JP3324330B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に係
り、特にファクシミリ遠隔診断システムの要求に基づい
て装置に関する情報等を送信するファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の状態を遠隔地から調
査し診断できるファクシミリ遠隔診断システムが開発さ
れている。この診断システムは、診断プログラムを書き
込んだフロッピーディスク(以下「FD」という)を、
診断装置本体を構成するパーソナルコンピュータ等に組
み込んでおき、このFDの診断プログラムに基づいて通
信装置を介して各ファクシミリ装置を遠隔診断できるよ
うになっている。
【0003】ところで、ファクシミリ装置では機種等が
異なると診断方法が異なるため、診断プログラムを変更
しなければならない。
【0004】しかし、セットされているFDの診断プロ
グラムでは診断できないファクシミリ装置の場合、この
装置を診断するための他の診断プログラムが書き込まれ
ている別のFDを探し、このFDへ入替える作業をしな
ければならず、診断作業が煩雑になるという問題が生じ
ていた。また、機種等が異なっていても同一のFDで診
断できるように、共通項目のみを診断するプログラムを
用いて対処するようにしても、正確な診断ができないと
いう新たな問題が生じていた。
【0005】そこで、これらの問題を解決する技術とし
て、特開平2−202161号公報に開示された技術な
どがある。この技術は、診断するファクシミリ装置に対
し、そのファクシミリ装置に設定されているプログラム
バージョン、機種番号、製造番号等の装置認識情報を送
信させる要求を出力し、その要求に対して送信されたフ
ァクシミリ装置からの装置認識情報を受信し、その情報
に基づいてファクシミリ装置の状態を診断するための所
望の診断プログラムを読みだして、対応するファクシミ
リ装置の状態診断を行う、というものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、高級機のファク
シミリ装置の中にはファクシミリ単体の機能のみではな
く、コピー機能やプリンタ機能が追加されたりする、い
わゆる複合機という形態をとるものがある。この複合機
はファクシミリ機能部、コピー機能部、プリンタ機能部
を有し、それらを制御するシステム制御部などから構成
され、各機能部はモジュール化されており、その用途に
応じたモジュールを自在に接続できるようになってい
る。従って、この複合機を遠隔診断する場合には、通信
毎にモジュール構成が変更されることを考慮した診断手
段を用いなければならない。
【0007】しかしながら、上記従来技術では、装置認
識情報としてモジュール構成のような細かい情報は持っ
ておらず、さらに、このモジュール構成が変更された場
合に対応する手段を持たないため、かかる場合には正し
く診断できないといった問題が生じる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、モジュール構
成に関する情報を適宜作成して転送することにより、モ
ジュールが変更された場合でも遠隔診断システムが効率
的に正しく診断できるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ファクシミリ遠隔診断シ
ステムにより装置状態の診断を受けるファクシミリ装置
において、 相手機との通信を制御する通信モジュール
と、このファクシミリ装置におけるモジュール構成を識
別し、この構成を示す識別情報を作成する識別手段と、
前記識別情報を前記通信モジュールに転送する転送手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、前記識別手段が、モジュール構成が変更にな
った際に、変更後のモジュール構成を識別し、新たに識
別情報を作成することを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1の発明
において、前記通信モジュールが、前記転送手段により
転送されてきた識別情報を蓄える送信バッファを備え、
前記転送手段が、前記識別手段により識別情報が作成さ
れたとき、このファクシミリ装置が備えるすべての通信
モジュールの送信バッファに前記識別情報を転送するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1の発明
において、前記転送手段が、前記通信モジュールから転
送要求があったとき、転送要求をした通信モジュールへ
前記識別情報を転送することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明によれば、識別手段はファ
クシミリ装置におけるモジュール構成を識別し、この構
成を示す識別情報を作成する。なお、このモジュール構
成とは、例えば通信を制御するG3、G4モジュールの
実装状況やプリンタ等の外部機器の接続状況をいう。そ
して、転送手段は作成された識別情報を通信モジュール
へ転送する。これにより、この通信モジュールは、ファ
クシミリ遠隔診断システムがこのファクシミリ装置を遠
隔診断するときに、この識別情報を当該システムへ送信
できる。従って、遠隔診断システムは、当該ファクシミ
リ装置のモジュール構成を考慮に入れた診断プログラム
を選択でき、正確な診断が可能となる。また、モジュー
ル構成を調べる必要もないので、診断システムの作業効
率が向上する。
【0014】請求項2に係る発明によれば、識別手段
は、当該ファクシミリ装置のモジュール構成が変更にな
った際に、変更後のモジュール構成を識別し、新たに識
別情報を作成する。そして、この新たな識別情報は、転
送手段により通信モジュールへ転送される。これによ
り、遠隔診断システムは、モジュール構成変更後のファ
クシミリ装置を正確に診断することができる。
【0015】請求項3に係る発明によれば、転送手段
は、識別手段により識別情報が作成されたとき、このフ
ァクシミリ装置のすべての通信モジュールの送信バッフ
ァへこの識別情報を転送する。これにより、遠隔診断シ
ステムが、どの通信モジュールにアクセスしても識別情
報を直ちに得ることができ、迅速に診断することができ
る。
【0016】請求項4に係る発明によれば、転送手段
は、通信モジュールから転送要求があったときに転送要
求した通信モジュールへ識別情報を転送する。
【0017】
【実施例】本実施例に係るファクシミリ装置の構成ブロ
ックを図1に示す。
【0018】システムバス8は、このファクシミリ装置
を構成する各構成部相互間のデータ送受信や制御命令の
伝達を行うためのバスである。
【0019】CPU10は、システムバス26を介して
各構成部に制御命令を送出することによりファクシミリ
装置全体を制御する制御回路である。なお、CPU10
は、このファクシミリ装置の電源投入時にプログラムR
OM32からプログラムを読み取り、このプログラムに
基づいて制御を行う。
【0020】RAM12は、CPU10のワークエリア
として使用される揮発性のメモリである。
【0021】操作表示装置14は、いわゆるタッチパネ
ルから構成され、パネルへの接触等により装置への命令
を入力する入力手段である。
【0022】読取装置16は、送信原稿やコピー原稿等
に対して白色光を照射しながらスキャンし、その反射光
の強度を量子化することによりデジタル画像に変換する
装置である。
【0023】印字装置18は、受信画像等を記録用紙等
に印字出力するための装置である。外部I/F(インタ
ーフェイス)制御装置20は、ワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ、プリンタ等の外部機器24との
データ送受信を制御するインターフェイス回路である。
なお、外部機器24とのインターフェイスとして例えば
SCSIなどを用いればデータ転送時間を高速化でき
る。
【0024】画像処理装置28は、送信データの符号化
と受信データの複合化を行う装置である。また、この画
像処理装置28は、送受信データの拡大や縮小等も行う
ことができる。
【0025】蓄積装置30は、読取装置16により読み
取られたデジタル画像データや受信したデータをファイ
ル毎に記憶しておくための記憶装置である。
【0026】プログラムROM32は、CPU10の制
御用プログラムを格納しておくための不揮発性メモリで
ある。
【0027】通信モジュール34及び通信モジュール3
6は、ファクシミリ装置の通信(G3やG4など)を制
御するモジュールである。なお、このモジュールは、通
信手段の他に、当該モジュールを制御するCPU、プロ
グラムを格納しておくROM、作業用や送受信データ格
納用のRAM等から構成されている(図示なし)。
【0028】次に、本実施例に係るファクシミリ装置の
処理について図2乃至図4によって説明する。
【0029】図2に、識別情報コードのフォーマット例
を示す。ここで、識別情報とは、当該ファクシミリ装置
におけるモジュールに関する情報をいい、識別情報コー
ドとは、この情報をコード化したものをいう。
【0030】図2によれば、識別情報コードのビット0
のデータがG3モジュールの有無を示している。すなわ
ち、ビット0のデータが0の場合はG3モジュールがこ
のファクシミリ装置に実装されていないことを示し、1
の場合はG3モジュールが実装されていることを示して
いる。
【0031】また、識別情報コードのビット1のデータ
がG4モジュールの有無を示している。すなわち、ビッ
ト1のデータが0の場合はG4モジュールがこのファク
シミリ装置に実装されていないことを示し、1の場合は
G4モジュールが実装されていることを示している。
【0032】さらに、識別情報コードのビット2のデー
タがプリンタモジュールの有無を示している。すなわ
ち、ビット2のデータが0の場合はプリンタモジュール
がこのファクシミリ装置に実装されていないことを示
し、1の場合はプリンタモジュールが実装されているこ
とを示している。
【0033】また、識別情報コードのビット3のデータ
がメモリ容量を示している。すなわち、ビット3のデー
タが0の場合はこのファクシミリ装置に実装されている
メモリ容量が1Mバイトであることを示し、1の場合は
メモリ容量が2Mバイトであることを示している。
【0034】図3に図2で示した識別情報コードを作成
する処理の流れを示す。ファクシミリ装置の電源がOF
Fの時は当該処理を行わず(ステップ100否定判
定)、電源がONになると(ステップ100肯定判
定)、識別情報コードを0にクリアする(ステップ10
2)。なお、この識別情報コードは、例えばRAM12
やレジスタ等に確保される。
【0035】次に、G3通信モジュールがあるか否かを
チェックする(ステップ104)。このチェックによ
り、G3モジュールがあると判定した場合(ステップ1
04肯定判定)、識別情報のビット0を1にしてから
(ステップ106)次のステップ108に進む。G3通
信モジュールがないと判定した場合には(ステップ10
4否定判定)、識別情報のビット0を0のままにして次
のステップ108に進む。
【0036】次にG4モジュールがあるか否かをチェッ
クする(ステップ108)。このチェックにより、G4
モジュールがあると判定した場合(ステップ108肯定
判定)、識別情報のビット1を1にしてから(ステップ
110)次のステップ112に進む。G4モジュールが
ないと判定した場合には(ステップ108否定判定)、
ビット1を0のままにして次のステップ112に進む。
【0037】次にプリンタモジュールがあるか否かをチ
ェックする(ステップ112)。このチェックにより、
プリンタモジュールがあると判定した場合(ステップ1
12肯定判定)、識別情報のビット2を1にしてから
(ステップ114)次のステップ116に進む。プリン
タモジュールがないと判定した場合には(ステップ11
2否定判定)、ビット2を0のままにして次のステップ
116に進む。
【0038】次にメモリ容量が1Mバイトであるか2M
バイトであるかをチェックする(ステップ116)。こ
のチェックにより、メモリ容量が2Mバイトであると判
定した場合(ステップ116肯定判定)、識別情報のビ
ット3を1にしてから(ステップ118)処理を終了す
る。メモリ容量が1Mバイトであると判定した場合には
(ステップ116否定判定)、ビット3を0のままにし
て処理を終了する。
【0039】以上述べた識別情報の作成処理は、電源O
Nやリブート(リスタート)時に自動的に実行される。
これにより、例えば電源をOFFにしてモジュール構成
を変更した後、電源をONにすれば、変更されたモジュ
ールに対応した識別情報が新たに作成されるので、これ
が送信されれば遠隔診断システムは正確な診断を行うこ
とができる。
【0040】なお、識別情報の作成処理において、各モ
ジュールの有無の判定やメモリ容量のチェックは、CP
U10がシステムバス8を介して各モジュールにアクセ
スすることにより行う。
【0041】次に、作成した識別情報を通信モジュール
に転送する処理について説明する。なお、この転送処理
には、作成した識別情報を自発的に通信モジュールに転
送する能動的な転送処理と、通信モジュールからの要求
に基づいて当該通信モジュールに転送する受動的な転送
処理とがある。
【0042】先ず、能動的な転送処理について図4によ
り説明する。ファクシミリ装置の電源がOFFの時は当
該転送処理を行わず(ステップ130否定判定)、電源
がONになると(ステップ130肯定判定)、図3に示
した識別情報の作成処理を実行する(ステップ13
2)。これにより識別情報が得られる。
【0043】次に、当該ファクシミリ装置にG3モジュ
ールがあるか否かを判定し(ステップ134)、G3モ
ジュールがある場合には(ステップ134肯定判定)、
識別情報をG3モジュールに転送してから(ステップ1
36)次のステップ138に進む。G3モジュールがな
い場合には(ステップ134否定判定)、この転送を行
わずに次のステップ138に進む。
【0044】次に当該ファクシミリ装置にG4モジュー
ルがあるか否かを判定し(ステップ138)、G4モジ
ュールがある場合には(ステップ138肯定判定)、識
別情報をG4モジュールに転送してから(ステップ14
0)この処理を終了する。G4モジュールがない場合に
は(ステップ138否定判定)、この転送を行わずに処
理を終了する。
【0045】なお、G3モジュール又はG4モジュール
に転送された識別情報は、これらのモジュール内のバッ
ファ(RAM)に一時的に格納され、遠隔診断システム
から転送要求があれば送信される。
【0046】このように能動的に識別情報の転送を行う
ことにより、診断システムを具備したマスター装置へ当
該装置のモジュール情報を示す識別情報を転送する準備
が整うことになる。また、実装されているすべての通信
モジュールに対して識別情報を前もって転送しておくこ
とにより、マスター装置から送信要求があった時に、識
別情報を直ちに送信することができ、診断作業の迅速化
が図れる。
【0047】次に、受動的な転送処理について図5によ
り説明する。ファクシミリ装置の電源がOFFの時は当
該転送処理を行わず(ステップ160否定判定)、電源
がONになると(ステップ160肯定判定)、図3に示
した識別情報の作成処理を実行する(ステップ16
2)。これにより識別情報が得られる。
【0048】ここで通信モジュールから通信開始要求が
あるまで待機する(ステップ164否定判定)。そし
て、通信モジュールから通信開始要求があると(ステッ
プ164肯定判定)、当該識別情報を要求のあった通信
モジュールに転送して(ステップ166)、この処理を
終了する。
【0049】このように要求があった通信モジュールに
対して識別情報の転送を行うことにより、診断システム
を具備したマスター装置へ当該装置のモジュール情報を
示す識別情報を転送する準備が整うことになる。また、
通信モジュールから要求があった時に、上述の識別情報
作成処理を行い、それから転送するようにしてもよい。
このようにすることにより、現時点における正確なモジ
ュール構成が識別情報に反映されるので、例えば電源を
OFFにしないでモジュールを変更した場合等にも対応
できる。
【0050】次に、当該ファクシミリ装置の通信モジュ
ールに転送された識別情報を診断システムを具備したマ
スター装置へ転送する処理について図6により説明す
る。
【0051】図6に示されたように、マスター装置から
発呼が行われスレーブ装置に着信すると、このスレーブ
装置はCED(Called Station Identification )信号
を送出する。
【0052】CED信号を送出して所定時間が経過する
と、スレーブ装置は、NSF(Non-Standard Facilitie
s )信号を送出して、マスター装置に当該スレーブ装置
における非標準的な機能に関する情報を伝達する。
【0053】このNSF信号の構成例を図7に示す。図
7によれば、NSF信号はプリアンプルをヘッダ部に持
ち、フラグ、アドレスフィールド、コントロールフィー
ルド、FCF(NSFコマンドコード)、FIF(ファ
クシミリ・インフォメーション・フィールド)及びFC
S(フレーム・チェッキング・シーケンス)から構成さ
れる。この内、FIFにはFCFで示された制御信号を
さらに明らかにするための付加情報が収められる。従っ
て、図3に示された処理により作成された識別情報をこ
のFIFの残りの部分に収めることができる。図7の例
では、この識別情報はFIFの8バイト目に格納されて
いる。
【0054】このように、NSF信号に識別情報をのせ
て送信するようにしたので、従来と同じインターフェイ
スを保持しつつ診断装置を具備したマスター装置に送信
することができる。なお、識別情報をのせる信号はNS
F信号に限られず、例えばG4通信ではRSSP信号等
を用いてもよい。
【0055】以上が、本実施例に係るファクシミリ装置
であるが、この例だけに限定されるものではない。例え
ば、識別情報を自動的に作成するようにしたが、オペレ
ータが操作表示装置14を用いて入力できたり、補正で
きるようにしてもよい。また、モジュールの変更を検出
してこの時に識別情報を再作成したり、一定周期毎に識
別情報を再度作成し直すようにしてもよい。
【0056】また、モジュールとしてG3、G4モジュ
ールやプリンタ等の例を挙げたが、ファクシミリ装置に
実装できたり、接続できる外部装置であれば、この例に
限られないことはいうまでもない。
【0057】その他、各構成要件や処理の流れ等は任意
好適に変更可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ファクシ
ミリ装置のモジュール構成の識別情報を遠隔診断システ
ムへ送信することを可能としたので、遠隔診断システム
は、当該ファクシミリ装置のモジュール構成を考慮に入
れた診断プログラムを選択でき、正確な診断が可能とな
る、という効果が得られる。
【0059】請求項2に係る発明によれば、ファクシミ
リ装置のモジュール構成が変更になると変更後のモジュ
ール構成を示す識別情報を新しく作成するようにしたの
で、遠隔診断システムは、モジュール構成変更後のファ
クシミリ装置を正確に診断することができる、という効
果が得られる。
【0060】請求項3に係る発明によれば、作成した識
別情報を直ちにすべての通信モジュールに転送するよう
にしたので、遠隔診断システムが、どの通信モジュール
にアクセスしても識別情報を直ちに得ることができ、迅
速に診断することができる、という効果が得られる。
【0061】請求項4に係る発明によれば、作成した識
別情報を転送要求のあった通信モジュールへ転送するよ
うにしたので、確実に遠隔診断システムに識別情報を送
信でき、正確な診断が可能となる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るファクシミリ装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】識別情報コードの構成を示す図である。
【図3】識別情報作成処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】識別情報の能動的な転送処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】識別情報の受動的な転送処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】マスター装置とスレーブ装置との送受信信号を
示す図である。
【図7】第1実施例に係るファクシミリ装置によって送
信されたNSF信号の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 RAM 34 通信モジュール 36 通信モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−202966(JP,A) 特開 平6−233022(JP,A) 特開 平6−217028(JP,A) 特開 平6−85955(JP,A) 特開 平6−217100(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ遠隔診断システムにより装
    置状態の診断を受けるファクシミリ装置において、 相手機との通信を制御する通信モジュールと、 このファクシミリ装置におけるモジュール構成を識別
    し、この構成を示す識別情報を作成する識別手段と、 前記識別情報を前記通信モジュールに転送する転送手段
    と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段は、モジュール構成が変更
    になった際に、変更後のモジュール構成を識別し、新た
    に識別情報を作成することを特徴とする請求項1に記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記通信モジュールは、前記転送手段に
    より転送されてきた識別情報を蓄える送信バッファを備
    え、 前記転送手段は、前記識別手段により識別情報が作成さ
    れたとき、このファクシミリ装置が備えるすべての通信
    モジュールの送信バッファに前記識別情報を転送するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記転送手段は、前記通信モジュールか
    ら転送要求があったとき、転送要求をした通信モジュー
    ルへ前記識別情報を転送することを特徴とする請求項1
    に記載のファクシミリ装置。
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