JPH10155664A - 電磁式ロースタ - Google Patents

電磁式ロースタ

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Publication number
JPH10155664A
JPH10155664A JP31962196A JP31962196A JPH10155664A JP H10155664 A JPH10155664 A JP H10155664A JP 31962196 A JP31962196 A JP 31962196A JP 31962196 A JP31962196 A JP 31962196A JP H10155664 A JPH10155664 A JP H10155664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
electromagnetic
electromagnetic coil
heating element
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP31962196A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yoshida
実 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱により肉などから生じる油によって加熱
中の食品が油まみれになるのを防止することが可能な電
磁式ロースタを提供する。 【解決手段】 電磁コイル201上に保護カバー202
を設置し、その上に油受けとなるセラミックトレイ20
3を設置する。セラミックトレイ203上部には金網2
05が設置され、金網205を電磁コイル201で電磁
誘導加熱する。こ電磁誘導加熱を利用して金網205上
に載せた肉や野菜などを加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁式ロースタに関
し、特に、焼肉などの焼物料理に使用するための電磁コ
イルを使用した電磁式ロースタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁式ロースタにおいては、電磁
コイルの上部に鉄などの強磁性金属からなる加熱調理プ
レートが設置され、加熱調理プレートが電磁コイルによ
る電磁誘導で発熱するのを利用して、この加熱調理プレ
ート上に食品を載せることにより調理が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、肉などの油分を含む食品が加熱された場合、加熱に
よって加熱調理プレート上に油分が溶けだし、発熱物で
ある加熱調理プレートおよび被加熱物である食品がとも
に油まみれになってしまうという問題点があった。
【0004】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、被加熱物から加熱により生じる油
によって発熱体および被加熱物が油まみれになるのを防
止することが可能な電磁式ロースタを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電磁式ロ
ースタは、電磁コイルと、電磁コイルによる電磁誘導で
発熱する発熱体とを設けたものであり、発熱体は、発熱
体によって加熱された被加熱物から生じる油を落とすた
めの穴を有する。
【0006】請求項2に係る電磁式ロースタは、請求項
1の電磁式ロースタにおいて、電磁コイルと発熱体との
間に設けられ発熱体の穴を介して落ちる油を受ける油受
けをさらに設けたものである。
【0007】請求項3に係る電磁式ロースタは、請求項
1または2の電磁式ロースタにおいて、発熱体が電磁コ
イルよりも大きい。
【0008】請求項4に係る電磁式ロースタは、請求項
1から3のいずれかの電磁式ロースタにおいて、発熱体
が網状または格子状である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。また、図中、同一符号は同一
または相当部分を示す。
【0010】図1は、本発明の実施の形態による電磁式
ロースタの構造を示す横断面図である。図1を参照し
て、電磁式ロースタ100は、加熱部101と、加熱部
101を支持するステンレスなどからなる台102と、
調理により発生する排煙を排出するための排煙通路10
3と、排煙通路103を介して排煙を外部に排出させる
ためのファン106a,106bと、排煙中のオイルミ
ストを吸着して液状化するためのフィルタ105とを備
える。
【0011】加熱部101の周囲に排煙通路103が設
けられている。ファン106a,106bを駆動するこ
とにより排煙通路103から排煙が強制的にフィルタ1
05に導入される。フィルタ105を通過して油分が除
去された排煙はファン106a,106bを介して外部
へ排出される。
【0012】図2は、図1に示した加熱部101および
その周囲からなる部分107を拡大した拡大図である。
図2を参照して、部分107において、加熱部101は
電磁コイル201と、保護カバー202と、油受けとな
るセラミックトレイ203と、電磁コイル201による
電磁誘導加熱により発熱する金網(発熱体)205と、
排煙通路103に排煙を取込むための排煙吸入枠206
と、金網205の温度を検知するための温度センサ20
7とを備える。
【0013】電磁コイル201の上部に保護カバー20
2が設けられ、保護カバー202の上部にセラミックト
レイ203が設けられている。保護カバー202は、た
とえばマイカ板からなり、保護カバーとして用いられて
いる。また、セラミックトレイ203の中央の位置には
穴があけられ、そこに温度センサ207が備えつけられ
る。セラミックトレイ203には油を受けるために水2
04が張られている。
【0014】セラミックトレイ203上には鉄など強磁
性体からなる金網205が設けられている。金網205
は、電磁コイル201による電磁誘導加熱により発熱
し、金網205上に載せられた食品を加熱する。金網2
05の周囲に排煙通路103が設けられ、排煙通路10
3の上部に排煙吸着枠206が被されている。排煙通路
103に示された矢印は排煙の流れを示している。
【0015】図3は、図1および2に示した加熱部10
1の構成を示す分解断面図である。図4は、図3に示し
た加熱部101の構成を示す分解斜視図である。ただ
し、図4において、電磁コイル201とセラミックトレ
イ203との間にある保護カバー202は図示を省略す
る。
【0016】図3および4を参照して、温度センサ20
7は、温度検知部301とキャップ302とを備える。
セラミックトレイ203の中央の位置には温度検知部3
01がちょうど嵌まる大きさの円筒状の穴が設けられ、
温度検知部301をその穴に差し込み熱伝導性の大きな
金属からなるキャップ302を被せるようになってい
る。キャップ302はセラミックトレイの上記円筒状の
穴をぴったりと隙間なく被さるようにできており、セラ
ミックトレイ203に水を入れても上記穴を介して水や
油が下へこぼれ落ちないようになっている。キャップ3
02はセラミックトレイ203の上部に設置される金網
205の中央の位置に接触する。温度検知部301はキ
ャップ302を介して金網205の温度を検知する。金
網205は、図4に示す網状の他、格子状でもよい。セ
ラミックトレイ203には取外しのとき便利なように把
手401a,401bが設けられている。
【0017】電磁式ロースタ100において、電磁コイ
ル201による電磁誘導で金網205が発熱し、これに
よって加熱された金網205上の肉などから油が生じる
と、その油は金網205の網目から下部に落ち、セラミ
ックトレイ203によって受けられる。よって、食品が
油まみれになるのを防ぐことができるとともに、金網の
下部に設置された電磁コイルなどが油で汚れるのを防ぐ
ことができる。また、電磁式ロースタ100を使用した
後、キャップ302を外すだけで簡単にセラミックトレ
イ203を取り外すことができるので、洗浄が容易であ
る。さらに、金網205が電磁コイル201よりも大き
いので、たとえば焼き肉などを行なった際、電磁コイル
201から外れた金網205上で野菜など肉以外の焦げ
やすいものを加熱すれば、肉に合わせて加熱を行なって
も野菜を焦がしてしまうような失敗を避けることができ
る。
【0018】以上のように、本発明の電磁式ロースタ1
00によれば、油分を含む食品が加熱されることによっ
て生じた油は金網205の網目から下部に落ち、セラミ
ックトレイ203によって受けられるので、食品が油ま
みれになるのを防止することが可能である。また、金網
205の下部に設けられた器具がそれらの油で汚れるの
を防止することも可能である。さらに、電磁式ロースタ
100使用後、キャップ302を外すだけで簡単に電磁
式ロースタ100からセラミックトレイ203を取外し
できるので、セラミックトレイ203を容易に洗浄する
ことができ清潔に保つことができる。また、金網205
が電磁コイル201よりも大きいので、電磁コイル20
1から外れたところで加熱することにより食品の過度な
加熱を避けることができる。
【0019】ここで、金網205の形状は、食品(被加
熱物)から生じた油などを油受けに落とすための穴が開
いていればよく、網状の他、格子状などでも同様の効果
が得られる。また、この実施例では、油受けとして水を
張ったセラミックトレイ203を用いているが、水の代
わりに油を吸い取るペーパーシートをセラミックトレイ
203に敷いたり、セラミックトレイ203そのものの
代わりにペーパーシートを用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る電磁式ロースタによれ
ば、加熱された被加熱物から生じる油が発熱体の穴から
落ちて除去されるので、食品が油にまみれるのを防止す
ることが可能である。
【0021】請求項2に係る電磁式ロースタによれば、
請求項1の効果に加えて、油受けで発熱体の穴を介して
落ちる油が受けられるので、電磁式コイルなど発熱体の
下部に備えられた器具が油で汚れるのを防止することが
可能である。
【0022】請求項3に係る電磁式ロースタによれば、
請求項1または2の効果に加えて、発熱体が電磁コイル
よりも大きいので、電磁コイルから外れたところで加熱
することにより食品の過度な加熱を避けることが可能で
ある。
【0023】請求項4に係る電磁式ロースタによれば、
請求項1から3のいずれかの効果に加えて、発熱体が網
状または格子状であるので、網目または格子間から油を
落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による電磁式ロースタの構
成を示す横断面図である。
【図2】図1に示した加熱部およびその周囲を拡大した
拡大図である。
【図3】図1および2に示した加熱部の構成を示す分解
断面図である。
【図4】図3に示した加熱部の構成を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
100 電磁式ロースタ 101 加熱部 201 電磁コイル 203 セラミックトレイ 205 金網

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルと、 前記電磁コイルによる電磁誘導で発熱する発熱体とを備
    え、 前記発熱体は、前記発熱体によって加熱された被加熱物
    から生じる油を落とすための穴を有する、電磁式ロース
    タ。
  2. 【請求項2】 前記電磁コイルと前記発熱体との間に設
    けられ、前記発熱体の穴を介して落ちる前記油を受ける
    油受けをさらに備えた、請求項1に記載の電磁式ロース
    タ。
  3. 【請求項3】 前記発熱体は、前記電磁コイルよりも大
    きい、請求項1または2に記載の電磁式ロースタ。
  4. 【請求項4】 前記発熱体は、網状または格子状であ
    る、請求項1から3のいずれかに記載の電磁式ロース
    タ。
JP31962196A 1996-11-29 1996-11-29 電磁式ロースタ Pending JPH10155664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048795A1 (ja) * 2003-11-18 2005-06-02 Shinpo Kabushiki Kaisya 無煙ロースター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048795A1 (ja) * 2003-11-18 2005-06-02 Shinpo Kabushiki Kaisya 無煙ロースター
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030617