JP2000196801A - ファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリシステム

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JP2000196801A
JP2000196801A JP10366439A JP36643998A JP2000196801A JP 2000196801 A JP2000196801 A JP 2000196801A JP 10366439 A JP10366439 A JP 10366439A JP 36643998 A JP36643998 A JP 36643998A JP 2000196801 A JP2000196801 A JP 2000196801A
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JP10366439A
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Eijiro Inoue
栄治郎 井上
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置の設定情報の内容に不整合
が発生するおそれがある状況では情報処理装置からの設
定情報の変更を行わせないファクシミリシステムを提供
すること。 【解決手段】 装置動作に関連した設定情報を予め記憶
し、その設定情報を必要に応じて参照して動作するファ
クシミリ装置と、情報処理装置とがインターフェースを
介して接続され、前記情報処理装置から前記ファクシミ
リ装置が記憶する設定情報を前記インターフェースを介
して書換変更可能なファクシミリシステムにおいて、前
記ファクシミリ装置が操作中には、前記情報処理装置か
らの前記設定情報の書換変更を禁止することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
とパーソナルコンピュータ等の情報処理装置とがインタ
ーフェースを介して接続されて構成されるファクシミリ
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、その動作に必要な
各種設定情報を予め記憶していて、それら設定情報を必
要に応じて参照して動作する。具体的には、いわゆるワ
ンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等の機能のために、ワ
ンタッチキーの番号と電話番号とを対応付けて記憶した
ワンタッチダイヤル登録テーブルや、短縮番号と電話番
号とを対応付けて記憶した短縮ダイヤル登録テーブルを
予め記憶して、ワンタッチキーが押下されると、ワンタ
ッチダイヤル登録テーブルを参照して、押下されたワン
タッチキーの番号に対応する電話番号を特定し、その特
定した電話番号に自動的に発呼したり、短縮番号が指定
されると、短縮ダイヤル登録テーブルを参照して、指定
された短縮番号に対応する電話番号を特定し、その特定
した電話番号に自動的に発呼したりする。
【0003】また、設定情報としては、通信時に相手先
に通知する自局番号や、スキャナの読取線密度の既定
値、通常の動作状態において所定時間操作入力がない
と、表示部の照明を消灯したりして節電状態に移行する
節電機能のためのタイマ設定値等も挙げることができ
る。
【0004】そのようなファクシミリ装置の設定情報の
変更は、従来はファクシミリ装置が備える操作部や、表
示器を用いて行うが、通常の使用状態では、ファクシミ
リ装置は、宛先電話番号をマニュアル入力したり短縮番
号を入力するテンキーや、送信開始を指示する[スター
ト]キーや、ワンタッチダイヤルのための数個のワンタ
ッチキーや、短縮ダイヤルを指示するための[短縮]キ
ーや、オフフックキー等の限られたキーしか必要とせ
ず、また、表示器にも、装置の動作状態を表示したり、
簡単なメッセージを表示できれば十分である。
【0005】しかし、ワンタッチダイヤル登録テーブル
の登録内容の変更等においては、多数の相手先につい
て、電話番号や、相手先名称を入力する必要があり、そ
のような変更作業をファクシミリ装置本体で行おうとす
ると、操作説明書を参照しないとわからないような、テ
ンキーやワンタッチキーのアルファベットキーへの読み
替等が必要となり、また、表示器に表示できる情報量も
限定され、操作性がよくなく、入力間違いも発生しやす
い。
【0006】そこで、従来、特開平8−265468号
公報に見られる技術のように、パソコン等の情報処理装
置とファクシミリ装置とを接続し、ファクシミリ装置側
に予め設定された設定項目とその設定値をパソコン側に
転送して表示させ、その設定値を変更してファクシミリ
装置に伝送すると、ファクシミリ装置でそのデータを一
旦受信バッファメモリに格納して受信し、EEPROM
内にデータを順次記憶させることで、ファクシミリ装置
側の設定情報を、ファクシミリ装置側の操作部に比較し
てずっと操作が容易なパソコン側のキーボード等を用
い、また、ファクシミリ装置側の表示器に比較してずっ
と表示情報量の多いディスプレイを用いて行えるように
したものがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ファクシミリ
装置側において、あるユーザにより操作部が操作されて
いるとき、スキャナが使用中のとき、プロッタが使用中
のとき、通信中のとき等に、他のユーザによる操作によ
り情報処理装置で変更された設定情報がファクシミリ装
置に伝送されると、同時に1つのデータを書き換えてし
まったり、送信しようとした宛先データを書き換えてし
まう等、設定情報の不整合が発生するおそれがあるとい
う問題点があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、ファクシミリ装置の設定情報の内容に不整合が
発生するおそれがある状況では情報処理装置からの設定
情報の変更を行わせないファクシミリシステムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載のファクシミリシステムは、装置動
作に関連した設定情報を予め記憶し、その設定情報を必
要に応じて参照して動作するファクシミリ装置と、情報
処理装置とがインターフェースを介して接続され、前記
情報処理装置から前記ファクシミリ装置が記憶する設定
情報を前記インターフェースを介して書換変更可能なフ
ァクシミリシステムにおいて、前記ファクシミリ装置が
操作中には、前記情報処理装置からの前記設定情報の書
換変更を禁止するリモート変更禁止手段を備えたことを
特徴とする。
【0010】請求項2に記載にのファクシミリシステム
は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記
リモート変更禁止手段は、前記ファクシミリ装置が操作
中のときに加え、スキャナを使用する機能が動作中のと
きにも、前記情報処理装置からの前記設定情報の書換変
更を禁止するものであることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載にのファクシミリシステム
は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記
リモート変更禁止手段は、前記ファクシミリ装置が操作
中のときに加え、プロッタを使用する機能が動作中のと
きにも、前記情報処理装置からの前記設定情報の書換変
更を禁止するものであることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載のファクシミリシステム
は、請求項1に記載のファクシミリ装置において、前記
リモート変更禁止手段は、前記ファクシミリ装置が操作
中のときに加え、回線を介して通信する機能が動作中の
ときにも、前記情報処理装置からの前記設定情報の書換
変更を禁止するものであることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載のファクシミリシステム
は、請求項1、2、3または4のいずれかに記載のファ
クシミリ装置において、前記ファクシミリ装置が省電力
待機中でも前記情報処理装置からの前記設定情報の書換
変更を可能とする手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係るファク
シミリシステムを構成するファクシミリ装置1及びパー
ソナルコンピュータ(パソコン)20のブロック構成を
示している。
【0016】同図において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、プロッタ3、操作表示部4、符号化復号化部
5、システム制御部6、ROM7、RAM8、画像メモ
リ9、モデム部10、網制御部11、セントロニクスI
/F12、及び、システムバス13とから構成されてい
る。
【0017】スキャナ2は、セットされた原稿を読み取
って画情報を得るもので、A4、B4及びA3の各定型
主走査幅で原稿を読みとる機能を備え、それらの定型主
走査幅のうちの操作表示部4から設定された定型主走査
幅で原稿を読み取る。また、スキャナ2は、3.85本
/mmまたは7.7本/mmの副走査解像度で原稿を読
みとる機能を備え、それらの副走査解像度のうちの、既
定の副走査解像度、または、操作表示部4から設定され
た副走査解像度で原稿を読み取る。プロッタ3は、回線
を介して受信した画情報を、その線密度に応じて記録出
力したり、スキャナ2で読み取った画情報を、その線密
度に応じて記録出力(コピー動作)するためのものであ
る。
【0018】操作表示部4は、図示していないが、オペ
レータによる操作入力を受け入れるためのテンキーや、
ワンタッチダイヤルのためのワンタッチキー群、短縮ダ
イヤルのための[短縮]キー等の各種キーが配設される
と共に、装置の動作状態や、オペレータへのメッセージ
を表示する表示器を備えるものである。
【0019】符号化復号化部5は、送信画情報を、G3
ファクシミリに適合する、MH符号化方式、MR符号化
方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号化
圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式、MR
符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所定の復号
化方式で復号伸長するものである。
【0020】システム制御部6は、ROM7に書き込ま
れた制御プログラムに従って、RAM8を作業領域とし
て使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュ
ータである。
【0021】ROM7は、前述したように、システム制
御部6が装置各部を制御するための制御プログラムが記
憶されているリードオンリメモリである。
【0022】RAM8は、前述したようにシステム制御
部6の作業領域として使用されると共に、装置の動作に
必要な設定データを記憶するランダムアクセスメモリで
ある。なお、RAM8は、図示しないバックアップ回路
によりバックアップされ、装置電源遮断時にもその記憶
内容は保持される。
【0023】図2に、RAM8の記憶内容について示
す。同図において、RAM8には、装置動作に必要な設
定データ8aが予め記憶されている。設定データ8a
は、ワンタッチキーの番号と相手先名称や相手先番号と
を対応付けて登録したワンタッチダイヤル登録テーブル
8aa、短縮番号と相手先名称や相手先番号とを対応付
けて登録した短縮ダイヤル登録テーブル8ab、待機状
態において、一定時間操作表示部4からの操作入力がな
い場合に、操作表示部4の表示器の照明を消灯すると共
に、スキャナ2やプロッタ3への電力供給を停止する省
電力待機モードに移行するためのタイマ設定値である節
電タイマ設定値8acや、回線を介した通信時に被呼端
末識別信号CSI、送信端末識別信号TSI等として相
手先に通知するための自局番号8ad等の各情報により
構成されている。その他にも、スキャナ2の動作に関連
した読取線密度の既定値や、プロッタ3の動作に関連し
た記録濃度の既定値などの各種情報が設定データ8aに
は含まれる。
【0024】図1に戻って、画像メモリ9は、送信画情
報または受信画情報を一時的にファイルとして蓄積すめ
たのものである。モデム部10は、G3ファクシミリモ
デムであり、網制御部11を介して回線に送信するデー
タを変調する一方、網制御部11を介して回線から受信
した信号を復調するものである。また、モデム部10
は、相手先番号に対応したDTMF信号の送出も行う。
【0025】網制御部11は、回線に接続されて、回線
の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検出、
回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン等のトー
ン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御
や、ダイヤルパルスの生成を行うものである。セントロ
ニクスインターフェース12は、後述するパソコン20
のセントロニクスインターフェース24と対になるイン
ターフェースであり、ファクシミリ装置1とパソコン2
0とが相互にデータをやりとりするためのインターフェ
ースとなるものである。システムバス13は、上記各部
がデータをやり取りするための信号ラインである。
【0026】一方、情報処理装置としてのパソコン20
は、キーボード制御部21、MPU22、RS−232
CI/F23、セントロニクスI/F24、ディスプレ
イ制御部25、ROM26、RAM27、ハードディス
ク装置28、及びシステムバス29とから構成され、ま
た、周辺装置として、マウス装置30、キーボード4
0、及び、ディスプレイモニタ50を備えている。
【0027】キーボード制御部21は、キーボード40
から入力されたキー操作を解読してMPU22に通知す
るための制御を行うものである。MPU22は、装置各
部を制御するマイクロプロセッサユニットである。RS
−232CインターフェースF23は、接続されたマウ
ス装置30から移動に応じて出力される移動方向や移動
量の情報や、ボタンが押下されたか否かについての情報
を受信してMPU22に通知するためのものである。
【0028】セントロニクスインターフェース24は、
ファクシミリ装置1のセントロニクスインターフェース
12と対になるインターフェースであり、ファクシミリ
装置1とパソコン20とが相互にデータをやりとりする
ためのインターフェースとなるものである。ディスプレ
イ制御部25は、MPU22からの指示に応じてディス
プレイモニタ50への画像信号を生成するものである。
ディスプレイモニタ50は、そのディスプレイ制御部2
5からの画像信号を可視表示するものである。
【0029】ROM26は、MPU22の制御手順を記
したプログラムが格納されるリードオンリメモリであ
る。RAM27は、MPU22の作業領域となるランダ
ムアクセスメモリである。ハードディスク装置28は、
MPU22の制御手順が記されたプログラムや、画情報
ファイル等の各種データが蓄積されるものである。シス
テムバス29は、上記各部がデータをやり取りするため
の信号ラインである。
【0030】次に、以上の構成のファクシミリシステム
における設定データ変更処理手順について、図3及び図
4を参照して説明する。
【0031】それらの図に示す処理手順は、ファクシミ
リ装置1(ファックス)側の処理手順とパソコン20
(PC)側の処理手順とから構成されている。ファック
ス側の処理手順は、ROM7に書き込まれたプログラム
をシステム制御部6が読み出して実行することにより行
われ、PC側の処理手順は、ハードディスク装置28に
格納された設定データ変更用のアプリケーションが起動
され、RAM27に展開されて、MPU22がその展開
されたプログラムを読み出して実行することにより行わ
れる。
【0032】それらの図において、PC側では、キーボ
ード40により所定のキーの押下や、ディスプレイモニ
タ50に表示された所定のボタンのマウス装置30によ
るクリック操作等に応じて、設定データ転送要求をセン
トロニクスインターフェース24を介してファックス側
に対して行い(処理201)、設定データが転送される
かを監視する(判断202のNoループ)。
【0033】一方、ファックス側では、セントロニクス
インターフェース12を介して設定データ転送要求がP
C側からあるかを監視していて(判断101のNoルー
プ)、ファックス側の処理201に対応して判断101
がYesとなると、設定データ8aをRAM8から読み
出して、セントロニクスインターフェース12を介して
PC側に転送し(処理102)、変更後の設定データが
PC側から転送されるかを監視する(判断103のNo
ループ)。
【0034】一方PC側では、ファックス側の処理10
2に対応して判断202がYesとなり、ファックス側
から転送されRAM27に記憶した設定データを、ディ
スプレイモニタ50に画面表示し(処理203)、ユー
ザによるキーボード40やマウス操作30の操作に応じ
て表示した設定データを変更する設定データ編集処理を
行いつつ、変更後の設定データのファックス側への転送
を指示する所定の転送指示操作があるかを監視する(処
理203、処理204、判断205のNoループ)。
【0035】そして、転送指示操作があると(判断20
5のYes)、処理204で編集された変更後の設定デ
ータをセントロニクスインターフェース24を介してフ
ァックス側に転送し(処理206)、「書換不可」の通
知がセントロニクスインターフェース24を介してファ
ックス側からあるかを判断する(判断207)。
【0036】一方ファックス側では、PC側の処理20
6に対応して判断103がYesとなり、PC側から転
送された設定データをすぐさま設定データ8aとして記
憶するのではなく、一時的にRAM8に記憶する(処理
104)。
【0037】そして、現在、操作表示部4が操作中であ
るか、スキャナ2が原稿画情報の読取などのために使用
中であるか、プロッタ3が受信画情報の記録など使用中
であるか、回線が、送信または受信の通信のために使用
中であるかを判断する(判断105、判断106、判断
107、判断108)。
【0038】操作中、スキャナ使用中、プロッタ使用
中、または、回線使用中である場合は(判断105のY
es、判断106のYes、判断107のYes、また
は、判断108のYes)、セントロニクスインターフ
ェース12を介してPC側に「書換不可」の旨を通知し
(処理109)、判断103に戻る。
【0039】操作中でもなくも、スキャナ使用中でもな
く、プロッタ使用中でもなく、または、回線使用中でも
ない場合は(判断105のNo、判断106のNo、判
断107のNo、判断108のNo)、RAM8に記憶
した設定データ8aを、処理104において一時記憶し
た設定データに書き換える(処理110)。
【0040】一方PC側では、判断207において、
「書換不可」の旨の通知がない場合は(判断207のN
o)、そのまま処理を終了するが、ファックス側の処理
109に対応して「書換不可」の旨の通知があった場合
は(判断207のYes)、「書換不可」の旨のメッセ
ージをディスプレイモニタ50に表示し(処理20
8)、処理203に戻る。
【0041】処理203に戻り、判断205のNoルー
プ中に、転送指示操作がなされる判断206以降の処理
が繰り返り行われ、ファックス側が、設定データの変更
をすると弊害がある、操作中、スキャナ使用中、プロッ
タ使用中、または、回線使用中でない場合に限り、ファ
ックス側の設定データ8aのPC側からの書換変更がが
可能となる。
【0042】これにより、操作中、スキャナ使用中、プ
ロッタ使用中、または、回線使用中に、設定データ8a
が書き換えられてしまうことがなく、操作表示部4から
の書き換え中に、設定データ8aがPC側からも書き換
えられて、内容に不整合が生じたり、スキャナ使用中
に、スキャナの動作に必要な設定データが書き換えられ
てしまって、読取動作が不安定になったり、プロッタ使
用中に、プロッタの動作に必要な設定データが書き換え
られてしまって、記録動作が不安定になったり、回線使
用中に、送受信動作に必要な設定データが書き換えられ
てしまった通信動作が不安定になってしまったりする事
態の発生を未然に防止できる。
【0043】なお、ファクシミリ装置1は、通常動作時
に節電タイマ設定値8acを読み出してカウントダウン
するタイマ動作を行い、操作表示部4からの操作入力が
ないままタイムアウトすると操作表示部4の表示器用の
照明を消灯し、スキャナ及びプロッタ3への電力供給を
停止する省電力待機状態に移行するが、その省電力待機
状態でも、ファクシミリ装置1は、図3及び図4に示し
た設定データ変更処理手順を行い、PC側からの設定デ
ータ転送要求があると(処理201)、その要求に応答
して(判断101のYes)、以降の設定データ変更処
理を行う。
【0044】それにより、省電力待機状態でも、PC側
からファクシミリ装置1の設定データ8aを書換変更す
ることができ、設定データのPC側からの変更のため
に、わざわざファクシミリ装置1のところまでいって、
省電力待機状態から復帰させる操作をおこなわないで済
む。なお、省電力待機状態の態様としては、表示器の照
明消灯とスキャナ及びプロッタ3への電力供給の停止に
よるものに限らず、最低限、システム制御部6が、セン
トロニクスインターフェース12を介してPC側からの
設定データ転送要求を検出できさえすれば、節電の程度
はいかようであってもよい。
【0045】なお、以上説明した実施の形態において
は、ファクシミリ装置1とパソコン20とが、セントロ
ニクスインターフェース12、24により接続される場
合を例に説明したが、それに限らず、RS−232Cイ
ンターフェース、SCSIインターフェース、LAN等
のその他のインターフェースであってもよく、ファクシ
ミリ装置1とパソコン20とを相互接続するインターフ
ェースの形態により本発明は限定されるものではない。
【0046】また、以上説明した実施の形態において
は、本発明をファクシミリ装置に適用したが、本発明は
それに限らず、パソコン等の情報処理装置にインターフ
ェースを介して接続されたスキャナ装置、プリンタ装
置、複写機、通信端末装置等のその他の装置に対しても
応用可能なものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記ファ
クシミリ装置が操作中には、前記情報処理装置からの前
記設定情報の書換変更が禁止されるため、ファクシミリ
装置側の操作により書換変更中の設定情報が、同時に前
記情報処理装置から書き換えられてしまったり、ファク
シミリ装置側の操作により指定した送信宛先が、前記情
報処理装置からの書き換えられてしまったりというよう
な事態の発生を防止でき、前記設定情報の内容の不整合
を防止することが可能となる効果が得られる。
【0048】請求項2に係る発明によれば、スキャナを
使用する機能が動作中にも、前記情報処理装置からの前
記設定情報の書換変更が禁止されるため、スキャナを使
用している機能が動作しているときに、その動作に必要
な設定情報が動作途中で書き換えられてしまってスキャ
ナの動作に支障がでるような事態の発生を防止して安定
な動作を行うことが可能となる効果が得られる。
【0049】請求項3に係る発明によれば、プロッタを
使用する機能が動作中にも、前記情報処理装置からの前
記設定情報の書換変更が禁止されるため、プロッタを使
用している機能が動作しているときに、その動作に必要
な設定情報が動作途中で書き換えられてしまってプロッ
タの動作に支障がでるような事態の発生を防止して安定
な動作を行うことが可能となる効果が得られる。
【0050】請求項4に係る発明によれば、回線を介し
た通信する機能が動作中にも、前記情報処理装置からの
前記設定情報の書換変更が禁止されるため、回線を介し
て通信する機能が動作しているときに、その動作に必要
な設定情報が動作途中で書き換えられてしまって回線を
介した通信に支障がでるような事態の発生を防止して安
定な動作を行うことが可能となる効果が得られる。
【0051】請求項5に係る発明によれば、前記ファク
シミリ装置が省電力待機中でも前記情報処理装置からの
前記設定情報の書換変更を行えるようにしたため、ファ
クシミリ装置の省電力待機モードを手動で解除するなど
の不要な手間が省け、使い勝手が向上するという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリシステ
ムを構成するファクシミリ装置及びパーソナルコンピュ
ータのブロック構成について示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
RAMの記憶内容について示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリシステ
ムにおける設定データ変更処理手順について示すフロー
チャートである。
【図4】図3と共に、本発明の実施の形態に係るファク
シミリシステムにおける設定データ変更処理手順につい
て示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 プロッタ 4 操作表示部 5 符号化復号化部 6 システム制御部 7 ROM 8 RAM 9 画像メモリ 10 モデム部 11 網制御部 12 セントロニクスインターフェース 13 システムバス 20 パソコン 21 キーボード制御部 22 MPU 23 RS−232Cインターフェース 24 セントロニクスインターフェース 25 ディスプレイ制御部 26 ROM 27 RAM 28 ハードディスク装置 29 システムバス 30 マウス装置 40 キーボード 50 ディスプレイモニタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置動作に関連した設定情報を予め記憶
    し、その設定情報を必要に応じて参照して動作するファ
    クシミリ装置と、情報処理装置とがインターフェースを
    介して接続され、前記情報処理装置から前記ファクシミ
    リ装置が記憶する設定情報を前記インターフェースを介
    して書換変更可能なファクシミリシステムにおいて、 前記ファクシミリ装置が操作中には、前記情報処理装置
    からの前記設定情報の書換変更を禁止するリモート変更
    禁止手段を備えたことを特徴とするファクシミリシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記リモート変更禁止手段は、前記ファ
    クシミリ装置が操作中のときに加え、スキャナを使用す
    る機能が動作中のときにも、前記情報処理装置からの前
    記設定情報の書換変更を禁止するものであることを特徴
    とする請求項1に記載のファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】 前記リモート変更禁止手段は、前記ファ
    クシミリ装置が操作中のときに加え、プロッタを使用す
    る機能が動作中のときにも、前記情報処理装置からの前
    記設定情報の書換変更を禁止するものであることを特徴
    とする請求項1に記載のファクシミリシステム。
  4. 【請求項4】 前記リモート変更禁止手段は、前記ファ
    クシミリ装置が操作中のときに加え、回線を介して通信
    する機能が動作中のときにも、前記情報処理装置からの
    前記設定情報の書換変更を禁止するものであることを特
    徴とする請求項1に記載のファクシミリシステム。
  5. 【請求項5】 前記ファクシミリ装置が省電力待機中で
    も前記情報処理装置からの前記設定情報の書換変更を可
    能とする手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、
    3または4のいずれかに記載のファクシミリシステム。
JP10366439A 1998-12-24 1998-12-24 ファクシミリシステム Pending JP2000196801A (ja)

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