JP2000335058A - ネットワークデバイスの制御方法及びその制御装置 - Google Patents
ネットワークデバイスの制御方法及びその制御装置Info
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Abstract
制御する。 【解決手段】 ネットワークデバイスの制御方法は、サ
スペンド中のデバイスに与えられた個別の入力を検出す
る入力検知工程と、前記入力に従い、前記デバイスの状
態を検出する状態検出工程と、前記状態検出の結果に従
い、選択的にデバイスのレジュームを指示するデバイス
制御工程と、前記レジューム指示に従って、ネットワー
ク上のデバイスを特定する工程とを備える。
Description
続したデバイスを省電力に制御するネットワークデバイ
スの制御方法及びその制御装置に関するものである。
形成方法としては、図9に示す様な、トポロジー(接続
形態)を形成するネットワークがある。この代表的な例
としてUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)を使用
した形態があげられる。図9のようなトポロジー(接続
形態)を形成する場合、各段を接続するワイヤ1101
は、例えば、ハブ1103cとノード1104との間、
ハブ同士1103bと1103cとの間、ホストコンピ
ュータシステム1102(以降PC1102と略す)と
ハブ1103aとの間を接続する。
102は、ネットワーク制御用でネットワークには一つ
しか存在しない。また、信号のリピータ機能を有するハ
ブ1103a,b,c,dは、追加用のノード1104
もしくはハブの接続点となるためネットワークを形成す
る上で不可欠な機能である。各ノード1104は,たと
えばプリンタ1106や、不図示であるスキャナー、キ
ーボード等のコンピュータI/Oに相当する。
えても動作を確実にする方法として、プラグアンドプレ
ーといった技術がある。プラグアンドプレイ機能(以降
「PnP機能」と略す。)を実現する方法としては、あ
らかじめ決められたプロトコルに従って接続されたデバ
イス(ノード1104)の情報を読み取って、ホストコ
ンピュータシステムがネットワーク上で何が繋がってい
るかを判断し、そのデバイスに適切な制御用のドライバ
ーを見つけ、その情報に従って適切なドライバーを適時
にインストールする。この情報の具体例としては機種
名、メーカ名、消費電力、最大データ転送量等があげら
れる。限られたプログラムの容量のOSで先に述べたP
nP機能を実現するために、デバイス(ノード110
4)の情報から、ある程度のデバイスのクラス分け(プ
リンタクラス、入力機クラス、表示器クラス、Imag
eクラス、音響クラス等)を行い標準的なドライバーで
デバイスを駆動することができる。
OSのサポートもあって、省電力制御が可能になってき
ている。この省電力化の動きはノート型パーソナルコン
ピュータだけでなく、デスクトップ型コンピュータや周
辺デバイスにも要求される。それに伴ってネットワーク
の通信技術も、サスペンド・レジューム機能がサポート
されている。ネットワークにつながるプリンタを例にす
ると、プリンタには、プリンタ特有の制御スイッチが存
在するが、これらのキー操作でサスペンドしているシス
テムを単にレジュームさせた場合、以下の問題を生じ
る。
ムに関連するキー操作を分離できないために、キー操作
でシステム全体がレジュームしてしまう様な場合は、ユ
ーザにとって使い勝手が悪くなる。
いときに、レジュームイベントが発生するため電力消費
が増大し、バッテリー駆動をする場合、オペレーション
時間の低下を招く。
みてなされたもので、ユーザの指示によるイベントを検
出したときに、機器の状態を検出し、その結果によって
選択的にレジュームをネットワークに対して指示する装
置および制御方法を提供することを目的とする。本目的
を達成するべく、本発明にかかるネットワークデバイス
の制御方法及びその装置は主として以下の構成よりなる
ことを特徴とする。
法は、サスペンド中のデバイスに与えられた個別の入力
を検出する入力検知工程と、前記入力に従い、前記デバ
イスの状態を検出する状態検出工程と、前記状態検出の
結果に従い、選択的にデバイスのレジュームを指示する
デバイス制御工程と、前記レジューム指示に従って、ネ
ットワーク上のデバイスを特定する工程とを備える。
は、サスペンド中のデバイスに与えられた個別の入力を
検出する入力検知手段と、前記入力に従い、前記デバイ
スの状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出の結
果に従い、選択的にデバイスのレジュームを指示するデ
バイス制御手段と、前記レジューム指示に従って、ネッ
トワーク上のデバイスを特定する手段とを備える。
の実施形態において、ネットワークに接続されるデバイ
スの例として、インターフェースを有するプリンタ10
0の斜視図である。本図では、プリンタヘッドを装着し
た様子を示している。同図において駆動モータ5013
の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、500
9を介して回転するスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を
有し、ガイド5003に沿って矢印a、b方向に往復運
動される。このキャリッジHCには、インク液滴を吐出
するインクジェットカートリッジIJCが搭載され、キ
ャリッジの往復動作で印刷を行う。又、キャリッジHC
には、CCDを搭載しているスキャナヘッドを装着する
ことができキャリッジの往復動作で紙面の情報をスキャ
ンできる。
移動方向にわたって印刷用紙をプラテン5000に対し
て押圧する。プラテン5000は、駆動モータ5013
の正逆回転に連動して動作し、印刷用紙をフィードさせ
る。フォトカプラ5007、5008は、キャリッジの
レバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5
013の回転方向切替などを行うためのホームポジショ
ンを検知する。支持部材5016は、プリンタヘッドI
JHの全面をキャップ部材5022を支持し、吸引部5
015は、このキャップ5022内を吸引し、キャップ
内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。
クリーニングブレード5017は、支持部材5019に
より前後方向に支持されており、本体支持板5018に
これらは支持されている。LCDで代表される不図示の
表示器は、同じく不図示の外装にとり付けられており、
不図示のケーブルにてプリンタ100の制御部(後述参
照)と接続している。
タ100の構成を示すブロック図であり、電源101、
パネル部102、プリンタ制御部103、モータドライ
バ部104、プリントヘッド105、インターフェース
部106から成る。
C電源からロジック用の+5VDCとモータ駆動用の+2
4VDCを各部に供給している。
ッド交換、オフライン制御用の各種スイッチ(Power、HCH
NG、RESUME)とネットワークの状態、電源状態、プリンタ
のステータスを表示できるLCDパネル107からな
る。これらの制御は全てプリンタ制御部103による。
ータドライバ110、とフィードモータドライバ111
からなる。これらドライバーは、プリンタ制御部103
の制御信号に従ってステッピングモータである駆動モー
タ5013と5030をそれぞれドライブしている。プ
リントヘッド105は、主にインクを気化吐出制御する
不図示のヒータもしくはスキャナからなりIJC内に構
成されている。これらの制御信号は、不図示のケーブル
およびコネクタを通じてプリンタ制御部103と接続し
ている。
主制御を行うプリンタ制御回路120、プリンタの主制
御を行うマイクロプロセッサ(MPU)121、プリン
タの主制御を行うための制御メモリーとして不揮発性メ
モリであるROM122と読み書き可能なメモリである
DRAM123、発振器125及び126、センサー5
007、5008、124などで構成される。
グラム、印刷フォントや表示用フォント(CG)、その
他固定データを格納するプリンタのモータ制御・ヘッド
等の駆動制御プログラム等が格納されている。プリンタ
の主制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)121は、プ
リンタ制御用ROM122のコードを実行し、プリンタ
制御回路120を制御して印刷、スキャンや各種処理を
する。
ってプリンタの主制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)
121は、インターフェース部106から送られてくる
印刷コマンドやデータのやり取りをデータ用信号線PFD7
-0とハンドシェイク用信号線IN_CONTOLで行う。データ
線PFD7-0は双方向信号で、あらかじめ決められたプロト
コルに従って信号の向きを換えることが出来る。また、
読み書き可能なメモリであるDRAM123は、レジス
タとして用いるワーク領域、1ライン分の印刷データを
格納するためのラインバッファ、ドットに再展開された
ドット展開バッファ、インターフェースからの送信受信
バッファなどの領域を有するメモリーである。又、DR
AM123は、表示用のLCDパネル107の表示用メ
モリ(VRAMと称す)としても機能している。プリン
タ制御回路120は、順次ドットイメージであるデータ
をDARM123のVRAM領域に読みだし、LCDパ
ネル107に表示用データとして転送制御できるLCD
制御機能を有している。MPU121は、適時に表示用
フォントをDARM123ないにあるVRAM領域に書
き込み、プリンタ制御回路120ないにあるLCD制御
機能を制御することによってプリンタ制御用ROM12
2のコードに従ってプリンタのステータスを表示するこ
とができる。
検出器が内蔵され、印刷ヘッド、スキャナーヘッド21
0に装着されたヘッドの検出を行うものである。
インターフェースを持っている。USBコネクタ13
4、USBをバスに変換するUSB MPU130、USB MPUの
制御コードが格納されているFLASH メモリ132、イン
ターフェース部106の源振であるクリスタル136、
USB MPU130とプリンタ制御部103とをつなぐイン
ターフェース回路131から成る。
従って、USB MPU130はプロトコルを解釈し、MPU
内部でデータをシリアル・パラレルデータ変換を行い内
部レジスタにストアする。USB MPU130内部にストア
されたデータは、CPUバスを通じてインターフェース
回路131へデータを書きこみ、PFD7-0に出力する。さ
らに、レジスタを経由してハンドシェイク用の信号線IN
_CONTOLを制御してプリンタ制御部103と通信を行
う。こうすることによって、印刷データやPC1102
からの制御コマンド、インタフェースの状態をプリンタ
制御部103に指示することができる。
し、CPU BUSを通じてインターフェース回路131からP
FD7-0のデータや信号線IN_CONTOLの状態を読み取り、M
PU内部レジスタにストアする。MPU内部レジスタに
ストアされたデータのシリアル変換を行いシリアルデー
タをUSBに出力する。
構成を示す図である。
からなっており、プリンタ制御回路120内に構成され
る。また、印刷用プリンタヘッド105(具体的にはカ
ートリッジタイプのバブルジェットがあげられる)およ
びスキャナ用ヘッド105’(具体的には先の印刷ヘッ
ドに類似するCCDカートリッジ)にはそれぞれ判別用
に抵抗(R)が内蔵されている。さらに、各ヘッドはコネ
クタ204を通じて電源の供給および判別用抵抗の分圧
信号を交換している。
は、ヘッド内部に設けられた抵抗分割比に応じた分圧信
号をデジタルデータに変換している。従って、プリンタ
制御部103は、その分圧データを読み取ることによっ
て、装着されたヘッドの種類を判断している。
ーレシーバを示す図である。
2、電源供給線であるVBUS、及びGNDからなり、
各線はUSB CN134に図示されたように接続される。各
信号線はドライバーレシーバを内蔵しているUSB MPU1
30に接続し、データのやり取りを可能にしている。抵
抗R2及びR3は各信号線に接続されており、信号線が
ハイ・インピーダンスになることを防いでいる。抵抗R
1は、信号線data1に繋がっており、5Vでつられ
ている。この、抵抗R1はPC1102に対して、高速
データ通信型であることと、このプリンタがインターフ
ェースに接続されていることを識別するために機能す
る。USB MPU130に内蔵されるドライバーレシーバ
は、差動増幅型入出力器と入出力ポートからなり、信号
線data1とdata2の電気信号を制御している。
a1がhighでdata2がlowの場合プリンタ100が
USBに接続されていることを示し、また、data1
がlowで、data2もlowの場合、機器が接続されてい
ないことを示す。さらに、この信号が10ms以上アイ
ドル状態のときはサスペンド状態を示す。
a2とに、ある一定期間(ここでは3ms間)それぞれ
lowの信号を受けた場合、ネットワークがレジュームし
た、もしくはそのリクエストをしていることを示す。
明にかかるネットワークの制御信号を説明する図であ
る。
ド、データコマンド、ハンドシェイクコマンドの3つに
分けられる。
から発せられ、主に4つからなる。 OUT 出力命令 IN 入力命令 SOF 1ms毎に発生するフレーム信号 SETUP セットアップコマンド データコマンドとは、PC1102もしくはデバイスに
対してデータを送るときに使用するコマンドで、2つの
コマンドを交互発することでエラーの検出ができる。
に対して、データの受け取りの結果を示すもので、主
に、以下に示すように3つある。他には、パケットとし
て現れないものとして、タイムアウトもある。
ったことを示す。
れたが、処理中なので再送を要求していることを示す。
込み 以上の基本信号セットを使ってPC1102とデバイス
間でデータのやり取り(シークエンス)を行う場合、通
常のデータシークエンス(PR1)とフレームシークエ
ンス(PR2)の2通りのシークエンスが存在する。
ン部401、データ部402ハンドシェイク部403か
らなる。通常、デバイス間とのデータのやり取り及びコ
ントロールを行う場合に用いられる。
(出力命令)、IN(入力命令)、SETUP(セット
アップコマンド)のどれかと、デバイスを指定するアド
レスからなる。トークン部401は、必ずPC1102
から発せられる。
された命令にしたがって、PC1102もしくはデバイ
ス側から発せられる。これは、2つのヘッダー(DAT
A0.DATA1)とデータからなる。
E、STALL等のハンドシェイク信号等のどれかにあ
たり、トークン部401で指定された命令にしたがっ
て、PC1102もしくはデバイス側から発せられる。
に発生するフレーム信号で、トークン部404しか存在
しない。この信号はネットワークに接続しているデバイ
スすべてにブロードキャストする信号で、ハンドシェイ
クを必要としない。トークン部404は、SOFと1m
s毎に増加するフレーム番号(具体的には11bit)
からなる。この信号が10ms以上PC1102から発
せられないでバスがアイドル状態のときはサスペンドし
ていることを示す。
る。1ms毎にカウントアップしたPR2であるフレー
ム信号が発生しており、フレーム信号の後には複数のP
R1のデータシークエンスがある。データシークエンス
は、PC1102によって制御されているため、PC1
102の状態によって、パケットがある部分とない部分
が存在する。
クを制御するための基本コマンドセットを以下に説明す
る。
ンド機能のサポート)をクリアあるいはデイスエーブル
するのに使われる。
を返す。
を返す。返り値がゼロの場合はデバイスはコンフィグレ
ートされていないことを示す。
す。
に、デバイスアドレスをセットするものである。
ットする。この値がゼロの場合は、デバイスは未コンフ
ィグレーション状態にある。
ルにしたりするのに使われる。
はネットワークの属性をレポートするために、定義され
たフォーマットを持つデータである。それぞれのディス
クリプタはディスクリプタ内の総バイト数を含むバイト
幅フィールドで始まり、ディスクリプタタイプを示すバ
イト幅フィールドがそれに続く。ディスクリプタを使う
ことにより、個々のコンフィグレーションの属性を示す
ことが出来る。主な属性の内容は以下のとうりである。
これらの情報はGet Descriptorコマンドで読み取ること
ができる。
U130の処理フローを示す図である。
SH メモリ132の制御コードに従って、各種レジスタ
の初期化を行う。USB MPU130は、USBケーブルか
らのバスリセットシグナルを待つ状態になる。ポートへ
の接続が検知されると、PC1102はポートをイネー
ブルにし、ポートは接続されているデバイスに対してバ
スリセットを発行する。そして先に説明した基本コマン
ドセットで指示することによって、接続されたデバイス
は以下の3つの状態を経て動作可能な状態となる。
ォルトアドレスにアドレスの設定が可能になる。この時
デスクリプタの最初の情報を読み取り、基本的な情報を
PC1102は認識することができる。ステップS603
で、USB MPU130はPC1102からのディスクリプ
タ読みだし命令(Get Descriptor)待ちの状態である。US
B MPU130はPC1102からのディスクリプタ読み
だし命令(Get Descriptor)に従って、基本的な情報をP
C1102に送出する。USB MPU130は、PC110
2が各ノードのデバイスを認識した順番にセットするネ
ットワークに固有のアドレスをセットするコマンド(ア
ドレスセット)を待つ。
レスを用いる。接続後やリセット後、デバイスはPC1
102により唯一のアドレスにアサインされる。そして
すべてのデスクリプタの情報を読み取りPnP機能に必
要な情報やデバイスをコントロールするのに必要な情報
をPC1102が認識できるようになる。ステップS6
05では、プリンタの持っているすべてのディスクリプ
タを読み出すために、USB MPU130はPC1102か
らのディスクリプタ読みだし命令(Get Descriptor)を待
つ。USB MPU130はPC1102からのディスクリプ
タ読みだし命令(Get Descriptor)にしたがって、すべて
の情報(本発明では)メーカ名から各チャネルの転送幅
までをPC1102に送出する。そして、USB MPU13
0はPC1102がデバイス専用のドライバをセットし
使用可能状態になったことを知らせ、チャネルのチャネ
ルのイネーブルを行うコマンド(Set Configuration)を
待つ。
ィグレジスタにコンフィグ情報をセットする。通常のプ
ロセスとして、PC1102はデバイスからのデバイス
能力を知るコンフィグ情報を要求する。この情報に従っ
て、PC1102はデバイスにコンフィグをセットし、
必要ならば限定を要求するチャネルに対して最大パケッ
トサイズをセットする。本実施形態では、基本コマンド
用にチャネル0(デフォルト用)、通常印刷用としてチ
ャネル1、スキャナ用バックチャネルデータ転送用とし
てチャネル2が割り当ててある。従って、コンフィグ状
態になるとチャネル1,2が新たに使用可能になる。
チャネルがセットされた旨は、CPUバスを通じてイン
ターフェース回路131を制御し、PFD7-0とハンドシェ
イク用の信号線IN_CONTOLとによりプリンタ制御部10
3に通知され、印刷データもしくはスキャナデータ読み
だしを待つためにプリンタはスタンバイ状態になる。
て、先に説明したバスの3つの状態(S603,S60
5,S607)からそれぞれ、サスペンド状態(60
4,606,606)に遷移することもできる。USB MP
U130は常にバスのアクティビティを検出しており、
10ms間バスのアクティビティが無かった場合、省電
力モードに移行する。省電力モードに移行する前に、サ
スペンド移行の通知をUSBMPU130はインターフェース
回路131を制御し、PFD7-0とハンドシェイク用の信号
線IN_CONTOLとによりプリンタ制御部103に知らせ、
省電力状態に移行させる。一方、サスペンド中にバスの
アクティビティを検出した場合、サスペンド移行時と同
様レジューム状態をプリンタ制御部103に知らせ、ス
タンバイ状態に復帰させる。さらに、プリンタからのレ
ジュームリクエストをプリンタ制御部103から受けた
場合、信号線data1とdata2をある一定期間
(ここでは3ms間)low及びlowに出力して、デバイス
がネットワークに接続されていないことを示すことがで
きる。
の制御の例を示すフローチャートである。省電力モード
状態にあるMPU121において、ステップS701で
ユーザのスイッチ動作の有無を判断している。スイッチ
操作があった場合(S701-Yes)、処理をステップS70
2に進め、MPU121はプリンタ部をレジュームさせ
る。MPU121は、プリンタ制御部103内にあるA
Dコンバータ201(図2)のデータを読み取り、装着
しているヘッドの種類を記憶する。さらに、ユーザから
のヘッド交換操作の開始命令と判断し、モータドライバ
部104を制御して、キャリッジを交換位置まで移動さ
せる。
ヘッド交換が終了した旨のスイッチ操作を待つ。スイッ
チ操作があったと判断した場合(S703-Yes)、処理を
ステップS704に進める。ここで、MPU121はヘ
ッドの交換の有無を判断し、交換されている場合は、装
着されたヘッドの種類を判断し、先に記憶したヘッド情
報と比較する。
処理をステップS705に進め、異なるときは処理をス
テップS707へ進める。ステップS705では、モー
タドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポ
ジションに移動させ、ステップS706で、ヘッドの種
類を再び判定し、印刷用ヘッドと判定したときは処理を
ステップS713へ進め、スキャナヘッドと判断した場
合は、サスペンドに再移行する。
判断した時(S704-No)、ステップS707にてヘッ
ドの種類を判定し、印刷用ヘッドと判定したときは処理
をステップS712へ進め、スキャナヘッドと判断した
場合は、処理をステップS708へ進める。ステップS
712では、モータドライバ部104を制御して、キャ
リッジをホームポジションに移動させる。ステップS7
13では、プリンタ制御部103とモータドライバ部1
04を制御してヘッドの回復動作を行う。そして、サス
ペンドに再移行する。
30に対してレジュームの通知をインターフェース回路
131を通じて行う。こうすることによって、信号線d
ata1とdata2をある一定期間(ここでは3ms
間)low、及びlowに出力してネットワークに示す。レジ
ュームしたPC1102は、ヘッドの種類の変化を適切
に認識することができる。
104を制御して、キャリッジをホームポジションに移
動させ、ステップS710で、プリンタ制御部103と
モータドライバ部104を制御してスキャナの各種設定
を行い、スキャナスタンバイの状態となる。
れたデバイス単位の変更(例えば、装着された印刷ヘッ
ドもしくはスキャナヘッド)を判断し、その変更、若し
くはデバイスの状態によって、デバイスの稼動(例え
ば、再度サスペンドするか、レジュームするか)を制御
することができる。
作をキーとして、制御対象となるデバイスを特定し、デ
バイスの変更の有無を判断し、その変更の結果を個々の
デバイスの制御に適切に反映することが可能になる。
トを伝えることにより、レジュームしたPC1102
は、ヘッドの種類の変化を適切に認識することができ、
ユーザはプリンタのヘッド交換作業後すぐにシステムの
利用が可能となる。
において、サスペンド中のスイッチ操作に関連したMP
U121の制御フローを変更したものである。
連したMPU121制御フローを示す図である。図中の
ステップ番号で、700番台は実施形態1において説明
した判断および処理と同じものとする。
「スキャナヘッド」に変えて「カラーヘッド」を使用し
た場合で説明する。
21は、プリンタ制御部103内にあるADコンバータ
201のデータを読み取り、装着されていたヘッドがユ
ーザに外されて再度装着されたかどうかを判断し、再度
装着されたと判断したときはワークエリア内にある「交
換フラグを1にセット」する(ステップS802)。交
換されていないと判断した場合、処理をステップS70
3に進め、スイッチ操作があるまで、801から703
間でループして、デバイスの変更情報の有無を判断す
る。
s)、処理はステップS803に進む。ステップS80
3でヘッド交換フラグの設定値を判断して、値が「1」
になっている場合は、処理をステップS708へ進め、
交換されていない場合はステップS712に処理を進め
る。
104を制御して、キャリッジをホームポジションに移
動させ、サスペンドに再移行する。
定値が1の場合、処理をステップS708に進め、USB
MPU130に対してレジュームの通知をインターフェー
ス回路131を通じて行う。こうすることによって、信
号線data1とdata2をある一定期間(ここでは
3ms間)low、及びlowに出力してネットワークに対し
てデバイスの状況を示すことができる。PC1102
は、ヘッド交換イベントを適切に認識することができ
る。
104を制御して、キャリッジをホームポジションに移
動させる。ステップS710では、プリンタ制御部10
3とモータドライバ部104を制御してヘッドの回復動
作を行う。これにより、プリンタはスタンバイ状態とな
る。
バイスのスイッチ操作をキーとして、制御対象となるデ
バイスを特定し、デバイスの変更の有無を判断し、その
変更の結果を個々のデバイスの制御に適切に反映するこ
とが可能になる。
ントを判断し、その状態によって再度サスペンドする
か、レジュームするかを決めることができる。
デバイスを選択的にレジュームさせることができる。
トを伝えることにより、レジュームしたPC1102
は、ヘッド交換イベントを適切に認識することができ、
ユーザは、プリンタのヘッド交換作業後すぐにシステム
の利用が可能となる。
のネットワークに対して説明したが、ピア・ツウ・ピア
型などの他のネットワークでも実現可能である。また、
プリンタについて説明したが、装置内の一部を交換する
ことが可能なデバイスで、その指示をユーザが行う装置
であれば、種類を選ばないことは自明である。例えば、
ネットワークにつながるデジタルカメラのレンズ交換に
関して、レンズの種類の読み取り手段と交換終了イベン
ト用スイッチ(例えばシャッター)等で同様な効果が得
られる。さらに、プリンタで説明したヘッドの種類をモ
ノクロヘッド、カラーヘッド、スキャナヘッド等で説明
したが、ヘッドのコンビネーションや交換可能なヘッド
の種類も多数できることはいうまでもない。
したがインクタンクが分離する場合にも、同様に検出手
段を設けることによって同様の効果を奏することができ
る。
ためのソフトウエアによって表される制御プログラムを
記憶した媒体からPC102を通じてもしくは他のデバ
イスから読み出すことによっても同様の効果を奏するこ
とができることは、自明である。記憶媒体としてはRO
Mのほか、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気デ
ィスク、不揮発性メモリカード等を用いることができ
る。
リンタに関連するキー操作とシステムに関連するキー操
作を分離することができ、デバイスの変更にかかるイベ
ントを検出したときに、デバイスの状態を検出し、その
結果によって、選択的にデバイス単位にレジームの実行
を制御することが可能になった。
となり、ネットワークにつながるバッテリー駆動するホ
ストを含めたデバイスのオペレーション時間を増大させ
ることが可能となる。
である。
を示す図である。
Uの処理を示す図である。
チャートである。
PUの制御を示すフローチャートである。
示す図である。
である。
Claims (13)
- 【請求項1】 ネットワークデバイスの制御方法であっ
て、 サスペンド中のデバイスに与えられた個別の入力を検出
する入力検知工程と、 前記入力に従い、前記デバイスの状態を検出する状態検
出工程と、 前記状態検出の結果に従い、選択的にデバイスのレジュ
ームを指示するデバイス制御工程と、 前記レジューム指示に従って、ネットワーク上のデバイ
スを特定する工程と、 を備えることを特徴とするネットワークデバイスの制御
方法。 - 【請求項2】 前記入力検知工程は、前記デバイスに与
えられた操作の有無を検出することを特徴とする請求項
1に記載のネットワークデバイスの制御方法。 - 【請求項3】 前記状態検出工程は、前記デバイスに与
えられた変更を属性情報に基づき検出することを特徴と
する請求項1に記載のネットワークデバイスの制御方
法。 - 【請求項4】 前記状態検出工程は、前記デバイスの印
刷用ヘッドもしくはスキャナヘッドの交換もしくは種類
の変更を検出することを特徴とする請求項1に記載のネ
ットワークデバイスの制御方法。 - 【請求項5】 前記デバイス制御工程は、前記状態の検
出結果に基づき印刷用ヘッドもしくはスキャナヘッドが
交換されていると判断したときはレジュームさせ、ヘッ
ドが変更されていないときはレジューム指示しないこと
を特徴とする請求項1または4に記載のネットワークデ
バイスの制御方法。 - 【請求項6】 前記デバイス制御工程は、前記状態の検
出結果に基づき印刷用ヘッドもしくはスキャナヘッドの
種類が異なると判断したときはレジューム指示し、ヘッ
ドの種類が同一と判断したときはレジューム指示しない
ことを特徴とする請求項1または4に記載のネットワー
クデバイスの制御方法。 - 【請求項7】 ネットワークデバイスの状態変化を検出
する手段と、 前記状態変化の内容を判断する手段と、 前記判断に基づき、デバイスの制御信号を生成する手段
と、 前記制御信号に基づいてデバイスを制御する手段と、 を備えることを特徴とするネットワークデバイスの制御
装置。 - 【請求項8】 ネットワークデバイスの制御装置であっ
て、 サスペンド中のデバイスに与えられた個別の入力を検出
する入力検知手段と、 前記入力に従い、前記デバイスの状態を検出する状態検
出手段と、 前記状態検出の結果に従い、選択的にデバイスのレジュ
ームを指示するデバイス制御手段と、 前記レジューム指示に従って、ネットワーク上のデバイ
スを特定する手段と、 を備えることを特徴とするネットワークデバイスの制御
装置。 - 【請求項9】 前記入力検知手段は、前記デバイスに与
えられた操作の有無を検出することを特徴とする請求項
8に記載のネットワークデバイスの制御装置。 - 【請求項10】 前記状態検出手段は、前記デバイスに
与えられた変更を属性情報に基づき検出することを特徴
とする請求項8に記載のネットワークデバイスの制御装
置。 - 【請求項11】 前記状態検出手段は、前記デバイスの
印刷用ヘッドもしくはスキャナヘッドの交換もしくは種
類の変更を検出することを特徴とする請求項8に記載の
ネットワークデバイスの制御装置。 - 【請求項12】 前記デバイス制御手段は、前記状態の
検出結果に基づき印刷用ヘッドもしくはスキャナヘッド
が交換されていると判断したときはレジュームさせ、ヘ
ッドが変更されていないときはレジューム指示しないこ
とを特徴とする請求項8または11に記載のネットワー
クデバイスの制御装置。 - 【請求項13】 前記デバイス制御手段は、前記状態の
検出結果に基づき印刷用ヘッドもしくはスキャナヘッド
の種類が異なると判断したときはレジューム指示し、ヘ
ッドの種類が同一と判断したときはレジューム指示しな
いことを特徴とする請求項8または11に記載のネット
ワークデバイスの制御装置。
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---|---|---|---|
JP15380499A JP4484270B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | プリンタおよびプリンタの制御方法 |
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JP2000335058A true JP2000335058A (ja) | 2000-12-05 |
JP2000335058A5 JP2000335058A5 (ja) | 2006-07-20 |
JP4484270B2 JP4484270B2 (ja) | 2010-06-16 |
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JP2000069216A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-03-03 | Oki Data Corp | 状態通知システム |
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1999
- 1999-06-01 JP JP15380499A patent/JP4484270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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