JP2003110590A - 給電対応アクセスポートおよび自動チャンネル認識機能を有するアクセスポート - Google Patents

給電対応アクセスポートおよび自動チャンネル認識機能を有するアクセスポート

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JP2003110590A
JP2003110590A JP2001305354A JP2001305354A JP2003110590A JP 2003110590 A JP2003110590 A JP 2003110590A JP 2001305354 A JP2001305354 A JP 2001305354A JP 2001305354 A JP2001305354 A JP 2001305354A JP 2003110590 A JP2003110590 A JP 2003110590A
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power supply
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JP2001305354A
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Hitoshi Ino
仁 猪野
Koji Kurotobi
孝治 黒飛
Hisashi Yoda
久志 依田
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Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPネットワークのHUBからファントム給
電により受電し、隣接するアクセスポート間で通信の干
渉を起こさないアクセスポートを提供する 【解決手段】 IPネットワークを構成するファントム
給電機能有するHUB1に接続するアクセスポイント3
に、HUB1からの低電力でのファントム受電機能の有
無に関する問い合わせに対してファントム受電機能を有
する旨を回答する機能と、HUBからの給電電圧を検出
して給電電力を判定する機能と、給電電力が高電力であ
るときに大電力回路に高電力を供給する機能と、HUB
に接続されたときに、任意のチャンネル番号を用いて他
のアクセスポートの電波状況を監視し、他のアクセスポ
ートとが使用していないチャンネル番号を自己のチャン
ネル番号として設定する自動チャンネル認識機能を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IPネットワーク
にパソコンを無線による通信によって接続するアクセス
ポートに関し、特に自動チャネル識別機能を備えたファ
ントム受電可能なアクセスポートに関する。
【0002】
【従来の技術】給電機能を内蔵したHUBと、サーバ
と、IP機器を相互に接続したIPネットワークを、H
UBを介して回線に接続して、IP機器と外部との間で
通信するシステムは既に実用化されている。一方、パソ
コンを無線によって通信基地局に接続するネットワーク
システムも、既に実用化されている。
【0003】しかしながら、IPネットワークと無線通
信基地局は、それぞれ独立して運用され、パソコンを、
無線通信を介してIPネットワークに接続することはで
きないでいる。
【0004】さらに、無線基地局をIPネットワークに
接続する場合にも、無線基地局に電源を供給しなければ
ならず、基地局を配置する場所が電源のある場所に限定
されるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、IPネット
ワークに、無線通信基地局の機能を有するアクセスポー
トを介してパソコンを接続することができる装置を提供
することを目的とする。さらに、本発明は、ファントム
給電によりIPネットワークのHUBから電力の供給を
受けることができるアクセスポート、および、複数のア
クセスポート間で通信の干渉を起こさないようにしたア
クセスポートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ファントム給電機能有するHUBに、フ
ァントム受電機能および無線通信機能を有するアクセス
ポートを接続したIPネットワークを構成するアクセス
ポートにおいて、HUBからの低電力でのファントム受
電機能の有無に関する問い合わせに対してファントム受
電機能を有する旨を回答する機能と、HUBからの給電
電力を検出して給電電力を判定する機能と、給電電力が
高電力であるときに大電力回路に高電力を供給する機能
とを設けた。
【0007】さらに、本発明は、上記アクセスポートに
おいて、HUBに接続されたときに、任意のチャンネル
番号を用いて他のアクセスポートの電波状況を監視し、
他のアクセスポートが使用していないチャンネル番号を
自己のチャンネル番号として設定する自動チャンネル認
識機能を備えた。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にかかるアクセスポートを
接続したIPネットワークの構成の概要を図1を用いて
説明する。
【0009】IPネットワークは、給電機能を有するH
UB1の各ポートに、ファントム受電機能を有するアク
セスポート3a,3b、ファントム受電機能を持たない
アクセスポート3d,3eと、サーバ5と、IP機器9
等を接続して構成される。さらに、802.11による
無線通信機能を有するパソコン7がアクセスポート3を
介してIPネットワークに接続される。アクセスポート
3aは受電機能を有するアクセスポートの例であり、ア
クセスポート3bは受電機能と下位に接続された端末へ
の給電機能を有するアクセスポートである。
【0010】このIPネットワークにおける給電機能を
有するHUB1各ポート毎の給電電力特性は、図2
(A)に示すように、ケーブル接続前は低電圧(1.
5から3.3V)で小電力を供給する、ケーブル接続
後もネゴシエーションが行わる間は低電圧(1.5から
3.3V)で小電力を供給する、ネゴシエーション後
電力供給する場合には高電圧(48V)で大電力を供給
するという特性である。ネゴシエーションの結果、アク
セスポート3やIP機器9に受電機能が備わっていない
場合には、低電圧(低電力)でイーサネット(登録商
標)通信を行う。
【0011】受電側の電力特性は、図2(B1)に示す
ように、ケーブル接続前は電力がない、ケーブル接
続後低電圧で小電力回路が動作可能となる、ネゴシエ
ーション中は低電圧で小電圧回路が動作し、ネゴシー
エーションの結果電力供給を受ける場合には、高電圧で
受電して低電圧の電力を受電装置に出力するという特性
である。一方受電端末の電源供給コネクタの出力電圧特
性は、図2(B2)に示すように、電源供給コネクタ
へ下位の端末ケーブルが接続されてからHUBとの間の
ネゴシエーションが終了するまでの間は、低電圧で低電
力が供給され、ネゴシエーションが終了して、電力供
給を受けた時点から高電圧電力が供給される。
【0012】給電機能を有するHUB1の給電部分を主
とした構成の概要を、図3を用いて説明する。給電機能
を有するHUB1は、送信データ蓄積部111と、デー
タ送受信回路112と、送受信インタフェース113a
と、パルストランス114aと、コネクタ115aと、
送受信インタフェース113bと、パルストランス11
4bと、コネクタ115bと、データ受信回路116
と、比較データ蓄積回路117と、比較回路118と、
給電判定回路120と、電源回路13と、可変電力回路
131と、送受信データ制御回路15とを有して構成さ
れる。
【0013】送信データ蓄積部111は、受電アクセス
ポート3の受電制御回路と通信するためのデータを蓄積
する蓄積部である。
【0014】データ送受信回路112は、給電判定回路
120から指示を受けて、送信データを送出する回路で
ある。
【0015】送受信インタフェース113aは、送受信
データ制御回路15とパルストランス114aとの通信
メディア変換回路である。
【0016】パルストランス114aは、イーサネット
通信データを送受信するパルストランスであり、ファン
トム給電方式で受電装置へ電力を送り出すための給電回
路部である。
【0017】コネクタ115aは、イーサネット通信お
よび電力を給電するコネクタである。
【0018】送受信インタフェース113bは、送受信
データ制御回路15とパルストランス114aとの通信
メディア変換回路である。
【0019】パルストランス114bは、イーサネット
通信データの送受信するパルストランスであり、給電機
能は持っていない。
【0020】コネクタ115bは、イーサネット通信を
するコネクタである。
【0021】データ受信回路116は、送受信インタフ
ェース113aからデータを受信し、給電情報を蓄積す
る回路である。
【0022】比較データ蓄積回路117は、データ受信
回路116からの情報と比較判定するために必要な情報
を格納するデータ蓄積回路である。
【0023】比較回路118は、データ受信回路116
からの情報と比較データの値を比較する回路である。
【0024】給電判定回路120は、給電に必要な判定
や動作をする回路である。
【0025】電源回路13は、装置全体に供給する電源
回路であり、装置内部電源と可変電力回路131に供給
する。
【0026】可変電力回路131は、給電電力を調整す
るための回路である。
【0027】送受信データ制御回路15は、送受信イン
タフェース113aのデータと送受信インタフェース1
13bのデータ通信を制御する回路である。
【0028】次に、ファントム給電に対応した受電機能
を有するアクセスポート3aの構成を、図4を用いて受
電ブロックを主として説明する。
【0029】受電機能を有するアクセスポート3aは、
H802.11通信制御部30と、小電力回路部31a
と、大電力回路33と、送受信データ制御回路35と、
主制御装置37と、ROM391と、RAM392とを
有して構成される。
【0030】H802.11通信制御部30は、パソコ
ン7などの無線通信機能を有するIP端末と通信する機
能であり、さらに隣接するアクセスポートとの間で、通
信するチャンネルを調整する機能を有している。
【0031】小電力回路31aは、回線からの電力を、
装置内の必要最小限の回路に電力供給するための電力回
路であり、機器を電力供給装置に接続する際のネゴシエ
ーション時には、この回路のみが働く。
【0032】大電力回路33は、回線からの電力を回路
全体に供給する電力回路である。
【0033】送受信データ制御回路35は、主制御装置
37からのデータと送受信インタフェース313からの
データの通信を制御する制御回路である。
【0034】主制御装置37は、装置全体を制御する装
置である。
【0035】ROM391は、主制御装置37の動作に
必要なデータを蓄積する記憶装置である。
【0036】RAM392は、主制御装置37の動作に
必要なデータを保持する、書き換え可能な蓄積装置であ
る。
【0037】小電力回路部31aは、送信データ蓄積部
311と、データ送信回路312と、送受信インタフェ
ース313と、トランス314と、コネクタ315と、
データ受信回路316と、比較データ蓄積回路317
と、比較回路318と、電圧検出回路319と、給電判
定回路320と、電源スイッチ321と、小電力回路3
22と、コンデンサ323とを有して構成される。
【0038】送信データ蓄積部311は、給電装置とフ
ァントム給電開始前にネゴシエーションのために用いる
通信用データを蓄積したデータ蓄積部である。
【0039】データ送信回路312は、ネゴシエーショ
ン時に給電判定回路320から指示を受けて、ネゴシエ
ーション用送信データを送出する回路である。
【0040】送受信インタフェース313は、送受信デ
ータ制御回路35とトランス314との通信メディア変
換回路である。
【0041】トランス314は、イーサネット通信デー
タを送受信するパルストランスであり、給電装置からフ
ァントム給電時に電力を取り出すための受電回路部とし
て働く。
【0042】コネクタ315は、イーサネット通信およ
び電力を受電するコネクタである。
【0043】データ受信回路316は、ネゴシエーショ
ン時に送受信インタフェース313からデータを受信
し、給電情報を蓄積する手段である。
【0044】比較データ蓄積回路317は、ネゴシエー
ション時にデータ受信回路316からの情報と比較判定
するために必要な情報を格納する、蓄積回路である。
【0045】比較回路318は、データ受信回路313
からの給電情報と比較データ蓄積回路317からの比較
データの値を比較する比較回路である。
【0046】電圧検出回路319は、受電電圧を検出
し、その結果を給電判定回路320に通知する回路であ
る。
【0047】給電判定回路320は、給電に必要な判定
や動作をする回路である。
【0048】電源SW321は、給電判定回路320か
らの指示で、大電力回路33に高電圧の高電力を供給制
御するスイッチ回路である。
【0049】コンデンサ323は、電力変動吸収用コン
デンサである。
【0050】次に、受電した電力を下位の機器に供給す
るようにしたファントム給電に対応した受電機能を有す
るアクセスポート3bの構成を、図5を用いて受電ブロ
ックの小電力回路部31bを主として説明する。
【0051】受電アクセスポート3bは、H802.1
1通信制御部30と、小電力回路部31bと、大電力回
路33と、電力供給コネクタ331と、送受信データ制
御回路35と、主制御装置37と、ROM391と、R
AM392とを有して構成される。
【0052】H802.11通信制御部30は、パソコ
ン7などの無線通信機能を有するIP端末と通信する機
能であり、さらに隣接するアクセスポートとの間で、通
信するチャンネルを調整する機能を有している。
【0053】小電力回路部31bは、送信データ蓄積部
311と、データ送信回路312と、送受信インタフェ
ース313aと、トランス314aと、コネクタ315
aと、送受信インタフェース313bと、トランス31
4bと、コネクタ315bと、データ受信回路316
と、比較データ蓄積回路317と、比較回路318と、
電圧検出回路319と、給電判定回路320と、電源ス
イッチ321と、小電力回路322と、コンデンサ32
3とを有して構成される。さらに、この受電アクセスポ
ート3は、大電力回路33から出力する電源供給コネク
タ331が設けられている。
【0054】データ送信回路312と、送受信インタフ
ェース313a,313bと、データ受信回路316
は、送受信データ制御回路35に接続される。
【0055】小電力回路31bは、回線からの電力を、
装置内の必要最小限の回路に電力供給するための電力回
路であり、機器を電力供給装置に接続する際のネゴシエ
ーション時には、この回路のみが働く。
【0056】大電力回路33は、回線からの電力を回路
全体に供給する電力回路である。
【0057】送受信データ制御回路35は、図示を省略
した主制御装置からのデータと送受信インタフェース3
13a、313bからのデータの通信を制御する制御回
路である。
【0058】送信データ蓄積部311は、給電装置とフ
ァントム給電開始前にネゴシエーションのために用いる
通信用データを蓄積したデータ蓄積部である。
【0059】データ送信回路312は、ネゴシエーショ
ン時に給電判定回路320から指示を受けて、ネゴシエ
ーション用送信データを送出する回路である。
【0060】送受信インタフェース313aは、送受信
データ制御回路35とトランス314aとの通信メディ
ア変換回路である。
【0061】トランス314aは、イーサネット通信デ
ータを送受信するパルストランスであり、給電装置から
ファントム給電時に電力を取り出すための受電回路部と
して働く。
【0062】コネクタ315aは、イーサネット通信お
よび電力を受電するコネクタである。
【0063】送受信インタフェース313bは、送受信
データ制御回路35とトランス314bの通信メディア
変換回路である。
【0064】トランス314bは、イーサネット通信デ
ータを送受信するパルストランスであり、給電機能は持
っていない。
【0065】コネクタ315bは、イーサネット通信用
コネクタである。
【0066】データ受信回路316は、ネゴシエーショ
ン時に送受信インタフェース313aからデータを受信
し、給電情報を蓄積する手段である。
【0067】比較データ蓄積回路317は、ネゴシエー
ション時にデータ受信回路316からの情報と比較判定
するために必要な情報を格納する、比較データ蓄積回路
である。
【0068】比較回路318は、データ受信回路313
からの給電情報と比較データ蓄積回路317からの比較
データの値を比較する比較回路である。
【0069】電圧検出回路319は、受電電圧(受電電
力)を検出し、その結果を給電判定回路320に通知す
る回路である。
【0070】給電判定回路320は、給電に必要な判定
や動作をする回路である。
【0071】電源SW321は、給電判定回路320か
らの指示で、大電力回路33に高電圧の高電力を供給制
御するスイッチ回路である。
【0072】コンデンサ323は、電力変動吸収用コン
デンサである。
【0073】電源供給コネクタ331は、受電した電力
を、他の装置に供給するための電力供給コネクタであ
る。
【0074】このようにして、ファントム給電によりイ
ーサネットから電力を受電できる端末は、HUBに接続
されるときに、低電圧(低電力)でネゴシエーションを
実施し、給電機能を有するHUBであるときに、高電圧
(高電力)を受電して電力供給を受けることができる。
【0075】以下、図6を用いて、本発明にかかる給電
システムにおける給電シーケンスを説明する。 1)給電機能を有するHUB1の出力ポートに端末のケ
ーブルが接続される以前は、受電端末に電力は供給され
ない。 2)ケーブルが接続されると、給電機能を有するHUB
1から低電圧の小電力が供給され、受電アクセスポート
3は小電力回路31がオンとなり小電力動作が可能とな
る。 3)受電端末は、給電機能を有するHUB1へ、受電端
末があることを示す、《受電端末有り表示》を送出す
る。 4)給電機能を有するHUB1は、《受信機器有り表
示》を受け取ると、受電端末が接続された確認として
《受電端末確認》を送出する。 5)受電アクセスポート3は、《受電端末確認》を受け
取ると、受電端末に必要な電力を供給する《大電力給電
要求》を送出する。 6)給電機能を有するHUB1は、《大電力給電要求》
を受け取ると、受電アクセスポート3に対して、電力供
給可能であれば、《大電力給電確認》を送出する。 7)この後、受電アクセスポート3が大電力回路をオン
にして、給電機能を有するHUB1から受電アクセスポ
ート3に必要な電力を供給する。 8)受電アクセスポート3が大電力を受けることで、イ
ーサネット通信機器としての動作が可能となる。 9)ケーブル接続中は、定期的に給電情報を交換するこ
とで、ケーブルの状態を判断する。
【0076】このような状態で通信中に機紐抜けがあっ
た場合の動作を図7を用いて説明する。 1)大電力供給後は、イーサネット通信機器として動作
する。 2)受電アクセスポート3と給電機能を有するHUB1
間で、イーサネット通信を行いながら定期的に情報交換
することで、ケーブルの状態を判断する。 3)機紐抜けが生じると、受電アクセスポート3は電力
を失い動作停止する。 4)給電機能を有するHUB1は、機紐抜けが生じて、
受電アクセスポート3から定期的な給電情報がこなくな
り、情報交換が不成立となることで、ケーブルに異常を
きたしたと判断する。 5)この後、このポートへの給電電力を小電力給電状態
にすることで、安全性の向上と電力の浪費を押さえるこ
とができる。
【0077】上記のようなIPネットワークを構成する
アクセスポートの無線通信動作を説明する。
【0078】無線基地局の機能を有するアクセスポート
3は、ファントム給電方式による受電機能のほかに無線
による通信を実現させパソコンとの無線による通信を行
う機能を有している。無線による通信機能は、H80
2.11通信制御部30によって達成される。
【0079】H802.11通信制御部30は、付加機
能として無線チャンネルの自動認識機能を有している。
H802.11通信制御部30は、ローミングも可能で
あるが、ローミング機能は、具体的にはパソコン7側の
無線制御装置の機能である。
【0080】自動チャンネル認識機能について、以下に
説明する。自動チャンネル認識は、複数の無線アクセス
ポートからなるシステムにおいて、チャンネル番号を各
アクセスポートに同じではなくユニークな番号として割
り振り、接続するパソコンがどのチャンネルに接続する
かを判断するため、そして一対一の通信を行うために番
号割り当てが必要となる。
【0081】通常、無線のアクセスポートは、ユーザ
が、同じ番号が存在しないように何らかの番号を予め設
定している。しかしながら、本発明のアクセスポート3
は、他のアクセスポートと干渉しないように、自動的に
自己のチャネル番号を認識する機能を有している。
【0082】この自動チャンネル認識では、アクセスポ
ートを設置したときに、当該アクセスポートは、始め
に、ゼロ番のチャンネル番号を用いて他のアクセスポー
トの電波状況を判断する。チャンネルゼロ番で、電波が
強い他のアクセスポートを検出したときには、当該アク
セスポートが近隣に設置してあると判断し、自己にこの
チャンネル番号を付与することを止めて、チャンネル番
号1を用いて他のアクセスポートの電波状況を判断す
る。ゼロ番の場合と同様に他のアクセスポートにすでに
番号が割り振られているなら、違うチャンネル番号を用
いて他のアクセスポートの電波状況を判断する。
【0083】当該チャンネル番号の周りに他のチャンネ
ルに比べて電波の弱いチャンネルが干渉しない程度広が
っているとき、当該チャンネル番号を自己のチャンネル
番号として認識し、設定する。
【0084】このようにして、アクセスポートは、空い
ている若いチャンネル番号を設定することができる。
【0085】このように自己のチャンネル番号を設定し
たアクセスポートをはずして、他の場所へ移動してHU
B1に接続した際にも、同様に近隣の他のアクセスポー
トのチャンネル番号の使用状況を監視して、同じチャン
ネル番号を使用しているアクセスポートを近くに見出し
たときには、同様の手続によって、空きチャンネル番号
を探し出して設定する。
【0086】このように、自動チャンネル認識によれ
ば、電波の強い他のアクセスポートが近くにいたときに
は、そのチャンネル番号を使用せずに他のチャンネル番
号を自動的に割り振って設定することができる。
【0087】つぎに、ローミングについて説明する。ロ
ーミングとは、アクセスポート3の機能ではなく、パソ
コン7側の無線装置(例えば無線カード)などの機能で
ある。パソコン7の無線装置は、近くのアクセスポート
を常に探している。近接するアクセスポートから応答が
あったときには、当該アクセスポートと通信状態とな
り、データの送受信を行うが、パソコン7の位置が変わ
ったり、アクセスポートの位置が変わったりして通信中
の電波状態が弱くなると、強い電波の他のアクセスポー
トを自動サーチする方式である。
【0088】よって、パソコン7を持ち歩くと、始めの
アクセスポートとの通信から次のアクセスポートとの通
信に自動切替えを行うことができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、無線基地局の機能を有す
るアクセスポートをHUBに接続することよって、無線
通信機能を有する端末をIPネットワークに接続するこ
とができる。
【0090】アクセスポートは、ファントム給電による
電力を受電する機能を有するので、電源の設置されてい
ない個所にも設置することができる。
【0091】アクセスポートは、自動チャンネル認識機
能を有しているので、新たにアクセスポートを設置して
HUBに接続した場合でも、チャンネルを設定する作業
をなくすことができ、近接する他のアクセスポートと干
渉することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるファントム給電方式を採用し
たIPネットワークの構成の概要を説明する図
【図2】 本発明のファントム給電方式での給電の態様
を説明する図
【図3】 本発明のアクセスポートが接続されるファン
トム給電機能を有するHUBの構成の概要を説明する図
【図4】 本発明にかかるファントム給電方式による受
電機能を有するアクセスポートの構成の概要を説明する
【図5】 本発明のアクセスポートの他の構成を説明す
る図
【図6】 本発明のアクセスポートに対するファントム
給電シーケンスを説明する図
【図7】 本発明のアクセスポートに対するファントム
給電中に中継紐抜けがあった場合のシーケンスを説明す
る図
【符号の説明】
1 給電機能を有するHUB 111 送信データ蓄積部 112 データ送信回路 113 送受信インタフェース 114 パルストランス 115 コネクタ 116 データ受信回路 117 比較データ蓄積回路 118 比較回路 120 給電判定回路 13 電源回路 131 可変電力回路 15 送受信データ制御回路 3a,3b アクセスポート 3c、3d、3e 受電機能を持たないアクセスポート 30 H802.11通信制御部 31 小電力回路部 311 送信データ蓄積部 312 データ送信回路 313 送受信インタフェース 314 パルストランス 315 コネクタ 316 データ受信回路 317 比較データ蓄積回路 318 比較回路 319 電圧検出回路 320 給電判定回路 321 電源スイッチ 322 小電力回路 323 コンデンサ 33 大電力回路 331 電源供給コネクタ 35 送受信データ制御回路 37 主制御回路 391 ROM 392 RAM 5 サーバ 7 無線通信機能を有するパソコン 9 IP機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 久志 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内 Fターム(参考) 5K033 AA05 DA01 DA16 DA17 DB02 DB17 DB25 EB04 5K037 DA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファントム給電機能有するHUBに、フ
    ァントム受電機能および無線通信機能を有するアクセス
    ポートを接続したIPネットワークを構成するアクセス
    ポートにおいて、HUBからの低電力でのファントム受
    電機能の有無に関する問い合わせに対してファントム受
    電機能を有する旨を回答する機能と、HUBからの給電
    電圧を検出して給電電力を判定する機能と、給電電力が
    高電力であるときに大電力回路に高電力を供給する機能
    とを有することを特徴とするアクセスポート。
  2. 【請求項2】 HUBに接続されたときに、任意のチャ
    ンネル番号を用いて他のアクセスポートの電波状況を監
    視し、他のアクセスポートが使用していないチャンネル
    番号を自己のチャンネル番号として設定する自動チャン
    ネル認識機能を有することを特徴とする請求項1に記載
    のアクセスポート。
JP2001305354A 2001-10-01 2001-10-01 給電対応アクセスポートおよび自動チャンネル認識機能を有するアクセスポート Pending JP2003110590A (ja)

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