JP3962612B2 - 情報処理装置及び情報処理装置で実行される設定方法とプログラム - Google Patents
情報処理装置及び情報処理装置で実行される設定方法とプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、コンピュータネットワークを介して分散印刷サービスを提供するプリントサーバ装置(以下、単に「プリントサーバ」ともいう)や、パーソナルコンピュータ等の端末装置とプリンタを機器制御言語による双方向通信可能に接続して構成される分散及び印刷システム等を稼動させるのに必要な設定手続きに用いられる出力管理装置設定装置及び方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年においては、例えば、印刷品位の高いレーザービームプリンタが、低価格化の進展により印刷そのものを業務としないオフィスでも一般的に使用されるようになってきた。またオフィスで利用されるコンピュータ機器のネットワーク化も近年非常に著しい。これらを背景に、一般オフィスにおいて、複数のプリンタをネットワークに接続して使用するケースも珍しくなくなってきている。
このようなプリンタの使用形態が一般的になるにつれて、ネットワークに接続された複数のプリンタをいかに有効利用するかが新たな課題となってきている。
【0003】
ネットワークシステムにおいて、ネットワーク端末であるパーソナルコンピュータ(PC)により印刷を行うために、PCが自らプリンタとの間でプリントデータや制御情報等のやり取り行わずとも印刷を可能とすべくプリントサーバを用意したネットワークシステムも多い。プリントサーバを設けることで、次のような主なるメリット(1)及び(2)が得られる。
(1)クライアントPCで実行する個々のプリンタに依存した処理を最小限にし、その分の負荷をプリントサーバに負わせることができる。これにより、例えば、クライアントPC側でユーザがドキュメントの印刷処理を行う際の当該クライアントPCの処理時間、すなわちユーザの待ち時間を短縮できる。
【0004】
具体的には例えば、クライアントPCの基本ソフト(OS)として、"Microsoft Windows(R)"("Windows")を使用し、クライアントPCが、プリントサーバを介してプリンタで印刷処理する場合、クライアントPCは、そのプリンタが直接処理可能なプリンタ固有のデータファイル(当該プリンタ固有の制御コマンドを含むデータファイル)ではなく、プリンタに依存しない中間的なファイル(中間ファイル)を生成し、当該中間ファイルをプリントサーバに対して送信する。
【0005】
プリントサーバは、クライアントPCからの中間ファイルに基づいて、プリンタ固有のデータを生成し、当該データ(プリンタ依存コマンド)をプリンタに対して送信する。したがって、クライアントPCは、プリントサーバを介すことで、プリンタを用いた印刷のための処理を軽減することができる。
(2)付加価値のあるプリントジョブの処理が可能となる。
【0006】
例えば、プリントジョブ毎に処理の優先順序を設定することで、複数のプリントジョブが同時に処理待ち状態となった場合に、プリントジョブが有する優先順序に基づき処理順序を決定することができる。したがって、緊急に印刷処理する必要のあるドキュメント等のプリントジョブを優先的に印刷することが可能となる。また、例えば、プリントサーバが、クライアントPCから受け取ったプリントジョブを送信しようとしたプリンタでエラーが発生していた場合、他のプリンタを代わりに選択して印刷処理させるという代行印刷サービス、或いは印刷時間短縮のために一つのプリントジョブを論理的に分割して複数のプリンタに並行して印刷処理させるという分散印刷サービス等の提供が可能となる。
【0007】
ここで、上記の分散印刷サービスについて具体的に説明する。例えば、ネットワークプリントシステムにおいて、クライアントPC及びプリントサーバの基本ソフト(OS)として"Microsoft Windows(R)"(以下、単に"Windows"と略記する)を使用し、クライアントPCが、プリントサーバを介してプリンタで印刷処理するものとする。
【0008】
先ず、システム管理者は、プリントサーバ上に一つまたは複数の論理プリンタを用意する。
【0009】
一方、クライアントPC上に対しては、プリントサーバに用意された論理プリンタに対応する論理プリンタを作成しておく。
【0010】
ここでの"論理プリンタ"とは、物理的なプリンタをOS、すなわち"Windows"上でモデル化したものであり、例えば、ドキュメントデータをプリンタに送信すべきデータに変換する際に使用するプリンタドライバや、プリントジョブのデータの出力先等の様々な情報を管理しているオブジェクトである。
【0011】
"Windows"が稼働するクライアントPCのユーザは、アプリケーションプログラムによる印刷を実行するとき、論理プリンタプリンタを指定して印刷実行の指示を出す。
【0012】
これにより、クライアントPCで稼動している"Windows"は、アプリケーションプログラムから受け取った描画コマンドをEMF形式と呼ばれるデータ形式に変換する。
【0013】
"EMF形式"とは、"Windows"の"GDI"と呼ばれるデバイス(プリンタ等)に非依存なグラフィックスシステムの特徴を引き継いでおり、デバイスに依存するコマンドや情報を含まないデータ形式である。
【0014】
そして、クライアントPC側の"Windows"は、EMF形式にデータ変換したプリントジョブデータをプリントサーバに対して転送する。
【0015】
プリントサーバ側の"Windows"は、クライアントPCから受信したEMF形式のプリントジョブデータを、一旦ハードディスク等のメモリ上に保存し、その後、当該メモリからEMF形式のプリントジョブデータを読み出し、当該読出データを、印刷処理を実行しようとするプリンタのプリンタドライバを用いて、当該プリンタがサポートするページ記述言語(PDL)のデータ形式に変換する。
【0016】
続いて、プリントサーバ側の"Windows"は、上記の変換後のプリントジョブデータを、ポートモニタと呼ばれるモジュール介してプリンタに対して送信する。
【0017】
尚、このとき対象となるプリンタがネットワークに直接接続されたネットワークプリンタである場合、ネットワークインタフェースであるNIC(ネットワークインターフェースカード)を介して、プリントジョブデータを送信することになる。
【0018】
プリンタは、プリントサーバからプリントジョブデータ(PDL形式のプリントジョブデータ)を受け取り、PDLを解釈して印刷処理を実行する。
【0019】
尚、ここでの印刷処理の詳細については、"Windows"の各バージョンについて発行されている「リソースキット」と呼ばれる出版物に譲る。
【0020】
上述のような"Windows"を用いたネットワークプリントシステム(プリンティングシステム)の構造に着目し、サードパーティにより、以下に説明するような機能拡張が行われている。
【0021】
まず、プリントサーバ側の"Windows"で作成されているプリントオブジェクトに対しては、物理的なプリンタにプリントジョブデータを転送するプログラムモジュールとして、ポートモニタモジュールが通常設定されるが、このポートモニタモジュールを、プリントサーバ上で動作する他のプリントサービスプログラムに渡すモジュールに置き換える。このモジュールは、プリントジョブデータをプリンタには送信せず、例えば、ハードディスク上にファイルとして保存し、プリントサービスプログラムが、当該ファイルを読み出すことでプリントジョブデータを入手し、独自の処理を実行した後に、当該処理後のプリントジョブデータをプリンタに対して送信する、という機能を実施するモジュールである。
【0022】
このような構成とすることで、プリントサービスプログラムは、"Windows"が持っていない機能を、プリントサーバの機能として付加し、機能拡張することができる。
【0023】
分散印刷サービスにおける分散印刷機能は、上記の機能拡張を利用したものである。"分散印刷機能"は、一つのプリントジョブを論理的に分割して複数の分割ジョブを生成し、これらの分割ジョブを複数のプリンタに振り分け、当該複数のプリンタに対して印刷処理を実行させる機能である。これにより、プリントジョブに要する時間を短縮することができる。
【0024】
一つのプリントジョブを論理的に分割する方法としては、いくつかの方法を適用可能であるが、代表的な方法としては、印刷部数に基づき分割する方法や、印刷するドキュメントをページ方向に分割する方法等が挙げられる。
【0025】
印刷部数に基づき分割する方法の場合、それぞれのプリンタで印刷する部数の全てを合計したものが、分割前のプリントジョブで指定された印刷部数に等しくなる。
【0026】
一方、印刷するドキュメントをページ方向に分割する方法の場合、それぞれのプリンタで印刷するページ範囲の全てを寄せ集めたものが、分割前のプリントジョブで印刷するドキュメントのページ範囲全体に等しくなる。
分散印刷機能では、もとのプリントジョブを分割して複数のプリンタに対して割り振る際の、分割割合を予め決めて設定する必要がある。このときの分割割合の設定方法としては、例えば、分散印刷の対象となる複数のプリンタに対して、出力枚数が均等になるように設定する方法や、プリンタの印刷速度性能に応じて、印刷速度の速いプリンタの出力枚数がより多くなるように傾斜配分する方法等が挙げられる。
【0027】
上述した2つのプリントジョブの分割方法は、本来異なる分割の概念に基づいており、これら両者を組み合わせることも原理的に可能である。
【0028】
例えば、出力結果が1部当たり100枚となるドキュメントを10部印刷するプリントジョブについて、当該プリントジョブを4台のプリンタで印刷する場合、先ず、印刷部数がそれぞれ5部である2つのジョブに分割し、さらにこれらの2つのジョブを、1〜50枚目、及び51〜100枚目のジョブに分割し、この結果得られた4つのジョブ(分割ジョブ)を、4台のプリンタに対して割り当てる。
【0029】
したがって、分散印刷機能におけるプリントジョブの分割割合の設定は、分割方法に応じて複数種類必要なことになる。
【0030】
以上説明したようなネットワークプリントシステムにおける機能拡張により、次のような例の機能を追加したプリンタを挙げることができる。
・予め決定された機器の優先順位に従って代行印刷処理を実行するように構成されたプリンタ。
・プリンタのエラー発生時に、エラーが発生したプリンタに対応するアウトプットキューに登録されている未処理のファイル出力要求を他の正常なプリンタに対応するアウトプットキューに登録しなおして、出力先プリンタを変更するように構成されたプリンタ。
【0031】
ところで以上の説明では、プリントサーバを複数のユーザが共有する使用形態を想定しているが、上述のような代行印刷機能のような付加価値印刷機能を提供するシステムを単一のエンドユーザが自分のマシン上で使用する形態も考えられる。
【0032】
上記のプリントサーバを稼動させるためには、ソフトウェアを構成するモジュールをマシンにインストールするだけでなく、前にも述べたようにシステム管理者がプリントサーバマシン上に当該プリントサーバシステムで使用するための論理プリンタを作成する。また、付加価値印刷機能を持つシステムをエンドユーザのマシンで使用する場合にはそのエンドユーザ自身で論理プリンタの設定を行う。いずれの場合も、プリンタの種類やネットワーク上のアドレスなど、環境に応じて設定が必要になる。これはWindowsでは以下のような方法で行う。
【0033】
まず、プリンタに送信するプリントデータを処理するためのポートモニタを作成する。これはプリントサーバに付属する設定ツールによって行う。設定ツールはユーザインタフェースを備え、ポートモニタの作成に必要な情報をユーザが入力する。この必要な情報としては少なくとも以下のものを含む。
・プリンタの機種名
・プリンタのネットワークインタフェースが持つ、ネットワークで一意に割り当てられたアドレス
・プリンタへプリントデータを転送する方法とそれに必要な設定情報
・作成しようとしているポートモニタのインスタンス名
(さらにプリントサーバの持つ機能によっては、プリンタに関するより詳細な情報を必要とする場合もあるがここでは省略する。)
次に、プリンタドライバをインストールする。これはポートモニタの作成時に指定されたプリンタの機種名から適切なものを選択して行う。この時、所望のプリンタドライバがすでにインストールされているかどうかをまず調べ、インストールされている場合には改めてインストールすることはせず、インストールされていない場合にだけ実際にインストールを行う。
【0034】
最後に、論理プリンタのインスタンスの作成を行う。論理プリンタのインスタンスを作成する時には、その属性として以下の情報を指定する。
・ポートモニタのインスタンス名
・プリンタドライバの名前
・作成しようとしている論理プリンタのインスタンス名
なお、ここでも、さらにプリントサーバの持つ機能によっては、論理プリンタに関するより詳細な情報を必要とする場合もあるがここでは省略する。
【0035】
上記の属性を見ればわかるように、使用しようとしているプリンタに関する情報をもとに作成またはインストールしておいたポートモニタ、プリンタドライバを論理プリンタでは指定する。ここで注意すべき点は、Windowsではプリンタデバイスの情報は論理プリンタ自身の設定情報には直接的には含まれず、プリンタデバイスの情報は論理プリンタに割り当てられているポートモニタに分離して管理され、ポートモニタを介して関連付けられる構造になっている点である。従って、ある論理プリンタに割り当てられているポートモニタのインスタンスを他のポートモニタに置き換えても、置き換え後のポートモニタに設定されたプリンタの機種が当該論理プリンタに割り当てられているプリンタドライバが対応する機種である限り機構上問題はない。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べたように、プリントサーバを導入することにより、OSの印刷機能を拡張してOSがもともと持っていない機能を付加することができる。ただしそのためには、前記のようにシステム管理者が、プリントサーバが動作するマシン上に一つまたは複数の論理プリンタを作成してプリントサーバの環境をセットアップする必要がある。
【0037】
また、上記のような付加価値印刷機能を提供するシステムを単一のユーザが使用する形態の場合には、そのユーザ自身がシステムのセットアップを行わなければならない。
【0038】
しかしながら、論理プリンタの作成にはプリンタデバイスの機種名やアドレス、適切なプリンタドライバの名前等の情報を正確に入力する必要がある。このことは単に作業が面倒というだけでなく、エンドユーザ自身がシステムのセットアップを行う場合には、それらの情報の入手が難しい、あるいは入力が求められている情報についての理解不足によって困惑が生じるといった問題が起こりやすい。さらに、たとえ作業を行うのがシステム管理者であっても、作成しようとする論理プリンタの数が多くなるとその作業自体が煩雑になり、それだけ設定ミスが起きやすくなる。
【0039】
本発明は、上記の欠点を解消するために成されたもので、プリントサーバあるいは付加価値印刷機能を提供するプリントシステムのコンピュータへのインストールの際に、ユーザに負担をかけずに、しかも誤りなくシステム設定を行うことのできる出力システム設定装置及び方法等を提供することを目的とする。
【0040】
詳しくは、プリントサーバあるいは付加価値印刷機能を提供するプリントシステムのインストール以前に存在している論理プリンタのインスタンスに設定された情報を利用して、前記プリントサーバあるいは付加価値印刷機能を提供するプリントシステムのための論理プリンタのインスタンスの作成を容易にかつ迅速に行うことを可能にする出力システム設定装置及び方法等を提供することを第1の目的とする。
【0041】
また、ネットワークに接続されているプリンタデバイスの探索を行い、それによって得られた情報を利用して、前記プリントサーバあるいは付加価値印刷機能を提供するプリントシステムのための論理プリンタのインスタンスの作成を容易に且つ迅速に行うことを可能にする出力管理装置設定装置及び方法等を提供することを第2の目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】
かかる目的下を実現するための本発明は次のような構成を有する。
【0043】
第1の発明は、インストール済みの論理プリンタを検出する検出手段と、
前記検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0045】
第2の発明は、ネットワーク上のプリンタを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたネットワーク上のプリンタに設定されている設定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された設定情報を用いて拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0046】
第3の発明は、インストール済みの論理プリンタを検出する論理プリンタ検出手段と、
前記論理プリンタ検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出されない場合、ネットワーク上のプリンタを検出するネットワークプリンタ検出手段と、
前記論理プリンタ検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する第1取得手段と、
前記ネットワークプリンタ検出手段により検出されたプリンタに設定されている設定情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段及び前記第2取得手段により取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0074】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
第1の実施形態として、プリントサーバを実現するプログラムをコンピュータにインストールする際に、既存の論理プリンタを利用して、プリントサーバにより機能拡張された新たな論理プリンタを自動生成するためのプログラムについて説明する。
【0075】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0076】
本発明は、例えば、図1に示すようなパーソナルコンピュータ(PC)100に適用される。
【0077】
本実施の形態のPC100は、図6に示したようなネットワークプリントシステムのプリントサーバ、または付加価値印刷機能を有するプリントシステムをインストールしたユーザマシンにおける設定ツールとして適用可能である。例えば、プリントサーバの設定ツールとして適用した場合、プリントサーバ上の論理プリンタの作成を行う機能において実施することができる。特に、本実施の形態のPC100は、論理プリンタの作成を、当該プリントサーバソフトウェアあるいは付加価値印刷機能を有するプリントシステムをインストールする前にすでに設定済みであった汎用の論理プリンタが持つ設定情報を用いることにより、論理プリンタの作成にかかわる情報をユーザが入力する必要をなくすことで、利便性を高めることを目的としている。
【0078】
<ネットワーク構成>
まず、本実施形態のプリントサーバが使用されるネットワークシステムの構成を示す。図6は、プリントサーバを用いたネットワークプリントシステム(印刷システム)1300の一般的な構成を示したものである。
【0079】
ネットワークプリントシステム1300では、図6に示すように、まず、ローカルエリアネットワーク(LAN)1350,1360に対しては、不図示の様々な周辺機器が接続可能となっている。
【0080】
開放型アーキテクチャを有するプリンタ1302は、共用プリンタとして、ネットワークインタフェース(NIC)1301を介してLAN1350に接続されている。
【0081】
NIC1301は、例えば、"Ethernet"等のLAN1350に対して、"同軸コネクタ(10Base−2)"や"RJ−45コネクタ(10/100Base−T)"等により接続されている。
【0082】
プリントサーバ1308は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)から構成され、ローカル接続された複数のプリンタ1309(1),1309(2),・・・や、遠隔地に設置されているプリンタ1302等に対して印刷処理を実行させる。
【0083】
PC1303及びPC1304はそれぞれ、LAN1350に接続されており、ネットワークオペレーティングシステムの制御により、プリントサーバ1308と通信可能である。
【0084】
したがって、例えば、任意のPC1303がプリンタ1302に対して印刷処理を実行させたい場合、PC1303は、自らNB1301を介してプリンタ1305と通信してプリンタ1302との間でプリントデータや制御情報等のやり取り行わなくとも、次のようにして、その作業をプリントサーバ1308に任せることができる。
【0085】
例えば、先ず、PC1303は、自側のアプリケーションウェア等の起動により作成されたプリントジョブのデータを、プリンタ1302ではなくプリントサーバ1308に対して送信する。
プリントサーバ1308は、PC1303からのプリントジョブのデータを、ハードディスク等のローカルなデータ保存メモリ(不図示)に一時的に保持する。
【0086】
プリントサーバ1308は、上記保存メモリを使用することで、複数のプリントジョブを受け付けることが可能であるため、上記保存メモリ内に複数のプリントジョブが処理待ち状態で保持されている場合、所定の方針に従って、次に処理すべきプリントジョブを決定する。
【0087】
プリントサーバ1308は、次に処理すべきであると決定したプリントジョブのデータを上記保存メモリから読み出し、当該プリントジョブを、NB1301を介してプリンタ1302に対して、或いは任意のプリンタ1309(x)に対して送信する。
【0088】
このとき、プリントサーバ1308は、必要に応じて、プリンタドライバにより、送信対象のプリントジョブのデータを、プリンタ1302又は1309(x)がサポートするページ記述言語(PDL)及び制御コマンドへと変換して送信する。
【0089】
上述のようなPC1303,1304、及びプリントサーバ1308はそれぞれ、一般的なPCの構成により、データファイルの生成、当該データファイルのLAN1350への送信、LAN1350からのデータファイルの受信、及び当該データファイルの表示及び/又は処理を実行することが可能である。
【0090】
例えば、PC1303,1304、及びプリントサーバ1308としては、ネットワークソフトウェアを実行するのに適切であるような、他のコンピュータ機器を適用可能である。さらに具体的には、UNIXのソフトウェアを使用し、UNIXワークステーションをネットワークに含み、当該ワークステーションを、適切な状況下でPC1303,1304等と共に使用する。
【0091】
ここで、LAN1320、LAN1350、及びLAN1360として使用している一般的なLANは、1つの建物内の1つの階又は連続した複数の階でのユーザグループ等の、比較的ローカルなユーザグループに対してサービスを提供する。
【0092】
例えば、それぞれのユーザが他の建物や他県に居る場合等においては、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリアネットワーク(WAN)を形成する。WANは、基本的には、いくつかのLANをサービス総合ディジタルネットワーク(ISDN)等の高速ディジタル回線で接続することにより形成された集合体である。
【0093】
したがって、ネットワークプリントシステム1300では、図6に示すように、LAN1320、LAN1350、及びLAN1360を、モデム/トランスポンダ1330a,1330b及びバックボーン1340を介して接続することでWANを形成している。
【0094】
LAN1360に対しては、必要に応じて、PC1311、PC1312、ネットワークディスク1314が接続されたファイルサーバ1313、及び複数のプリンタ1316(1),1316(2)等が接続されたプリントサーバ1315が接続される。
【0095】
また、LAN1320に対しては、必要に応じて、PC1321及びPC1322が接続される。
【0096】
LAN1320、LAN1350、及びLAN1360に接続されている機器は、WAN接続を介して、他のLANに接続された機器の機能にアクセスすることが可能である。
【0097】
次に、本実施の形態のPC100の構成及び動作について具体的に説明する。
【0098】
<PC100のハード構成>
PC100は、上記図1に示すように、CPU101と、ROM102と、RAM103と、キーボード(KB)109のキーボードコントローラ(KBC)105と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)110のCRTコントローラ(CRTC)106と、ハードディスク(HD)111及びフレキシブルディスク(FD)112のディスクコントローラ(DKC)107と、ネットワーク(LAN)200との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)108とが、システムバス104を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0099】
CPU101は、ROM102或いはHD111に記憶されたソフトウェア、或いはFD112により供給されるソフトウェア(プリントサーバプログラム等)を実行することで、システムバス104に接続された各構成部を総括的に制御する。
【0100】
すなわち、CPU101は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM102、或いはHD111、或いはFD112から読み出して実行することで、本実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0101】
RAM103は、CPU101の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
【0102】
KBC105は、KB109や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
【0103】
CRTC106は、CRT110の表示を制御する。
【0104】
DKC107は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD111及びFD112とのアクセスを制御する。
【0105】
NIC108は、LAN113上の装置或いはシステム(プリントサーバ、クライアントPC、及びプリンタ等)と双方向にデータをやりとりする。
【0106】
HD111には、PC100を、プリントサーバとして機能させるためのプリントサーバプログラムおよび本発明を適用したプリントサーバ設定プログラム等が格納される。すなわち、HD111内の当該プログラムがCPU101から読み出され実行されることで、PC100はプリントサーバおよび本発明を適用したプリントサーバ設定プログラム等として機能する。
【0107】
したがって、後述の全ての説明において、特に断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU101となる。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、HD111内に格納されたプリントサーバプログラム等のソフトウェアとなる。
【0108】
本実施の形態では、PC100のOSとして、例えば、米マイクロソフト社製"WindowsNT 4.0 Server(R)"を想定しているが、これに限るものではない。
【0109】
尚、プリントサーバプログラムおよび本発明を適用したプリントサーバ設定プログラム等のソフトウェアの格納先は、HD111に限られることはなく、例えば、FD112やCD−ROM等の任意の記憶媒体を適用可能である。この場合、CPU101は、当該記憶媒体からプログラムを読み出してHD111にインストールする。
【0110】
<PC100がプリントサーバ設定プログラムとして機能する場合のモジュール構成および動作>
図2は、図1に示したPC100をプリントサーバとして稼動させた場合の、プリントサーバ上で実行するプリントサーバ設定プログラム(=200)の内部的なソフトウェアモジュール構成を具体的に示した図である。ここではプリントサーバ自体の構成の詳細は本発明の趣旨からははずれるため省略する。ただし、当該プリントサーバはWindowsにおけるポートモニタとして固有のものを割り当てた論理プリンタを使用することは留意する必要がある。
【0111】
全体制御モジュール201はプリントサーバ設定プログラム200の内部処理の全体的な制御を司る。具体的には配下のインストール済み論理プリンタ解析モジュール202と論理プリンタ自動作成モジュール215に順次処理を行わせ、その結果として、当該プリントサーバ専用の論理プリンタを作成せしめる。
【0112】
全体制御モジュール201はまずインストール済み論理プリンタ解析モジュール202を呼び出す。インストール済み論理プリンタ解析モジュール202は、当該プリントサーバ専用の論理プリンタを作成しようとする以前に汎用的な論理プリンタが存在しているかどうかをまず調べ、存在する場合はその設定内容を抽出してインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に記憶させる。
【0113】
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202は配下に論理プリンタ検出モジュール203、ポートモニタ解析モジュール204、インストール済み論理プリンタの対応機種判別モジュール211を持つ。
【0114】
論理プリンタ検出モジュール203はOSにインストールされている全ての論理プリンタを検出してインストール済み論理プリンタ解析モジュール202にその情報を渡す。
【0115】
ポートモニタ解析モジュール204はさらに配下にポートモニタタイプ判別モジュール205、IPアドレス取得モジュール207、プリントジョブ送信方式取得モジュール209を持つ。
【0116】
ポートモニタタイプ判別モジュール205は検出された論理プリンタに割り当てられているポートモニタが、プリントサーバ設定プログラム200が対応するものであるかどうかを判定する。対応する種類のポートモニタごとに、プラグインモジュールが存在する。本実施例ではWindows 2000に標準で用意されているStandard TCP/IPポートのみに対応するものとし、図2にはStandard TCP/IPポート判別プラグインモジュール206のみを示す。
【0117】
ポートモニタ解析モジュール204は、ポートモニタタイプ判別モジュール205によって本プログラムがサポートするポートモニタが割り当てられていると判定された論理プリンタについて、IPアドレス取得モジュール207を呼び出す。IPアドレス取得モジュール207は、ポートモニタに設定されているIPアドレスをポートモニタのタイプに応じたIPアドレスプラグインモジュール(本実施例ではStandard TCP/IPポートIPアドレス取得プラグインモジュールを図示している)を介して取得してポートモニタ解析モジュール204に返す。さらに、プリントジョブ送信方式取得モジュール209も呼び出す。プリントジョブ送信方式取得モジュール209は、ポートモニタに設定されているLPRあるいはRAWのプリンタデバイスへのプリントジョブデータの転送方法、さらにLPRの場合はキュー名、RAWの場合にはポート番号を取得する。これはポートモニタのタイプに応じたIPアドレスプラグインモジュール(本実施例ではStandard TCP/IPポートIPアドレス取得プラグインモジュールを図示している)を介して行われる。結果はポートモニタ解析モジュール204に返す。ポートモニタ解析モジュール204はポートモニタから収集したこれらの情報を上位のインストール済み論理プリンタ解析モジュール202に渡す。
【0118】
次に、インストール済み論理プリンタ解析モジュール202はポートモニタの解析が終わると、次にインストール済み論理プリンタ対応機種判別モジュール211を呼ぶ。インストール済み論理プリンタ対応機種判別モジュール211は、インストール済み論理プリンタのドライバ名取得モジュール212により当該論理プリンタに割り当てられているプリンタドライバ名をまず取得し、さらに機種/ドライバ名変換モジュール213を呼び出して、取得したプリンタドライバ名からプリンタデバイスの種類を割り出す。
【0119】
ポートモニタ解析モジュール204は、以上により得られたIPアドレス、LPRキュー名の情報を上位のインストール済み論理プリンタ解析モジュール202に返し、インストール済み論理プリンタ解析モジュール202は返された情報をインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に記憶させる。インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214は、インストール済み論理プリンタ名により整理されたテーブルに記憶すべき情報を格納する。
【0120】
すなわち、論理プリンタ情報記憶モジュールに記憶される情報は、たとえば論理プリンタ毎に次のようなものとなる。
(1)サポート対象のポートモニタが割り当てられていると判定された論理プリンタのIPアドレス
(2)ポートモニタに設定されているLPRあるいはRAWのプリンタデバイスへのプリントジョブデータの転送方法
(3)データの転送方法がLPRの場合はキュー名、RAWの場合にはポート番号
(4)論理プリンタに割り当てられているプリンタドライバ名
(5)論理プリンタに割り当てられているプリンタデバイスの種類。
【0121】
これら情報が、既に設定済みの論理プリンタから得られ、保持される。本実施形態では、プリンタサーバ設定プログラム200はTCP/IPにのみ対応するものとしていることから、IPアドレス等を取得して記憶するものとなっている。しかしながら、既に設定されている論理プリンタについては、その論理プリンタに対応するポートが設定されており、上記(1)で記憶される項目は、その設定済ポートということになる。TCP/IP対応の論理プリンタであればそのポートとしてIPアドレスが設定されていることから、そのIPアドレスが論理プリンタ情報記憶モジュールに記憶される。同様に、他のプロトコルに対応する論理プリンタであったとしても、プリンタサーバ設定プログラム200の対応を条件として、論理プリンタ対応ポートが取得され記憶される。またプリンタサーバにローカル接続されたプリンタであっても同様である。すなわち、より一般的には次のように換言できる。
(1)論理プリンタのアドレス
(2)プリンタデバイスへのプリントデータの転送方法
(3)プリントデータの転送方法に応じた送信データのあて先
(4)論理プリンタに割り当てられているプリンタドライバ名
(5)論理プリンタに割り当てられているプリンタデバイスの種類。
【0122】
さて、全体制御モジュール201は、インストール済み論理プリンタ解析モジュール202の処理が終わると、次に論理プリンタ自動作成モジュール215を呼び出す。論理プリンタ自動作成モジュール215は、インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に格納された情報を読み出して以下の処理を行う。
【0123】
まず読み出したIPアドレス、プリンタデバイス機種名をプリントサーバ専用ポートモニタ作成モジュール216に渡してポートモニタを作成させる。次に、作成したポートモニタと、インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214から読み出したプリンタドライバ名を用いて論理プリンタを作成する。これらの処理を、インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214から読み出した各インストール済み論理プリンタにつき行う。
【0124】
<プリントサーバ設定プログラム200の処理フロー>
図3は、上述したプリントサーバ設定プログラム200の機能を具体的にフローチャートにより示したものである。図3のプログラムは、ユーザによって、分散印刷、代行印刷を行うソフトウエアをインストールする際に、オートセットアップが設定された場合に実行される環境設定プログラムである。オートセットアップが設定されない場合は、ユーザが手動で環境設定を行う。
【0125】
ステップS301:
全体制御モジュール201が、インストール済み論理プリンタ解析モジュール202を呼び出してインストール済みの論理プリンタを検出し、検出された論理プリンタから必要な情報を抽出して一時保存する。
【0126】
ステップS302:
ステップS301により抽出・一時保存された情報を用いて、当該プリントサーバで使用する専用の論理プリンタを作成する。
【0127】
図4は、上記のステップS301をそれぞれさらに詳細に示したものである。
【0128】
ステップS401:
論理プリンタ検出モジュール203が、Windows API(Application Program Interface)217を介してOS上にインストールされている論理プリンタ(218)のリスト情報を取得する。
【0129】
ステップS402:
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202が、ステップS401の結果、論理プリンタが一つでも検出されたかどうかを判断する。
【0130】
ステップS403:
ステップS402で論理プリンタが一つ以上検出された場合には、インストール済み論理プリンタ解析モジュール202において、そのひとつひとつについてステップS404以下の処理を行うよう制御を行う。そのために、処理を行っていない論理プリンタが存在するかどうかを判断する。
【0131】
ステップS404:
処理を行っていない論理プリンタのなかから一つをプログラム内部で選択する。
【0132】
ステップS405:
ポートモニタタイプ判別モジュール205とそのプラグインモジュールであるStandard TCP/IPポート判別プラグインモジュールが、ステップS404で選択された論理プリンタに割り当てられたポートモニタがStandard TCP/IPポートであるかどうかを判断する。
【0133】
ステップS406:
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202が、ポートモニタ解析モジュール204から受け取ったインストール済み論理プリンタの名称をインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に渡して記憶させる。
【0134】
ステップS407:
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202が、ポートモニタ解析モジュール204から受け取ったインストール済み論理プリンタに割り当てられたポートモニタの持つIPアドレスをインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に渡して記憶させる。
【0135】
ステップS408:
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202が、ポートモニタ解析モジュール204から受け取ったインストール済み論理プリンタに割り当てられたポートモニタの持つプリントジョブ送信方式とそれに関する情報をインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に渡して記憶させる。
【0136】
ステップS409:
インストール済み論理プリンタ解析モジュール202が、インストール済み論理プリンタの対応機種判別モジュール211から受け取ったプリンタデバイスの機種名をインストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214に渡して記憶させる。
【0137】
図5は、図3のステップS302をそれぞれさらに詳細に示したものである。
【0138】
ステップS501:
インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214中に未処理のものがあるかどうかを判断する。
【0139】
ステップS502:
インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214中の未処理のものをプログラムの内部的に一つ選択する。
【0140】
ステップS503:
インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214から、ステップS502で選択した論理プリンタに関係するIPアドレスを取得する。
【0141】
ステップS504:
インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214から、ステップS502で選択した論理プリンタに関係するプリントジョブの送信方式とそれに関する情報を取得する。
【0142】
ステップS505:
ステップS503、S504で取得した情報を用いて当該プリントサーバ専用のポートモニタを作成する。
【0143】
ステップS506:
インストール済み論理プリンタ情報記憶モジュール214から、ステップS502で選択した論理プリンタに割り当てられたプリンタドライバの名前を取得する。
【0144】
ステップS507:
ステップS505で作成したポートモニタと、ステップS506で取得したプリンタドライバ名をもとに新たに論理プリンタを作成する。
【0145】
以上の手順で、既登録論理プリンタから得た情報に基づいて、出力システムにおいて実現される拡張機能を実現する新たなポートモニタを生成し、その新たなポートモニタを割りあてた新たな論理プリンタを作成することができる。作成される新たなポートモニタは、例えば、本発明にかかるプリントサーバ設定プログラム200によりあらかじめ用意されている、新たなポートモニタにおいて提供されるサービスのメンバ関数等が記述されたオブジェクトとして生成される。生成された新たなポートモニタのメンバ関数により実現されるサービスとしては、例えばプリントジョブデータをプリンタに送信せずにいったんプリントサーバのハードディスクに格納し、そのプリントジョブデータを読み出して、印刷指定時に同時に指定された指定ないように応じてジョブ分割等の独自処理を施し、システム内のプリンタに送出するなどの機能がある。そして、ポートモニタのインスタンスの生成時において、保持されているIPアドレスやデータの送信方法等は、そのメンバとして使用されている。
【0146】
こうして、既存の論理プリンタが登録されていれば、その論理プリンタの情報を用いることで、プリントサーバの設定時には、論理プリンタに関する設定をユーザが行うことなく、プリントサーバによって提供される拡張機能をユーザは享受することができる。
【0147】
以上説明したように本実施形態によれば、固有のポートモニタを割り当てた論理プリンタに用いるプリントサーバシステム、あるいは付加価値印刷機能を提供するシステムのための論理プリンタを作成する工程を、すでにインストールされている論理プリンタの情報を使用することで短縮することが可能となる。それにより、ユーザの設定作業にかかわる手間を低減させることに寄与する。
【0148】
[第1の実施形態の変形例]
以上述べてきた第1の実施形態では既存の論理プリンタとは別に新たにプリントサーバが用いる論理プリンタを作成した。しかしながら、論理プリンタ自動作成モジュール215が、図5のステップS507において、既存の論理プリンタのポートモニタをステップS505で作成したポートモニタに置き換えることも可能である。こうすることで、プリントサーバでは使用しない論理プリンタを残しておくことを防止でき、論理プリンタの誤用等に起因する、ユーザの意思と出力結果との齟齬などを防止できる。
【0149】
[第2実施形態]
次に第2の実施形態として、プリントサーバ200を実現するためのプログラムをコンピュータにインストールする際に、ネットワークに接続されているプリンタデバイスの探索を行い、それによって得られた情報を利用して、前記プリントサーバあるいは付加価値印刷機能を提供するプリントシステムのための論理プリンタのインスタンスの作成を、容易かつ迅速に行うことを可能にするプリントサーバ設定プログラムについて説明する。
【0150】
<PC100がプリントサーバ設定プログラムとして機能する場合のモジュール構成および動作>
図7は、第1実施形態と同じく図1に示したPC100をプリントサーバとして稼動させた場合の、プリントサーバ上で実行するプリントサーバ設定プログラム(=700)の内部的なソフトウェアモジュール構成を具体的に示した図である。ここではプリントサーバ自体の構成の詳細は本発明の趣旨からははずれるため省略する。ただし、当該プリントサーバはWindowsにおけるポートモニタとして固有のものを割り当てた論理プリンタを使用することは留意する必要がある。なお、プリントサーバが接続されるネットワークシステムも第1実施形態と同じく図6に示されるものである。
【0151】
全体制御モジュール701はプリントサーバ設定プログラム700の内部処理の全体的な制御を司る。具体的には配下のプリンタデバイス情報収集モジュール702と論理プリンタ自動作成モジュール703に順次処理を行わせ、その結果として、当該プリントサーバ専用の論理プリンタ一つまたは複数個作成せしめる。
【0152】
全体制御モジュール701はまずプリンタデバイス情報収集モジュール702を呼び出す。呼ばれたプリンタデバイス情報収集モジュール702は配下のネットワークプリンタデバイス探索モジュール705を呼び出す。ネットワークプリンタデバイス探索モジュール705は、ネットワーク上に、ネットワーク管理プロトコルであるSNMPプロトコルに則ったパケットのブロードキャストを行うことにより、ネットワークに接続されているプリンタデバイスの検索を行う。ブロードキャストに応答したプリンタデバイスから返されるパケットはそのデバイスの機種名、IPアドレスの情報を持っている。ネットワークプリンタデバイス探索モジュール705は全ての有効な応答パケットに含まれている機種名、IPアドレスの情報をプリンタデバイス情報収集モジュール702に返す。プリンタデバイス情報収集モジュール702は返された前記の情報を論理プリンタ情報記憶モジュール704に保存させる。なおこのSNMPプロトコルによるデバイスの情報収集の手順は、IETFにより標準化されており、一般に用いられているものである。
【0153】
全体制御モジュール701は、プリンタデバイス情報収集モジュール702の処理が終わると、次に論理プリンタ自動作成モジュール703を呼び出す。論理プリンタ自動作成モジュール703は、論理プリンタ情報記憶モジュール704に格納された機種名とIPアドレスを読み出して以下の処理を行う。
【0154】
まず読み出した機種名が非サポート機種のものの場合にはこの論理プリンタ情報を無視して次のエントリの機種名を取得する。(次のエントリが存在しなければ全体制御モジュール701に戻る。)サポート機種の場合は、機種名をドライバ名変換モジュール706に渡し、機種名に対応するプリンタドライバの名称を取得する。次に、機種名をジョブ送信方式情報取得モジュール707に渡し、プリントジョブのプリンタデバイスへの送信方式とそれに関連する初期設定情報を取得する。本実施例では前者はLPRまたはRAW、後者はLPRの場合にはLPRキュー名、RAWの場合にはポート番号を持つ。この取得する情報はジョブ送信方式情報取得モジュール707が管理する静的な情報であり、各機種に対してあらかじめ一意に決められている。
【0155】
論理プリンタ自動作成モジュール703は、論理プリンタ情報記憶モジュール704から取得したIPアドレスに加え、ジョブ送信方式情報取得モジュール707から得られた上記情報をプリントサーバ専用ポートモニタ作成モジュール708に渡す。プリントサーバ専用ポートモニタ作成モジュール708は配下のポートモニタ初期値取得モジュールに機種名とジョブ送信方式情報を渡して、ポートモニタの各種設定値の初期値を生成させ、入手する。これと前記のIPアドレス、ジョブ送信方式情報を用いてプリントサーバ専用のポートモニタを作成する。
【0156】
論理プリンタ自動作成モジュール703は、上記で作成されたポートモニタと上記で取得したプリンタドライバ名を用いて論理プリンタを作成する。
【0157】
<プリントサーバ設定プログラム700の処理フロー>
図8は、プリントサーバ設定プログラム700の機能を具体的にフローチャートにより示したものである。
【0158】
ステップS801:
全体制御モジュール701が、プリンタデバイス情報収集モジュール702を呼び出してネットワーク上のプリンタデバイスを検出し、その際入手したプリンタデバイスの情報を保存する。
【0159】
ステップS802:
ステップS801により入手・一時保存された情報を用いて、当該プリントサーバで使用する専用の論理プリンタを作成する。
【0160】
図9は、上記のステップS801をさらに詳細に示したものである。
【0161】
ステップS901:
ネットワークにSNMP(Simple Network Management Protocol)のパケットをブロードキャストし、その応答を受信することによって、ネットワーク上に動作しているプリンタデバイスを検出する。応答パケット内にはMIB(Management Information Base)オブジェクトの値として機種名が含まれている。また、パケットの送信先を調べることによりIPアドレスを取得することができる。
【0162】
ステップS902:
ステップS901の結果、プリンタデバイスが一つでも検出されたかどうかを判断する。
【0163】
ステップS903:
ステップS902でプリンタデバイスが一つ以上検出された場合には、プリンタデバイス情報収集モジュール702において、そのひとつひとつについてステップS904以下の処理を行うよう制御を行う。そのために、処理を行っていないプリンタデバイスが存在するかどうかを判断する。
【0164】
ステップS904:
処理を行っていないプリンタデバイスのなかから一つをプログラム内部で選択する。
【0165】
ステップS905:
ステップS904で選択したプリンタデバイスの、ステップS901でデバイスから取得した機種名を見て、当該プリントサーバが対応していない機種の場合には次のプリンタデバイスの処理にスキップする。それ以外の場合はステップS906に進む。
【0166】
ステップS906:
ステップS901でネットワークプリンタデバイス探索モジュール705から取得したネットワーク上のプリンタデバイスのIPアドレスを、プリンタデバイス情報収集モジュール702がプリンタデバイス情報記憶モジュール704に渡して記憶させる。
【0167】
ステップS907:
ステップS901でネットワークプリンタデバイス探索モジュール705から取得したネットワーク上のプリンタデバイスの機種名を、プリンタデバイス情報収集モジュール702がプリンタデバイス情報記憶モジュール704に渡して記憶させる。
【0168】
図10は、上記のステップS802をさらに詳細に示したものである。
【0169】
ステップS1001:
プリンタデバイス情報記憶モジュール704中に未処理のものがあるかどうかを判断する。
【0170】
ステップS1002:
プリンタデバイス情報記憶モジュール704中の未処理のものから、プログラムが内部的に一つ選択する。
【0171】
ステップS1003:
プリンタデバイス情報記憶モジュール704からステップS1002で選択したプリンタデバイスに関係する機種名とIPアドレスを取得する。
【0172】
ステップS1004:
ドライバ名変換モジュール706が、ステップS1003で取得された機種名をもとにドライバ名を生成して論理プリンタ自動作成モジュール703に返す。
【0173】
ステップS1005:
ジョブ送信方式情報取得モジュール707が、ステップS1003で取得された機種名をもとにジョブ送信方式とその設定情報を生成して論理プリンタ自動作成モジュール703に返す。
【0174】
ステップS1006:
ポートモニタ初期値取得モジュール709が、ステップS1003で取得された機種名をもとにポートモニタ設定の初期値を生成してプリントサーバ専用ポートモニタ作成モジュール708に返す。
【0175】
ステップS1007:
ステップS1003で取得されたIPアドレスと、ステップS1006で生成されたポートモニタ設定の初期値をもとに新たにポートモニタを作成する。
【0176】
ステップS1008:
ステップS1004で取得されたドライバ名と、ステップS1007で作成されたポートモニタとをもとに新たに論理プリンタを作成する。
【0177】
以上の手順で、SNMPによりネットワークから収集した情報に基づいて、出力システムにおいて実現される拡張機能を実現する新たなポートモニタを生成し、その新たなポートモニタを割りあてた新たな論理プリンタを作成することができる。作成される新たなポートモニタは、例えば、本発明にかかるプリントサーバ設定プログラム700によりあらかじめ用意されている、新たなポートモニタにおいて提供されるサービスのメンバ関数等が記述されたオブジェクトとして生成される。生成された新たなポートモニタのメンバ関数により実現されるサービスとしては、例えばプリントジョブデータをプリンタに送信せずにいったんプリントサーバのハードディスクに格納し、そのプリントジョブデータを読み出して、印刷指定時に同時に指定された指定ないように応じてジョブ分割等の独自処理を施し、システム内のプリンタに送出するなどの機能がある。そして、ポートモニタのインスタンスの生成時において、保持されているIPアドレスやデータの送信方法等は、そのメンバとして使用されている。
【0178】
以上説明したように本実施形態によれば、固有のポートモニタを割り当てた論理プリンタに用いるプリントサーバシステム、あるいは付加価値印刷機能を提供するシステムのための論理プリンタを作成する工程を、ネットワーク上に接続されているプリンタデバイスから得た情報をもとにプログラムが自動的に論理プリンタを作成することで非常に容易にすることが可能となる。それにより、ユーザの設定作業にかかわる手間を低減させることに寄与する。
【0179】
[第1及び第2の実施形態に共通の変形例]
以上述べてきた第1及び第2の実施形態では、プリントサーバを専用サーバマシン上で稼動させたときの、サーバマシン上における論理プリンタの作成について開示した。しかしながら、サーバマシンでなくても、ユーザマシン(クライアントコンピュータ)上に付加価値(拡張機能)印刷を提供するシステムを導入し、そのシステムが固有のポートモニタを使用する場合にも、上記第1実施形態及び第2実施形態における手順は適用できる。
【0180】
また第1の実施形態の処理(すでにポートモニタに設定してある情報を利用してポート、プリンタの設定を行う処理)でプリンタが見つからない場合、第2の実施形態の処理(ネットワーク上のプリンタから情報収集しポート、プリンタの設定を行う処理)を行うようにプログラムで実行することもできる。
【0181】
さらに、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0182】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
【0183】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0184】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0185】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0186】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、出力管理装置の設定の際に、ユーザに負担をかけずに、しかも誤りなくシステム設定を行うことが可能となる。
【0187】
詳しくは、出力管理装置の設定以前に存在している論理出力装置のインスタンスに設定された情報を利用して、前記出力管理装置により使用される論理出力装置の作成を容易にかつ迅速に行うことを可能にする。
【0188】
また、ネットワークに接続されている出力デバイスの探索を行い、それによって得られた情報を利用して、前記出力管理装置により使用される論理出力装置の作成を容易にかつ迅速に行うことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ(PC)の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した第1実施形態におけるプリントサーバ設定プログラムのモジュール構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用した第1実施形態におけるプリントサーバ設定プログラムにおける、論理プリンタ作成を手順の概要を示すフローチャートである。
【図4】図3に示したフローチャートのステップS301の詳細を示すフローチャートである。
【図5】図3に示したフローチャートのステップS302の詳細を示すフローチャートである。
【図6】ネットワークシステムの構成例を示す図である。
【図7】本発明を適用した第2実施形態におけるプリントサーバ設定プログラムのモジュール構成を示すブロック図である。
【図8】本発明を適用した第2実施形態におけるプリントサーバ設定プログラムにおける、論理プリンタ作成手順の概要を示すフローチャートである。
【図9】図8に示したフローチャートのステップS801の詳細を示すフローチャートである。
【図10】図8に示したフローチャートのステップS802の詳細を示すフローチャートである。
Claims (31)
- インストール済みの論理プリンタを検出する検出手段と、
前記検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリントジョブ送信方式情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記論理プリンタ作成手段は、前記作成手段により作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記検出手段により検出された論理プリンタのポートモニタを前記作成手段により作成されたポートモニタに置き換える置き換え手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- ネットワーク上のプリンタを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたネットワーク上のプリンタに設定されている設定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された設定情報を用いて拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリンタ機種名を含むことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- 前記論理プリンタ作成手段は、前記作成手段により作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
- インストール済みの論理プリンタを検出する論理プリンタ検出手段と、
前記論理プリンタ検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出されない場合、ネットワーク上のプリンタを検出するネットワークプリンタ検出手段と、
前記論理プリンタ検出手段によりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する第1取得手段と、
前記ネットワークプリンタ検出手段により検出されたプリンタに設定されている設定情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段及び前記第2取得手段により取得された設定情報に基づき拡張機能を 実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成手段と、
前記作成手段により作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - インストール済みの論理プリンタを検出する検出ステップと、
前記検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとを有することを特徴とする情報処理装置で実行される設定方法。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリントジョブ送信方式情報を含むことを特徴とする請求項11記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項11記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- 前記論理プリンタ作成ステップは、前記作成ステップにより作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項11記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- 前記検出ステップにより検出された論理プリンタのポートモニタを前記作成ステップにより作成されたポートモニタに置き換える置き換えステップをさらに有することを特徴とする請求項11記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- ネットワーク上のプリンタを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出されたネットワーク上のプリンタに設定されている設定情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された設定情報を用いて拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとを有することを特徴とする情報処理装置で実行される設定方法。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリントジョブ送信方式情報を含むことを特徴とする請求項16記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項16記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- 前記論理プリンタ作成ステップは、前記作成ステップにより作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項16記載の情報処理装置で実行される設定方法。
- インストール済みの論理プリンタを検出する論理プリンタ検出ステップと、
前記論理プリンタ検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出されない 場合、ネットワーク上のプリンタを検出するネットワークプリンタ検出ステップと、
前記論理プリンタ検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する第1取得ステップと、
前記ネットワークプリンタ検出ステップにより検出されたプリンタに設定されている設定情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1取得ステップ及び前記第2取得ステップにより取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとを有することを特徴とする情報処理装置で実行される設定方法。 - インストール済みの論理プリンタを検出する検出ステップと、
前記検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリントジョブ送信方式情報を含むことを特徴とする請求項21記載のプログラム。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項21記載のプログラム。
- 前記論理プリンタ作成ステップは、前記作成ステップにより作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項21記載のプログラム。
- 前記検出ステップにより検出された論理プリンタのポートモニタを前記作成ステップにより作成されたポートモニタに置き換える置き換えステップをさらに有することを特徴とする請求項21記載のプログラム。
- ネットワーク上のプリンタを検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出されたネットワーク上のプリンタに設定されている設定情報を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された設定情報を用いて拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記設定情報は、IPアドレス、及びプリントジョブ送信方式情報を含むことを特徴とする請求項26記載のプログラム。
- 前記拡張機能は、プリントジョブデータを読み出し、分割し、システム内のプリンタに送出する機能を含むことを特徴とする請求項26記載のプログラム。
- 前記論理プリンタ作成ステップは、前記作成ステップにより作成されたポートモニタと検出された論理プリンタのドライバ名に基づき拡張機能を実現するための論理プリンタを作成することを特徴とする請求項26記載のプログラム。
- インストール済みの論理プリンタを検出する論理プリンタ検出ステップと、
前記論理プリンタ検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出されない場合、ネットワーク上のプリンタを検出するネットワークプリンタ検出ステップと、
前記論理プリンタ検出ステップによりインストール済みの論理プリンタが検出された場合、検出された論理プリンタのポートに設定されている設定情報を取得する第1取得ステップと、
前記ネットワークプリンタ検出ステップにより検出されたプリンタに設定されている設定情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1取得ステップ及び前記第2取得ステップにより取得された設定情報に基づき拡張機能を実現するためのプリントサーバ用のポートモニタを作成するポートモニタ作成ステップと、
前記作成ステップにより作成されたポートモニタを用いて拡張機能を実現するための論理プリンタを作成する論理プリンタ作成ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項21乃至30のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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