JPH11161381A - 電力モード通知装置および電力モード報知装置並びに該報知装置が利用するプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

電力モード通知装置および電力モード報知装置並びに該報知装置が利用するプログラムを記録した記憶媒体

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JPH11161381A
JPH11161381A JP9325568A JP32556897A JPH11161381A JP H11161381 A JPH11161381 A JP H11161381A JP 9325568 A JP9325568 A JP 9325568A JP 32556897 A JP32556897 A JP 32556897A JP H11161381 A JPH11161381 A JP H11161381A
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signal
mode
energy saving
saving mode
notification
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JP9325568A
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Inventor
Keizo Baba
圭三 馬場
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、周辺装置から電力モードを知らせ
ることに関し、電力供給を最大限に抑える省エネルギモ
ード状態であってもそれを他の装置やユーザに知らせる
ことにより、適切で簡易な制御を可能にすることを目的
とする。 【解決手段】 通常モード時にPC間との信号の送受を
行なうインターフェイスコントローラ22などの装置各部
を統括制御するメインCPU11と、省エネモード時に動
作要求を検出する装置部への電源制御装置14による最低
限の電力供給を確保しつつメインCPU11を含む制御系
・電装系への電力供給を停止するサブCPU21とを備え
るファクシミリ装置10において、サブCPU21は省エネ
モード時にHL信号をPCに送出する一方、そのPCか
ら立上げ命令を受け取った場合には電源制御装置14によ
りメインCPU11などへの電力供給を再開してHL信号
の送出を停止する。PCはそのHL信号の有無に応じた
メッセージを表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己の電力モード
を相手に知らせることに関し、詳しくは、周辺装置など
から省エネルギモード状態であることを相手に通知する
ことによりその周辺装置を適切に制御して利用可能にす
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(P
C)などの装置は、プリンタや、プリンタ機能およびフ
ァクシミリ機能等を備える複合機などを周辺装置として
接続して、作成した文書などをプリントアウトしたりフ
ァクシミリ送信などすることが行なわれている。
【0003】この種の周辺装置には、プリンタやファク
シミリなどのように常時電源をONした状態で使用する
ものがあるが、このような周辺装置でも、近年の省エネ
ルギ(以下、省エネと略す)の要請により、一定時間使
用されないときに電力消費の大きな装置部への電力供給
を半減する省エネモードに自動的に移行して消費電力を
抑えることが行なわれるようになってきており、この省
エネモードとしては、装置各部を制御するメインコント
ローラ(メイン制御部)への電力供給までも遮断して、
最低限の動作をサブ制御部により行なわせるものも提供
されている。なお、このような周辺装置としては、例え
ば、特開平7−303181号公報に記載されており、
この装置では省エネモード時にはメイン電源を落すよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の周辺装置では、メインコントローラへの電力
供給までも遮断してしまうと、PC等との間で信号を送
受するインタフェース回路も動作させることができない
ため、周辺装置が電源が入っていない状態であるのか、
ケーブルの接続ミスにより動作不能となっているのか、
単に省エネモードに移行して何等かのトリガーによりメ
インコントローラへの電力供給が再開されるのを待って
いる状態でるのか、をPC側からは区別することができ
ないという不都合があった。
【0005】このため、PC側では、周辺装置を使用す
るためには、立上げや接続の確認などの無駄な手順を含
む複雑な制御プログラムが必要となったり、その複雑な
手順を周辺装置を使用する毎に実行したりしているとい
う問題があった。また、ユーザは周辺装置が動作可能な
状態であるのか否かをPC上(ディスプレイ上)から確
認することができないので、周辺装置を使用する前に周
辺装置の設置場所に行って確認するなど無駄な作業を行
なっているという問題があった。
【0006】なお、特開平8−212029号公報に
は、省エネモード時にその旨をホストPCに通知する装
置が記載されているが、この装置はメイン電源は投入し
たまま(メインコントローラへの電力供給は維持したま
ま)であるので、より電力消費を抑えるためにメインコ
ントローラへの電力供給までも遮断する場合に機能する
ことができない。
【0007】そこで、本発明は、電力供給を最大限に抑
える省エネルギモード状態であってもそれを他の装置や
ユーザに知らせることにより、適切で簡易な制御を可能
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、通常モード時に他の第1装置と
の間で制御信号のやりとりを行なって装置各部を統括制
御し具備する機能を動作させるメイン制御部への電力供
給を停止して最低限必要な装置部のみを制御するサブ制
御部へのみの電力供給を行なう省エネルギモードを備え
る第2装置に搭載される電力モード通知装置であって、
前記省エネルギモード時に少なくとも第1装置への信号
の送出をすることの可能なインターフェイス手段と、該
省エネルギモード時に第1装置に省エネルギモード状態
であることを示す通知信号をインターフェイス手段を介
して送出する通知手段と、を有することを特徴とするも
のである。
【0009】この請求項1に記載の発明では、例えば、
第1装置をPCとする一方、第2装置をPCの周辺装置
であるファクシミリ装置として説明する(以下の他の請
求項も同様)と、PCに接続されたファクシミリ装置が
省エネモードである場合には、そのファクシミリ装置か
ら省エネルギモード状態であることを示す通知信号がP
Cに送出される。したがって、例えば、否動作時間が一
定時間継続したためにファクシミリ装置が省エネモード
に移行したことをPCに通知することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記省エネルギモード時に送られ
てくる信号を監視する監視手段と、該省エネルギモード
時に通常モードに移行する必要のある信号が監視手段に
より検出されたときにメイン制御部への電力供給を再開
させる電源制御手段と、を有し、前記通知手段を、メイ
ン制御部への電力供給を再開させたときには第1装置へ
の前記通知信号の送出を停止するように構成したことを
特徴とするものである。
【0011】この請求項2に記載の発明では、省エネモ
ード時に発呼信号やPCからの立上げ命令信号があった
ときにはファクシミリ装置のメイン制御部への電力供給
が再開されて通常モードに移行されると共に省エネモー
ドを通知する通知信号のPCへの送出が停止される。し
たがって、ファクシミリ装置がファクシミリ受信するた
めに独自に通常モードに移行したことをPCに通知信号
の停止により通知することができ、また、PCからの立
上げ命令によって通常モードに移行させて立ち上げるこ
とができる。
【0012】一方、請求項3に記載の発明は、前記請求
項1または2に記載の第1装置に搭載される電力モード
報知装置であって、前記第2装置から送られてくる通知
信号を検出する信号検出手段と、該第2装置からの通知
信号の検出中には省エネルギモード状態である旨のメッ
セージを出力する出力手段と、を有することを特徴とす
るものである。
【0013】この請求項3に記載の発明では、ファクシ
ミリ装置からの通知信号を検出するPCからは、そのフ
ァクシミリ装置が省エネモードである旨のメッセージが
音声出力または表示出力される。したがって、PCを利
用するユーザはファクシミリ装置を使用前に省エネモー
ドから通常モードに移行させるための手順を適切に行な
って使用可能に立ち上げることができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明の構成に加え、前記出力手段を、前記出力手段
を、前記第2装置からの通知信号が検出されない場合に
は通常モード時に使用する制御信号を定期あるいは任意
のタイミングに送出して該第2装置から応答する信号が
送られてきたときに通常モード状態である旨のメッセー
ジを出力するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0015】この請求項4に記載の発明では、ファクシ
ミリ装置からの通知信号を検出しないPCからはそのフ
ァクシミリ装置へ通常モード時における制御信号が送出
され、そのファクシミリ装置から応答信号があったとき
には、ファクシミリ装置が通常モードである旨のメッセ
ージが音声出力または表示出力される。したがって、P
Cを利用するユーザはファクシミリ装置の通常モードま
たは省エネモードのいずれの装置状態であるかを知るこ
とができるとともに、双方のメッセージの有無により接
続ミスなどの物理的な支障の有無を知ることができる。
【0016】そして、請求項5に記載の発明は、前記請
求項3または4に記載の第1装置の中央処理装置が使用
するプログラムを記録した記憶媒体であって、前記第2
装置から送られてくる通知信号を検出する信号検出処理
と、該第2装置からの通知信号の検出中には省エネルギ
モード状態である旨のメッセージを出力する出力処理
と、を装置各部により実行させる制御プログラムを前記
中央処理装置が読出可能に記録されたことを特徴とする
ものであり、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明の構成に加え、前記出力処理として、前記第2装
置からの通知信号が検出されない場合には通常モード時
に使用する制御信号を定期あるいは任意のタイミングに
送出して該第2装置から応答する信号が送られてきたと
きに通常モード状態である旨のメッセージを出力する処
理を追加した制御プログラムを前記中央処理装置が読出
可能に記録されたことを特徴とするものである。
【0017】この請求項5、6に記載の発明では、記憶
媒体内からプログラムが中央処理装置に読み出されて実
行されることにより、該中央処理装置が上記請求項3、
4に記載の発明における信号検出手段または出力手段に
よる処理が実行される。ここで、前記通知信号は、一定
間隔毎に信号レベルをHigh/Low状態に変化(ス
イング)させる簡易な信号で十分であり、このような信
号の方が制御も容易で好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明に係る電力モード通知装置
および電力モード報知装置並びに該報知装置が利用する
プログラムを記録した記憶媒体の一実施形態を示す図で
あり、その電力モード通知装置を搭載するファクシミリ
装置および電力モード報知装置を搭載するPCの一例を
示す図である。
【0019】図1において、10はPC(第1装置)と接
続して周辺装置(第2装置)として使用可能なファクシ
ミリ装置であり、ファクシミリ装置10のメインCPU11
には、システムバス13を介してPCとの間で画データの
送受を行なうインターフェースコントローラ12と共に、
図示することを省略しているが、電話回線を介してファ
クシミリ通信を実行するために必要な公知の網制御部、
モデム部、符号化復号化部、画像メモリ部、スキャナ
部、プロッタ部、および操作表示部などが接続されてお
り、このメインCPU11が不図示のROM(記憶媒体)
内に予め格納する制御プログラムを読み出して装置各部
を統括制御し、ファクシミリ通信などの通常モード時の
各種動作を実行する。
【0020】また、ファクシミリ装置10には、操作表示
部の操作(コピーやファクシミリ送信)やファクシミリ
受信の待機時間が予め設定されている否動作時間を超え
たときや操作表示部の省エネモードキーが押下されたと
きに、省エネモードを実行するサブCPU21が設けられ
ており、このサブCPU21はROM内の制御プログラム
に従って電源制御部14を制御して最低限必要な機能のみ
を維持するように装置各部に電源15から供給する電力を
制限して電力消費を抑えるようになっている。
【0021】この省エネモード時にサブCPU21は、ヒ
ータ内蔵の定着ローラを有するプロッタ部やLCD等の
発光する表示器などを有する操作表示部など電装系への
電力供給をOFFするとともに、併せてメインCPU11
やインタフェースコントローラ12などの制御系(サブC
PU21など最低限必要な制御系を除く)への電力供給を
もOFFして、ファクシミリ受信時のリンギングや呼出
信号の検出、手動送信時などに通話する際のオフフック
の検出、セットされた送信原稿の検出などの待機状態時
に最低限必要な機能のみを維持する電力供給を行なうこ
とにより電力消費を最低限にする。また、この省エネモ
ードに移行した後にサブCPU21は、電話回線を介する
リンギングや呼出信号などの何等かの動作命令(復帰要
因)を検出したことをトリガにして電源制御部14による
メインCPU11などへの電力供給を再開させるとともに
復帰コマンドをそのメインCPU11に送ることにより、
そのメインCPU11が装置各部の立上げ制御を行なって
通常モード状態に復帰(移行)して要求命令を実行す
る。すなわち、メインCPU11やインタフェースコント
ローラ12などがメイン制御部を構成し、サブCPU21が
サブ制御部および電源制御手段を構成している。
【0022】また、ファクシミリ装置10は、PCが一般
的にはIEEE P1284パラレルインターフェイス
を標準搭載していることから、PCとの接続に使用する
インターフェースケーブルC中の信号線Aおよび信号線
B(信号線AはStrobe信号をインターフェースコ
ントローラ12に伝送し、信号線BはBusy信号をイン
ターフェースコントローラ12からPCに伝送する)に切
換SW22を接続して、伝送するStrobe信号やBu
sy信号を省エネモード時にサブCPU21との間で前段
のシグナルジェネレータ(SG)23およびA/Dコンバ
ータ(ADC)24を介して伝送することができるように
なっている。
【0023】そして、省エネモード時にサブCPU21
は、図2に示すように、信号線Bを介して一定レベルの
High/Lowが一定間隔に連続(スイング)するH
L信号(通知信号)を送出する一方、信号線Aを介して
PCから立上げ命令があったときには前記トリガを検出
したときと同様にメインCPU11への電力供給を再開し
て省エネモードから通常モードに移行(復帰)させる制
御を行なわせると共にHL信号の送出を停止する。すな
わち、SG23とADC24がインターフェイス手段を構成
して、サブCPU21が通知手段および監視手段を構成し
ている。なお、図2中のT1は立上げ命令があってから
HL信号を停止させるまでの時間であり、T2は省エネ
モードから通常モードのスタンバイ状態(通常モード)
に移行させる手順に掛かる時間を示している。
【0024】一方、PCは、ファクシミリ装置10を周辺
装置として使用するための制御プログラムをハードディ
スク装置やフロッピーディスクなどの記憶媒体内から読
み出し常駐させてCPU(中央処理装置)に実行させ、
内蔵する不図示の信号検出手段や出力手段によりインタ
ーフェースを介するファクシミリ装置10からの信号を検
出したり、作成した表示画面をディスプレイ上に表示す
るなどして、ユーザによる操作毎あるいは定期的に必要
な信号を信号線A、Bを含むインターフェースケーブル
Cを介して送受してファクシミリ装置10に所望の動作を
実行させる。そして、このPCは、通常モード時にはフ
ァクシミリ装置10のメインCPU11との間で送信データ
や受信データを送受する制御手順を実行してファクシミ
リ装置10にファクシミリ通信を行なわせることができ、
省エネモード時にはファクシミリ装置10のサブCPU21
に立上げ命令を送出した後にはメインCPU11との間で
立上げ制御手順を実行した後にファクシミリ装置10にフ
ァクシミリ通信を行なわせることができる。
【0025】このとき、PCは、省エネモード時にファ
クシミリ装置10のサブCPU21から送られてくるHL信
号を検出する場合には、図3(a)に示す省エネモード
の実行中を示す「消エネモード中です」というメッセー
ジを表示出力してファクシミリ装置10が省エネモード中
であることを報知する一方、このHL信号を検出してい
ない場合には定期的に通常使用するコマンドをファクシ
ミリ装置10に送出してメインCPU11から正常な応答信
号があるときには通常モードの実行中であると判断して
図3(b)に示す「スタンバイ中です」というメッセー
ジを表示出力してファクシミリ装置10が使用可能な状態
であることを報知し、またHL信号を検出していないた
めに通常使用するコマンドをファクシミリ装置10に送出
しても正常な応答信号がないときには正常に接続されて
いないなどのミス(支障)があると判断して図3(c)
に示す「正常に接続されていません」というメッセージ
を表示出力してファクシミリ装置10が使用不能な状態で
あることを報知するようになっている。なお、確認のた
めに通常使用するコマンドを送出した後には、応答信号
検出後に中断命令を続けて送出すればよい。
【0026】したがって、ユーザは、前記メッセージを
見て、例えば、スタンバイ中の場合にはそのままファク
シミリ送信させるための制御プログラムを実行してPC
で作成した文書をファクシミリ装置10によりファクシミ
リ送信させることができ、接続ミスがある場合には接続
後にスタンバイ中であることを確認した後に同様にその
ままファクシミリ送信させるための制御プログラムを実
行してファクシミリ送信させることができ、また、省エ
ネモード中の場合には予め立ち上げるためのための制御
プログラムを実行して通常モードに移行させてスタンバ
イ中であることを確認した後に同様にそのままファクシ
ミリ送信させるための制御プログラムを実行してファク
シミリ送信させることができる。
【0027】このように本実施形態では、ファクシミリ
装置10は否動作時間の経過などにより独自に省エネモー
ドに移行したことをHL信号を送出してPCに通知する
ことができ、PCはそのHL信号を受け取る場合にはフ
ァクシミリ装置10が省エネモードである旨のメッセージ
をディスプレイ上に表示出力するので、PCのユーザは
そのメッセージを見て使用する前にファクシミリ装置10
を立ち上げる操作を行なうことができ、省エネモードで
あることを知らずにファクシミリ装置10に作成文書のフ
ァクシミリ送信などを要求して拒否されるなど無駄な操
作を行なうことなく、ファクシミリ装置10をスタンバイ
状態にしてから使用することができる。
【0028】また、ファクシミリ装置10はスタンバイ状
態(省エネモードから通常モード)に移行するときには
HL信号の送出を停止してPCに通知することができ、
PCはそのHL信号が送られてこないときには定期的に
正常応答の可否を確認して正常な応答があったときには
スタンバイ状態である旨のメッセージを、正常応答のな
いときには接続が正常になされていないなどの物理的な
支障がある旨のメッセージをディスプレイ上に表示出力
するので、PCのユーザはそのメッセージを見てスタン
バイ状態の場合にはそのままファクシミリ装置10を使用
することができ、接続が正常になされていないメッセー
ジの場合には接続をやり直すなど復旧させた後にスタン
バイ状態のメッセージを確認してから確実にファクシミ
リ装置10を使用することができる。
【0029】したがって、PCからはメッセージにより
ファクシミリ装置10の状態を確認したユーザによる操作
に従ってファクシミリ装置10への立上げ命令や送信命令
などをそのファクシミリ装置10に送出することができ、
ファクシミリ装置10を適正に制御して利用することがで
きる。このため、PC(中央処理装置)は適切で簡易な
制御プログラムによりファクシミリ装置10の使用を迅速
に開始して要求した処理を終了することができる。
【0030】また、本実施形態では、ファクシミリ装置
10の状態をユーザにメッセージにより知らせて適正な操
作をすることができるようにしているが、ユーザによる
ファクシミリ送信などの要求があった任意のタイミング
にファクシミリ装置10からのHL信号や応答信号の有無
に応じた適切で簡易な制御プログラムをPCが実行して
ファクシミリ装置10を使用するようにもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、第1装置をP
Cとする一方、第2装置をPCの周辺装置であるファク
シミリ装置として説明すると、省エネモード状態のファ
クシミリ装置からはその旨を示す通知信号をPCに送出
して通知するので、否動作時間が一定時間継続するなど
して独自に省エネモードに移行したことをファクシミリ
装置からPCに通知することができ、PCからのファク
シミリ装置を使用する制御信号が無駄になることなく、
すなわち、ファクシミリ装置を制御する操作を無駄に行
なうことなく、省エネモードのファクシミリ装置に対し
て使用前に通常モードに移行させる手順を適切に行なっ
て使用可能に立ち上げることができる。したがって、P
C(中央処理装置)は適切で簡易な制御プログラムによ
りファクシミリ装置を使用することができる。
【0032】また、ファクシミリ装置が省エネモード時
の発呼信号などにより通常モードに移行したときにPC
への通知信号を停止することにより、PCはファクシミ
リ受信などのために独自に立ち上がったことを通知信号
の停止により知ることができ、無駄に立ち上げるための
操作を行なう必要がない。また、PCからの立上げ命令
によっても同様に動作することにより、ファクシミリ装
置を立ち上げることができる。したがって、PCはファ
クシミリ装置の装置状態を確認する制御を定期・任意に
行なう必要がなく、立ち上げるための制御を無駄に行な
うことを省くことができ、適切で簡易な制御プログラム
によりファクシミリ装置を使用することができる。
【0033】一方、通知信号を受け取ったPCは、ファ
クシミリ装置が省エネモードである旨のメッセージを音
声出力または表示出力するので、PCを利用するユーザ
にファクシミリ装置が省エネルギモード状態であること
を報知することができる。したがって、ユーザは使用前
にファクシミリ装置を適宜立ち上げる操作を行なって迅
速に使用を開始することができ、無駄な操作を行なうこ
となく必要な処理を迅速に終了させることができる。
【0034】また、その省エネモードである旨のメッセ
ージのないときにファクシミリ装置へ通常モード時の制
御信号を定期・任意に送出することに対してそのファク
シミリ装置から応答信号があったときにPCは、ファク
シミリ装置が通常モードである旨のメッセージを音声出
力または表示出力するので、PCを利用するユーザにフ
ァクシミリ装置が通常モードまたは省エネモードのいず
れの装置状態であるかを報知することができる。したが
って、ユーザは使用前にファクシミリ装置の通常モード
状態または省エネモード状態であるかを知ることがで
き、いずれのメッセージもないときには接続ミスなどの
物理的な支障があることを知って事前に処置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力モード通知装置および電力モ
ード報知装置並びに該報知装置が利用するプログラムを
記録した記憶媒体の一実施形態を搭載するファクシミリ
装置およびPCの一例を示す図であり、その概略接続概
念図である。
【図2】その間で送受する信号を説明するタイミングチ
ャートである。
【図3】そのファクシミリ装置の状態を通知するメッセ
ージを示す説明図である。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置(周辺装置、第2装置) 11 メインCPU(メイン制御部) 12 インターフェイスコントローラ(メイン制御部) 14 電源制御装置 21 サブCPU(サブ制御部、電源制御手段、通知手
段、監視手段) 22 切換SW 23 シグナルジェネレータ(インターフェイス手段) 24 A/Dコンバータ(インターフェイス手段) PC パーソナルコンピュータ(第1装置)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常モード時に他の第1装置との間で制御
    信号のやりとりを行なって装置各部を統括制御し具備す
    る機能を動作させるメイン制御部への電力供給を停止し
    て最低限必要な装置部のみを制御するサブ制御部へのみ
    の電力供給を行なう省エネルギモードを備える第2装置
    に搭載される電力モード通知装置であって、 前記省エネルギモード時に少なくとも第1装置への信号
    の送出をすることの可能なインターフェイス手段と、該
    省エネルギモード時に第1装置に省エネルギモード状態
    であることを示す通知信号をインターフェイス手段を介
    して送出する通知手段と、を有することを特徴とする電
    力モード通知装置。
  2. 【請求項2】前記省エネルギモード時に送られてくる信
    号を監視する監視手段と、該省エネルギモード時に通常
    モードに移行する必要のある信号が監視手段により検出
    されたときにメイン制御部への電力供給を再開させる電
    源制御手段と、を有し、 前記通知手段を、メイン制御部への電力供給を再開させ
    たときには第1装置への前記通知信号の送出を停止する
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電力
    モード通知装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1または2に記載の第1装置に
    搭載される電力モード報知装置であって、 前記第2装置から送られてくる通知信号を検出する信号
    検出手段と、該第2装置からの通知信号の検出中には省
    エネルギモード状態である旨のメッセージを出力する出
    力手段と、を有することを特徴とする電力モード報知装
    置。
  4. 【請求項4】前記出力手段を、前記第2装置からの通知
    信号が検出されない場合には通常モード時に使用する制
    御信号を定期あるいは任意のタイミングに送出して該第
    2装置から応答する信号が送られてきたときに通常モー
    ド状態である旨のメッセージを出力するように構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力モード報知装
    置。
  5. 【請求項5】前記請求項3または4に記載の第1装置の
    中央処理装置が使用するプログラムを記録した記憶媒体
    であって、 前記第2装置から送られてくる通知信号を検出する信号
    検出処理と、該第2装置からの通知信号の検出中には省
    エネルギモード状態である旨のメッセージを出力する出
    力処理と、を装置各部により実行させる制御プログラム
    を前記中央処理装置が読出可能に記録されたことを特徴
    とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】前記出力処理として、前記第2装置からの
    通知信号が検出されない場合には通常モード時に使用す
    る制御信号を定期あるいは任意のタイミングに送出して
    該第2装置から応答する信号が送られてきたときに通常
    モード状態である旨のメッセージを出力する処理を追加
    した制御プログラムを前記中央処理装置が読出可能に記
    録されたことを特徴とする請求項5に記載の記憶媒体。
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