JP2008124736A - データ記録装置およびその制御方法、データ記録装置制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが操作することなく、ユーザ不在時に受信したデータの出力を可能とする。
【解決手段】録画装置11は、TV番組を受信し、受信したTV番組を記録することができる。録画装置11は、TV番組を受信するチューナ部22と、TV番組を出力するAV出力部23と、TV番組を記録する記録部24と、ユーザが携帯する携帯電話機と近距離無線通信を行う無線通信部25とを備える。通信状況検知部33にて検知された近距離無線通信の通信状況が、通信状態から非通信状態に遷移したと録画再生判断部34にて判断されると、記録制御部32の制御により、チューナ部22が受信したTV番組が記録部24に記録される。
【選択図】図1
【解決手段】録画装置11は、TV番組を受信し、受信したTV番組を記録することができる。録画装置11は、TV番組を受信するチューナ部22と、TV番組を出力するAV出力部23と、TV番組を記録する記録部24と、ユーザが携帯する携帯電話機と近距離無線通信を行う無線通信部25とを備える。通信状況検知部33にて検知された近距離無線通信の通信状況が、通信状態から非通信状態に遷移したと録画再生判断部34にて判断されると、記録制御部32の制御により、チューナ部22が受信したTV番組が記録部24に記録される。
【選択図】図1
Description
本発明は、データを受信し、受信したデータを記録可能なデータ記録装置に関するものである。特に、本発明は、放送されているテレビション(TV)番組を受信し、受信したTV番組を録画可能な録画装置に関するものである。
近時の録画装置では、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disk)などのランダムアクセス可能な記録媒体を利用して、受信したTV番組を録画しながら、録画したTV番組を再生する、いわゆる「追っかけ再生」を行うことが可能となっている(例えば、特許文献1参照)。このような録画装置を利用すれば、例えばTV番組の視聴中に急な用事(例えば電話、訪問者、便意など)が発生して、視聴を短時間中断しなければならない場合でも、上記用事が終了した後に、中断した時点からの視聴を直ちに再開することができる。
特開平6−245157号公報(1994年9月2日公開)
特開2005−223801号公報(2005年8月18日公開)
上記特許文献1では、視聴を中断したり、再開したりする場合、上記録画装置を遠隔操作するリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略称する。)などの操作手段を用いて、ユーザが上記録画装置を操作する必要がある。このように、視聴を中断したり再開したりするたびにユーザが上記録画装置を操作することは、ユーザにとって煩わしい。また、ユーザがつい操作し忘れて、ユーザ不在時の視聴ができなくなることがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが操作することなく、ユーザ不在時に受信したデータの出力を可能とするデータ記録装置などを提供することにある。
本発明に係るデータ記録装置は、データを受信し、受信したデータを記録可能なデータ記録装置であって、上記課題を解決するために、前記データを受信する受信部と、前記データを出力する出力部と、前記データを記録する記録部と、外部の通信装置と近距離無線通信を行う無線通信部と、前記近距離無線通信の通信状況を検知する通信状況検知手段と、前記通信状況が通信状態から非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御する記録制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るデータ記録装置の制御方法は、データを受信し、受信したデータを記録可能なデータ記録装置であって、前記データを受信する受信部と、前記データを出力する出力部と、前記データを記録する記録部と、外部の通信装置と近距離無線通信を行う無線通信部とを備えるデータ記録装置の制御方法であって、上記課題を解決するために、前記近距離無線通信の通信状況を検知する通信状況検知ステップと、前記通信状況が通信状態から非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御する記録制御ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成および方法によると、外部の通信装置との近距離無線通信の通信状況が、通信状態から非通信状態に遷移した場合に、受信部が受信したデータを記録部に記録するように制御している。ここで、外部の通信装置をユーザが携帯しており、上記ユーザがデータ記録装置から離れたとすると、上記通信状況が通信状態から非通信状態に遷移することになり、受信部が受信したデータが記録部に記録されることになる。
したがって、ユーザがデータ記録装置から離れて不在となったときに受信したデータは、ユーザが何らかの操作を行うことなく、記録部に記録されているので、後で記録部から読み出して出力することが可能となる。
本発明に係るデータ記録装置では、前記通信状況が通信状態である場合、前記受信部が受信したデータを前記出力部に出力するように制御する出力制御手段をさらに備えることが好ましい。この場合、ユーザがデータ記録装置の近くに位置することになるので、出力部が出力したデータ、すなわち受信部が受信したデータを直ちに参照することができる。
本発明に係るデータ記録装置では、前記通信状況が非通信状態から通信状態に再び遷移した場合に、前記記録部に記録したデータを出力するように前記出力部を制御する出力制御手段をさらに備えることが好ましい。この場合、ユーザがデータ記録装置の近くに戻ってくると、記録されたデータが出力部から出力されるので、ユーザが不在時に受信したデータを直ちに参照することができる。
また、受信部が受信したデータが記録されつつ、記録部に記録されたデータが出力されるので、ユーザが戻ってきた時点以降に受信部が受信したデータを確実に参照することができる。
ところで、近距離無線通信の通信状況が通信良好な状態から突然非通信状態になる場合は、外部の通信装置の動作、または該装置の近距離無線通信機能が停止した可能性が高い。この場合、ユーザが上記外部の通信装置を携帯していたとしても、もはやユーザの位置を把握することができない。
そこで、本発明に係るデータ記録装置では、前記記録制御手段は、前記通信状況が通信良好状態から通信悪化状態を経て非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御することが好ましい。この場合、ユーザが離れていき、不在となることを確実に判断することができる。
本発明に係るデータ記録装置は、テレビジョン信号を受信し、受信したテレビジョン信号、または該テレビジョン信号を処理した映像音声データを記録可能な録画装置であることが好ましい。これにより、ユーザ不在時に放送されたTV番組を、ユーザが何ら操作を行うことなく記録部に記録されているので、後で記録部から再生して視聴することができる。
なお、上記データ記録装置の各手段を、データ記録装置制御プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記データ記録装置制御プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記データ記録装置制御プログラムを実行させることができる。
以上のように、本発明に係るデータ記録装置は、外部の通信装置との近距離無線通信の通信状況が、通信状態から非通信状態に遷移した場合に、受信部が受信したデータが記録部に記録されるので、上記外部の通信装置を携帯するユーザがデータ記録装置から離れて不在となったときに受信したデータは、ユーザが何らかの操作を行うことなく、記録部に記録され、後で記録部から読み出して出力することが可能となる。
本発明の一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図2は、本実施形態の視聴システムの概要を示している。図示のように、視聴システム10は、録画装置(データ記録装置)11、表示装置12、および携帯電話機(外部の通信装置)13を備える構成である。
録画装置11は、TV番組のTV信号を外部から受信し、受信したTV信号をランダムアクセス可能な記録媒体に記録するものである。また、録画装置11は、受信または記録したTV信号を表示装置12に出力する。
表示装置12は、録画装置11からのTV信号に基づいて、TV映像を表示し、TV音声を出力するものである。これにより、ユーザUはTV番組を視聴することができる。なお、表示装置12としては、現在市販されている一般的なTV受像機を利用することができるので、本願では表示装置12の詳細な説明は省略する。また、録画装置11および表示装置12は一体の構成であってもよい。
携帯電話機13は、無線を利用した携帯可能な電話機である。なお、携帯電話機13は、後述の近距離無線通信機能を有する以外は、現在市販されている一般的な携帯電話機と同様の構成であるので、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、録画装置11および携帯電話機13は、近距離無線通信機能を有している。近距離無線通信の例としては、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)、UWB(Ultra WideBand)、無線LAN(IEEE802.11)などが挙げられる。また、データ伝送媒体の例としては、音波、光、電波などが挙げられる。しかしながら、赤外線などの光を利用する場合、照射方向を送信先の受光部に合わせる必要があるので、データ伝送媒体としては電波が望ましい。
一般に、部屋でTV番組を視聴するユーザUは、表示装置12から2〜4m離れた位置でTV番組を視聴する。また、録画装置11は表示装置12付近に配置される。したがって、本実施形態では、録画装置11と携帯電話機13との近距離無線通信は、通信可能範囲が約5mであることが望ましい。
本実施形態では、ユーザUがTV番組を視聴している間、録画装置11はユーザUの携帯電話機13と近距離無線通信を行っている。そして、急な用事のため、ユーザUが表示装置12および録画装置11から離れることにより、録画装置11と携帯電話機13との近距離無線通信が不能になると、録画装置11は、表示装置12へのTV信号の出力を中止し、受信したTV信号の記録媒体への記録を開始する。
その後、上記用事が終了して、ユーザUが表示装置12および録画装置11に近付くことにより、録画装置11と携帯電話機13との近距離無線通信が再び可能になると、録画装置11は、受信したTV信号を記録媒体へ記録すると共に、記録されたTV信号を再生して、表示装置12に出力する「追っかけ再生」を行う。
したがって、本実施形態の視聴システム10では、ユーザUが録画装置11から離れて不在となったときに受信したTV番組は、ユーザUが何らかの操作を行うことなく、記録部24に記録されているので、後で記録部24から再生することにより、ユーザが視聴することができる。
次に、録画装置11の詳細について、図1、図3、および図4を参照して説明する。図3は、録画装置11の概略構成を示している。図示のように、録画装置11は、制御部20、チューナ部(受信部)22、AV出力部(出力部)23、記録部24、無線通信部25、操作部26、および無線通信用アンテナ27を備える構成である。
制御部20は、録画装置11内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部20の機能は、例えばRAM(random access memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。なお、制御部20の詳細は後述する。
チューナ部22は、外部からの所望のチャンネルのTV信号を選択して受信するものである。チューナ部22は、受信したTV信号を制御部20に送信する。なお、TV信号は無線で受信してもよいし、有線で受信してもよい。また、TV信号は、アナログ信号でもよいし、デジタル信号でもよい。
AV出力部23は、制御部20から受信したTV信号を表示装置12などの外部装置に出力するものである。なお、AV出力部23は、TV信号を外部装置に有線で出力してもよいし、無線で出力してもよい。また、AV出力部23は、出力形式に対応して、TV信号を変換してもよい。
記録部24は、制御部20からのTV信号などの情報を記録媒体に記録すると共に、記録媒体に記録された情報を再生して制御部20に送信するものである。本実施形態では、上述の追っかけ再生を行うため、ランダムアクセス可能な記録媒体が利用される。このような記録媒体の例としては、ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどが挙げられる。
無線通信部25は、制御部20から受信したデータを近距離無線送信に適した形式に変換し、変換した無線信号を、無線通信用アンテナ27を介して外部に送信するとともに、外部から無線通信用アンテナ27を介して受信した無線信号を元の形式に変換し、変換したデータを制御部20に送信するものである。具体的には、無線通信部25では、データの変復調処理、RF(Radio Frequency)処理などが行われる。
操作部26は、録画装置11の表面に設けられた操作ボタンなどの入力デバイスをユーザUが操作することにより、操作データを作成して制御部20に送信するものである。入力デバイスとしては、ボタンスイッチの他にタッチパネルなどが挙げられる。
なお、操作部26は、リモコンとして録画装置11の外部に設けることもできる。この場合、録画装置11には、リモコンからの赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号を電気信号に変換して制御部20に送信する受光部を設ければよい。また、携帯電話機13が赤外線リモコン機能を有する場合、上記リモコンの代わりに携帯電話機13を利用することができる。また、携帯電話機13が近距離無線通信機能を介して録画装置11を遠隔操作してもよい。この場合、上記受光部を設ける必要がない。
なお、録画装置11は、受信したTV信号に対し、映像処理および音声処理を施して、映像信号および音声信号を生成してもよい。この場合、AV出力部23は、映像信号および音声信号を別々の通信経路で外部装置に送信することになる。
次に、録画装置11における制御部20の詳細について図1に基づいて説明する。図1は、制御部20の概略構成を示している。図示のように、制御部20は、出力制御部(出力制御手段)31、記録制御部(記録制御手段)32、通信状況検知部(通信状況検知手段)33、および録画再生判断部(記録制御手段)34を備える構成である。
通信状況検知部33は、無線通信部25と携帯電話機13との通信状況を検知するものである。具体的には、通信状況検知部33は、無線通信部25に携帯電話機13との近距離無線通信を定期的に行わせることにより、無線通信部25と携帯電話機13とが通信可能状態にあるか通信不能状態にあるかを検知するものである。通信状況検知部33は、検知結果を録画再生判断部34に通知する。
録画再生判断部34は、通信状況検知部33からの検知結果に基づいて、チューナ部22からのTV信号を、そのまま出力するか、録画するか、或いは、追っかけ再生するかを判断するものである。録画再生判断部34は、判断結果を出力制御部31および記録制御部32に通知する。
出力制御部31は、TV信号を、AV出力部23を介して外部装置に出力するか否かを制御するものである。具体的には、出力制御部31は、録画再生判断部34からの判断結果に基づき、チューナ部22から受信したTV信号をAV出力部23に送信するか、記録部24から記録制御部32を介して受信したTV信号をAV出力部23に送信するか、或いは、TV信号のAV出力部23への送信を中止するものである。
記録制御部32は、記録部24に対して、情報の記録および再生を指示するものである。具体的には、記録制御部32は、録画再生判断部34からの判断結果に基づき、チューナ部22から受信したTV信号を記録媒体に記録する、かつ/または、記録媒体に記録したTV信号を再生することを記録部24に指示する。記録制御部32は、再生された記録制御部32を出力制御部31に送信する。
上記構成の録画装置11における処理動作について図4を参照して説明する。図4は、録画装置11の制御部20が行う処理動作を示している。
図4に示されるように、まず、制御部20は、ユーザUがTV番組を視聴しているか、すなわち、チューナ部22が受信したTV信号をAV出力部23が出力しているかを判断する(ステップS11(以下「S11」と略称することがある。他のステップについても同様である。))。該当する場合にはステップS12に進み、該当しない場合には処理動作を終了する。
ステップS11に該当しない場合の一例としては、操作部26の操作により、ゲーム機やデジタルカメラなどの外部装置から外部接続端子(図示せず)を介して受信したAV信号をAV出力部23が出力する場合が挙げられる。その他の例としては、記録部24に記録されたTV番組であって、過去に放送されたTV番組を再生する場合などが挙げられる。これらの場合は、上記外部装置または録画装置11の動作を一時停止すればよく、追っかけ再生を行う必要がないので、処理動作を終了している。
ステップS12において、通信状況検知部33は、無線通信部25と携帯電話機13との近距離無線通信が可能であるか否かを判断する。上記近距離無線通信が可能である場合(S12にてYES)、ステップS11に戻って上記処理動作を繰り返す。
一方、上記近距離無線通信が不能である場合(S12にてNO)、上記近距離無線通信が通信悪化後に通信不能となったかを通信状況検知部33が判断する(S13)。該当する場合には、ユーザUがTV番組の視聴を中断したと判断して、ステップS14に進む。一方、該当しない場合には処理動作を終了する。
ステップS13に該当しない場合の一例としては、ユーザUが携帯電話機13を所持していないなどにより、上記近距離無線通信が最初から不能である場合が挙げられる。また、その他の例としては、当初は上記近距離無線通信が可能であったが、ユーザUが携帯電話機13の電源をオフにしたり、近距離無線通信機能を使用不能にしたりすることにより、上記近距離無線通信が突然不能になった場合が挙げられる。これらの場合、録画装置11は、もはやユーザUの位置を認識できないので、処理動作を終了している。
ステップS14において、録画再生判断部34は、チューナ部22が受信しているTV番組が、録画不要の番組であるかを判断する。該当する場合には処理動作を終了し、該当しない場合にはステップS16に進む。ステップS14の判断処理は、例えば、ユーザUが録画装置11に予め設定した録画不要の番組に該当するか否かで判断してもよいし、ユーザUの視聴履歴を記憶しておき、該視聴履歴からユーザの嗜好する番組を判断し、この番組に該当しない場合に録画不要の番組と判断してもよい。
ステップS16において、録画再生判断部34が録画すべきと判断して、記録制御部32は、チューナ部22が受信しているTV信号の記録、すなわちTV番組の録画を開始する。なお、TV番組がCM(コマーシャル)中であれば、CM終了後から録画を開始してもよい。
また、出力制御部31は、AV出力部23を介して表示装置12にTV信号を出力することを中止する(S17)。これにより、消費電力を節約することができる。
次に、録画再生判断部34は、録画中のTV番組が終了したかを判断する(S18)。この判断処理を行うには、例えば、TV放送と同時に放送されるEPG(電子番組表)に含まれるTV番組の終了時刻を利用すればよい。上記TV番組が終了した場合、次のTV番組をユーザUが視聴するとは限らないので、記録制御部32が録画の終了処理を行い(S24)、その後、処理動作を終了する。
一方、上記TV番組が終了していない場合、通信状況検知部33は、無線通信部25と携帯電話機13との近距離無線通信が可能であるか否かを判断する(S19)。上記近距離無線通信が不能である場合(S19にてNO)、ステップS18に戻って上記処理動作を繰り返す。すなわち、TV番組が終了するか、或いは上記近距離無線通信が可能となるまで待機することになる。
一方、上記近距離無線通信が可能である場合(S19にてYES)、録画再生判断部34は、ユーザUがTV番組の視聴を再開できると判断して、記録制御部32は、録画処理を開始した時点からの追っかけ再生を開始する(S20)。また、出力制御部31は、記録部24から記録制御部32を介して受信したTV信号を、AV出力部23を介して表示装置12に出力する(S21)。これにより、ユーザUは、録画処理を開始した時点からのTV番組の視聴を再開できる。
次に、録画再生判断部34は、ユーザUが操作部26を介してチャンネル変更や入力切替を指示することにより、追っかけ再生中のTV番組の視聴を終了するか、或いは録画中のTV番組が終了するまで待機する(S22・S23)。そして、追っかけ再生中のTV番組の視聴を終了するか、或いは録画中のTV番組が終了すると、記録制御部32が録画の終了処理を行い(S24)、その後、処理動作を終了する。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、録画装置11が近距離無線通信を行う相手先として携帯電話機13を利用しているが、例えばPDA、ICタグ、車のエントリーキーなどのように、ユーザUが携帯でき、かつ録画装置11と近距離無線通信で通信可能な任意の通信装置を利用することができる。
また、上記実施形態では、TV番組を録画する録画装置11に本発明を適用しているが、例えば、ラジオ番組を録音する録音装置にも本発明を適用することができる。このように、本発明は、データを受信し、受信したデータを記録可能な任意のデータ記録装置に適用することができる。
ところで、記録部24は、記録媒体として半導体メモリとディスク記憶デバイスとを備えている場合ある。一般に、半導体メモリは、ディスク記憶デバイスに比べて記憶容量が小さいがアクセス速度が速い。そこで、ステップS16において、最初の数分間は、半導体メモリに記録することが望ましい。これにより、ユーザUが表示装置12および録画装置11から離れてから数十秒で戻ってきたときに、半導体メモリを用いて追っかけ再生を行うことができるので、ディスク記憶デバイスにおける機械的な動作を回避でき、ディスク記憶デバイスの耐用期間を延ばすことができる。
最後に、録画装置11の各ブロック、特に制御部20は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、録画装置11は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである録画装置11の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記録画装置11に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、録画装置11を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
以上のように、本発明は、ユーザが離れたときに、自動的に受信したデータを記録するので、録画装置だけでなく、録音装置にも適用でき、さらに、任意のデータ記録装置にも適用できる。
11 録画装置(データ記録装置)
12 表示装置
13 携帯電話機(外部の通信装置)
22 チューナ部(受信部)
23 AV出力部(出力部)
24 記録部
25 無線通信部
31 出力制御部(出力制御手段)
32 記録制御部(記録制御手段)
33 通信状況検知部(通信状況検知手段)
34 録画再生判断部(記録制御手段)
12 表示装置
13 携帯電話機(外部の通信装置)
22 チューナ部(受信部)
23 AV出力部(出力部)
24 記録部
25 無線通信部
31 出力制御部(出力制御手段)
32 記録制御部(記録制御手段)
33 通信状況検知部(通信状況検知手段)
34 録画再生判断部(記録制御手段)
Claims (8)
- データを受信し、受信したデータを記録可能なデータ記録装置であって、
前記データを受信する受信部と、
前記データを記録する記録部と、
前記データを出力する出力部と、
外部の通信装置と近距離無線通信を行う無線通信部と、
前記近距離無線通信の通信状況を検知する通信状況検知手段と、
前記通信状況が通信状態から非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御する記録制御手段とを備えることを特徴とするデータ記録装置。 - 前記通信状況が通信状態である場合、前記受信部が受信したデータを前記出力部に出力するように制御する出力制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
- 前記通信状況が非通信状態から通信状態に再び遷移した場合に、前記記録部に記録したデータを出力するように前記出力部を制御する出力制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
- 前記記録制御手段は、前記通信状況が通信良好状態から通信悪化状態を経て非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
- テレビジョン信号を受信し、受信したテレビジョン信号、または該テレビジョン信号を処理した映像音声データを記録可能な録画装置であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のデータ記録装置。
- 請求項1ないし5の何れか1項に記載のデータ記録装置を動作させるためのデータ記録装置制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのデータ記録装置制御プログラム。
- 請求項6に記載のデータ記録装置制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
- データを受信し、受信したデータを記録可能なデータ記録装置であって、前記データを受信する受信部と、前記データを出力する出力部と、前記データを記録する記録部と、外部の通信装置と近距離無線通信を行う無線通信部とを備えるデータ記録装置の制御方法であって、
前記近距離無線通信の通信状況を検知する通信状況検知ステップと、
前記通信状況が通信状態から非通信状態に遷移した場合に、前記受信部が受信したデータを前記記録部に記録するように制御する記録制御ステップとを含むことを特徴とするデータ記録装置の制御方法。
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