    復帰させる要因の発生を検出する省エネCPUにより、
    通常の状態で動作して装置制御を行う本体CPUを起動
    し、該本体CPUにより装置を初期化して復帰する省エ
    ネ復帰方法において、上記省エネCPUは、上記要因の
    発生を検出すると該要因の検出結果を保持手段Bに保持
    した後上記本体CPUを起動し、起動された上記本体C
    PUは、上記保持手段Bを読み、上記要因の検出結果の
    有無を判別し、該検出結果の有無に応じて異なる初期化
    手順により装置の初期化を行うことを特徴とする省エネ
    復帰方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の省エネ復帰方法におい
    て、起動された上記本体CPUは、上記検出結果が無け
    れば、装置の電源スイッチがオンされた場合の初期化手
    順により装置の初期化を行うことを特徴とする省エネ復
    帰方法。
  3. 【請求項3】 省エネ状態から通常の状態へ復帰する場
    合、省エネ状態で動作して該省エネ状態を通常の状態へ
    復帰させる要因の発生を検出する省エネCPUにより、
    通常の状態で動作して装置制御を行う本体CPUを起動
    し、該本体CPUにより装置を初期化して復帰する省エ
    ネ復帰方法において、上記省エネCPUは、上記要因の
    発生を検出すると該要因の識別情報を保持手段Bに保持
    した後上記本体CPUを起動し、起動された上記本体C
    PUは、上記保持手段Bを読み、複数の要因のいずれか
    の識別情報があれば、該要因の識別情報に対応して予め
    定められた初期化手順により装置の初期化を行うことを
    特徴とする省エネ復帰方法。
  4. 【請求項4】 電源スイッチオンにより起動され、感光
    体のクリーニングを含む初期化動作を行い装置制御を行
    う本体CPUと、省エネ状態で動作して該省エネ状態を
    通常の状態へ復帰させる要因の発生を検出して上記本体
    CPUを起動する省エネCPUとを有する記録装置の省
    エネ復帰方法において、上記省エネCPUは、上記要因
    の発生を検出すると該要因の検出結果を保持手段Bに保
    持した後上記本体CPUを起動し、起動された上記本体
    CPUは、上記保持手段Bを読み、上記要因の検出結果
    の有無を判別し、該検出結果が有れば上記省エネ状態か
    ら通常の状態へ復帰する場合の初期化手順により装置の
    初期化を行い、上記検出結果が無ければ上記電源スイッ
    チオンにより起動された場合の初期化を行うことを特徴
    とする記憶装置の省エネ復帰方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の省エネ復帰方法において、上記省エネCPUは、省エ
    ネ状態中、装置内に設けられたトナーカートリッジの交
    換を検出してその交換結果を保持手段Aに保持し、起動
    された上記本体CPU2は、上記保持手段Aにトナーカ
    ートリッジの交換検出結果が保持されていれば、装置内
    に設けられた感光体のクリーニングを含む初期化動作を
    行うことを特徴とする省エネ復帰方法。
  6. 【請求項6】 電源スイッチのオンにより起動され、感
    光体のクリーニングを含む初期化動作を行い装置制御を
    行う本体制御手段と、省エネ状態で動作して該省エネ状
    態を通常の状態へ復帰させる要因の発生を検出して上記
    本体制御手段を起動する省エネ制御手段とを有し、記録
    用紙への記録を行なう記録装置であって、上記省エネ制
    御手段は、上記要因の発生を検出すると該要因の検出結
    果を保持する検出結果保持手段を有し、起動された上記
    本体制御手段は、上記検出結果保持手段での上記要因の
    検出結果の有無を判別する手段と、該検出結果が有れば
    上記省エネ状態から通常の状態へ復帰する場合の初期化
    手順により装置の初期化を行い、上記検出結果が無けれ
    ば上記電源スイッチのオンにより起動された場合の初期
    化を行う初期化手段とを有することを特徴とする記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録装置において、上
    記省エネ制御手段は、省エネ状態中、装置内に設けられ
    たトナーカートリッジの交換を検出してその交換結果を
    保持する交換検出結果保持手段を有し、起動された上記
    本体制御手段は、上記交換検出結果保持手段での上記ト
    ナーカートリッジの交換検出結果の有無を判別する手段
    を有して、該交換検出結果が保持されていれば、上記感
    光体のクリーニングを含む初期化動作を行うことを特徴
    とする記録装置。
JP36831498A 1998-12-25 1998-12-25 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置 Expired - Fee Related JP3651758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36831498A JP3651758B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36831498A JP3651758B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000196789A true JP2000196789A (ja) 2000-07-14
JP3651758B2 JP3651758B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=18491513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36831498A Expired - Fee Related JP3651758B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3651758B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126162A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
WO2005011990A1 (ja) * 2003-08-04 2005-02-10 Sharp Kabushiki Kaisha 電源装置および通信システム
JP2006023611A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006184715A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7430677B2 (en) 2004-08-05 2008-09-30 Canon Kabushiki Kaisha Data processing device, and control method of data processing device
JP2009075369A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2009080211A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2010026129A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2010217296A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011037109A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び画像形成装置における制御方法
EP2871527A1 (en) * 2013-11-07 2015-05-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and controlling method for the same
US9319551B2 (en) 2012-12-25 2016-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus in which initialization operation is performed based on stored degeneracy information

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4843372B2 (ja) * 2006-05-09 2011-12-21 株式会社リコー 画像処理装置
US8081894B2 (en) 2007-07-09 2011-12-20 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and method of controlling heating of fixing unit therein
JP6007642B2 (ja) * 2012-01-26 2016-10-12 株式会社リコー 情報処理装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126162A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置
WO2005011990A1 (ja) * 2003-08-04 2005-02-10 Sharp Kabushiki Kaisha 電源装置および通信システム
US7698574B2 (en) 2003-08-04 2010-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha Power supply device and communication system
JP2006023611A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4669674B2 (ja) * 2004-07-09 2011-04-13 株式会社リコー 画像形成装置
US8024592B2 (en) 2004-08-05 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Data processing device, and control method of data processing device
US7430677B2 (en) 2004-08-05 2008-09-30 Canon Kabushiki Kaisha Data processing device, and control method of data processing device
JP2006184715A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009075369A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2009080211A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2010026129A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2010217296A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011037109A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び画像形成装置における制御方法
US9319551B2 (en) 2012-12-25 2016-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus in which initialization operation is performed based on stored degeneracy information
US9536185B2 (en) 2012-12-25 2017-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium
KR101747998B1 (ko) * 2012-12-25 2017-06-15 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 그 제어 방법 및 기억 매체
US9904882B2 (en) 2012-12-25 2018-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium
EP2871527A1 (en) * 2013-11-07 2015-05-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and controlling method for the same
US9253354B2 (en) 2013-11-07 2016-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and controlling method for the same
EP3848761A1 (en) * 2013-11-07 2021-07-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and controlling method for the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3651758B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10110764B2 (en) Image forming apparatus that shifts into different power saving states and control method thereof
JP3651758B2 (ja) 省エネ復帰方法とそれを用いた記録装置
US7430677B2 (en) Data processing device, and control method of data processing device
KR20140017654A (ko) 행 업 상태 해소의 기회를 제공하는 정보 처리 장치, 그 제어 방법, 및 기억 매체
JP2006092481A (ja) 情報処理装置
US8373891B2 (en) Image-forming apparatus and method for controlling the same
JP2001257818A (ja) ファクシミリ装置
JP4396367B2 (ja) 画像記録装置
JP2003186357A (ja) 省エネルギー復帰方法および画像形成装置
JPH10262130A (ja) 複合装置
JP2006095741A (ja) 情報処理装置
JP3734669B2 (ja) 省エネルギー機能付きシステム装置
JP3387394B2 (ja) 画像出力装置
JPH11301078A (ja) 複合装置
US6947165B1 (en) Communication terminal device
JP2000196801A (ja) ファクシミリシステム
JP2008278106A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2000318265A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP2004056258A (ja) 遠隔制御システム、画像処理装置、遠隔制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2001347706A (ja) 印刷装置および記憶媒体
US20220404893A1 (en) Image forming apparatus, control method therefor, and storage medium
JP2018197991A (ja) 改竄検知装置、その制御方法、並びにプログラム
JP2000261642A (ja) 情報通信装置
JP3205994B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3282785B2 (ja) ファクシミリ装置とファクシミリ装置の通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees