JP3282785B2 - ファクシミリ装置とファクシミリ装置の通信制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置とファクシミリ装置の通信制御方法

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JP3282785B2 JP12768196A JP12768196A JP3282785B2 JP 3282785 B2 JP3282785 B2 JP 3282785B2 JP 12768196 A JP12768196 A JP 12768196A JP 12768196 A JP12768196 A JP 12768196A JP 3282785 B2 JP3282785 B2 JP 3282785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置と
ファクシミリ装置の通信制御方法に関し、より詳しくは
低消費電力待機モードを有するファクシミリ装置とファ
クシミリ装置の通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から事務機器の低
消費電力化が求められている。このような状況下、ファ
クシミリ装置においては、動作しない待機時間が長いこ
とから待機時の消費電力を低減することが特に強く求め
られており、そのための研究、開発がなされ、消費電力
を低減するために種々の手法が提案されている。
【0003】そして、かかる消費電力低減方法の多く
は、ファクシミリ装置の表示部や電力消費量の大きい印
刷部への通電を遮断することにより消費電力の低減を行
っているが、かかる低減方法では以下の欠点がある。
【0004】すなわち、かかる低減方法では、常時通電
することにより必要に応じて予熱等の動作を行っていた
印刷部への通電も行なわれなくなるため、低消費電力待
機モードから通常の動作モードに復帰した場合、ヒータ
をオン状態にする等の復帰動作と、該復帰動作により装
置が正常な待機状態に復帰したことをチェックするチェ
ック機能が必要となり、復帰後数十秒の間は印字記録を
することが不可能になるという欠点があった。
【0005】かかる欠点はファクシミリ装置以外の他の
事務機器、例えば複写機やプリンタ等においても同様に
起こりうるが、これらの複写機やプリンタ等においては
直接人間を相手にするため、或る程度の時間は動作しな
くとも問題が生じないのに対して、ファクシミリ装置に
おいては交換機からの着信に応答して受信しなければな
らないため、長期間に亙って動作を待たせることができ
ず、したがって、印刷部の動作復帰を待たずに受信を行
って装置内のメモリに発呼側端末からの画像データを受
信し、印刷部が動作復帰した後、前記メモリに受信した
画像データを印字している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置においては、受信終了後に印刷部
の異常が発見された場合は正常に受信した画像データを
出力することができないという問題点があった。
【0007】すなわち、上述したように、低消費電力待
機モードから復帰して装置に異常が無いことを確認する
には数十秒間を要するため、交換機からの呼び出しに応
答して即時に受信を開始したときは受信終了後に装置の
異常事態を検知することがあり、かかる場合に発呼側端
末では正常な交信をしたことが記録されているにも拘わ
らず、被呼側端末では受信した画像データを得ることが
できないという問題点があった。
【0008】また、上記従来のファクシミリ装置におい
ては、低消費電力待機モード中に印刷部が異常状態とな
った場合であってもユーザに対して印刷部の異常を通知
することができないという問題点があった。
【0009】さらに、印刷部が印刷動作直後の高温状態
となっている場合に低消費電力待機モードに移行して印
刷部への通電が遮断されたときは装置本体に内蔵されて
いる冷却ファンが動作しなくなるため、装置が高温状態
のまま長時間放置されることとなる。このため、かかる
状況が頻繁に生じると印刷部、延いてはファクシミリ装
置の耐久性低下を招くという問題点があった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、印刷部の異常の有無が確定した後に受信
動作を行うことができると共に、低消費電力待機モード
中の印刷部の異常を検知して耐久性の低下を回避するこ
とができるファクシミリ装置とファクシミリ装置の通信
制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るファクシミリ装置の内、請求項1に記載
の発明は、所定通信網に接続されて該所定通信網に対す
る着信、発信を制御する網制御手段と、非動作状態のと
きは少なくとも印刷部への電力供給を停止して低消費電
力待機モードに移行する待機モード移行手段と、前記非
動作状態から動作可能状態への復帰を検出する復帰検出
手段と、該復帰検出手段により前記動作可能状態への復
帰が検出されたときは所定の復帰処理を行う復帰処理手
段とを備えたファクシミリ装置において、前記復帰検出
手段による前記動作可能状態への復帰が検出されたとき
に前記印刷部を起動する印刷部起動手段と、前記印刷部
が異常状態か否かを判定する異常判定手段とを備え、前
記異常判定手段により前記印刷部の正常状態が判定され
たときはデータ受信を行う一方、前記異常判定手段によ
り前記印刷部の異常状態が判定されたときは前記所定通
信網の回線を解放する通信制御手段を有していることを
特徴としている。
【0012】また、請求項7記載の発明は、所定通信網
に接続されて該所定通信網に対する着信、発信を制御す
る網制御手段と、非動作状態のときは少なくとも印刷部
への電力供給を停止して低消費電力待機モードに移行す
る待機モード移行手段と、前記非動作状態から動作可能
状態への復帰を検出する復帰検出手段と、該復帰検出手
段により前記動作可能状態への復帰が検出されたときは
所定の復帰処理を行う復帰処理手段とを備えたファクシ
ミリ装置において、前記印刷部が異常状態か否かを判定
する異常検出手段と、該異常検出手段により前記印刷部
の異常状態が検出されたときは前記低消費電力待機モー
ドへの移行を禁止する移行禁止手段を備えていることを
特徴としている。
【0013】さらに、本発明に係るファクシミリ装置の
通信制御方法の内、請求項11に記載の発明は、所定通
信網に接続されて該所定通信網に対する着信、発信を制
御する網制御ステップと、非動作状態のときは少なくと
も印刷部への電力供給を停止して低消費電力待機モード
に移行する待機モード移行ステップと、前記非動作状態
から動作可能状態への復帰を検出する復帰検出ステップ
と、該復帰検出ステップにより前記動作可能状態への復
帰が検出されたときは所定の復帰処理を行う復帰処理ス
テップとを有するファクシミリ装置の通信制御方法にお
いて、前記復帰検出ステップによる前記動作可能状態へ
の復帰が検出されたときに前記印刷部を起動する印刷部
起動ステップと、前記印刷部が異常状態か否かを判定す
る異常判定ステップとを含み、前記異常判定ステップに
より前記印刷部の正常状態が判定されたときはデータ受
信を行う一方、前記異常判定ステップにより前記印刷部
の異常状態が判定されたときは前記所定通信網の回線を
解放することを特徴としている。
【0014】また、請求項17記載の発明は、所定通信
網に接続されて該所定通信網に対する着信、発信を制御
する網制御ステップと、非動作状態のときは少なくとも
印刷部への電力供給を停止して低消費電力待機モードに
移行する待機モード移行ステップと、前記非動作状態か
ら動作可能状態への復帰を検出する復帰検出ステップ
と、該復帰検出ステップにより前記動作可能状態への復
帰が検出されたときは所定の復帰処理を行う復帰処理ス
テップとを有するファクシミリ装置の通信制御方法にお
いて、前記印刷部が異常状態か否かを判定する異常検出
ステップと、該異常検出ステップにより前記印刷部の異
常状態が検出されたときは前記低消費電力待機モードへ
の移行を禁止する移行禁止ステップを含むことを特徴と
している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0016】図1は本発明に係るファクシミリ装置の一
実施の形態を示すブロック構成図であって、該ファクシ
ミリ装置は、所定通信網に接続されて該所定通信網に対
する発信・着信を制御する網制御回路1と、LCD(液
晶ディスプレイ)やLED(発光ダイオード)等からな
る表示部やキーボード等を備えた操作パネル2と、所望
の起床時刻が設定されて時刻を刻む時計回路3と、相手
端末から送信された画像データ等を所定サイズの記録紙
に出力するプリンタ4と、後述する各種の構成要素に接
続されて装置全体を制御するCPU5と、該CPU5に
より実行される所定の制御プログラムが格納されたRO
M6と、ワークエリアや画像蓄積メモリとして使用され
るRAM7と、消費電力待機モードにあるときに前記網
制御回路1、操作パネル2又は時計回路3からの起動要
因が発生するとCPU5に対して起動信号を供給する起
動信号制御回路8と、プリンタ4を制御する制御信号
(CPRDY)を取扱うI/Oポート9と、プリンタ4
との間でコマンド/ステータスの授受を行うシリアルコ
ントローラ(SCU)10とを備えている。
【0017】しかして、本実施の形態ではファクシミリ
装置の動作停止時にCPU5及びプリンタ4への電力供
給を停止して低消費電力待機モードに移行し、起動信号
制御回路8からのCPU5に対する起動信号(復帰要
因)の発生により通常の待機モード(動作可能状態)に
復帰する。
【0018】図2は低消費電力待機モードへの移行と通
常の待機モードへの復帰を示す移行・復帰処理のフロー
チャートである。
【0019】ステップS1では動作が停止してから低消
費電力待機モードに移行するための移行タイマの時刻を
設定し、続くステップS2では低消費電力待機モードへ
の移行判定を行う。本実施の形態では、CPU5からI
/Oポート9を介して出力されるCPRDY信号がハイ
レベルかローレベルかで低消費電力待機モードへの移行
が可能か否かを判定する。具体的にはCPRDY信号が
ローレベルにあるときはプリンタ4の動作が可能な状態
にあるときであり、CPRDY信号がローレベルからハ
イレベルに切り替わっときに低消費電力待機モードへの
移行が可能と判定する。そして、低消費電力待機モード
への移行が可能でないときはステップS4に進み、移行
タイマの時刻を再設定してステップS2に戻る。一方、
低消費電力待機モードへの移行が可能なときはステップ
S1又はステップS4で設定した移行時刻に到達したか
否かを判断し(ステップS5)、到達していないときは
ステップS2に戻る一方、到達しているときは図3に示
す低消費電力待機モードへの移行処理を行う。
【0020】すなわち、ステップS11では低消費電力
待機モードからの復帰のための起床時刻を時計回路3に
設定し、続くステップS12では低消費電力待機モード
用のポート設定を行なう。かかるポート設定によりプリ
ンタ4の電源オフや操作パネル2の表示部の消灯設定等
を行なう。
【0021】次いで、低消費電力待機モードから復帰す
るための要因に対するマスクを解除する(ステップS1
3)。尚、このマスク解除により、起動信号制御回路8
は、後述する復帰要因発生時に各周辺回路からの信号が
発生し、CPU5に対して起動信号であるNMI割込信
号を発生する。次いで、ステップS14では低消費電力
待機モードをオンにしてファクシミリ装置内部の各回路
への電力供給を遮断し、続くステップS15ではHAL
T命令を実行してCPU5はクロックの発生を停止し、
ファクシミリ装置は低消費電力待機モードに移行する。
該低消費電力待機モードではCPU5の動作及びプリン
タ4の内部の動作は全て停止し、通常の待機モードで行
なわれているヒータの予熱等の動作は全て停止する。
【0022】次に図2のフローチャートに戻り、ステッ
プS7で低消費電力待機状態を持続した後、ステップS
8で低消費電力待機モードからの復帰要因が発生したか
否かを判断する。すなわち、網制御回路1が相手端末か
らの発呼信号を着信したか否か、操作パネル2のキーボ
ードが押下されたか否か、或いは時計回路3が所望の起
床時刻に到達したか否かにより復帰要因が発生したか否
かを判断する。そして、復帰要因が発生したときは、I
/Oポート9からのCPRDY信号は再びローレベルと
なり、プリンタ4は通常の待機モードに復帰し、ヒータ
の予熱、モータの回転、定着温度チェック等の機械系の
復帰処理を行い、さらに制御系の復帰処理を実行する
(ステップS9)。これによりプリンタ4は動作可能状
態となる。尚、上述した定着温度チェックは、ヒータを
オンしてから所定時間(例えば、30秒)内に所定温度
に上昇したことをチェックするものである。
【0023】図4は制御系の復帰処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【0024】ステップS21では復帰要因となる起動信
号、すなわち、NMI割込信号のマスクを行う。これに
より、復帰要因発生時に各周辺回路からの信号が発生し
なくなる。そして、続くステップS22ではNMI割込
信号の発行を禁止し、次いで低消費電力待機モードをオ
フにしてファクシミリ装置内部の各回路への電力供給を
再開し(ステップS23)、ステップS12(図3)で
設定したポート設定を通常の待機モードに戻し、通常動
作を再開する(ステップS24)。
【0025】図5は本実施の形態で実行される通信制御
方法のフローチャート(第1の実施の形態)であって、
本プログラムは、網制御回路1の着信信号受信により起
動信号制御回路8で発生する起動信号のCPU5への入
力と同時に該CPU5で実行される。
【0026】CPU5は前記起動信号により再起動する
と、ステップS31ではI/Oポート9を介してプリン
タ4に起動信号を発行する。すなわちCPRDY信号を
ローレベルにしてプリンタ4を起動する。
【0027】次いで、網制御回路2を駆動し回線を捕捉
した後(ステップS32)、被呼局識別信号(CED)
を相手端末に送出し(ステップS33)、RAM7に設
けられているカウンタのカウント値を「0」に初期化し
(ステップS34)、次に自己端末の性能を示すデジタ
ル識別信号(DIS)を相手端末に送出する(ステップ
S35)。次いで、ステップS36では相手端末からの
応答受信があったか否かを判断し、応答受信がないとき
はステップS35に戻る一方、応答受信があったときは
受信信号がデジタル命令識別信号(DCS)であったか
否かを判断する(ステップS37)。そして、DCSで
ないときはステップS38に進んでITU−T勧告で定
められている所定の処理を行なう一方、DCSのときは
ステップS39に進んでDCSの内容をチェックし、自
己端末の性能と合致するか否かを判断する。そして、自
己端末の性能と合致しない場合は相手端末に対して呼切
断信号(DCN)を送出し(ステップS41)、回線を
解放して処理を終了する。
【0028】一方、ステップS39でDCSの内容が自
己端末の性能に合致するときはプリンタ4のステータス
をチェックし、プリンタ4のステータスが「異常」を示
しているときは既に復帰処理を終了してトラブルが発生
している場合であると判断し、相手端末に対して呼切断
信号(DCN)を送出し(ステップS41)、回線を解
放して(ステップS42)処理を終了する。
【0029】また、ステップS40でプリンタ4のステ
ータスが「異常」でないと判断されたときは、ステップ
S43に進み、プリンタ4のステータスが「正常」か否
かを判断する。そして、プリンタ4のステータスが「正
常」を示しているときは既に復帰処理を終了してトラブ
ルが発生していない場合であると判断し、ITU−T勧
告に従って通常の受信動作を開始する。
【0030】また、ステップS43でプリンタ4のステ
ータスが「正常」を示していないときは復帰処理中であ
り、したがってプリンタ4のステータスは「ウェイト
中」の場合であり、ステップS45に進んで、カウンタ
のカウント値を「1」だけ加算しステップS46に進
む。そして、続くステップS46ではカウンタのカウン
ト値が所定値N以下か否かを判断し、所定値N以下のと
きはステップS35に戻って上述の処理を繰り返す一
方、所定値を越えたときはステップS47に進む。ここ
で、所定値Nは、例えば「3」に設定される。すなわ
ち、ITU−T勧告により同一モードでのDCSの試行
は3回に限定されているため、前記所定値Nは、本実施
の形態では「3」に設定される。
【0031】次に、ステップS47ではトレーニング失
敗信号(FTT)を相手端末に返送し、続くステップS
48でカウンタのカウント値を「0」にリセットしステ
ップS36に戻って上述の処理を繰り返す。すなわち、
プリンタ4のステータスが「正常」か「異常」かが確定
するまで上述の処理を繰り返す。
【0032】以上の処理により、ITU−T勧告に合致
した手順内で画像受信の開始を所定時間(例えば、数十
秒)の間、遅延させることが可能となり、その間にプリ
ンタの初期チェックを行なって終了することにより、プ
リンタが正常状態の場合のみ受信を行なうことが可能と
なる。
【0033】図6は上記通信制御方法の変形例を示す要
部フローチャートであって、本変形例では、相手端末か
らの着信信号を受信した後、一定時間後に回線を捕捉し
たものである。
【0034】CPU5は前記起動信号により再起動する
と、ステップS31ではI/Oポート9を介してプリン
タ4に起動信号を発行した後、ステップS51でプリン
タ4のステータスが「異常」を示しているか否かを判断
する。そして、プリンタ4のステータスが「異常」を示
しているときは受信動作を開始しても画像を印字できな
いと判断し処理を終了する。一方、プリンタ4のステー
タスが「異常」を示していないときはプリンタのステー
タスが「正常」を示しているか否かを判断し(ステップ
S52)、「正常」を示しているときは印字が可能であ
るため、ステップS32に進んで回線を捕捉し、上述し
た図5のフローチャートと同様の処理を行なう。すなわ
ち、この場合は図5のステップS34〜ステップS40
の動作を実行し、ステップS43の答が肯定(Yes)
となってITU−T勧告に従う受信動作を行なう。
【0035】一方、ステップS52でプリンタ4のステ
ータスが「正常」を示していないときはプリンタ4のス
テータスは「ウェイト中」であることを示しており、し
たがってプリンタは初期チェック中であるので、ステッ
プS53に進み、一定時間T1(例えば、20秒)が経
過したか否かを判断する。そして、一定時間T1が経過
していないときはステップS51に戻り、上述の処理を
繰り返す。すなわち、一定時間T1内においてプリンタ
4の初期チェックが終了したときはプリンタステータス
の「正常」、「異常」が確定する。
【0036】また、プリンタ4のステータスが一定時間
T1内に確定しなかったときは回線を捕捉して(ステッ
プS32)上述の処理(図5)を繰り返す。すなわち、
一定時間T1内にプリンタ4のステータスが確定しなか
った場合は、ステップS35以降の処理により第1の実
施の形態と同様の過程を経てプリンタ4のステータスが
確定することとなる。
【0037】このように本変形例によれば、プリンタ4
が起動してから回線を捕捉する前の一定時間T1内にプ
リンタ4のステータスが「正常」か「異常」かを判断
し、一定時間T1経過後に回線を捕捉しているので、回
線捕捉前にプリンタのステータスを確定することが可能
となる。すなわち、プリンタ4が低消費電力待機モード
から通常の待機モードに復帰するのに要する時間は主と
して定着温度の上昇により決定され、かかる復帰時間は
通常最大30秒程度を要するが、復帰に要する時間は周
辺温度や前回使用終了からの経過時間に左右されるた
め、条件によっては比較的短時間での復帰も可能であ
り、また、定着温度以外の異常が発生したときは前記復
帰時間よりも短時間で発見されることが多い。したがっ
て、ITU−T勧告において定められる最大時間である
30〜40秒よりも短い一定時間T1(例えば、20
秒)の範囲内でプリンタのステータスを監視し、該一定
時間T1内にプリンタ4のステータスが確定しなかった
場合のみ先の実施の形態(第1の実施の形態)と同様の
手順によりプリンタ4のステータスを確定させることに
より、不要な課金を軽減することができる。
【0038】すなわち、先の実施の形態(図5)では低
消費電力待機モード中に相手端末から着信信号を受信す
ると同時に網制御回路1が回線を捕捉しているため、プ
リンタ4のステータスが「異常」となって受信が拒否さ
れて回線が解放される場合であっても相手端末に課金さ
れ、また「正常」となって受信を開始する場合であって
も前記着信信号の受信と同時に回線を捕捉しており、し
たがって受信動作が開始されるまでの前手順実行時にお
いても課金されるため、ファクシミリ通信に要する料金
が嵩み、不経済であったが、本変形例においては、一定
時間T1が経過するまで回線捕捉を遅延させてプリンタ
4の初期チェックに要する時間を稼ぎ、一定時間T1内
にプリンタ4の初期チェックが終了しない場合のみ、先
の実施の形態(図5)と同様の処理を行なっているの
で、ファクシミリ通信に課される料金の節減を図ること
ができる。
【0039】図7〜図9は本発明に係るファクシミリ装
置の通信制御方法の第2の実施の形態を示すフローチャ
ートであって、本第2の実施の形態では低消費電力待機
モードへの移行判定時にプリンタ4のステータスを検出
し、プリンタ4が「異常」のときは低消費電力待機モー
ドに移行せずにプリンタ4の「異常」をユーザに知らせ
るようにしたものである。
【0040】すなわち、本第2の実施の形態において
も、移行・復帰処理は第1の実施の形態と同様、図2の
フローチャートに従って実行される一方、ステップS2
の低消費電力待機モードへの移行判定が図7のフローチ
ャートに従って実行される。
【0041】すなわち、移行判定処理として、まずステ
ップS61でプリンタ4のステータス検出処理を行な
う。
【0042】該ステータス検出処理は、具体的には図8
に示すように、CPU5がSCU10を介してプリンタ
4にステータス要求コマンド(記録紙の有無、プリンタ
の故障の有無、トナー残量等)を送出し(ステップS7
1)、しかる後、CPU5はSCU10を介してプリン
タ4からステータスを取得する(ステップS72)。次
いで、CPU5は取得したステータスの内容を解析し、
まずファクシミリ装置に装着されているカセットに記録
紙が有るか否かを判断する(ステップS73)。そし
て、記録紙が有る場合はプリンタが正常か否かを判断す
る(ステップS74)。すなわち、記録紙がプリンタ内
部に詰まって紙ジャムを起こしていないか、或いはプリ
ンタ内部の機械部品が故障していないか否か等、何らか
のエラー状態にあるか否かをチェックする。そして、プ
リンタ4が正常状態にあるときは定着剤としてのトナー
残量が所定量以上か否かを判断し(ステップS75)、
トナー残量が所定量以上有るときはプリンタが低消費電
力待機モードに移行可能な状態か否かを判断する(ステ
ップS76)。ここで、低消費電力待機モードに移行可
能か否かは、例えば、プリンタ4の記録動作直後等プリ
ンタ内部の温度が所定温度以上の高温状態にあるか否か
により判断する。これは、プリンタ内部の温度が所定温
度以上の高温状態にあるときは、冷却ファンによる放熱
を行なうことによりプリンタ4の耐久性低下を回避する
必要があるため、たとえプリンタ4に異常が検出されな
くともプリンタ4の電力供給を継続するためである。
【0043】そして、ステップS76で低消費電力待機
モードに移行可能な状態であると判断されたときはフラ
グFを「1」に設定してファクシミリ装置を低消費電力
待機モードへの移行が可能な状態にし(ステップS7
7)、図7のステップS62に戻る。
【0044】一方、ステップS73〜ステップS76の
答の少なくとも1つが否定(No)であるとき、すなわ
ち前記カセットに記録紙がない場合、プリンタ4が異常
状態である場合、前記トナー残量が所定量以下の場合、
あるいはプリンタ内部の温度が所定温度以上の高温状態
であるため低消費電力待機モードへの移行が可能でない
場合はステップS78に進んでフラグFを「0」に設定
してファクシミリ装置を低消費電力待機モードへの移行
を禁止状態にし(ステップS78)、図7のステップS
62に進む。
【0045】次いで、ステップS62ではフラグFが
「0」か否かを判断し、フラグFが「0」でない場合、
すなわちフラグFが「1」の場合は本ファクシミリ装置
が現在通信中か否かを判断し(ステップS63)、通信
中でない場合は登録操作中か否かを判断する(ステップ
S64)。そして、登録操作中でもない場合は原稿の読
取動作中か否かを判断し(ステップS65)、読取動作
中でもない場合はファクシミリ装置に原稿がセットされ
ているか否かを判断する(ステップS66)。そして、
原稿がセットされていない場合はファクシミリ装置が動
作を行なうべき状態にないと判断され、低消費電力待機
モードへの移行可能と判定して(ステップS67)図2
のステップS3に進む。
【0046】一方、ステップS62〜ステップS66の
答のうち少なくとも1つが肯定(Yes)のときはファ
クシミリ装置の動作を中断すべき状態にないと判断し、
低消費電力待機モードへの移行禁止を確定して(ステッ
プS68)図2のステップS3に進む。以降の処理は第
1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
【0047】図9はプリンタのステータス表示処理を示
すフローチャートである。
【0048】すなわち、CPU5がSCU10を介して
プリンタ4にステータス要求コマンドを送出し(ステッ
プS81)、しかる後、CPU5はSCU10を介して
プリンタ4からステータスを取得する(ステップS8
2)。次いで、CPU5は取得したステータスの内容を
解析し、まずファクシミリ装置に装着されているカセッ
トに記録紙が無いか否かを判断する(ステップS8
3)。そして、記録紙が有る場合は操作パネル2の表示
部に関し、紙切れを表示するLEDを消灯する一方(ス
テップS84)、記録紙が無い場合は前記紙切れを表示
するLEDを点灯する(ステップS85)。次いで、ス
テップS86に進み、プリンタが異常か否かを判断し、
プリンタが異常でない場合は操作パネル2の表示部に関
し、プリンタ異常を表示するエラーLEDを消灯する一
方(ステップS77)、プリンタが異常の場合はプリン
タ異常を表示するエラーLEDを点灯する(ステップS
78)。そしてこの後、ステップS89に進み、トナー
残量が所定量以上か否かを判断し、所定量以上のトナー
残量が有るときは操作パネル2の表示部に関し、トナー
補給LEDを消灯する一方(ステップS90)、所定量
以上のトナー残量が無いときはトナー補給LEDを点灯
して(ステップS91)処理を終了する。
【0049】このように本第2の実施の形態において
は、プリンタのステータスが正常のときは通常の待機モ
ードから一定時間後に低消費電力待機モードに移行する
一方、プリンタのステータスが異常のときは低消費電力
待機モードに移行せずにプリンタ4のステータスを表示
部に表示させることにより、ユーザはプリンタの状態を
知ることができる。さらに、プリンタ内部の温度が所定
温度以上の場合等、プリンタが特定状態にあるときにも
電力供給を停止しないようにしたので、プリンタの耐久
性低下を回避することも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1又は請求項
11記載の発明によれば、低消費電力待機モードにおい
ても被呼側端末で印字可能か否かを確認した後に受信を
開始することができ、受信した画像が印字できないとい
う不都合を回避することができる。
【0051】請求項4又は請求項14記載の発明によれ
ば、上記効果に加えて発呼側端末に対する不要な課金を
可能な限り回避することができる。
【0052】請求項7又は請求項17記載の発明によれ
ば、印刷部に異常が生じた場合には低消費電力待機モー
ドに移行することなく印刷部の状態を表示することによ
り、印刷部の不具合をユーザに常時迅速にしらせること
ができる。
【0053】請求項8又は請求項18記載の発明によれ
ば、印刷部の温度が所定温度以上の高温状態のときは低
消費電力移行モードに移行しないで印刷部に電力を供給
し冷却ファン等を駆動させることにより、印刷部の耐久
性低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】低消費電力待機モードへの移行・復帰処理を示
すフローチャートである。
【図3】低消費電力待機モードへの移行処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】低消費電力待機モードへの復帰処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明に係るファクシミリ装置の通信制御方法
の一実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】図5の通信制御方法の変形例を示す要部フロー
チャートである。
【図7】本発明に係るファクシミリ装置の通信制御方法
の第2の実施の形態としての低消費電力待機モードへの
移行の判定処理を示すフローチャートである。
【図8】プリンタ状態を検出する検出処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図9】プリンタ状態の表示処理を示すプリンタ状態表
示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 網制御回路(網制御手段) 2 操作パネル(表示手段) 4 プリンタ(印刷部) 5 CPU(待機モード移行手段、復帰処理手段、印刷
部起動手段、異常判定手段、通信制御手段、回線捕捉手
段、前手順実行手段、移行禁止手段、状態要求手段、応
答取得手段) 8 起動信号制御回路(復帰検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 中川 香織 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 菅原 一浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−110726(JP,A) 特開 平7−283895(JP,A) 特開 平3−148954(JP,A) 特開 平8−88702(JP,A) 特開 平5−260229(JP,A) 特開 平7−52503(JP,A) 特開 平3−108941(JP,A) 特開 昭63−104870(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定通信網に接続されて該所定通信網に
    対する着信、発信を制御する網制御手段と、非動作状態
    のときは少なくとも印刷部への電力供給を停止して低消
    費電力待機モードに移行する待機モード移行手段と、前
    記非動作状態から動作可能状態への復帰を検出する復帰
    検出手段と、該復帰検出手段により前記動作可能状態へ
    の復帰が検出されたときは所定の復帰処理を行う復帰処
    理手段とを備えたファクシミリ装置において、 前記復帰検出手段による前記動作可能状態への復帰が検
    出されたときに前記印刷部を起動する印刷部起動手段
    と、前記印刷部が異常状態か否かを判定する異常判定手
    段とを備え、 前記異常判定手段により前記印刷部の正常状態が判定さ
    れたときはデータ受信を行う一方、前記異常判定手段に
    より前記印刷部の異常状態が判定されたときは前記所定
    通信網の回線を解放する通信制御手段を有していること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記異常判定手段は、前記復帰処理手段
    による前記復帰処理が終了した後、前記異常状態の可否
    を確定することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記復帰検出手段は前記網制御手段にお
    ける着信信号の受信により前記動作可能状態への復帰を
    検出すると共に、前記網制御手段は前記動作可能状態へ
    の復帰と同時に前記回線を捕捉する回線捕捉手段を有
    し、該回線捕捉手段による前記回線の捕捉から前記異常
    判定手段による異常状態の可否判定までの間に所定の前
    手順を実行する前手順実行手段を備えていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記復帰検出手段は前記網制御手段にお
    ける着信信号の受信により前記動作可能状態への復帰を
    検出すると共に、前記網制御手段は前記動作可能状態へ
    の復帰を検出してから一定期間経過後に前記回線を捕捉
    する回線捕捉手段を有し、前記一定時間内に前記異常判
    定手段が前記印刷部の異常状態の可否を判定可能とする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 動作可能状態への復帰のための所定の復
    帰処理を行う復帰処理手段が前記一定時間の間に実行さ
    れることを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回線捕捉手段による前記回線の捕捉
    をした後に前記異常判定手段による異常状態の可否を確
    定することを特徴とする請求項4又は請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 所定通信網に接続されて該所定通信網に
    対する着信、発信を制御する網制御手段と、非動作状態
    のときは少なくとも印刷部への電力供給を停止して低消
    費電力待機モードに移行する待機モード移行手段と、前
    記非動作状態から動作状態への復帰を検出する復帰検出
    手段と、該復帰検出手段により前記動作可能状態への復
    帰が検出されたときは所定の復帰処理を行う復帰処理手
    段とを備えたファクシミリ装置において、 前記印刷部が異常状態か否かを判定する異常検出手段
    と、該異常検出手段により前記印刷部の異常状態が検出
    されたときは前記低消費電力待機モードへの移行を禁止
    する移行禁止手段を備えていることを特徴とするファク
    シミリ装置。
  8. 【請求項8】 異常検出手段は、前記印刷部が所定温度
    以上であるか否かを判別する印刷部温度判別手段を含む
    ことを特徴とする請求項7記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記異常検出手段により前記印刷部の異
    常状態が検出されたときは該異常状態の異常原因を表示
    する表示手段を備えていることを特徴とする請求項7又
    は請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記異常検出手段は、前記印刷部に該
    印刷部の状態を要求する状態要求手段と、前記状態要求
    手段に対する前記印刷部からの応答を取得する応答取得
    手段とを有していることを特徴とする請求項7乃至請求
    項9のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 所定通信網に接続されて該所定通信網
    に対する着信、発信を制御する網制御ステップと、非動
    作状態のときは少なくとも印刷部への電力供給を停止し
    て低消費電力待機モードに移行する待機モード移行ステ
    ップと、前記非動作状態から動作可能状態への復帰を検
    出する復帰検出ステップと、該復帰検出ステップにより
    前記動作可能状態への復帰が検出されたときは所定の復
    帰処理を行う復帰処理ステップとを有するファクシミリ
    装置の通信制御方法において、 前記復帰検出ステップによる前記動作可能状態への復帰
    が検出されたときに前記印刷部を起動する印刷部起動ス
    テップと、前記印刷部が異常状態か否かを判定する異常
    判定ステップとを含み、 前記異常判定ステップにより前記印刷部の正常状態が判
    定されたときはデータ受信を行う一方、前記異常判定ス
    テップにより前記印刷部の異常状態が判定されたときは
    前記所定通信網の回線を解放することを特徴とするファ
    クシミリ装置の通信制御方法。
  12. 【請求項12】 前記異常判定ステップは、前記復帰処
    理ステップによる前記復帰処理が終了した後、前記異常
    状態の可否を確定することを特徴とする請求項11記載
    のファクシミリ装置の通信制御方法。
  13. 【請求項13】 前記復帰検出ステップは前記網制御ス
    テップにおける着信信号の受信により前記動作可能状態
    への復帰を検出すると共に、前記網制御ステップは前記
    動作可能状態への復帰と同時に前記回線を捕捉する回線
    捕捉ステップを有し、該回線捕捉ステップによる前記回
    線の捕捉から前記異常判定ステップによる異常状態の可
    否判定までの間に所定の前手順を実行する前手順実行ス
    テップを含むことを特徴とする請求項11又は請求項1
    2記載のファクシミリ装置の通信制御方法。
  14. 【請求項14】 前記復帰検出ステップは前記網制御ス
    テップにおける着信信号の受信により前記動作可能状態
    への復帰を検出すると共に、前記網制御ステップは前記
    動作可能状態への復帰を検出してから一定期間経過後に
    前記回線を捕捉する回線捕捉ステップを有し、前記一定
    時間内に前記異常判定ステップが前記印刷部の異常状態
    の可否を判定することを特徴とする請求項11又は請求
    項12記載のファクシミリ装置の通信制御方法。
  15. 【請求項15】 動作可能状態への復帰のための所定の
    復帰処理を行う復帰処理ステップが前記一定時間の間に
    実行することを特徴とする請求項14記載のファクシミ
    リ装置の通信制御方法。
  16. 【請求項16】 前記回線捕捉ステップによる前記回線
    の捕捉をした後に前記異常判定ステップによる異常状態
    の可否を確定することを特徴とする請求項14又は請求
    項15記載のファクシミリ装置の通信制御方法。
  17. 【請求項17】 所定通信網に接続されて該所定通信網
    に対する着信、発信を制御する網制御ステップと、非動
    作状態のときは少なくとも印刷部への電力供給を停止し
    て低消費電力待機モードに移行する待機モード移行ステ
    ップと、前記非動作状態から動作可能状態への復帰を検
    出する復帰検出ステップと、該復帰検出ステップにより
    前記動作可能状態への復帰が検出されたときは所定の復
    帰処理を行う復帰処理ステップとを有するファクシミリ
    装置の通信制御方法において、 前記印刷部が異常状態か否かを判定する異常検出ステッ
    プと、該異常検出ステップにより前記印刷部の異常状態
    が検出されたときは前記低消費電力待機モードへの移行
    を禁止する移行禁止ステップを含むことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置の通信制御方法。
  18. 【請求項18】 前記異常検出ステップは、前記印刷部
    が所定温度以上であるか否かを判別する印刷部温度判別
    手段を含むことを特徴とする請求項17記載のファクシ
    ミリ装置の通信制御方法。
  19. 【請求項19】 前記異常検出ステップにより前記印刷
    部の異常状態が検出されたときは該異常状態の異常原因
    を表示する表示ステップを含むことを特徴とする請求項
    17又は請求項18記載のファクシミリ装置の通信制御
    方法。
  20. 【請求項20】 前記異常検出ステップは、前記印刷部
    に該印刷部の状態を要求する状態要求ステップと、前記
    状態要求ステップに対する前記印刷部からの応答を取得
    する応答取得ステップとを有していることを特徴とする
    請求項17乃至請求項19のいずれかに記載のファクシ
    ミリ装置の通信制御方法。
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