JP4119543B2 - 極めて迅速なパワーオフ検出を行うパワーオン検出回路 - Google Patents

極めて迅速なパワーオフ検出を行うパワーオン検出回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力(電圧)が、いつターンオン(またはオフ)されたかを検出するための、そして電圧が安定動作値に復活した後に前もって決められた条件に他の回路をリセットするイニシャルイネーブル信号を、ラッチのような他の回路に提供するための改善された電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
1つの集積回路(IC)は、何千というトランジスタ、ゲート、ラッチ、メモリユニット他を含んでおり、そして1つの極めて大きな大規模集積回路(VLSI)回路は1つのシリコンチップ上に100万またはそれ以上の能動素子を含んでいる。それらの素子は、異なる種類の複雑な回路に組織され、広い範囲の用途に使われる。適当な動作のため、これら回路の幾つかは電源がターンオンされたとき、用語「イニシャライズ」として知られる処理によって回路のそれら素子がメモリにセットされた前もって決められた条件またはパターンにセットされることを必要とする。そのような処理は当業技術において良く知られており、そしてたとえばそのような処理は前もって決められた望ましい初期パターンとなるよう多くの「ラッチ」(メモリセル)を初期的にセッティングすることによって達成される。そのようなラッチの初期セッティングは、短い瞬間であったとしてもターンオフされた後回路への電力が再びターンオンされるつど実行される必要がある。
【0003】
いつ電源電圧がICに来て、そして安定的な、十分な動作レベルに達するかを検出するため、電力がオンとなったときを検出するための回路が以前から開発されている。たとえば、電力が最初にターンオンされ、そして供給電圧がゼロから上昇し始めるとき、パワーオン検出回路がこの条件を感知し、そして供給電圧が十分なレベルに達する前であっても1つの短いパルスを直ちに発生させる。さらにこの短いパルスは、より長い、いくらか遅延されたパワーオン信号(PWRON)を発生させるのに用いられ、このパワーオン信号はこれに結合されているラッチを適切に「イニシャライズ」させて、それらの前もって決められたセッティングを生じさせる。その後、安定した、十分な動作レベルにある供給電圧を用いてラッチはそれらの動作用プログラムの1部として、今やそれらの中に蓄積されている情報を他の回路(すなわち、ICの主回路)に連続的に送り続ける。電力がターンオンされたとき、瞬間的であったとしても、ラッチはそれらのセッティングを失い、そして電力が復活したときリセット(イニシャライズ)されなければならない。ラッチを適切にセット(またはリセット)することに失敗すれば、主回路の間違った、または不正な動作が生ずることは良く知られている。
【0004】
たとえば、装置(たとえば大規模コンピュータ)が最初にターンオンされたとき、急激な負電圧遷移が生じ、装置内の種々の回路はわずかな差異時間をもって電力供給を受ける。そのような負電圧遷移はランダムであり、そしていつでも電力がターンオンされた後に生じる。そのような負電圧遷移が生じるときには、ラッチはそれらの適切なセッティングを失ってしまう。ラッチが直ちにリセットされなければ、電力が直ちに復活した場合でも主回路は適切に動作できない。従来のパワーオン検出回路はそのような急激な負電圧遷移に十分迅速に応答することができず、そしてその結果、電力が再び到達したときラッチは不適切なセットのままであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
パワーオフ条件にほとんど瞬間的に応答する、そしてチップ上の主回路とともにVLSI回路チップ上に製造されるよう適応できる、パワーオン検出回路を提供することが本発明の目的である。
【0006】
上記課題は本発明により、パワーオン検出回路であって、1つの制御端子を有する1つの電圧パルス発生用回路と、第1電源端子と、第2電源端子を有しており、少なくとも1つの前もって選択された電圧レベルの供給電圧が前記第1電源端子に加えられたときに、その第1共通端子に1つの電圧パルスを発生し、前記制御端子と前記第1電源端子との間に結合された1つの電圧低減用回路を含み、第1電源端子に加えられている供給電圧が最初に、前もって決められた電圧レベルに達するか、またはそれを超え、そして次に、前もって決められた電圧レベル以下に降下するならば、電圧低減用回路は迅速に前記制御端子の電圧を低減させ、前記電圧パルス発生用回路は第1および第2pチャンネル電界効果トランジスタおよび第1nチャンネル電界効果トランジスタとを含み、トランジスタの各々は1つのゲートと、第1および第2出力端子とを有し、前記電圧パルス発生用回路が抵抗性装置を含み、当該抵抗性装置は第1および第2端子を有し、前記第1および第2端子間に抵抗を提供し、電圧低減用回路が、1つのゲートと、第1および第2出力端子とを有する第2nチャンネル電界効果トランジスタを含み、第1pチャネルトランジスタおよび第2pチャンネルトランジスタの、そして第2nチャンネルトランジスタの第1出力端子が第1電源端子に結合され、全てのトランジスタのゲートと、第2pチャンネルトランジスタおよび第2nチャンネルトランジスタの第2出力端子と、抵抗性装置の第1端子とが互いに第1共通端子に結合され、第1pチャンネルトランジスタの第2出力端子と、第1nチャンネルトランジスタの第2出力端子とが互いに第2共通端子に結合され、抵抗性装置の第2端子と、第1nチャンネルトランジスタの第1出力端子とが前記第2電源端子に結合されている、ことを特徴とするパワーオン検出回路によって解決される。
【0007】
本発明は基本的には、用いられている電源の電圧がいつターンオンし、そして前もって選択されている電圧レベルに達したかを検出するパワーオン検出回路に関する。この条件に応答して、回路は1つの電圧パルスを発生する。もし、電源電圧の電圧レベルが何らかの理由(たとえば急峻な短時間ノイズスパイク)によって前もって選択されているレベル以下に降下するならば、回路は迅速にその制御(共通)端子の電圧を放電させ、そして前もって選択されたレベルへの電源電圧の復帰に応答して回路が迅速に1つの他の電圧パルスを発生させることを可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
1つの特色においては、本発明は電圧パルス発生回路と電圧低減用回路装置とを含む、パワーオン検出回路を指向している。1つの制御端子と第1電源端子とを持つ電圧パルス発生回路装置は、少なくとも前もって選択された電圧レベルの供給電圧が第1電源端子に加えられたとき、その第1共通端子に1つの電圧パルスを発生する。第1電源端子に加えられている供給電圧が最初に、前もって選択された電圧レベルに達するか、またはそれを超えて、そして次に前もって選択された電圧レベルの下にまで降下するならば、制御端子に結合されている電圧低減用回路装置は制御端子の電圧を急激に低減させ、その結果第1電源端子が再び、前もって選択された電圧レベルに達するか、または超えたとき、電圧パルス発生用回路装置は第1共通端子に別の電圧パルスを急激に発生することができる。
【0009】
他の特色を見ると、本発明はパワーオン検出回路を指向している。このパワーオン検出回路は、第1および第2pチャンネル電界効果トランジスタと、第1および第2nチャンネル電界効果トランジスタと、抵抗性装置と、そして寄生容量性装置とを含んでいる。各トランジスタは、ゲートと、そして第1および第2出力端子を有している。抵抗性装置は、第1および第2端子を有しており、第1および第2端子の間に抵抗を備えている。寄生容量性装置は、電荷を蓄積する。全てのトランジスタのゲートと、第2pチャンネルおよびnチャンネルトランジスタの第1出力端子と、抵抗性装置および容量性装置の第1端子とは、全て第1共通端子に結合される。第1pチャンネルトランジスタの第1出力端子と、第2pチャンネルトランジスタの第2出力端子と、そして第2nチャンネルトランジスタの第2出力端子とは、全て第1電源端子に結合される。第1pチャンネルトランジスタの第2出力端子と、そして第2nチャンネルトランジスタの第1出力端子とは、パワーオン検出回路の出力端子に結合される。抵抗性装置の第2端子と、第1nチャンネルトランジスタの第2出力端子とは、第2電源端子に結合される。
【0010】
本発明のよりよい理解と、その重要な利点の十分な評価とは、添付図面および特許請求の範囲と関連して与えられる以下の説明を検討することにより得るのが最善である。
【0011】
【実施例】
図1を参照すると、主回路16、ラッチおよびリセット回路14、および本発明によるパワーオン検出回路12を含む装置10が示されている。装置10は標準的に1つの集積回路チップ上に集積されている。集積回路チップは、コンプレメンタリ酸化金属半導体(CMOS)技術を用いて(示されていない)1つのシリコンウェファの部分から形成される。例えば、装置10は100万またはそれ以上のコンポーネントを含んでいることもある。そのようなチップの設計および製造は、当業技術者にとっては良く知られており、ここではそれ以上の説明を要しない。電源電圧(+VCC)は、端子18に接続され、これは他方で回路12および回路14並びに16に接続される。基準電源電圧(たとえば、グランド)は端子22に、そして回路12および回路14並びに16に接続される。端子18および22は、それぞれ、第1および第2電源端子として示される。パワーオン検出回路12は標準的に、装置10の単に極めて小さな部分であり、標準的には比較的低い電力(たとえばマイクロワット)を消費するのみである。
【0012】
電力がターンオン(または中断の後の戻りターンオン)されたとき、適切な時間遅延の後にパワーオン検出回路12はリード24を通してラッチおよびリセット回路14にPWRON信号を加える。PWRON信号の受取によって、ラッチは初期的な、前もって決められた条件にセットまたはリセットされる。ラッチの設計および動作、並びにそれらがどのようにして初期的に前もって決められたセッティングにセットされるかは当業技術者には良く知られており、そしてここではこれ以上の説明を要しない。ラッチ14からの情報は、複数のリード26を通して主回路16に加えられる。良く知られているように、パワーオフされ、そしてオンとなった後に、ラッチ14のイニシャライズまたはプリセッティングは主回路16の適切な動作のために重要である。主回路16の設計および動作は、当業技術者によって良く知られており、そしてここではこれ以上の説明を要しない。
【0013】
図2を参照すると、図1のパワーオン検出回路12の1つの実施例が、1部は回路図形式で、そして1部はブロック形式で示されている。回路12は、pチャンネル電界効果トランジスタ(FET)32および38、nチャンネル電界効果トランジスタ(FET)30および40、抵抗器34、(標準的には抵抗器34とトランジスタ30、32、38および40に関連した容量である)コンデンサ36、(ブロック図で示されている)波形整形ユニット42、(ブロック図で示されている)パルス遅延ユニット44、および(ブロック図で示されている)バッファインバータユニット46を含んでいる。トランジスタ30、32、38および40は標準的に酸化金属シリコン(MOS)形であり、そしてMOSFETとして示される。各トランジスタはゲート、そして第1および第2出力端子を有している。トランジスタ32、38および40と抵抗器34の組み合わせは電圧パルス発生用装置として示されることができる。トランジスタ30は、電圧低減用装置として示されることができる。抵抗器34は、抵抗性装置として、そしてコンデンサ36は容量性装置として示されることができる。pチャンネルトランジスタにおいては、電流はソースからドレインへと流れる。こうして、ソースは第1出力端子であり、そしてドレインは第2出力端子である。nチャンネルトランジスタにおいては、電流はドレインからソースに流れ、そしてこのため第1出力端子はドレインであり、そして第2出力端子はソースである。波形整形ユニット42、パルス遅延ユニット44およびバッファインバータユニット46は、当業技術者には良く知られている回路であり、そしてここではこれ以上の説明を要しない。+VCCおよびグランドからそれらへの電力の接続もまた、この事実によって示されていない。
【0014】
トランジスタ30、32および38のソースは、電圧源+VCCに結合されている端子18に結合されている。(+VCCとして示されている)電圧電源は(ターンオフ時)0ボルトであるか、または(ターンオン時)+VCCボルトのレベルに上昇することができる。こうして、端子18に加えられる電圧は0と+VCCボルトの間であることができる。電源がターンオンしているときでも、ノイズスパイクは端子18を+VCCよりも小さくさせることができる。トランジスタ30および32のゲートおよびドレイン、トランジスタ38および40のゲート、抵抗器34の第1端子およびコンデンサ36の第1端子は全て、端子50に結合される。抵抗器34およびコンデンサ36の第2端子、およびトランジスタ40のソースは、端子22に、そしてグランドとして示されている基準電圧供給に結合する。トランジスタ38および40のドレインは、波形整形ユニット42の入力に、そして端子52に結合される。波形整形器42の出力は、パルス遅延ユニット44の入力に、そして端子54に結合される。パルス遅延ユニット44の出力は、バッファインバータユニット46の入力に、そして端子56に結合される。バッファインバータユニット46の出力は、ライン24に結合され、そして出力信号PWRONを発生させる。端子50にともに結合されている、そのゲートおよびドレインを持つ、1つのダイオードとして接続されているトランジスタ30は、端子50上の電圧が端子18におけるそれよりもより正であるとき、端子50から端子18への方向においてのみ電流を導通させる。このことは後により詳細に説明される。トランジスタ32もまた、ともに端子50に結合された、そのゲートおよびドレインを持つ1つのダイオードとして接続されている。パワーオン検出回路12内の素子の数およびサイズは比較的小さく、そしてそのためチップ上の多くのエリアを必要とすることなく、CMOS技術を用いて集積回路チップ上に製造することが可能である。初期的パワーオン検出の間の、端子18、50、52、54および56そしてリード24(PWRON)における電圧波形が以下に詳細に説明される。
【0015】
電源電圧が最初にターンオンされたとき、端子18における電圧はゼロである。この電圧が、ダイオード接続されているpチャンネルトランジスタ32のスレッショールド電圧(Vth)より上に上昇すると、トランジスタ32は抵抗器34を通して端子22およびグランドに電流を導通させ始める。その後、端子18における供給電圧が上昇し続けると、端子50における電圧は抵抗器34を通る電流および増加する供給電圧に比例して上昇する。
【0016】
端子18における供給電圧がトランジスタ38および40のスレッショールド電圧(Vth)よりも上昇すると、これらトランジスタはターンオンを開始する。正味の結果は、端子52が最初に+VCCに向かってプルアップされ、そして次にトランジスタ40が急激にターンオンし、そしてトランジスタ38がターンオフされ、端子52上の電圧はグランドに降下する。電力がターンオンされたことによる、端子52における電圧の上昇および続く降下は、短い継続時間を持つパルスを生じさせ、そしてリード24上に適切に遅延されたPWRONを発生させる結果となる。これは以下により詳細に説明される。
【0017】
端子18における供給電圧が安定的な動作レベル(たとえば約+3.3ボルト)に達したとき、端子50上の電圧はそのレベルからダイオード接続されたトランジスタ32のスレッショールド電圧を差し引いた電圧(+VCC−Vth)に保たれる。端子52は、端子50における正電圧によってオンに保たれているターンオントランジスタ40によってゼロレベルに保たれている。トランジスタ38は基本的に端子50上の正電圧によってオフにバイアスされている。トランジスタ32、38および40のスレッショールド電圧は標準的に同じ(例えば、それぞれ約0.6ボルト)である。トランジスタ30のスレッショールド電圧Vthは、トランジスタ32、38および40のそれが標準的に約0.3ボルトであるのに比べて、標準的にそれよりも低い。これらは本発明の重要な設計特色である。
【0018】
一旦供給電圧がフルレベル(+VCC)に達したならば、トランジスタ32によって引き出される電流を小さく保つため、抵抗器34は高い抵抗値(例えば約2メグオーム)を持つように選択される。この高抵抗を達成するために、抵抗器34は標準的に、比較的大きな拡散エリアを持つ1つの拡散デバイスとして製造されるが、この技術は当業技術者に良く知られている。しかし、この大きな拡散エリアの結果として、抵抗器34はこれと関連した、比較的大きな寄生容量(たとえば、約1ピコファラッド)を有することになり、これはコンデンサ36によって表されている。コンデンサ36はさらに、トランジスタ38および40のゲートに関連した、そしてトランジスタ30および32のゲートおよびドレインに関連した寄生容量をも含んでいる。(寄生容量)コンデンサ36の比較的大きな値は、特に本発明に関しては、パワーオン検出回路12が+VCCのレベルに重ね合わせられた急激な、短い継続時間を持つ負電圧遷移に迅速に応答することを、そして次に新しいPWRON信号を発生することを不可能とさせる。このことは後に詳しく説明される。もし、回路12が、供給電圧における急激な負遷移に十分迅速に応答することができなければ、ラッチおよびリセット回路14内のラッチの謝った(ランダムな)セッティングが行われ、主回路16の不適切な動作が生じる。
【0019】
上に説明されたように、供給電圧がターンオンされ、そしてあるレベルの上に上昇したとき、電圧パルスが端子52に発生される。端子52における電圧パルスは波形整形ユニット42に加えられ、波形整形ユニットはシャープな立ち上がりおよび立ち下がりエッジを持つ整形されたパルスを発生する。端子54に現れる、この整形されたパルスはパルス遅延ユニット44に加えられ、遅延ユニットは端子56にかなり(例えば約1マイクロ秒だけ)遅延された立ち下がりエッジを持つ引き延ばされた電圧パルスを発生する。端子56における、引き延ばされた、そして遅延された電圧パルスはバッファインバータユニット46に加えられ、バッファインバータユニットはリード24上に適切に(例えば約1マイクロ秒だけ)遅延されたポジティブゴーイングPWRON信号を発生し、これは端子18における供給電圧が十分に動作用レベルにおいて十分に安定していることを表している。リード24を通してPWRON信号がラッチおよびリセット回路14(図1参照)に加えられたときだけ、ラッチがその前もって決められた初期条件に適切にセット(またはリセット)される。もし、端子18における電源電圧が急激にあるレベル(例えば約+0.4ボルト)以下に低下するならば、ラッチはそれらのセッティングを失い、そしてランダムにリセットされる。このことは、供給電圧が再び上昇し、新しいPWRON信号が発生されて、ラッチが適切に再イニシャライズされるまで続く。本発明は、単にナノ秒で終了する電力中断であっても、新しいPWRON信号が発生されることを確実にするものである。当然、長時間で終了するパワーオフ条件においても、上に説明されたように新しいPWRON信号が発生される結果となる。
【0020】
図3を参照すると、電力がターゲットオンされたときにパワーオン検出回路12における端子18、50、52、54および56並びにリード24においてそれぞれ出現する、関連する電圧波形62、630,64、65、66および67を概略的に描いたグラフ60が示されている。グラフ60の垂直軸はそれぞれ種々の波形の電圧「0」から「+」を表しており、そして水平軸は時間を示している。波形は必ずしも、正しい尺度ではない。
【0021】
波形62は、開始時間「Tstart」において電力がターンオンされたときに、端子18において上昇する電圧を示している。電圧はポイント70におけるゼロ(0)から、時間「TON」におけるポイント71でのフルレベル(たとえば、約+3.3V)まで上向きの傾斜ライン72に沿って上昇する。「Tstart」から「Ton」までの経過時間は、たとえば1マイクロ秒よりも小さい。故意のターンオフまで、または意図しない中断まで、電力はポイント71によって示されるフルレベル(+VCC)にとどまっている。波形62のライン72上のポイント73と時間T1で示される電圧レベルに達したとき、トランジスタ32のスレッショールド電圧(Vth)を超えて、トランジスタ32はターンオンする。波形63によって表されている、端子50における電圧が次に、ポイント74においてゼロからライン76に沿って上昇し始め、時間「Ton」においてポイント78に達する。ライン76は、波形62のライン72と同じ傾斜を有している。(電力がオンにとどまっている限り)端子50の電圧はその後ポイント78のレベルに維持される。前に説明されたように、このレベルは+VCCからトランジスタ32のスレッショールド電圧Vth(約0.6V)の大きさをマイナスしたものである。
【0022】
時間T1において、端子50における電圧がゼロから上昇し始めると、トランジスタ38および40の両方はターンオンし、そして波形64によって示されている端子52における電圧はポイント80および時間T1においてゼロから上昇して、短い継続時間のパルス82を形成するが、これは次にポイント84および時間T2において急激にゼロに戻り降下する。時間T2において、トランジスタ38はバイアスがオフされ、そしてトランジスタ40は強度にバイアスオンされる。波形62のライン72に沿ったポイント86によって表される、端子18の電圧レベルは、トランジスタ38がバイアスオフされ、そしてトランジスタ40が強度にバイアスオンされるレベルである。
【0023】
端子52における丸くなったパルス82は、波形整形器ユニット42によって整形され、波形65に見られるように、端子54において整形されたパルス88を発生する。パルス88はパルス遅延ユニット44によって継続時間が延長されて、端子56において波形66のパルス90を発生させる。パルス90は、時間T1からT3まで延長され、たとえばこの周期は約1マイクロ秒である。時間T3であるパルス90の終わりまでに、端子18における電圧(波形62)は完全な動作レベル(+VCC)に安定されていることに注目される。
【0024】
時間T3においてパルス90が終了するとき、波形67によって示されるように、バッファインバータユニット46は、リード24に信号92を加える。信号92はリード24を通してラッチおよびリセット回路14(図1)に加えられるようなPWRON信号である。ラッチがイニシャライズされた後には、端子18における供給電圧がターンオンされ、そして次にターンオン戻しされるときに、次のPWRON信号が発生されるのみである。本発明は、パワーオフ条件のほとんど瞬間的な検出を提供し、これによって、電力が単に数ナノ秒だけ中断したとしても、ラッチをリセットするための新しいPWRON信号が発生されることを確実にする。
【0025】
トランジスタ32、38および40、並びに抵抗器34(図2)は、それらが1つのインバータとして接続されるパルス形成回路網を構成する。供給電圧が十分に(フルレベルまたはそれに近いレベルにまで)上昇したとき、端子50の電圧は(僅かに供給電圧を下回る電圧に)保持され、そして端子52における電圧はゼロに低下されて保たれている。しかし、当業技術者に良く知られているように、それらトランジスタはそれぞれのスレッショールド電圧付近で非線形スレッショールド導通特性を有している。このため、端子18における(波形62の)供給電圧が最初にターンオンし、(時間=Tstart)、そしてゼロから+VCC(Ton)まで上昇するとき、トランジスタ32、38および40,並びに抵抗器34の回路網は時間インターバルT1からT2において、端子52に波形64のパルス82を発生させる。標準的には継続時間において1マイクロ秒の単に小さな部分にすぎないこのパルス82は、供給電圧がその動作レベル+VCC(約+3.3V)において安定した後、適切な、かなり遅れた時間(T3)においてPWRON信号92を発生させる。
【0026】
ここで与えられている説明において、端子50の電圧波形63は、時間Tstartにおいてゼロボルトである。その後、時間T1の後、端子50における電圧は(波形62の)端子18における電圧とともに一致して上昇するが、しかし、ダイオード接続されたpチャンネルトランジスタ32のスレッショールド電圧Vthの大きさに等しい量だけ振幅において低められている。トランジスタ32、38および40のスレッショールド電圧Vthはすべて大きさにおいて等しい(約0.6ボルト)ことを再び注目すべきである。
【0027】
もし、電力がターンオンされたとき、端子50における電圧が近似的にゼロより上のレベルにおいて(たとえば、大きさにおいてトランジスタ38または40のスレッショールド電圧Vthに等しい電圧において)開始されるならば、端子18における供給電圧が波形62のライン72に沿って上昇するのに従い、T1からT2までの間に、端子52(波形64)においてパルス82が適切に形成されることはない(または全く形成されない)。結果として、電力がターンオンされ、そして供給電圧が上昇し始めたとき、新しいPWRON信号92は発生されることはない。本発明は、電力がターンオフされるか、または急激に中断されるとき、端子50がほとんど瞬間的にゼロ付近(たとえば、約+0.4ボルト以下)にほとんど瞬間的に戻ることを確実にする。こうして、パワーオフ直後、または後の時間のいずれにおいても電力がターンオン戻りしたときにはいつでも、端子52における新しいパルス82および、リード24上の新しいPWRON信号92が確実に発生される。
【0028】
図4を参照すると、パワーオン検出回路12への電力が(たとえば急激な負電圧遷移によって)ターンオフされたとき、端子18における、そして端子50におけるそれぞれの電圧対時間を概略的に描いたグラフ100が示されている。グラフ100の垂直軸はボルトにおける電圧を示しており、そして水平軸はナノ秒における時間を示している。グラフ100は端子18における+VCCを表しているポイント103から、ポイント104におけるゼロへの数ナノ秒において降下する第1ネガティブゴーイング電圧波形102(パワーオフ)を示している。この電圧波形102は、端子18への電力が数ナノ秒でも中断されたときにはそこにおける電圧はほとんど瞬間的にゼロに降下することを描いている。
【0029】
グラフ100はまた、端子50上の電圧を表している第2ネガティブゴーイング電圧波形106をも示している。ここで描かれている端子50における初期電圧レベルは、垂直軸上のポイント107によって示されているように、pチャンネルトランジスタ32(図2)のスレッショールド電圧Vthの大きさだけ+VCCより低いことは既に説明されている。
【0030】
nチャンネルトランジスタ30(図2参照)は、バス20を通して端子18に接続されているそのソースおよび、端子50と共通に接続されているそのドレインおよびゲートによってダイオード接続されていることを再び注目すべきである。こうして、端子18における電圧が、端子50上の電圧よりもトランジスタ30のスレッショールド電圧Vth(約0.3ボルト)の大きさよりもさらに降下するまで、トランジスタ30は導通することはない。トランジスタ30が導通するレベルは、ポイント108によってグラフ100の垂直軸上に表されている。トランジスタ30が導通するとき、これはコンデンサ36(寄生容量)上の電荷をグランドに分岐させ、その結果端子18上の電圧がその急激な降下(電圧波形102)を続けるのに従って、端子50上の電圧(電圧波形106)は直ちにそれに従う。
【0031】
電圧波形102がゼロに向かって降下すると、これはポイント109を通過する。ポイント109は水平線110によって表される電圧レベルであり、そして「Vnew」(約0.4ボルト)として表示されている。この電圧レベルVnewは、pチャンネルトランジスタ32の、pチャンネルトランジスタ38の、そしてnチャンネルトランジスタ40のスレッショールド電圧Vth(約0.6ボルト)よりも下であり、そしてこれらのトランジスタはターンオフとなっている。しかし、そのスレッショールド電圧Vth(約0.3ボルト)に達するまで、ダイオード接続されたnチャンネルトランジスタ30は導通を継続する。こうして、端子50の電圧波形106はポイント112における水平線110(Vnew)以下に急速に降下する。ポイント112は、ポイント109から単に数ナノ秒だけしか離れていないこと入力注目すべきである。端子50および電圧波形106が約+0.3ボルト(トランジスタ30のスレッショールド電圧Vthに大きさにおいて等しい)に降下した後、トランジスタ30は導通を終了させる。その後、コンデンサ36は僅かに抵抗器34を通して放電し、そして電圧波形106は指数的に、(グラフ100上では示されていない)より遅い時間にゼロに減退する全体的に水平な曲線に従う。
【0032】
電圧レベルVnewは、ラッチおよびリセット回路14におけるラッチがそれらのイニシャライズされたセッティングを失い、そしてそのためリセットされることが必要な電圧レベルの上にある。ラッチセッティングは端子18における電圧がVnewの上にある限りはそのまま残されている。何らかの出来事によって、端子18(および端子50)における電圧がどの時点でもVnewより下に降下すると、新しいPWRON信号が自動的にリード24に加えられ、そしてラッチはリセットされる。
【0033】
グラフ100はまた、破線によって仮想的な電圧波形120を示している。この仮想電圧波形120は、ダイオード接続されたnチャンネルトランジスタ30(図2)の存在しない場合の、端子50における(電圧波形102によって示されるような電力が急激に中断されたときの)電圧減衰を概略的に描いている。仮想的電圧波形120が描いているように、端子50における電圧はコンデンサ36からの電荷がほとんど高抵抗の抵抗器34を通して流れるために、(電圧波形106に比べて)比較的遅いレートで指数的に減衰する。端子50における電圧がVnew(水平線110)のレベル以下に降下するのに長い時間(たとえば、おおよそ1マイクロ秒またはその前後−ここでは示されない)が必要である。そのような時間の間に、端子18における電圧が容易に戻ることもあり得る(グラフ100では示されていない)が、しかしこの仮想した場合においては新しいPWRON信号は発生されない。その結果、ラッチはリセットされない。前に説明されたように、このような条件を避けることは極めて重要である。
【0034】
開示されたパワーオン検出回路における種々の変更が当業技術者にとっては想定されるかも知れず、そして添付された特許請求の範囲に記されている本発明の精神および範囲から離れることなく、製造することも可能である。たとえば、開示されたものと異なる電圧レベルおよびスレッショールド電圧を用いることもでき、そしてパルス遅延およびオンおよびオフ時間も所定用途に関して最善となるよう変更することができる。さらに、パワーオン検出回路は特定サイズのICに、またはIC上の特定の他の(主)回路に用いられるよう限定されることもない。さらに、抵抗器34の抵抗は必要とされる最適なレベルに変更することができる。さらに、トランジスタの導電型式は反転することができ、そして負レベルおよびグランドを電源レベルとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッチとリセット回路、主回路および本発明によって提供されるパワーオン検出回路を含む装置を示す図である。
【図2】本発明によって提供されるパワーオン検出回路のより詳細を示す、部分的にブロック形式で描かれた回路図である。
【図3】図2のパワーオン検出回路の種々のノードにおいて発生される関連する波形を概略的に示すグラフである。
【図4】急激な負電圧波形を持つパワーオフ条件を概略的に描くグラフ、そしてまた本発明によって提供される急速パワーオフ検出を説明する、パワーオン検出回路内の1つのノードにおける結果的な電圧波形を示す図、並びに本発明が存在しないパワーオン検出回路による望ましくない緩やかなパワーオフ検出を説明する、同じノードにおける(破線で示される)想定的な電圧波形をさらに示す図である。
【符号の説明】
10 装置
12 パワーオン検出回路
14 ラッチおよびリセット回路
16 主回路
18 電源電圧(+VCC)端子
20 バス
22 基準電源電圧(たとえば、グランド)端子
24 リード
26 複数のリード
30 nチャンネルトランジスタ
32 pチャンネルトランジスタ
34 抵抗器
36 コンデンサ
38 トランジスタ
40 トランジスタ
42 波形整形器ユニット
44 パルス遅延ユニット
46 バッファインバータユニット
50 端子
52 端子
54 端子
56 端子
92 PWRON信号

Claims (8)

  1. パワーオン検出回路(12)であって
    1つの制御端子(50)を有する1つの電圧パルス発生用回路(32、38、40、34)と、第1電源端子(18)と、第2電源端子(22)を有しており、
    なくとも1つの前もって選択された電圧レベルの供給電圧が前記第1電源端子(18)に加えられたときに、その第1共通端子(NODE_A)に1つの電圧パルスを発生し、
    前記制御端子(50)と前記第1電源端子(18)との間に結合された1つの電圧低減用回路(30)を含み、
    第1電源端子(18)に加えられている供給電圧(+VCC)が最初に、前もって決められた電圧レベルに達するか、またはそれを超え、そして次に、前もって決められた電圧レベル以下に降下するならば、電圧低減用回路は迅速に前記制御端子の電圧を低減させ、
    前記電圧パルス発生用回路は第1および第2pチャンネル電界効果トランジスタ(32、38)および第1nチャンネル電界効果トランジスタ(40)とを含み、トランジスタの各々は1つのゲートと、第1および第2出力端子とを有し、
    前記電圧パルス発生用回路が抵抗性装置(34)を含み、当該抵抗性装置(34)は第1および第2端子を有し、前記第1および第2端子間に抵抗を提供し、
    電圧低減用回路(30)が、1つのゲートと、第1および第2出力端子とを有する第2nチャンネル電界効果トランジスタ(30)を含み、
    第1pチャネルトランジスタ(38)および第2pチャンネルトランジスタ(32)の、そして第2nチャンネルトランジスタ(30)の第1出力端子(S)が第1電源端子(18)に結合され、
    全てのトランジスタ(32、38、40、30)のゲートと、第2pチャンネルトランジスタ(32)および第2nチャンネルトランジスタ(30)の第2出力端子(d)と、抵抗性装置(34)の第1端子とが互いに第1共通端子(NODE_A)に結合され、
    第1pチャンネルトランジスタ(38)の第2出力端子(d)と、第1nチャンネルトランジスタ(40)の第2出力端子(d)とが互いに第2共通端子(NODE_B)に結合され、
    抵抗性装置(34)の第2端子と、第1nチャンネルトランジスタ(40)の第1出力端子(S)とが前記第2電源端子(22)に結合されている、
    ことを特徴とするパワーオン検出回路。
  2. 前記第1共通端子(NODE_A)が、これと関連する容量(36)を有している、請求項記載のパワーオン検出回路。
  3. 電荷を蓄積する寄生容量性装置(36)を含む、請求項1記載のパワーオン検出回路。
  4. pチャンネルトランジスタ(32、38)および第1nチャンネルトランジスタ(40)のスレッショールド電圧が、第2nチャンネルトランジスタ(30)のスレッショールド電圧と異なっている、請求項記載のパワーオン検出回路。
  5. pチャンネルトランジスタ(32、38)および第1nチャンネルトランジスタ(40)のスレッショールド電圧が全て、約0.6ボルトであり、
    第2nチャンネルトランジスタ(30)のスレッショールド電圧が約0.3ボルトである、請求項記載のパワーオン検出回路。
  6. 前記抵抗性装置(34)は約2メグオームの抵抗器である、請求項記載のパワーオン検出回路。
  7. パルス整形装置(42)および遅延装置(44)を含み、
    当該パルス整形装置(42)および遅延装置(44)は前記第2共通端子(NODE_B)に結合された1つの入力を有し、
    パルス整形装置(42)および遅延装置(44)は1つの出力を有し、
    その出力は、電力がターンオンされることによってセットされるべきラッチ(14)に結合されることが適切な電圧パルス信号を発生する、請求項記載のパワーオン検出回路。
  8. 前記第1電源端子(18)と前記第2電源端子(22)との間に結合されたラッチ(14)を含んでおり、当該ラッチ(14)はコンプレメンタリ酸化金属半導体放散技術によって集積回路チップ上に実現されており、さらに電力がオンとなった時の動作の間にラッチ(14)から必要な情報を受け取る主回路(16)を含み、
    前記第1電源端子(18)と第2電源端子(22)との間に結合された電源がターンオンしたとき、第1pチャネルトランジスタ(38)および第2pチャンネルトランジスタ(32)と、第1nチャンネルトランジスタ(40)と、抵抗器(34)との組み合わせが、第1pチャンネルトランジスタ(38)と、第1nチャンネルトランジスタ(40)の第2出力端子(d)に電圧パルスを発生し、
    電力が中断されたとき、パワーオン検出回路(12)が電力中断を検出すると、第2nチャンネルトランジスタ(30)が第1共通端子(NODE_A)の電圧を低減させるための低抵抗の分岐パスを提供し、
    電力が再びターンオンしたとき、第1および第2pチャンネルトランジスタ(32、38)と、第1nチャンネルトランジスタ(40)と、抵抗器(34)との組み合わせが、
    前記第1のpチャネルトランジスタ(38)と前記第1のnチャネルトランジスタ(40)の第2出力端子(d)に他の1つの電圧パルスを発生させる、
    ことを特徴とする、請求項1記載のパワーオン検出回路。
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