JP3397537B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP3397537B2
JP3397537B2 JP23592795A JP23592795A JP3397537B2 JP 3397537 B2 JP3397537 B2 JP 3397537B2 JP 23592795 A JP23592795 A JP 23592795A JP 23592795 A JP23592795 A JP 23592795A JP 3397537 B2 JP3397537 B2 JP 3397537B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ(以下、「パソコン」という)等の情報処理装置と
データ通信が可能な情報処理装置の周辺装置と情報処理
システムに関し、より詳しくは通信により情報処理装置
から電源が投入される情報処理装置の周辺装置と情報処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンに撮像装置等のデータ通信が可
能な周辺装置が接続された情報処理システムにおいて
は、従来、前記周辺装置は、パソコンの動作中は常時電
源投入されていたが、近年では環境に対する配慮やバッ
テリ駆動時における動作時間の延命化を図るべく、使用
時のみ主電源を投入し、不使用時は使用要求を監視する
監視回路(以下、この監視回路を「ウェイクアップ回
路」という)のみに電源を供給する方法が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置においては、パソコンと周辺装置との
間で電源制御のための制御信号線をデータ転送のための
データ信号線とは別途に設けられているが、前記制御信
号線は前記周辺装置の電源を投入するときしか使用しな
いため、わざわざ別途設けることは不経済であるという
問題点があった。
【0004】また、周辺装置がパソコンのプリンタポー
ト等と接続された場合は、パソコン側のソフトウェアが
周辺装置の電源を投入しようとしたのか、或いは誤って
周辺装置の電源が投入されたのかを判断することができ
ないという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、周辺装置の電源を確実に投入できると共に、た
とえ誤って周辺装置に電源投入がなされた場合であって
も即座に周辺装置の電源を遮断することができる情報処
理装置の周辺装置と情報処理システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、情報処理装置からの電源投入要求を監視
する監視手段を介して情報処理装置と該情報処理装置の
周辺装置とが接続された情報処理システムにおいて、前
記周辺装置は、前記情報処理装置からの電源投入要求に
基づいて電源投入を行う第1の電源投入手段と、電源ス
イッチを操作して電源投入を行う第2の電源投入手段
と、前記第1の電源投入手段又は前記第2の電源投入手
段のいずれによって電源が投入されたのかを判する判
手段と、前記判別手段により前記第1の電源投入手段
によって電源が投入されたと判別された場合に、前記第
1の電源投入手段によって投入された電源を切断すべき
か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果
に基づいて、前記第1の電源投入手段によって投入され
た電源を切断する切断手段と、前記情報処理装置からの
電源投入要求を前記監視手段により検出した後の一定期
間に亙って前記電源投入要求の検出動作を禁止する検出
動作禁止手段を有している。
【0007】また、本発明は、前記判別手段により前記
第1の電源投入手段によって電源が投入されたと判別さ
れた場合に、前記情報処理装置と前記周辺装置との間で
通信初期化データを交換する手段を有している。
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0011】図1は本発明に係る情報処理システムの一
実施の形態を示すブロック構成図であって、該情報処理
システムは、周辺装置1がウェイクアップ回路2を内蔵
したケーブル3を介してパソコン4に接続されている。
そして、周辺装置1はそれ単独ではデジタル式電子ビデ
オカメラとして動作し、パソコンと接続されたときは該
パソコンとの間でデータ通信等を行う。
【0012】周辺装置1は、ケーブル3を介してパソコ
ン4との間でインターフェース動作を行うインターフェ
ース部(I/F)5と、該インターフェース部5を介し
て受信したデータに基づき所定の動作を行う処理部6
と、電源スイッチ7と、電源スイッチ7からの指令に基
づきウェイクアップ回路2からのウェイクアップ信号の
電源部9への供給を制御する電源コントローラ8と、電
源コントローラ8の指令に基づいて処理部6に電源を供
給する電源部9とを有している。
【0013】また、ウェイクアップ回路2は、パソコン
4から周辺装置1に送信される信号を監視し、特定パタ
ーンの信号が検出されると電源コントローラ8にウェイ
クアップ信号を送信する。
【0014】図2は前記情報処理システムの各構成ブロ
ックの詳細を示す電気回路図である。
【0015】具体的には、前記処理部6は、被写体を光
学的に結像する撮像レンズ10と、該撮像レンズ10に
結像された光学像を電気信号に変換する固体撮像素子
(CCD)11と、該固体撮像素子11の出力を映像信
号及び記録形式の信号に変換する信号処理部12と、映
像信号を記録する記録部13と、インターフェース部5
に接続されて周辺装置全体を制御するシステム制御部1
4とを備えている。
【0016】電源部9は、周辺装置全体に電源を供給す
るバッテリ15と、固体撮像素子11及び信号処理部1
2に動作電源を供給する第1の電源レギュレータ16
と、記録部13に動作電源を供給する第2の電源レギュ
レータ17と、インターフェース部5に電源を供給する
第3の電源レギュレータ18とからなる。
【0017】操作スイッチ19は電源スイッチ7(第1
のスイッチ)の他、装置単体に対して所定の動作指令を
発する第2のスイッチ20を有している。
【0018】インターフェース部5は、データバス21
からのビットデータ及びアドレスバス22に接続された
アドレスデコータ23からの書込信号を入力してパソコ
ン4内部の入力バッファ24に出力する出力ポート25
と、パソコン4からの入力信号を受け入れて周辺装置6
のシステム制御部14にデータ情報を送信するバッファ
26と、パソコン4内部の出力バッファ27からの電流
が流れ込むのを防止するダイオード28と、バッファ2
6にハイレベル信号を供給するプルアップ抵抗29とを
有している。30はショットキーバリアダイオード、3
1は出力ポート25をクリアするためのクリア信号を発
生するクリア信号発生回路である。
【0019】次に、ウェイクアップ回路2について説明
する。
【0020】すなわち、ダイオード32、33は、その
基端がパソコン4からの信号線のうちの端子D2、D1
に夫々接続され、先端は平滑用のコンデンサ34に接続
されると共に抵抗35、36を介してNORゲート37
の一方の入力端子(以下、「a端子」という)に接続さ
れている。また、該a端子には抵抗36及びコンデンサ
38を介して端子D0からの信号線と直接接続されてい
る。また、NORゲート37の他方の入力端子(以下、
「b端子」という)には抵抗39を介して端子D2から
の信号線に接続されている。さらに、NORゲート37
の出力端子は抵抗40を介してトランジスタ41のゲー
トに接続されている。そして、トランジスタ41のコレ
クタは電源コントローラ8に接続され、エミッタは接地
されている。
【0021】42、43は第1及び第2のスリーステー
トバッファであって、図3に示すように、入力端子、出
力端子、ゲート端子を有している。そして、第1のステ
ートバッファ42は、そのゲート端子がNORゲート3
7のa端子に接続されると共に入力端子は接地され、出
力端子は抵抗44、45を介してパソコン4の電源に接
続されている。また、第2のスリーステートバッファ4
3は、そのゲート端子が第1のスリーステートバッファ
42の出力端子側であって抵抗44の先端側と接続さ
れ、さらに入力端子は抵抗46を介してパソコン4の電
源に接続されると共に出力端子はNORゲート37のb
端子に接続されている。第1及び第2のスリーステート
バッファ42、43は、ゲート端子がハイレベルにある
ときは出力がハイインピーダンスになり、ゲート端子が
ローレベルにあるときは出力端子は入力端子と等しいレ
ベルになる。
【0022】コンデンサ47は、第1のスリーステート
バッファ42のゲート端子がハイレベルのときは抵抗4
5を介して電荷が蓄積される一方、前記ゲート端子がロ
ーレベルのときは抵抗44を介して蓄積されていた電荷
が放電される。また、コンデンサ47に一定の電荷が蓄
積されると第2のスリーステートバッファ43のゲート
端子がハイレベルとなり、コンデンサ47の電荷が一定
量放電されるとローレベルとなる。
【0023】尚、電源投入を開始してからの所定時間を
T1、コンデンサ47が抵抗44を介して放電し第2の
スリーステートバッファ43の出力がハイレベルでなく
なるまでの時間をT2、第1のスリーステートバッファ
42の出力がローレベルになってから抵抗45を通過し
てコンデンサ47に電荷が蓄積され第2のスリーステー
トバッファ43の出力がハイレベルになるまでの時間を
T3とすると、数式(1)が成立するように、抵抗4
4、45の抵抗値、及びコンデンサ47の容量が定めら
れている。
【0024】T2<T1<T2+T3 …(1) このように構成された情報処理システムにおいては、周
辺装置1がケーブル3を介してパソコン4と接続されて
いないときは、周辺装置1はデジタル式電子カメラとし
て動作する。
【0025】すなわち、周辺装置1が単体として存在し
ているときは、電源スイッチ7が押下されると電源コン
トローラ8は電源スイッチ7が押下されたことを検出す
る。次いで、システム制御部14は、電源コントローラ
8に指示を与えて第1の電源レギュレータ16を活動状
態とし、固体撮像素子11及び信号処理部12に電源を
供給する。そしてこの後、システム制御部14は、固体
撮像素子11、信号処理部12及び記録部13を制御
し、光電変換された映像信号を記録部13に記録する。
次いで記録動作が終了したときはシステム制御部14は
再度電源スイッチ7が押下されているか否かをチェック
し、電源スイッチ7が押下されているときは再度撮影を
行い、押下されていないときは電源を遮断する。
【0026】また、周辺装置1がケーブル3を介してパ
ソコン4と接続され、ユーザがパソコン4の専用ソフト
ウェアを起動すると、該ソフトウェアは周辺装置1に特
定パターンのデータを送信することにより周辺装置1の
電源を投入し、周辺装置1とパソコン4との間でデータ
通信が行われる。
【0027】すなわち、パソコン4のソフトウェアは、
端子D0、D1、D2の夫々にローレベル信号、ハイレ
ベル信号、ハイレベル信号を出力し、ダイオード33を
介してコンデンサ34に電荷が蓄積される。そして、コ
ンデンサ34に電荷が蓄積されるとNORゲート37の
a端子はハイレベルとなり、この結果第1のスリーステ
ートバッファ42のゲート端子がハイレベルとなって該
第1のスリーステートバッファ42の出力端子がハイイ
ンピーダンスとなり、抵抗45を介してコンデンサ47
に電荷が蓄積される。そして、コンデンサ47に電荷が
蓄積されると第2のスリーステートバッファ43のゲー
ト端子がハイレベル信号となり該第2のスリーステート
バッファ43の出力端子がハイインピーダンスとなる。
【0028】この状態において、パソコン4のソフトウ
ェアは、上記信号線の端子D0、D1、D2から夫々ロ
ーレベル信号、ハイレベル信号、ローレベル信号を出力
する。コンデンサ34には電荷が蓄積されているので、
NORゲート37には十分な電荷が供給される。そし
て、この場合、端子D0がローレベルの状態で端子D2
がハイレベルからローレベルに変化するので、コンデン
サ14の両端に電位差が生じ、抵抗35に電流が流れ
る。そしてこれにより、NORゲート37の2個の入力
端子が共にローレベルとなりNORゲート37の出力端
子からはハイレベル信号が出力され、トランジスタ41
がオンして電源コントローラ8にウェイクアップ信号が
送信され、電源部9から処理部6に電源が供給される。
【0029】そしてこのとき、NORゲート37のa端
子がローレベルであるので、第1のスリーステートバッ
ファ42の出力端子もローレベルとなり、コンデンサ4
7に蓄積されていた電荷が抵抗44を介して放電されて
ゆく。コンデンサ47の容量と抵抗44の時定数によっ
て定まる所定時間後、第2のスリーステートバッファ4
3の出力端子はハイレベルとなる。この結果NORゲー
ト37のb端子はローレベルに戻り、コンデンサ47に
電荷が十分に蓄積されるまでNORゲート37の出力信
号は端子D0、D1、D2の信号状態に拘わらずローレ
ベルを維持する。すなわち、ウェイクアップ信号検出回
路2は、一旦電源投入要求信号をパソコン4側から受け
取ると一定期間電源投入要求信号の検出が禁止されるこ
ととなり、したがってパソコン4のソフトウェアが誤っ
て周辺装置1に電源投入要求信号の送信を繰り返しても
電源投入と電源遮断とが頻繁に繰り返すこともない。
【0030】そして、上述のように特定パターンのデー
タをパソコン4の周辺装置1に送信することにより周辺
装置1の電源を投入することができる。
【0031】本実施の形態では、図2に示すように、電
源スイッチ7からの信号とケーブル3からのウェイクア
ップ信号を電源コントローラ8の同一端子に接続されて
いるので、周辺装置1がパソコン4からウェイクアップ
信号を受信して電源が投入されたときと、ユーザが電源
スイッチを押下して電源が投入されたときとで動作が異
なる場合はウェイクアップ信号の発生源を区別する必要
がある。すなわち、例えば本実施の形態のように、周辺
装置1がデジタル式電子ビデオカメラの場合は、パソコ
ン4からウェイクアップ信号を受信して電源が投入され
たときは画像データをパソコン4に送信する動作を行う
一方、ユーザが電源スイッチを押下して電源を投入した
ときは撮影を行う。このため両者で周辺装置1の動作が
異なり、したがってウェイクアップ信号の発生源を区別
する必要があり、以下、その方法について述べる。
【0032】図4は端子D0、D1、D2の信号状態、
NORゲート37の出力状態、及び電源スイッチ7の状
態を示すタイムチャートである。
【0033】端子D0、D1、D2は、図4(a)
(b)(c)に示すように、最初はローレベル信号、ハ
イレベル信号、ハイレベル信号を出力し、上述したよう
にウェイクアップ信号を電源コントローラ8に送信する
ときは前記端子D2は、ハイレベル信号からローレベル
信号に変化する。
【0034】また、NORゲート37の出力状態は前述
した数式(1)にしたがい、図4(d)に示すように示
される。
【0035】電源コントローラ8はウェイクアップ信号
を受信すると電源スイッチ7が投入され、時間T1後に
電源スイッチ7の状態を調べる。パソコン4からウェイ
クアップ信号を受信して電源が投入されたときは、電源
スイッチ7の信号レベルは、図4(e)に示すように、
必ずハイレベル状態になる一方、ユーザが電源スイッチ
7を押下したときは、電源スイッチ7の信号レベルは、
図4(f)に示すように、必ずローレベルとなり、これ
により、ウェイクアップ信号の発生がユーザの操作によ
るものか、或いはパソコン4からの信号によるものかを
容易に判断することができる。
【0036】また、パソコン4から特定パターンのデー
タを受信して周辺装置1の電源が投入されたときは所望
の周辺装置1が接続されているか否かを調べる必要があ
る。例えば、周辺装置1がデジタル式電子ビデオカメラ
の場合、パソコンのプリンタポートに接続されていると
きは周辺装置1にウェイクアップ信号を送信したのはプ
リンタドライバの印字データである可能性がある。ま
た、デジタル式電子ビデオカメラである周辺装置1を起
動する予定でソフトウェアがウェイクアップ信号を送信
した場合であってもプリンタポートにプリンタが接続さ
れている可能性があり、このような場合、接続相手を確
認せずにパソコン4側、周辺装置1側の双方が動作を継
続するとパソコン4及び/又は周辺装置の誤動作を招く
虞がある。
【0037】以下、周辺装置1とパソコン4とがプリン
タポートを介して接続されている場合の起動手順を説明
する。
【0038】図5はパソコン4のプリンタポートと周辺
装置1のインターフェース部5の接続状態を示してい
る。同図中、入出力はパソコン4側から見たものを示し
ている。
【0039】図6はパソコン4側の起動手順を示すフロ
ーチャートである。
【0040】周辺装置1に電源を投入するためのパソコ
ンのソフトウェアとストローブ端子、端子D0〜D2の
全ての信号レベルをハイレベル状態にする(ステップS
1)。次に端子D0をローレベル状態にし(ステップS
2)、コンデンサ34に十分電荷が蓄積されるのを待つ
(ステップS3)。これによってNORゲート37のb
端子がローレベルとなる。
【0041】次に、端子D1をローレベルにして周辺装
置1の電源を投入する(ステップS4)。このとき、プ
リンタポートにプリンタが接続されているときはストロ
ーブ信号を変化させずに行っているため端子D0〜D2
の操作によってプリンタが誤動作することはない。
【0042】次にパソコン4のソフトウェアはビジー端
子がハイレベルか否かを判断し(ステップS5)、ビジ
ー端子がハイレベルのときはプリンタポートに接続され
ている周辺装置1がプリンタでないことが判明する。
【0043】次に、端子D1をローレベルにしてアクノ
リッジを調べ(ステップS6)、アクノリッジがハイレ
ベルか否かを判断する(ステップS7)。そして、アク
ノリッジがハイレベルのときはステップS8に進みプリ
ンタポートに接続されている周辺装置1は所望の周辺装
置と断定してパソコン側の処理を終了する。
【0044】そして以後の通信を行うための通信初期化
データを交換する。ここで、交換データとして、周辺装
置1からパソコン4への送信データとしては周辺装置1
の製品番号、バージョン、バッテリ15の状態、周辺装
置1が対応している通信プロトコルの一覧、周辺装置1
に内蔵された時計の時間等がある。またパソコン4から
周辺装置への送信データとしてはソフトウェアの製品番
号、バージョン、パソコン1が対応している通信プロト
コルの一覧、パソコン4に内蔵された時計の時間等があ
る。そして、通信初期化データを交換した後、所定通信
プロトコルにしたがってパソコン4と周辺装置1との間
で所望の通信を行う。
【0045】一方、ステップS5及びステップS7の答
が否定(No)のときはプリンタポートに接続されてい
る周辺装置1は所望の周辺装置ではないと断定して(ス
テップS9)処理を終了する。
【0046】図7は周辺装置1側の起動手順を示すフロ
ーチャートである。
【0047】まず、周辺装置1のシステム制御部14
は、パソコンの端子D1をローレベルにして電源が投入
されると(図6、ステップS4)ビジー端子をハイレベ
ルにする(ステップS11)。これにより、プリンタド
ライバ等が誤って印字データ等を送信してもビジーによ
って送信動作を停止させることができる。次いで、シス
テム制御部14は、電源スイッチ7がローレベルか否か
を判断する(ステップS12)。そして、電源スイッチ
がローレベルでなく、ハイレベルのときは電源スイッチ
7が押下されていると判断して電源スイッチ7が押下さ
れたときの所定動作を実行する(ステップS13)。
【0048】一方、電源スイッチ7がローレベルのとき
は一定時間内に端子D0〜D2のすべてがローレベルに
なったか否かを判断する(ステップS14)。そして、
端子D0〜D2のすべてがローレベルにならなかったと
きはシステム制御部14は誤ってウェイクアップ信号が
送信されてきたと判断し、ビジー端子を一定時間ハイレ
ベルに維持した後電源コントローラ8を制御しシステム
制御部14に供給されている電源を遮断する(ステップ
S15)。
【0049】また、端子D0〜D2のすべてがローレベ
ルになったときは、パソコン4のメフトウェアが電源投
入を行うためにデータを送信してきたと判断し、アクノ
リッジをハイレベルにして(ステップS16)処理を終
了する。
【0050】このように本実施の形態によれば、パソコ
ン4の複数の出力バッファ27からの出力レベルが予め
定められ、一定条件下でのみ電源が投入され、さらに電
源投入時に周辺装置1とパソコン4との間で一定手順を
介して電源投入の確認作業が行われる。そしてこれによ
り、必要なときのみ確実に電源投入ができると共に、誤
って電源投入された場合には即座に周辺装置の電源を遮
断することができる。また、一旦電源投入要求信号をパ
ソコン4の複数の出力ポートから受け取ると一定期間電
源投入要求信号の検出が禁止される。これによって、パ
ソコン4のソフトウェアが誤って周辺装置に電源投入要
求信号の送信を繰り返しても電源投入と電源遮断が頻繁
に繰り返されることがない。さらに、パソコン4からの
通信を介して電源が投入されたのか、ユーザが電源スイ
ッチ7を操作して電源を投入したのかを容易に判断する
ことができるため、電源スイッチ7からの信号とウェイ
クアップ信号を電源コントローラ8の同一端子に接続す
ることができ、装置の簡素化を図ることができる。
【0051】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではないことは勿論である。本実施の形態では、互
いに1回の信号線の状態確認によって相手側が所望の周
辺装置か否かを確認したが、複数回のデータ交換の実行
結果から判断してもよい。また、複数回のデータ交換を
行う間は、ビジー端子をハイレベルとし、ストローブ信
号を送信しないことによりプリンタ等が誤動作するのを
防止することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、必
要なときのみ電源を確実に投入することができ、誤って
電源が投入されても直ぐに電源を遮断することができ
る。
【0053】また、一旦電源投入が検出されるとその後
一定期間は電源投入の検出動作が禁止されるので、誤っ
て電源投入を目的としないソフトウェアから偶然電源投
入信号が複数送信されてきても電源投入と電源遮断が頻
繁に繰り返されたりバッテリ等の電源を消耗するのを防
止することができる。
【0054】また、電源投入に引き続いて行うデータ交
換によって通信手順を決定するので、複数の通信方式で
通信を行うことができる周辺装置を提供することができ
る。さらに、情報処理装置からの電源投入か、ユーザが
電源スイッチを操作して電源を投入したのかを判断する
ことができるため、電源スイッチからの信号と監視手段
からの信号を共用することが可能となり、装置の簡素化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理システムの一実施の形態
を示すブロック構成図である。
【図2】前記ブロック構成図の詳細を示す電気回路図で
ある。
【図3】スリーステートバッファの詳細を示す図であ
る。
【図4】パソコンの出力端子とウェイクアップ回路のN
ORゲート及び周辺装置の電源スイッチの出力信号を示
すタイムチャートである。
【図5】パソコンのプリンタポートと周辺装置のインタ
ーフェース部の接続状態を示すテーブル図である。
【図6】パソコン側の起動手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】周辺装置側の起動手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 周辺装置 2 ウェイクアップ信号検出回路 4 パソコン 7 電源スイッチ 8 電源コントローラ 9 電源部 14 システム制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置からの電源投入要求を監視
    する監視手段を介して情報処理装置と該情報処理装置の
    周辺装置とが接続された情報処理システムにおいて、前
    記周辺装置は、 前記 情報処理装置からの電源投入要求に基づいて電源投
    入を行う第1の電源投入手段と、 電源スイッチを操作して電源投入を行う第2の電源投入
    手段と、 前記第1の電源投入手段又は前記第2の電源投入手段の
    いずれによって電源が投入されたのかを判する判
    と、 前記判別手段により前記第1の電源投入手段によって電
    源が投入されたと判別された場合に、前記第1の電源投
    入手段によって投入された電源を切断すべきか否かを判
    定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の電源投
    入手段によって投入された電源を切断する切断手段と、 前記情報処理装置からの電源投入要求を前記監視手段に
    より検出した後の 一定期間に亙って前記電源投入要求の
    検出動作を禁止する検出動作禁止手段と、を有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記判別手段により前記第1の電源投入
    手段によって電源が投入されたと判別された場合に、前
    記情報処理装置と前記周辺装置との間で通信初期化デー
    タを交換する手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理システム
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