JP4050924B2 - データ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブルを介して外部装置とデータ通信を行うと共に、上記通信ケーブルを介して上記外部装置からの電力供給を受けることが可能なデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す。)と周辺機器との接続を行う際に、いわゆるUSBという規格が多く用いられている。このUSB規格では、PCと周辺機器との間でデータのやりとりを行うだけでなく、PCから周辺機器に対して電力を供給することができるようになっている。そして、この電力供給の際、周辺機器側からPCに対して最大消費電流値を送信する。より具体的な最大消費電流値としては100mAと500mAの二種類が規定されている。PC側ではこの最大消費電流値を受信し、その最大消費電流を供給可能か否かを判定し、周辺機器との接続の可否を判定し、その後の処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなUSBを用いて、例えば周辺機器としてスピーカを備えた音声再生装置をPCに接続する場合を考えてみる。PCと接続した状態でPCからの電源供給によってスピーカから音を再生する、いわゆるUSBスピーカとして動作させるためには、ある程度電力を必要とするので、最大消費電流値を500mAと設定してPCへデータを送信して、PCとの接続を図ることになる。そのような場合、例えば通常のデスクトップタイプやノート型のPCでは特に問題とならないが、ハンドヘルド型、あるいはPDA等の小型のPCと接続を図った場合、これらの小型PCには周辺機器に対して500mAの電流を供給する能力を備えたものは少なく、最大消費電流値を100mAと設定している場合が多い。そのため、音声再生装置との接続が拒絶されてしまうことになる。
【0004】
一方、音声再生装置とPCとの間でデータのやりとりだけを行いたい場合にはスピーカを駆動する必要が無いので、それほどPCから供給される電力を必要とせず、最大消費電流値を100mAとしても問題ない場合がある。しかしながら、上述の理由から最大消費電流を500mAと設定してしまっているため、音声再生装置と小型PCとの間では、実際にはデータ通信する能力があるにも関わらず、データ通信を行うことができなかった。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信ケーブルを介して電力を供給する能力が低い外部装置に対してもデータ通信を行うことが可能なデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明では、通信ケーブルを介して外部装置とデータ通信を行うと共に、上記通信ケーブルを介して上記外部装置からの電力供給を受けることが可能なデータ処理装置において、該データ処理装置の所定の機能を使用するか否かを選択する機能選択手段と、上記選択手段の選択結果に応じて上記電力供給を受ける際の最大消費電流値を選択する最大消費電流設定手段と、上記設定された最大消費電流値を上記外部装置に送信する送信手段と、自己電源と、上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するか否かを選択する電源選択手段とを具備し、上記最大消費電流設定手段は上記機能選択手段の選択結果と上記電源選択手段の選択結果とから上記最大消費電流値を設定するデータ処理装置が提供される。
【0007】
また、第2の発明では、第1の発明で提供されるデータ処理装置において、上記選択手段は、該データ処理装置に内蔵されているスピーカを使用するか否かを選択するデータ処理装置が提供される。
【0008】
また、第3の発明では、第1の発明で提供されるデータ処理装置において、さらに、上記電源選択手段により、上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するように選択されたときに、上記自己電源が非動作状態のときには、上記所定機能の使用を禁止する禁止手段を具備するデータ処理装置が提供される。また、第2の発明では、第1の発明で提供されるデータ処理装置において、上記選択手段は、該データ処理装置に内蔵されているスピーカを使用するか否かを選択するデータ処理装置が提供される。
【0009】
また、第4の発明では、第3の発明で提供されるデータ処理装置において、上記禁止手段は、上記所定機能の使用禁止後、上記自己電源が非動作状態から動作状態に復帰したときには、上記所定機能の使用禁止を解除するデータ処理装置が提供される。
【0010】
また、第5の発明では、第1の発明で提供されるデータ処理装置において、上記自己電源は、該データ処理装置内蔵の内蔵電源と外部から供給される外部電源とを有し、上記電源選択手段により上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するように選択されたときに、上記自己電源が上記内蔵電源を使用して電力を供給している場合には、上記所定機能の使用を禁止する禁止手段を具備するデータ処理装置が提供される。
【0011】
また、第6の発明では、第1の発明で提供されるデータ処理装置において、上記通信ケーブルは、USBケーブルであるデータ処理装置が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態にかかるデータ処理装置としての音声記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0013】
まず、録音の際の信号の流れに沿って各部の説明を行う。図1において、マイクロホン1は外部から入力される音声を電気信号に変換する。電気信号に変換れさた音声信号はアンプ(AMP)2において増幅され、低域通過フィルタ(LPF)3において、不要な高周波成分がカットされ、アナログ/デジタル(A/D)変換回路4においてデジタル信号に変換され、デジタル信号処理部(DSP)5へ出力される。
【0014】
DSP5では、入力されたデジタル信号を符号化データに圧縮し、本音声記録再生装置の全体の制御を司る主制御回路(CPU)6の制御の下、フラッシュメモリ等で構成される記録媒体7に格納される。
【0015】
一方、再生の際は、まず、CPU6の制御の下、記録媒体7に格納されている符号化データが読み出され、DSP5において符号化データを復号化し、デジタル/アナログ(D/A)コンバータ8において、復号化されたデジタル信号をアナログ信号に変換し、低周波通過フィルタ(LPF)9にて不要な高周波成分をカットした後、アンプ(AMP)10にて信号増幅し、スピーカ11にて電気信号を音声に変換し、音声を再生する。
【0016】
また、CPU6には他にも様々な回路が接続されている。
CPU6は、USBコントローラ/ドライバ15、外部装置としてのパーソナルコンピュータ(PC;不図示)と接続するためのUSBコネクタ16を介し、データ通信を行う。また、USBコネクタ16を介して、PCから本音声記録再生装置に対して電力の供給が可能なように構成されており、USBコネクタ16を介して供給された電力は電源回路12に供給れさる。
【0017】
なお、USBコネクタ16を介してPCから供給される電力は、電圧が5V±5%である。そして、供給の際の最大消費電流値は、100mA、あるいは500mA等、CPU6からUSBコントローラ/ドライバ15、USBコネクタ16を介してPCへ送信し、それに応じてPC側で処理がなされ、接続を確立し、電力の供給が行われる。ここで、PC側に要求された電力供給能力が無い場合には、該音声記録再生装置とPCとの間に接続が確立されず、従ってデータの通信は行われない。
【0018】
電源回路12は本音声記録再生装置を動作させるために各部に電源を供給するための回路である。この電源回路12には、本音声記録再生装置とは別体のACアダプター等を用いて家庭用電源などから電力を得る外部電源13および本音声記録再生装置本体内に装填される電池から電力を得る内蔵電源14等の自己電源、およびUSBコネクタ16が接続されており、CPU6の制御の下、これらの一つまたは複数を選択的に使用して本音声記録再生装置の各部へ電力を供給する。
【0019】
操作部材17は、本音声記録再生装置本体外装に設置され、操作者が本音声記録再生装置に対して動作を指示するためのものであり、録音ボタン、再生ボタン、停止ボタン、サーチ(+/−)ボタン、消去ボタン、メニューボタン、音量つまみ、パワースイッチ等で構成される。
【0020】
また、本音声記録再生装置は、いわゆるUSBスピーカとしての動作が可能である(USBスピーカ機能)。これは、本音声記録再生装置とPCとの間でUSBコネクタ16により接続を確立した上で、デジタル信号で表現された音声データ(例えばPCMデータ)をPCから本音声データ記録再生装置へUSBコネクタ16を介して送信し、その音声データをそのままDSP5を介して(必要に応じてDSP5にて復号化等を行い、)、D/Aコンバータ8に供給し、その後は上述の再生の際と同様の処理を行いスピーカ11から音声を出力するという機能である。
【0021】
なお、このUSBスピーカ機能を使用するか否かを設定することが可能で、その設定方法は、操作部材17のメニューボタンおよびサーチ(+/−)ボタンを操作してUSBスピーカ機能の設定項目を表示させ、ここでON/OFFの設定をサーチ(+/−)ボタンを用いて行うようにする。なお、設定した内容はCPU6に接続されている不図示のEEPROMで構成される設定保存用の不揮発性のメモリに格納される。
【0022】
次に、上述のように構成された音声記録再生装置をPCに接続する際の動作を図2のフローチャート図を用いて説明する。
USB接続ケーブルをUSBコネクタ16に装着し、PCと接続すると本フローチャートが実行される。PCとの接続が検出されると、まず、本音声記録再生装置が動作中であるかどうかを判定する(ステップS101)。ここで言う動作とは録音や再生、あるいは早送、早戻等の動作のことを言う。もし、これらの動作が行われていた場合には、これらの動作が終了してから次のステップに移行する。
【0023】
ステップS101において、本音声記録再生装置が動作中ではない、と判定された場合には、設定記録用メモリの中に記憶されているUSBスピーカ機能の設定がどうなっているのかを読みとる(ステップS102)。そして、ここでUSBスピーカ機能の設定がOFF、即ちUSBスピーカ機能を使用しない、という設定になっていると判定された場合には、電力をそれほど必要としないため、PC側に要求する最大消費電流値を100mAと設定し、PCへデータを送信する(ステップS104)。そして、ステップS106へ進み、PCと接続を確立し、設定された最大消費電流値の範囲内でPCから電力供給を受けながら、データ通信等の諸処理を行う。
【0024】
一方、ステップS103において、USBスピーカ機能がON、即ちUSBスピーカ機能を使用する、という設定になっていると判定された場合には、スピーカを駆動する際に特にアンプ10において、より多くの電力を必要とするため、PC側に要求する最大消費電流値を500mAと設定し、PCへデータを送信し(ステップS105)、ステップS106へ進む。
【0025】
上述のような構成を採ることで、USBスピーカ機能をON/OFFすることによって、デスクトップPCやノート型等の電力供給能力が高いものについては、PCとの間でデータ通信等の処理とUSBスピーカ機能の使用が可能となり、PDAやハンドヘルドPC等の電力供給能力の低いものについては、データ通信だけでも行うことができるようになる。
【0026】
次に本発明の第2の実施の形態について図3を用いて説明する。なお、第2の実施の形態における音声記録再生装置の構成は図1とほぼ同様のため、異なる部分についてのみ説明を行い、他は省略する。
【0027】
第1の実施の形態の音声記録再生装置では、メニューボタンおよびサーチ(+/−)ボタンを操作することによってUSBスピーカ機能のON/OFF設定を行ったが、第2の実施の形態の音声記録再生装置では、それに加え、メニューボタンおよびサーチ(+/−)ボタンを操作することによってPCと接続の際の電源を自己電源、即ち外部電源13もしくは内蔵電源14を使用するか、あるいはUSBコネクタ16を介してPCから供給される電力を使用するかを設定するようになっている。そして、その設定情報は不図示の設定記録用メモリに格納される。
【0028】
図3は、第2の実施の形態によるデータ処理装置としての音声記録再生装置をPCに接続する際の動作を示すフローチャート図である。USB接続ケーブルをUSBコネクタ16に装着し、PCと接続すると本フローチャートが実行される。PCとの接続が検出されると、まず、本音声記録再生装置が動作中であるかどうかを判定する(ステップS201)。ここで言う動作とは録音や再生、あるいは早送、早戻等の動作のことを言う。もし、これらの動作が行われていた場合には、これらの動作が終了してから次のステップに移行する。
【0029】
ステップS201において、本音声記録再生装置が動作中ではない、と判定された場合には、設定記録用メモリの中に記憶されているPC接続時の電源の設定がどうなっているのかを読み取る(ステップS202)。そして、ここでPC接続時の電源の設定が自己電源使用、即ち外部電源13あるいは内蔵電源14を使用する、という設定になっていると判定された場合には、PCから供給される電力をそれほど必要としないため、PC側に要求する最大消費電流値を100mAと設定し、PCへデータを送信する(ステップS204)。そして、ステップS206へ進み、PCと接続を確立し、設定された最大消費電流値の範囲内でPCから電力供給を受けながら、データ通信等の諸処理を行う。
【0030】
一方、ステップS203において、PC接続時の電源の設定が、PCから供給される電力を使用する、という設定になっていると判定された場合には、データ通信以外にもスピーカを駆動する際に特にアンプ10において、より多くの電力を必要とするため、PC側に要求する最大消費電流値を500mAと設定し、PCへデータを送信し(ステップS205)、ステップS206へ進む。
【0031】
上述のような構成を採ることにより、PDAやハンドヘルドPC等の電力供給能力の低いものと接続した場合でも、USBスピーカ機能等の電力消費量の比較的多い機能を使用することができ、また、電力供給能力の高いPCと接続した場合にはPC側から電力を供給することにより、電池等の内蔵電源の消費を抑えることができる。
【0032】
次に本発明の第3の実施の形態について図4を用いて説明する。なお、第3の実施の形態における音声記録再生装置の構成は第2の実施の形態の音声記録再生装置とほぼ同様のため、異なる部分についてのみ説明を行い、他は省略する。
【0033】
図4は本発明の第3の実施の形態における音声記録再生装置のPCへの接続の際の動作を示すフローチャート図である。USB接続ケーブルをUSBコネクタ16に装着し、PCと接続すると本フローチャートが実行される。
【0034】
PCとの接続が検出されると、まず、本音声記録再生装置が動作中であるかどうかを判定する(ステップS301)。ここで言う動作とは録音や再生、あるいは早送、早戻等の動作のことを言う。もし、これらの動作が行われていた場合には、これらの動作が終了してから次のステップに移行する。
【0035】
ステップS301において、本音声記録再生装置が動作中ではない、と判定された場合には、設定記録用メモリの中に記憶されているUSBスピーカ機能のON/OFFの設定、PC接続時の電源の設定を読みとる(ステップS302)。そして、ここでUSBスピーカ機能の設定がOFF、即ちUSBスピーカ機能を使用しない、という設定になっていると判定された場合には、電力をそれほど必要としないため、PC側に要求する最大消費電流値を100mAと設定し、PCへデータを送信する(ステップS307)。そして、ステップS308へ進み、PCと接続を確立し、設定された最大消費電流値の範囲内でPCから電力供給を受けながら、データ通信等の諸処理を行う。
【0036】
一方、ステップS303において、USBスピーカ機能がON、即ちUSBスピーカ機能を使用する、という設定になっていると判定された場合には、次にPC接続時の電源の設定が自己電源を使用するか、あるいはPCから供給される電力を使用するかを判定する(ステップS304)。ここで自己電源を使用しない、即ち、PCから供給される電力を使用する、と判定された場合には、スピーカを駆動する際に特にアンプ10において、より多くの電力を必要とするため、PC側に要求する最大消費電流値を500mAと設定し、PCへデータを送信し(ステップS310)、ステップS308へ進む。
【0037】
ステップS304において、PC接続時に自己電源を使用する、と判定された場合には、さらに、自己電源がOFFとなっているかどうかを検出する(ステップS305)。ここで、自己電源がOFFと判定された場合、即ち、電池が装填されておらず、外部電源13からの電力供給も無い場合、あるいは操作スイッチ17のパワースイッチがOFFとなっている場合は、PCと接続することを優先するため、USBスピーカ機能をOFFに再設定し(ステップS306)、PC側に要求する最大消費電流値を100mAと設定し、PCへデータを送信し(ステップS307)、ステップS308へ進む。
【0038】
一方、ステップS305において、自己電源がONしていると判定された場合、さらに、外部電源13を使用しているのかあるいは内蔵電源14を使用しているのかを検出する(ステップS309)。ここで、内蔵電源14が使用されていると判定された場合には、USBスピーカ機能を使用すると電力を消耗するので、内蔵電源14、つまり電池を節約するためステップS306に移行し、USBスピーカ機能をOFFに再設定する。また、内蔵電源14が使用されていないと判定された場合には、ステップS307へ進み、前述の処理を行う。
【0039】
上述のような構成を採ることにより、PDAやハンドヘルドPC等の電力供給能力の低いものと接続した場合でも、電池等の内蔵電源の消費を抑えつつ、USBスピーカ機能等の電力消費量の比較的多い機能を使用することができる。
【0040】
なお、本発明の実施の形態の説明において、電力消費量の比較的多い機能としてUSBスピーカ機能を例にして説明したが、これに限られることなく、例えばPCカメラ等の機能でも良い。また、USB接続についても、通信ケーブルを介して外部装置とデータ通信を行うと共に、上記通信ケーブルを介して上記外部装置からの電力供給を受けることが可能な形態であればこれに限られることが無いことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、通信ケーブルを介して電力を供給する能力が低い外部装置に対してもデータ通信を行うことが可能なデータ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態ある音声記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の音声記録再生装置とPCとの接続動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の音声記録再生装置とPCとの接続動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の音声記録再生装置とPCとの接続動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン
2 アンプ
3 低域通過フィルタ
4 アナログ/デジタル(A/D)コンバータ
5 デジタル信号処理部(DSP)
6 主制御回路(CPU)
7 記録媒体
8 デジタル/アナログ(D/A)コンバータ
9 低域通過フィルタ
10 アンプ
11 スピーカ
12 電源回路部
13 外部電源
14 内蔵電源
15 USBコントローラ/ドライバ
16 USBコネクタ
17 操作部材
Claims (6)
- 通信ケーブルを介して外部装置とデータ通信を行うと共に、上記通信ケーブルを介して上記外部装置からの電力供給を受けることが可能なデータ処理装置において、
該データ処理装置の所定の機能を使用するか否かを選択する機能選択手段と、
上記選択手段の選択結果に応じて上記電力供給を受ける際の最大消費電流値を選択する最大消費電流設定手段と、
上記設定された最大消費電流値を上記外部装置に送信する送信手段と、
自己電源と、
上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するか否かを選択する電源選択手段とを具備し、
上記最大消費電流設定手段は上記機能選択手段の選択結果と上記電源選択手段の選択結果とから上記最大消費電流値を設定することを特徴とするデータ処理装置。 - 上記選択手段は、該データ処理装置に内蔵されているスピーカを使用するか否かを選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- さらに、上記電源選択手段により、上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するように選択されたときに、上記自己電源が非動作状態のときには、上記所定機能の使用を禁止する禁止手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- 上記禁止手段は、上記所定機能の使用禁止後、上記自己電源が非動作状態から動作状態に復帰したときには、上記所定機能の使用禁止を解除することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
- 上記自己電源は、該データ処理装置内蔵の内蔵電源と外部から供給される外部電源とを有し、上記電源選択手段により上記所定機能を使用する際に自己電源から電力を供給するように選択されたときに、上記自己電源が上記内蔵電源を使用して電力を供給している場合には、上記所定機能の使用を禁止する禁止手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- 上記通信ケーブルは、USBケーブルであることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
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