JP2008258895A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力状態への移行を促す事象又は省電力状態からの復帰を促す事象を監視するために装置内の電力を消費しないようにする。
【解決手段】画像処理装置4は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する主電源41と、画像読取部43が読み込んだ入力画像及び画像形成部44に出力する出力画像を処理する画像処理部46と、主電力41から画像処理部46への電力供給のオン/オフを切り替える電源スイッチ42と、操作パネル45との間での情報の入出力を制御すると共に省電力モードへの移行又は省電力モードからの復帰を促す事象の発生を監視するUI制御部47とを備える。UI制御部47は、ハブ3から電力の供給を受けており、移行を促す事象が発生した場合には、電源スイッチ42をオフとし、復帰を促す事象が発生した場合には、電源スイッチ42をオンとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、プログラムに関する。
一般に、プリンタや複写機等の画像処理装置は、短時間に画像処理を行うための高速データ処理可能なCPUや、入出力画像を高画質化するための大規模な画像処理回路を持っている。しかしながら、このようなCPUや画像処理回路は消費電力が大きいため、消費電力を抑えるための省電力モード中は、CPUや画像処理回路への電源をオフにしている。また、省電力モード中は、スキャナ等の画像読取部、プリンタ等の画像形成部、操作パネルの表示もオフにし、省電力モードからの復帰を促す事象である復帰トリガの検出に必要な部分だけに通電することで、電力を低減している。ここで、復帰トリガとしては、ネットワークやUSB(Universal Serial Bus)からのパケット受信、指定した時刻の到来、操作パネル上でのスイッチの押下等がある。
通常、省電力モード中の装置は、例えばネットワークからパケットの受信があると、それを復帰トリガとして、CPUへの通電を開始し、CPUを復帰させた後、受信パケットを解析する。そして、印刷を要求するような内容でなければ受信パケットに対する応答パケットの返送等を行う。その後、一定時間復帰トリガを監視し、復帰トリガが検出されなければ省電力モードへ移行する。
また、復帰トリガとして、印刷を要求するような情報、例えば操作パネル上でのコピー指示を受け取った場合は、CPUへの通電を開始し、CPUを復帰させた後、出力画像処理回路や画像形成部等の印字に必要な部分に通電を開始する。そして同時に操作パネルに画面を表示し、印字可能となったタイミングでコピー出力する。
尚、省電力モードからの復帰に関しては、操作部側で復帰要因を判断することができ、操作部において表示部を点灯して起動するか、消灯して起動するのかの選択を適切に実施でき、不要な消費電力の増加を招くことがない画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−201271号公報
ここで、従来、省電力状態への移行を促す事象又は省電力状態からの復帰を促す事象を監視するために、装置内の電力を消費してしまっているという課題があった。
本発明の目的は、省電力状態への移行を促す事象又は省電力状態からの復帰を促す事象を監視するために装置内の電力を消費しないようにすることにある。
請求項1に記載の発明は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、装置外部から電力の供給を受けて、省電力状態への移行を促す事象の発生を監視し、当該移行を促す事象が発生した場合に、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰を促す事象の発生を監視し、当該復帰を促す事象が発生した場合に、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されるように制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、操作画面への情報の表示、及び、当該操作画面からの情報の受付を制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記画像処理手段は、前記復帰を促す事象が発生した場合に、前記制御手段による情報の表示及び受付の制御と並行して、前記画像処理のための準備処理を行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されなくなる前に、当該画像処理手段から特定の情報を取得し、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されなくなった後における前記操作画面への当該特定の情報の表示要求に応じて、当該特定の情報を当該操作画面に表示することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰指示の入力を監視し、当該復帰指示及び当該復帰指示を行った指示者の情報が入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されるように制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記装置外部からの電力は、所定の通信線から送られる電力であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、省電力状態への移行を促す事象が発生した場合に、所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段から特定の情報を取得した後、装置内の電源から当該画像処理手段に電力が供給されないようにし、その後の当該特定の情報の提示要求に応じて、当該画像処理手段に問い合わせることなく、当該特定の情報を提示する機能と、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰を促す事象が発生した場合に、前記装置内の電源から前記画像処理手段に電力が供給されるようにする機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、省電力状態への移行を促す事象が発生した場合に、所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段に装置内の電源から電力が供給されないようにする機能と、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰指示及び当該復帰指示を行った指示者の情報が入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記装置内の電源から前記画像処理手段に電力が供給されるようにする機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、省電力状態への移行を促す事象を監視するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項2の発明は、省電力状態からの復帰を促す事象を監視するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項3の発明は、装置内の電力を消費することなく操作画面への情報の表示や操作画面からの情報の受付を行えるという効果を有する。
請求項4の発明は、画像処理のための準備処理の完了を待たずに操作画面への情報の表示や操作画面からの情報の受付を行えるという効果を有する。
請求項5の発明は、画像処理手段が保持していた情報を、装置内の電力を消費することなく操作画面に表示することができるという効果を有する。
請求項6の発明は、省電力状態からの復帰指示が所定の条件を満足する指示者からなされた場合に省電力状態から復帰するようにできるという効果を有する。
請求項7の発明は、所定の通信線から送られる電力の供給を受けて省電力状態への移行を促す事象を監視することができるという効果を有する。
請求項8の発明は、画像処理手段が保持していた情報を、装置内の電力を消費することなく提示することができるという効果を有する。
請求項9の発明は、省電力状態からの復帰指示が所定の条件を満足する指示者からなされた場合に省電力状態から復帰するようにできるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
まず、本実施の形態が適用される通信システムについて説明する。
図1は、そのような通信システム1の構成例を示したものである。図示するように、通信システム1は、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置2と、端末装置2にて生成等された画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置4A〜4C(以下、代表して「画像処理装置4」ともいう)とが、ハブ3を中継して、通信回線やケーブルを利用したLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク5を介して双方向に通信可能に接続されて構成されている。
尚、通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。ここで、本実施の形態が適用される通信システム1では、ネットワーク5上に複数の端末装置2と複数の画像処理装置4とが接続可能であるが、図1に示した構成では、一例として、それぞれ1台の端末装置2と3台の画像処理装置4A〜4Cとが接続されている場合を示している。
端末装置2は、文書や図形、写真等からなる画像データを作成したり保存したりする機能等を有している。そして、端末装置2は、作成された画像データや保存された画像データ等を印刷する際には、画像データ等を画像処理装置4に対する印刷命令に変換して、印刷ジョブとしての印刷データを生成する。この印刷データは、画像データに加えて、各種印刷機能の設定や印刷を行う画像処理装置4の指定等を行うための属性データを含んで構成される。ここで、端末装置2としては例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられる。
ハブ3は、端末装置2にて生成等された画像データを端末装置2で指定された画像処理装置4に分配する機能を有している。また、本実施の形態では、画像処理装置4に対し、ネットワーク5を介して電力の供給も行う。尚、ハブ3の詳細な機能構成については後述する。
画像処理装置4は、例えば、プリント機能、ファクシミリ機能、複写機能、スキャナ機能等を複合的に備えた多機能機である。例えば端末装置2にて生成等された画像データの印刷やファクシミリ送信、ファクシミリ受信した画像データの印刷、スキャナ入力された画像の印刷や保存等を行う。また、本実施の形態では、ハブ3から、ネットワーク5を介して電力の供給を受ける。尚、画像処理装置4の詳細な機能構成についても後述する。
次に、ハブ3の機能構成について詳細に説明する。
図2は、ハブ3の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、ハブ3は、複数の入力ポート31A,31B(以下、代表して「入力ポート31」ともいう)、スイッチング部32、ハブ制御部33、複数の出力ポート34A,34B,34C,34D,34E(以下、代表して「出力ポート34」ともいう)、アドレス管理テーブル記憶部35、バッファメモリ36、内部電源37を備えている。尚、図2では、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
入力ポート31A,31Bは、例えばLANケーブル等の信号ケーブル(通信線)を通してネットワーク5と接続される。そして、端末装置2からの印刷データを受け付け、受け付けた印刷データをスイッチング部32を介してハブ制御部33に送信する。
スイッチング部32は、入力ポート31にて受け付けた印刷データをハブ制御部33に送信する。また、ハブ制御部33による制御の下で、印刷データにおいて指示された画像処理装置4が接続されている出力ポート34に印刷データを送信する。
また、内部電源37は、商用電源から供給される100Vを例えば5Vに変換して、出力ポート34A〜34Eに供給する。また、不図示の電力線により、ハブ3内の各機能部に駆動電力を供給する。
ハブ制御部33は、入力ポート31にて受け付けた印刷データをスイッチング部32を介して取得する。そして、印刷データをバッファメモリ36に記憶する。また、ハブ制御部33は、取得した印刷データを解析して、印刷データの振り分け先である出力ポート34を決定する。そして、スイッチング部32に対して、出力ポート34の設定指示を行い、スイッチング部32は、振り分け先の出力ポート34を設定する。そして、ハブ制御部33は、スイッチング部32を介して、設定された出力ポート34に対してバッファメモリ36に記憶された印刷データを送信する。
ここで、ハブ制御部33は、出力ポート34の振り分けを、例えばイーサネット(登録商標)のMACアドレスに基づいて行う。即ち、アドレス管理テーブル記憶部35には、MACアドレスと出力ポート34との対応関係を示すアドレス管理テーブルが記憶され、どのMACアドレスの画像処理装置4がどの出力ポート34上に接続されているかが管理されている。そして、ハブ制御部33は、アドレス管理テーブル記憶部35のアドレス管理テーブルを参照して、受信した印刷データの先頭にあるMACアドレスに基づいて振り分け先である出力ポート34を決定する。アドレス管理テーブルは、印刷データを受信した際に、その印刷データを受け付けた入力ポート31とその印刷データに含まれている送信元である端末装置2のMACアドレスとを元にして、自動的に作成される。また、通信システム1の管理者が特定の出力ポート34と特定のMACアドレスとの対応関係をアドレス管理テーブルに追加するようにしてもよい。まだアドレス管理テーブル上に正しいエントリが登録されていなければ、受信した印刷データは全ての出力ポート34(34A〜34E)へ送信されるが、一度でも印刷データを受信すると、自動的にMACアドレスを学習し、アドレス管理テーブルを更新する。
また、ハブ制御部33は、出力ポート34A〜34Eのそれぞれが、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠した受電機能を備えた画像処理装置4に接続されているか否かを判定する。即ち、出力ポート34A〜34Eに接続された画像処理装置4に備えられたデータ信号及び電力を同時に受信するネットワークインターフェイス(以下、「ネットワークI/F」という)が、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠したものであるか否かを判定する。そして、後述するように、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定した場合に、内部電源37からの電力を出力ポート34を介して画像処理装置4に供給するように制御する。
ここで、ハブ制御部33は、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されているか否かの判定を、次のように行う。即ち、例えば画像処理装置4が接続された出力ポート34から画像処理装置4に対して所定値の電圧を供給し、その際に流れる電流値を検出する。そして、供給した電圧値と検出された電流値とに基づいて、画像処理装置4のネットワークI/Fが所定の大きさの抵抗値(例えば、25kΩ)を有しているか否かを調べる。その結果、画像処理装置4のネットワークI/Fが所定の大きさの抵抗値を有している場合には、ハブ制御部33は、その出力ポート34が特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定する。
そして、ハブ制御部33は、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されている出力ポート34から、かかる画像処理装置4に対して内部電源37からの電力を供給するように制御する。
出力ポート34A〜34Eは、例えばLANケーブル等の信号ケーブル(通信線)を介して画像処理装置4と接続される。そして、上記したハブ制御部33による制御の下で、入力ポート31にて受け付けた印刷データを画像処理装置4に送信する。
また、出力ポート34A〜34Eは、ハブ制御部33により特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定された場合に、内部電源37からの例えば5Vの電力を出力ポート34を介して画像処理装置4に供給する。
尚、本実施の形態の通信システム1では、出力ポート34Aに画像処理装置4A、出力ポート34Bに画像処理装置4B、出力ポート34Cに画像処理装置4Cがそれぞれ接続され、画像処理装置4A〜4Cのすべては、ここでの特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠したネットワークI/Fを備えているものとする。
次に、本実施の形態における画像処理装置4について、詳細に説明する。
画像処理装置4は、消費電力を抑えるために省電力モード(省電力状態)に移行することがあるが、従来、省電力モードから省電力を行わない通常状態への復帰に関し、次のような問題点があった。
問題点1として、CPU復帰状態における電力の無駄である。
既に述べた通り、復帰トリガの中には、CPUに通電して簡単な処理をさせるだけのものもある。このような復帰トリガ(以下、「復帰トリガ1」という)を検出した場合であっても、従来は、高速データ処理可能なCPUに通電するため、装置の消費電力が増加していた。また、例えば複数の端末装置が接続されているようなネットワーク環境では様々なパケットが流れているため、パケット受信回数が増え、その結果、省電力モードからの復帰回数が増え、平均消費電力も増加していた。
問題点2として、省電力モードからの復帰時におけるUI操作の受付開始の遅さである。
例えばコピー指示のような印刷処理を伴う復帰トリガ(以下、「復帰トリガ2」という)を検出した場合、CPUへの通電開始から画像形成部がレディとなってコピー操作可能となるまで、つまり、コピーの場合であれば「コピーできます」と表示されるまで、UI操作が受け付けられなくなってしまう。そして、これが、装置の使い勝手に対する不満となっている。この待ち時間は、定着部のウォームアップ処理や、復帰後のCPUのウォームアップ処理(装置各部のセンサによる装置各部の状態確認、画像形成部との通信の確立、画像形成部の状態監視等)を行うために必要なものではある。しかしながら、印字処理とは無関係な、例えば、内部設定情報の確認や変更、又は、保存文書情報の確認の操作においても、コピー指示と同様にUI操作の受付開始が遅くなっており、問題となっている。
そこで、本実施の形態では、以下のような構成を採用してこれらの問題点を解決する。
問題点1の解決手段として、装置内電源と装置外電源を使用して供給電源を分離した構成を採用する。
表示系(操作パネル、描画コントローラ)と検出系(USBコントローラ、ネットワークI/F、タイマ、検出回路)等、省電力モードからの復帰トリガを検出するために必要な部分の電力は装置外部から供給し、大電力を要する画像処理系には装置内の電源を使用して電力を供給する。装置外部の電源を利用する表示系や検出系は大電力を必要としないので、例えば装置内の電源状態とは無関係に電力供給されているネットワークからの電力を利用する。この電力としては、例えば、IEEE802.3afに準拠したPoE(Power over Ethernet)がある。
このような構成を採用することにより、省電力モード時に、表示系と検出系は装置外部から電力の供給を受け、装置側の電源はオフにすることができるので、装置本体の電力は消費しない。
問題点2の解決手段として、UIの制御と画像処理を分離した構成を採用する。
UI制御と画像処理とを独立させ、省電力モードからの復帰時における画像処理部のウォームアップ処理等は、画像処理部に実行させる。また、装置の内部設定情報や保存文書情報(後述)はUI制御部側に持たせる。
このような構成を採用することにより、画像形成部の状態とは無関係にUI操作の受付が可能となる。
次に、このような構成を採用した画像処理装置4のハードウェア構成について説明する。
図3は、本実施の形態における画像処理装置4のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置4は、装置内の電源である主電源41、電力の供給及び中止を切り替える電源スイッチ42、スキャナ等で構成される画像読取部43、プリンタ等で構成される画像形成部44を備えている。また、各種情報の表示やユーザ(指示者)からの指示入力の受付を行う操作パネル45、予め定められた処理プログラムに従って画像処理を行う画像処理部46、予め定められた処理プログラムに従ってUIを制御するUI制御部47を備えている。尚、図3においても、図2と同様に、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
主電源41は、例えば商用電源からの100Vの電力を、図示する電力線により画像処理部46に供給する。また、画像読取部43及び画像形成部44にも図示しない電力線により電力を供給する。その際、100Vの電力は、各構成部に対応する例えば24V,12V,5V等にそれぞれ変換して、各構成部に供給される。本実施の形態では、電力出力手段の一例として、主電源41を設けている。
電源スイッチ42は、UI制御部47からの制御に基づいて主電源41と画像処理部46の間を接続状態と遮断状態とに選択的に設定する。尚、以下では、電源スイッチ42をオンにして主電源41と画像処理部46の間を接続状態にすることを「主電源41をオンにする」ともいい、電源スイッチ42をオフにして主電源41と画像処理部46の間を遮断状態にすることを「主電源41をオフにする」ともいう。
画像読取部43は、用紙に印刷された画像を例えばCCD(Charge Coupled Devices)方式やCIS(Contact Image Sensor)方式にて読み取る。
画像形成部44は、例えば電子写真方式にて画像を用紙に印刷する。
操作パネル45は、例えばバックライト付きの液晶画面を有し、この液晶画面に情報を表示する。また、操作スイッチを有し、この操作スイッチを操作することでユーザは情報を入力する。或いは、操作スイッチの代わりに、液晶画面にタッチすることで情報入力を可能とするタッチパネル機能を設けてもよい。
画像処理部46は、CPU61、メモリ62、入力画像処理回路63、出力画像処理回路64を含む。
CPU61は、画像形成部44の制御(ウォームアップ処理も含む)や、入力画像処理回路63及び出力画像処理回路64の制御を行う。また、プリンタ言語を解釈し画像に変換する処理も行う。
メモリ62は、CPU61が実行するプログラムを格納したり、画像処理時のデータバッファとして機能したりする。また、画像処理装置4が保存する電子文書を記憶することもある。
入力画像処理回路63は、画像読取部43から入力された画像を処理する回路である。出力画像処理回路64は、画像形成部44に出力する画像を処理する回路である。
本実施の形態では、画像処理手段の一例として、画像処理部46を設けている。ここで、画像処理部46は、通常、主電源41から電源の供給を受けるが、UI制御部47の制御により主電源41からの電力供給はオン/オフされる。省電力モード中はUI制御部47によって主電源41をオフされるので、画像処理部46の電力消費はゼロとなる。
UI制御部47は、CPU71、メモリ72、USBコントローラ73、ネットワークI/F74、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77を含む。
CPU71は、USBコントローラ73、ネットワークI/F74、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77の制御を行い、画像処理部46のCPU61のように高処理性能ではないが低電力である。また、スリープ機能を装備している。
メモリ72は、CPU71が実行するプログラムを格納したり、画像処理装置4の内部設定情報や保存文書情報を格納したりする。ここで、内部設定情報とは、画像読取部43や画像形成部44の状態に関し画像処理部46が保持する情報等である。例えば、用紙切れの情報やトナー切れの情報がある。また、保存文書情報とは、画像読取部43等から入力され画像処理部46が保存している文書の属性情報等である。この属性情報は、例えば、文書のファイル名、所有者の情報、取得日時であってもよいが、文書の内容を確認可能な縮小画像であるサムネイル画像であってもよい。そして、メモリ72は、電力消費を抑えるため、セルフリフレッシュ機能を備えている。
USBコントローラ73は、USBによる外部機器との情報交換を制御する。ここで、外部機器としては、例えばICカードから情報を読み取るカードリーダがあり、ICカードからの指示者ID(例えば、社員番号)の読取りを制御する。
ネットワークI/F74は、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠して構成されており、ハブ3からデータ信号(印刷データ)及び電力を受信する。そして、受信した印刷データをCPU71が実行するプログラムに受け渡す。また、ハブ3から供給される電力を、UI制御部47内のCPU71、メモリ72、USBコントローラ73、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77に対して常時給電する。
タイマ75は、時刻をカウントし、指定時刻になるとCPU71に信号を出力する。
検出回路76は、操作パネル45のどの操作スイッチが押下されたかを検出する。或いは、操作パネル45がタッチパネル機能を備える場合は、操作パネル45上のどの位置がタッチされたかを検出する。
描画コントローラ77は、液晶画面に対する描画、即ち、情報の表示を制御する。
UI制御部47は、ハブ3から常時電力を供給されている。そして、省電力モード中は主電源41をオフする。即ち、本実施の形態では、電力出力手段から画像処理手段に電力が供給されないように、又は、供給されるように制御する制御手段の一例として、UI制御部47を設けている。また、省電力モード中、CPU71はスリープ機能を利用し待機状態で電力を低減している。メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いてデータを保持したまま電力を低減している。そして、操作パネル45は、液晶画面のバックライトがオフされ、非表示状態になっている。
次に、本実施の形態の概略動作を図4に示した消費電力の推移を参照しながら説明する。
まず、復帰トリガ1を検出した場合の動作について説明する。
省電力モード中に、復帰トリガ1として、例えばネットワークパケットの受信を検出すると、ネットワークI/F74は、パケットの受信をCPU71へ通知する。CPU71は、メモリ72のセルフリフレッシュを解除すると共に、スリープモードから通常モードへ復帰して処理を開始する。ここで、受信したパケットを解釈し、印字要求でなければ受信パケットに対する応答パケットを返信する。その後一定時間復帰トリガがなければ、メモリ72をセルフリフレッシュに設定すると共にCPU71はスリープモードへ移行する。
このように、復帰トリガ1の検出時には、全ての処理をPoEの電力で行え、装置内の電源を使用しないので、図4のT1〜T2のように、復帰トリガ1による装置の消費電力はゼロとなる。
次に、復帰トリガ2を検出した場合の動作について説明する。
省電力モード中に、操作パネル45に対するボタン押下等の操作を検出すると、検出回路76はボタン押下をCPU71へ通知する。CPU71はメモリ72のセルフリフレッシュを解除すると共にスリープモードから通常モードへ復帰して処理を開始する。このとき、操作パネル45の液晶画面のバックライトを点灯し、液晶画面に初期画面を表示する。ユーザが操作パネル45を操作してコピーモード(白黒/カラー、コピー部数等)を指定すると、それに対応する液晶画面の部分の表示を変更する。
UI制御部47は液晶画面のバックライトを点灯し液晶画面に初期画面を表示すると同時に、装置本体の主電源41をオンにする。これにより、画像処理部46のCPU61は電源オンになると共に立上げ処理を開始し、装置各部のセンサによる装置各部の状態確認、画像形成部44との通信の確立、画像形成部44の状態監視等を実行する。そして、画像形成部44がレディになるとUI制御部47に対して復帰完了信号を送出する。
画像処理部46から復帰完了信号を受信すると、UI制御部47はユーザから指定されたコピーモードを画像処理部46へ通知するとともにコピー開始を指示する。
このように、UI制御部47は画像処理部46のウォームアップ処理とは独立にUI制御を実行できるので、図4のT3〜T4において、省電力モードからの復帰時のUI操作受付開始の遅さの問題が解決される。
また、上記動作では、操作パネル45における最初の操作で装置側の主電源41をオンにしているが、コピー等の印刷処理の必要のない、例えば装置の内部設定情報や保存文書情報の表示を指示するような操作の場合は、主電源41をオンにせず、ユーザから指定された情報をUI制御部47のメモリ72から読み出して液晶画面に表示させるようにしてもよい。
このようにすれば、装置本体の電力消費はゼロのまま、ユーザは液晶画面で内部設定情報や保存文書情報を見ることができる。
次いで、このような概略動作を実現するUI制御部47の動作について詳細に説明する。
図5は、通常モードから省電力モードへ移行する際の動作例を示したフローチャートである。尚、ここでは、省電力モードへの移行を促す事象の一例として、「操作パネル45での操作が一定時間ないこと」を考える。省電力モードへの移行を促す事象としては、他にも「ネットワークI/F74によるパケットの受信が一定時間ないこと」や「ユーザによる明示的な移行指示があったこと」等があるがそれらについては考えないものとする。
UI制御部47は、まず、セットされたタイマ値が経過した旨の信号をタイマ75から受信したかどうかを判定する(ステップ701)。
その結果、タイマ値が経過した旨の信号を受信していないと判定されれば、操作パネル45上でユーザの操作があったかどうかを判定する(ステップ702)。ここで、操作がなければ、ステップ701へ戻ってタイマ値が経過した旨の信号を受信したかどうかの判定を繰り返し、操作があれば、その操作に応じた処理を行う(ステップ703)。尚、ここでの処理としては、画像処理部46による画像処理や、画像処理装置4の状態を問い合わせる処理等がある。このような処理が完了すると、それからの時間の経過を監視するため、UI制御部47は、タイマ75にタイマ値をセットする(ステップ704)。そして、ステップ701に戻ってタイマ値が経過した旨の信号を受信したかどうかを判定する。その後、タイマ値が経過した旨の信号を受信するまで、UI制御部47は、ステップ702〜704の処理を繰り返す。
一方、ステップ701でタイマ値が経過した旨の信号を受信したと判定された場合、UI制御部47は、主電源41のオフ後も画像処理部46に問い合わせることなく情報を提示できるようにするために、内部設定情報及び保存文書情報を画像処理部46から取得し、メモリ72に格納する(ステップ705)。ここで、既に述べた通り、内部設定情報とは、画像読取部43や画像形成部44の状態に関し画像処理部46が保持する情報等である。また、保存文書情報とは、画像読取部43等から入力され画像処理部46が保存している文書の属性情報等である。UI制御部47は、これらの情報の取得が完了してから、装置内の主電源41をオフにする(ステップ706)。その後、図示しないが、一定時間操作がなければ、CPU71はスリープモードに移行する。その際、メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いて電力を低減し、操作パネル45は、液晶画面のバックライトをオフにする。
図6は、省電力モードから通常モードへ復帰する際の動作例を示したフローチャートである。尚、ここでは、省電力モードからの復帰を促す事象の一例として、「操作パネル45での操作があったこと」を考える。省電力モードからの復帰を促す事象としては、他にも「ネットワークI/F74によるパケットの受信があったこと」や「ユーザによる明示的な復帰指示があったこと」等があるがそれらについては考えないものとする。また、上記概略動作では、操作パネル45上での最初の操作と同時に主電源41をオンする例も想定したが、ここでは、印刷処理の要求であることが判明してから主電源41をオンする例を想定する。
UI制御部47は、まず、操作パネル45上でユーザの操作があったかどうかを判定する(ステップ711)。ここで、操作がなければ、ステップ711の判定を繰り返す。操作があれば、メモリ72のセルフリフレッシュを解除して通常モードへ復帰し(ステップ712)、操作パネル45の液晶画面のバックライトを点灯する(ステップ713)。そして、UI制御部47は、操作が印刷を要求するものかどうかを判定する(ステップ714)。
その結果、操作が印刷を要求するものでない、つまり、情報の照会を要求するものであると判定された場合、図5のステップ705で取得されメモリ72に格納されている内部設定情報及び保存文書情報のうち、指示された情報を読み出し、操作パネル45の液晶画面に表示する(ステップ715)。そして、この表示からの時間の経過を監視するため、UI制御部47は、タイマ75にタイマ値をセットする(ステップ716)。その後、UI制御部47は、セットされたタイマ値が経過した旨の信号をタイマ75から受信したかどうかを判定する(ステップ717)。このとき、タイマ値が経過した旨の信号を受信していないと判定されれば、操作パネル45上でユーザの操作があったかどうかを判定する(ステップ718)。ここで、操作がなければ、ステップ717へ戻ってタイマ値が経過した旨の信号を受信したかどうかの判定を繰り返し、操作があれば、ステップ714に戻って操作が印刷を要求するものかどうかを判定する。また、ステップ717でタイマ値が経過した旨の信号を受信したと判定されれば、CPU71はスリープモードに移行する(ステップ719)。その際、メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いて電力を低減し、操作パネル45は、液晶画面のバックライトをオフにする。
一方、ステップ714で操作が印刷を要求するものであると判定された場合、主電源41をオンにする(ステップ720)。
また、本実施の形態において、次のようなセキュリティ機能を実現してもよい。
USBコントローラ73にセキュリティカード対応のカードリーダを接続する。そして、ユーザは、カードリーダにセキュリティカードを挿入すると共に、例えば操作パネル45から暗証番号を入力する。すると、UI制御部47は、USBコントローラ73が認識したセキュリティカードのIDと、検出回路76が認識した暗証番号とを受け付け、メモリ72に記憶されているID及び暗証番号と一致しているかどうか判定する。そして、一致していれば、装置本体の主電源41をオンにし、装置本体の使用を許可する。また、一致しなければ、主電源41をオンにせず、装置本体の使用を完全に禁止する。
このようにすれば、事前に装置に登録されていないユーザの装置利用を禁止することができるので、装置の不正使用を防止することができる。
次いで、このような概略動作を実現するUI制御部47の動作について詳細に説明する。尚、省電力モードへ移行する際のUI制御部47の動作は、図5に示したものと同様であるので説明を省略し、省電力モードから復帰する際の動作についてのみ説明する。
図7は、省電力モードから通常モードへ復帰する際の動作例を示したフローチャートである。このうち、ステップ721〜729については、図6のステップ711〜719と同様である。
この場合、ステップ724で操作が印刷を要求するものであると判定された場合、ユーザ認証が成功したか、つまり、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致したか判定する(ステップ730)。ここで、セキュリティカードのIDとは、例えばUSBコントローラ73に接続されたカードリーダから得られた情報であり、暗証番号は例えば操作パネル45から入力され検出回路76が認識した情報である。また、セキュリティカードのID及び暗証番号の対応は、予めメモリ72に登録しておく。
その結果、UI制御部47は、ユーザ認証が成功すれば、つまり、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致すれば、主電源41をオンにする(ステップ731)。一方、ユーザ認証が成功しなければ、つまり、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致しなければ、主電源41をオンにせず、処理を終了する。
ところで、上記動作例では、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致するかどうかによってユーザ認証を行ったが、ユーザ認証の方法は必ずしもこれだけには限らない。例えば、セキュリティカードのIDが予め登録されたあるグループに属するかどうか等によって行ってもよい。つまり、指示者の情報が所定の条件を満足するかどうかを判定することでその指示者の認証を行えばよく、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致するかどうかによるユーザ認証はあくまでその一例に過ぎない。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供するようにしてもよい。
本発明の実施の形態が適用される通信システムの構成例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるハブの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態を適用した場合の消費電力の推移を示した図である。 本発明の実施の形態におけるUI制御部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるUI制御部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるUI制御部の動作例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、2…端末装置、3…ハブ、4…画像処理装置、41…主電源、42…電源スイッチ、43…画像読取部、44…画像形成部、45…操作パネル、46…画像処理部、47…UI制御部

Claims (9)

  1. 商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、
    所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段と、
    装置外部から電力の供給を受けて、省電力状態への移行を促す事象の発生を監視し、当該移行を促す事象が発生した場合に、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されないように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰を促す事象の発生を監視し、当該復帰を促す事象が発生した場合に、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されるように制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、操作画面への情報の表示、及び、当該操作画面からの情報の受付を制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記復帰を促す事象が発生した場合に、前記制御手段による情報の表示及び受付の制御と並行して、前記画像処理のための準備処理を行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されなくなる前に、当該画像処理手段から特定の情報を取得し、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されなくなった後における前記操作画面への当該特定の情報の表示要求に応じて、当該特定の情報を当該操作画面に表示することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰指示の入力を監視し、当該復帰指示及び当該復帰指示を行った指示者の情報が入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記電力出力手段から前記画像処理手段に電力が供給されるように制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記装置外部からの電力は、所定の通信線から送られる電力であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. コンピュータに、
    省電力状態への移行を促す事象が発生した場合に、所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段から特定の情報を取得した後、装置内の電源から当該画像処理手段に電力が供給されないようにし、その後の当該特定の情報の提示要求に応じて、当該画像処理手段に問い合わせることなく、当該特定の情報を提示する機能と、
    前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰を促す事象が発生した場合に、前記装置内の電源から前記画像処理手段に電力が供給されるようにする機能と
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    省電力状態への移行を促す事象が発生した場合に、所定の画像情報に基づいて画像処理を行う画像処理手段に装置内の電源から電力が供給されないようにする機能と、
    前記省電力状態から省電力を行わない通常状態への復帰指示及び当該復帰指示を行った指示者の情報が入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記装置内の電源から前記画像処理手段に電力が供給されるようにする機能と
    を実現させるためのプログラム。
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