JP4135108B2 - 無煙ロースター - Google Patents

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Description

本発明は、HEPAフィルターにて排気を濾過する無煙ロースターに関するものである。
従来、焼肉店等に設置されたロースターから発生する排気を屋外へと排出すべく、当該ロースターにはダクトが接続されている。このダクト下流側には脱臭装置が接続されており、一般的に、複数台のロースターから発生する排ガスから油煙や臭気を濾過した後に外気中へと排気する、「集中ダクト方式」が採用されていた。
上記ダクトや脱臭装置は、その内部を洗浄したり濾過フィルターを交換するなどの定期的なメンテナンスが不可欠であるが、当該メンテナンスには多額の費用が必要であったため、焼肉店主などはこのメンテナンスを怠ることが間々あった。
しかし、上記メンテナンスを怠るとダクト内や濾過フィルターに「油脂」などが大量に蓄積し、この蓄積した油脂に火が触れて引火するとダクト火災が発生してしまう虞があった。
一方、ロースターというのは、上記の如くダクトに接続されて屋外へと排気する方式のものだけでなく、特許文献1に記載の技術の如く、「ノンダクト方式」のロースターも従来から実用に供している。このノンダクト方式のロースターというのは、ロースター本体の内部にドレンボックス、吸引用のファン、フィルター等を装備し、ロースター本体内部で排ガスを浄化処理し、清浄後の排気を室内へと返還するものである。このノンダクト方式のロースターは店内の配置箇所がダクトの所在により制限されないので、レイアウトの自由度を高めることができるものである。
しかし、従来のノンダクト方式のロースターでは、ロースター本体内部での排ガスの浄化処理が必ずしも万全ではなく、当該ロースターから生ずる排ガスから油煙や臭気を完全に除去することが困難であった。
また、上記の従来技術に係るノンダクト方式のロースターでは、調理部の焼面付近から吸引した焼煙を濾過フィルター等を通過させて浄化処理した後、該ロースターキャビネットの側壁に設けた排気ルーバーから室内(店内)に排出していた。この排気は浄化処理はなされているものの、調理部の焼面から吸引したものであるからある程度の熱を帯びている。従って、当該ロースターから排出される熱が前記排気ルーバー付近へと局所的に集中するため、該ロースターを飲食店や会食会場等で使用する場合には、客席を前記排気ルーバーから離して配置する等の配慮が必要となり、その結果、客席のレイアウトに制限を加えることとなっていた。
特開2002−95593号公報
そこで本発明は、上記諸問題の存在に鑑みて、ロースターから生ずる排ガスを屋外又は屋内に排気するにあたり、当該排ガスから油煙や臭気をほぼ完全に除去することが可能な無煙ロースターを提供する。
上記課題を解決すべく、本発明が採った手段を各請求項毎に説明する。
まず請求項に係る発明は、テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に別部材からなる調理手段を載置するための載置台を設け、内箱の外側に前記排気流路へと連通する吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記載置台に載置される調理手段の焼き面よりも上方に形成して、前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置したことを特徴とするものである。
次に請求項に係る発明の分割式無煙ロースターは、テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に調理手段を設け、内箱の外側に吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記調理手段の焼き面よりも上方に形成して、前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置したことを特徴とするものである。
また請求項に係る発明は、テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に別部材からなる調理手段を載置するための載置台を設け、内箱の外側に前記排気流路へと連通する吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記載置台に載置される調理手段の焼き面よりも上方に形成し、前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置して、前記排気流路中、HEPAフィルターの下流側であって排気口の上流側に供給口を配置し、当該供給口から本分割式無煙ロースターから生ずる排気の一部を前記上段ボックス内の調理手段へと送出可能としたことを特徴とするものである。
さらに請求項に係る発明は、テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に調理手段を設け、内箱の外側に吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記調理手段の焼き面よりも上方に形成し、前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置して、前記排気流路中、HEPAフィルターの下流側であって排気口の上流側に供給口を配置し、当該供給口から本分割式無煙ロースターから生ずる排気の一部を前記上段ボックス内の調理手段へと送出可能としたことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項又は請求項に記載の無煙ロースターにおいて、前記排気流路内には、油脂濾過部、ファン、吸着脱臭部、HEPAフィルター及び排気口を順次配置したことを特徴とするものである。
請求項に係る発明は、請求項乃至請求項に記載の分割式無煙ロースターにおいて、テーブル下方に複数のボックスを分割可能に積重すると共に、これら積重された複数のボックスに対して側方ボックスを分割可能に配置し、当該側方ボックスには、その内部にHEPAフィルターを配設すると共に該側方ボックスの側面に排気口を形成し、該側方ボックスと前記テーブル直下に積重された複数のボックスのうちの最上段ボックスとを相互に連通させる供給口を設けたことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、前記調理手段はガスバーナーであり、前記供給口から送出された排気の一部を、前記ガスバーナーにおいてガスを燃焼させるために利用することを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、前記調理手段はIHヒーターであり、前記供給口から送出された排気の一部によって当該IHヒーターを冷却することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、前記調理手段は抵抗体を用いた電熱ヒーターであり、前記供給口から送出された排気の一部によって、上段ボックス内における外箱の外壁を冷却することを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項乃至請求項に記載の分割式無煙ロースターにおいて、 前記油脂濾過部は、一次濾過フィルターと、二次濾過フィルターとを有することを特徴とするものである。
そして、請求項12に係る発明は、請求項11に記載の無煙ロースターにおいて、前記二次濾過フィルターは準HEPAフィルターからなることを特徴とするものである。
上記手段により、以下の効果を奏することとなる。
まず、請求項乃至請求項12に係る分割式無煙ロースターによれば、調理手段の焼き面から生ずる排気を油脂濾過部、吸着脱臭部及びHEPAフィルターによって濾過することから、新鮮空気と遜色ないレベルにまで清浄化でき、クリーンな排気を実現することとなる。
濾過行程に配置される油脂濾過部、吸着脱臭部及びHEPAフィルターの順序は、当該濾過行程の上流側から下流側に至るに従って、捕集率の低いものから捕集率の高いものへと段階的に配置することにより、効率的な焼煙の浄化処理が可能となる。
また、前記油脂濾過部を一次濾過フィルターと二次濾過フィルターとから構成した場合には、濾過行程の上流側に配置された一次濾過フィルターに対してロースターから発生する油脂を吸着させ、当該一次濾過フィルターを日常的な頻度で交換することによって二次濾過フィルターへの負荷を低減可能となり、ひいては、本分割式無煙ロースターの使用によって生じるランニングコストの低廉化を図ることが可能となるのである。
さらに、油脂濾過部における二次濾過フィルターの捕集率を95%以上とした場合には、当該二次濾過フィルターが排気に含まれる油脂の大半を吸着することとなり、濾過行程の下流側に配置されたHEPAフィルターへの負荷を低減可能となり、ひいては、高価なHEPAフィルターへの交換サイクルの長期化を図ることができて、本分割式無煙ロースターの使用によって生じるランニングコストの更なる低廉化を図ることが可能となるのである。
なお、浄化処理後の排気の一部を供給口を介して上段ボックス内へと供給し、当該上段ボックスを通過して他の排気口から排気した場合には、当該ロースターからの排気熱を複数の箇所に分散させることが可能となり、ひいては、当該ロースターが設置される飲食店等において、客席レイアウトの自由度を高めることが可能となるのである。
ここで、調理手段にガスバーナーを採用した場合において、尚かつ、上記HEPAフィルターを通過して浄化された排気の一部を吸引口からロースター内部へと送り込む構成を採った場合には、清浄後の排気をガス燃焼用として利用することが可能となる。即ち、ガスを燃焼させるために必要な空気の大半を、ロースターから発生して浄化された排気により賄うこととなる。この排気はロースターの燃焼部により熱せられており、室内にそのまま排気すれば空調にも影響を与えることとなる。しかし、HEPAフィルターを通過して浄化された排気の一部を吸引口からロースター内部へと送り込んだ場合には、その浄化後の排気がガスの燃焼に用いるため、熱せられた排気の室内への排出量を減らすことが可能となり、尚かつ、ガス燃焼用としての空調空気の消耗を最小限に抑えることができる。そのため、空調コストへの影響をも抑えることが可能となるのである。また、かかる構成によれば、ガス燃焼用として室内の新鮮空気を取り込む必要がないことから、ロースター本体に「空気取入口」としての開口部が不要となる。即ち、当該開口部がホコリ等によって目詰まりすることに由来する、不完全燃焼という問題を解消させることが可能となるのである。
一方、調理手段にIHヒーターを採用した場合において、尚かつ、上記HEPAフィルターを通過して浄化された排気の一部を吸引口からロースター内部へと送り込む構成を採った場合には、清浄後の排気の一部をIHヒーター近傍を流れる冷却路を流通させることとなる。即ち、清浄後の排気の一部をIHヒーターの冷却用として利用可能となり、IHヒーターの磁気コイルを効果的に冷却できて、ひいては、IHヒーターへの負担を軽減することが可能となるのである。
また、調理手段にIHヒーターを採用することにより、例えば「肉」を焼いた場合にあっても油煙の発生量が少ないために、各種フィルターの交換サイクルの長期化を図ることができ、ひいては、本分割式無煙ロースターの使用によって生じるランニングコストの低廉化を図ることが可能となるのである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は実施例1に係る無煙ロースターの概略断面図であり、設置例の1つとして、「掘り炬燵」に設置されたロースターテーブルに対し、座敷床下に「油脂濾過部19」と「吸着脱臭部26」と「HEPAフィルター29」からなる脱臭ユニットをダクトを介して接続した状態を示す図である。勿論、前記脱臭ユニットの設置箇所はこれに限定されるものではなく、例えば、ロースターテーブル内へ組み込んだり、フロア面の下側に埋設したり、或いは、建物の天井裏に設置したり、或いは図2に示すように、外壁を隔てて屋外に設置してもよい。更には、図2に示すように、1台の無煙ロースターにつき1台の脱臭ユニットを接続する形態に限られず、複数台の無煙ロースターを1台の脱臭ユニットに接続するものとしてもよい。
本実施例に係る無煙ロースターは、濾過行程の上流側から「油脂濾過部19」と「吸着脱臭部26」と「HEPAフィルター29」とを組み合わせて、ファン(図示しない)によって上記濾過行程を流通させることにより臭気や煙の除去を行うものである。そして、前記油脂濾過部19には「一次濾過フィルター20」及び「二次濾過フィルター21」が配置されており、前記吸着脱臭部26には「活性炭」が配置されている。但し、図1に示す形態においては、前記一次濾過フィルター20をロースター天板下側に配置している。
上記構成中、一次濾過フィルター20というのは、粒子の大きなチリやカスなどを吸着して除去するものであり、以後の濾過行程における各種フィルターへの負担を軽減させる役割を果たしている。当該一次濾過フィルター20には、一般に「プレフィルター」と称するものを使用している。より詳細には、ニッケル合金を網状に構成してなる多孔質フィルターである。
次に、二次濾過フィルター21というのは、本発明においては大気中における0.3μmの粉塵を95.0%以上捕集可能なフィルターを意味するものであり、ガラス繊維や紙質材料を不織布状に構成したものである。当該二次濾過フィルター21には、一般に「中性能フィルター」と称するものを使用している
更に、本発明においてHEPAフィルター(High Efficiency Particulate Air Filter)というのは、大気中における0.3μmの粉塵を99%以上(好適には99.90%以上,最適には99.97%以上)捕集可能なフィルターを意味するものであり、ガラス繊維や紙質材料を不織布状に構成したものである。
本実施例に係る無煙ロースターによれば、当該ロースターから発生する排気を油脂濾過部19,吸着脱臭部26及びHEPAフィルター29にて濾過することにより油煙・臭気をほぼ完全に除去し、新鮮空気と遜色ないレベルにまで清浄化することが可能となる。
また、前記油脂濾過部19を一次濾過フィルター20と二次濾過フィルター21とから構成しており、当該一次濾過フィルター20をロースター天板下側に配置することにより、ドレンパン等を洗浄するついでに当該一次濾過フィルター20を容易に交換できてメンテナンス性を向上させている。また、濾過行程の上流側に配置された一次濾過フィルター20に対してロースターから発生する油脂を吸着させ、当該一次濾過フィルター20を日常的な頻度で交換することによって二次濾過フィルター21への負荷を低減可能となり、ひいては、本無煙ロースターの使用によって生じるランニングコストの低廉化を図ることが可能となるのである。
そして、油脂濾過部19における二次濾過フィルター21の捕集率が95.0%以上としたことから、当該二次濾過フィルター21が排気に含まれる油脂の大半を吸着することとなり、濾過行程の下流側に配置されたHEPAフィルター29への負荷を低減可能となり、ひいては、高価なHEPAフィルター29への交換サイクルの長期化を図ることができて、本無煙ロースターの使用によって生じるランニングコストの更なる低廉化を図ることが可能となるのである。
以上から、濾過行程の上流側から下流側に向けて各種フィルターの捕集率を段階的に上げて配置することにより、効率的且つ安価に油脂や臭気の除去を行うことが可能となるのである。
図3は実施例2に係る分割式無煙ロースターの概略断面図である。
本実施例に係る分割式無煙ロースターは調理手段としてガスバーナーを採用したものであり、図8又は図9に示すように、テーブル1(「天板」に相当する)及び該テーブル1の下方に分割可能に組み立てた複数個のボックス2,2a…により構成し、隣接するボックス2,2a…をボルト、ナットなどにより連結固定している。また図3に示すように、ボックス2,2a…内を流路部3,3a…とすると共に、隣接する流路部3,3a…を連結して排気流路4を形成したものである。尚、本実施例の構成中、「油脂濾過部19」と「HEPAフィルター29」の作用効果について、上記実施例1と共通する部分はその説明を省略する。
テーブル1の下方には、3個のボックス2,2a,2bを分割可能に積重すると共に、該ボックス2,2a,2bの一側方に縦長状の側方ボックス2cを分割可能に配置している。
上段ボックス2内に外箱5を配置すると共に、該外箱5の上部にして、テーブル1に形成した開口部6内に相当する位置に、該開口部6より小径な上方開口部7を形成している。
また、上記外箱5の内部にして上記上方開口部7より下方に上方開口状の内箱8を配設し、該内箱8の外側、即ち外箱5と内箱8の間に流路部3である吸引流路9を形成し、該吸引流路9は排気流路4における最上流に位置している。即ち、図4に示すように、上段ボックス内には外箱5と内箱8とを設置して三重構造とすることにより、外箱5と内箱8との間を流路部3とし、上段ボックス内壁面と外箱5との間の斜線で示した部分を流路部3dとしている。前記流路部3は、調理手段の焼面付近から吸引された(未だ浄化処理が施されていない)焼煙が通過し、前記流路部3dは、前記焼煙に浄化処理が施されてなる排気が通過することとなる。
前記外箱5と内箱8との間(吸引流路9)の上方隙間をトップリング10で閉鎖し、該トップリング10に複数個の吸引孔11,11a…を形成している。つまり、吸引流路9を形成する内側壁にして、後述する載置調理手段14より上方に吸引孔11,11a…が形成されている。
内箱8内の下方にはバーナー12を設け、内箱8の下方部にドレンパン13を一体形成している。また、内箱の上方にして吸引孔11,11a…より下方にロストル、焼き網等の載置調理手段14を配設している。
中段ボックス2a内を流路部3aとし、該流路部3aの一側方上部に、外箱5の下部より下方突設した連通口16の接続口17を形成し、流路部3aの上流側にして接続口17の下方に傾斜板18を配設して、接続口17から流入した煙が、後述する油脂濾過部19側へ滞りなく流れるようにしている。
流路部3a内に油脂濾過部19を配設し、該油脂濾過部19を、上流側の一次濾過フィルター20と、該一次濾過フィルター20の下流側に設けた二次濾過フィルター21と、該二次濾過フィルター21の下流側に設けた脱脂フィルター22により構成している。一次濾過フィルター20及び脱脂フィルター22は矩形枠内に設置されて、中段ボックス2aに対し着脱自在とし、二次濾過フィルター21は流路部3a内に傾斜状態で、中段ボックス2aに対し着脱自在としている。
本実施例において、前記一次濾過フィルター20には、ニッケル合金を網状に構成してなる多孔質フィルター(プレフィルター)を採用し、前記二次濾過フィルター21及び脱脂フィルター22にはULPAフィルターを採用している。尚、本発明において油脂濾過部19は斯様な構成に限定されるものではなく、一次濾過フィルター20だけを配置するもの、二次濾過フィルター21だけを配置するもの、一次濾過フィルター20と二次濾過フィルター21とを組み合わせて配置するもの、二次濾過フィルター21と脱脂フィルター22とを組み合わせて配置するもの、一次濾過フィルター20と脱脂フィルター22とを組み合わせて配置するもの等々、あらゆる構成を採用できる。
下段ボックス2b内を流路部3bとし、該流路部3bの他側方上部に、中段ボックス2aの下部より下方突設した連通口23の接続口24を形成し、流路部3bの上流側にして接続口24の下方にファン25を配設して、排気流路4の上流側の煙を吸引して下流側へ吹き出すようにしている。
流路部3bの下流側に吸着脱臭部26を配設し、該吸着脱臭部26は2個のフィルター27,27aを流れ方向に並べて構成し、該フィルター27,27aは上下通気可能にして、下段ボックス2bに対し着脱可能なボックス28、28a内に、例えば活性炭(更に好適には「竹炭」)や、活性白土の如き吸着脱臭材を充填している。また、2個のフィルター27,27aを、下流側のものが高くなるように階段状に配置している。
吸着脱臭部26の下流側には連通口31を形成すると共に、側方ボックス2cの内側面下部に連通口31への接続口32を形成して側方ボックス2cを接続する。当該側方ボックス2cの外側面及び下部に排気口30が形成され、該側方ボックス2c内にHEPAフィルター29を配置している。当該HEPAフィルター29は平板状に不織布と蛇腹形状の不織布の複合材と、その下流側に配置された蛇腹形状の不織布とから構成されている。
そして、ファン25により吸引孔11,11a…から流路部3(吸引流路9)内に吸い込まれた煙が、連通口16及び接続口17を介して中段ボックス2aの流路部3a内に流入し、油脂濾過部19を通過することで脱脂処理され、次に連通口23,接続口24を介しファン25により下段ボックス2bの流路部3b内に送り込まれて吸着脱臭部26により微粒子及び臭気成分が除去され、更には、連通口31及び接続口32を介して側方ボックス2c内の流路部3c内に送り込まれ、最終的にHEPAフィルター29を通過させることにより油脂・微粒子・臭気成分等が除去され、ほぼ完全に清浄化された排気の一部が排気口30より外部排出される。
また、図3に示すように、前記側方ボックス2cの上部には、上段ボックス2内部へと連通する供給口33が穿設されており、該供給口33から浄化処理が施された排気の一部が当該上段ボックス2内の流路部3dへと供給されることなる。そして、当該流路部3dへ供給された排気は、該上段ボックス2の他方側に設けた第2排気口34から排気される。かかる構成を採用することにより、当該ロースターからの排気熱を複数の箇所に分散させることが可能となるのである。
なお、流路部3dへ供給された排気の一部はバーナー12側へと供給され、当該流路部3d内のバーナー12において燃焼用ガスと混合して、燃焼させることが可能となる。但し、当該流路部3d内は供給口33から入る排気によって与圧された状態となり、ガスバーナー12による燃焼に影響を与える可能性もある。この点、前記上段ボックス2に設けた第2排気口34から余分な圧力を外部に排出することにより、ガス燃焼への影響を最小限に抑えることが可能となる。更に、図3に示すように、ガスバーナー12の空気取り入れ口「C」と上段ボックス2の側壁(図中、左端に示すの「側壁」)との距離を空けて配設することにより緩衝室Bを設けている。この緩衝室Bにより、変動する圧力の均一化を図ることとなり、ガス燃焼への影響を最小限に抑えることが可能となる。
また、供給口33から入る排気は常に一定の風量ではないことから、供給口33から入る排気の量がガス燃焼に必要な量に満たない場合もあり得る。この場合には、前記第2排気口34から外気を取り入れることにより、ガスの不完全燃焼を防止することが可能となる。ここで、上記第2排気口34からは、通常、浄化処理後の排気が排出されているので、当該第2排気口34がホコリ等によって目詰まりする可能性は低い。従って、該第2排気口34から外気を取り入れる場合にあっても、開口部がホコリ等によって目詰まりすることに由来する、不完全燃焼という問題は回避できるのである。
さらに、浄化処理が施された排気というのは、そもそも焼面の周縁から吸引したものであることから、酸素を含む比率が低い可能性もある。かかる場合には、前記排気口30からも新鮮空気を取り入れることが可能であるから、不完全燃焼の虞も否定できる。尚、吸引孔11からは焼煙・油煙と共に新鮮空気をも吸引しているので、浄化処理後の排気中にあってもガス燃焼に必要な酸素濃度は確保可能である。
ここで、本実施例に係るロースターにおいて燃焼用として供給される空気は、全排気量の約50%が好適と考えられる。尚、側方ボックス2cに設けた排気口30の開口面積を調整することにより、全排気量における上段ボックス2内部に対する供給量を調整することができる。
なお、上記の如く浄化処理を施した排気の一部を上段ボックス2内に送出することにより、当該上段ボックス2内に配設した外箱5の外面を冷却することが可能となるので、該上段ボックス2側壁の温度上昇の防止にも資することとなる点、併せて付言する。
一方、再利用資源を活用すべきとの観点から、各ボックス2,2a…を金属製にして、正面開口状のボックス本体及び該ボックス本体の外側に取り付けるプラスチック製カバーで構成してもよく、解体時にリサイクルし易いように、ボックス本体に対しプラスチック製カバーを着脱可能にしてもよい。
以下、本実施例に係る分割式無煙ロースターを分割可能な構成としたことによる作用・効果を説明する。
本実施例に係る分割式無煙ロースターにあっては、1枚のテーブル1と4個のボックス2,2a,2b,2cに分割されることから、保管・運搬時には分解状態で、現場搬入後に組立ることか可能になり、取り扱い易くなる。
即ち、テーブル1と、該テーブル1の下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックス2,2a…により構成し、該ボックス内に流路部3,3a…を設けると共に、隣接する流路部3,3a…を連結して排気流路4を形成したので、テーブル1及び複数個のボックス2,2a…に分解可能にしても、組立状態において排気流路4を確保することができる。
また、テーブル1直下の上段ボックス2内の外箱5の上方開口部7内に上方開口状の内箱8を設けると共に、該内箱8内に載置調理手段14を設け、内箱8の外側に吸引流路9を設けると共に、該吸引流路9の内側壁に吸引孔11,11a…を形成し、排気流路4内に油脂濾過部19,ファン25,吸着脱臭部26,HEPAフィルター29を順次配置したので、小型化されたボックス2,2a…に各種部品を組み付ければよいため、製造時の組立作業の容易化を図ることができ、且つ修理時においても、各ボックス2,2a…に分割すれば修理作業を容易に行うことができ、修理不能な場合にあっては、該当するテーブル1又は各ボックス2,2a…だけを交換することができる。
更に、テーブル1又は各ボックス2,2a…に分割して梱包することから、荷姿がコンパクト化されるため、運搬・保管時の取扱性が容易になり、特に平面的に大きいテーブル1は立てて収容することが可能で、運搬・保管時におけるデッドスペースを極めて少なくすることができるため、限られた収容空間を有効的に利用することかでき、よって全体的な流通経費削減を図ることができる。
そして、テーブル1下方に分散配置されていた各種部品を、各ボックス内に収容機器に応じて収容することで、デッドスペースが減少するため、本発明に係る分割式無煙ロースターを全体的にコンパクト化することができる。
本実施例では、ボックス2,2a…を4個として、3個を分割可能に積重すると共に、残る1個を3個のボックス2,2a,2bの側方に分割可能に配置するものとしている。そして、中段ボックス2aにおける流路部3a内に油脂濾過部19を配設し、下段ボックス2bにおける流路部3b内の上流にファン25を、下流側に吸着脱臭部26を配設し、側方ボックス2c内にHEPAフィルター29を配設すると共に、側方ボックス2cの側面に排気口30を形成している。そのため、本分割式無煙ロースター内において比較的長い排気流路を確保できることから圧力損失が大きくなり、吹出し時の勢いも弱くなる。而も排気をテーブル1の短辺に沿った通路側に配置された側方ボックス2cの略全面から吹き出させることが可能になるため、来店客の足元に対して勢いよく排気が吹き出してしまうことを防止できる。
吸着脱臭部26を、上下方向に通気可能な複数個のフィルター27,27aを流れ方向に並べて構成したので、使用可能なフィルター27,27aをそのままにして、使用不能になったフィルター27,27aの吸着脱臭材だけを交換すればよく、1度の交換量を減らすことができる。尚、前記吸着脱臭剤は、予め必要量毎に通気性の高い生地によって袋詰めしておけば袋毎に交換でき、メンテナンス性の向上を図ることができる。
而も、複数個のフィルター27,27aを下流側へ序々に高くするように配置したので、煙中の大きく重い粒子はフィルター27,27aにおける手前側のものに吸着され、小さく軽い粒子はフィルター27,27aにおける奥側のものに吸着されるため、フィルター27,27aにおける奥側のものの交換頻度を少なくして、手前側のものだけを交換するだけで、高い吸着脱臭機能を維持することができる等、その実用的効果甚だ大である。
図5は実施例3に係る分割式無煙ロースターの概略断面図である。
本実施例に係る分割式無煙ロースターは、その調理手段としてIHヒーターを採用したものであり、その他の構成は上記実施例2と共通である。従って、本実施例独自の構成及び作用効果についてのみ説明し、上記実施例2共通する部分についてはその説明を省略する。
本実施例に係る分割式無煙ロースターは、いわば熱源としてIHヒーターを採用した点に特徴を特徴を有するものである。即ち、IHヒーターでは誘導加熱される鉄板からの熱伝導が主であるのに対し、ガス加熱等では遠赤外線効果を利用した輻射熱と熱対流のため、上記IHヒーターがガス加熱等に比して調理物に対する入熱量と加熱温度は低い特性がある。従って、IHヒーターで肉を焼いた場合には、ガス火焔の場合に比しても油煙の発生量が少ないことが判明している。これは、熱せられた肉から生ずる肉汁が、火焔によっては燃焼されないことに理由がある。
換言すれば、本実施例に係る分割式無煙ロースターは、油煙の発生量が少なく抑えることが可能であるから、脱臭ユニットにおける各種フィルター及び活性炭への負荷を軽減できて、これら消耗部品の交換サイクルを長期化することが可能となり、ひいては、本分割式無煙ロースターを使用することにより生ずるランニングコストを低廉化させることが可能となるのである。
また、本実施例に係る分割式無煙ロースターには、上記実施例2と同様に図5に示すように、側方ボックス2cの上部に、上段ボックス2内部へと連通する供給口33が穿設されており、該供給口33から清浄化された排気の一部が当該上段ボックス2内部へと供給される。該上段ボックス2内部へと供給された(一部の)排気は、上記流路部3の外側、即ち、外箱5の更なる外側に相当する流路部3dから、IHヒーターの下側を流通して、前記上段ボックス2の反対側に設けた第2排気口34から外部へと放出することとなる。かかる構成によれば、当該IHヒーターにおける電磁誘導コイルから生じて冷却ファンから放出される「熱」を効率的に外部へと放出することができ、該IHヒーターへの負担を軽減できて、本分割式無煙ロースター自体の耐久性を向上させることが可能となる。また、上記の如く浄化処理を施した排気の一部を上段ボックス2内に送出することにより、当該上段ボックス2内に配設した外箱5の外面を冷却することが可能となるので、該上段ボックス2側壁の温度上昇の防止にも資することとなる。
さらに、本実施例に係る分割式無煙ロースターには、予めIHヒーターを装着することなく、別部材に係る既製のIHヒーターを後付け可能に構成してもよい。
尚、本実施例に係るロースターにおいて燃焼用として供給される空気は、全排気量の約10%から約30%程度が好適と考えられる。
但し、上記各実施例においては、その熱源として「ガス火焔」或いは「IHヒーター」を例示したが、本発明は上記構成に特段限定されるものではなく、例えば、図6に示すように「シーズヒーター」(抵抗体を用いた電熱ヒーター)を前記上段ボックス2内に組み込んで、他のボックスに積層して利用することが考えられる。かかる熱源を採用し、排気の一部を上段ボックス2内に送出する構成を採った場合には、この流路部3d内の排気によって外箱5の外面を冷却することが可能となるので、該上段ボックス2側壁の温度上昇の防止にも資することとなる。
熱源に関しては上記例示の他、「ハロゲンヒーター」、「カセットコンロ」、「ホットプレート」或いは「炭火を入れた七輪」等々を前記上段ボックス2内に予め組み込んだり、或いは後付けしてもよい。特に「炭火を入れた七輪」を熱源として利用した場合には、供給口33から供給される清浄後の排気が当該七輪側壁の空気取入口から供給されることとなり、いわば、団扇で扇いだ状態となり、炭火を効率よく燃焼させることができて好適である。
即ち、ボックス2,2a…には共通部品を多く採用することにより、各種のボックスを組み合わせることで、焼き網部の形状(角形又は丸形)、熱源のタイプ等、各種バリエーションを選択して組立ることができ、ユーザーの細かなニーズに応えることが可能となるのである。
さらには、本発明に係る分割式無煙ロースターのテーブル1の構成を変更することにより、「無煙フライヤー」として利用したり、或いは「調理手段を備えたワゴン」として利用してもよい。尚、「ワゴン」として利用する場合においては、調理手段の自由度を高めることを目的として、図7(a)に示すように、予め調理手段を設けずに「別部材の調理手段」を載置可能な載置台を設けてもよい。この場合には、載置される調理手段の焼き面よりも上方に、吸引流路へと連通する吸引孔を配置されるように配慮すべきである。尚、特に図7(b)に示す「ワゴン」は、伸縮自在なフードを装着しているため、調理手段の焼き面から立ち上る焼煙・油煙をより一層効率的に吸引することが可能となる。尚、この図7に示す「ワゴン」は、調理手段の設置スペース(載置台)を確保する必要上、同図(b)に示すように、焼煙・油煙を吸引する吸引孔11は調理手段の奥側へ溝状に形成し、流路部3を介して中段ボックス2aへと連通させているが、その他の基本的な構造は上記実施例2と同様である。
以上、加熱部を取り替えることによって多彩な調理方法が選択できるため、所謂「多目的無煙ロースター」や「多目的無煙ワゴン」の提供が可能となるのである。
実施例1に係る無煙ロースターを設置した一例を示す図である。 ロースター1台につき脱臭ユニットを1台づつ接続した状態を上方から示す図である。 実施例2に係る分割式無煙ロースターの内部を示す図である。 図3に示す分割式無煙ロースターにおける最上段ボックスの内部を示す図である。 実施例3に係る分割式無煙ロースターの内部を示す図である。 「シーズヒーター」(抵抗体を用いた電熱ヒーター)を前記上段ボックス2内に組み込んでなる、分割式無煙ロースターの内部を示す図である。 (a)別部材からなる調理手段を装着可能なワゴンを斜め上方から示す図である。(b)別部材からなる調理手段を装着可能なワゴンの内部を示す図である。 実施例2又は実施例3に係る分割式無煙ロースターを、ボックス毎に分割した状態を側方から示す図である。 図8に示す分割式無煙ロースターのボックスどうしを結合させて、側方から示す図である。
符号の説明
1 テーブル
2,2a… ボックス
3,3a… 流路部
4 排気流路
5 外箱
7 上方開口部
8 内箱
9 吸引流路
11,11a… 吸引孔
14 載置調理手段
19 油脂濾過部
25 ファン
26 吸着脱臭部
27,27a フィルター
29 HEPAフィルター
30 排気口
31 連通口
32 接続口
33 供給口
34 第2排気口

Claims (11)

  1. テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、
    テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に別部材からなる調理手段を載置するための載置台を設け、
    内箱の外側に前記排気流路へと連通する吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記載置台に載置される調理手段の焼き面よりも上方に形成して、
    前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置したことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  2. テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、
    テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に調理手段を設け、内箱の外側に吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記調理手段の焼き面よりも上方に形成して、
    前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置したことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  3. テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、
    テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に別部材からなる調理手段を載置するための載置台を設け、
    内箱の外側に前記排気流路へと連通する吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記載置台に載置される調理手段の焼き面よりも上方に形成し、
    前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置して、
    前記排気流路中、HEPAフィルターの下流側であって排気口の上流側に供給口を配置し、当該供給口から本分割式無煙ロースターから生ずる排気の一部を前記上段ボックス内の調理手段へと送出可能としたことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  4. テーブルと、該テーブルの下方に設けた複数の分割及び組立可能なボックスにより構成し、該ボックス内を流路部とすると共に、隣接する流路部を連結して排気流路を形成し、
    テーブル直下の上段ボックス内の外箱の上方開口部内に上方開口状の内箱を設けると共に、該内箱内に調理手段を設け、内箱の外側に吸引流路を設けると共に、該吸引流路へと連通する吸引孔を前記調理手段の焼き面よりも上方に形成し、
    前記排気流路内に油脂濾過部と吸着脱臭部とHEPAフィルターとファンと排気口とを配置して、
    前記排気流路中、HEPAフィルターの下流側であって排気口の上流側に供給口を配置し、当該供給口から本分割式無煙ロースターから生ずる排気の一部を前記上段ボックス内の調理手段へと送出可能としたことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載の無煙ロースターにおいて、
    前記排気流路内には、油脂濾過部、ファン、吸着脱臭部、HEPAフィルター及び排気口を順次配置したことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  6. 請求項3乃至請求項5に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    テーブル下方に複数のボックスを分割可能に積重すると共に、これら積重された複数のボックスに対して側方ボックスを分割可能に配置し、
    当該側方ボックスには、その内部にHEPAフィルターを配設すると共に該側方ボックスの側面に排気口を形成し、該側方ボックスと前記テーブル直下に積重された複数のボックスのうちの最上段ボックスとを相互に連通させる供給口を設けたことを特徴とする分割式無煙ロースター。
  7. 請求項3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    前記調理手段はガスバーナーであり、
    前記供給口から送出された排気の一部を、前記ガスバーナーにおいてガスを燃焼させるために利用することを特徴とする分割式無煙ロースター。
  8. 請求項3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    前記調理手段はIHヒーターであり、
    前記供給口から送出された排気の一部によって当該IHヒーターを冷却することを特徴とする分割式無煙ロースター。
  9. 請求項3及び請求項4に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    前記調理手段は抵抗体を用いた電熱ヒーターであり、
    前記供給口から送出された排気の一部によって、上段ボックス内における外箱の外壁を冷却することを特徴とする分割式無煙ロースター。
  10. 請求項1乃至請求項9に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    前記油脂濾過部は、一次濾過フィルターと、二次濾過フィルターとを有することを特徴とする分割式無煙ロースター。
  11. 請求項10に記載の分割式無煙ロースターにおいて、
    前記二次濾過フィルターは95%以上の捕集率としたことを特徴とする分割式無煙ロースター。
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