JP2006211061A - 放送信号受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイムシフト機能と視聴者の有無や睡眠状態の検出技術、及び個人の認証技術とをうまく組み合わせることによって、視聴者が番組を見逃した場合の使い勝手の向上を図る。
【解決手段】 制御部18は、個人認証部26によりカメラ部25にて撮影された画像から一定時間以上顔画像が検出できない場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続し、個人認証部26によりカメラ部25にて撮影された画像から再び顔画像が検出され、その顔画像の特徴に基づく認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送中の番組を録画しながら視聴することのできる自動録画機能、いわゆるタイムシフト機能付きの放送信号受信システムに係り、より詳細には、視聴者の有無や睡眠状態を検出する技術を加味することによって、視聴者が番組を見逃した場合の使い勝手を向上した放送信号受信システムに関する。
最近のテレビジョン受像機は、記録媒体として例えばHDを内蔵し、放送中の番組を録画しながら視聴することで、例えば見逃したシーンに遡って視聴を継続することのできるタイムシフト機能を備えたものがある。しかし、この機能は一時的な録画機能でしかなく、テレビ視聴中に例えば来客等の相手をしたり、居眠りなどによりある程度の時間、番組を見逃してしまった場合には、見逃した最初のシーンが既に消去されてしまっており、再生しても見逃した途中からしか視聴することができないといった問題があった。
一方、テレビ視聴時に中座したり、居眠りをした場合の解決策も提案されている。
例えば、赤外線カメラや画像認識処理部を備えた検知装置部により、視聴者がテレビジョン受像機の前からいなくなったことを検知すると、記録再生装置を動作させて記録を開始し、視聴者がテレビジョン受像機の前に戻ってきたことを検知すると、記録再生装置を停止し、その記録開始位置から再生するように構成されたテレビジョン受像機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、テレビジョン受像機に視聴者の覚醒度を検出する覚醒度検出手段を備え、この覚醒度検出手段により視聴者が居眠り状態であることを検出すると、記録手段を動作させるとともに、テレビジョン受像機の電源をオフするように構成された表示システムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この表示システムでは、覚醒度検出手段は、撮影手段で撮影している視聴者の顔面に赤外線を照射し、その網膜反射像を観察することで、居眠り状態か睡眠状態かを判断するようになっている。
特開平8−18900号公報 特開平9−34424号公報
このように、テレビジョン受像機にカメラや画像処理装置を組み合わせて視聴者を認識し、その認識結果に応じてテレビジョン受像機の電源をオフしたり、タイムシフト機能を動作させる技術は既に提案されている。
一方、このようなテレビジョン受像機が設置される場所は通常一般家庭であり、一般家庭では、父、母、姉、弟といった複数の人物が同じテレビジョン受像機を同時にまたは個別に視聴することになる。従って、上記特許文献1,2のような機能を実現するためには、個人を特定して実施する必要があるが、上記特許文献1,2のものでは、個人の特定までは考慮されておらず、従って、個人ごとに適切な対応を取ることも全く考慮されていないといった問題があった。
そのため、例えば、お父さんがテレビジョン受像機を視聴中に何らかの用事でその場を離れた場合、上記特許文献1では、これを検知して、記録再生装置を動作させて記録を開始する一方、この状態で例えばお母さんがテレビジョン受像機の前に戻ってきたとき、記録再生装置を停止し、その記録開始位置から再生するため、お母さんにとっては全く意図しない突然の再生が開始されることになる。一方、その後に戻ってきたお父さんにとっては、すでに再生が開始されており、また、再生を開始してからお父さんが戻ってくるまでの間の放送番組は記録されないため、中途半端な再生となってしまうといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、タイムシフト機能と視聴者の有無や睡眠状態の検出技術、及び個人の認証技術とをうまく組み合わせることによって、視聴者が番組を見逃した場合の使い勝手の向上を図った放送信号受信システムを提供することにある。
本発明の放送信号受信システムは、番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、視聴者を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段により一定時間以上顔画像が検出できない場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生することを特徴とする。
本発明によれば、一定時間以上顔画像が検出できない場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、通常録画状態で受信番組の録画を継続し、再び顔画像が検出され、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合にのみ、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するようになっている。つまり、最初の人物と戻ってきた人物とが同じ人物である場合にのみ、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するため、別人が戻ってきても、誤って再生することがない。
この場合、前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段による顔画像が一定時間以上検出できない場合には、その時点でシステムを通常モードから省電力モードとし、前記顔画像検出手段により顔画像が検出された場合には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させるように構成してもよい。これにより、無駄な電力の消費を抑えることができる。
また、本発明によれば、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、自動録画中であることを視聴者に通知する通知手段をさらに備えた構成としてもよい。このような構成とすることにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を未然に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示するように構成してもよい。このような構成とすることにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、前記放送信号受信手段を複数備えており、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、通常録画状態を継続しつつ、他の放送信号受信手段を用いて前記異なる人物の選択した番組の放送信号を受信して視聴可能とするように構成してもよい。このように、放送信号受信手段を複数備えることで、テレビジョン受像機を視聴する複数の人物に対して、本発明の録画再生制御を個別に行うことができる。例えば、お父さんに対しては上記録画再生制御を行い、お母さんに対しては上記録画再生制御を維持しつつ、テレビジョン受像機の視聴のみを可能とするといった個別の対応をとることができる。
また、本発明の放送信号受信システムは、番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、視聴者を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から動的対象の有無を判断する動的対象判断手段をさらに備えており、前記録画再生制御手段は、前記動的対象判断手段により動的対象有りと判断され、かつ、前記顔画像検出手段により顔画像が検出できないと判断された場合には、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、通常録画状態で録画中であることを視聴者に通知することを特徴とする。
本発明によれば、視聴者はテレビジョン受像機の前に居るものの、何かの用事をしているために、テレビジョン受像機を常に直視している状態ではない状況を、撮影画像から判断した場合には、省電力モードとはしないで(つまり、テレビを付けたままの状態で)、簡易録画機能(タイムシフト機能)を無効とした通常録画状態で録画再生手段による受信番組の録画を継続するように構成している。この場合、通常録画状態で録画中であることを画面に表示すれば、これを見た視聴者は、そのまま録画を継続するか否かを判断することができ、通常録画が不要である場合には、これを解除することで本来の簡易録画機能(タイムシフト機能)に戻すことができる。
また、本発明の放送信号受信システムは、番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、視聴者を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、前記顔画像検出手段により検出した顔画像から目の開閉状態を判別する開閉状態判別手段をさらに備えており、前記録画再生制御手段は、前記開閉状態判別手段により所定時間以上目が閉じていると判断した場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生することを特徴とする。
本発明によれば、所定時間以上目が閉じていると判断した場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、通常録画状態で受信番組の録画を継続し、目が再び開いたと判断され、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合にのみ、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するようになっている。つまり、視聴者が居眠りをしている間、番組を録画し続け、視聴者が居眠りから覚めたときには、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するため、視聴者は、居眠りしていた間に見逃したシーンを追っかけ再生によって視聴することができる。
この場合、前記録画再生制御手段は、前記開閉状態判別手段により所定時間以上目が閉じていると判断した場合には、その時点でシステムを通常モードから省電力モードとし、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断した場合には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させるように構成してもよい。これにより、無駄な電力の消費を抑えることができる。
また、本発明によれば、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると判断された場合には、自動録画中であることを通知する通知手段をさらに備えた構成としてもよい。このような構成とすることにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を未然に防止することが可能となる。例えば、最初の視聴者が横になる等して完全に寝入ってしまい、そこへ別の視聴者が来た場合には、このような状況が起こり得るが、本発明のようにすれば、この別の視聴者による不用意な操作を未然に防止することができる。
また、本発明によれば、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると判断された場合には、前記録画再生制御手段は、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示するように構成してもよい。このような構成とすることにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
また、本発明によれば、前記放送信号受信手段を複数備えており、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、通常録画状態を継続しつつ、他の放送信号受信手段を用いて前記異なる人物の選択した番組の放送信号を受信して視聴可能とするように構成してもよい。このように、放送信号受信手段を複数備えることで、テレビジョン受像機を視聴する複数の人物に対して、本発明の録画再生制御を個別に行うことができる。例えば、お父さんに対しては上記録画再生制御を行い、お母さんに対しては上記録画再生制御を維持しつつ、テレビジョン受像機の視聴のみを可能とするといった個別の対応をとることができる。
また、本発明の放送信号受信システムは、番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、視聴者を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、前記顔画像検出手段により検出した顔画像から目の開閉状態を判別する開閉状態判別手段をさらに備えており、前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段により顔画像が検出されており、かつ、前記開閉状態判別手段により目の開閉状態が判別できない場合には、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、通常録画状態で録画中であることを視聴者に通知することを特徴とする。
本発明によれば、視聴者はテレビジョン受像機の前に居るものの、何かの用事をしているために、テレビジョン受像機を常に直視している状態ではない状況を、撮影画像から判断した場合には、省電力モードとはしないで(つまり、テレビを付けたままの状態で)、簡易録画機能(タイムシフト機能)を無効とした通常録画状態で録画再生手段による受信番組の録画を継続するように構成している。この場合、通常録画状態で録画中であることを画面に表示すれば、これを見た視聴者は、そのまま録画を継続するか否かを判断することができ、通常録画が不要である場合には、これを解除することで本来の簡易録画機能(タイムシフト機能)に戻すことができる。
本発明によれば、一定時間以上顔画像が検出できない場合、または所定時間以上目を閉じていると判断した場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、通常録画状態で受信番組の録画を継続し、再び顔画像が検出され(、または再び目を開いていると判断され)、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合にのみ、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するようになっている。つまり、顔の認識または目の開閉状態の認識により自動で録画状態に入るため、タイムシフト機能のような一時的な録画ではなく、視聴者が見逃した部分を確実に録画しておくことができる。また、最初の人物と戻ってきた人物とが同じ人物である場合にのみ、録画しておいた番組を録画位置に戻って再生するため、別の人物が戻ってきても、誤って再生することがない。
また、本発明によれば、簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、顔画像検出手段により再び顔画像が検出されまたは再び目を開いていると判断され、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、自動録画中であることを視聴者に通知するように構成したので、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を未然に防止することができる。
また、本発明によれば、簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、顔画像検出手段により再び顔画像が検出されまたは再び目を開いていると判断され、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、録画再生制御手段は、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示するように構成したので、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することができる。
また、本発明によれば、放送信号受信手段を複数備えており、簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、顔画像検出手段により再び顔画像が検出されまたは再び目を開いていると判断され、かつ、認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、録画再生制御手段は、通常録画状態を継続しつつ、他の放送信号受信手段を用いて異なる人物の選択した番組の放送信号を受信して視聴可能とするように構成したので、テレビジョン受像機を視聴する複数の人物に対して、本発明の録画再生制御と視聴のみの許可とを個別かつ同時に対応することができる。
また、本発明によれば、視聴者がテレビジョン受像機の前に居るものの、何かの用事をしているために、テレビジョン受像機を常に直視している状態ではない状況を、撮影画像から判断した場合には、省電力モードとはしないで(つまり、テレビを付けたままの状態で)、簡易録画機能(タイムシフト機能)を無効とした通常録画状態で録画再生手段による受信番組の録画を継続するように構成したので、視聴者がテレビジョン受像機を視聴しているか否かを明確には判断できない状況、すなわち、視聴者が見逃している可能性のある状況に対しても確実に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。
この放送信号受信システム1Aは、図示しないアンテナにて受信した放送信号を入力する入力端子11aを備えており、この入力端子11aにチューナ部11が接続されている。チューナ部11の出力は、デジタルの映像信号をアナログの映像信号に変換する映像デコーダ12に接続されているとともに、デジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換する音声デコーダ13に接続されている。また、映像デコーダ12の出力は、OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路14を介してTVモニタ15の映像入力端子15aに接続されている。また、音声デコーダ13の出力は、TVモニタ15の音声入力端子15bに接続されている。
また、チューナ部11の出力は、受信した放送信号を例えばハードディスクレコーダまたはDVDレコーダ等の録画再生装置40に接続されており、この録画再生装置40は、後述する制御部18に接続されている。
さらに、チューナ部11の出力は、受信した放送信号に含まれている最新の電子番組ガイド(EPG)データを一時的に蓄積するEPGデータ蓄積部(RAMやEEPROM等)16に接続されている。
制御部18は、図示は省略しているが、CPU、ROM、RAM等により構成されており、チューナ部11、映像デコーダ12、音声デコーダ13及びOSD回路14をそれぞれ制御するようになっている。また、制御部18には、EPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータを検索するデータ検索部19が双方向に接続されており、制御部18は、適宜のタイミングでデータ検索部19を制御し、EPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータの検索を行うようになっている。
また、制御部18には、各種キー操作信号を制御部18に入力するキー入力部21が接続されており、このキー入力部21には、リモコン23からのキー操作信号を受信する受信部22の出力が接続されている。すなわち、キー入力部21は、装置本体の前面パネルに設けられている各種キー(ボタン等)の操作信号を制御部18に入力する他、受信部22で受信されたリモコン23からのキー操作信号も制御部18に入力するようになっている。また、制御部18には、現在時刻を計時する時計部28や、後述する各種時間を計測するタイマー回路部29が接続されている。
また、装置本体には、視聴者を撮影するための撮像部であるカメラ部(CCDカメラ部)25が設けられている。このカメラ部25の出力は、撮影画像から顔画像を検出し、この検出された顔画像に基づいて個人を認証する個人認証部26に接続されており、この個人認証部26での認証結果が制御部18に入力されるようになっている。また、個人認証部26は、検出した顔画像に基づいて目の開閉状態を判別する機能も備えている。
上記構成において、個人認証部26には、家族全員の身体的特徴(本実施形態1では、顔の特徴)を示す情報が図示しない内部メモリに予め保存されている。この保存方法としては、例えばリモコン23の図示しないメニューボタンを操作して認識情報の登録モードを選択する。認識情報登録モードとは、個人認証部26により認識された被写体の特徴情報を予めメモリ部に保存する処理を実施するモードのことである。
具体的に説明すると、例えば子供の認識データを作成する場合、その子供の顔を、カメラ部25から指定された距離だけ離れて撮影する。個人認証部26は、この撮影した顔画像を基に子供認識データを作成する。画像認識技術は従来周知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。この子供認識データ(特徴データ)は、内部メモリに保存される。個人認証部26では、以後、この内部メモリに保存されている認証データに基づいて特定の個人を認証する。
本実施形態1の放送信号受信システムは、視聴者が見ている番組を録画再生装置40に録画するとともに、一定時間(例えば、30分等)経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能(いわゆる、タイムシフト機能)を備えており、制御部18がこのタイムシフト機能を実行するようになっている。
また、制御部18は、このようなタイムシフト機能と、個人認証部26による個人認証技術、及び視聴者の有無や睡眠状態の有無等の検知技術とをうまく組み合わせることによって、視聴者の状態に応じた番組の自動録画再生処理を実施するようになっている。
以下、制御部18による自動録画再生処理について具体的に実施例を挙げて説明する。
図2及び図3は、本実施例1の自動録画再生処理を示すフローチャートである。本実施例1は、視聴者がテレビジョン受像機の前から一旦中座し、再び戻ってきた場合の実施例である。
例えば、リモコン23によってテレビ電源がオンされると(ステップS1でYesと判断さると)、制御部18は、タイムシフト機能による録画を開始して(ステップS2)、受信チャンネルの番組をTVモニタ15の画面に表示するとともに、カメラ部25を制御して視聴者の撮影を開始する(ステップS3)。
個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像の特徴量と、予め内部メモリに登録されている家族全員の顔画像の特徴量とを比較することによって視聴者を認証(特定)し、その認証結果(現在視聴中の特定の人物の顔画像の特徴量)を内部メモリに保存する(ステップS4)。この後、個人認証部26は、テレビ電源がオンされている間中、例えば1〜2秒ごとに、カメラ部25による撮影画像から顔画像が検出できたか否かを判断し(ステップS5)、顔画像が検出できた場合(ステップS5でYesと判断された場合)には、顔画像検出信号を制御部18に出力するとともに(ステップS6)、その顔画像と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、現在視聴している人物が同じ人物であるか否かを常に監視し(ステップS7)、同じ人物である場合には、ステップS2に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS5で顔画像が検出できなかった場合(Noと判断された場合)には、顔画像未検出信号を制御部18に出力する(ステップS8)。
制御部18は、個人認証部26からの信号を常に監視している。そして、個人認証部26から顔画像未検出信号を受信すると、タイマー回路部29を起動して一定時間(例えば5秒等)の計測を開始するとともに(ステップS9)、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを監視する(ステップS10)。その結果、一定時間経過前に顔画像検出信号を受信した場合(ステップS9でNo、ステップS10でYesと判断された場合)には、ステップS7へと動作を進める。
一方、一定時間経過しても顔画像検出信号を受信しない場合(ステップS9でYesと判断された場合)には、視聴者がテレビジョン受像機の前にいないと判断し、テレビジョン受像機を省電力モード(TVモニタ15の表示をオフとし、カメラ部25や個人認証部26、受信部22等は動作状態とする待機モード)に切り替えるとともに(ステップS11)、その時刻の録画位置を内部メモリに記録して(ステップS12)、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続する(ステップS13)。
この状態において、制御部18は、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを常に監視している(ステップS14)。そして、顔画像検出信号を受信した場合(ステップS14でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断し(ステップS15)、同じ人物であると判断した場合(ステップS15でYesと判断した場合)には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させ(ステップS16)、録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を、記録しておいた録画位置に戻って再生する(ステップS17)。ただし、記録しておいた録画位置より少し前に戻って再生してもよい。そして、番組終了まで同時録画再生を行い(ステップS18)、再生終了後はステップS2に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS15でNoと判断された場合、すなわち、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合には、自動録画中であることを視聴者に通知して(ステップS19)、ステップS15に戻る。このときの通知方法としては、TVモニタ15の画面に表示する方法が最も一般的であるが、この他にも音声による通知や、LED等の表示部の点灯または点滅等による通知でもよく、また、これらを組み合わせて通知してもよい。
なお、上記実施例1では、ステップS15で、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であると判断した場合には、記録しておいた録画位置に戻って自動的に再生するようにしているが、自動再生を行う前に、自動再生を行うか否かを視聴者に選択させるようにしてもよい。すなわち、テレビジョン受像機の前を離れた時間が比較的短時間である場合には、視聴者によってはそこを飛ばしてそのまま視聴してもかまわないと考える場合もある。従って、視聴者が戻ってきたとき、見逃したシーンを遡って見るか否かを視聴者に選択させることで、視聴者の意思に則したより使い勝手のよいシステムとすることができる。
また、上記実施例1では、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合(ステップS15でNoと判断された場合)には、自動録画中であることを視聴者に通知する構成としているが、通知だけでは別の視聴者が誤って電源操作や録画操作を行ってしまう可能性もある。従って、ステップS15でNoと判断された場合には、制御部18は、その異なる人物による操作入力を無効として、録画状態を継続するように構成してもよい。この場合、入力が無効であることの警告をTVモニタ15の画面に表示するようにしてもよい。これにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
さらに、上記実施例1では、ステップS13において、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続しているが、このとき、録画している番組情報をEPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータから取得し、ステップS14でYesと判断される前に、録画している番組の終了時刻になった場合には、録画を停止して電源をオフするようにしてもよい。そして、視聴者が再びテレビジョン受像機の電源を入れたとき、録画しておいた番組が未視聴状態であれば、その旨を視聴者に通知(TVモニタ15の画面にメッセージを表示する等)し、録画番組を視聴するかどうかを選択させるようにしてもよい。
図4及び図5は、本実施例2の自動録画再生処理を示すフローチャートである。本実施例2は、視聴者がテレビジョン受像機の前で居眠りをした場合の実施例である。
例えば、リモコン23によってテレビ電源がオンされると(ステップS31でYesと判断さると)、制御部18は、タイムシフト機能による録画を開始して(ステップS32)、受信チャンネルの番組をTVモニタ15の画面に表示するとともに、カメラ部25を制御して視聴者の撮影を開始する(ステップS33)。
個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像の特徴量と、予め内部メモリに登録されている家族全員の顔画像の特徴量とを比較することによって視聴者を認証(特定)し、その認証結果(現在視聴中の特定の人物の顔画像の特徴量)を内部メモリに保存する(ステップS34)。この後、個人認証部26は、テレビ電源がオンされている間中、例えば1〜2秒ごとに、カメラ部25による撮影画像から顔画像が検出できたか否かを判断し(ステップS35)、顔画像が検出できた場合(ステップS35でYesと判断された場合)には、顔画像検出信号を制御部18に出力する一方(ステップS36)、その顔画像と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、現在視聴している人物が同じ人物であるか否かを常に監視するとともに(ステップS37)、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像から目の開閉状態を常に判別している(ステップS38)。その結果、同じ人物であり(ステップS37でYes)、かつ、目を開けた状態(ステップS38でYes)である場合には、ステップS32に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS35で顔画像が検出できなかった場合(Noと判断された場合)には、顔画像未検出信号を制御部18に出力する(ステップS38)。なお、この顔画像未検出信号を受信したあとの制御部18の処理は、上記実施例1の図2に示すステップS9以降の処理と同じであるため、ここでは以後の説明を省略する。
また、ステップS38で目が閉じられていると判断した場合(Yesと判断された場合)には、居眠り状態であることを示す居眠検出信号を制御部18に出力する(ステップS40)。
制御部18は、個人認証部26からの信号を常に監視している。そして、個人認証部26から居眠検出信号を受信すると、タイマー回路部29を起動して所定時間(例えば5秒等)の計測を開始するとともに(ステップS41)、個人認証部26から居眠検出信号を受信しているか否かを監視する(ステップS42)。その結果、一定時間経過前に居眠検出信号を受信しなくなった場合(ステップS41でNo、ステップS42でYesと判断された場合)には、ステップS37へと動作を進める。
一方、一定時間経過しても居眠検出信号を受信している場合(ステップS41でYesと判断された場合)には、視聴者がテレビジョン受像機の前で一定時間以上目を閉じている居眠り状態であると判断し、テレビジョン受像機を省電力モード(TVモニタ15の表示をオフとし、カメラ部25や個人認証部26、受信部22等は動作状態とする待機モード)に切り替えるとともに(ステップS43)、その時刻の録画位置を内部メモリに記録して(ステップS44)、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続する(ステップS45)。
この状態において、制御部18は、個人認証部26から居眠検出信号を受信しているか否かを常に監視している(ステップS46)。そして、居眠検出信号を受信しなくなった場合(ステップS46でYesと判断した場合)には、視聴者が再び目を開いたと判断し、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、その人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断し(ステップS47)、同じ人物であると判断した場合(ステップS47でYesと判断した場合)には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させ(ステップS48)、録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を、記録しておいた録画位置に戻って再生する(ステップS49)。ただし、記録しておいた録画位置より少し前に戻って再生してもよい。そして、番組終了まで同時録画再生を行い(ステップS50)、再生終了後はステップS32に戻って処理を繰り返す。
一方、ステップS47でNoと判断された場合、すなわち、その人物が最初の人物と異なる場合には、自動録画中であることを視聴者に通知して(ステップS51)、ステップS47に戻る。このときの通知方法としては、TVモニタ15の画面に表示する方法が最も一般的であるが、この他にも音声による通知や、LED等の表示部の点灯または点滅等による通知でもよく、また、これらを組み合わせて通知してもよい。
なお、上記実施例2では、ステップS47で、目を覚ました人物が最初の人物と同じ人物であると判断した場合には、記録しておいた録画位置に戻って自動的に再生するようにしているが、自動再生を行う前に、自動再生を行うか否かを視聴者に選択させるようにしてもよい。すなわち、テレビジョン受像機の前で眠ってしまった時間が比較的短時間である場合には、視聴者によってはそこを飛ばしてそのまま視聴してもかまわないと考える場合もある。従って、視聴者が居眠りから覚めたとき、見逃したシーンを遡って見るか否かを視聴者に選択させることで、視聴者の意思に則したより使い勝手のよいシステムとすることができる。
また、上記実施例2では、実際にはまず起こらないことであるが、居眠りから覚めた人物が最初の人物と異なる場合(ステップS47でNoと判断された場合)には、自動録画中であることを視聴者に通知する構成としているが、通知だけでは別の視聴者が誤って電源操作や録画操作を行ってしまう可能性もある。従って、ステップS47でNoと判断された場合には、制御部18は、その異なる人物による操作入力を無効として、録画状態を継続するように構成してもよい。この場合、入力が無効であることの警告をTVモニタ15の画面に表示するようにしてもよい。これにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
さらに、上記実施例2では、ステップS45において、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続しているが、このとき、録画している番組情報をEPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータから取得し、ステップS46でYesと判断される前に、録画している番組の終了時刻になった場合には、録画を停止して電源をオフするようにしてもよい。そして、視聴者が再びテレビジョン受像機の電源を入れたとき、録画しておいた番組が未視聴状態であれば、その旨を視聴者に通知(TVモニタ15の画面にメッセージを表示する等)し、録画番組を視聴するかどうかを選択させるようにしてもよい。
図6及び図7は、本実施例3の自動録画再生処理を示すフローチャートである。本実施例3は、視聴者がテレビジョン受像機の前にいるものの、放送番組を本当に視聴しているかどうか判断できない場合(つまり、テレビを視聴しつつ別の作業等を行っているような場合)の実施例である。
リモコン23によってテレビ電源がオンされると(ステップS61でYesと判断さると)、制御部18は、タイムシフト機能による録画を開始して(ステップS62)、受信チャンネルの番組をTVモニタ15の画面に表示するとともに、カメラ部25を制御して視聴者の撮影を開始する(ステップS63)。
個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像の特徴量と、予め内部メモリに登録されている家族全員の顔画像の特徴量とを比較することによって視聴者を認証(特定)し、その認証結果(現在視聴中の特定の人物の顔画像の特徴量)を内部メモリに保存する(ステップS64)。この後、個人認証部26は、テレビ電源がオンされている間中、カメラ部25による撮影画像から視聴者が検出できたか否かを判断し(ステップS65)、視聴者が検出できた場合(ステップS65でYesと判断された場合)には、視聴者検出信号を制御部18に送信するとともに(ステップS66)、次に、撮影画像から顔画像が検出できたか否かを判断する(ステップS67)。そして、顔画像が検出できた場合(ステップS67でYesと判断された場合)には、顔画像検出信号を制御部18に出力するとともに(ステップS68)、その顔画像と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、現在視聴している人物が同じ人物であるか否かを常に監視し(ステップS69)、同じ人物である場合には、ステップS62に戻って処理を繰り返す。
制御部18は、個人認証部26からの信号を常に監視している。そして、ステップS65で視聴者を検出できなかった場合(Noと判断された場合)には、視聴者未検出信号を制御部18に出力する(ステップS70)。なお、この視聴者未検出信号を受信した後の制御部18の処理は、上記実施例1の図2に示すステップS9以降の処理と同じであるため、ここでは以後の説明を省略する。
また、制御部18は、個人認証部26から視聴者検出信号は受信しているものの、顔画像未検出信号を受信している場合、すなわち、視聴者は検出できているが、顔画像が検出できない場合(ステップS65でYes、ステップS67でNoと判断された場合)には、タイマー回路部29を起動して一定時間(例えば5秒等)の計測を開始するとともに(ステップS71)、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを監視する(ステップS72)。その結果、一定時間経過前に顔画像検出信号を受信した場合(ステップS71でNo、ステップS72でYesと判断された場合)には、ステップS69へと動作を進める。
一方、一定時間経過しても顔画像検出信号を受信しない場合(ステップS71でYesと判断された場合)には、視聴者が放送番組を見ているかどうか分からないと判断し、その時刻の録画位置を内部メモリに記録して(ステップS73)、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続する(ステップS74)。
この状態において、制御部18は、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを常に監視している(ステップS75)。そして、顔画像検出信号を受信した場合(ステップS75でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、再度検出した顔画像の人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断し(ステップS76)、同じ人物であると判断した場合(ステップS76でYesと判断した場合)には、録画データを再生するか否かを視聴者に確認(例えば、TVモニタ15の画面に確認メッセージを表示して確認)する(ステップS77)。これに対し、視聴者が、リモコン23の再生ボタン等を操作した場合(ステップS77でYesと判断された場合)には、録画しておいた番組を、記録しておいた録画位置に戻って再生する(ステップS78)。ただし、記録しておいた録画位置より少し前に戻って再生してもよい。そして、番組終了まで同時録画再生を行い(ステップS79)、再生終了後はステップS62に戻って処理を繰り返す。一方、ステップS77において、視聴者が別の操作を選択をした場合には、その選択操作に従うことになる(ステップS81)。
一方、ステップS76でNoと判断された場合、すなわち、再度顔画像が検出された人物が最初の人物と異なる場合には、自動録画中であることを視聴者に通知して(ステップS80)、ステップS76に戻る。このときの通知方法としては、TVモニタ15の画面に表示する方法が最も一般的であるが、この他にも音声による通知や、LED等の表示部の点灯または点滅等による通知でもよく、また、これらを組み合わせて通知してもよい。
なお、上記実施例3では、再度顔画像が検出された人物が最初の人物と異なる場合(ステップS76でNoと判断された場合)には、自動録画中であることを視聴者に通知する構成としているが、通知だけでは別の視聴者が誤って電源操作や録画操作を行ってしまう可能性もある。従って、ステップS76でNoと判断された場合には、制御部18は、その異なる人物による操作入力を無効として、録画状態を継続するように構成してもよい。この場合、入力が無効であることの警告をTVモニタ15の画面に表示するようにしてもよい。これにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
さらに、上記実施例3では、ステップS74において、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続しているが、このとき、録画している番組情報をEPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータから取得し、ステップS75でYesと判断される前に、録画している番組の終了時刻になった場合には、録画を停止して電源をオフするようにしてもよい。そして、視聴者が再びテレビジョン受像機の電源を入れたとき、録画しておいた番組が未視聴状態であれば、その旨を視聴者に通知(TVモニタ15の画面にメッセージを表示する等)し、録画番組を視聴するかどうかを選択させるようにしてもよい。
図8及び図9は、本実施例4の自動録画再生処理を示すフローチャートである。本実施例4は、視聴者がテレビジョン受像機の前にいるものの、放送番組を本当に視聴しているかどうか判断できない場合(つまり、目を閉じているか否か判断できない場合)の実施例である。
リモコン23によってテレビ電源がオンされると(ステップS91でYesと判断さると)、制御部18は、タイムシフト機能による録画を開始して(ステップS92)、受信チャンネルの番組をTVモニタ15の画面に表示するとともに、カメラ部25を制御して視聴者の撮影を開始する(ステップS93)。
個人認証部26は、カメラ部25により撮影された視聴者の顔画像の特徴量と、予め内部メモリに登録されている家族全員の顔画像の特徴量とを比較することによって視聴者を認証(特定)し、その認証結果(現在視聴中の特定の人物の顔画像の特徴量)を内部メモリに保存する(ステップS94)。この後、個人認証部26は、テレビ電源がオンされている間中、カメラ部25による撮影画像から視聴者の顔画像が検出できたか否かを判断し(ステップS95)、視聴者の顔画像が検出できた場合(ステップS95でYesと判断された場合)には、顔画像検出信号を制御部18に送信するとともに(ステップS96)、次に、撮影画像から視聴者の目の開閉状態が検出できたか否かを判断する(ステップS97)。そして、目の開閉状態が検出できた場合(ステップS97でYesと判断された場合)には、開閉状態検出信号を制御部18に出力するとともに(ステップS98)、視聴者の顔画像と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、現在視聴している人物が同じ人物であるか否かを常に監視し(ステップS99)、同じ人物である場合には、ステップS92に戻って処理を繰り返す。
制御部18は、個人認証部26からの信号を常に監視している。そして、ステップS95で顔画像を検出できなかった場合(Noと判断された場合)には、顔画像未検出信号を制御部18に出力する(ステップS100)。なお、この顔画像未検出信号を受信した後の制御部18の処理は、上記実施例1の図2に示すステップS9以降の処理と同じであるため、ここでは以後の説明を省略する。
また、制御部18は、個人認証部26から顔画像検出信号は受信しているものの、開閉状態未検出信号を受信している場合、すなわち、視聴者の顔画像は検出できているが、目の開閉状態が検出できない場合(ステップS95でYes、ステップS97でNoと判断された場合)には、タイマー回路部29を起動して一定時間(例えば5秒等)の計測を開始するとともに(ステップS101)、個人認証部26から目の開閉状態検出信号を受信したか否かを監視する(ステップS102)。その結果、一定時間経過前に目の開閉状態検出信号を受信した場合(ステップS101でNo、ステップS102でYesと判断された場合)には、ステップS99へと動作を進める。
一方、一定時間経過しても目の開閉状態検出信号を受信しない場合(ステップS101でYesと判断された場合)には、視聴者が放送番組を見ているかどうか分からないと判断し、その時刻の録画位置を内部メモリに記録して(ステップS103)、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続する(ステップS104)。
この状態において、制御部18は、個人認証部26から目の開閉状態検出信号を受信したか否かを常に監視している(ステップS105)。そして、目の開閉状態検出信号を受信した場合(ステップS105でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、再度検出した顔画像(目の開閉状態も含めた顔画像)の人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断し(ステップS106)、同じ人物であると判断した場合(ステップS106でYesと判断した場合)には、録画データを再生するか否かを視聴者に確認(例えば、TVモニタ15の画面に確認メッセージを表示して確認)する(ステップS107)。これに対し、視聴者が、リモコン23の再生ボタン等を操作した場合(ステップS107でYesと判断された場合)には、録画しておいた番組を、記録しておいた録画位置に戻って再生する(ステップS108)。ただし、記録しておいた録画位置より少し前に戻って再生してもよい。そして、番組終了まで同時録画再生を行い(ステップS109)、再生終了後はステップS92に戻って処理を繰り返す。一方、ステップS107において、視聴者が別の操作を選択をした場合には、その選択操作に従うことになる(ステップS111)。
一方、ステップS106でNoと判断された場合、すなわち、再度顔画像が検出された人物が最初の人物と異なる場合には、自動録画中であることを視聴者に通知して(ステップS110)、ステップS96に戻る。このときの通知方法としては、TVモニタ15の画面に表示する方法が最も一般的であるが、この他にも音声による通知や、LED等の表示部の点灯または点滅等による通知でもよく、また、これらを組み合わせて通知してもよい。
なお、上記実施例4では、再度顔画像が検出された人物が最初の人物と異なる場合(ステップS106でNoと判断された場合)には、自動録画中であることを視聴者に通知する構成としているが、通知だけでは別の視聴者が誤って電源操作や録画操作を行ってしまう可能性もある。従って、ステップS106でNoと判断された場合には、制御部18は、その異なる人物による操作入力を無効として、録画状態を継続するように構成してもよい。この場合、入力が無効であることの警告をTVモニタ15の画面に表示するようにしてもよい。これにより、別人による不用意な操作、例えば自動録画の停止等の操作を確実に防止することが可能となる。
さらに、上記実施例4では、ステップS104において、タイムシフト機能を無効とした通常録画状態で録画再生装置40による受信番組の録画を継続しているが、このとき、録画している番組情報をEPGデータ蓄積部16に蓄積されているEPGデータから取得し、ステップS105でYesと判断される前に、録画している番組の終了時刻になった場合には、録画を停止して電源をオフするようにしてもよい。そして、視聴者が再びテレビジョン受像機の電源を入れたとき、録画しておいた番組が未視聴状態であれば、その旨を視聴者に通知(TVモニタ15の画面にメッセージを表示する等)し、録画番組を視聴するかどうかを選択させるようにしてもよい。
<実施形態2>
図10は、本発明の実施形態2に係る放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態2の放送信号受信システム1Bと、図1に示す実施形態1の放送信号受信システム1Aとの違いは、本実施形態2の放送信号受信システム1Bがチューナ部を複数(この例では、第1チューナ部111と第2チューナ部112の2台)備えており、この第1チューナ部111の出力と第2チューナ部112の出力とを切り替えて映像デコーダ12及び音声デコーダ13にそれぞれ出力するための出力切換部113が設けられている点である。その他の構成は、上記実施形態1の放送信号受信システム1Aの構成と同じであるので、ここでは同ブロックに同符号を付すこととし、詳細な説明は省略する。
このように、チューナ部を複数台用意することによって、上記実施形態1に係る各実施例1〜4での処理をさらに発展させて、以下に示す実施例5〜8のように処理することが可能となる。
本実施例5は、上記実施例1の変形実施例であり、図11は、この実施例5の自動録画再生処理を示すフローチャートである。ただし、図11は本実施例5の要部のみを示している。
すなわち、第1のチューナ部111で放送番組を受信中に、上記実施例1に示すように、視聴者が中座することによって、制御部18がタイムシフト機能を無効とした通常の録画動作を実行している状態(図3のステップS13の状態)において、制御部18は、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを常に監視している(ステップS14)。そして、顔画像検出信号を受信した場合(ステップS14でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断する(ステップS15)。ここで、同じ人物であると判断した場合(ステップS15でYesと判断した場合)のその後の処理は、実施例1のステップS16以降の処理と同じである。
一方、ステップS15でNoと判断された場合、すなわち、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合には、制御部18は、自動録画中であることを視聴者に通知し(ステップS19−1)、それまでの録画状態(すなわち、第1チューナ部111で受信している放送信号の録画状態)はそのまま継続する。この後、制御部18は、出力切換部113を第2チューナ部112に切り替えるとともに、テレビの視聴が可能であることを、戻ってきた人物(最初の人物とは異なる人物)に通知する(ステップS19−2)。これにより、本発明に係る自動録画が実行されている場合であっても、最初の人物と異なる人物もテレビを視聴することが可能となる。また、最初の人物が戻ってきた場合でも、録画はそのまま継続されているので、以後、手動操作等により、最初の人物も見逃したシーンからの視聴が可能となる。
本実施例6は、上記実施例2の変形実施例であり、図12は、この実施例6の自動録画再生処理を示すフローチャートである。ただし、図12は本実施例6の要部のみを示している。
すなわち、第1のチューナ部111で放送番組を受信中に、上記実施例1に示すように、視聴者が居眠りをすることによって、制御部18がタイムシフト機能を無効とした通常の録画動作を実行している状態(図5のステップS45の状態)において、制御部18は、個人認証部26から居眠検出信号を受信しているか否かを常に監視している(ステップS46)。そして、居眠検出信号を受信しなくなった場合(ステップS46でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断する(ステップS47)。ここで、同じ人物であると判断した場合(ステップS47でYesと判断した場合)のその後の処理は、実施例2のステップS48以降の処理と同じである。
一方、ステップS47でNoと判断された場合、すなわち、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合には、制御部18は、自動録画中であることを視聴者に通知し(ステップS51−1)、それまでの録画状態(すなわち、第1チューナ部111で受信している放送信号の録画状態)はそのまま継続する。この後、制御部18は、出力切換部113を第2チューナ部112に切り替えるとともに、テレビの視聴が可能であることを、戻ってきた人物(最初の人物とは異なる人物)に通知する(ステップS51−2)。これにより、本発明に係る自動録画が実行されている場合であっても、最初の人物と異なる人物もテレビを視聴することが可能となる。また、最初の人物が目を覚ました場合でも、録画はそのまま継続されているので、以後、手動操作等により、最初の人物も見逃したシーンからの視聴が可能となる。
本実施例7は、上記実施例3の変形実施例であり、図13は、この実施例7の自動録画再生処理を示すフローチャートである。ただし、図13は本実施例7の要部のみを示している。
すなわち、第1のチューナ部111で放送番組を受信中に、上記実施例3に示すように、視聴者がテレビジョン受像機の前で別の作業をすることによって、制御部18がタイムシフト機能を無効とした通常の録画動作を実行している状態(図7のステップS73の状態)において、制御部18は、個人認証部26から顔画像検出信号を受信したか否かを常に監視している(ステップS75)。そして、顔画像検出信号を受信した場合(ステップS75でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断する(ステップS76)。ここで、同じ人物であると判断した場合(ステップS76でYesと判断した場合)のその後の処理は、実施例3のステップS77以降の処理と同じである。
一方、ステップS76でNoと判断された場合、すなわち、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合には、制御部18は、自動録画中であることを視聴者に通知し(ステップS80−1)、それまでの録画状態(すなわち、第1チューナ部111で受信している放送信号の録画状態)はそのまま継続する。この後、制御部18は、出力切換部113を第2チューナ部112に切り替えるとともに、テレビの視聴が可能であることを、戻ってきた人物(最初の人物とは異なる人物)に通知する(ステップS80−2)。これにより、本発明に係る自動録画が実行されている場合であっても、最初の人物と異なる人物もテレビを視聴することが可能となる。また、最初の人物が戻ってきた場合でも、録画はそのまま継続されているので、以後、手動操作等により、最初の人物も見逃したシーンからの視聴が可能となる。
本実施例8は、上記実施例4の変形実施例であり、図14は、この実施例8の自動録画再生処理を示すフローチャートである。ただし、図14は本実施例8の要部のみを示している。
すなわち、第1のチューナ部111で放送番組を受信中に、上記実施例1に示すように、視聴者が居眠りをすることによって、制御部18がタイムシフト機能を無効とした通常の録画動作を実行している状態(図9のステップS104の状態)において、制御部18は、個人認証部26から目の開閉状態検出信号を受信しているか否かを常に監視している(ステップS105)。そして、目の開閉状態検出信号を受信しなくなった場合(ステップS105でYesと判断した場合)には、次に、カメラ部25で撮影された顔画像の特徴量と内部メモリに保存した特定の人物の顔画像との特徴量を比較することによって、戻ってきた人物が最初の人物と同じ人物であるか否かを判断する(ステップS106)。ここで、同じ人物であると判断した場合(ステップS106でYesと判断した場合)のその後の処理は、実施例4のステップS107以降の処理と同じである。
一方、ステップS106でNoと判断された場合、すなわち、戻ってきた人物が最初の人物と異なる場合には、制御部18は、自動録画中であることを視聴者に通知し(ステップS110−1)、それまでの録画状態(すなわち、第1チューナ部111で受信している放送信号の録画状態)はそのまま継続する。この後、制御部18は、出力切換部113を第2チューナ部112に切り替えるとともに、テレビの視聴が可能であることを、戻ってきた人物(最初の人物とは異なる人物)に通知する(ステップS110−2)。これにより、本発明に係る自動録画が実行されている場合であっても、最初の人物と異なる人物もテレビを視聴することが可能となる。また、最初の人物が目を覚ました場合でも、録画はそのまま継続されているので、以後、手動操作等により、最初の人物も見逃したシーンからの視聴が可能となる。
本発明の実施形態1に係る放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。 実施例1の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例1の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例2の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例2の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例3の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例3の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例4の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例4の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る放送信号受信システムの全体構成を示す機能ブロック図である。 実施例5の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例6の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例7の自動録画再生処理を示すフローチャートである。 実施例8の自動録画再生処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B 放送信号受信システム
11 チューナ部
12 映像デコーダ
13 音声デコーダ
14 OSD回路
15 TVモニタ
16 EPGデータ蓄積部
18 制御部
19 データ検索部
21 キー入力部
22 受信部
23 リモコン
25 カメラ部
26 個人認証部
28 時計部
29 回マー回路部
40 録画再生装置
111 第1チューナ部
112 第2チューナ部
113 出力切換部

Claims (13)

  1. 番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、
    視聴者を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、
    受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、
    視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、
    前記録画再生制御手段は、
    前記顔画像検出手段により一定時間以上顔画像が検出できない場合には、その時点でシステムを通常モードから省電力モードとするとともに、その時刻の録画位置を記録して、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させるとともに、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生する一方、
    前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、自動録画中であることを視聴者に通知するとともに、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示することを特徴とする放送信号受信システム。
  2. 番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、
    視聴者を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、
    受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、
    視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、
    前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段により一定時間以上顔画像が検出できない場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生することを特徴とする放送信号受信システム。
  3. 前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段による顔画像が一定時間以上検出できない場合には、その時点でシステムを通常モードから省電力モードとし、前記顔画像検出手段により顔画像が検出された場合には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させることを特徴とする請求項2に記載の放送信号受信システム。
  4. 前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、自動録画中であることを視聴者に通知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の放送信号受信システム。
  5. 前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の放送信号受信システム。
  6. 前記放送信号受信手段を複数備えており、
    前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記顔画像検出手段により再び顔画像が検出され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、通常録画状態を継続しつつ、他の放送信号受信手段を用いて前記異なる人物の選択した番組の放送信号を受信して視聴可能とすることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の放送信号受信システム。
  7. 番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、
    視聴者を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、
    受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、
    視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から動的対象の有無を判断する動的対象判断手段をさらに備えており、
    前記録画再生制御手段は、前記動的対象判断手段により動的対象有りと判断され、かつ、前記顔画像検出手段により顔画像が検出できないと判断された場合には、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、通常録画状態で録画中であることを視聴者に通知することを特徴とする放送信号受信システム。
  8. 番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、
    視聴者を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、
    受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、
    視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、
    前記顔画像検出手段により検出した顔画像から目の開閉状態を判別する開閉状態判別手段をさらに備えており、
    前記録画再生制御手段は、前記開閉状態判別手段により所定時間以上目が閉じていると判断した場合には、その時刻の録画位置を記録するとともに、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と同じ人物であると判断された場合には、通常録画状態を継続しつつ、録画しておいた番組を前記録画位置に戻って再生することを特徴とする放送信号受信システム。
  9. 前記録画再生制御手段は、前記開閉状態判別手段により所定時間以上目が閉じていると判断した場合には、その時点でシステムを通常モードから省電力モードとし、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断した場合には、その時点でシステムを省電力モードから通常モードに復帰させることを特徴とする請求項8に記載の放送信号受信システム。
  10. 前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると判断された場合には、自動録画中であることを通知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の放送信号受信システム。
  11. 前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると判断された場合には、前記録画再生制御手段は、その異なる人物による操作入力を無効とし、通常録画状態を継続しつつ、入力が無効であることの警告を画面に表示することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の放送信号受信システム。
  12. 前記放送信号受信手段を複数備えており、
    前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態において、前記開閉状態判別手段により目が再び開いたと判断され、前記認識手段による認識結果が最初の人物と異なる人物であると認識された場合には、前記録画再生制御手段は、通常録画状態を継続しつつ、他の放送信号受信手段を用いて前記異なる人物の選択した番組の放送信号を受信して視聴可能とすることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の放送信号受信システム。
  13. 番組の放送信号を受信して映像信号と音声信号を得る放送信号受信手段と、
    視聴者を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された視聴者の撮影画像から顔画像を検出する顔画像検出手段と、
    前記顔画像検出手段により検出された視聴者の顔画像と予め登録されている個人の顔画像とを比較することによって視聴している個人を認証する認証手段と、
    受信放送信号を録画して保存する録画再生手段と、
    視聴者が見ている番組を前記録画再生手段に録画するとともに、一定時間経過するごとに古い録画データから順に消去する簡易録画機能を有する録画再生制御手段とを備えた放送信号受信システムであって、
    前記顔画像検出手段により検出した顔画像から目の開閉状態を判別する開閉状態判別手段をさらに備えており、
    前記録画再生制御手段は、前記顔画像検出手段により顔画像が検出されており、かつ、前記開閉状態判別手段により目の開閉状態が判別できない場合には、前記簡易録画機能を無効とした通常録画状態で前記録画再生手段による受信番組の録画を継続し、通常録画状態で録画中であることを視聴者に通知することを特徴とする放送信号受信システム。
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