JPH11282582A - インターフェイス装置 - Google Patents
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- JPH11282582A JPH11282582A JP10085476A JP8547698A JPH11282582A JP H11282582 A JPH11282582 A JP H11282582A JP 10085476 A JP10085476 A JP 10085476A JP 8547698 A JP8547698 A JP 8547698A JP H11282582 A JPH11282582 A JP H11282582A
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Abstract
ーフェイス装置に関し、ホスト装置で通常の待機状態に
無いことを容易に認識可能にして、そのホスト装置にお
ける無駄な処理や誤動作を発生させることがないように
する。 【解決手段】 MFP装置10に搭載されホスト装置Hと
の間でやりとりする信号を転送するパラレルインターフ
ェイス機能と、必要な装置部のみへの電力供給を保持す
る省エネルギモード機能とを備え、省エネルギモードに
移行した後に、待機時にHighレベルのSelect
信号をホスト装置Hに送るステータス信号ラインを介し
てLowレベルに保持する省エネモード制御信号との論
理積を取ってホスト装置Hに送り装置状態を通知する。
Description
を備えるインターフェイス装置に関し、詳しくは、ホス
ト装置に装置状態を確実に通知することができるものに
関する。
ペリフェラル機器は、ホスト装置となるPC(パーソナ
ルコンピュータ)と同時に電源がON/OFFされる使
い方がなされていたが、近年ではプリンタ機能・スキャ
ナ機能・コピー機能・ファクシミリ機能などの複合機能
を単一の筐体にまとめた入出力装置として、ホスト装置
へのデータ転送機能とホスト装置からのデータ受信機能
を併せ持ったMFP(Multiple Functi
on Peripheral)装置が存在する。このM
FP装置は、ホスト装置の電源のON/OFFに拘らず
にファクシミリ機能のため常に電源ONされている状況
で使用される。
器の待機時における電力消費量を低減するための勧告が
各国の公的機関よりなされており、この待機時の消費電
力削減における課題の一つがインターフェイスを介して
接続された機器間のアクセス(動作要求)を検出可能な
状態を維持したまま如何に電力消費を低いレベルに抑え
るかということであった。
平8−224944号公報には、電源遮断回路を備え
て、ホスト装置の電源状態をストローブ信号の電位によ
り判断して自動的に電源をOFFするプリンタ装置が提
案されている。また、これら装置間に介装されるインタ
ーフェイス装置自体でも、比較的高いドライブ能力を要
求されるため消費電力も大きく待機中には電力供給を断
つことが望ましい。このことから、インターフェイス装
置においても、待機時にアクセス検出に必要な信号以外
のレシーバ電源を落として電力消費を削減する試みも検
討されている。
ホスト装置との間に介装するインターフェイス装置に限
るものではないが、以下にはMFP装置に搭載するもの
を一例に説明する。
とMFP装置との接続には、セントロニクスコネクタを
利用したパラレルインターフェイスが一般的であり、こ
のインターフェイス装置は、各々複数の、ホスト装置か
らの制御信号ライン(コマンド信号ライン)、MFP装
置からの応答信号ライン(ステータス信号ライン)およ
びデータ転送のためのデータ信号ライン(近年では双方
向信号ラインとなっている)から構成されており、レシ
ーバ端子側は通常電源ラインにプルアップされている。
ば、一般的には図8(a)〜図8(c)に左側にドライ
バを、右側にレシーバを示すような入出力の等価回路に
設計されており、詳細には説明しないが、図8(a)に
示すものは、入出力パッファ(入出力素子)に保護、寄
生ダイオードが電源ラインに対して存在する。この場
合、機器の片側が電源OFFした時に電源供給されてい
る機器側からこれらダイオードを経由して電圧漏洩がも
う片方の機器に対して生じることを防ぐために入出力バ
ッファの両方の電源ラインとの間にダイオードが挿入さ
れている。
ンへのダイオードが除去されるよう配置された入出力バ
ッファを利用したケースであるが、一般的に挿入される
レシーバ側プルアップ抵抗を経由した電圧漏洩を防ぐた
めのダイオードが挿入されている。図8(c)に示すも
のは、ドライバがオープンドレインであるためドライバ
側に設けられたプルアップ抵抗にもダイオードが電源ラ
インに対して設けられている。
信号ラインの場合の入出力の等価回路を示している。し
かしながら、このような従来のパラレルインターフェイ
スにあっては、MFP装置側のインターフェイス装置の
電源をOFFしたとき、ステータス信号ラインを介して
図8(a)および図8(b)の場合にはHighレベル
のステータス信号をホスト装置は検出するが、図8
(c)の場合には双方のプルアップ抵抗値によってステ
ータス信号の信号レベル(信号の極性ともいう)が変化
していずれであるか定めることができない。
漏洩防止ダイオードはインターフェイスの全ての信号ピ
ンに対して共通に使用されることが一般的であるから、
ホスト装置側の他の信号線の状態によって信号レベルは
変化してしまい予測することができない。このとき、ホ
スト装置側からのコマンド信号に対するMFP装置のレ
スポンスによってそのMFP装置側が通常の待機状態に
無いことを検出することは可能であるが、この処理はホ
スト装置の他の処理に対するパフォーマンスの無駄とな
るばかりでなく、従来のドライバに対して省エネルギ機
能を持つMFP装置を接続した場合にはホスト装置での
ドライバ動作に混乱をきたすという不具合も生じる。
機状態に無いことを容易に認識することができるように
して、そのホスト装置における無駄な処理や誤動作を発
生させることのないインターフェイス装置を提供するこ
とを目的とする。
求項1に記載の発明は、ホスト装置とデータ処理装置と
を接続するシステムにおいて該ホスト装置と処理装置の
間に介装され、これらの間で送受するデータ信号、コマ
ンド信号、ステータス信号をパラレルインターフェイス
機能により転送するインターフェイス装置であって、待
機時にインターフェイス駆動電源をOFFして必要な手
段のみへの電力供給を保持する省エネルギモード機能を
備え、省エネルギモードに移行した後には、ホスト装置
に2種の信号レベルを用いて装置状態を通知するステー
タス信号ラインの1つまたは2以上を待機時と逆の信号
レベルに保持することを特徴とするものである。
置と処理装置との間で信号のやりとりがない待機時に省
エネルギモードに移行したときには、待機時と逆の信号
レベル(例えば、HighレベルまたはLowレベルの
逆極性)に保持されたステータス信号がホスト装置に送
られる。したがって、ホスト装置は待機する処理装置側
から送られてくる定常時と異なるステータス信号により
省エネルギモードに移行したことを認識することができ
る。なお、このとき、特殊な信号により省エネルギモー
ドに移行したことをホスト装置に認識させるようにして
もよいが、信号レベルを代えるだけのステータス信号と
することによって、特別な制御によりコスト高になった
り、信号処理が煩雑になることもない。
ータ処理装置とを接続するシステムにおいて該ホスト装
置と処理装置の間に介装され、これらの間で送受するデ
ータ信号、コマンド信号、ステータス信号をパラレルイ
ンターフェイス機能により転送するインターフェイス装
置であって、待機時にインターフェイス駆動電源をOF
Fして必要な手段のみへの電力供給を保持する省エネル
ギモード機能を備え、ホスト装置に装置状態をステータ
ス信号ラインを介するHighレベルまたはLowレベ
ルのステータス信号により通知し、省エネルギモードに
移行した後にHighレベルにステータス信号を保持す
る場合には、待機時にHighレベルとなるホスト装置
からのコマンド信号ラインの電力を用いて該ステータス
信号のHighレベルを保持することを特徴とするもの
である。
ギモードに移行した装置状態でHighレベルに保持す
るステータス信号をホスト装置に送る必要がある場合に
は、待機時にホスト装置から送られてくるHighレベ
ルのコマンド信号ラインの電力(コマンド信号)により
該ステータス信号がHighレベルに保持される。した
がって、省エネルギモードに移行したにも拘らずステー
タス信号をHighレベルに保持するために消費電力が
大きくなってしまうことがない。
ータ処理装置とを接続するシステムにおいて該ホスト装
置と処理装置の間に介装され、これらの間で送受するデ
ータ信号、コマンド信号、ステータス信号をパラレルイ
ンターフェイス機能により転送するインターフェイス装
置であって、待機時にインターフェイス駆動電源をOF
Fして必要な手段のみへの電力供給を保持する省エネル
ギモード機能を備え、ホスト装置からはコマンド信号ラ
インを介してHighレベルまたはLowレベルのコマ
ンド信号を受け取る一方、該ホスト装置には装置状態を
ステータス信号ラインを介するHighレベルまたはL
owレベルのステータス信号により通知し、電源OFF
時にはホスト装置からのコマンド信号ラインを介する信
号をそのまま迂回させ、待機時や省エネルギモード時と
異なるレベルの信号をホスト装置に返送可能にしたこと
を特徴とするものである。
レベルまたはLowレベルのコマンド信号やステータス
信号をホスト装置との間でやりとりする場合に、回路構
成などにより、ホスト装置から待機時や省エネルギモー
ド時と異なるレベルの信号が電源OFF時に送られてき
たとき、その信号は判別可能にステータス信号ラインに
そのまま迂回されて該ホスト装置に送られる。したがっ
て、ホスト装置は処理装置側から送られてくる待機時や
省エネルギモード時のステータス信号と異なる信号を受
け取ったときには、これらと異なる電源OFF状態であ
ることを認識することができる。
明する。図1〜図4は本発明に係るインターフェイス装
置の第1実施形態を搭載するデータ処理装置の一例を示
す図であり、本実施形態は請求項1に記載の発明に対応
する。
より利用可能な各種機能(複合機能)を備えるMFP装
置(データ処理装置)であり、MFP装置10は単一の筐
体内に搭載するホストI/F(インターフェイス装置)
100にホスト装置Hを接続され、このホストI/F100に
よりホスト装置Hへのデータ転送機能とホスト装置Hか
らのデータ受信機能が実現されている。
内に格納されている制御プログラムに従ってRAM13内
に動作する上で必要なデータを一時記憶させつつ装置各
部を統括制御するようになっており、詳細には説明しな
いが、スキャナ制御部21およびスキャナ部22によるスキ
ャナ機能、プリンタ制御部23およびプリンタ部24による
プリンタ機能(スキャナ機能・プリンタ機能によるコピ
ー機能)、内蔵するモデムや網制御装置を備える通信制
御部25によるファクシミリ機能を動作させ、複合機とし
て機能する。なお、図1中、28は画像処理・符号化回路
であり、この回路28は読み取った画情報の補正処理や送
受信する画情報の符号化圧縮および復号化伸長を行う。
また、29は不揮発性の書換可能な記憶素子であり、この
記憶素子29はファクシミリ通信する相手先の名称や電話
番号を記憶してワンタッチや短縮ダイヤルする際に利用
される。また、24aはプリンタ部24によりプリントアウ
トされた用紙が一定量以上スタックされたことを検出す
る排紙スタックセンサであり、このMFP装置10に配設
されている各種センサの内の一つである。
らの処理要求がない待機時間が一定時間経過したとき
に、省エネルギモード制御回路14が制御CPU11などを
含めて装置各部へのPSU(電源ユニット)からの電力
供給を最低限に抑える省エネルギモードを実行(移行)
するようになっており、この省エネルギモード時にはホ
スト装置Hからの処理要求、公衆回線を介するファクシ
ミリ受信、ユーザによる操作制御部26および操作表示部
27を介する入力操作などを最低限検知できるだけの装置
状態にして何等かの要求を各装置部が検知したときに必
要な機能を実行する部分に電力供給してその処理を行な
うようになっている。
P装置10本体との間を一般的なI/Fと同様にIEEE
1284規格に従うパラレルインターフェイスで接続す
るようになっており、一部省略しているが、該規格にお
ける各種信号やコネクタピンのパラレルポートの対応は
図2に示す一覧表のようになり、待機時(所謂、制御信
号(コマンド信号、ステータス信号)やデータ信号のや
り取りが行われていないアイドルモード時)に、ホスト
装置HからMFP装置10側に、またMFP装置10からホ
スト装置H側に各種信号ラインを介して送られる信号レ
ベルの極性(High、Low)は図3に示す一覧表の
ようになる。
は、不図示の制御部がMFP装置10本体の省エネルギモ
ード制御回路14から省エネルギモードに移行する出力を
受け取った場合には、MFP装置10のインターフェイス
として要求される高いドライブ能力のインタフェース部
への電力供給を遮断(インターフェイス駆動電源OF
F)して省エネルギモードに移行するようになってお
り、このとき図4に示すように、待機時にはHighレ
ベルのステータス信号としてSelect信号を送出す
るステータス信号ラインを介して逆極性のLowレベル
となる省エネモード制御信号をホスト装置Hに送出する
ように設定されている。この省エネモード制御信号は、
Select信号との論理積を取られてホスト装置Hに
送出されるようになっており、定常時にはHighレベ
ルに維持することにより通常のSelect信号をホス
ト装置Hに送ることができ、省エネルギモード中にはL
owレベルに維持することにより定常時と逆極性のLo
wレベルのSelect信号(省エネモード制御信号)
をホスト装置Hに送ることができる。
ルギモード時には、コマンド信号ラインではStrob
e信号と、ステータ信号ラインではSelect信号の
入出力素子のみに電源を投入して各々ホスト装置Hから
のアクセス検知およびホスト装置Hへの非通常状態通知
を行っており、Select信号は定常状態ではHig
hレベルでMFP装置10がオンライン状態にあることを
示す信号であるので、省エネルギモード時に強制的にL
owレベルを維持することによって、ホスト装置H側で
はMFP装置10側が待機モードにないことをコマンド−
レスポンスを確認することなく判別(認識)することが
できる。
装置HはホストI/F100から送られてくるSelec
t信号のHigh/Lowの信号レベルにより省エネル
ギモードに移行したか否かを容易に認識することができ
る。このため、MFP装置10が省エネルギモードに移行
してホストI/F100への電力供給が遮断されたために
ホスト装置Hが検出するステータス信号が不定になるこ
とにより誤った装置状態と判断し(装置状態が判らない
まま)処理要求などをして誤動作が発生してしまうこと
を未然に防止することができる。また、MFP装置10側
の装置状態を知るために所定のコマンド信号を送ってそ
の応答を確認するなどの無駄な処理を行う必要がない。
1つでMFP装置10の装置状態を判断しているが、他の
信号と組み合せて段階的な省エネルギモードを認識する
ことができるようにしてもよいことはいうまでもない。
次に、図5は本発明に係るインターフェイス装置の第2
実施形態を搭載するデータ処理装置の一例を示す図であ
り、本実施形態は請求項2に記載の発明に対応する。な
お、本実施形態は上述実施形態と略同様に構成されてい
るので、図1〜図3を流用して同様な構成には同一の符
号を付して特徴部分を説明する。
100は、省エネルギモードに移行したことをSelec
t信号と省エネモード制御信号との論理積によりホスト
装置Hに通知するのに併せて、省エネルギモードへ移行
後に待機時と変わらずにあるいは待機時から変化させH
ighレベルに維持したいステータス信号がある場合、
例えば、Ack信号は待機時にホスト装置Hからコマン
ド信号ラインを介して送られてくる例えば、Highレ
ベルのAutoFeed信号の電力を用いてその信号レ
ベルをHighレベルを保持することができるようにな
っている。
ド信号のうちのAutoFeed信号の入力ラインとス
テータス信号のうちのAck信号の出力ラインがプロテ
クションダイオードを他の信号と独立して共有する回路
構成となっており、少なくともホスト装置Hが定常動作
して待機モードにあればAutoFeed信号が迂回し
て(バイパス)してHighレベルに保持されたAck
信号としてホスト装置Hに送ることができる。なお、こ
の回路構成では、AutoFeed信号のコマンド信号
ラインとAck信号のステータス信号ラインの間に制限
抵抗Rpを介装しており、この制限抵抗RpはIEEE
1284規格で推奨される1kΩ以上としているために
出入力インピーダンス(例えば、50Ω程度)に対して
高抵抗であることから、MFP装置10およびホスト装置
Hが定常動作する場合などでも問題が発生することはな
い。これは、以下で説明する第3実施形態においても同
様である。
h/Pull型出力の場合は相手側のインピーダンスに
よって出力電流消費が決定されることから、プロテクシ
ョンがなされていないホスト装置Hが接続され、省エネ
ルギモードに移行したときにそのホスト装置Hが電源O
FFの場合には、Ack信号をHighレベルに維持し
ようとすると大量の電力消費を余儀なくされるが、待機
状態のホスト装置HがMFP装置10側にコマンド信号ラ
インを介して送出するHighレベルのAutoFee
d信号をHighレベルのAck信号としてホスト装置
Hに送ることができ、省エネルギモードに移行したにも
拘らずAck信号をHighレベルに保持するために消
費電力が大きくなってしまうことがない。なお、ホスト
装置Hが電源OFFの場合にはHighレベルのAck
信号を送ることはできないが、ホスト装置Hが電源OF
Fされているので問題はない。
施形態の作用効果に加えて、省エネルギモードに移行し
た後にMFP装置10側からホスト装置Hに送る特定のス
テータス信号をHighレベルに維持する必要な期間は
そのホスト装置Hが待機状態でインタフェイスに電力供
給している間のみに限られることから、待機状態のホス
ト装置10からHighレベルで送られてくるコマンド信
号の電力により必要なステータス信号をHighレベル
を保持することができ、ホスト装置Hが電源OFFであ
るために省エネルギモードに移行したMFP装置10が余
分な電力消費を余儀なくされることがなく、ステータス
信号をHighレベルに保持するための電力供給自体も
遮断することができる。したがって、省エネルギモード
の実効性を向上させることができる。
ghレベルに保持する場合を説明するが、他のステータ
ス信号も同様に省エネルギモード時にHighレベルに
保持できるようにしてもよい。また、省エネルギモード
時にHighレベルに維持する必要のあるステータス信
号以外でも、例えば、通常LowレベルであるBusy
信号やPE(ペーパエンド)信号をもHighレベルに
ホスト装置Hのコマンド信号ラインの電力を利用して保
持するようにすることにより、Select信号の省エ
ネルギモード制御信号との論理積に代えて、省エネルギ
モードに移行したことをホスト装置Hに通知できるよう
にすることもできる。
ターフェイス装置の第3実施形態を搭載するデータ処理
装置の一例を示す図であり、本実施形態は請求項3に記
載の発明に対応する。なお、本実施形態は上述実施形態
と略同様に構成されているので、図1〜図3を流用して
同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明す
る。
100は、省エネルギモードに移行したことをSelec
t信号と省エネモード制御信号との論理積によりホスト
装置Hに通知するとともに、省エネルギモードへ移行後
の必要なステータス信号をホスト装置Hからのコマンド
信号によりHighレベルに保持可能にするのと併せ
て、電源OFF時にホスト装置Hから送られてきたコマ
ンド信号をそのままの信号レベルでステータス信号ライ
ン、例えば、Ack信号およびSelect信号のステ
ータス信号ラインに迂回させ返送することにより、待機
状態になくさらに省エネルギモードでもない、すなわ
ち、電源OFF状態であることをホスト装置Hが認識
(通知)可能になっている。
ド信号のうちのAutoFeed信号の入力ラインとス
テータス信号のうちのAck信号およびSelect信
号の出力ラインがプロテクションダイオードを他の信号
と独立して共有する回路構成となっており、ホスト装置
Hは例えば、MFP装置10からのLowレベルのSel
ect信号もなく(省エネルギモードでもなく)コマン
ドを送っても応答がない場合などに、Highレベルの
AutoFeed信号に代えてLowレベルの信号をそ
のコマンド信号ラインを介してMFP装置10側に送るこ
とにより、そのままAck信号およびSelect信号
のステータス信号ラインを迂回されて待機時と異なるL
owレベルのAck信号およびSelect信号を受け
取ることができ、そのMFP装置10側が電源OFF状態
であることを確認することができる。
ス信号がなく、また電源OFF時に入出力素子(バッフ
ァ)がハイインピーダンスで装置状態を確認することが
できない場合(ステータス信号不定)でも、AutoF
eed信号に代えてLowレベルの信号をそのコマンド
信号ラインを介してMFP装置10側に送ることにより、
その信号がAck信号およびSelect信号のステー
タス信号ラインを介してそのまま返送されてくる応答
(レスポンス)があったときには、MFP装置10は待機
時でも省エネルギモードでもなく電源OFF状態である
ことを判定・確認することができ、ステータス信号が不
定で誤った装置状態と判定してしまうことがない。すな
わち、ホスト装置HはMFP装置10の装置状態に応じ
て、図7の一覧表に示すステータス信号を受け取ること
になる。
施形態の作用効果に加えて、ホスト装置HがAutoF
eed信号に代えてLowレベルの信号をMFP装置10
側に送るだけで、ステータス信号ラインを介するLow
レベルのAck信号およびSelect信号としてのそ
の信号の返送の有無を確認するだけで、電源OFFを容
易かつ迅速に認識することができ、MFP装置10の装置
状態を知るための無駄な処理を行ったり、装置状態を誤
認して誤動作が発生してしまうこともない。
スト装置HからのAutoFeed信号をAck信号お
よびSelect信号の双方をステータス信号ラインを
介して返送するようにしているが、上述第2実施形態ど
同様な回路構成でもAck信号を待機時や省エネルギモ
ード時と異なる信号レベルとすることができるので、A
ck信号により電源OFFを判断するようにしてもよい
(玉置様へ、ご確認下さい)。
ルギモードに移行したとき、待機時と例えば、逆極性
(High/Low)の信号レベルのステータス信号を
ホスト装置に送るので、ホスト装置は待機状態と異なる
ステータス信号により省エネルギモードに移行したこと
を容易に認識することができ、装置状態を知るための無
駄な処理を行う必要がなく、装置状態が判らないために
誤動作が発生してしまうことがない。したがって、ホス
ト装置に負担を掛けたり動作に混乱を生じさせることの
ない最適に接続可能なインターフェイス装置とすること
ができる。
ギモード状態ではホスト装置から送られてくるHigh
レベルのコマンド信号ラインの電力(コマンド信号)に
より必要なステータス信号をHighレベルに保持する
ので、ステータス信号をHighレベルに保持するため
の消費電力が大きくなってしまうことがなく、省エネル
ギモードの実効性を向上させたインターフェイス装置と
することができる。
F時にはホスト装置からの待機時や省エネルギモード時
と異なるレベルの信号を判別可能にステータス信号ライ
ンに迂回させてそのホスト装置にそのまま送るので、ホ
スト装置は待機時や省エネルギモード時以外の装置状態
であるときにその信号の送受により電源OFF状態であ
ることを認識することができ、その装置状態を知るため
の無駄な処理を行う必要がなく、装置状態が判らないた
めに誤動作が発生してしまうことがない。したがって、
電源OFF状態にホスト装置に負担を掛けたり動作に混
乱を生じさせることのない最適に接続可能なインターフ
ェイス装置とすることができる。
形態を搭載するデータ処理装置の一例を示す図であり、
その概略全体構成を示すブロック図である。
る。
表である。
形態を搭載するデータ処理装置の一例を示す図であり、
その要部の回路構成を示すブロック図である。
形態を搭載するデータ処理装置の一例を示す図であり、
その要部の回路構成を示すブロック図である。
表である。
示すブロック図である。
ックである。
Claims (3)
- 【請求項1】ホスト装置とデータ処理装置とを接続する
システムにおいて該ホスト装置と処理装置の間に介装さ
れ、これらの間で送受するデータ信号、コマンド信号、
ステータス信号をパラレルインターフェイス機能により
転送するインターフェイス装置であって、 待機時にインターフェイス駆動電源をOFFして必要な
手段のみへの電力供給を保持する省エネルギモード機能
を備え、 省エネルギモードに移行した後には、ホスト装置に2種
の信号レベルを用いて装置状態を通知するステータス信
号ラインの1つまたは2以上を待機時と逆の信号レベル
に保持することを特徴とするインターフェイス装置。 - 【請求項2】ホスト装置とデータ処理装置とを接続する
システムにおいて該ホスト装置と処理装置の間に介装さ
れ、これらの間で送受するデータ信号、コマンド信号、
ステータス信号をパラレルインターフェイス機能により
転送するインターフェイス装置であって、 待機時にインターフェイス駆動電源をOFFして必要な
手段のみへの電力供給を保持する省エネルギモード機能
を備え、 ホスト装置に装置状態をステータス信号ラインを介する
HighレベルまたはLowレベルのステータス信号に
より通知し、省エネルギモードに移行した後にHigh
レベルにステータス信号を保持する場合には、待機時に
Highレベルとなるホスト装置からのコマンド信号ラ
インの電力を用いて該ステータス信号のHighレベル
を保持することを特徴とするインターフェイス装置。 - 【請求項3】ホスト装置とデータ処理装置とを接続する
システムにおいて該ホスト装置と処理装置の間に介装さ
れ、これらの間で送受するデータ信号、コマンド信号、
ステータス信号をパラレルインターフェイス機能により
転送するインターフェイス装置であって、 待機時にインターフェイス駆動電源をOFFして必要な
手段のみへの電力供給を保持する省エネルギモード機能
を備え、 ホスト装置からはコマンド信号ラインを介してHigh
レベルまたはLowレベルのコマンド信号を受け取る一
方、該ホスト装置には装置状態をステータス信号ライン
を介するHighレベルまたはLowレベルのステータ
ス信号により通知し、電源OFF時にはホスト装置から
のコマンド信号ラインを介する信号をそのまま迂回さ
せ、待機時や省エネルギモード時と異なるレベルの信号
をホスト装置に返送可能にしたことを特徴とするインタ
ーフェイス装置。
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