JP4130728B2 - 外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に用いる外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示装置のアレイ基板は、ほぼ直交する複数のドレインバスライン及び複数のゲートバスラインを有している。これら複数のバスラインにより画素領域が画定されている。そして、各バスラインの交差位置近傍に薄膜トランジスタ(TFT)が形成されている。また、画素領域ほぼ中央を左右に延びる蓄積容量バスラインが形成されている。
【0003】
ドレインバスラインの配線端部には、外部の素子と電気的な接続を行う外部接続端子であるドレインバスライン端子が形成されている。同様に、ゲートバスラインの配線端部には、外部接続端子であるゲートバスライン端子が形成されている。また、蓄積容量バスラインの配線端部には、外部接続端子である蓄積容量バスライン端子が形成されている。
【0004】
図10は、ゲートバスライン端子144を示す断面図である。ガラス基板126上にはゲートバスライン端部122が形成されている。ゲートバスライン端部122上には透明電極からなる保護導電膜148が、絶縁膜128を開口したコンタクトホール136を介してゲートバスライン端部122と接続して形成されている。
【0005】
図11は、ドレインバスライン端子142を示す断面図である。ガラス基板126上に形成された絶縁膜128上には動作半導体層の形成層130、n型不純物半導体層の形成層132、及びドレインバスライン形成金属層の積層構造を一括エッチングしてパターニングしたドレインバスラインのバスライン端部120が形成されている。ドレインバスライン端部120上には透明電極からなる保護導電膜148が、絶縁膜128を開口したコンタクトホール136を介して、ドレインバスライン端部120と接続して形成されている。
【0006】
図12は、従来のゲートバスライン端子144の他の構成を示している。図13は、図12のC−C線で切断したゲートバスライン端子144を示す断面図である。また図14は、図12に示したゲートバスライン端子144と同様の構成を有するドレインバスライン端子142の断面図である。図12乃至図14に示すゲートバスライン端子144及びドレインバスライン端子142は、ゲートバスライン端部122及びドレインバスライン端部120上での保護導電膜148の剥がれを防止するために設けた複数のコンタクトホール140を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図15は、従来のゲートバスライン端子144において検査機のプローブ150を用いてTFTの特性やバスラインの断線の有無等を検査する際のプローブ150の接触状態を示している。検査機のプローブ150は、ゲートバスライン端部122上で開口されているコンタクトホール140上で保護導電膜148に接触している。図16は、図15のD−D線で切断したゲートバスライン端子144の検査後の状態を示す断面図である。プローブ150との接触による傷152は、保護導電膜148のみならずゲートバスライン端部122の金属層にまで達している。
【0008】
図17は、ドレインバスライン端子142の検査後の状態を示す断面図である。図16と同様に、プロ−ブ150との接触による傷152は、ドレインバスライン端部120の金属層まで達している。また図18は、図12に示した構造のゲートバスライン端子144において、図15に示したのと同様のプローブによる検査をする際のプローブの接触状態を示している。図示は省略するが、図16に示したのと同様にプローブ150との接触による傷152はゲートバスライン端部122まで達する。
【0009】
プローブ150による傷152は、その後のパネル工程において洗浄液等がバスライン端部120、122に直接触れてしまうため、バスライン端部120、122が腐食する原因となっている。そのため、バスライン及びその端部をTi、Crの単膜、又はTi、CrをAl等の上層に成膜した積層構造に形成して腐食に対する耐性を向上させている。
【0010】
従来のAl、Mo等の低抵抗金属の単膜、又は2層、3層の積層により形成された外部接続端子では、バスライン端部120、122の傷152に洗浄液等が触れて腐食等が生じる。また、保護導電膜148にはピンホールが生じることもあるため、洗浄液等がバスライン端部120、122に触れて腐食等が生じる。バスライン端部120、122に生じる腐食は、剥がれや接触不良等の原因となる。そのため、従来の外部接続端子は、長期使用における信頼性に欠けるという問題を有している。
【0011】
本発明の目的は、長期使用における信頼性を向上させた外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、絶縁性基板上に形成された配線の配線端部と、前記配線端部上に形成され、前記配線端部と電気的に接続されている保護導電膜とを有する外部接続端子であって、前記配線端部は、前記配線から分岐して形成された冗長領域を有していることを特徴とする外部接続端子によって達成される。
【0013】
また、上記目的は、絶縁性基板上に形成された配線の配線端部と、前記配線端部上の絶縁膜を開口して形成された複数のコンタクトホールを介して前記配線端部と電気的に接続されている保護導電膜とを有する外部接続端子であって、前記複数のコンタクトホールは、異なる間隔で形成されていることを特徴とする外部接続端子によって達成される。
【0014】
さらに、上記目的は、外部接続端子が形成された第1の基板と、前記第1の基板と対向して配置された第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板間に封入された液晶とを有する液晶表示装置であって、前記外部接続端子として、上記本発明の外部接続端子を用いることを特徴とする液晶表示装置によって達成される。
【0015】
また、上記目的は、絶縁性基板上に配線及びその配線端部を形成し、前記配線端部上に前記配線端部と電気的に接続する保護導電膜を形成し、前記保護導電膜上に異方性導電テープを貼付して前記配線端部及び前記保護導電膜を保護することを特徴とする液晶表示装置の製造方法によって達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置のアレイ基板の構成を示している。図1に示すように、本実施の形態による液晶表示装置のアレイ基板には、図中上下方向に延びる複数のドレインバスライン12(図1では2本のみ図示している)が例えば幅10μmのAl等の導電体で形成されている。また基板上には、ドレインバスライン12に直交して図中左右方向に延びる破線で示された複数のゲートバスライン14(図1では1本のみ図示している)が例えば幅10μmのAl等の導電体で形成されている。これら基板上に所定の配置で形成された配線である複数のドレインバスライン12とゲートバスライン14とで画素領域が画定されている。そして、各ドレインバスライン12と各ゲートバスライン14との交差位置近傍にTFTが形成されている。
【0017】
TFTのドレイン電極16は、図中左側のドレインバスライン12から引き出されて、その配線端部がゲートバスライン14上に形成されたチャネル保護膜上の一端辺側に位置するように形成されている。ソース電極18は、ドレイン電極16に対向するようにチャネル保護膜上の他端辺側に形成されている。このような構成においてチャネル保護膜直下のゲートバスライン14領域が当該TFTのゲート電極として機能するようになっている。図示は省略しているが、ゲートバスライン14上には、例えばSiO、SiN等でゲート絶縁膜が形成され、ゲート絶縁膜と上層のチャネル保護膜との間にはチャネルを構成する動作半導体層が形成されている。
【0018】
また、画素領域ほぼ中央を左右に延びる破線で示された領域に、例えばAl等の導電体で蓄積容量バスライン20が形成されている。画素領域内の蓄積容量バスライン20の上層には絶縁膜(図示せず)を介して蓄積容量電極22が形成されている。ソース電極18及び蓄積容量電極22の上層には例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極からなる画素電極24が形成されている。画素電極24は、その下層に形成した絶縁膜(図示せず)に形成されたコンタクトホール26を介してソース電極18と電気的に接続されている。また画素電極24は、コンタクトホール28を介して蓄積容量電極22と電気的に接続されている。
【0019】
ドレインバスライン12の端部には、外部の素子と電気的な接続を行う外部接続端子であるドレインバスライン端子30が形成されている。ドレインバスライン端子30は、例えば20〜30μmの幅で形成されたドレインバスライン端部32と、ドレインバスライン端部32上に形成され、不図示の絶縁膜を開口して形成されたコンタクトホール36を介してドレインバスライン端部32と電気的に接続されている透明電極からなる保護導電膜34とで形成されている。また、ドレインバスライン端部32は、電気的に同等な冗長領域を有している。ドレインバスライン12から分岐して、ドレインバスライン12の延びる方向の図中上部と下部に分割して形成された2つの領域のうち、一方が冗長領域としての機能を有している。
【0020】
ゲートバスライン14の端部には、外部接続端子であるゲートバスライン端子38が形成されている。ゲートバスライン端子38は、ドレインバスライン端子30と同様に、電気的に同等な冗長領域を有しているゲートバスライン端部40と、保護導電膜34とを有している。また、蓄積容量バスライン20の端部には、外部接続端子である蓄積容量バスライン端子42が設けられている。蓄積容量バスライン端子42も、ドレインバスライン端子30と同様に、電気的に同等な冗長領域を有している蓄積容量バスライン端部44と、保護導電膜34とを有している。
【0021】
本実施の形態によれば、外部接続端子を構成する配線端部は、電気的に同等な2つの領域に分割して形成され、一方が冗長領域としての機能を有している。検査する際に一方の配線端部のみにプローブを接触させるようにすれば、傷に起因する腐食は一方の配線端部のみに生じる。腐食はある程度の範囲まで進行すると停止するため他方の配線端部は腐食しない。したがって、一方の配線端部に腐食により剥がれや接触不良等の現象が生じても、他方の配線端部を外部接続端子として十分機能させることができる。その結果、長期使用における信頼性を向上させた外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置を実現できる。
【0022】
図2は、本実施の形態による外部接続端子の変形例についてドレインバスライン端子30を例にとって示している。本変形例において、図2(a)に示すドレインバスライン端子30は、図1に示したドレインバスライン端子30と同様の形状のドレインバスライン端部32を有し、1つのドレインバスライン端部32が複数(図では16個)の円形状のコンタクトホール36を有していることを特徴としている。
【0023】
図2(b)、(c)に示すドレインバスライン端子30は、ドレインバスライン12から分岐せず、ドレインバスライン端部32で左右対称の形状を有する2つの領域に分割されていることを特徴としている。図2(b)に示すドレインバスライン端子30の1つのドレインバスライン端部32は、2つの長方形のコンタクトホール36を有している。図2(c)に示すドレインバスライン端子30の1つのドレインバスライン端部32は、15個の円形状のコンタクトホール36を有している。本変形例によっても、2つの領域の一方が冗長領域として機能するので、プローブ検査の際に一方の配線端部のみにプローブを接触させるようにすれば、傷に起因する腐食は一方の配線端部だけに抑えることができるので、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0024】
なお、本実施の形態及びその変形例の外部接続端子は2つの領域に分割して形成されているが、本発明はこれに限らず、3つ以上の領域に分割して形成されていてもよい。
【0025】
次に、本発明の第2の実施の形態による外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置について図3乃至図9を用いて説明する。図3は、本実施の形態によるドレインバスライン端子30を示している。ドレインバスライン12の端部であるドレインバスライン端部32には、例えば、8個の円形状のコンタクトホール36が形成されている。8個のコンタクトホール36は、配線端部32の図中右側の領域のみに一列に配置され、互いに異なる間隔(例えばa>b)で形成されている。
【0026】
図4は、図3に示したドレインバスライン端子30と同様の冗長構成を持たせたゲートバスライン端子38において、検査機のプローブ50を用いてTFTの特性やバスラインの断線の有無等を検査する際のプローブ50の接触状態を示している。検査機のプローブ50は、ゲートバスライン端部40上であって8つのコンタクトホール36の形成されていない図中左側の領域上で保護導電膜34と接触している。
【0027】
図5は、図4のA−A線で切断したゲートバスライン端子38の検査後の状態を示す断面図である。絶縁性基板であるガラス基板52上には、ゲートバスライン端部40が形成されている。ゲートバスライン端部40上全面には絶縁膜54が形成されている。ゲートバスライン端部40の図中右側の領域上の絶縁膜54を開口して形成されたコンタクトホール36を介して保護導電膜34が接続して形成されている。図4に示したプローブ50が保護導電膜34と接触した領域に生じた傷56は保護導電膜34の下層の絶縁膜54まで達しているが、図16に示した従来のゲートバスライン端子144と異なりコンタクトホール36が局所的に形成されているので、ゲートバスライン端部40には傷56が生じていない。
【0028】
図6は、図3に示した本実施の形態によるドレインバスライン端子30のプローブによる検査後の状態を示す断面図である。ガラス基板52上には絶縁膜54が形成されている。絶縁膜54上には、TFTの動作半導体層となる例えばa−Si層58、TFTのn型不純物半導体層となる例えばn+a−Si層60、及びドレインバスライン形成金属層の積層構造を一括エッチングしてパターニングしたドレインバスライン端部32が形成されている。ドレインバスライン端部32上には透明電極からなる保護導電膜34が、絶縁膜54を開口したコンタクトホール36を介して、ドレインバスライン端部32と接続して形成されている。図5に示したゲートバスライン端子38と同様に、ドレインバスライン端部32には傷56が生じていない。
【0029】
本実施の形態によれば、検査機のプローブ50は、配線の端部上であって複数のコンタクトホール36の形成されていない領域上で保護導電膜34と接触しているため、配線の端部には傷56が生じない。また、複数のコンタクトホール36が異なる間隔で形成されているため、間隔bと比較して広い間隔aを有する領域であれば、プローブ50が図4中右側にずれて接触しても配線の端部には傷56が生じない。そのため、傷56に起因する腐食を防止できる。その結果、長期使用における信頼性を向上させた外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置を実現できる。
【0030】
図7は、上記実施の形態の変形例を示している。本変形例において、ゲートバスライン端部38は、複数の円形状のコンタクトホール36が図中右側の領域のみに一列に配置され、互いに異なる間隔で形成されているとともに、ゲートバスライン14から分岐して形成される2つの領域に分割されていることを特徴としている。2つの領域は電気的に同等であり、一方が冗長領域としての機能を有している。
【0031】
図8は、本変形例によるゲートバスライン端子38において検査機のプローブ50を用いてTFTの特性やバスラインの断線の有無等を検査する際の状態を示している。検査機のプローブ50は、一方のゲートバスライン端部40上であって複数のコンタクトホール36の形成されていない図中左側の領域を接触領域として保護導電膜34と接触している。
【0032】
本変形例によれば、上記実施の形態と同様の効果を得ることができるとともに、一方の配線端部に腐食により剥がれや接触不良等の現象が生じても、他方の配線端部が外部接続端子として機能する。その結果、長期使用における信頼性をさらに向上させた外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置を実現できる。
【0033】
図9は、上記実施の形態の他の変形例を示している。図9(a)に示すゲートバスライン端子38は、ゲートバスライン14からは分岐せず、ゲートバスライン端部40において図中左右方向に長い5つの長方形領域に分割されている。また、長方形状のコンタクトホール36は全ての領域には形成されておらず、図中上から2番目及び5番目に位置する領域に形成されている。図9(b)に示すゲートバスライン端子38は、図9(a)に示したゲートバスライン端子38と同様の形状を有し、図中上から1番目、3番目及び5番目に位置する領域に円形状の複数のコンタクトホール36を有している。
【0034】
図9(c)に示すゲートバスライン端子38は、ゲートバスライン端部40において、左右対称の2つの領域に分割されている。長方形状の2つのコンタクトホール36は、右側の領域に形成されている。図9(d)に示すゲートバスライン端子38は、図9(c)に示したゲートバスライン端子38と同様の形状を有し、右側の領域に円形状の複数のコンタクトホール36を有している。これらの変形例によっても、上記変形例と同様の効果を得ることができる。
【0035】
次に、第3の実施の形態による液晶表示装置の製造方法について図1を参照しつつ説明する。まず、絶縁性基板であるガラス基板上に、例えばAl等の導電体により複数のバスライン12、14、20及びその配線端部32、40、44を所定の配置で形成する。次に、バスライン12、14、20及びその端部32、40、44上に、例えばSiO、SiN等で絶縁膜を形成する。次いで、バスライン端部32、40、44上の絶縁膜を開口して形成されたコンタクトホール36を介して電気的に接続する保護導電膜34を例えばITO等の透明電極により形成して外部接続端子30、38、42が完成する。
【0036】
その後、外部接続端子30、38、42に傷や腐食を生じさせる可能性のあるプローブ検査工程等の前に、外部接続端子30、38、42の保護導電膜34上に不図示の異方性導電テープ(ACF;Anisotropic Conductive Film)を貼付し、外部接続端子30、38、42における傷や腐食の発生を防止する。TFTの特性やバスラインの断線の有無等の検査は、検査機のプローブを外部接続端子上のACFに接触させることで可能である。その後、TAB(Tape Automated Bonding)貼り付け工程においてACFを取り去ってもよいし、そのまま利用してもよい。
【0037】
本実施の形態によれば、外部接続端子30、38、42の保護導電膜34はACFで保護されているため、検査機のプローブが接触することによる傷は生じない。そのため、傷に起因する腐食を防止することができる。また、保護導電膜34にピンホールが生じていても、洗浄液等がバスライン端部32、40、44に直接触れることはないため、腐食を防止することができる。
【0038】
なお、上記実施の形態では主としてドレインバスライン端子30とゲートバスライン端子38を例にとって説明しているが、蓄積容量バスライン端子42についても本発明はもちろん適用可能である。蓄積容量バスライン端子42をゲートバスライン端子38と同様の冗長構成にすることにより蓄積容量バスライン端部44についても上記効果を得ることができるようになる。さらに、本発明はこれらに限らず、種々の基板上に形成される配線の外部接続端子に適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、長期使用における信頼性を向上させた外部接続端子及びそれを備えた液晶表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による外部接続端子の変形例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の構成を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子を検査する際の状態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の検査後の状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の検査後の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の変形例の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の変形例を検査する際の状態を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による外部接続端子の他の変形例の構成を示す図である。
【図10】従来の外部接続端子の構成を示す断面図である。
【図11】従来の外部接続端子の構成を示す断面図である。
【図12】従来の外部接続端子の構成を示す図である。
【図13】従来の外部接続端子の構成を示す断面図である。
【図14】従来の外部接続端子の構成を示す断面図である。
【図15】従来の外部接続端子を検査する際の状態を示す図である。
【図16】従来の外部接続端子の検査後の状態を示す断面図である。
【図17】従来の外部接続端子の検査後の状態を示す断面図である。
【図18】従来の外部接続端子を検査する際の状態を示す図である。
【符号の説明】
12 ドレインバスライン
14 ゲートバスライン
16 ドレイン電極
18 ソース電極
20 蓄積容量バスライン
22 蓄積容量電極
24 画素電極
26、28、36 コンタクトホール
30 ドレインバスライン端子
32 ドレインバスライン端部
34 保護導電膜
38 ゲートバスライン端子
40 ゲートバスライン端部
42 蓄積容量バスライン端子
44 蓄積容量バスライン端部
50 プローブ
52 ガラス基板
54 絶縁膜
56 傷
58 動作半導体層
60 n型不純物半導体層

Claims (3)

  1. 絶縁性基板上に形成された配線の配線端部と、前記配線端部上に形成され、前記配線端部と電気的に接続されている保護導電膜とを有する外部接続端子であって、
    前記配線端部は、複数の領域に分割して形成され、一つが冗長領域としての機能を有していること
    を特徴とする外部接続端子。
  2. 請求項1記載の外部接続端子であって、
    前記配線端部上の絶縁膜を開口して形成され、異なる間隔で一列に形成されている複数のコンタクトホールをさらに有し、
    前記保護導電膜は、前記配線端部と前記複数のコンタクトホールを介して電気的に接続されていること
    を特徴とする外部接続端子。
  3. 外部接続端子が形成された第1の基板と、前記第1の基板と対向して配置された第2の基板と、前記第1の基板及び前記第2の基板間に封入された液晶とを有する液晶表示装置であって、
    前記外部接続端子として、請求項1又は2に記載の外部接続端子を用いること
    を特徴とする液晶表示装置。
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