JP4484270B2 - プリンタおよびプリンタの制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、およびプリンタを省電力に制御するプリンタの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを使用したネットワークの形成方法としては、図9に示す様な、トポロジー(接続形態)を形成するネットワークがある。この代表的な例としてUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)を使用した形態があげられる。図9のようなトポロジー(接続形態)を形成する場合、各段を接続するワイヤ1101は、例えば、ハブ1103cとノード1104との間、ハブ同士1103bと1103cとの間、ホストコンピュータシステム1102(以降PC1102と略す)とハブ1103aとの間を接続する。
【0003】
この場合、ホストコンピュータシステム1102は、ネットワーク制御用でネットワークには一つしか存在しない。また、信号のリピータ機能を有するハブ1103a,b,c,dは、追加用のノード1104もしくはハブの接続点となるためネットワークを形成する上で不可欠な機能である。各ノード1104は,たとえばプリンタ1106や、不図示であるスキャナー、キーボード等のコンピュータI/Oに相当する。
【0004】
ネットワーク上に接続できるデバイスが増えても動作を確実にする方法として、プラグアンドプレーといった技術がある。プラグアンドプレイ機能(以降「PnP機能」と略す。)を実現する方法としては、あらかじめ決められたプロトコルに従って接続されたデバイス(ノード1104)の情報を読み取って、ホストコンピュータシステムがネットワーク上で何が繋がっているかを判断し、そのデバイスに適切な制御用のドライバーを見つけ、その情報に従って適切なドライバーを適時にインストールする。この情報の具体例としては機種名、メーカ名、消費電力、最大データ転送量等があげられる。限られたプログラムの容量のOSで先に述べたPnP機能を実現するために、デバイス(ノード1104)の情報から、ある程度のデバイスのクラス分け(プリンタクラス、入力機クラス、表示器クラス、Imageクラス、音響クラス等)を行い標準的なドライバーでデバイスを駆動することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年のコンピュータはOSのサポートもあって、省電力制御が可能になってきている。この省電力化の動きはノート型パーソナルコンピュータだけでなく、デスクトップ型コンピュータや周辺デバイスにも要求される。それに伴ってネットワークの通信技術も、サスペンド・レジューム機能がサポートされている。ネットワークにつながるプリンタを例にすると、プリンタには、プリンタ特有の制御スイッチが存在するが、これらのキー操作でサスペンドしているシステムを単にレジュームさせた場合、以下の問題を生じる。
【0006】
(1)プリンタに関連するキー操作とシステムに関連するキー操作を分離できないために、キー操作でシステム全体がレジュームしてしまう様な場合は、ユーザにとって使い勝手が悪くなる。
【0007】
(2)(1)の場合、レジュームさせる必要のないときに、レジュームイベントが発生するため電力消費が増大し、バッテリー駆動をする場合、オペレーション時間の低下を招く。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ユーザの指示によるイベントを検出したときに、機器の状態を検出し、その結果によって選択的にレジュームリクエストをネットワークを介して接続されるコンピュータに対して指示するプリンタおよびプリンタの制御方法を提供することを目的とする。本目的を達成するべく、本発明にかかるプリンタは主として以下の構成よりなることを特徴とする。
【0009】
すなわち、プリンタは、プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定手段と、
前記操作判定手段により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、現在装着されている装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第1分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第1ヘッド種類判別手段と、
ユーザによるスイッチ操作があった場合に、新たに装着された装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第2分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第2ヘッド種類判別手段と、
前記第1分圧信号と前記第2分圧信号と、の比較を行う比較手段と、
前記第1分圧信号と前記第2分圧信号との比較結果と、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドの種類と、に基づき前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御手段と、を備え、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較手段により判別され、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドがスキャナ用ヘッドである場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較手段により判別され、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドである場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一であると前記比較手段により判別された場合に、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御することを特徴とする。
【0010】
あるいは、プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定手段と、
前記操作判定手段により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、装着されているヘッドの種類を記憶し、ユーザによるスイッチ操作があった場合に、装着されていたヘッドが外され再度装着されたか否かを、記憶した前記ヘッドの種類により判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御手段と、を備え、
前記判別手段により前記装着されていたヘッドが外され再度装着されたと判別された場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記判別手段により前記装着されていたヘッドが外され再度装着されていないと判別された場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わずに、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図10は、本発明の実施形態において、ネットワークに接続されるデバイスの例として、インターフェースを有するプリンタ100の斜視図である。本図では、プリンタヘッドを装着した様子を示している。同図において駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、5009を介して回転するスクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、ガイド5003に沿って矢印a、b方向に往復運動される。このキャリッジHCには、インク液滴を吐出するインクジェットカートリッジIJCが搭載され、キャリッジの往復動作で印刷を行う。又、キャリッジHCには、CCDを搭載しているスキャナヘッドを装着することができキャリッジの往復動作で紙面の情報をスキャンできる。
【0012】
紙押さえ板5002は、キャリッジHCの移動方向にわたって印刷用紙をプラテン5000に対して押圧する。プラテン5000は、駆動モータ5013の正逆回転に連動して動作し、印刷用紙をフィードさせる。フォトカプラ5007、5008は、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方向切替などを行うためのホームポジションを検知する。支持部材5016は、プリンタヘッドIJHの全面をキャップ部材5022を支持し、吸引部5015は、このキャップ5022内を吸引し、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。クリーニングブレード5017は、支持部材5019により前後方向に支持されており、本体支持板5018にこれらは支持されている。LCDで代表される不図示の表示器は、同じく不図示の外装にとり付けられており、不図示のケーブルにてプリンタ100の制御部(後述参照)と接続している。
【0013】
図1はネットワーク上で制御されるプリンタ100の構成を示すブロック図であり、電源101、パネル部102、プリンタ制御部103、モータドライバ部104、プリントヘッド105、インターフェース部106から成る。
【0014】
電源101は、プリンタの電源であり、AC電源からロジック用の+5VDCとモータ駆動用の+24VDCを各部に供給している。
【0015】
パネル部102は、電源制御、プリンタヘッド交換、オフライン制御用の各種スイッチ(Power、HCHNG、RESUME)とネットワークの状態、電源状態、プリンタのステータスを表示できるLCDパネル107からなる。これらの制御は全てプリンタ制御部103による。
【0016】
モータドライバ部104は、キャリッジモータドライバ110、とフィードモータドライバ111からなる。これらドライバーは、プリンタ制御部103の制御信号に従ってステッピングモータである駆動モータ5013と5030をそれぞれドライブしている。
プリントヘッド105は、主にインクを気化吐出制御する不図示のヒータもしくはスキャナからなりIJC内に構成されている。これらの制御信号は、不図示のケーブルおよびコネクタを通じてプリンタ制御部103と接続している。
【0017】
プリンタ制御部103は、主にプリンタの主制御を行うプリンタ制御回路120、プリンタの主制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)121、プリンタの主制御を行うための制御メモリーとして不揮発性メモリであるROM122と読み書き可能なメモリであるDRAM123、発振器125及び126、センサー5007、5008、124などで構成される。
【0018】
プリンタ制御用ROM122は、制御プログラム、印刷フォントや表示用フォント(CG)、その他固定データを格納するプリンタのモータ制御・ヘッド等の駆動制御プログラム等が格納されている。プリンタの主制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)121は、プリンタ制御用ROM122のコードを実行し、プリンタ制御回路120を制御して印刷、スキャンや各種処理をする。
【0019】
プリンタ制御用ROM122のコードに従ってプリンタの主制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)121は、インターフェース部106から送られてくる印刷コマンドやデータのやり取りをデータ用信号線PFD7-0とハンドシェイク用信号線IN_CONTOLで行う。データ線PFD7-0は双方向信号で、あらかじめ決められたプロトコルに従って信号の向きを換えることが出来る。また、読み書き可能なメモリであるDRAM123は、レジスタとして用いるワーク領域、1ライン分の印刷データを格納するためのラインバッファ、ドットに再展開されたドット展開バッファ、インターフェースからの送信受信バッファなどの領域を有するメモリーである。又、DRAM123は、表示用のLCDパネル107の表示用メモリ(VRAMと称す)としても機能している。プリンタ制御回路120は、順次ドットイメージであるデータをDARM123のVRAM領域に読みだし、LCDパネル107に表示用データとして転送制御できるLCD制御機能を有している。MPU121は、適時に表示用フォントをDARM123ないにあるVRAM領域に書き込み、プリンタ制御回路120ないにあるLCD制御機能を制御することによってプリンタ制御用ROM122のコードに従ってプリンタのステータスを表示することができる。
【0020】
プリンタ制御回路120は、更にHead検出器が内蔵され、印刷ヘッド、スキャナーヘッド210に装着されたヘッドの検出を行うものである。
【0021】
インターフェース部106は、USB外部インターフェースを持っている。USBコネクタ134、USBをバスに変換するUSB MPU130、USB MPUの制御コードが格納されているFLASH メモリ132、インターフェース部106の源振であるクリスタル136、USB MPU130とプリンタ制御部103とをつなぐインターフェース回路131から成る。
【0022】
FLASH メモリ132内にある制御コードに従って、USB MPU130はプロトコルを解釈し、MPU内部でデータをシリアル・パラレルデータ変換を行い内部レジスタにストアする。USB MPU130内部にストアされたデータは、CPUバスを通じてインターフェース回路131へデータを書きこみ、PFD7-0に出力する。さらに、レジスタを経由してハンドシェイク用の信号線IN_CONTOLを制御してプリンタ制御部103と通信を行う。こうすることによって、印刷データやPC1102からの制御コマンド、インタフェースの状態をプリンタ制御部103に指示することができる。
【0023】
また、USB MPU130はプロトコルを解釈し、CPU BUSを通じてインターフェース回路131からPFD7-0のデータや信号線IN_CONTOLの状態を読み取り、MPU内部レジスタにストアする。MPU内部レジスタにストアされたデータのシリアル変換を行いシリアルデータをUSBに出力する。
【0024】
図2は、ヘッド交換を検出する検出回路の構成を示す図である。
【0025】
ヘッド検出器は主にADコンバータ201からなっており、プリンタ制御回路120内に構成される。また、印刷用プリンタヘッド105(具体的にはカートリッジタイプのバブルジェットがあげられる)およびスキャナ用ヘッド105’(具体的には先の印刷ヘッドに類似するCCDカートリッジ)にはそれぞれ判別用に抵抗(R)が内蔵されている。さらに、各ヘッドはコネクタ204を通じて電源の供給および判別用抵抗の分圧信号を交換している。
【0026】
このような構成で、ADコンバータ201は、ヘッド内部に設けられた抵抗分割比に応じた分圧信号をデジタルデータに変換している。従って、プリンタ制御部103は、その分圧データを読み取ることによって、装着されたヘッドの種類を判断している。
【0027】
図3はUSBの信号線、及びそのドライバーレシーバを示す図である。
【0028】
USBは、信号線data1とdata2、電源供給線であるVBUS、及びGNDからなり、各線はUSB CN134に図示されたように接続される。各信号線はドライバーレシーバを内蔵しているUSB MPU130に接続し、データのやり取りを可能にしている。抵抗R2及びR3は各信号線に接続されており、信号線がハイ・インピーダンスになることを防いでいる。抵抗R1は、信号線data1に繋がっており、5Vでつられている。この、抵抗R1はPC1102に対して、高速データ通信型であることと、このプリンタがインターフェースに接続されていることを識別するために機能する。USB MPU130に内蔵されるドライバーレシーバは、差動増幅型入出力器と入出力ポートからなり、信号線data1とdata2の電気信号を制御している。
【0029】
本発明では、信号のやり取りがなくdata1がhighでdata2がlowの場合プリンタ100がUSBに接続されていることを示し、また、data1がlowで、data2もlowの場合、機器が接続されていないことを示す。さらに、この信号が10ms以上アイドル状態のときはサスペンド状態を示す。
【0030】
サスペンド中に信号線data1とdata2とに、ある一定期間(ここでは3ms間)それぞれlowの信号を受けた場合、ネットワークがレジュームした、もしくはそのリクエストをしていることを示す。
【0031】
<ネットワークの制御信号>
図4は、本発明にかかるネットワークの制御信号を説明する図である。
【0032】
基本信号は、大きく分けてトークンコマンド、データコマンド、ハンドシェイクコマンドの3つに分けられる。
【0033】
トークンコマンドとは、必ずPC1102から発せられ、主に4つからなる。
OUT 出力命令
IN 入力命令
SOF 1ms毎に発生するフレーム信号
SETUP セットアップコマンド
データコマンドとは、PC1102もしくはデバイスに対してデータを送るときに使用するコマンドで、2つのコマンドを交互発することでエラーの検出ができる。
【0034】
ハンドシェイクコマンドは、先のコマンドに対して、データの受け取りの結果を示すもので、主に、以下に示すように3つある。他には、パケットとして現れないものとして、タイムアウトもある。
【0035】
ACK … 正常にデータを受け取ったことを示す。
【0036】
NAE … 正常にデータを受け取れたが、処理中なので再送を要求していることを示す。
【0037】
STALL … ホストによる救済申し込み
以上の基本信号セットを使ってPC1102とデバイス間でデータのやり取り(シークエンス)を行う場合、通常のデータシークエンス(PR1)とフレームシークエンス(PR2)の2通りのシークエンスが存在する。
【0038】
データシークエンス(PR1)は、トークン部401、データ部402ハンドシェイク部403からなる。通常、デバイス間とのデータのやり取り及びコントロールを行う場合に用いられる。
【0039】
トークン部401は先に説明したOUT(出力命令)、IN(入力命令)、SETUP(セットアップコマンド)のどれかと、デバイスを指定するアドレスからなる。トークン部401は、必ずPC1102から発せられる。
【0040】
データ部402はトークン部401で指定された命令にしたがって、PC1102もしくはデバイス側から発せられる。これは、2つのヘッダー(DATA0.DATA1)とデータからなる。
【0041】
ハンドシェイク部403は、ACK、NAE、STALL等のハンドシェイク信号等のどれかにあたり、トークン部401で指定された命令にしたがって、PC1102もしくはデバイス側から発せられる。
【0042】
フレームシークエンスPR2は、1ms毎に発生するフレーム信号で、トークン部404しか存在しない。この信号はネットワークに接続しているデバイスすべてにブロードキャストする信号で、ハンドシェイクを必要としない。トークン部404は、SOFと1ms毎に増加するフレーム番号(具体的には11bit)からなる。この信号が10ms以上PC1102から発せられないでバスがアイドル状態のときはサスペンドしていることを示す。
【0043】
図5は、バスの状態の例を示した図である。1ms毎にカウントアップしたPR2であるフレーム信号が発生しており、フレーム信号の後には複数のPR1のデータシークエンスがある。データシークエンスは、PC1102によって制御されているため、PC1102の状態によって、パケットがある部分とない部分が存在する。
【0044】
<基本コマンドセットの説明>
ネットワークを制御するための基本コマンドセットを以下に説明する。
【0045】
(1)CLEAR_FETURE[特徴(機能)クリア]
特定のネットワークに関する特徴(機能、例えばサスペンド機能のサポート)をクリアあるいはデイスエーブルするのに使われる。
【0046】
(2)Get Status
このリクエストは特定された受信器に対するステータスを返す。
【0047】
(3)Get Configuration
このリクエストは現行のデバイスコンフィグ状態(値)を返す。返り値がゼロの場合はデバイスはコンフィグレートされていないことを示す。
【0048】
(4)Get Descriptor
このリクエストは、特定のディスクリプタ(後述)を返す。
【0049】
(5)Set Address
このリクエストは来たるべきデバイスアクセスのために、デバイスアドレスをセットするものである。
【0050】
(6)Set Configuration
このリクエストはデバイスのコンフィグレーションをセットする。この値がゼロの場合は、デバイスは未コンフィグレーション状態にある。
【0051】
(7)Set Feature
このリクエストは特定の特徴をセットしたり、イネーブルにしたりするのに使われる。
【0052】
<ディスクリプタの説明>
ディスクリプタはネットワークの属性をレポートするために、定義されたフォーマットを持つデータである。それぞれのディスクリプタはディスクリプタ内の総バイト数を含むバイト幅フィールドで始まり、ディスクリプタタイプを示すバイト幅フィールドがそれに続く。ディスクリプタを使うことにより、個々のコンフィグレーションの属性を示すことが出来る。主な属性の内容は以下のとうりである。これらの情報はGet Descriptorコマンドで読み取ることができる。
【0053】
・デスクリプタのサイズ
・メーカ名
・プロダクトID
・電源容量
・転送サイズ
・サポートするチャネルの組み合わせについて
・特徴情報
・サポートドライバの種類
・サポートするチャネルの本数
・サポートするチャネルの種類
・サポートするチャネルの組み合わせについて
・各チャネルの転送幅
図6は、通常印刷がスタンバイ状態になるまでのUSB MPU130の処理フローを示す図である。
【0054】
(1)電源初期状態(S601)
USB MPU130は、電源が投入されるとリセットされFLASH メモリ132の制御コードに従って、各種レジスタの初期化を行う。USB MPU130は、USBケーブルからのバスリセットシグナルを待つ状態になる。ポートへの接続が検知されると、PC1102はポートをイネーブルにし、ポートは接続されているデバイスに対してバスリセットを発行する。そして先に説明した基本コマンドセットで指示することによって、接続されたデバイスは以下の3つの状態を経て動作可能な状態となる。
【0055】
(2)デフォルト状態(S603)
デバイスがバスリセットを受信すると、デバイスはデフォルトアドレスにアドレスの設定が可能になる。この時デスクリプタの最初の情報を読み取り、基本的な情報をPC1102は認識することができる。ステップS603で、USB MPU130はPC1102からのディスクリプタ読みだし命令(Get Descriptor)待ちの状態である。USB MPU130はPC1102からのディスクリプタ読みだし命令(Get Descriptor)に従って、基本的な情報をPC1102に送出する。USB MPU130は、PC1102が各ノードのデバイスを認識した順番にセットするネットワークに固有のアドレスをセットするコマンド(アドレスセット)を待つ。
【0056】
(3)アドレスアサイン状態(S605)
デバイスは電源投入直後やリセット後はデフォルトアドレスを用いる。接続後やリセット後、デバイスはPC1102により唯一のアドレスにアサインされる。そしてすべてのデスクリプタの情報を読み取りPnP機能に必要な情報やデバイスをコントロールするのに必要な情報をPC1102が認識できるようになる。ステップS605では、プリンタの持っているすべてのディスクリプタを読み出すために、USB MPU130はPC1102からのディスクリプタ読みだし命令(Get Descriptor)を待つ。USB MPU130はPC1102からのディスクリプタ読みだし命令(Get Descriptor)にしたがって、すべての情報(本発明では)メーカ名から各チャネルの転送幅までをPC1102に送出する。そして、USB MPU130はPC1102がデバイス専用のドライバをセットし使用可能状態になったことを知らせ、チャネルのチャネルのイネーブルを行うコマンド(Set Configuration)を待つ。
【0057】
(4)コンフィグ状態(S607)
デバイスを使用可能状態にするために、デバイスコンフィグレジスタにコンフィグ情報をセットする。通常のプロセスとして、PC1102はデバイスからのデバイス能力を知るコンフィグ情報を要求する。この情報に従って、PC1102はデバイスにコンフィグをセットし、必要ならば限定を要求するチャネルに対して最大パケットサイズをセットする。本実施形態では、基本コマンド用にチャネル0(デフォルト用)、通常印刷用としてチャネル1、スキャナ用バックチャネルデータ転送用としてチャネル2が割り当ててある。従って、コンフィグ状態になるとチャネル1,2が新たに使用可能になる。
【0058】
そして、コンフィグ命令を受け、すべてのチャネルがセットされた旨は、CPUバスを通じてインターフェース回路131を制御し、PFD7-0とハンドシェイク用の信号線IN_CONTOLとによりプリンタ制御部103に通知され、印刷データもしくはスキャナデータ読みだしを待つためにプリンタはスタンバイ状態になる。
【0059】
一方、バスアクティビティの有無によって、先に説明したバスの3つの状態(S603,S605,S607)からそれぞれ、サスペンド状態(604,606,606)に遷移することもできる。USB MPU130は常にバスのアクティビティを検出しており、10ms間バスのアクティビティが無かった場合、省電力モードに移行する。省電力モードに移行する前に、サスペンド移行の通知をUSB MPU130はインターフェース回路131を制御し、PFD7-0とハンドシェイク用の信号線IN_CONTOLとによりプリンタ制御部103に知らせ、省電力状態に移行させる。一方、サスペンド中にバスのアクティビティを検出した場合、サスペンド移行時と同様レジューム状態をプリンタ制御部103に知らせ、スタンバイ状態に復帰させる。さらに、プリンタからのレジュームリクエストをプリンタ制御部103から受けた場合、信号線data1とdata2をある一定期間(ここでは3ms間)low及びlowに出力して、デバイスがネットワークに接続されていないことを示すことができる。
【0060】
図7は、サスペンド中にあるMPU121の制御の例を示すフローチャートである。省電力モード状態にあるMPU121において、ステップS701でユーザのスイッチ動作の有無を判断している。スイッチ操作があった場合(S701-Yes)、処理をステップS702に進め、MPU121はプリンタ部をレジュームさせる。MPU121は、プリンタ制御部103内にあるADコンバータ201(図2)のデータを読み取り、装着しているヘッドの種類を記憶する。さらに、ユーザからのヘッド交換操作の開始命令と判断し、モータドライバ部104を制御して、キャリッジを交換位置まで移動させる。
【0061】
ステップS703において、ユーザによるヘッド交換が終了した旨のスイッチ操作を待つ。スイッチ操作があったと判断した場合(S703-Yes)、処理をステップS704に進める。ここで、MPU121はヘッドの交換の有無を判断し、交換されている場合は、装着されたヘッドの種類を判断し、先に記憶したヘッド情報と比較する。
【0062】
ヘッドの種類が同一の場合(S704-Yes)、処理をステップS705に進め、異なるときは処理をステップS707へ進める。ステップS705では、モータドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポジションに移動させ、ステップS706で、ヘッドの種類を再び判定し、印刷用ヘッドと判定したときは処理をステップS713へ進め、スキャナヘッドと判断した場合は、サスペンドに再移行する。
【0063】
ステップS704でヘッド情報が異なると判断した時(S704-No)、ステップS707にてヘッドの種類を判定し、印刷用ヘッドと判定したときは処理をステップS712へ進め、スキャナヘッドと判断した場合は、処理をステップS708へ進める。ステップS712では、モータドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポジションに移動させる。ステップS713では、プリンタ制御部103とモータドライバ部104を制御してヘッドの回復動作を行う。そして、サスペンドに再移行する。
【0064】
一方、ステップS708では、USB MPU130に対してレジュームの通知をインターフェース回路131を通じて行う。こうすることによって、信号線data1とdata2をある一定期間(ここでは3ms間)low、及びlowに出力してネットワークに示す。レジュームしたPC1102は、ヘッドの種類の変化を適切に認識することができる。
【0065】
ステップS709では、モータドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポジションに移動させ、ステップS710で、プリンタ制御部103とモータドライバ部104を制御してスキャナの各種設定を行い、スキャナスタンバイの状態となる。
【0066】
以上説明したようにネットワークに接続されたデバイス単位の変更(例えば、装着された印刷ヘッドもしくはスキャナヘッド)を判断し、その変更、若しくはデバイスの状態によって、デバイスの稼動(例えば、再度サスペンドするか、レジュームするか)を制御することができる。
【0067】
ネットワーク上で、デバイスのスイッチ操作をキーとして、制御対象となるデバイスを特定し、デバイスの変更の有無を判断し、その変更の結果を個々のデバイスの制御に適切に反映することが可能になる。
【0068】
ネットワークシステムにヘッド交換イベントを伝えることにより、レジュームしたPC1102は、ヘッドの種類の変化を適切に認識することができ、ユーザはプリンタのヘッド交換作業後すぐにシステムの利用が可能となる。
【0069】
(実施形態2)
本実施形態は、実施形態1において、サスペンド中のスイッチ操作に関連したMPU121の制御フローを変更したものである。
【0070】
図8は、サスペンド中のスイッチ操作に関連したMPU121制御フローを示す図である。図中のステップ番号で、700番台は実施形態1において説明した判断および処理と同じものとする。
【0071】
ここでは、装着するヘッドの種類を先の「スキャナヘッド」に変えて「カラーヘッド」を使用した場合で説明する。
【0072】
判断ステップS801において、MPU121は、プリンタ制御部103内にあるADコンバータ201のデータを読み取り、装着されていたヘッドがユーザに外されて再度装着されたかどうかを判断し、再度装着されたと判断したときはワークエリア内にある「交換フラグを1にセット」する(ステップS802)。交換されていないと判断した場合、処理をステップS703に進め、スイッチ操作があるまで、801から703間でループして、デバイスの変更情報の有無を判断する。
【0073】
スイッチ操作が与えられると(S703-Yes)、処理はステップS803に進む。ステップS803でヘッド交換フラグの設定値を判断して、値が「1」になっている場合は、処理をステップS708へ進め、交換されていない場合はステップS712に処理を進める。
【0074】
ステップS712では、モータドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポジションに移動させ、サスペンドに再移行する。
【0075】
ステップS803でヘッド交換フラグの設定値が1の場合、処理をステップS708に進め、USB MPU130に対してレジュームの通知をインターフェース回路131を通じて行う。こうすることによって、信号線data1とdata2をある一定期間(ここでは3ms間)low、及びlowに出力してネットワークに対してデバイスの状況を示すことができる。PC1102は、ヘッド交換イベントを適切に認識することができる。
【0076】
ステップS709では、モータドライバ部104を制御して、キャリッジをホームポジションに移動させる。ステップS710では、プリンタ制御部103とモータドライバ部104を制御してヘッドの回復動作を行う。これにより、プリンタはスタンバイ状態となる。
【0077】
以上説明したようにネットワーク上で、デバイスのスイッチ操作をキーとして、制御対象となるデバイスを特定し、デバイスの変更の有無を判断し、その変更の結果を個々のデバイスの制御に適切に反映することが可能になる。
【0078】
すなわち、装着した印刷ヘッドの交換イベントを判断し、その状態によって再度サスペンドするか、レジュームするかを決めることができる。
【0079】
ネットワーク全体に対して、変更のあったデバイスを選択的にレジュームさせることができる。
【0080】
ネットワークシステムにヘッド交換イベントを伝えることにより、レジュームしたPC1102は、ヘッド交換イベントを適切に認識することができ、ユーザは、プリンタのヘッド交換作業後すぐにシステムの利用が可能となる。
【0081】
(他の実施形態)
なお、本発明はスター上のネットワークに対して説明したが、ピア・ツウ・ピア型などの他のネットワークでも実現可能である。また、プリンタについて説明したが、装置内の一部を交換することが可能なデバイスで、その指示をユーザが行う装置であれば、種類を選ばないことは自明である。例えば、ネットワークにつながるデジタルカメラのレンズ交換に関して、レンズの種類の読み取り手段と交換終了イベント用スイッチ(例えばシャッター)等で同様な効果が得られる。さらに、プリンタで説明したヘッドの種類をモノクロヘッド、カラーヘッド、スキャナヘッド等で説明したが、ヘッドのコンビネーションや交換可能なヘッドの種類も多数できることはいうまでもない。
【0082】
また、本発明では、一体型のヘッドで説明したがインクタンクが分離する場合にも、同様に検出手段を設けることによって同様の効果を奏することができる。
【0083】
又、本実施形態において本発明を達成するためのソフトウエアによって表される制御プログラムを記憶した媒体からPC102を通じてもしくは他のデバイスから読み出すことによっても同様の効果を奏することができることは、自明である。記憶媒体としてはROMのほか、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。
【0084】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明により、プリンタに関連するキー操作とシステムに関連するキー操作を分離することができ、デバイスの変更にかかるイベントを検出したときに、デバイスの状態を検出し、その結果によって、選択的にデバイス単位にレジームの実行を制御することが可能になった。
【0085】
さらに、電力消費を低減させることが可能となり、ネットワークにつながるバッテリー駆動するホストを含めたデバイスのオペレーション時間を増大させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの制御に関するブロック図である。
【図2】ヘッド交換を検出する検出回路の構成を示す図である。
【図3】USBの信号線、及びそのドライバーレシーバを示す図である。
【図4】ネットワークの制御信号を説明する図である。
【図5】バスの状態を例示した図である。
【図6】通常印刷がスタンバイ状態になるまでのUSB MPUの処理を示す図である。
【図7】サスペンド中にあるMPUの制御を示すフローチャートである。
【図8】第二の実施形態に関し、サスペンド中にあるMPUの制御を示すフローチャートである。
【図9】階段状でスター型のネットワークの接続形態を示す図である。
【図10】インターフェースを有するプリンタの斜視図である。
【符号の説明】
101 電源
102 パネル部
103 プリンタ制御部
106 インタフェース部
1102 ホストコンピュータシステム
Claims (4)
- プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定手段と、
前記操作判定手段により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、現在装着されている装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第1分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第1ヘッド種類判別手段と、
ユーザによるスイッチ操作があった場合に、新たに装着された装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第2分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第2ヘッド種類判別手段と、
前記第1分圧信号と前記第2分圧信号と、の比較を行う比較手段と、
前記第1分圧信号と前記第2分圧信号との比較結果と、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドの種類と、に基づき前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御手段と、を備え、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較手段により判別され、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドがスキャナ用ヘッドである場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較手段により判別され、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドである場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別手段により判別された装着ヘッドとが同一であると前記比較手段により判別された場合に、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御する
ことを特徴とするプリンタ。 - プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定手段と、
前記操作判定手段により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、装着されているヘッドの種類を記憶し、ユーザによるスイッチ操作があった場合に、装着されていたヘッドが外され再度装着されたか否かを、記憶した前記ヘッドの種類により判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御手段と、を備え、
前記判別手段により前記装着されていたヘッドが外され再度装着されたと判別された場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記判別手段により前記装着されていたヘッドが外され再度装着されていないと判別された場合に、前記制御手段は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わずに、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御する
ことを特徴とするプリンタ。 - プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、操作判定手段が、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定工程と、
第1ヘッド種類判別手段が、前記操作判定工程により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、現在装着されている装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第1分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第1ヘッド種類判別工程と、
第2ヘッド種類判別手段が、ユーザによるスイッチ操作があった場合に、新たに装着された装着ヘッドに内蔵されている判別用の抵抗の第2分圧信号の検出に基づいて、当該装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドであるか、または、スキャナ用ヘッドであるかを判別する第2ヘッド種類判別工程と、
比較手段が、前記第1分圧信号と前記第2分圧信号と、の比較を行う比較工程と、
制御手段が、前記第1分圧信号と前記第2分圧信号との比較結果と、前記第2ヘッド種類判別工程により判別された装着ヘッドの種類と、に基づき前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御工程と、を備え、
前記第1ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較工程で判別され、前記第2ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドがスキャナ用ヘッドである場合に、前記制御工程は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドとが同一でないと前記比較工程で判別され、前記第2ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドが印刷用プリンタヘッドである場合に、前記制御工程は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御し、
前記第1ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドと、前記第2ヘッド種類判別工程で判別された装着ヘッドとが同一であると前記比較工程で判別された場合に、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わず、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御する
ことを特徴とするプリンタの制御方法。 - プリンタの状態が省電力モードを示すサスペンド状態である場合に、操作判定手段が、ユーザによるスイッチ操作の有無を判定する操作判定工程と、
判別手段が、前記操作判定工程により前記スイッチ操作が行われたと判定された場合に、前記サスペンド状態からレジューム状態にして、装着されているヘッドの種類を記憶し、ユーザによるスイッチ操作があった場合に、装着されていたヘッドが外され再度装着されたか否かを、記憶した前記ヘッドの種類により判別する判別工程と、
制御手段が、前記判別工程の判別結果に基づいて、前記プリンタの状態を切り替えるための制御を行う制御工程と、を有し、
前記判別工程で前記装着されていたヘッドが外され再度装着されたと判別された場合に、前記制御工程は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行い、前記プリンタの状態をスタンバイ状態に移行するように制御し、
前記判別工程で前記装着されていたヘッドが外され再度装着されていないと判別された場合に、前記制御工程は、接続されるコンピュータにレジュームリクエストを行わずに、前記プリンタの状態を前記サスペンド状態に再移行するように制御する
ことを特徴とするプリンタの制御方法。
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