JP3177493B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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Description
ュ−ム機能を備えた電子機器に関する。
は、小型軽量化が進み、更に回路の低消費電力化も進ん
だため、AC駆動のほかにバッテリ駆動も可能とし、携
帯性を高めたものが増えている。
低消費電力化を進めるために、通常の動作中にその動作
を一時的に中断(サスペンド)した際にメインメモリ等
の上記中断直前の動作状態を保持するために必要な最小
限のロジック部分のみをバックアップすることにより中
断直前の状態を保持し、復帰(レジュ−ム)要求に基づ
いて保持された中断直前の状態に戻すことが可能な所謂
サスペンド/レジュ−ム機能を付加することが一般的で
ある。
より保持されている際には、このバッテリが空となって
しまうと上記保持内容も消滅するためレジュ−ムが不可
能となる。
−124147号公報(G06F1/28)では、バッ
テリ残量に基づいてサスペンド保持可能時間を表示する
ことにより上記保持内容の消滅を回避可能とする方法が
提案されている。
合、上記サスペンド状態を保持するために必要な電圧
は、サスペンド状態から元の状態に復帰(レジュ−ム)
する場合に必要な電圧値よりも低い。このため、バッテ
リ残量がサスペンド保持可能な程度にあったとしてもレ
ジュ−ムできない場合が生じる。
鑑みてなされたもので、その基本的な特徴は、サスペン
ド/レジュ−ム機能を備えたバッテリ駆動型の電子機器
であって、上記バッテリの残量を検出する手段と、該検
出手段により検出されたバッテリ残量がサスペンドをレ
ジュ−ムさせるに充分な残量か否かを判定する手段と、
該判定手段の判定結果を表示する手段とを備えたことに
ある。
ロック回路図である。本実施例装置は、バス1を介して
例えばマイクロコンピュータからなり主制御部として機
能するCPU2、例えば液晶からなる表示部3、ハード
ディスクドライブHDD4、フロッピィディスクドライ
ブFDD5、キーボード6をコントロールするキーボー
ドコントローラ7及びパワーコントロールロジックPC
L8が接続されている。
10、11で検出した駆動電源部9から供給される駆動
電圧値に基づいてLEDからなる第1、第2の表示素子
12、13の発光を制御すると共に、サスペンド/レジ
ュームを指示するスイッチ手段14の操作に応答して上
記バス1を介して接続された各部への通電を制御する。
電源ACに接続されている際には、上記ACから供給さ
れる交流電圧をアダプタ15で変換した直流電圧を駆動
電圧として供給し、商用電源ACに接続されていない際
には、ニッケル水素等の二次電池からなるバッテリ16
の出力を駆動電圧として供給するように駆動電圧供給源
を切り換える。また、上記駆動電源部9からの駆動電圧
の供給は、電源スイッチ17によりオンオフできる。
る。電源スイッチ17がオフの場合は、本実施例の各部
には駆動電圧が供給されないため完全にオフとなる。一
方、電源スイッチ17がオンすると、各部に駆動電圧が
供給されるためCPU2の制御に基づき各部が正常に動
作する通常の動作モードでの動作が可能となる。
記制御スイッチ14の操作を判定すると共に上記電源ス
イッチ17のオン・オフ操作に基づいて上記第1表示素
子12の点灯を制御する。具体的には、駆動電源部9か
ら駆動電圧が供給されている際には上記第1表示素子1
2を点灯させ、駆動電圧が供給されていない際には上記
第1表示素子12を消灯させる。これにより、上記第1
表示素子12を電源のオン・オフ表示として機能させ
る。
おいては、第1電圧検出部10の検出結果に基づいて第
2の表示素子13の発光制御を行う。具体的には、上記
第1電圧検出部10は、駆動電源部9から各部に供給さ
れている駆動電圧が第1の所定電圧値以上か否かを判定
し、上記第1の所定電圧値以上である場合にはハイレベ
ル信号をPCL8に出力し、一方、上記第1の所定電圧
値以下の時にはローレベル信号をPCL8に出力する。
上記PCL8は、上記第1電圧検出部10よりハイレベ
ル信号が供給されている際には、上記第2表示素子13
を点灯させ、ローレベル信号が供給されている際には、
上記第2表示素子13を点滅させる。尚、上記第1の所
定電圧値とは、上記各部を正常に動作させるために必要
な最小電圧値よりもわずかに大なる値に設定されてい
る。即ち、通常動作モード時において第2表示素子13
は、上記駆動電源部9から供給される駆動電圧が充分で
あるか否かを表示する。例えば、駆動電圧の供給源とし
てバッテリ16が使用されている際には、長時間使用に
より上記バッテリ16の出力電圧が上記第1の所定電圧
値以下となるため、これに応答してPCL8は第2表示
素子13を点滅状態にする。これによりユーザは駆動電
圧の低下を判別できるため、駆動電圧の供給をAC側に
切り換えることができる。
制御スイッチ14の操作を検出すると、PCL8はサス
ペンドモードへの移行指示があった旨をバス1を介して
CPU2に知らせる。このサスペンド要求に基づいてC
PU2は、現在実行中の処理を一時中断し、かつ、中断
直前の状態をメモリ(図示せず)に格納する。また、上
記PCL8は上記サスペンド要求送出後、上記中断状態
の保持に必要なメモリ等を除く各部への駆動電圧の供給
を停止すると共に、上記第1表示素子12を点滅させ
る。これにより、ユーザにサスペンドモード中であるこ
とを容易に判別させることができる。
部10の検出結果に基づいて第2表示素子13の発光制
御を行う。具体的には、上記第2電圧検出部11は、駆
動電源部9から供給されている駆動電圧が第2の所定電
圧値以上か否かを判定し、上記第2の所定電圧値以上で
ある場合にはハイレベル信号をPCL8に出力し、一
方、上記第2の所定電圧値以下の時にはローレベル信号
をPCL8に出力する。上記PCL8は、上記第2電圧
検出部11よりハイレベル信号が供給されている際に
は、上記第2表示素子13を消灯させ、ローレベル信号
が供給されている際には、上記第2表示素子13を点滅
させる。
モードから通常動作モードに復帰(レジューム)させる
ために必要な電圧値である。即ち、サスペンド中は上述
した如く必要最小限の回路しか駆動しないためサスペン
ドモード維持の電力は通常動作モード中の駆動に必要な
電力量より低い。このため、正常にサスペンドモードを
維持できるだけの駆動電圧が供給されていたとしても、
その電圧は必ずしも通常動作モードの正常動作に必要な
電圧であるとは限らず、このように供給駆動電圧がサス
ペンドモード維持可能な電圧値ではあるが、通常動作モ
ードに不十分な電圧値である場合にレジュームを行なう
と充分な駆動電圧が各部に供給されないため誤動作やメ
モリ内容の消失と言った不足の事態を招くこととなる。
しかし、上述した如く駆動電圧が第2の所定電圧以上の
場合と以下の場合とで、上記第2表示素子13の表示形
態を異ならせることによりユーザにレジュームの可否を
容易に判定させることができる。
ード維持時、上記バッテリ16から供給される駆動電圧
が上記第2の所定電圧以下となると、第2表示素子13
は点滅を始めるので、これを確認したユーザは駆動電圧
の供給をAC側に切り換えた後、レジュームを実行させ
ることができる。尚、サスペンドモード中の上記第2表
示素子13の点滅に気付かず上記制御スイッチ14より
レジューム要求があった場合には、PCL8はこの要求
を無効とすることにより、レジュームに基づく誤動作や
メモリ内容の消失を防止できる。また、本実施例では、
上記第2表示素子13の点滅を第1表示素子12の点滅
に同期させている。
あるサスペンドモード維持中に、上記制御スイッチ14
よりレジューム要求があった場合には、PCL8は全て
の回路に駆動電圧を供給すると共にCPU2にレジュー
ム要求を出力する。これにより、CPU2は中断直前の
状態をメモリより読み出し、一時停止していた処理を再
開する。
れる駆動電圧値がレジュームに必要な電圧値以下となる
とその旨をユーザに報知でき、かつ、この時のレジュー
ム要求は無効となるので、レジュームに基づく誤動作や
メモリ内容の消失を確実に防止できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 サスペンド/レジューム機能を備えたバ
ッテリ駆動型の電子機器であって、 上記バッテリの残量を検出する手段と、該検出手段によ
り検出されたバッテリ残量がサスペンドをレジュームさ
せるに充分な残量か否かを判定する手段と、該判定手段
の判定結果を表示する手段と、レジュームを指示する手
段と、上記判定手段の判定結果に従って上記レジューム
指示手段の指示を無効とする手段とを備えたことを特徴
とする電子機器。 - 【請求項2】 サスペンド/レジューム機能を備え、か
つ、少なくとも1つのバッテリを含む2以上の駆動電圧
供給手段を選択的に切り換えて駆動が可能な電子機器で
あって、 上記駆動電圧供給手段から供給される駆動電圧値を検出
する手段と、該検出手段により検出された電圧値がサス
ペンドをレジュームさせるに充分な電圧値か否かを判定
する手段と、該判定手段の判定結果を表示する手段と、
レジュームを指示する手段と、上記判定手段の判定結果
に従って上記レジューム指示手段の指示を無効とする手
段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 サスペンド/レジューム機能を備えたバ
ッテリ駆動型の電子機器であって、 上記バッテリの残量を検出する手段と、該検出手段によ
り検出されたバッテリ残量がサスペンドをレジュームさ
せるに充分な残量か否かを判定する手段と、表示手段
と、上記判定手段により上記バッテリ残量がサスペンド
をレジュームさせるに充分な残量と判定した時上記表示
手段を第1の表示形態で表示し、レジュームさせるに不
充分な残量と判定した時上記表示手段を第2の表示形態
で表示させるように制御する手段と、レジュームを指示
する手段と、上記判定手段の判定結果に従って上記レジ
ューム指示手段の指示を無効とする手段とを備えたこと
を特徴とする電子機器。 - 【請求項4】 サスペンド/レジューム機能を備え、か
つ、少なくとも1つのバッテリを含む2以上の駆動電圧
供給手段を選択的に切り換えて駆動が可能な電子機器で
あって、 上記駆動電圧供給手段から供給される駆動電圧値を検出
する手段と、該検出手段により検出された電圧値がサス
ペンドをレジュームさせるに充分な電圧値か否かを判定
する手段と、表示手段と、上記判定手段により上記バッ
テリ残量がサスペンドをレジュームさせるに充分な残量
と判定した時上記表示手段を第1の表示形態で表示し、
レジュームさせるに不充分な残量と判定した時上記表示
手段を第2の表示形態で表示させるように制御する手段
と、レジュームを指示する手段と、上記判定手段の判定
結果に従って上記レジューム指示手段の指示を無効とす
る手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29700497A JP3177493B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29700497A JP3177493B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11134074A JPH11134074A (ja) | 1999-05-21 |
JP3177493B2 true JP3177493B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17841010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29700497A Expired - Fee Related JP3177493B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177493B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP4484270B2 (ja) * | 1999-06-01 | 2010-06-16 | キヤノン株式会社 | プリンタおよびプリンタの制御方法 |
JP2007034508A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Nec Electronics Corp | リセット回路及びそのリセット回路の動作方法 |
JP2015038639A (ja) * | 2009-12-24 | 2015-02-26 | 株式会社東芝 | 電源制御モジュール、電子機器及びリセット制御方法 |
KR101388723B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2014-04-25 | 삼성전기주식회사 | 전자 선반 라벨 및 전자 선반 라벨 시스템 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP29700497A patent/JP3177493B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11134074A (ja) | 1999-05-21 |
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