JP2001211274A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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JP2001211274A JP2000017111A JP2000017111A JP2001211274A JP 2001211274 A JP2001211274 A JP 2001211274A JP 2000017111 A JP2000017111 A JP 2000017111A JP 2000017111 A JP2000017111 A JP 2000017111A JP 2001211274 A JP2001211274 A JP 2001211274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電源を具備することなく、待機時の省電
力化を実現することのできる画像形成装置およびその制
御方法を提供する。 【解決手段】データ端末装置1とHOST2との間をU
SBケーブル3等で接続し、両者間でデータの授受を行
うとともに、画像形成装置100の待機時に必用な電力
をHOST2側から供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置お
よびその制御方法に関し、特に、複数の電源を具備する
ことなく、待機時の省電力化を実現することのできる画
像形成装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FAXやプリンタ、複写機等の画
像形成装置においては、待機時に消費する電力を小さく
した省電力機能を装備したものが増加している。特に、
最近では、待機時に必要最小限の部位にのみ給電を行
い、消費電力を最小に抑えた装置も増加している。
【0003】図11は、従来の画像形成装置の構成を示
すブロック図である。
【0004】同図に示すように、画像形成装置500
は、データ端末装置501とコントロールパネル部50
4、Main電源505、プリンタ部506、スキャナ
部507、回線インタフェイス部508、ハンドセット
581、Sub電源510を具備して構成される。
【0005】データ端末装置501は、CPU(Central
Processing Unit) 等を具備して動作し、他の各部の動
作を制御する。コントロールパネル部504は、ユーザ
からの指示を受け付ける等のユーザインタフェイスであ
り、キーや表示器を具備している。スキャナ部507
は、原稿を読み取って画像データを取得し、プリンタ部
506は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成す
る。回線インタフェイス部508は、電話回線509と
接続され、該電話回線509を介して各種データ等の送
受信を行うとともに、ハンドセット581を利用した通
話を行う際には、音声信号の送受信を行う。
【0006】また、Main電源505は、画像形成装
置500の動作時に各部に電力を供給し、Sub電源5
10は、画像形成装置500の待機時に必用最小部位に
のみ電力を供給する。これにより、画像形成装置500
は、動作時にはMain電源505から各部に給電を行
い、待機時には、Main電源505からの給電を停止
し、Sub電源510により給電を行う。Sub電源5
10が給電を行う部位は、画像形成装置500が待機状
態から復帰する際のトリガとなる状態変化を検出する部
位で、例えば、回線インタフェイス部508のリング信
号検出部(不図示)やコントロールパネル部504のキ
ー入力検出部(不図示)等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画像形成装置等では、MainとSubの両電源を切り
替えて使用することで、待機時の省電力を実現してい
た。しかしながら、画像形成装置に複数の電源を配設す
ることは、装置の小型化や低コスト化の障害となってし
まうこともあった。
【0008】そこで、この発明は、複数の電源を具備す
ることなく、待機時の省電力化を実現することのできる
画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、待機時に最小動作部分にのみ
通電した省電力状態で動作する画像形成装置において、
データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに
接続するインタフェイス手段と、前記電力線および前記
インタフェイス手段を介して前記ホストから受電した電
力を前記最小動作部分に供給する電力供給手段と、自己
電源の投入および遮断を制御する電源制御手段とを具備
し、待機時には、前記電源制御手段により自己電源を遮
断し、前記最小動作部分を前記電力供給手段により前記
ホストから供給される電力により動作させることを特徴
とする。
【0010】なお、前記インタフェイス手段と前記ホス
トとの接続は、ハブ等の中継手段を介することもあり、
該中継手段が電源手段を具備している場合には、前記電
力供給手段は、該中継手段から電力を受電することにな
る。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記電力供給手段は、前記ホストから受電す
る電力を監視し、前記電源制御手段は、前記電力供給手
段の監視により前記ホストから受電する電力が所定値以
下となった場合に自己電源を投入し、前記最小動作部分
を自己電源電力で動作させることを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記インタフェイス手段は、前記ホストとの
間の通信量に応じて通信速度を切り替えることを特徴と
する。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段
は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを
特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記インタフェイス手段は、前記ホストに対
して所定の間隔でデータを送信し、前記ホストとの間の
通信で大電力モードを継続することを特徴とする。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項4の発明
において、前記インタフェイス手段は、前記ホストに対
して所定の間隔でデータを送信することを要求し、前記
ホストとの間の通信で大電力モードを継続することを特
徴とする。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項4の発明
において、前記インタフェイス手段は、前記データ線を
構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップする切
替手段を具備し、前記切替手段は、設定する通信速度に
応じてプルアップする導線を切り替えることを特徴とす
る。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項1乃至3
のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段
は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスで
あることを特徴とする。
【0018】また、請求項9の発明は、待機時に最小動
作部分にのみ通電した省電力状態で動作する画像形成装
置の制御方法において、データ線と電力線とを有するケ
ーブルを用いてホストに接続するとともに該ケーブルを
介して前記ホストから電力を受電し、待機時には、自己
電源を遮断するとともに前記ホストから受電した電力に
より前記最小動作部分を動作させることを特徴とする。
【0019】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明において、前記ホストから受電する電力を監視し、該
監視の結果、前記ホストから受電する電力が所定値以下
となった場合には、自己電源電力により前記最小動作部
分を動作させることを特徴とする。
【0020】また、請求項11の発明は、請求項9の発
明において、前記ホストとの間の通信量に応じて通信速
度を切り替えることを特徴とする。
【0021】また、請求項12の発明は、請求項9乃至
11のいずれかの発明において、前記ホストとの通信
は、USB規格に準拠して行うことを特徴とする。
【0022】また、請求項13の発明は、請求項12の
発明において、前記ホストとの通信を所定の間隔で行う
ことで、前記ホストからの受電電力を確保することを特
徴とする。
【0023】また、請求項14の発明は、請求項9乃至
11のいずれかの発明において、前記ホストとの通信
は、IEEE1394規格に準拠して行うことを特徴と
する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る画像形成装
置およびその制御方法の一実施の形態について、添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1は、この発明を適用した画像形成装置
の構成の概略を示すブロック図である。同図に示すよう
に、画像形成装置100は、データ端末装置1とコント
ロールパネル部4、Main電源5、プリンタ部6、ス
キャナ部7、回線インタフェイス部8、ハンドセット8
1を具備して構成される。
【0026】データ端末装置1は、CPU(Central Pro
cessing Unit) 等を具備して動作し、他の各部の動作を
制御する。コントロールパネル部4は、ユーザからの指
示を受け付ける等のユーザインタフェイスであり、キー
や表示器を具備している。スキャナ部7は、原稿を読み
取って画像データを取得し、プリンタ部6は、画像デー
タに基づいて用紙上に画像を形成する。回線インタフェ
イス部8は、電話回線9と接続され、該電話回線9を介
して各種データ等の送受信を行うとともに、ハンドセッ
ト81を利用した通話を行う際には、音声信号の送受信
を行う。これらの各部は、通常、Main電源5により
給電されて動作する。
【0027】また、データ端末装置1には、PC等で構
成されるHOST2がUSB(Universal Serial Bus)ケ
ーブル3により接続されおり、このUSBケーブル3を
介してデータ端末装置1とHOST2の間でデータの授
受が行われるとともに、HOST2からデータ端末装置
1に電力が供給される。
【0028】ここで、図2を参照して、HOST2から
データ端末装置1(画像形成装置100)への電力供給
について説明する。図2は、HOST2からデータ端末
装置1への電力供給を説明するための図である。
【0029】同図に示すように、データ端末装置1は、
CPUにより構成される制御部11と、CPUを動作さ
せるプログラムを格納するとともにその作業領域として
使用されるメモリ12、USBケーブル3を接続するU
SBインタフェイス(I/F)13、待機モードから復
帰する際のトリガを検出する復帰トリガ検出部14、M
ain電源5の投入・遮断を制御する電源制御部16、
各部間で授受されるデータや信号等を伝達するデータバ
ス16を具備して構成される。
【0030】また、コントロールパネル部4は、ユーザ
によるキー入力の有無を検出するキー入力検出回路41
を具備し、回線インタフェイス部8は、電話回線9から
のリング信号を検出するリング信号検出回路82とハン
ドセット81のオフフック状態を検出するオフフック検
出回路83を具備して構成される。
【0031】なお、ここでは、HOST2からの電力供
給を説明するのに必用な部位のみを示しており、他の部
分は省略している。また、同図中の実線矢印はデータの
流れを示し(データバス16を含む)、破線矢印は、H
OST2から供給される電力の流れを示している。
【0032】HOST2からの電力は、USB I/F
13と復帰トリガ検出部14、電源制御部15、キー入
力検出回路41、リング信号検出回路82、オフフック
検出回路83に供給される。したがって、これら各部
は、Main電源5が遮断された場合、つまり、画像形
成装置100の待機時(省電力モード)においても、H
OST2から供給される電力により動作する。
【0033】HOST2から給電される各部位は、画像
形成装置100が待機状態から復帰するために常時動作
している必要のある部分である。USB I/F13
は、HOST2からデータが送信されたことを検知し、
キー入力検出回路41は、ユーザによるキー入力の有無
を検出する。リング信号検出回路81は、電話回線9か
らのリング信号を検出し、オフフック検出回路83は、
ハンドセット81のオフフック状態を検出する。
【0034】また、復帰トリガ検出部14は、USB
I/F13、キー入力検出回路41、リング信号検出回
路81、オフフック検出回路83による各状態変化の検
出を待機状態からの復帰トリガとして検出し、電源制御
部15を動作させ、電源制御部15は、当該復帰トリガ
によりMain電源15を投入し、画像形成装置100
を通常状態に変化させる。
【0035】ここで、USBの概略について説明する。
USBケーブル3は、図3に示すように1対のデータ線
(D+,Dー)と、1対の電力線(Vbus,GND)
により構成されている。この電力線によりHOST2か
らデータ端末装置1への電力供給を行うが、データ端末
装置1がHOST2から引き出せる電流値は、状況によ
って異なる。
【0036】1つ目の状況は、USBケーブル3が接続
された直後やデータ端末装置1の電源が投入された直後
等のUSBの初期化時であり、このときの電流値は、最
大で100mAとなる。
【0037】また、2つ目の状況は、初期化終了後の通
常時であり、このときの電流値は、最大で500mAと
なる。ただし、初期化時にデータ端末装置1がHOST
2に通知した消費電力が上限であり、HOST2に対し
て他のUSBデバイスが接続されている場合には、全U
SBデバイスが消費する電流値が500mAを越えるこ
とはできない。
【0038】さらに、3つ目の状況として、サスペンド
時がある。サスペンドは、データ端末装置1とHOST
2の間の通信が3ms以上途絶えた場合に移行するモー
ドであり、このときの電流値は、最大で500μAとな
る。
【0039】ところで、USBデバイスは、図4に示す
USBデバイス31−1のようにHOST2(のRoo
t HUB20)に直結されるだけではなく、USBデ
バイス31−2のようにHUB30−1を介して接続さ
れたり、USBデバイス31−3、31−4のように、
HUB30−1、30−2を介して接続されることもあ
る。
【0040】このような場合、例えば、HUB30−1
が自己電源を有していなければ、USBデバイス31−
2には、Root HUB20、つまり、HOST2か
ら電力が供給され、HUB30−2が自己電源を有して
いればUSBデバイス31−3、31−4へは、HUB
30−2から電力が供給される。
【0041】したがって、データ端末1は、必ずしもH
OST2から給電されるわけではなく、その接続構成に
よっては、HUBから給電されることになる。
【0042】次に、画像形成装置100の省電力モード
への移行および省電力モードからの復帰の動作について
説明する。図5は、画像形成装置100の動作の流れを
示すフローチャートである。
【0043】画像形成装置100は、動作を開始する
と、まず、HOST2との間でUSBの初期化を開始し
(ステップ101)、初期化が終了するまでの間は(ス
テップ102でNO)、HOST2から最大100mA
の電流を引き出し、小電力モード1で動作する(ステッ
プ103)。小電力モード1では、最小動作部(USB
I/F13、復帰トリガ検出部14、電源制御部15、
キー入力検出回路41、リング信号検出回路82、オフ
フック検出回路83)と制御部11のCPU、メモリ1
2等に電力を供給する。ただし、CPUは消費電力の小
さい低速クロックで動作させる。
【0044】初期化が終了すると(ステップ102でY
ES)、画像形成装置100は、HOST2から最大5
00mAの電流を引き出し、大電力モード1で動作する
(ステップ104)。大電力モード1では、小電力モー
ド1で通電した部位に加え、周辺回路(不図示)へ電力
を供給するとともに、CPUを高速クロックで動作させ
る。
【0045】この状態で、プリンタ部6やスキャナ部7
等の大電力(HOST2からの供給電力以上の電力)を
要する部位の動作要求があった場合には(ステップ10
5でYES)、画像形成装置100は、Main電源5
を投入し(ステップ106)、定格電力までの消費が許
容される大電力モード2で動作する(ステップ10
7)。
【0046】その後、プリンタ部6等の停止を待ち(ス
テップ108でNO)、プリンタ部6等が停止したら
(ステップ108でYES)、Main電源5を遮断し
(ステップ109)、再び大電力モード1で動作する
(ステップ104)。
【0047】また、画像形成装置100が大電力モード
1で動作している際に、プリンタ部6等の動作要求がな
い状態で(ステップ105でNO)、HOST2との通
信に3ms以上のアイドルが発生した場合には(ステッ
プ110でYES)、USBがサスペンドとなり、HO
ST2から引き出せる最大電流が500μAとなるた
め、最小動作部(USB I/F13、復帰トリガ検出
部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リン
グ信号検出回路82、オフフック検出回路83)にのみ
通電を行う小電力モード2で動作する(ステップ11
1)。
【0048】その後、復帰トリガ検出部14が復帰トリ
ガを検出するまでの間(ステップ112でNO)、小電
力モード2で動作し、復帰トリガ検出部14が復帰トリ
ガを検出すると(ステップ112でYES)、リセット
要求があった場合には(ステップ113でYES)、ス
テップ101に戻り初期化を開始し、リセット要求がな
かった場合には(ステップ113でNO)、ステップ1
04に戻り、大電力モード1で動作する。
【0049】ところで、USBケーブル3を介したHO
ST2からの電力は、通常は安定して供給されるが、H
OST2側でトラブルが発生する等の理由により、供給
電力が停止若しくは不安定となってしまう場合もある。
そのため、画像形成装置100は、HOST2からの供
給電力に応じてMain電源5を制御する。
【0050】図6は、HOST2からの供給電力に応じ
たMain電源5の制御の流れを示すフローチャートで
ある。
【0051】画像形成装置100は、HOST2からの
供給電力(以下、バス電力と称する)があり(ステップ
201でYES)、かつ、バス電力が所定値以上である
安定した状態であれば(ステップ202でYES)、そ
のまま、最小動作部(USBI/F13、復帰トリガ検
出部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リ
ング信号検出回路82、オフフック検出回路83)の動
作を続行する。
【0052】バス電力が停止した場合や(ステップ20
1でNO)、バス電力が所定値に満たなくなった場合に
は(ステップ202でNO)、Main電源5が投入さ
れていなければ(ステップ204でNO)、Main電
源5を投入し(ステップ205)、Main電源5が投
入されていればそのままで(ステップ204でYE
S)、最小動作部への給電をバス電力からMain電源
5の電力に切り替える(ステップ206)。
【0053】その後、バス電力が復帰するまでの間、M
ain電源5による給電を続け(ステップ207でN
O)、バス電力が復帰すると(ステップ207でYE
S)、最小動作部への給電をMain電源5の電力から
バス電力に切り替え(ステップ208)、必要に応じて
Main電源5を遮断して(ステップ209)、ステッ
プ201に戻る。なお、ステップ209におけるMai
n電源5の遮断は、プリンタ部6等の消費電力の大きい
部位が動作していない場合に行い、これらが動作してい
る場合には遮断は行わない(遮断の判断は、上述の説明
(図5参照)による)。
【0054】ところで、USBでの通信速度には、12
Mbpsの高速モードと1.5Mbpsの低速モードが
ある。高速モードは、スキャナやプリンタ、モデム等の
比較的大容量で高速性が求められるデータを転送するデ
バイスに用いられ、低速モードは、マウスやキーボード
等の比較的低容量のデータを転送するデバイスに用いら
れる。なお、当然のことながら、低速モードでの動作は
高速モードでの動作に比較して消費電力が小さい。
【0055】高速モードでデータ転送を行うUSBデバ
イスは、図7(a)に示すUSBデバイス33−1のよ
うに、USBドライバ/レシーバ34−1とUSBドラ
イバ/レシーバ21の間の1対のデータ線(D+,D
−)のうち、D+側をプルアップしており、これによ
り、HOST2が高速モードのデバイスが接続されたと
判断する。なお、HOST2側では、D+側、D−側の
いずれもプルダウンされており、USBデバイス33−
1が未接続の状態では、D+側、D−側の両者がLレベ
ルであるため、このレベルの変化を監視することでUS
Bデバイス33−1の接続を確認することができる。
【0056】また、低速モードで転送を行うUSBデバ
イスは、図7(b)に示すUSBデバイス33−2のよ
うに、USBドライバ/レシーバ34−2とUSBドラ
イバ/レシーバ21の間の1対のデータ線(D+,D
−)のうち、D−側をプルアップしており、これによ
り、HOST2が低速モードのデバイスが接続されたと
判断する。
【0057】なお、USBにおいては、HUBも通信モ
ード(速度)の判断を行っているため、1つのHUBに
異なるモードのUSBデバイスを接続することも可能で
ある。また、HUBは、上位のHUBまたはHOSTか
らは、デバイスとして扱われるため、上位側のデータ線
のプルアップを行っている。
【0058】画像形成装置100では、図8に示すよう
な構成により、通信速度を切り替え、消費電力の低減を
図っている。
【0059】同図に示すように、USB I/F13に
は、USBドライバ/レシーバ17に接続されるデータ
線のD+側、D−側のいずれかを切り替えてプルアップ
するためのSW(スイッチ)18を設けている。なお、
SW18は、D+側、D−側のいずれもプルアップしな
い状態にも切替が可能である。
【0060】ここで、図9を参照して、通信速度の切り
替え動作の一例を説明する。図9は、通信速度の切り替
え動作の流れを示すフローチャートである。
【0061】画像形成装置100が高速通信モードで動
作している状態で、一定時間の通信アイドルがあり(ス
テップ301でYES)、かつ、低速モードへの移行が
可能な状態に変化すると(ステップ302でYES)、
まず、Main電源5を遮断し、小電力モードへ移行す
る(ステップ303)。ステップ302で低速モードへ
の移行の可否を判断しているのは、ステップ303でM
ain電源5を遮断するためで、プリンタ部6を使用し
ている場合などには、例え通信アイドルが一定以上であ
っても小電力モードへ移行できないからである。したが
って、低速モードへ移行する際に、小電力モードへの移
行を伴わないようにすれば、ステップ302での判断は
必要ない。
【0062】画像形成装置100が小電力モードへ移行
すると、SW18を切断側(D+,D−のいずれもプル
アップしない状態)へ切り替え(ステップ304)、そ
の後、低速側(D−をプルアップ)に切り替える(ステ
ップ305)。SW18を一度切断側に切り替えるの
は、擬似的な未接続状態を作り、HOST2にUSBケ
ーブル3の抜き差しがあったと認識させるためである。
【0063】これにより、HOST2との間でUSBの
初期化処理が行われ(ステップ306)、画像形成装置
100は低速通信モードで動作する(ステップ30
7)。
【0064】その後、高速通信要求(ステップ308で
YES)若しくは復帰トリガがあると(ステップ309
でYES)、画像形成装置100は、Main電源5を
投入して大電力モードに移行し(ステップ310)、S
W18を一度切断側に切り替えてから(ステップ31
1)、高速側(D+をプルアップ)に切り替える(ステ
ップ312)。これにより、HOST2との間でUSB
の初期化処理が行われ(ステップ313)、画像形成装
置100は高速通信モードで動作する(ステップ31
4)。
【0065】続いて、画像形成装置100は、高速通信
若しくは大電力を消費する動作を行い(ステップ31
5)、これらの動作が終了すると(ステップ316でY
ES)、ステップ301に戻り一定時間の通信アイドル
を待つことになる。
【0066】なお、上述の説明では、データ端末装置1
とHOST2の間をUSBケーブルで接続する場合を説
明したが、データ通信とともに電力の授受が可能なも
の、例えばIEEE1394で接続しても同様のことが可能であ
る。
【0067】IEEE1394では、図10に示すように、2対
のデータ線、TPA、TPB(TPA*/TPA、TP
B*/TPBはクロス接続)とともに、電力線VP、V
Gを有するケーブルにより接続が行える。
【0068】また、接続時に各ノードが他のノードに対
して自己識別パケットを送出するが、その自己識別パケ
ットには、通信速度や電力の消費と供給の特性を示す情
報が含まれている。
【0069】したがって、IEEE1394で接続を行う場合に
も、USB接続の場合とほぼ同様の構成で小電力動作が
可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像形成装置とHOSTとの間をUSBケーブル等
で接続し、両者間でデータの授受を行うとともに、画像
形成装置の待機時に必用な電力をHOST側から供給す
るように構成したので、複数の電源を有することなく省
電力に対応した画像形成装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した画像形成装置の構成の概略
を示すブロック図である。
【図2】HOST2からデータ端末装置1への電力供給
を説明するための図である。
【図3】USBケーブルの概略構成を示した図である。
【図4】USBの接続例を示した図である。
【図5】画像形成装置100の動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】HOST2からの供給電力に応じたMain電
源5の制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】USBデバイスの通信速度の決定を説明するた
めの図である。
【図8】画像形成値100におけるUSB通信速度を切
り替えるための構成を示した図である。
【図9】通信速度の切り替え動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】IEEE1394ケーブルの概略構成を示した図であ
る。
【図11】従来の画像形成装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 データ端末装置 2 HOST 3 USBケーブル 4 コントロールパネル部 5 Main電源 6 プリンタ部 7 スキャナ部 8 回線インタフェイス部 9 電話回線 11 制御部 12 メモリ 13 USB I/F 14 復帰トリガ検出部 15 電源制御部 20 Root HUB 21 USBドライバ/レシーバ 30−1、30−2 HUB 31−1、31−2、31−3、31−4 USBデ
バイス 33−1、33−2 USBデバイス 34−1、34−2 USBドライバ/レシーバ 41 キー入力検出回路 81 ハンドセット 82 リング信号検出回路 83 オフフック検出回路 100 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 徳二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 小林 龍一郎 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HH11 HT06 HT07 2H027 EF16 EJ17 ZA01 5C062 AA05 AA13 AA27 AB49 AB51 AC31 AE14 BA00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機時に最小動作部分にのみ通電した省
    電力状態で動作する画像形成装置において、 データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに
    接続するインタフェイス手段と、 前記電力線および前記インタフェイス手段を介して前記
    ホストから受電した電力を前記最小動作部分に供給する
    電力供給手段と、 自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段とを
    具備し、 待機時には、前記電源制御手段により自己電源を遮断
    し、前記最小動作部分を前記電力供給手段により前記ホ
    ストから供給される電力により動作させることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電力供給手段は、 前記ホストから受電する電力を監視し、 前記電源制御手段は、 前記電力供給手段の監視により前記ホストから受電する
    電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入し、前
    記最小動作部分を自己電源電力で動作させることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記インタフェイス手段は、 前記ホストとの間の通信量に応じて通信速度を切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記インタフェイス手段は、 USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記インタフェイス手段は、 前記ホストに対して所定の間隔でデータを送信し、前記
    ホストとの間の通信で大電力モードを継続することを特
    徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記インタフェイス手段は、 前記ホストに対して所定の間隔でデータを送信すること
    を要求し、前記ホストとの間の通信で大電力モードを継
    続することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記インタフェイス手段は、 前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプ
    ルアップする切替手段を具備し、 前記切替手段は、 設定する通信速度に応じてプルアップする導線を切り替
    えることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記インタフェイス手段は、 IEEE1394規格に準拠したインタフェイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 待機時に最小動作部分にのみ通電した省
    電力状態で動作する画像形成装置の制御方法において、 データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに
    接続するとともに該ケーブルを介して前記ホストから電
    力を受電し、待機時には、自己電源を遮断するとともに
    前記ホストから受電した電力により前記最小動作部分を
    動作させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記ホストから受電する電力を監視
    し、該監視の結果、前記ホストから受電する電力が所定
    値以下となった場合には、自己電源電力により前記最小
    動作部分を動作させることを特徴とする請求項9記載の
    画像形成装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ホストとの間の通信量に応じて通
    信速度を切り替えることを特徴とする請求項9記載の画
    像形成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記ホストとの通信は、 USB規格に準拠して行うことを特徴とする請求項9乃
    至11のいずれかに記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記ホストとの通信を所定の間隔で行
    うことで、前記ホストからの受電電力を確保することを
    特徴とする請求項12記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記ホストとの通信は、 IEEE1394規格に準拠して行うことを特徴とする
    請求項9乃至11のいずれかに記載の画像形成装置の制
    御方法。
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