JP3733820B2 - 画像形成装置およびデータ端末装置並びに電源制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置およびデータ端末装置並びに電源制御方法に関し、特に、複数の電源を具備することなく、待機時の省電力化を実現することのできる画像形成装置およびデータ端末装置並びに電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、FAXやプリンタ、複写機等の画像形成装置においては、待機時に消費する電力を小さくした省電力機能を装備したものが増加している。特に、最近では、待機時に必要最小限の部位にのみ給電を行い、消費電力を最小に抑えた装置も増加している。
【0003】
図11は、従来の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0004】
同図に示すように、画像形成装置500は、データ端末装置501とコントロールパネル部504、Main電源505、プリンタ部506、スキャナ部507、回線インタフェイス部508、ハンドセット581、Sub電源510を具備して構成される。
【0005】
データ端末装置501は、CPU(Central Processing Unit) 等を具備して動作し、他の各部の動作を制御する。コントロールパネル部504は、ユーザからの指示を受け付ける等のユーザインタフェイスであり、キーや表示器を具備している。スキャナ部507は、原稿を読み取って画像データを取得し、プリンタ部506は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。回線インタフェイス部508は、電話回線509と接続され、該電話回線509を介して各種データ等の送受信を行うとともに、ハンドセット581を利用した通話を行う際には、音声信号の送受信を行う。
【0006】
また、Main電源505は、画像形成装置500の動作時に各部に電力を供給し、Sub電源510は、画像形成装置500の待機時に必用最小部位にのみ電力を供給する。これにより、画像形成装置500は、動作時にはMain電源505から各部に給電を行い、待機時には、Main電源505からの給電を停止し、Sub電源510により給電を行う。Sub電源510が給電を行う部位は、画像形成装置500が待機状態から復帰する際のトリガとなる状態変化を検出する部位で、例えば、回線インタフェイス部508のリング信号検出部(不図示)やコントロールパネル部504のキー入力検出部(不図示)等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の画像形成装置等では、MainとSubの両電源を切り替えて使用することで、待機時の省電力を実現していた。しかしながら、画像形成装置に複数の電源を配設することは、装置の小型化や低コスト化の障害となってしまうこともあった。
【0008】
そこで、この発明は、複数の電源を具備することなく、待機時の省電力化を実現することのできる画像形成装置およびデータ端末装置並びに電源制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、動作部の一部分に通電した省電力状態で動作する画像形成装置において、データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに接続するインタフェイス手段と、前記電力線と前記インタフェイス手段を介して前記ホストから受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段と、自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段とを具備し、前記電力供給手段は、前記ホストから受電する電力を監視し、前記電源制御手段は、前記電力供給手段の監視により前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入し、前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させることを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、CPUと、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記CPUの動作周波数を切り替える周波数切替手段とをさらに具備することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替える回路構成切替手段をさらに具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記インタフェイス手段は、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする。
【0013】
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0014】
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記インタフェイス手段は、前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップする切替手段を具備し、前記切替手段は、設定する通信速度に応じてプルアップする導線を切り替えることを特徴とする。
【0015】
また、請求項7の発明は、請求項1乃至4のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0016】
また、請求項8の発明は、動作部の一部分に通電した省電力状態で動作するデータ端末装置において、データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに接続するインタフェイス手段と、前記電力線と前記インタフェイス手段を介して前記ホストから受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段と、自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段とを具備し、前記電力供給手段は、前記ホストから受電する電力を監視し、前記電源制御手段は、前記電力供給手段の監視により前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入し、前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させることを特徴とする。
【0017】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、CPUと、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記CPUの動作周波数を切り替える周波数切替手段とをさらに具備することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替える回路構成切替手段をさらに具備することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11の発明は、請求項8の発明において、前記インタフェイス手段は、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項8乃至11のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0019】
また、請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記インタフェイス手段は、前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップする切替手段を具備し、前記切替手段は、設定する通信速度に応じてプルアップする導線を切り替えることを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項8乃至11のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0020】
また、請求項15の発明は、動作部の一部分に通電した省電力状態で動作する装置に対する電源を制御する電源制御方法であって、インタフェイス手段を介してデータ線と電力線とを有するケーブルで接続されたホストから該電力線を介して受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段が、前記ホストから受電する電力を監視し、自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段が、前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入して前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させることを特徴とする。
【0021】
また、請求項16の発明は、請求項15の発明において、周波数切替手段が、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記装置が具備するCPUの動作周波数を切り替えることを特徴とする。
また、請求項17の発明は、請求項15の発明において、回路構成切替手段が、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替えることを特徴とする。
【0022】
また、請求項18の発明は、請求項15の発明において、前記インタフェイス手段が、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする。
また、請求項19の発明は、請求項15乃至18のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0023】
また、請求項20の発明は、請求項19の発明において、前記インタフェイス手段は、切替手段が、設定する通信速度に応じて前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップすることを特徴とする。
また、請求項21の発明は、請求項15乃至18のいずれかの発明において、前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る画像形成装置およびデータ端末装置並びに電源制御方法の一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、この発明を適用した画像形成装置の構成の概略を示すブロック図である。
同図に示すように、画像形成装置100は、データ端末装置1とコントロールパネル部4、Main電源5、プリンタ部6、スキャナ部7、回線インタフェイス部8、ハンドセット81を具備して構成される。
【0026】
データ端末装置1は、CPU(Central Processing Unit) 等を具備して動作し、他の各部の動作を制御する。コントロールパネル部4は、ユーザからの指示を受け付ける等のユーザインタフェイスであり、キーや表示器を具備している。スキャナ部7は、原稿を読み取って画像データを取得し、プリンタ部6は、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。回線インタフェイス部8は、電話回線9と接続され、該電話回線9を介して各種データ等の送受信を行うとともに、ハンドセット81を利用した通話を行う際には、音声信号の送受信を行う。これらの各部は、通常、Main電源5により給電されて動作する。
【0027】
また、データ端末装置1には、PC等で構成されるHOST2がUSB(Universal Serial Bus)ケーブル3により接続されおり、このUSBケーブル3を介してデータ端末装置1とHOST2の間でデータの授受が行われるとともに、HOST2からデータ端末装置1に電力が供給される。
【0028】
ここで、図2を参照して、HOST2からデータ端末装置1(画像形成装置100)への電力供給について説明する。
図2は、HOST2からデータ端末装置1への電力供給を説明するための図である。
【0029】
同図に示すように、データ端末装置1は、CPUにより構成される制御部11と、CPUを動作させるプログラムを格納するとともにその作業領域として使用されるメモリ12、USBケーブル3を接続するUSBインタフェイス(I/F)13、待機モードから復帰する際のトリガを検出する復帰トリガ検出部14、Main電源5の投入・遮断を制御する電源制御部16、各部間で授受されるデータや信号等を伝達するデータバス16を具備して構成される。
【0030】
また、コントロールパネル部4は、ユーザによるキー入力の有無を検出するキー入力検出回路41を具備し、回線インタフェイス部8は、電話回線9からのリング信号を検出するリング信号検出回路82とハンドセット81のオフフック状態を検出するオフフック検出回路83を具備して構成される。
【0031】
なお、ここでは、HOST2からの電力供給を説明するのに必用な部位のみを示しており、他の部分は省略している。また、同図中の実線矢印はデータの流れを示し(データバス16を含む)、破線矢印は、HOST2から供給される電力の流れを示している。
【0032】
HOST2からの電力は、USB I/F13と復帰トリガ検出部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リング信号検出回路82、オフフック検出回路83に供給される。したがって、これら各部は、Main電源5が遮断された場合、つまり、画像形成装置100の待機時(省電力モード)においても、HOST2から供給される電力により動作する。
【0033】
HOST2から給電される各部位は、画像形成装置100が待機状態から復帰するために常時動作している必要のある部分である。USB I/F13は、HOST2からデータが送信されたことを検知し、キー入力検出回路41は、ユーザによるキー入力の有無を検出する。リング信号検出回路81は、電話回線9からのリング信号を検出し、オフフック検出回路83は、ハンドセット81のオフフック状態を検出する。
【0034】
また、復帰トリガ検出部14は、USB I/F13、キー入力検出回路41、リング信号検出回路81、オフフック検出回路83による各状態変化の検出を待機状態からの復帰トリガとして検出し、電源制御部15を動作させ、電源制御部15は、当該復帰トリガによりMain電源15を投入し、画像形成装置100を通常状態に変化させる。
【0035】
ここで、USBの概略について説明する。
USBケーブル3は、図3に示すように1対のデータ線(D+,Dー)と、1対の電力線(Vbus,GND)により構成されている。この電力線によりHOST2からデータ端末装置1への電力供給を行うが、データ端末装置1がHOST2から引き出せる電流値は、状況によって異なる。
【0036】
1つ目の状況は、USBケーブル3が接続された直後やデータ端末装置1の電源が投入された直後等のUSBの初期化時であり、このときの電流値は、最大で100mAとなる。
【0037】
また、2つ目の状況は、初期化終了後の通常時であり、このときの電流値は、最大で500mAとなる。ただし、初期化時にデータ端末装置1がHOST2に通知した消費電力が上限であり、HOST2に対して他のUSBデバイスが接続されている場合には、全USBデバイスが消費する電流値が500mAを越えることはできない。
【0038】
さらに、3つ目の状況として、サスペンド時がある。サスペンドは、データ端末装置1とHOST2の間の通信が3ms以上途絶えた場合に移行するモードであり、このときの電流値は、最大で500μAとなる。
【0039】
ところで、USBデバイスは、図4に示すUSBデバイス31−1のようにHOST2(のRoot HUB20)に直結されるだけではなく、USBデバイス31−2のようにHUB30−1を介して接続されたり、USBデバイス31−3、31−4のように、HUB30−1、30−2を介して接続されることもある。
【0040】
このような場合、例えば、HUB30−1が自己電源を有していなければ、USBデバイス31−2には、Root HUB20、つまり、HOST2から電力が供給され、HUB30−2が自己電源を有していればUSBデバイス31−3、31−4へは、HUB30−2から電力が供給される。
【0041】
したがって、データ端末1は、必ずしもHOST2から給電されるわけではなく、その接続構成によっては、HUBから給電されることになる。
【0042】
次に、画像形成装置100の省電力モードへの移行および省電力モードからの復帰の動作について説明する。
図5は、画像形成装置100の動作の流れを示すフローチャートである。
【0043】
画像形成装置100は、動作を開始すると、まず、HOST2との間でUSBの初期化を開始し(ステップ101)、初期化が終了するまでの間は(ステップ102でNO)、HOST2から最大100mAの電流を引き出し、小電力モード1で動作する(ステップ103)。小電力モード1では、最小動作部(USBI/F13、復帰トリガ検出部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リング信号検出回路82、オフフック検出回路83)と制御部11のCPU、メモリ12等に電力を供給する。ただし、CPUは消費電力の小さい低速クロックで動作させる。
【0044】
初期化が終了すると(ステップ102でYES)、画像形成装置100は、HOST2から最大500mAの電流を引き出し、大電力モード1で動作する(ステップ104)。大電力モード1では、小電力モード1で通電した部位に加え、周辺回路(不図示)へ電力を供給するとともに、CPUを高速クロックで動作させる。
【0045】
この状態で、プリンタ部6やスキャナ部7等の大電力(HOST2からの供給電力以上の電力)を要する部位の動作要求があった場合には(ステップ105でYES)、画像形成装置100は、Main電源5を投入し(ステップ106)、定格電力までの消費が許容される大電力モード2で動作する(ステップ107)。
【0046】
その後、プリンタ部6等の停止を待ち(ステップ108でNO)、プリンタ部6等が停止したら(ステップ108でYES)、Main電源5を遮断し(ステップ109)、再び大電力モード1で動作する(ステップ104)。
【0047】
また、画像形成装置100が大電力モード1で動作している際に、プリンタ部6等の動作要求がない状態で(ステップ105でNO)、HOST2との通信に3ms以上のアイドルが発生した場合には(ステップ110でYES)、USBがサスペンドとなり、HOST2から引き出せる最大電流が500μAとなるため、最小動作部(USB I/F13、復帰トリガ検出部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リング信号検出回路82、オフフック検出回路83)にのみ通電を行う小電力モード2で動作する(ステップ111)。
【0048】
その後、復帰トリガ検出部14が復帰トリガを検出するまでの間(ステップ112でNO)、小電力モード2で動作し、復帰トリガ検出部14が復帰トリガを検出すると(ステップ112でYES)、リセット要求があった場合には(ステップ113でYES)、ステップ101に戻り初期化を開始し、リセット要求がなかった場合には(ステップ113でNO)、ステップ104に戻り、大電力モード1で動作する。
【0049】
ところで、USBケーブル3を介したHOST2からの電力は、通常は安定して供給されるが、HOST2側でトラブルが発生する等の理由により、供給電力が停止若しくは不安定となってしまう場合もある。そのため、画像形成装置100は、HOST2からの供給電力に応じてMain電源5を制御する。
【0050】
図6は、HOST2からの供給電力に応じたMain電源5の制御の流れを示すフローチャートである。
【0051】
画像形成装置100は、HOST2からの供給電力(以下、バス電力と称する)があり(ステップ201でYES)、かつ、バス電力が所定値以上である安定した状態であれば(ステップ202でYES)、そのまま、最小動作部(USBI/F13、復帰トリガ検出部14、電源制御部15、キー入力検出回路41、リング信号検出回路82、オフフック検出回路83)の動作を続行する。
【0052】
バス電力が停止した場合や(ステップ201でNO)、バス電力が所定値に満たなくなった場合には(ステップ202でNO)、Main電源5が投入されていなければ(ステップ204でNO)、Main電源5を投入し(ステップ205)、Main電源5が投入されていればそのままで(ステップ204でYES)、最小動作部への給電をバス電力からMain電源5の電力に切り替える(ステップ206)。
【0053】
その後、バス電力が復帰するまでの間、Main電源5による給電を続け(ステップ207でNO)、バス電力が復帰すると(ステップ207でYES)、最小動作部への給電をMain電源5の電力からバス電力に切り替え(ステップ208)、必要に応じてMain電源5を遮断して(ステップ209)、ステップ201に戻る。なお、ステップ209におけるMain電源5の遮断は、プリンタ部6等の消費電力の大きい部位が動作していない場合に行い、これらが動作している場合には遮断は行わない(遮断の判断は、上述の説明(図5参照)による)。
【0054】
ところで、USBでの通信速度には、12Mbpsの高速モードと1.5Mbpsの低速モードがある。高速モードは、スキャナやプリンタ、モデム等の比較的大容量で高速性が求められるデータを転送するデバイスに用いられ、低速モードは、マウスやキーボード等の比較的低容量のデータを転送するデバイスに用いられる。なお、当然のことながら、低速モードでの動作は高速モードでの動作に比較して消費電力が小さい。
【0055】
高速モードでデータ転送を行うUSBデバイスは、図7(a)に示すUSBデバイス33−1のように、USBドライバ/レシーバ34−1とUSBドライバ/レシーバ21の間の1対のデータ線(D+,D−)のうち、D+側をプルアップしており、これにより、HOST2が高速モードのデバイスが接続されたと判断する。なお、HOST2側では、D+側、D−側のいずれもプルダウンされており、USBデバイス33−1が未接続の状態では、D+側、D−側の両者がLレベルであるため、このレベルの変化を監視することでUSBデバイス33−1の接続を確認することができる。
【0056】
また、低速モードで転送を行うUSBデバイスは、図7(b)に示すUSBデバイス33−2のように、USBドライバ/レシーバ34−2とUSBドライバ/レシーバ21の間の1対のデータ線(D+,D−)のうち、D−側をプルアップしており、これにより、HOST2が低速モードのデバイスが接続されたと判断する。
【0057】
なお、USBにおいては、HUBも通信モード(速度)の判断を行っているため、1つのHUBに異なるモードのUSBデバイスを接続することも可能である。また、HUBは、上位のHUBまたはHOSTからは、デバイスとして扱われるため、上位側のデータ線のプルアップを行っている。
【0058】
画像形成装置100では、図8に示すような構成により、通信速度を切り替え、消費電力の低減を図っている。
【0059】
同図に示すように、USB I/F13には、USBドライバ/レシーバ17に接続されるデータ線のD+側、D−側のいずれかを切り替えてプルアップするためのSW(スイッチ)18を設けている。なお、SW18は、D+側、D−側のいずれもプルアップしない状態にも切替が可能である。
【0060】
ここで、図9を参照して、通信速度の切り替え動作の一例を説明する。
図9は、通信速度の切り替え動作の流れを示すフローチャートである。
【0061】
画像形成装置100が高速通信モードで動作している状態で、一定時間の通信アイドルがあり(ステップ301でYES)、かつ、低速モードへの移行が可能な状態に変化すると(ステップ302でYES)、まず、Main電源5を遮断し、小電力モードへ移行する(ステップ303)。ステップ302で低速モードへの移行の可否を判断しているのは、ステップ303でMain電源5を遮断するためで、プリンタ部6を使用している場合などには、例え通信アイドルが一定以上であっても小電力モードへ移行できないからである。したがって、低速モードへ移行する際に、小電力モードへの移行を伴わないようにすれば、ステップ302での判断は必要ない。
【0062】
画像形成装置100が小電力モードへ移行すると、SW18を切断側(D+,D−のいずれもプルアップしない状態)へ切り替え(ステップ304)、その後、低速側(D−をプルアップ)に切り替える(ステップ305)。SW18を一度切断側に切り替えるのは、擬似的な未接続状態を作り、HOST2にUSBケーブル3の抜き差しがあったと認識させるためである。
【0063】
これにより、HOST2との間でUSBの初期化処理が行われ(ステップ306)、画像形成装置100は低速通信モードで動作する(ステップ307)。
【0064】
その後、高速通信要求(ステップ308でYES)若しくは復帰トリガがあると(ステップ309でYES)、画像形成装置100は、Main電源5を投入して大電力モードに移行し(ステップ310)、SW18を一度切断側に切り替えてから(ステップ311)、高速側(D+をプルアップ)に切り替える(ステップ312)。これにより、HOST2との間でUSBの初期化処理が行われ(ステップ313)、画像形成装置100は高速通信モードで動作する(ステップ314)。
【0065】
続いて、画像形成装置100は、高速通信若しくは大電力を消費する動作を行い(ステップ315)、これらの動作が終了すると(ステップ316でYES)、ステップ301に戻り一定時間の通信アイドルを待つことになる。
【0066】
なお、上述の説明では、データ端末装置1とHOST2の間をUSBケーブルで接続する場合を説明したが、データ通信とともに電力の授受が可能なもの、例えばIEEE1394で接続しても同様のことが可能である。
【0067】
IEEE1394では、図10に示すように、2対のデータ線、TPA、TPB(TPA*/TPA、TPB*/TPBはクロス接続)とともに、電力線VP、VGを有するケーブルにより接続が行える。
【0068】
また、接続時に各ノードが他のノードに対して自己識別パケットを送出するが、その自己識別パケットには、通信速度や電力の消費と供給の特性を示す情報が含まれている。
【0069】
したがって、IEEE1394で接続を行う場合にも、USB接続の場合とほぼ同様の構成で小電力動作が可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、画像形成装置とHOSTとの間をUSBケーブル等で接続し、両者間でデータの授受を行うとともに、画像形成装置の待機時に必用な電力をHOST側から供給するように構成したので、複数の電源を有することなく省電力に対応した画像形成装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した画像形成装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】HOST2からデータ端末装置1への電力供給を説明するための図である。
【図3】USBケーブルの概略構成を示した図である。
【図4】USBの接続例を示した図である。
【図5】画像形成装置100の動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】HOST2からの供給電力に応じたMain電源5の制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】USBデバイスの通信速度の決定を説明するための図である。
【図8】画像形成値100におけるUSB通信速度を切り替えるための構成を示した図である。
【図9】通信速度の切り替え動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】 IEEE1394ケーブルの概略構成を示した図である。
【図11】従来の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ端末装置
2 HOST
3 USBケーブル
4 コントロールパネル部
5 Main電源
6 プリンタ部
7 スキャナ部
8 回線インタフェイス部
9 電話回線
11 制御部
12 メモリ
13 USB I/F
14 復帰トリガ検出部
15 電源制御部
20 Root HUB
21 USBドライバ/レシーバ
30−1、30−2 HUB
31−1、31−2、31−3、31−4 USBデバイス
33−1、33−2 USBデバイス
34−1、34−2 USBドライバ/レシーバ
41 キー入力検出回路
81 ハンドセット
82 リング信号検出回路
83 オフフック検出回路
100 画像形成装置
Claims (21)
- 動作部の一部分に通電した省電力状態で動作する画像形成装置において、
データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに接続するインタフェイス手段と、
前記電力線と前記インタフェイス手段を介して前記ホストから受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段と、
自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段と
を具備し、
前記電力供給手段は、前記ホストから受電する電力を監視し、
前記電源制御手段は、前記電力供給手段の監視により前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入し、前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - CPUと、
前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記CPUの動作周波数を切り替える周波数切替手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替える回路構成切替手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記インタフェイス手段は、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記インタフェイス手段は、前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップする切替手段を具備し、
前記切替手段は、設定する通信速度に応じてプルアップする導線を切り替える
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。 - 前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 動作部の一部分に通電した省電力状態で動作するデータ端末装置において、
データ線と電力線とを有するケーブルを用いてホストに接続するインタフェイス手段と、
前記電力線と前記インタフェイス手段を介して前記ホストから受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段と、
自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段と
を具備し、
前記電力供給手段は、前記ホストから受電する電力を監視し、
前記電源制御手段は、前記電力供給手段の監視により前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入し、前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させる
ことを特徴とするデータ端末装置。 - CPUと、
前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記CPUの動作周波数を切り替える周波数切替手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項8記載のデータ端末装置。 - 前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替える回路構成切替手段をさらに具備することを特徴とする請求項8記載のデータ端末装置。
- 前記インタフェイス手段は、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする請求項8記載のデータ端末装置。
- 前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のデータ端末装置。
- 前記インタフェイス手段は、前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップする切替手段を具備し、
前記切替手段は、設定する通信速度に応じてプルアップする導線を切り替える
ことを特徴とする請求項12記載のデータ端末装置。 - 前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のデータ端末装置。
- 動作部の一部分に通電した省電力状態で動作する装置に対する電源を制御する電源制御方法であって、
インタフェイス手段を介してデータ線と電力線とを有するケーブルで接続されたホストから該電力線を介して受電した電力を前記省電力状態で動作する部分に供給する電力供給手段が、前記ホストから受電する電力を監視し、
自己電源の投入および遮断を制御する電源制御手段が、前記ホストから受電する電力が所定値以下となった場合に自己電源を投入して前記省電力状態で動作する部分を自己電源電力で動作させる
ことを特徴とする電源制御方法。 - 周波数切替手段が、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とに応じて、前記装置が具備するCPUの動作周波数を切り替えることを特徴とする請求項15記載の電源制御方法。
- 回路構成切替手段が、前記インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストから受電した電力を供給する前記省電力状態で動作する部分の回路構成を切り替えることを特徴とする請求項15記載の電源制御方法。
- 前記インタフェイス手段が、該インタフェイス手段の初期化時と通常時とサスペンド時との各状態に応じて、前記ホストとの間の通信速度を切り替えることを特徴とする請求項15記載の電源制御方法。
- 前記インタフェイス手段は、USB規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の画像制御方法。
- 前記インタフェイス手段は、切替手段が、設定する通信速度に応じて前記データ線を構成する1対の導線のいずれか一方をプルアップすることを特徴とする請求項19記載の電源制御方法。
- 前記インタフェイス手段は、IEEE1394規格に準拠したインタフェイスであることを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の電源制御方法。
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