JP5516093B2 - 携帯型装置および携帯型装置の制御方法 - Google Patents

携帯型装置および携帯型装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種動作を行う携帯型装置および携帯型装置の制御方法に関する。
内蔵したバッテリからの電力で動作する各種携帯型装置であって、それら携帯型装置には予め各種機能を有し動作するものや、ソフトウェアのインストールにより各種機能を動作可能とするものなどがある。これら携帯型装置は具体的には携帯電話装置や携帯型の情報装置であって、動作する機能としては、例えば音声コンテンツ再生機能や音声の録音機能、映像の再生機能や映像の録画機能、ナビゲーション機能等が一般的である。
このような携帯型装置は、主に内蔵したバッテリから供給される電力で動作している。バッテリから供給される電力は、携帯型装置を構成する各部に適切な電圧による電力供給を行うよう、DC−DCコンバータによって昇圧または降圧を行っているとともに、携帯型装置を長時間動作させるためにDC−DCコンバータも適切に制御されている。
DC−DCコンバータの制御方式は、PWM(Pulse Width Modulation)制御方式やPFM(Pulse Frequency Modulation)制御方式が一般的であり、出力の負荷に応じてPWM制御方式とPFM制御方式を切り換える制御を行うことで、広範囲の負荷に対して効率良く電力を利用可能としている。また、そのような制御が可能なDC−DCコンバータも市販されている。
特開2010−4653号公報
特許文献1においては、高負荷時にはPWM制御方式によるDC−DC変換制御を行い、低負荷時にはPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DCコンバータを応用した例が開示されている。
しかし、上記のような制御は、省電力という観点からは効率のよい制御ではあるが、低負荷時に行うPFM制御方式は、DC−DC変換後の出力電圧にリップル成分が多く、さらには負荷に応じてスイッチング周波数を変化させているため、変化するスイッチング周波数によって変動するノイズ成分への対応が困難である。
上記のようなノイズ成分は、携帯型装置において動作する機能によっては、動作対象の品質を損なうことや、誤動作を伴うこともある。例えば、近年の携帯型装置は記憶容量が大きいため、非圧縮形式等ファイルサイズが大きく高音質である音声コンテンツの再生が可能であるとともに、そのようなファイル形式での高音質での録音も可能である。さらには、ナビゲーション機能や各種ログ機能に位置情報を用いるために、GPS(Global Positioning System)を備えたものも多く、前述したノイズ成分はこれら機能の動作に影響してしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、効率的なDC−DC変換制御を行いながらも、携帯型装置の動作に対して悪影響の無い、携帯型装置お
よび携帯型装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る携帯型装置(100)は、装置に電力を供給するバッテリ部(90)と、前記バッテリ部(90)からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部(91)、前記装置において音声コンテンツの再生に係る動作を行う音声再生部(10、50)、前記DC−DC変換部(91)におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記音声再生部(10、50)によって音声コンテンツが再生されていると判断したときは、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部(10)、を備えることを特徴とする。
第2の発明に係る携帯型装置(100)は、第1の発明において、前記制御部(10)は、前記音声再生部(10、50)によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記音声コンテンツが所定以上の音量で再生されていると判断したときは、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する。
第3の発明に係る携帯型装置(100)は、第1または第2の発明において、前記制御部(10)は、前記音声再生部(10、50)によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記音声コンテンツが非圧縮形式または圧縮形式で所定以上のビットレートであると判断したときは、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する。
第4の発明に係る携帯型装置(100)は、第1から第3のいずれかの発明において、前記音声再生部(10、50)により再生された音声コンテンツを外部音声再生部に接続するための出力部(60)をさらに備え、
前記制御部(10)は、前記音声再生部(10、50)によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記出力部(60)に前記外部音声再生部が接続されていると判断した場合は、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する。
第5の発明に係る携帯型装置(100)は、装置に電力を供給するバッテリ部(90)、前記バッテリ部(90)からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部(91)、外部からの音声信号を入力する入力部(70)、前記装置において前記入力部(70)に入力された音声信号を音声データとして記録する音声記録部、前記DC−DC変換部(91)におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記音声記録部が音声データの記録が行われている判断したときは、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部(10)、を備えることを特徴とする。
第6の発明に係る携帯型装置(100)は、装置に電力を供給するバッテリ部(90)、前記バッテリ部(90)からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部(91)、前記装置における、現在位置情報を取得するGPS情報取得部(80、10)、前記DC−DC変換部(91)におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記GPS情報取得部(80、10)が装置の現在位置を取得していると判断したときは、前記DC−DC変換部(91)によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部(10)、を備えることを特徴とする。
第7の発明に係る携帯型装置(100)の制御方法は、装置に電力を供給するバッテリ部(90)からの電力を、装置に供給する電力の負荷に応じてPWM制御方式およびPFM制御方式を切り換えるDC−DC変換制御を行うステップ、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記装置における音声コンテンツの再生に係る動作を行う音声再生部(10、50)によって音声コンテンツが再生されていると判断したときは、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うステップ、を備えることを特徴とする。
第8の発明に係る携帯型装置(100)の制御方法は、装置に電力を供給するバッテリ部(90)からの電力を、装置に供給する電力の負荷に応じてPWM制御方式およびPFM制御方式を切り換えるDC−DC変換制御を行うステップ、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記装置における外部からの音声信号を音声データとして入力する音声記録部によって音声データの記録が行われていると判断したときは、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うステップ、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、効率的なDC−DC変換制御を行いながらも、携帯型装置の動作に対して悪影響の無い、携帯型装置および携帯型装置の制御方法を提供することができる。
本発明における携帯型装置のブロック図である。 本発明における第1の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。 携帯型装置におけるPWM/PFM自動モードの動作を表すフローチャートである。 本発明における第2の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。 本発明における第3の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。 本発明における第4の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。 本発明における第5の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。 本発明における第6の実施例に係る携帯型装置の動作を表すフローチャートである。
以下、本発明における携帯型装置100について、図1を参照して説明する。図1は本実施形態における携帯型装置100を構成するブロック図である。携帯型装置100は、例えばポータブル型のメディアプレイヤやPDA(Personal Digital Assistants)、PND(Portable Navigation Device)、携帯電話等、主にバッテリからの給電によって動作する小型装置であり、各種機能の動作が可能なものが対象となる。
携帯型装置100は、制御部10、表示部20、操作部30、記憶部40、音声制御部50、出力部60、入力部70、GPS受信部80、バッテリ部90、DC−DC変換部91を備える。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えて構成される。制御部10は後述する各部の動作をRAMやROMに記憶されたプログラムやデータに基づき制御する。また、制御部10はRAMやROMまたは後述する記憶部40に記憶されたプログラムに基づき各種機能を動作させる。
表示部20は、例えば携帯型装置100の表面に一体的に備えられた液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置であり、制御部10の制御によって携帯型装置100の動作状態や各種機能に係る表示、各種映像コンテンツを表示する。
操作部30は、携帯型装置100をユーザが操作する各種操作デバイスであり、例えば携帯型装置100の表面に備えられている各種操作キー、表示部20に備えられているタッチパネル、携帯型装置100に有線または無線で接続される図示しないリモコン装置等である。操作部30をユーザが操作することによって、制御部10の制御により携帯型装置100の各部の動作や処理が実行される。
記憶部40は、例えばHDD(Hard disk drive)やフラッシュメモリ等により構成され、各種データを記憶する。また記憶部40は、音声コンテンツや映像コンテンツ、画像コンテンツ等各種コンテンツデータ、地図データ、各種ログデータ、各種機能に係るプログラムデータを記憶する。記憶部40は、図示しない接続部に接続されたメモリカード、USBメモリ、外部HDD等の外部記憶デバイスであってもよい。記憶部40に対する各種データの読み出しおよび書き込みは、制御部10の制御により行われる。
音声制御部50は、例えばDSP(Digital Signal Processor)であり、デコーダ部51とエンコーダ部52を備え、制御部10の指示により、制御部10より送出された音声データに対して各種処理を行う。DSPは、音声データに対してイコライジング等の音質調整や音場調整等各種処理を行う。デコーダ部51は、DSPの演算処理により実現され、制御部10から送出される符号化された音声データを復号して後述する出力部60に送出する。エンコーダ部52は、DSPの演算処理により実現され、後述する入力部70から入力される音声データを、制御部10からの制御によって所望の符号化を行う。また、音声再生部とは、少なくとも制御部10および音声制御部50からなる。
出力部60は、音声制御部50より送出された音声データを、制御部10の制御によって所定のレベルの音声信号として、外部に出力する。出力部60は、DAC(Digital Analog Converter)61、出力増幅部62を備える。さらに出力部60は、図示しない外部出力端子としてのヘッドフォン端子やスピーカ端子、または携帯型装置100に装着される図示しないスピーカを備えてもよい。
出力部60においてDAC61は、音声制御部60から送出されたデジタル信号である音声データをアナログ信号である音声信号に変換する。出力増幅部62はオペアンプや電子ボリューム回路等を備え、DAC61から送出された音声信号が、操作部30によってユーザに指示された所望の出力レベルの音声信号となるように、制御部10の制御に基づき増幅する。
また、出力部60が外部出力端子である場合、外部出力端子に図示しないヘッドフォンや接続コードを介した外部出力装置などの音声再生装置が接続されたことを制御部10が検出可能としている。具体的には、出力部60が備える外部出力端子がステレオミニジャックである場合、ステレオミニジャックにヘッドフォンや接続コード等が接続されることによって、ステレオミニジャックを構成している端子の接地など端子の電圧変動を制御部10が検出する。
また、出力部60は音声制御部50から送出された音声データを、DAC61および出力増幅部62を介さずにデジタル信号の状態で出力するデジタル出力端子であってもよい。
入力部70は、外部からの音声信号を入力する。入力部70は入力増腹部71、ADC(Analog Digital Converter)72を備える。さらに入力部70は、図示しない外部入力端子としての各種端子やマイクロフォンを備えていてもよい。
入力部70において入力増幅部71はオペアンプ等であり、外部から入力された音声信号制御部10の制御に基づき所定のレベルまで増幅する。ADC72は、入力増幅部から送出された音声信号をデジタル信号である音声データに変換する。また、入力部70は、入力増幅部71およびADC72を介さずにデジタル信号を入力するデジタル入力端子であってもよい。また、入力部70が備える外部入力端子は、出力部60が備える外部出力端子と共通であってもよい。
GPS受信部80は、複数GPS衛星からの信号を受信する。GPS受信部80によって受信した信号は、受信した信号に含まれる時刻情報の時間差情報を制御部10によって演算することにより、携帯型装置100の現在位置を検出する。GPS情報取得部とは、GPS受信部80および制御部10からなる。
バッテリ部90は、携帯型装置100に内蔵され、または着脱可能に内蔵される充電可能な蓄電池であり、例えばリチウムイオン電池等により構成される。バッテリ部90は、後述するDC−DC変換部91を介して携帯型装置100の各部に供給される電力を蓄え、例えば3.7V等の公称電圧、1000mAh以上の公称容量を有する直流電源である。
DC−DC変換部91は、バッテリ部90から供給される電力を、携帯型装置100の各部に適切な電圧となるよう昇圧または降圧を行う。DC−DC変換部91は、図示しないスイッチング素子等を備え、スイッチング素子によるスイッチング周波数やスイッチングパルス幅の制御によって所望の直流電圧を生成する。DC−DC変換部91は、制御部の制御によってスイッチング素子の動作を切り換えることにより実現するPWM制御部92とPFM制御部93とを備える。
PWM制御部92によって行われるPWM制御方式とは、スイッチング素子によるスイッチング周波数を固定とし、スイッチングパルス幅を可変する制御方式である。PWM制御方式の特徴としては、PFM制御方式に比して出力電圧におけるリップル成分が小さく、スイッチング周波数が固定であるために、スイッチング周波数に起因して発生するノイズの対策が容易である。
PFM制御部93によって行われるPFM制御方式とは、スイッチング素子によるスイッチングパルス幅を一定として、スイッチング周波数を可変とする制御方式である。PFM制御方式の特徴としては、PWM制御方式に比して回路構成が簡単であり消費電流が少ないという点があるが、リップル成分が大きく、スイッチング周波数が可変であるために、ノイズ対策が困難である。
<第1の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第1の実施例に係る動作について、図2および図3に基づき説明する。図2は本発明における第1の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図3は携帯型装置100におけるPWM/PFM自動モードの動作を表すフローチャートである。なお、第1の実施例から第4の実施例においては、携帯型装置100は入力部70およびGPS受信部80を備えなくてもよい。
図2において、携帯型装置100の電源が入れられることによって、制御部10の制御が開始する(ステップS1)。ステップS1において携帯型装置100の電源が入れられると、バッテリ部90からの電力がDC−DC変換部91を介して各部に供給されるが、その際は制御部10が各部の負荷状態を監視し、負荷に応じてPWM制御方式とPFM制御方式を切り換えるPWM/PFM自動モードでDC−DC変換部91が動作する(ステップS2)。
ステップS2におけるPWM/PFM自動モードの処理について、図3により説明する。ここで説明するPWM/PFM自動モードの処理は、ステップS2に限らず、ステップS6、図4および図5におけるステップS24、図6におけるステップS42も共通である。
先ず、制御部10は携帯型装置100の各部に用いられている電力を監視し、負荷が所定値以下であるか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10において負荷が所定値以下であると判断した場合(ステップS10:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPFM制御部93を動作させる(ステップS11)。この動作をPFM制御モードとする。
ステップS10において負荷が所定値以下ではないと判断した場合(ステップS10:No)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部91を動作させる(ステップS12)。この動作をPWM制御モードとする。ステップS11およびステップS12のいずれの制御モードであっても、制御部10は逐次負荷を監視することにより制御モードを切り換える(ステップS10)。
なお、PWM/PFM自動モードにおいては、設定されている所定値近傍での頻繁な制御モード切り換えを防止するために、ある程度のヒステリシス特性を持たせたり、短時間の負荷変動では制御モードが切り替わらないような処理も併用され、これらを含めてPWM/PFM自動モードとする。
図2に戻り、ステップS2において、PWM/PFM自動モードによるDC−DC変換部91の動作中において、制御部10は音声コンテンツの再生が開始されたか否かを判断する(ステップS3)。ここでいう音声コンテンツの再生開始とは、ユーザによる操作部30の操作によって、記憶部40に記憶されている音声コンテンツのデータが選択された上で、ユーザによる操作部30の操作によって再生が開始される動作である。ここでいう音声コンテンツとは、例えばMP3(MPEG Audio Layer-3)形式やWAV形式など、映像や画像を伴わない音声のみからなる各種形式のコンテンツデータである。
ステップS3において、音声コンテンツの再生が開始されたと判断した場合は(ステップS3:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部92のみを動作させる(ステップS4)。これをPWM制御固定モードとし、携帯型装置100の負荷状態によらず、PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行う。
ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS5)。ここでいう音声コンテンツの再生終了とは、ユーザによる操作部30の操作により再生中の音声コンテンツの停止操作が行われることに加えて、再生中の音声コンテンツが終了することによる再生の終了も含まれる。この場合、音声コンテンツがプレイリスト再生やアルバム再生等複数の音声コンテンツを連続して再生する場合、複数の音声コンテンツの再生を終了した時点で再生終了とする。
ステップS5の判断においては、ユーザによる音声コンテンツ停止操作後、または音声コンテンツの再生終了後、直ぐに他の音声コンテンツが選択されて再生されることも多いことから、音声コンテンツの再生が終了してから所定時間経過した状態を、ステップS5における音声コンテンツ再生終了の判断タイミングとしてもよい。
ステップS5において、音声コンテンツの再生が終了されていないと判断した場合は(ステップS5:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されるまでステップS5の処理を繰り返す(ステップS5)。ステップS5において、音声コンテンツの再生が終了されたと判断した場合は(ステップS5:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS6)。
ステップS6において、PWM/PFM自動モードでの動作中、制御部10は携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。また、ステップS3において音声再生コンテンツの再生が開始されていないと判断した場合も(ステップS3:No)、ステップS7に遷移して携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7における携帯型装置100の電源OFFとは、ユーザが操作部30を操作することによって、携帯型装置100の電源をOFFとする操作を行うことである。この場合、携帯型装置100の電源がOFFとなると制御部10も動作しないため、実質的には制御部10はステップS7において制御部10は携帯型装置100が動作している場合は(ステップS7:No)携帯型装置100の電源はOFFとされていないとして、ステップS3に推移し、音声コンテンツの再生が開始されたか否かを判断する(ステップS3)。ステップS7において音声再生装置の電源がOFFとなった場合(ステップS7:Yes)、本処理は終了する。
このような処理によって、音声コンテンツが再生されている期間におけるDC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作し、音声コンテンツが再生されていない期間はPWM/PFM自動モードで動作する。このため、携帯型装置100は、音声コンテンツが再生されていない期間は負荷に応じて適切なDC−DC変換制御がなされるとともに、音声コンテンツの再生期間中はノイズ等の少ない高品質な再生を行うことができる。
<第2の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第2の実施例に係る動作について、図4に基づき説明する。図4は本発明における第2の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図2と共通する動作については同一番号として説明は省略する。
ステップS3において、制御部10が音声コンテンツの再生が開始されたと判断した場合は(ステップS3:Yes)、制御部10は再生中の音声コンテンツの再生音量が所定以上であるか否かを判断する(ステップS20)。ここでいう所定以上の再生音量とは、出力増幅部62において予め設定された以上の増幅率での出力がなされているか否かの判断であり、ユーザが操作部30を操作することによって調整した再生音量に対して判断を行う。
具体的には、出力部60が備えている図示しない電子ボリューム回路が、操作部30による音量操作に基づき、最大音量0dBから4dBステップで最小音量となるように制御部10により制御される場合、一例として−40dBより小さい減衰量である場合に、音声コンテンツの再生音量が所定以上であると判断する。効果的な減衰量の閾値としては、音声コンテンツの無音区間においてPFM制御に基づくデジタルノイズや他のデジタルノイズが認識できるような音量以上である。この減衰量は予め設定されていてもよく、ユーザにより変更可能であってもよい。さらには、出力部60に接続される図示しないヘッドフォンのインピーダンスによって変更可能としてもよい。
ステップS20において、音声コンテンツの再生音量が所定以上ではないと判断した場合(ステップS20:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS21)。音声コンテンツの再生終了とは前述したステップS5の判断と同一であり、ステップS21において音声コンテンツの再生が終了されていないと判断した場合は(ステップS21:No)、ステップS20に遷移し制御部10は再度音声コンテンツの再生音量が所定以上であるか否かを判断する(ステップS20)。これにより、PWM/PFM自動モードで音声コンテンツの再生が継続されている間、ユーザによる操作部30の操作によって音声コンテンツの再生音量が変動した場合にも対応する。
ステップS20において、音声コンテンツの再生音量が所定以上であると判断した場合(ステップS20:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部92のみを動作させる(ステップS4)。
ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は音声コンテンツの再生音量が所定以上であるか否かを判断する(ステップS22)。ステップS22における判断はステップS20における判断と同一であり、ステップS22において、音声コンテンツの再生音量が所定以上であると判断した場合(ステップS22:Yes)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23における判断はステップS21における判断と同一である。ステップS23において音声コンテンツの再生が終了されたと判断した場合(ステップS23:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS6)。
さらにステップS20において再生音量が所定以上であると判断した場合(ステップS20:Yes)、音声コンテンツの再生が開始されたときに設定されていた音量がユーザの望まない大きな再生音量であったときなどは、ユーザは音声コンテンツの再生が開始されたあと、直ぐに操作部30を操作して再生音量を下げることがある。このため、ステップS4に推移する前に所定の時間待機してもよい。所定の時間とは例えば5秒であり、5秒以内に所定の音量以上から所定の音量以下に操作された場合は、ステップS20においては所定の音量以上ではないと判断してもよい。
ステップS22において、音声コンテンツの再生音量が所定以上ではないと判断した場合(ステップS22:No)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS24)。ステップS22およびステップS23の処理によって、PWM制御固定モードで音声コンテンツの再生が継続されている間、ユーザによる操作部30の操作によって音声コンテンツの再生音量が変動した場合にも対応する。
ステップS24において、PWM/PFM自動モードでの動作中、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS25)。ステップS25の判断もステップステップS21における判断と同一であり、ステップS25において、音声コンテンツの再生が終了されたと判断した場合は(ステップS25:Yes)、ステップS7に遷移して、制御部は携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS25において、音声コンテンツの再生が終了されていないと判断した場合は(ステップS25:No)、ステップS20に遷移して、制御部は再度音声コンテンツの再生音量が所定以上であるか否かを判断する(ステップS20)。
このような処理によって、音声コンテンツが再生されている期間であって、音声コンテンツが所定以上の音量で再生されている場合には、DC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作する。このため、携帯型装置100は、出力部60における音声出力にデジタルノイズが確認できない音量である場合は、負荷に応じて適切なDC−DC変換制御がなされるとともに、デジタルノイズの影響が確認できるような音量である場合は、ノイズ等の少ない高品質な再生を行うことができる。
<第3の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第3の実施例に係る動作について、図5に基づき説明する。図5は本発明における第3の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図2および図3と共通する動作については同一番号として説明は省略する。
ステップS3において、制御部10が音声コンテンツの再生が開始されたと判断した場合は(ステップS3:Yes)、制御部10は再生中の音声コンテンツが所定以上の音質であるか否かを判断する(ステップS30)。ここでいう所定以上の音質の音声コンテンツとは、音声コンテンツにおいて高い音質が求められるために指定されたデータ形式の音声コンテンツである。具体的には、音声コンテンツを構成するファイル形式がWAV形式などの非圧縮音声データである場合や、ファイル形式がMP3である場合でビットレートが128kbps以上である場合などである。
ステップS3における判断は、制御部10により再生される音声コンテンツの拡張子や音声コンテンツファイルにおけるヘッダ情報などの属性情報等に基づき判断する。
ステップS30において、音声コンテンツが所定以上の音質ではないと判断した場合は(ステップS30:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS21)。この場合、PWM/PFM自動モードで音声コンテンツの再生が継続されている間、音声コンテンツの再生が継続されていても、再生対象となる音声コンテンツのファイルが切り替わることによって、音声コンテンツの音質が変化する場合にも対応する。
ステップS30において、音声コンテンツが所定以上の音質であると判断した場合は(ステップS30:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部91のみを動作させる(ステップS4)。ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は音声コンテンツが所定以上の音質であるか否かを判断する(ステップS31)。これにより、PWM制御固定モードで音声コンテンツの再生が継続されていても再生対象となる音声コンテンツのファイルが切り替わることによって、音声コンテンツの音質が変化する場合にも対応する。
このような処理によって、音声コンテンツが再生されている期間であって、音声コンテンツが所定以上の音質である場合には、DC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作する。このため、携帯型装置100は、音声コンテンツが出力部70における音声出力にデジタルノイズが容認できる音質である場合は、負荷に応じて適切なDC−DC変換制御がなされるとともに、デジタルノイズの影響をできるだけ受けたくない音質の音声コンテンツである場合は、ノイズ等の少ない高品質な再生を行うことができる。
<第4の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第4の実施例に係る動作について、図6に基づき説明する。図6は本発明における第4の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図2と共通する動作については同一番号として説明は省略する。
ステップS3において、制御部10が音声コンテンツの再生が開始されたと判断した場合は(ステップS3:Yes)、制御部10は出力部70に図示しない外部音声再生部が接続されているか否かを判断する(ステップS40)。ここでいう外部音声再生部とは、出力部70がヘッドフォン等を接続するステレオミニジャックであった場合、出力部70に例えば図示しないヘッドフォン若しくは他のオーディオ装置と接続するステレオミニプラグコードである。
ステップS40において、外部音声再生部が接続されたと判断した場合(ステップS40:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部92のみを動作させる(ステップS4)。ステップS40において、外部音声再生部が接続されていないと判断した場合(ステップS40:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了したか否かを判断する(ステップS43)。
ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は外部音声再生部の接続が解除されたか否かを判断する(ステップS41)。ステップS41において外部音声再生部の接続が解除されていないと判断した場合(ステップS41:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了したか否かを判断する(ステップS5)。ステップS41において外部音声再生部の接続が解除されたと判断した場合(ステップS41:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS42)。
ステップS42において、PWM/PFM自動モードでの動作中、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されたか否かを判断する(ステップS43)。ステップS43において、音声コンテンツの再生が終了されていないと判断した場合(ステップS43:No)、制御部10は音声コンテンツの再生が終了されるまで待機し、音声コンテンツの再生が終了されたと判断した場合(ステップS43:Yes)、制御部10は、携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。
このような処理によって、音声コンテンツが再生されている期間であって、出力部70に外部音声再生部が接続されている場合には、DC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作する。このため、出力部70に接続される外部音声再生部が、例えば図示しないヘッドフォンである場合は、音声コンテンツが再生されている場合であってもヘッドフォンが接続されていない場合は、ユーザが実際に音声コンテンツを聴取していないため、ヘッドフォンが接続されている期間のみPWM制御固定モードで動作する。したがって、実際にユーザがヘッドフォンを用いて音声コンテンツを聴取しているときは、ノイズ等の少ない高品質な再生を行うことができる。
さらに、出力部70に接続される外部音声再生部の例としては図示しないステレオミニプラグコード等がある。この場合、出力部70から出力される音声信号は、ステレオミニプラグコードによって接続される、例えば図示しない据え置き型オーディオ装置や車載オーディオ装置より出力される。このため、ポータブル型の装置である携帯型装置100より音声出力レベルが大きく、再生帯域も広い外部のオーディオ装置に対してもノイズ等の少ない高品質な音声コンテンツを供給できる。
<第5の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第5の実施例に係る動作について、図7に基づき説明する。図7は本発明における第5の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図1と共通する動作については同一番号として説明は省略する。なお、第5の実施例においては、携帯型装置100はGPS受信部80を備えなくてもよい。
図7におけるステップS2において、PWM/PFM自動モードでの動作中、制御部10は音声の録音が開始されたか否かを判断する(ステップS50)。ここでいう音声の録音とは、ユーザによる操作部30の操作によって、入力部70より入力される音声信号、または入力部に備えられている図示しないマイクロフォンや入力部に備えられている図示しない入力端子に接続されたマイクロフォン等からの音声信号を、制御部10の制御によってエンコーダ部52において符号化し、記憶部40に記憶する動作である。
ステップS50において、録音が開始されたと判断した場合は(ステップS50:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部92のみを動作させる(ステップS4)。ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は録音が終了したか否かを判断する(ステップS51)。ステップS50において、録音が開始されていないと判断した場合は(ステップS51:No)、ステップS7に推移し携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS51において、録音が終了されていないと判断した場合は(ステップS51:No)、録音が終了されるまでステップS51の処理を繰り返す(ステップS51)。ステップS51において、録音が終了されたと判断した場合は(ステップS51:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS6)。
このような処理によって、音声が録音されている期間におけるDC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作し、音声が録音されていない期間はPWM/PFM自動モードで動作する。このため、携帯型装置100は、音声が記録されている期間は負荷に応じて適切なDC−DC変換制御がなされるとともに、音声の記録期間中は記録する音声にノイズ等が混入することの少ない高品質な録音を行うことができる。
<第6の実施例>
次に、携帯型装置100における本発明の第6の実施例に係る動作について、図8に基づき説明する。図8は本発明における第6の実施例に係る携帯型装置100の動作を表すフローチャートであり、図1と共通する動作については同一番号として説明は省略する。なお、第6の実施例において、携帯型装置100は出力部60および入力部70を備えなくてもよい。
図8におけるステップS2において、PWM/PFM自動モードでの動作中、制御部10は現在位置情報の取得が開始されたか否かを判断する(ステップS60)。ここでいう現在位置情報の取得とは、携帯型装置100においてナビゲーション機能やログ機能が動作しているときに、制御部10が定期的にGPS受信部80を制御し、現在位置情報を取得する動作である。具体的には、GPS受信部80で受信した複数のGPS衛星からの電波に基づいて現在位置を演算により求める。
例えば、携帯型装置100においてナビゲーション機能が動作しているときは、制御部10は、ユーザによって設定された目的地情報およびGPS受信部80により取得した現在位置情報に基づき、例えば記憶部40に記憶されている地図データとともに表示部20にルート案内画面を表示する。また、携帯型装置100においてログ機能が動作しているときは、制御部10は定期的にGPS受信部80より取得した現在位置情報に加えて、例えば現在時刻情報や必要に応じて各種機能の動作情報を記憶部40に記憶する。
ステップS60において、現在位置の取得が開始されたと判断した場合は(ステップS60:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM制御部92のみを動作させる(ステップS4)。ステップS4において、PWM制御固定モードで動作中、制御部10は現在位置の取得が終了されたか否かを判断する(ステップS61)。ステップS60において、現在位置の取得が開始されていないと判断した場合は(ステップS61:No)、ステップS7に推移し携帯型装置100の電源がOFFとなったか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS61において、現在位置の取得が終了されていないと判断した場合は(ステップS61:No)、現在位置の取得が終了されるまでステップS61の処理を繰り返す(ステップS61)。ステップS61において、現在位置の取得が終了されたと判断した場合は(ステップS61:Yes)、制御部10はDC−DC変換部91を制御してPWM/PFM自動モードでの制御を行う(ステップS6)。
このような処理によって、現在位置の取得が行われている期間におけるDC−DC変換部91はPWM制御固定モードで動作し、現在位置の取得が行われていない期間はPWM/PFM自動モードで動作する。このため、携帯型装置100は、GPS受信部80が受信するGPS信号のような高周波信号の処理において、リップル成分やノイズの影響を受けず、誤動作の少ない動作を行うことができる。
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更可能である。例えば、第5の実施例における録音の対象として、図示しないマイクロフォンや外部から入力された音声信号の例として記載したが、携帯型装置100は例えばラジオチューナやTVチューナを備え、これら各チューナからの音声や映像を記録する場合において同様の制御を行ってもよい。また、各実施の形態を各々組み合わせて実施してもよい。
10:制御部、20:表示部、30:操作部、40:記憶部、50:音声制御部、60:出力部、70:入力部、80:GPS受信部、90:バッテリ部、91:DC−DC変換部、100:携帯型装置

Claims (8)

  1. 装置に電力を供給するバッテリ部、
    前記バッテリ部からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部、
    前記装置において音声コンテンツの再生に係る動作を行う音声再生部
    前記DC−DC変換部におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記音声再生部によって音声コンテンツが再生されていると判断したときは、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部、
    を備えることを特徴とする携帯型装置。
  2. 前記制御部は、前記音声再生部によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記音声コンテンツが所定以上の音量で再生されていると判断したときは、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する、
    請求項に記載の携帯型装置。
  3. 前記制御部は、前記音声再生部によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記音声コンテンツが非圧縮形式または圧縮形式で所定以上のビットレートであると判断した場合は、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する、
    請求項またはに記載の携帯型装置。
  4. 前記音声再生部により再生された音声コンテンツを外部音声再生部に接続するための出力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記音声再生部によって音声コンテンツが再生されていると判断し、且つ前記出力部に前記外部音声再生部が接続されていると判断した場合は、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する、
    請求項からのいずれか1項に記載の携帯型装置。
  5. 装置に電力を供給するバッテリ部、
    前記バッテリ部からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部、
    外部からの音声信号を入力する入力部、
    前記装置において前記入力部に入力された音声信号を音声データとして記録する音声記録部、
    前記DC−DC変換部におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記音声記録部が音声データの記録が行われている判断したときは、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部、
    を備えることを特徴とする携帯型装置。
  6. 装置に電力を供給するバッテリ部、
    前記バッテリ部からの電力を、PWM制御方式およびPFM制御方式によるDC−DC変換制御を行うDC−DC変換部、
    前記装置における、現在位置情報を取得するGPS情報取得部、
    前記DC−DC変換部におけるDC−DC変換制御を、前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記GPS情報取得部が装置の現在位置を取得していると判断したときは、前記DC−DC変換部によるDC−DC変換制御を、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うように制御する制御部、
    を備えることを特徴とする携帯型装置。
  7. 装置に電力を供給するバッテリ部からの電力を、装置に供給する電力の負荷に応じてPWM制御方式およびPFM制御方式を切り換えるDC−DC変換制御を行うステップ、
    前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記装置における音声コンテンツの再生に係る動作を行う音声再生部によって音声コンテンツが再生されていると判断したときは、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うステップ、
    を備えることを特徴とする携帯型装置の制御方法。
  8. 装置に電力を供給するバッテリ部からの電力を、装置に供給する電力の負荷に応じてPWM制御方式およびPFM制御方式を切り換えるDC−DC変換制御を行うステップ、
    前記装置に供給する電力の負荷に応じて前記PWM制御方式と前記PFM制御方式を切り換える制御を行うとともに、前記装置における外部からの音声信号を音声データとして入力する音声記録部によって音声データの記録が行われていると判断したときは、前記電力の負荷に係らず前記PWM制御方式によるDC−DC変換制御を行うステップ、
    を備えることを特徴とする携帯型装置の制御方法。
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