JP2012004810A - 記録再生表示装置 - Google Patents
記録再生表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012004810A JP2012004810A JP2010137442A JP2010137442A JP2012004810A JP 2012004810 A JP2012004810 A JP 2012004810A JP 2010137442 A JP2010137442 A JP 2010137442A JP 2010137442 A JP2010137442 A JP 2010137442A JP 2012004810 A JP2012004810 A JP 2012004810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- unit
- video
- program
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】ユーザが席を外している間に放送される番組を自動的に録画することができ、しかも、戻ってきたユーザが、自分が席を外している間に放送された番組を自動的に視聴することができる記録再生表示装置を提供する。
【解決手段】TV受像機2の制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果に基づいて、ユーザの在否を判定する。番組を視聴していたユーザが席を外した場合、録画部25が番組の映像を記録し、ユーザが戻ってきたとき、記録した番組の映像を録画部25が再生する。再生された映像は、表示部5の液晶表示パネル51に表示される。この結果、ユーザは、席を外す前に視聴していたTV番組の続きを、リモコン4を操作することなく、録画及び視聴することができる。
【選択図】図1
【解決手段】TV受像機2の制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果に基づいて、ユーザの在否を判定する。番組を視聴していたユーザが席を外した場合、録画部25が番組の映像を記録し、ユーザが戻ってきたとき、記録した番組の映像を録画部25が再生する。再生された映像は、表示部5の液晶表示パネル51に表示される。この結果、ユーザは、席を外す前に視聴していたTV番組の続きを、リモコン4を操作することなく、録画及び視聴することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像を記録、再生、及び表示する記録再生表示装置に関する。
TV(テレビジョン)受像機は、放送されているTV番組の映像を表示し、音声を出力する。
また、TV受像機には、記録再生装置が外付け又は内蔵されていることがある。記録再生装置は、放送されているTV番組の映像及び音声を記録(即ちTV番組を録画)し、記録した映像及び音声を再生する。
以下では、映像の表示、記録、及び再生について説明し、音声の出力、記録、及び再生については説明を省略する。
従来、ユーザが室外又は屋外等へ退出すると、電源がオン状態からスタンバイ状態に切り替わり、ユーザが室内又は屋内等へ進入すると、電源がスタンバイ状態からオン状態に切り替わるTV受像機が提案されている(特許文献1参照)。
また、TV受像機には、記録再生装置が外付け又は内蔵されていることがある。記録再生装置は、放送されているTV番組の映像及び音声を記録(即ちTV番組を録画)し、記録した映像及び音声を再生する。
以下では、映像の表示、記録、及び再生について説明し、音声の出力、記録、及び再生については説明を省略する。
従来、ユーザが室外又は屋外等へ退出すると、電源がオン状態からスタンバイ状態に切り替わり、ユーザが室内又は屋内等へ進入すると、電源がスタンバイ状態からオン状態に切り替わるTV受像機が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のTV受像機によれば、室内又は屋内等に存在するユーザは、TV受像機を手動で操作せずとも、TV番組を視聴することができる。また、退出時にユーザがTV受像機を操作せずとも、ユーザが不在の場合にTV番組の映像が無駄に表示されることがないため、省エネルギ(以下、省エネという)に寄与することができる。
ところで、TV番組の録画、又は録画されたTV番組の視聴を所望するユーザは、手動で記録再生装置を操作しなければならない。このため、放送されているTV番組の視聴中に止むを得ず席を外すような場合に、TV番組の続きを視聴したいユーザは、例えば記録再生装置のリモコン(リモートコントローラ)に設けられている録画ボタンを押圧操作してから席を外す。この後、戻ってきたユーザは、リモコンに設けられている再生ボタンを押圧操作することによって、録画されたTV番組、即ちTV番組の続きを視聴する。
しかしながら、例えば来客又は電話等による急な呼び出しに応じる場合に、手元にリモコンが見当たらないようなときには、リモコンを探し出して録画ボタンを押圧操作する時間的な余裕がないことがある。或いは、ユーザが録画ボタンをうっかり押圧操作し忘れることもある。こういった何らかの不都合が生じると、ユーザはTV番組の続きを視聴することができなくなるため、不便である。
また、TV番組の続きを録画することができていたとしても、戻ってきたユーザが、いちいち再生ボタンを押圧操作する必要があるため、面倒である。
また、TV番組の続きを録画することができていたとしても、戻ってきたユーザが、いちいち再生ボタンを押圧操作する必要があるため、面倒である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、ユーザが席を外した場合に番組の映像を記録し、記録した映像を、ユーザが戻ってきたときに再生して表示する構成とすることにより、ユーザが席を外した後で放送された番組を、戻ってきたユーザが自動的に視聴することができる記録再生表示装置を提供することにある。
本発明に係る記録再生表示装置は、映像を記録し、記録されている映像を再生する記録再生部と、該記録再生部が再生した映像、又は放送されている番組の映像を表示する表示部とを備える記録再生表示装置において、番組を視聴するユーザの在否を判定する在否判定手段と、前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったとき、前記記録再生部に前記番組の映像を記録させる記録制御手段と、該記録制御手段が前記記録再生部に前記番組の映像を記録させ始めた後で前記判定結果が再び存在に切り替わった場合、前記記録再生部に該記録再生部が記録した映像を再生させる再生制御手段と、該再生制御手段が前記記録再生部に前記記録した映像を再生させている場合に、前記表示部に前記再生した映像を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記記録再生部を複数備え、各記録再生部が予約録画するための録画予約情報を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている録画予約情報に基づいて、前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったときから所定時間以内に予約録画を開始すべき記録再生部を除く記録再生部を選択する選択手段とを更に備え、前記記録制御手段は、前記選択手段が選択した記録再生部に前記番組の映像を記録させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったときから、前記判定結果が再び存在に切り替わるまでの経過時間を計時する不在計時手段と、該不在計時手段の計時結果が所定時間より短いか否かを判定する短長判定手段と、該短長判定手段が短いと判定した場合に、前記記録した映像を消去させる短時間不在時消去手段とを更に備え、前記短長判定手段が短いと判定した場合、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させ、前記再生制御手段は、前記記録再生部に、前記記録した映像を再生させないようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記表示部が表示すべき映像として、前記記録再生部が再生する映像及び該映像以外の映像の何れか一方を選択するための選択操作部と、該選択操作部が操作された場合に、選択された映像を前記表示部に表示させる選択制御手段と、前記再生制御手段が前記記録再生部に前記記録した映像を再生させている場合に、前記記録再生部が再生する映像以外の映像を前記表示部が表示し続けている時間を計時する表示計時手段と、該表示計時手段の計時結果が所定時間以上に達したか否かを判定する視聴判定手段と、該視聴判定手段が前記所定時間以上に達したと判定した場合に、前記記録した映像を消去させる他映像視聴時消去手段とを更に備え、前記視聴判定手段が前記所定時間以上に達したと判定した場合、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させ、前記再生制御手段は、前記記録再生部に、前記記録した映像の再生を終了させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記番組の映像の記録を終了させるべきタイミングであるか否かを判定する終了判定手段を更に備え、該終了判定手段が前記タイミングであると判定するまでは、前記記録再生部が前記記録した映像を再生している場合であっても、前記記録再生部が、前記番組の映像の記録を続行するようにしてあり、前記終了判定手段が前記タイミングであると判定した場合に、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記在否判定手段による前記ユーザの在否の判定可能域の温度を検出する温度検出部を更に備え、前記在否判定手段は、前記温度検出部の検出結果に基づいてユーザの在否を判定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記在否判定手段による前記ユーザの在否の判定可能域の明るさを検出する明るさ検出部を更に備え、前記在否判定手段は、前記検出結果及び前記明るさ検出部の検出結果に基づいてユーザの在否を判定するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったとき、前記表示制御手段は、前記表示部における映像の表示を終了させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録再生表示装置は、前記表示部は、映像を表示する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルを照明するバックライトとを用いてなり、前記在否判定手段の判定結果に基づいて、前記バックライトに対する給電量を制御する給電制御手段を更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、記録再生部及び表示部と、在否判定手段、記録制御手段、再生制御手段、及び表示制御手段とを備える。
記録再生部は、記録媒体に映像を記録し、記録媒体に記録されている映像を再生する。
在否判定手段は、ユーザの存在/不在を判定する。
ここで、放送されている番組(以下、放送番組という)の映像を表示部が表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在を示しているときとは、放送番組をユーザが視聴しているときである。
記録再生部は、記録媒体に映像を記録し、記録媒体に記録されている映像を再生する。
在否判定手段は、ユーザの存在/不在を判定する。
ここで、放送されている番組(以下、放送番組という)の映像を表示部が表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在を示しているときとは、放送番組をユーザが視聴しているときである。
一方、表示部が放送番組の映像を表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったときとは、放送番組を視聴していたユーザが、席を外したときである。このとき、記録制御手段は、記録再生部に、放送番組の映像を記録させる。この結果、記録再生部は、ユーザの手動操作を要することなく、ユーザが席を外す前に視聴していた番組の続きの映像を記録する。
また、記録制御手段に制御された記録再生部が放送番組の映像を記録し始めた後で、在否判定手段の判定結果が再び存在に切り替わった場合とは、席を外していたユーザが戻ってきた場合である。このとき、再生制御手段は、記録再生部に、記録再生部自身が記録した映像(以下、記録映像という)を再生させる。この結果、記録再生部は、ユーザの手動操作を要することなく、ユーザが席を外す前に視聴していた番組の続きの映像を再生する。
そして、再生制御手段に制御された記録再生部が記録映像を再生している場合に、表示制御手段は、記録再生部が再生した記録映像を表示部に表示させる。この結果、表示部は、ユーザの手動操作を要することなく、ユーザが席を外す前に視聴していた番組の続きの映像を表示する。
そして、再生制御手段に制御された記録再生部が記録映像を再生している場合に、表示制御手段は、記録再生部が再生した記録映像を表示部に表示させる。この結果、表示部は、ユーザの手動操作を要することなく、ユーザが席を外す前に視聴していた番組の続きの映像を表示する。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、複数の記録再生部を備え、また、記憶部及び選択手段を更に備える。
記憶部には、各記録再生部に関連付けて、録画予約情報が記憶される。録画予約情報とは、各記録再生部が予約録画するためのものであり、録画予約情報には、例えば、予約録画の開始時刻が含まれている。
記憶部には、各記録再生部に関連付けて、録画予約情報が記憶される。録画予約情報とは、各記録再生部が予約録画するためのものであり、録画予約情報には、例えば、予約録画の開始時刻が含まれている。
記録制御手段に制御された記録再生部は、ユーザが席を外す前に視聴していた番組の続きを録画する。また、記録再生部は、録画予約情報に基づいて、放送番組を予約録画する。ところが、記録再生部は、番組の続きの録画と、予約録画とを同時に実行することはできない。従って、記録再生部が番組の続きを録画している最中に、現時刻が予約録画の開始時刻になる、といった不都合を回避する必要がある。
そこで、表示部が放送番組の映像を表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったとき、即ち、放送番組を視聴していたユーザが席を外したとき、選択手段は、記憶部に記憶されている録画予約情報に基づいて、適宜の記録再生部を選択する。このとき、選択手段は、ユーザが席を外したときから所定時間(以下、所定録画時間という)以内に予約録画を開始すべき記録再生部を除く記録再生部を選択する。
換言すれば、選択手段が選択すべき適宜の記録再生部とは、録画予約がなされていない記録再生部か、又は、ユーザが席を外したときから所定録画時間が経過した後で予約録画を開始すべき記録再生部である。何故ならば、録画予約がなされていない記録再生部であれば、番組の続きを録画している最中に、現在時刻が予約録画の開始時刻になる虞はないからである。また、ユーザが席を外したときから所定録画時間が経過した後で予約録画を開始すべき記録再生部であれば、番組の続きの録画が終了した後で、現在時刻が予約録画の開始時刻になるからである。
そして、記録制御手段は、選択手段が選択した記録再生部に、放送番組の映像を記録させる。
そして、記録制御手段は、選択手段が選択した記録再生部に、放送番組の映像を記録させる。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、番組の続きの録画と予約録画とを格別の問題なく両立させることができる。このため、例えば、一の記録再生部において番組の続きを録画すると共に、他の記録再生部において予約録画することができる。従って、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、不在計時手段、短長判定手段、及び短時間不在時消去手段を更に備える。
ここで、表示部が放送番組の映像を表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったときから、在否判定手段の判定結果が再び存在に切り替わるまでの経過時間とは、ユーザが席を外してから戻ってくるまでの時間(以下、ユーザ不在時間という)である。
不在計時手段は、ユーザ不在時間を計時する。
短長判定手段は、不在計時手段の計時結果が所定時間(以下、所定不在時間という)より短いか否か、即ち、ユーザ不在時間が短いか長いかを判定する。
ここで、表示部が放送番組の映像を表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったときから、在否判定手段の判定結果が再び存在に切り替わるまでの経過時間とは、ユーザが席を外してから戻ってくるまでの時間(以下、ユーザ不在時間という)である。
不在計時手段は、ユーザ不在時間を計時する。
短長判定手段は、不在計時手段の計時結果が所定時間(以下、所定不在時間という)より短いか否か、即ち、ユーザ不在時間が短いか長いかを判定する。
ユーザ不在時間が短い場合とは、例えば、コマーシャル又は興味がないシーン等が放送されている間だけユーザが席を外した場合、或いは、ユーザが、出勤の準備又は食事の支度等の最中に、移動しながら何となく放送番組を視聴している場合等である。このような場合には、席を外した後で放送された番組の視聴を、ユーザが所望する可能性は低い。
そこで、短長判定手段が短いと判定した場合(即ちユーザ不在時間が短い場合)、再生制御手段は、記録再生部に記録映像を再生させない。従って、記録再生部が再生した記録映像が表示部に表示されることはない。
そこで、短長判定手段が短いと判定した場合(即ちユーザ不在時間が短い場合)、再生制御手段は、記録再生部に記録映像を再生させない。従って、記録再生部が再生した記録映像が表示部に表示されることはない。
また、記録制御手段は、短長判定手段が短いと判定した場合、記録再生部に、放送番組の映像の記録を終了させる。換言すれば、記録制御手段は、ユーザが視聴を所望しない番組の映像の記録を終了させる。
更に、短時間不在時消去手段は、短長判定手段が短いと判定した場合、記録再生部が記録した映像を消去させる。つまり、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が、無意味に保存されることはない。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が表示部に表示されることを防止することができる。従って、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
更に、短時間不在時消去手段は、短長判定手段が短いと判定した場合、記録再生部が記録した映像を消去させる。つまり、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が、無意味に保存されることはない。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が表示部に表示されることを防止することができる。従って、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
しかも、本発明の記録再生表示装置は、無用な映像の記録が続行されないため、省エネに寄与することができる。また、本発明の記録再生表示装置は、記録媒体に無用の映像が残留しないため、記録媒体の空き容量を確保することができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、選択操作部、選択制御手段、表示計時手段、視聴判定手段、及び他映像視聴時消去手段を更に備える。
表示部が表示すべき映像として、記録再生部が再生する映像と、記録再生部が再生する映像以外の映像との内、何れか一方を選択する場合、ユーザは、選択操作部を操作する。
選択操作部が操作された場合、選択制御手段は、ユーザが選択した映像を表示部に表示させる。
ところで、再生制御手段が記録再生部に記録映像を再生させる場合とは、席を外していたユーザが戻ってきた場合である。この場合、表示部には、記録映像が表示される。
表示部が表示すべき映像として、記録再生部が再生する映像と、記録再生部が再生する映像以外の映像との内、何れか一方を選択する場合、ユーザは、選択操作部を操作する。
選択操作部が操作された場合、選択制御手段は、ユーザが選択した映像を表示部に表示させる。
ところで、再生制御手段が記録再生部に記録映像を再生させる場合とは、席を外していたユーザが戻ってきた場合である。この場合、表示部には、記録映像が表示される。
ところが、戻ってきたユーザは、席を外す前に視聴していた番組の続き以外のもの(例えば、他の放送番組)を一時的又は永続的に視聴することがある。このとき、ユーザは、選択操作部を操作する。この結果、表示部に表示されている映像が、記録映像から、記録映像以外の映像(この場合、他の放送番組の映像)に切り替わる。
例えば他の放送番組を一時的に視聴する場合、ユーザは、他の放送番組を一時的に視聴した後で、再び選択操作部を操作することによって、番組の続きを視聴する。このためには、記録映像が保存されていなければならない。一方、他の放送番組を永続的に視聴する場合には、ユーザは、番組の続きを視聴しない。このため、記録映像を保存しておいても無駄である。
例えば他の放送番組を一時的に視聴する場合、ユーザは、他の放送番組を一時的に視聴した後で、再び選択操作部を操作することによって、番組の続きを視聴する。このためには、記録映像が保存されていなければならない。一方、他の放送番組を永続的に視聴する場合には、ユーザは、番組の続きを視聴しない。このため、記録映像を保存しておいても無駄である。
そこで、表示計時手段は、表示部が記録映像以外の映像を表示し続けている時間を計時する。そして、視聴判定手段は、表示計時手段の計時結果が所定時間(以下、所定視聴時間という)以上に達したか否かを判定する。
表示計時手段の計時結果が所定視聴時間以上に達した場合とは、ユーザが番組の続きを視聴しない場合である。故に、記録制御手段は、記録再生部に放送番組の映像の記録を終了させ、再生制御手段は、記録再生部に記録映像の再生を終了させ、他映像視聴時消去手段は、記録映像を消去させる。換言すれば、ユーザが視聴を所望しない番組の映像の記録及び再生が終了する。また、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が、無意味に保存されることはない。
表示計時手段の計時結果が所定視聴時間以上に達した場合とは、ユーザが番組の続きを視聴しない場合である。故に、記録制御手段は、記録再生部に放送番組の映像の記録を終了させ、再生制御手段は、記録再生部に記録映像の再生を終了させ、他映像視聴時消去手段は、記録映像を消去させる。換言すれば、ユーザが視聴を所望しない番組の映像の記録及び再生が終了する。また、ユーザが視聴を所望しない番組の映像が、無意味に保存されることはない。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、無用な映像の記録が続行されないため、省エネに寄与することができる。また、本発明の記録再生表示装置は、記録媒体に無用の映像が残留しないため、記録媒体の空き容量を確保することができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、終了判定手段を更に備える。
終了判定手段は、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングであるか否かを判定する。
そして、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングに到達するまでは、記録再生部が記録映像を再生している場合であっても、記録再生部が、放送番組の映像の記録を続行する。つまり、所定の条件が満たされるまでは、記録再生部は、いわゆる追っかけ再生を行なう。
一方、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングに到達した場合、記録制御手段は、記録再生部に放送番組の映像の記録を終了させる。
終了判定手段は、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングであるか否かを判定する。
そして、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングに到達するまでは、記録再生部が記録映像を再生している場合であっても、記録再生部が、放送番組の映像の記録を続行する。つまり、所定の条件が満たされるまでは、記録再生部は、いわゆる追っかけ再生を行なう。
一方、放送番組の映像の記録を終了させるべきタイミングに到達した場合、記録制御手段は、記録再生部に放送番組の映像の記録を終了させる。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、記録映像を再生している場合であっても、放送番組の映像の記録を終了させるべきときまで、放送番組の映像の記録と記録映像の再生とを両立させることができる。従って、ユーザは、席を外す前に視聴していた番組の続きを視聴している間に放送された番組を視聴することができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、温度検出部を更に備える。
番組を視聴するユーザの在否を在否判定手段が判定するために、判定可能域として、例えば、番組を視聴するときにユーザが座る場所(以下、視聴領域という)が用いられる。
視聴領域の温度は、ユーザが存在している場合には高く、ユーザが不在である場合には低い。そこで、温度検出部は視聴領域の温度を検出し、在否判定手段は、温度検出部の検出結果に基づいて、判定可能域におけるユーザの在否を判定する。この例では、在否判定手段は、温度検出部の検出結果が高い/低い場合に、ユーザが存在している/不在であると判定する。
番組を視聴するユーザの在否を在否判定手段が判定するために、判定可能域として、例えば、番組を視聴するときにユーザが座る場所(以下、視聴領域という)が用いられる。
視聴領域の温度は、ユーザが存在している場合には高く、ユーザが不在である場合には低い。そこで、温度検出部は視聴領域の温度を検出し、在否判定手段は、温度検出部の検出結果に基づいて、判定可能域におけるユーザの在否を判定する。この例では、在否判定手段は、温度検出部の検出結果が高い/低い場合に、ユーザが存在している/不在であると判定する。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、簡易な構成でユーザの在否を正確に判定することができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、明るさ検出部を更に備える。
例えば、視聴領域の温度は、ユーザが存在している場合には高く、ユーザが不在である場合には低い。しかしながら、ユーザが常に一定の場所で番組を視聴するとは限らない場合には、視聴領域の温度のみからユーザの在否を正確に判定することが困難である。
ところで、ユーザは、例えば視聴領域を含む居室の照明灯を入室時に点灯させ、退室時に消灯する。
例えば、視聴領域の温度は、ユーザが存在している場合には高く、ユーザが不在である場合には低い。しかしながら、ユーザが常に一定の場所で番組を視聴するとは限らない場合には、視聴領域の温度のみからユーザの在否を正確に判定することが困難である。
ところで、ユーザは、例えば視聴領域を含む居室の照明灯を入室時に点灯させ、退室時に消灯する。
そこで、明るさ検出部は居室の明るさを検出し、在否判定手段は、温度検出部の検出結果及び明るさ検出部の検出結果の両方に基づいて、判定可能域におけるユーザの在否を判定する。つまり、この例では、温度検出部に関しては、判定可能域として視聴領域が用いられ、明るさ検出部に関しては、判定可能域として居室が用いられている。また、この例では、在否判定手段は、温度検出部の検出結果及び明るさ検出部の検出結果の何れか一方が高い場合に、ユーザが存在していると判定し、温度検出部の検出結果及び明るさ検出部の検出結果の両方が低い場合に、ユーザが存在していないと判定する。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの在否を更に正確に判定することができる。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの在否を更に正確に判定することができる。
本発明にあっては、表示部が放送番組の映像を表示している場合に、在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったとき、即ち、放送番組を視聴していたユーザが席を外したとき、表示制御手段は、表示部における映像の表示を終了させる。従って、ユーザが不在であるにもかかわらず、表示部が映像を表示し続ける無駄は生じない。また、ユーザが放送番組を視聴していない間は、表示部に映像が表示されていなくても格別の問題は生じない。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を損なうことなく、省エネに寄与することができる。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を損なうことなく、省エネに寄与することができる。
本発明にあっては、記録再生表示装置が、給電制御手段を更に備える。また、表示部は、液晶表示パネル及びバックライトを用いてなる。
ユーザが放送番組を視聴している場合には、バックライトに十分に電力を供給する必要がある。何故ならば、液晶表示パネルは放送番組の映像を表示し、バックライトは、液晶表示パネルが表示する映像の視認性を向上させるために、液晶表示パネルを照明するからである。
一方、ユーザが放送番組を視聴していない場合には、バックライトに十分な電力を供給する必要はない。何故ならば、ユーザが放送番組を視聴していない間は、液晶表示パネルに表示されている映像の視認が困難な状態であっても、格別の問題は生じないからである。
ユーザが放送番組を視聴している場合には、バックライトに十分に電力を供給する必要がある。何故ならば、液晶表示パネルは放送番組の映像を表示し、バックライトは、液晶表示パネルが表示する映像の視認性を向上させるために、液晶表示パネルを照明するからである。
一方、ユーザが放送番組を視聴していない場合には、バックライトに十分な電力を供給する必要はない。何故ならば、ユーザが放送番組を視聴していない間は、液晶表示パネルに表示されている映像の視認が困難な状態であっても、格別の問題は生じないからである。
そこで、給電制御手段は、在否判定手段の判定結果(即ち、ユーザの在否)に基づいて、バックライトに対する給電量を制御する。この場合、バックライトは、ユーザが存在するときに、映像の視認性が向上するよう液晶表示パネルを明るく照明し、ユーザが不在であるときに、映像の視認性とは無関係に液晶表示パネルを暗く照明するか、又は照明しない。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を損なうことなく、省エネに寄与することができる。
以上の結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を損なうことなく、省エネに寄与することができる。
本発明の記録再生表示装置による場合、ユーザが席を外した後で放送される番組を自動的に録画することができ、しかも、戻ってきたユーザが、自分が席を外した後で放送された番組を自動的に視聴することができる。即ち、ユーザは、自身が視聴を所望する番組を、記録再生表示装置を手動で操作することなく、録画及び視聴することができる。この結果、本発明の記録再生表示装置は、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る記録再生表示装置1の要部構成を示すブロック図である。
記録再生表示装置1はEPG(Electronic Program Guide)機能を有し、各別体のTV受像機2、録画装置3、及びリモコン4を備えている。
リモコン4は、赤外線方式又はRF(Radio Frequency )方式等の遠隔操作装置である。以下では、リモコン4が赤外線方式である場合を説明する。
リモコン4は、送信部41及び操作部42を備えている。操作部42は、電源ボタン421及び切替ボタン422を含む各種の操作ボタンを備えている。
図1は、本発明の実施の形態1に係る記録再生表示装置1の要部構成を示すブロック図である。
記録再生表示装置1はEPG(Electronic Program Guide)機能を有し、各別体のTV受像機2、録画装置3、及びリモコン4を備えている。
リモコン4は、赤外線方式又はRF(Radio Frequency )方式等の遠隔操作装置である。以下では、リモコン4が赤外線方式である場合を説明する。
リモコン4は、送信部41及び操作部42を備えている。操作部42は、電源ボタン421及び切替ボタン422を含む各種の操作ボタンを備えている。
ユーザは、現在放送されているTV番組(即ち放送番組)の視聴、録画されたTV番組(以下、録画番組という)の視聴、チャンネルの選択、又は録画予約等を所望する場合に、リモコン4の送信部41をTV受像機2に向けた状態で、操作部42を適宜に操作する。なお、録画予約の際に、EPGが利用可能であってもよい。
ユーザが操作部42を操作した場合、送信部41は、赤外線を発光することによって、記録再生表示装置1を操作するための操作信号をTV受像機2へ送信する。例えば、ユーザが電源ボタン421を押圧操作した場合、送信部41は、電源ボタン421が押圧操作されたことを示す操作信号(以下、電源操作信号という)を送信する。また、ユーザが切替ボタン422を押圧操作した場合、送信部41は、切替ボタン422が押圧操作されたことを示す操作信号(以下、切替操作信号という)を送信する。
TV受像機2は、制御部20、チューナ21、デコーダ22、映像処理部23、I/F(インタフェース)24、録画部25、記憶部26、受信部27、温度検出部28、明るさ検出部29、及び表示部5を備えている。
TV受像機2は、制御部20、チューナ21、デコーダ22、映像処理部23、I/F(インタフェース)24、録画部25、記憶部26、受信部27、温度検出部28、明るさ検出部29、及び表示部5を備えている。
制御部20は、記録再生表示装置1の制御中枢であり、図示しないRAMを作業領域として用い、図示しないROMに記憶されているコンピュータプログラム及びデータに従って装置各部の動作を制御し、各種処理を実行する。
制御部20には、受信部27から操作信号が入力され、温度検出部28から温度検出部28の検出結果が入力され、明るさ検出部29から明るさ検出部29の検出結果が入力される。
また、制御部20は、記憶部26に録画予約情報を書き込み、記憶部26に書き込まれている録画予約情報を記憶部26から読み出す。
制御部20には、受信部27から操作信号が入力され、温度検出部28から温度検出部28の検出結果が入力され、明るさ検出部29から明るさ検出部29の検出結果が入力される。
また、制御部20は、記憶部26に録画予約情報を書き込み、記憶部26に書き込まれている録画予約情報を記憶部26から読み出す。
更に、制御部20は、映像処理部23及び表示部5夫々の動作を制御するための内部制御信号を、映像処理部23及び表示部5夫々へ出力し、録画部25の動作を制御するための内部制御信号を、映像処理部23を介して録画部25へ出力する。このように、制御部20は、TV受像機2の各部の動作を制御するための内部制御信号を、直接的又は間接的に、TV受像機2の各部へ出力する。
更にまた、制御部20は、録画装置3を制御するための外部制御信号を、映像処理部23及びI/F24を介して録画装置3へ送信する。
受信部27は、リモコン4の送信部41が発光した赤外線を受光することによって、送信部41が送信した操作信号を受信し、受信した操作信号を、制御部20へ出力する。
更にまた、制御部20は、録画装置3を制御するための外部制御信号を、映像処理部23及びI/F24を介して録画装置3へ送信する。
受信部27は、リモコン4の送信部41が発光した赤外線を受光することによって、送信部41が送信した操作信号を受信し、受信した操作信号を、制御部20へ出力する。
記憶部26は、HDD(ハードディスク)、又は書き換え可能な不揮発性の半導体メモリ等を用いてなる。記憶部26には、録画予約情報が記憶される。
録画予約情報は、録画部25及び録画装置3夫々が予約録画するためのものである。録画予約情報には、予約録画すべきTV番組に係るチャンネル番号と、予約録画の開始時刻及び終了時刻とを示す情報が含まれている。各録画予約情報は、録画部25に関連付けられているテーブルか、又は、録画装置3に関連付けられているテーブルに記憶される。従って、録画部25に係る録画予約情報と録画装置3に係る録画予約情報とは、容易に区別される。
録画予約情報は、録画部25及び録画装置3夫々が予約録画するためのものである。録画予約情報には、予約録画すべきTV番組に係るチャンネル番号と、予約録画の開始時刻及び終了時刻とを示す情報が含まれている。各録画予約情報は、録画部25に関連付けられているテーブルか、又は、録画装置3に関連付けられているテーブルに記憶される。従って、録画部25に係る録画予約情報と録画装置3に係る録画予約情報とは、容易に区別される。
チューナ21には、図示しない外部のアンテナが接続されており、TV局が放送した放送波を復調してなる放送信号が入力される。チューナ21は、外部から入力された放送信号の内、特定の周波数帯の放送信号を番組データに変換し、変換後の番組データをデコーダ22へ出力する。番組データとは、デジタルのストリームデータであり、番組データには、放送番組の映像の映像データが含まれている。また、番組データには、EPGデータが含まれていることもある。ここで、特定の周波数帯の放送信号とは、リモコン4の操作部42を操作することによってユーザが選択したチャンネルの放送信号である。
デコーダ22は、チューナ21から入力された番組データをデコードする。また、デコーダ22は、デコード後の番組データに含まれている映像データを映像処理部23へ出力する。番組データにEPGデータが含まれている場合には、デコーダ22は、EPGデータを制御部20へ出力する。
I/F24は、TV受像機2に録画装置3を通信可能に有線接続するHDMI(High-Definition Multimedia Interface)である。I/F24と録画装置3との間には、HDMI規格の通信ケーブルが配線されており、通信ケーブルには、映像データを送受信するための映像ラインと、外部制御信号を送受信するためのCEC(Consumer Electronics Control)ラインとが含まれている。従って、外部制御信号は、CEC規格に準拠する信号である。
I/F24は、TV受像機2に録画装置3を通信可能に有線接続するHDMI(High-Definition Multimedia Interface)である。I/F24と録画装置3との間には、HDMI規格の通信ケーブルが配線されており、通信ケーブルには、映像データを送受信するための映像ラインと、外部制御信号を送受信するためのCEC(Consumer Electronics Control)ラインとが含まれている。従って、外部制御信号は、CEC規格に準拠する信号である。
なお、TV受像機2と録画装置3とはIPネットワークを介して通信可能に接続されていてもよい。
録画装置3は、DVD(Digital Versatile Disc)又はBlu-ray (登録商標)ディスク等の可搬性を有する光ディスクが着脱可能に装着される光ディスク装置を用いてなる。録画装置3は、TV受像機2から受信した外部制御信号に従って、映像を記録、保存、及び再生する。
録画装置3は、DVD(Digital Versatile Disc)又はBlu-ray (登録商標)ディスク等の可搬性を有する光ディスクが着脱可能に装着される光ディスク装置を用いてなる。録画装置3は、TV受像機2から受信した外部制御信号に従って、映像を記録、保存、及び再生する。
更に詳細には、録画装置3は、TV受像機2から受信した映像データを光ディスクに書き込むことによって、映像を記録する。記録された映像は、光ディスクに書き込んである映像データが削除されるまで、光ディスクにて保存される。更に、録画装置3は、光ディスクに書き込んである映像データを光ディスクから読み出して、TV受像機2へ送信することによって、映像を再生する。
録画部25は、複数枚のプラッタを内蔵しているHDDを用いてなる。録画部25は、自身に入力された内部制御信号に従って、映像を記録、保存、及び再生する。更に詳細には、録画部25は、入力された映像データをプラッタに書き込むことによって、映像を記録する。記録された映像は、プラッタに書き込んである映像データが削除されるまで、プラッタにて保存される。更に、録画部25は、プラッタに書き込んである映像データをプラッタから読み出して、映像処理部23へ出力することによって、映像を再生する。
以上のような録画装置3及び録画部25夫々は、本発明の実施の形態における記録再生部として機能する。
以上のような録画装置3及び録画部25夫々は、本発明の実施の形態における記録再生部として機能する。
なお、録画部25は、HDDに限定されるものではなく、例えばSSD(Solid State Disk)又は光ディスク装置等であってもよい。また、録画装置3は、光ディスク装置に限定されるものではなく、例えばHDDレコーダ又はSSDレコーダ等であってもよい。
表示部5は、液晶表示パネル51、バックライト52、液晶制御部53、及び照明制御部54を備える。
液晶制御部53は、映像処理部23から入力された映像データに基づき、液晶表示パネル51に対して適宜に給電することによって、液晶表示パネル51の動作を制御する。
表示部5は、液晶表示パネル51、バックライト52、液晶制御部53、及び照明制御部54を備える。
液晶制御部53は、映像処理部23から入力された映像データに基づき、液晶表示パネル51に対して適宜に給電することによって、液晶表示パネル51の動作を制御する。
この結果、液晶表示パネル51は、録画装置3若しくは録画部25が再生した映像(即ち、録画番組の映像)を表示するか、又は、放送番組の映像を表示する。
照明制御部54は、制御部20から入力された内部制御信号に基づき、バックライト52に給電することによってバックライト52を点灯させ、バックライト52に対する給電を停止することによってバックライト52を消灯する。
点灯中のバックライト52は、液晶表示パネル51を背面側から照明することによって、液晶表示パネル51に表示されている映像の視認性を向上させる。
照明制御部54は、制御部20から入力された内部制御信号に基づき、バックライト52に給電することによってバックライト52を点灯させ、バックライト52に対する給電を停止することによってバックライト52を消灯する。
点灯中のバックライト52は、液晶表示パネル51を背面側から照明することによって、液晶表示パネル51に表示されている映像の視認性を向上させる。
映像処理部23は、デコーダ22から入力された映像データ、録画装置3から受信した映像データ、及び録画部25から入力された映像データの内、何れかひとつを、選択的に表示部5の液晶制御部53へ出力する。
更に詳細には、放送番組の視聴、録画装置3に係る録画番組の視聴、又は録画部25に係る録画番組の視聴を所望するユーザは、リモコン4の切替ボタン422を適宜の回数だけ押圧操作する。このとき、送信部41から受信部27へ、切替ボタン422の押圧操作回数に等しい回数だけ切替操作信号が送信される。
受信部27を介して切替操作信号を受信した制御部は、切替操作信号を受信する都度、液晶制御部53へ出力すべき映像データを切り替えるための内部制御信号を、映像処理部23へ出力する。
更に詳細には、放送番組の視聴、録画装置3に係る録画番組の視聴、又は録画部25に係る録画番組の視聴を所望するユーザは、リモコン4の切替ボタン422を適宜の回数だけ押圧操作する。このとき、送信部41から受信部27へ、切替ボタン422の押圧操作回数に等しい回数だけ切替操作信号が送信される。
受信部27を介して切替操作信号を受信した制御部は、切替操作信号を受信する都度、液晶制御部53へ出力すべき映像データを切り替えるための内部制御信号を、映像処理部23へ出力する。
映像処理部23は、このような内部制御信号が入力される都度、液晶制御部53へ出力すべき映像データを、デコーダ22から入力された映像データ、録画装置3から受信した映像データ、及び録画部25から入力された映像データの順に切り替える。
この結果、液晶表示パネル51に表示される映像が、放送番組の映像、録画装置3に係る録画番組の映像、及び録画部25に係る録画番組の映像の順に切り替わる。
ここで、録画装置3から受信する映像データ、又は録画部25から入力される映像データが、後述する不在中録画番組の映像データである場合、切替ボタン422は、本発明の実施の形態における選択操作部として機能する。
この結果、液晶表示パネル51に表示される映像が、放送番組の映像、録画装置3に係る録画番組の映像、及び録画部25に係る録画番組の映像の順に切り替わる。
ここで、録画装置3から受信する映像データ、又は録画部25から入力される映像データが、後述する不在中録画番組の映像データである場合、切替ボタン422は、本発明の実施の形態における選択操作部として機能する。
また、映像処理部23は、デコーダ22から入力された映像データを、液晶制御部53へ出力すると共に、若しくは、液晶制御部53へ出力することなく、録画装置3へ送信するか、又は、録画部25へ出力する。
本実施の形態では、視聴領域として、TV番組を視聴するときにユーザが座る場所を例示する。この場所は、TV受像機2が設置されている居室の内部に位置している。
本実施の形態では、視聴領域として、TV番組を視聴するときにユーザが座る場所を例示する。この場所は、TV受像機2が設置されている居室の内部に位置している。
温度検出部28は、例えば赤外線を検出することによって、視聴領域の温度を検出するように構成されている。視聴領域にユーザが存在する場合、温度検出部28の検出結果は所定温度以上である。一方、視聴領域にユーザが存在しない場合、温度検出部28の検出結果は所定温度未満である。所定温度は、例えば、人間の表面温度の下限値である。
明るさ検出部29は、例えば照度センサを用いてなり、視聴領域の明るさを検出するように構成されている。視聴領域を含む居室に配されている照明灯が点灯している場合、明るさ検出部29の検出結果は所定照度以上である。一方、居室の照明灯が消灯されている場合、明るさ検出部29の検出結果は所定照度未満である。なお、例えば昼間と夜間とで、所定照度の数値が変更されてもよい。
明るさ検出部29は、例えば照度センサを用いてなり、視聴領域の明るさを検出するように構成されている。視聴領域を含む居室に配されている照明灯が点灯している場合、明るさ検出部29の検出結果は所定照度以上である。一方、居室の照明灯が消灯されている場合、明るさ検出部29の検出結果は所定照度未満である。なお、例えば昼間と夜間とで、所定照度の数値が変更されてもよい。
TV受像機2の電源がオフである場合、ユーザがTV番組を視聴することはない。従って、TV番組の視聴を所望していないユーザは、リモコン4の電源ボタン421を押圧操作することによって、TV受像機2の電源をオフにする。
TV受像機2の電源がオンであり、液晶表示パネル51が放送番組の映像を表示している場合(換言すれば、映像処理部23が、デコーダ22から入力された映像データを、液晶制御部53へ出力している場合)、ユーザは放送番組の視聴を所望している、と考えられる。以下では、ユーザが放送番組の視聴を所望している状態を、視聴所望状態という。
視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在する場合、ユーザは視聴領域で放送番組を視聴している、と考えられる。
TV受像機2の電源がオンであり、液晶表示パネル51が放送番組の映像を表示している場合(換言すれば、映像処理部23が、デコーダ22から入力された映像データを、液晶制御部53へ出力している場合)、ユーザは放送番組の視聴を所望している、と考えられる。以下では、ユーザが放送番組の視聴を所望している状態を、視聴所望状態という。
視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在する場合、ユーザは視聴領域で放送番組を視聴している、と考えられる。
また、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在せず、居室の照明灯が点灯している場合、即ち、ユーザは視聴領域に存在していないが、居室内部には存在している場合、ユーザは視聴領域を除く居室内部で放送番組を視聴している、と考えられる。
更に、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在せず、居室の照明灯が消灯されている場合、即ち、ユーザは視聴領域はもとより、居室内部にさえ存在していない場合、ユーザは席を外しているが、席を外す前に視聴していたTV番組の続きの視聴を所望している、と考えられる。
更に、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在せず、居室の照明灯が消灯されている場合、即ち、ユーザは視聴領域はもとより、居室内部にさえ存在していない場合、ユーザは席を外しているが、席を外す前に視聴していたTV番組の続きの視聴を所望している、と考えられる。
そこで、記録再生表示装置1は、席を外したユーザが、席を外す前に視聴していたTV番組の続きの視聴を所望している場合に、ユーザが席を外した後で放送されるTV番組の映像を自動的に記録する。このようにして録画されたTV番組を、以下では、不在中録画番組という。
また、記録再生表示装置1は、不在中録画番組の映像を、ユーザが戻ってきたときに自動的に再生する。ただし、ユーザが席を外していた時間が非常に短い場合には、ユーザは不在中録画番組の視聴を所望していないと看做して、記録再生表示装置1は、不在中録画番組の映像を再生しない。
また、記録再生表示装置1は、不在中録画番組の映像を、ユーザが戻ってきたときに自動的に再生する。ただし、ユーザが席を外していた時間が非常に短い場合には、ユーザは不在中録画番組の視聴を所望していないと看做して、記録再生表示装置1は、不在中録画番組の映像を再生しない。
不在中録画番組の映像は、ユーザが席を外したときから所定録画時間が経過するまで記録され続ける。従って、記録再生表示装置1では、不在中録画番組の録画と同時的に、既に記録されている不在中録画番組の映像が再生されることもある(追っかけ再生)。
ここで、本実施の形態における所定録画時間とは、ユーザが席を外したときから、ユーザが席を外す前に視聴していたTV番組の放送が終了するまでの時間である。なお、所定録画時間は、所与の一定の時間(例えば30分)でもよい。
ユーザが席を外している場合、記録再生表示装置1は省エネモードに移行する。省エネモードにおいては、TV受像機2の消費電力が最小限に低減される。このとき、液晶表示パネル51は、何の映像も表示しなくなる。
ここで、本実施の形態における所定録画時間とは、ユーザが席を外したときから、ユーザが席を外す前に視聴していたTV番組の放送が終了するまでの時間である。なお、所定録画時間は、所与の一定の時間(例えば30分)でもよい。
ユーザが席を外している場合、記録再生表示装置1は省エネモードに移行する。省エネモードにおいては、TV受像機2の消費電力が最小限に低減される。このとき、液晶表示パネル51は、何の映像も表示しなくなる。
ところで、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在していても、居室の照明灯が消灯されている場合には、ユーザは席を外している、と看做してもよい。何故ならば、ユーザは視聴領域で寝ている(即ち、放送番組を視聴するユーザは不在である)かもしれないからである。たとえ、ユーザが放送番組の視聴を所望していても、液晶表示パネル51が放送番組の映像を表示しないため、ユーザは、照明灯を点灯せざるを得なくなる。この結果、放送番組を視聴するユーザの目の負担を軽減することができる。
なお、記録再生表示装置1は、明るさ検出部29を備えていない構成でもよい。このような構成の記録再生表示装置1においては、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在する場合、ユーザは視聴領域で放送番組を視聴している、と看做し、視聴所望状態において、視聴領域にユーザが存在しない場合、ユーザは席を外しているが、席を外す前に視聴していたTV番組の続きの視聴を所望している、と看做せばよい。
図2〜図4は、記録再生表示装置1で実行される不在時映像記録処理の手順を示すフローチャートである。不在時映像記録処理は、視聴所望状態である場合(即ち、TV受像機2の電源がオンであり、映像処理部23が、デコーダ22から入力された映像データを、液晶制御部53へ出力している場合)に開始される。
図2〜図4は、記録再生表示装置1で実行される不在時映像記録処理の手順を示すフローチャートである。不在時映像記録処理は、視聴所望状態である場合(即ち、TV受像機2の電源がオンであり、映像処理部23が、デコーダ22から入力された映像データを、液晶制御部53へ出力している場合)に開始される。
図2に示すように、制御部20は、電源操作信号を受信したか否かを判定する(S11)。
電源操作信号を受信した場合(S11でYES)、視聴所望状態ではなくなるため、制御部20は、TV受像機2の電源をオフにしてから(S12)、不在時映像記録処理を終了する。
電源操作信号を受信していない場合(S11でNO)、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S13)、取得した検出結果に基づいて、ユーザが席を外したか否かを判定する(S14)。
電源操作信号を受信した場合(S11でYES)、視聴所望状態ではなくなるため、制御部20は、TV受像機2の電源をオフにしてから(S12)、不在時映像記録処理を終了する。
電源操作信号を受信していない場合(S11でNO)、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S13)、取得した検出結果に基づいて、ユーザが席を外したか否かを判定する(S14)。
S14における制御部20は、温度検出部28の検出結果が所定温度未満であり(即ち、ユーザが視聴領域には存在しておらず)、且つ、明るさ検出部29の検出結果が所定照度未満である(即ち、照明灯が消灯されている)場合、ユーザが席を外した、と判定する。
一方、温度検出部28の検出結果が所定温度以上であるか(即ち、ユーザが視聴領域に存在しているか)、又は、明るさ検出部29の検出結果が所定照度以上である(即ち、照明灯が点灯している)場合、S14における制御部20は、ユーザは席を外していない、と判定する。
このように、S14の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における在否判定手段として機能する。
一方、温度検出部28の検出結果が所定温度以上であるか(即ち、ユーザが視聴領域に存在しているか)、又は、明るさ検出部29の検出結果が所定照度以上である(即ち、照明灯が点灯している)場合、S14における制御部20は、ユーザは席を外していない、と判定する。
このように、S14の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における在否判定手段として機能する。
ユーザが席を外していない場合(S14でNO)、制御部20は、処理をS11へ戻す。
ユーザが席を外した場合(S14でYES)、制御部20は、ユーザ不在時間の計時を開始する(S15)。このとき、制御部20は、図示しないタイマを用いて計時してもよく、図示しないクロックジェネレータが発生させたクロックの個数を計数することによって計時してもよい。S15の処理を実行する制御部20は、不在計時手段として機能する。
ユーザが席を外した場合(S14でYES)、制御部20は、ユーザ不在時間の計時を開始する(S15)。このとき、制御部20は、図示しないタイマを用いて計時してもよく、図示しないクロックジェネレータが発生させたクロックの個数を計数することによって計時してもよい。S15の処理を実行する制御部20は、不在計時手段として機能する。
また、制御部20は、所定録画時間を演算する(S16)。S16における制御部20は、EPGデータから、ユーザが席を外す前に視聴していたTV番組(即ち、S14でNOと判定されたときに液晶制御部53へ出力されていた映像データに係る放送番組)の終了時刻を求め、求めた終了時刻から、図示しない時計部が計時した現在時刻を減算する。
次いで、制御部20は、記憶部26に記憶されている録画予約情報に基づいて、録画部25及び録画装置3の内、不在中録画番組の録画先として適切なものをひとつだけ選択する(S17)。S17の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における選択手段として機能する。
次いで、制御部20は、記憶部26に記憶されている録画予約情報に基づいて、録画部25及び録画装置3の内、不在中録画番組の録画先として適切なものをひとつだけ選択する(S17)。S17の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における選択手段として機能する。
ここで、不在中録画番組の録画先として適切なものとは、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画を開始すべき記録再生部以外の記録再生部である。
例えば、録画部25及び録画装置3の内、何れか一方の記録再生部において、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始される場合、S17における制御部20は、他方の記録再生部を選択する。何故ならば、他方の記録再生部においては、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始されない(即ち、録画予約が入っていないか、S16で演算した所定録画時間が超過した後で予約録画が開始される)ため、不在中録画番組の録画と予約録画とが重複することがないからである。
例えば、録画部25及び録画装置3の内、何れか一方の記録再生部において、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始される場合、S17における制御部20は、他方の記録再生部を選択する。何故ならば、他方の記録再生部においては、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始されない(即ち、録画予約が入っていないか、S16で演算した所定録画時間が超過した後で予約録画が開始される)ため、不在中録画番組の録画と予約録画とが重複することがないからである。
仮に、一方の記録再生部を選択した場合、不在中録画番組の録画と予約録画とが重複するため、不在中録画番組の録画及び予約録画の内、何れか一方を実行することができない、という不都合が生じる。
ところで、録画部25及び録画装置3夫々において、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始されない場合、S17における制御部20は、例えば、記録媒体の空き容量が多い記録再生部を選択すればよい。
ところで、録画部25及び録画装置3夫々において、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始されない場合、S17における制御部20は、例えば、記録媒体の空き容量が多い記録再生部を選択すればよい。
なお、録画部25及び録画装置3共に、S16で演算した所定録画時間以内に予約録画が開始される場合、又は、録画部25及び録画装置3が両方とも現在録画中である場合等には、不在中録画番組を録画することができない。従って、制御部20は、S17の処理を中止して、後述するS19、S20、S21、S31、及びS34の処理を順次実行してから、処理をS11へ戻せばよい。また、制御部20は、ユーザが戻ってきた際に、不在中録画番組が録画できなかったことを報知するエラーメッセージを液晶表示パネル51に表示させてもよい。
以下では、S17で選択した記録再生部が録画部25である場合を例示する。
以下では、S17で選択した記録再生部が録画部25である場合を例示する。
S17の処理終了後、制御部20は、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を開始させる(S18)。具体的には、S18における制御部20は、映像処理部23を制御することによって、デコーダ22から映像処理部23に入力された映像データを、S17で選択した録画部25へ出力させる。この後、録画部25において、不在中録画番組の映像が自動的に記録される。つまり、不在中録画番組を録画するために、ユーザが操作部42を操作する必要はない。
S18の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段として機能する。
また、制御部20は、TV受像機2の所定の各部を省エネモードへ移行させる(S19)。
S18の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段として機能する。
また、制御部20は、TV受像機2の所定の各部を省エネモードへ移行させる(S19)。
このために、S19における制御部20は、映像処理部23を制御することによって、映像データが液晶制御部53に入力されることを禁止する。また、S19における制御部20は、液晶制御部53及び照明制御部54を制御することによって、液晶表示パネル51及びバックライト52に対する給電を禁止する。以上の結果、液晶表示パネル51における放送番組の映像の表示が終了し、バックライト52が消灯される。
S19の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における表示制御手段及び給電制御手段として機能する。
S19の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における表示制御手段及び給電制御手段として機能する。
次いで、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S20)、取得した検出結果に基づき、ユーザが戻ってきたか否かを判定する(S21)。
S21における制御部20は、温度検出部28の検出結果が所定温度未満であり、且つ、明るさ検出部29の検出結果が所定照度未満である場合、ユーザはまだ戻っていない、と判定する。ユーザがまだ戻ってきていない場合(S21でNO)、制御部20は、処理をS20へ戻す。
S21における制御部20は、温度検出部28の検出結果が所定温度未満であり、且つ、明るさ検出部29の検出結果が所定照度未満である場合、ユーザはまだ戻っていない、と判定する。ユーザがまだ戻ってきていない場合(S21でNO)、制御部20は、処理をS20へ戻す。
一方、温度検出部28の検出結果が所定温度以上であるか、又は、明るさ検出部29の検出結果が所定照度以上である場合、S21における制御部20は、ユーザが戻ってきた、と判定する。このように、S21の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における在否判定手段として機能する。
ユーザが戻ってきた場合(S21でYES)、図3に示すように、制御部20は、省エネモードを解除する(S31)。
このために、S31における制御部20は、映像処理部23を制御することによって、映像データが液晶制御部53に入力されることを許可する。また、S31における制御部20は、液晶制御部53及び照明制御部54を制御することによって、液晶表示パネル51及びバックライト52に対する給電を許可する。
ユーザが戻ってきた場合(S21でYES)、図3に示すように、制御部20は、省エネモードを解除する(S31)。
このために、S31における制御部20は、映像処理部23を制御することによって、映像データが液晶制御部53に入力されることを許可する。また、S31における制御部20は、液晶制御部53及び照明制御部54を制御することによって、液晶表示パネル51及びバックライト52に対する給電を許可する。
S31の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における給電制御手段として機能する。
次いで、制御部20は、ユーザ不在時間の計時を終了し(S32)、計時したユーザ不在時間が所定不在時間(例えば30秒)より短いか否かを判定する(S33)。S33の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における短長判定手段として機能する。
次いで、制御部20は、ユーザ不在時間の計時を終了し(S32)、計時したユーザ不在時間が所定不在時間(例えば30秒)より短いか否かを判定する(S33)。S33の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における短長判定手段として機能する。
計時したユーザ不在時間が所定不在時間より短い場合(S33でYES)、即ち、ユーザが席を外していた時間が非常に短い場合、制御部20は、液晶表示パネル51に放送番組の映像を表示させる(S34)。このために、制御部20は、映像処理部23を制御して、デコーダ22から映像処理部23に入力された映像データを、液晶制御部53へも出力させる。この結果、液晶表示パネル51は、放送番組の映像を表示する。
また、制御部20は、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を終了させる(S35)。具体的には、S34における制御部20は、映像処理部23を制御することによって、S17で選択した録画部25に対する映像データの出力を終了させる。この後、録画部25において、不在中録画番組の映像の記録が自動的に終了する。
更に、制御部20は、S17で選択した録画先に記録した不在中録画番組の映像を消去させる(S36)。このとき、S17で選択された録画部25は、記録媒体に書き込まれている不在中録画番組の映像データを削除する。
S36の処理終了後、制御部20は、処理をS11へ戻す。
更に、制御部20は、S17で選択した録画先に記録した不在中録画番組の映像を消去させる(S36)。このとき、S17で選択された録画部25は、記録媒体に書き込まれている不在中録画番組の映像データを削除する。
S36の処理終了後、制御部20は、処理をS11へ戻す。
S35及びS36の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段及び短時間不在時消去手段として機能する。
以上のように、ユーザ不在時間が短い場合には、不在中録画番組の映像は全く再生されない。何故ならば、非常に短時間の間に放送されたTV番組を視聴せずとも、特段の問題にはならないと考えられるからである。即ち、制御部20は、本発明の実施の形態における再生制御手段として機能する。
一方、計時したユーザ不在時間が所定不在時間以上である場合(S33でNO)、即ち、ユーザが席を外していた時間が十分に長い場合、制御部20は、S17で選択した録画先に、不在中録画番組の映像を最初から再生させ(S37)、更に、液晶表示パネル51に、不在中録画番組の映像を表示させる(S38)。
以上のように、ユーザ不在時間が短い場合には、不在中録画番組の映像は全く再生されない。何故ならば、非常に短時間の間に放送されたTV番組を視聴せずとも、特段の問題にはならないと考えられるからである。即ち、制御部20は、本発明の実施の形態における再生制御手段として機能する。
一方、計時したユーザ不在時間が所定不在時間以上である場合(S33でNO)、即ち、ユーザが席を外していた時間が十分に長い場合、制御部20は、S17で選択した録画先に、不在中録画番組の映像を最初から再生させ(S37)、更に、液晶表示パネル51に、不在中録画番組の映像を表示させる(S38)。
このために、制御部20は、S17で選択した録画部25から映像処理部23へ、不在中録画番組の映像データを出力させ、更に、映像処理部23を制御して、録画部25から映像処理部23に入力された映像データを、液晶制御部53へ出力させる。この結果、液晶表示パネル51は、不在中録画番組の映像を自動的に表示する。従って、不在中録画番組を視聴するために、ユーザが操作部42を操作する必要はない。
S37及びS38の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における再生制御手段及び表示制御手段として機能する。
次に、制御部20は、切替操作信号を受信したか否かを判定する(S51)。
S37及びS38の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における再生制御手段及び表示制御手段として機能する。
次に、制御部20は、切替操作信号を受信したか否かを判定する(S51)。
切替操作信号を受信していない場合(S51でNO)、ユーザは、不在中録画番組を視聴している。この場合、制御部20は、EPGデータに基づいて、録画すべき放送番組の放送が終了するタイミングであるか否かを判定する(S52)。S52の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における終了判定手段として機能する。
放送番組の放送が終了するタイミングである場合(S52でYES)、制御部20は、S35の処理と同様にして、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を終了させる(S53)。S53の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段として機能する。従って、S53の処理を実行するまでは、放送番組の映像の記録は続行される。
放送番組の放送が終了するタイミングである場合(S52でYES)、制御部20は、S35の処理と同様にして、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を終了させる(S53)。S53の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段として機能する。従って、S53の処理を実行するまでは、放送番組の映像の記録は続行される。
S53の処理終了後、又は、録画すべき放送番組の放送が続いているか、若しくは既に終了している場合(S52でNO)、制御部20は、不在中録画番組の映像の再生が終了したか否かを判定し(S54)、まだ終了していない場合には(S54でNO)、処理をS51へ戻す。
不在中録画番組の映像の再生が終了した場合(S54でYES)、制御部20は、S34の処理と同様にして、液晶表示パネル51に放送番組の映像を表示させ(S55)、S36の処理と同様にして、S17で選択した録画先に記録した不在中録画番組の映像を消去させる(S56)。この結果、視聴済みの不在中録画番組の映像データが記録媒体に残留することはない。即ち、記録媒体の空き容量を確保することができる。
不在中録画番組の映像の再生が終了した場合(S54でYES)、制御部20は、S34の処理と同様にして、液晶表示パネル51に放送番組の映像を表示させ(S55)、S36の処理と同様にして、S17で選択した録画先に記録した不在中録画番組の映像を消去させる(S56)。この結果、視聴済みの不在中録画番組の映像データが記録媒体に残留することはない。即ち、記録媒体の空き容量を確保することができる。
S56の処理完了後、制御部20は、処理をS11へ戻す。なお、例えばユーザが不在中録画番組の映像を早送りすることによって、放送番組の放送終了より前に不在中録画番組の映像の再生が終了した場合、S56の処理を実行する前に、S35の処理と同様にして、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を終了させればよい。
一方、切替操作信号を受信した場合(S51でYES)、制御部20は、図4に示すS71へ処理を移す。何故ならば、ユーザは、不在中録画番組以外のTV番組(即ち、放送番組、又はS17で選択されなかった録画装置3に係る録画番組)の視聴を所望しているからである。以下では、ユーザが、放送番組の視聴を所望している場合を例示する。
一方、切替操作信号を受信した場合(S51でYES)、制御部20は、図4に示すS71へ処理を移す。何故ならば、ユーザは、不在中録画番組以外のTV番組(即ち、放送番組、又はS17で選択されなかった録画装置3に係る録画番組)の視聴を所望しているからである。以下では、ユーザが、放送番組の視聴を所望している場合を例示する。
制御部20は、経過時間の計時を開始し(S71)、また、S34の処理と同様にして、液晶表示パネル51に放送番組の映像を表示させる(S72)。従って、S71の処理を実行することによって計時される経過時間は、S17で選択された録画部25が再生している不在中録画番組の映像以外の映像(即ち放送番組の映像)を、液晶表示パネル51が表示し続けている時間である。即ち、S71及びS72の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における表示計時手段及び選択制御手段として機能する。
次に、制御部20は、所定視聴時間(例えば5分)が経過したか否かを判定し(S73)、まだ経過していない場合には(S73でNO)、切替操作信号を受信したか否かを判定する(S74)。
次に、制御部20は、所定視聴時間(例えば5分)が経過したか否かを判定し(S73)、まだ経過していない場合には(S73でNO)、切替操作信号を受信したか否かを判定する(S74)。
切替操作信号を受信していない場合(S74でNO)、ユーザは、放送番組を視聴している。この場合、制御部20は、処理をS73へ戻す。
S73の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における視聴判定手段として機能する。
一方、切替操作信号を受信した場合(S74でYES)、ユーザは、不在中録画番組の視聴を所望している。この場合、制御部20は、経過時間の計時を終了してから(S75)、処理をS38へ戻す。このとき、S38の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における選択制御手段として機能する。
S73の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における視聴判定手段として機能する。
一方、切替操作信号を受信した場合(S74でYES)、ユーザは、不在中録画番組の視聴を所望している。この場合、制御部20は、経過時間の計時を終了してから(S75)、処理をS38へ戻す。このとき、S38の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における選択制御手段として機能する。
なお、S51の処理で切替操作信号を受信してから、S74の処理で切替操作信号を受信するまでの間、不在中録画番組の映像の再生を一時停止していてもよい。
所定視聴時間が経過した場合には(S73でYES)、ユーザは不在中録画番組の視聴を所望していない、と看做せる。何故ならば、放送番組の映像を液晶表示パネル51が表示し続けている時間が、所定視聴時間以上の長期に亘るからである。
所定視聴時間が経過した場合には(S73でYES)、ユーザは不在中録画番組の視聴を所望していない、と看做せる。何故ならば、放送番組の映像を液晶表示パネル51が表示し続けている時間が、所定視聴時間以上の長期に亘るからである。
そこで、制御部20は、経過時間の計時を終了してから(S76)、S35の処理と同様にして、S17で選択した録画先に、放送番組の映像の記録を終了させる(S77)。また、制御部20は、S17で選択した録画先に、不在中録画番組の映像の再生を終了させる(S78)。更に、制御部20は、S36の処理と同様にして、S17で選択した録画先に記録した不在中録画番組の映像を消去させる(S79)。この結果、ユーザが視聴しない不在中録画番組の映像データが記録媒体に残留することはない。即ち、記録媒体の空き容量を確保することができる。
S79の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における他映像視聴時消去手段として機能する。また、S77及びS78の処理を実行する制御部20は、本発明の実施の形態における記録制御手段及び再生制御手段として機能する。
S79の処理完了後、制御部20は、処理をS11へ戻す。
以上のような記録再生表示装置1によれば、ユーザは、自身が席を外した後で放送される番組を、記録再生表示装置1を手動で操作することなく、簡便に録画及び視聴することができる。
S79の処理完了後、制御部20は、処理をS11へ戻す。
以上のような記録再生表示装置1によれば、ユーザは、自身が席を外した後で放送される番組を、記録再生表示装置1を手動で操作することなく、簡便に録画及び視聴することができる。
実施の形態 2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る記録再生表示装置1で実行される不在時再生休止処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態における記録再生表示装置1は、実施の形態1の記録再生表示装置1と同様のハードウェア構成を有する。このため、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
ただし、本実施の形態における記録再生表示装置1においては、録画番組の映像を表示している間(例えば、S38の処理実行後、S55又はS72の処理が実行されるまでの間)、図5に示す不在時再生休止処理が実行される。
図5は、本発明の実施の形態2に係る記録再生表示装置1で実行される不在時再生休止処理の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態における記録再生表示装置1は、実施の形態1の記録再生表示装置1と同様のハードウェア構成を有する。このため、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
ただし、本実施の形態における記録再生表示装置1においては、録画番組の映像を表示している間(例えば、S38の処理実行後、S55又はS72の処理が実行されるまでの間)、図5に示す不在時再生休止処理が実行される。
以下では、録画部25が録画番組の映像を再生している場合を例示する。この場合、映像処理部23には、録画部25が再生した映像の映像データが入力され、映像処理部23は、入力された映像データを液晶制御部53へ出力する。この結果、液晶表示パネル51には、録画番組の映像が表示される。
まず、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S91)、取得した検出結果に基づいて、S14の処理と同様に、ユーザが席を外したか否かを判定する(S92)。
ユーザが席を外していない場合(S92でNO)、制御部20は、処理をS91へ戻す。
まず、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S91)、取得した検出結果に基づいて、S14の処理と同様に、ユーザが席を外したか否かを判定する(S92)。
ユーザが席を外していない場合(S92でNO)、制御部20は、処理をS91へ戻す。
ユーザが席を外した場合(S92でYES)、制御部20は、録画部25を制御することによって、映像の再生を一時停止させる(S93)。また、制御部20は、S19の処理と同様にして、TV受像機2の所定の各部を省エネモードへ移行させる(S94)。
次いで、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S95)、取得した検出結果に基づき、S21の処理と同様にして、ユーザが戻ってきたか否かを判定する(S96)。
ユーザがまだ戻ってきていない場合(S96でNO)、制御部20は、処理をS95へ戻す。
次いで、制御部20は、温度検出部28及び明るさ検出部29夫々の検出結果を取得し(S95)、取得した検出結果に基づき、S21の処理と同様にして、ユーザが戻ってきたか否かを判定する(S96)。
ユーザがまだ戻ってきていない場合(S96でNO)、制御部20は、処理をS95へ戻す。
ユーザが戻ってきた場合(S96でYES)、制御部20は、S31の処理と同様にして、省エネモードを解除し(S97)、録画部25を制御することによって、映像の再生を再開させる(S98)。
S98の処理終了後、制御部20は、処理をS91へ戻す。
以上のような記録再生表示装置1においては、ユーザが操作部42を操作することなく、ユーザが席を外したときに、映像の再生が自動的に一時停止し、ユーザが戻ってきたときに、映像の再生が自動的に再開する。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
S98の処理終了後、制御部20は、処理をS91へ戻す。
以上のような記録再生表示装置1においては、ユーザが操作部42を操作することなく、ユーザが席を外したときに、映像の再生が自動的に一時停止し、ユーザが戻ってきたときに、映像の再生が自動的に再開する。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、実施の形態1,2の記録再生表示装置1は、複数の録画部25,25,…(又は録画装置3,3,…)を備えていてもよい。この場合、記録再生表示装置1は、録画装置3(又は録画部25)を備えていなくてもよい。
或いは、記録再生表示装置1は、録画部25及び録画装置3の何れか一方を備えていてもよい。ただし、この場合、制御部20が放送番組の録画先を選択する処理を実行することはない。
また、記録再生表示装置1は、リモコン4を備えていない構成でもよい。この場合、記録再生表示装置1は、操作部42に相当するものをTV受像機2と一体に備えていればよい。
或いは、記録再生表示装置1は、録画部25及び録画装置3の何れか一方を備えていてもよい。ただし、この場合、制御部20が放送番組の録画先を選択する処理を実行することはない。
また、記録再生表示装置1は、リモコン4を備えていない構成でもよい。この場合、記録再生表示装置1は、操作部42に相当するものをTV受像機2と一体に備えていればよい。
更に、記録再生表示装置1は、TV受像機2に替えて、互いに通信可能に設けられている表示装置及びセットトップボックスを備えていてもよい。この場合、表示装置は、少なくとも表示部5の機能に相当する機能を有する。また、セットトップボックスは、例えば制御部20、チューナ21、デコーダ22、映像処理部23、映像処理部23、I/F24、録画部25、記憶部26、及び受信部27の機能に相当する機能を有する。
更にまた、記録再生表示装置1は、温度検出部28及び/又は明るさ検出部29の機能を有する検出装置を、TV受像機2とは別体に備えていてもよい。
更にまた、記録再生表示装置1は、温度検出部28及び/又は明るさ検出部29の機能を有する検出装置を、TV受像機2とは別体に備えていてもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、記録再生表示装置1に、実施の形態1,2に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
また、本発明の効果がある限りにおいて、記録再生表示装置1に、実施の形態1,2に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
1 記録再生表示装置
20 制御部(在否判定手段,記録制御手段,再生制御手段,表示制御手段,選択手段,不在計時手段,短長判定手段,短時間不在時消去手段,選択制御手段,表示計時手段,視聴判定手段,他映像視聴時消去手段)
25 録画部(記録再生部)
26 記憶部
28 温度検出部
29 明るさ検出部
3 録画装置(記録再生部)
422 切替ボタン(選択操作部)
5 表示部
51 液晶表示パネル
52 バックライト
20 制御部(在否判定手段,記録制御手段,再生制御手段,表示制御手段,選択手段,不在計時手段,短長判定手段,短時間不在時消去手段,選択制御手段,表示計時手段,視聴判定手段,他映像視聴時消去手段)
25 録画部(記録再生部)
26 記憶部
28 温度検出部
29 明るさ検出部
3 録画装置(記録再生部)
422 切替ボタン(選択操作部)
5 表示部
51 液晶表示パネル
52 バックライト
Claims (9)
- 映像を記録し、記録されている映像を再生する記録再生部と、
該記録再生部が再生した映像、又は放送されている番組の映像を表示する表示部と
を備える記録再生表示装置において、
番組を視聴するユーザの在否を判定する在否判定手段と、
前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記在否判定手段の判定結果が存在から不在に切り替わったとき、前記記録再生部に前記番組の映像を記録させる記録制御手段と、
該記録制御手段が前記記録再生部に前記番組の映像を記録させ始めた後で前記判定結果が再び存在に切り替わった場合、前記記録再生部に該記録再生部が記録した映像を再生させる再生制御手段と、
該再生制御手段が前記記録再生部に前記記録した映像を再生させている場合に、前記表示部に前記再生した映像を表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする記録再生表示装置。 - 前記記録再生部を複数備え、
各記録再生部が予約録画するための録画予約情報を記憶する記憶部と、
該記憶部に記憶されている録画予約情報に基づいて、前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったときから所定時間以内に予約録画を開始すべき記録再生部を除く記録再生部を選択する選択手段と
を更に備え、
前記記録制御手段は、前記選択手段が選択した記録再生部に前記番組の映像を記録させるようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の記録再生表示装置。 - 前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったときから、前記判定結果が再び存在に切り替わるまでの経過時間を計時する不在計時手段と、
該不在計時手段の計時結果が所定時間より短いか否かを判定する短長判定手段と、
該短長判定手段が短いと判定した場合に、前記記録した映像を消去させる短時間不在時消去手段と
を更に備え、
前記短長判定手段が短いと判定した場合、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させ、前記再生制御手段は、前記記録再生部に、前記記録した映像を再生させないようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生表示装置。 - 前記表示部が表示すべき映像として、前記記録再生部が再生する映像及び該映像以外の映像の何れか一方を選択するための選択操作部と、
該選択操作部が操作された場合に、選択された映像を前記表示部に表示させる選択制御手段と、
前記再生制御手段が前記記録再生部に前記記録した映像を再生させている場合に、前記記録再生部が再生する映像以外の映像を前記表示部が表示し続けている時間を計時する表示計時手段と、
該表示計時手段の計時結果が所定時間以上に達したか否かを判定する視聴判定手段と、
該視聴判定手段が前記所定時間以上に達したと判定した場合に、前記記録した映像を消去させる他映像視聴時消去手段と
を更に備え、
前記視聴判定手段が前記所定時間以上に達したと判定した場合、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させ、前記再生制御手段は、前記記録再生部に、前記記録した映像の再生を終了させるようにしてあることを特徴とする請求項1から3の何れかひとつに記載の記録再生表示装置。 - 前記番組の映像の記録を終了させるべきタイミングであるか否かを判定する終了判定手段を更に備え、
該終了判定手段が前記タイミングであると判定するまでは、前記記録再生部が前記記録した映像を再生している場合であっても、前記記録再生部が、前記番組の映像の記録を続行するようにしてあり、
前記終了判定手段が前記タイミングであると判定した場合に、前記記録制御手段は、前記記録再生部に、前記番組の映像の記録を終了させるようにしてあることを特徴とする請求項1から4の何れかひとつに記載の記録再生表示装置。 - 前記在否判定手段による前記ユーザの在否の判定可能域の温度を検出する温度検出部を更に備え、
前記在否判定手段は、前記温度検出部の検出結果に基づいてユーザの在否を判定するようにしてあることを特徴とする請求項1から5の何れかひとつに記載の記録再生表示装置。 - 前記在否判定手段による前記ユーザの在否の判定可能域の明るさを検出する明るさ検出部を更に備え、
前記在否判定手段は、前記検出結果及び前記明るさ検出部の検出結果に基づいてユーザの在否を判定するようにしてあることを特徴とする請求項6に記載の記録再生表示装置。 - 前記表示部が前記番組の映像を表示している場合に前記判定結果が存在から不在に切り替わったとき、前記表示制御手段は、前記表示部における映像の表示を終了させるようにしてあることを特徴とする請求項1から7の何れかひとつに記載の記録再生表示装置。
- 前記表示部は、映像を表示する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルを照明するバックライトとを用いてなり、
前記在否判定手段の判定結果に基づいて、前記バックライトに対する給電量を制御する給電制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から8の何れかひとつに記載の記録再生表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010137442A JP2012004810A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 記録再生表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010137442A JP2012004810A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 記録再生表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012004810A true JP2012004810A (ja) | 2012-01-05 |
Family
ID=45536303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010137442A Pending JP2012004810A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 記録再生表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012004810A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818900A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Hitachi Ltd | テレビジョン受信機 |
JP2006005913A (ja) * | 2004-05-17 | 2006-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 録画再生装置 |
JP2006074434A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 番組記録装置 |
JP2006211061A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Funai Electric Co Ltd | 放送信号受信システム |
JP2008124736A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Sharp Corp | データ記録装置およびその制御方法、データ記録装置制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体 |
JP2008154125A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 映像出力装置及びプログラム |
-
2010
- 2010-06-16 JP JP2010137442A patent/JP2012004810A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818900A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Hitachi Ltd | テレビジョン受信機 |
JP2006005913A (ja) * | 2004-05-17 | 2006-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 録画再生装置 |
JP2006074434A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 番組記録装置 |
JP2006211061A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Funai Electric Co Ltd | 放送信号受信システム |
JP2008124736A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Sharp Corp | データ記録装置およびその制御方法、データ記録装置制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体 |
JP2008154125A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 映像出力装置及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20120020641A1 (en) | Content reproduction apparatus | |
JP2006222705A (ja) | 記録再生装置および記録再生方法 | |
US7369744B2 (en) | Signal receiving apparatus and signal recording method | |
US20070047925A1 (en) | Playback apparatus and playback method | |
JP2007088546A (ja) | テレビジョン受像機 | |
US7840132B2 (en) | Display device for storing various sets of configuration data and method for controlling the same | |
US20060098958A1 (en) | Optical disk system and combination of video display system with optical disk system | |
JP4198744B2 (ja) | 再生装置、情報共有システム | |
US20060215992A1 (en) | Recording and playing apparatus | |
JP2012004810A (ja) | 記録再生表示装置 | |
US20100023969A1 (en) | Digital photo frame capable of automatically entering and switching operational modes and method thereof | |
JP4482053B1 (ja) | 放送記録装置 | |
KR100794809B1 (ko) | 영상표시기기의 재생 제어장치 및 방법 | |
JP4122861B2 (ja) | 録画再生装置およびそれを用いたテレビジョン装置 | |
JP6239847B2 (ja) | テレビジョン受信機 | |
JP5794847B2 (ja) | 録画装置及び録画システム | |
JP2003348514A (ja) | ハードディスクレコーダ | |
JP2004349944A (ja) | ハードディスクレコーダ | |
JP2007194729A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2008244694A (ja) | テレビ受像機 | |
KR20050024701A (ko) | Pvr 예약 재생 설정 및 동작 방법 | |
KR101324778B1 (ko) | 방송 녹화기기에서의 사용자 습관을 이용한 방송 녹화방법 | |
KR20070013089A (ko) | 절전 기능을 갖는 디브이알 장치 및 방법 | |
JP2009044275A (ja) | 情報記録再生装置 | |
KR20060029438A (ko) | 텔레비전 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140701 |