JP4118179B2 - 乗用田植機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行機体の後部に苗植付装置を備えて機体の進行に伴って苗植付作業を行う乗用田植機に関し、特にそのサスペンション機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の乗用田植機では、走行機体の後部に備えた苗植付装置を、昇降リンク機構などの昇降制御手段を介して対地高さを制御するとともに、機体側で後輪を前後向き支点回りで背反的に揺動させることによりローリング制御するなどして、機体の左右姿勢をも制御することにより、苗植付装置が水平姿勢に維持されるように制御しながら植付作業を行うように構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなローリング制御に代えて、左右後輪を左右各別に圧縮バネで支持し、かつ昇降制御することにより、左右独立懸架方式と左右独立昇降方式との併用構造にする技術も開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
走行機体の前輪側では、左右の各前輪を上下方向に伸縮移動できるように独立懸架して、前輪が耕盤の凹凸に落ち込むなどして機体傾斜を招いたり、直進性の低下を招くことを軽減する技術も知られている。(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−99812号公報(段落0008〜0011、図1〜5、及び段落0013〜0015、図8)。
【特許文献2】
実公平7−50300号公報(第3頁、第7図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、後輪をローリング自在に構成する構造のものでは、耕盤の凹凸に対して、これを十分に吸収することが困難であり、機体の左右傾動や上下振動が生じ易く、また、凹凸が大きなものであると、苗植付装置による苗植付姿勢に乱れを招くことがある。
つまり、左右の後輪がローリングしても、耕盤の凹凸は左右対称的に凹凸度合いが生じている訳ではなく、一方の後輪が凹部に落ち込んだ場合に、他方の後輪が同じタイミングで等量だけ持ち上がらない限り、機体の傾きもしくは上下方向の位置変化が生じることを避けられない。したがって、機体の傾動や上下振動による直進性の低下や乗り心地の悪さを招くことがある。
そして、その凹凸の度合いが大きい場合には、走行機体に支持される苗植付装置にも大きな影響を及ぼす虞があり、殊に、機体後部が凸部に乗り上げた場合、後方の苗植付装置が昇降制御装置による制御量以上に上方に持ち上げられて、極端な浅植えになり、浮き苗が生じるという不都合な事態を招くことがある。
このような不都合に対処するため、前記特許文献1では、上述のローリング制御方式ではなく、前後輪の全体に独立懸架方式のサスペンション構造を採用することによって耕盤の凹凸に対する追従性を改善する技術も開示されているが、このような従来技術によれば次のような問題がある。
つまり、耕盤の凹凸が小さいものだけであるなら、独立懸架方式のサスペンション構造を採用することにより、耕盤の凹凸に対する追従性を格段に高めることができるものであるが、通常の耕盤の凹凸では、かなり大きな凹凸部分が存在することもある。したがって、これを想定してサスペンション構造の有効作動範囲を十分大きく設定しようとすると、機体重量自体はほとんど変化しない条件下で大きな凹部への落ち込みや大きな凸部への乗り上げに対応して車輪高さを大きく変化させる必要から、伸縮変化幅が極端に広くて軟らかいバネの中間位置で標準の車輪高さを保持することになるので、サスペンション構造による弾性付勢力が軟らかく作用し過ぎて、僅かな凹凸でも機体がフワフワとして安定性が悪くなる不都合がある。
このような不具合をさけるために、前記特許文献1に示すものでは、独立懸架方式とは別に、全輪を各別に昇降制御する独立昇降方式とを併用している。これによって、凹凸の大小に拘わらない追従性の改善と、機体の安定性との両機能を得るようにしている。しかしながら、このような独立懸架方式と独立昇降方式との両形態の懸架構造を併用すると、全体構造の複雑化に伴うコスト増を招く問題と、特許文献1に示されるような油圧モータを採用するなど、設計上の制約も大きくなる不都合がある。
また、特許文献2に示されているように前輪を独立懸架するだけのものでは、耕盤の凹凸に対する前輪の追従性を改善することはできても、後輪側での追従性の改善を期待できないことは云うまでもない。
【0005】
本発明の目的は、乗用田植機の駆動車輪に対する伝動構造として一般的な機械的伝動構造を採用することが容易でありながら、前後輪ともに耕盤の凹凸に対する追従性のよい懸架構造を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明による乗用田植機の技術手段は下記の通りである。
【0007】
〔請求項1にかかる発明〕
請求項1にかかる発明では、前車軸ケースに支持された前輪と後車軸ケースに支持された後輪との四輪を懸架した乗用田植機であって、各前輪を直線的な伸縮で上下動可能な伸縮支持機構による懸架構造と、各後輪を機体左右方向に沿う横軸芯まわりで揺動可能な揺動支持機構による懸架構造とを備え、
前記伸縮支持機構は、上下伸縮ストロークの中間位置に、機体が通常作業で使用される際の機体重量と前記伸縮支持機構による弾性付勢力とが釣り合う基準レベルを設定してあり、かつ、基準レベルから収縮方向への許容ストロークよりも、基準レベルから伸び方向への許容ストロークが大であるように設定してある点に特徴を有する。
【0008】
請求項1にかかる発明の上記構成による作用は次のとおりである。
すなわち、前輪側では直線的な伸縮で上下動可能な伸縮支持機構による懸架構造としているので、前輪の懸架構造の周辺には比較的大きな操舵用のスペースを残すことができ、前輪の操向角度を十分大きなものに設定することが可能である。
また、後輪側では、各後輪を機体左右方向に沿う横軸芯まわりで揺動可能な揺動支持機構による懸架構造としたものであるから、単なる直線的な上下方向の伸縮で上下動可能に構成された伸縮支持機構を用いた場合のように、支持機構の弾性付勢力の作用範囲と車輪の上下位置変更量とがほぼ同一になるというものではなく、後車軸ケースの長さを有効利用して揺動支持機構による弾性付勢力の作用範囲よりも大きく増幅して車輪を上下位置変化させることができる。
したがって、揺動支持機構における揺動操作のために用いる弾性付勢力としては、さほど幅広い領域で作用するものでなくとも、車輪の上下位置変化を大きなものとして、比較的大きな凹凸の変化にもよく追従させることができる。
【0009】
【0010】
請求項1にかかる発明の上記構成によれば、前輪の下方側への許容移動量が上昇側への許容移動量よりも大に設定されることになるので、前輪が凸部に乗り上げて機体が前方上がりに姿勢変化することよりも、前輪が凹部に落ち込んだ場合における機体の前傾姿勢への変化をより確実に抑制し易い。したがって、伸縮支持機構の有効ストロークを、機体が前方上がりに姿勢変化して深植えとなることよりも、機体が前傾して浅植えになることを抑制するためにより有効に作用するようにして、浅植えによる浮き苗の発生を抑制する手段として利用できるようにしている。
【0011】
請求項2にかかる発明〕
請求項2にかかる発明では、揺動支持機構による揺動方向のストロークを、後車軸ケースに支持された後輪の基準位置から下方側への許容ストロークよりも、基準位置から上方側への許容ストロークが大であるように設定してある点に特徴を有する。
【0012】
請求項2にかかる発明の上記構成によれば、請求項1にかかる発明の作用に加えて、後輪の上方側への許容移動量が下降側への許容移動量よりも大に設定されることになるので、後輪が凹部に落ち込んで機体が後ろ下がりに姿勢変化することよりも、後輪が凸部に乗り上げて機体が後ろ上がりに姿勢変化することをより確実に抑制し易い。
したがって、揺動支持機構の有効ストロークを、機体が後方下がりに姿勢変化して深植えとなることよりも、機体が後ろ上がりに傾いて浅植えになることを抑制するためにより有効に作用するようにして、浅植えによる浮き苗の発生を抑制する手段として利用できるようにしている。
【0013】
請求項3にかかる発明〕
請求項3にかかる発明では、伸縮支持機構として伸縮方向での弾性付勢力を付与する圧縮バネを備え、この圧縮バネを、伸縮支持機構の伸縮ストロークの全範囲で常時圧縮状態であるように構成してある点に特徴を有する。
【0014】
請求項3にかかる発明の上記構成によれば、請求項1または2にかかる発明の作用に加えて、伸縮支持機構の弾性付勢力を、伸縮ストロークの全体にわたって応答性良く働かせることができる作用がある。
【0015】
請求項4にかかる発明〕
請求項4にかかる発明では、揺動支持機構として揺動方向での弾性付勢力を付与する圧縮バネを備え、その圧縮バネのバネ定数を、伸縮支持機構のバネ定数よりも小さく設定してある点に特徴がある。
【0016】
請求項4にかかる発明の上記構成によれば、請求項3にかかる発明の作用に加えて、次の作用を奏する。
すなわち、前輪よりも後輪は、機体後部の苗植付装置に近いがために、その上下移動量が植付深さに大きな影響を与えるものであるが、請求項5にかかる発明では、その後輪の上下動を行う揺動支持機構におけるバネ定数を、前輪側の伸縮支持機構のバネ定数よりも小さく設定している。
したがって、後輪の上下動範囲を大きくとるために揺動角度範囲を大きく設定しても、その揺動量の割にバネ付勢力の変化は少なくて済み、その結果、耕盤の凹凸に追随して後輪が比較的大きく上下位置変化した場合にも、後輪の揺動移動をスムースに行わせ、応答性良く追従移動させることができる。
【0017】
請求項5にかかる発明〕
請求項5にかかる発明では、伸縮支持機構による基準レベルを変更する駆動手段を前車軸ケースに設けた点に特徴がある。
【0018】
請求項5にかかる発明の上記構成によれば、伸縮支持機構による基準レベルそのものを変更することができるので、例えば、耕盤が比較的浅い圃場であるとか、耕盤が深い圃場であるとかに応じて伸縮支持機構の基準レベルを変更して走行することができる。したがって、伸縮支持機構自体の弾性付勢力が作用する伸縮スロークを、浅い圃場から深い圃場の何れに対しても良好に作用するように幅広く設定する必要はなく、比較的伸縮ストロークの小さい伸縮支持機構を採用することができる。
【0019】
請求項6にかかる発明〕
請求項6にかかる発明では、駆動手段が油圧装置で構成されている点に特徴がある。
【0020】
請求項6にかかる発明の上記構成によれば、請求項5にかかる発明と同様な作用を奏する。
【0021】
請求項7にかかる発明〕
請求項7にかかる発明では、駆動手段が電動シリンダで構成されている点に特徴がある。
【0022】
請求項7にかかる発明の上記構成によれば、請求項5にかかる発明と同様な作用を奏する。
【0023】
請求項8にかかる発明〕
請求項8にかかる発明では、揺動支持機構による後車軸ケースの基準の姿勢を変更する駆動手段を備えている点に特徴がある。
【0024】
請求項8にかかる発明の上記構成によれば、揺動支持機構による後車軸ケースの基準の姿勢を変更することができるので、例えば、耕盤が比較的浅い圃場であるとか、耕盤が深い圃場であるとかに応じて揺動支持機構による後車軸ケースの基準の姿勢を変更して走行することができる。
したがって、揺動支持機構の揺動作動ストロークを、浅い圃場から深い圃場の何れに対しても良好に作用するように幅広く設定する必要はなく、比較的ストロークの小さい支持機構で構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
〔乗用田植機の全体構成〕
図1は乗用田植機の全体側面を示し、図2はその全体平面を示している。
この乗用田植機は、左右一対の前輪2と左右一対の後輪3とを備えた乗用型の走行機体1の後部に、油圧シリンダ40の作動で昇降揺動するように装備された四連リンク機構からなる昇降リンク41を介して6条植え用の苗植付装置4を連結し、かつ、6条施肥用の施肥装置5を搭載することによってミッドマウント施肥仕様に構成した6条植え用の乗用田植機が構成されている。
【0026】
図1及び図2に示すように、走行機体1は、その前部に搭載されたエンジンEからの動力を、車体フレーム10に搭載されたベルト式伝動装置11、及び静油圧式無段変速装置、を介してミッションケース13に内装されたギヤ式伝動装置に伝達し、そのギヤ式伝動装置からの走行用動力を、左右の前車軸ケース20に内装された前輪駆動装置21を介して左右の前輪2に伝達するように構成してある。左右の後輪3に対しては、前記ギヤ式伝動装置13からの出力が伝えられる前後向きの第1伝動軸14及び後車軸ケース30に内装された後輪駆動装置31を介して左右の後輪3に伝達する四輪駆動型式に構成されている。
走行機体1には、前記エンジンEを内装する操縦部カバー15と、その上方に備えられ、左右の前輪2を操向操作するステアリングホイール16と、搭乗部フロアー17、及び、運転座席18、などを備えた搭乗運転部が設けられている。
【0027】
図1及び図2に示すように、苗植付装置4は、機体の走行に伴って3基の整地フロート42が苗植え付け箇所を前もって整地する一方で、ギヤ式伝動装置13からの作業用動力が第2伝動軸43を介してフィードケース44に伝達され、そのフィードケース44からの分配動力で、6条分の苗を載置する苗載台45が左右方向に所定ストロークで往復駆動されるとともに、左右方向に所定間隔を隔てて並設された6基のロータリ式の植付機構46が、苗載台45の下端から苗を所定量ずつ取り出して圃場に植え付ける植え付け作動を行うことで、6条分の植え付けを行えるように構成されている。
【0028】
施肥装置5は、機体の走行に伴って各植え付け条に対応するように整地フロート42に装備された作溝器47が施肥溝を形成する一方で、6基の繰出機構50がギヤ式伝動装置13からの作業用動力で肥料ホッパ51内の肥料を所定量ずつ繰り出し、電動ファン52の作動で各繰出機構50にて繰り出された肥料を案内ホース53を介して対応する作溝器47に向けて圧送することで、圃場における植付け苗の横側方箇所に肥料を埋没させるように構成されている。
【0029】
この乗用田植機における前後輪の支持を行う懸架構造は次のように構成されている。
〔前輪懸架構造〕
図3に示すように、左右の各前輪2は、前輪駆動装置21を内装する前車軸ケース20に装着され、前車軸ケース20内の前輪駆動装置21から動力が伝達される駆動輪となっているとともに、ステアリングホイール16の回動操作が伝達されるタイロッド22によって、キングピン23の軸芯Y周りで、所定角度範囲にわたり操向操作されるように構成されている。
前記前輪駆動装置21は、エンジンEからの動力が伝達されるミッションケース13からの出力が差動機構(図外)を介して伝達される伝動軸24によって動力が伝えられ、その動力がベベルギヤ24a,23aを介して、前記キングピン23を兼ねる上下軸に伝達され、その上下軸の下端部に設けられたベベルギヤ23bと前車軸25に設けたベベルギヤ25aとの噛合によって前輪2に駆動力が伝達されるように構成されている。
【0030】
そして、前車軸ケース20は、車体フレーム側に固定の上部ケース20Aと、前輪がわに固定の下部ケース20Bと、それらの両ケース20A,20B間に位置して上部ケース20Aに対する相対位置を上下に位置変更される中間ケース20Cとで構成されている。
その結果、下部ケース20Bに支持された前車軸25は、上部ケース20Aに対して、中間ケース20Cの上下長さの範囲内で相対上下移動可能に支持されることになり、前輪2の上下移動を可能にしている。
【0031】
また、前車軸ケース20内には、コイルスプリングで構成される第1圧縮バネ60が、前記キングピン23の周りに巻回された状態で装着され、この第1圧縮バネ60は、上端側が上部ケース20Aに上下位置を固定して取り付けられたベベルギヤ取付用のベアリング20Aaのインナーレースに接当して上動を規制され、下端側が、中間ケース20Cの内底部に設けたスラストベアリング20Caに接当してそれ以上の下動を規制されていて、中間ケース20Cを介して下部ケース20Bに下向きの弾性付勢力を付与するように構成されている。
尚、前記キングピン23の下端側に設けられるベベルギヤ23bは、下部ケース20Bに固定されたベアリング20Baの下方側に位置し、下部ケース20Bの上下移動に伴ってキングピン23を上下位置変化させるように、キングピン23に固定され、キングピン23は、その上端側に設けた止め部材23cによって下降限界を規制するように構成されている。
上記のように、前輪2に対して相対的に下向きの弾性付勢力を付与する第1圧縮バネ60と、その第1圧縮バネ60の伸縮移動を許す状態で前輪2を支持する前車軸ケース20とで、前輪2を上下方向に沿って伸縮移動自在に支持する伸縮支持機構6を構成している。
【0032】
この図3に示す状態は、機体が通常使用される状態での第1圧縮バネ60の標準的な伸縮方向長さを示しており、この状態から上方への最大許容ストロークS1は、図中の圧縮バネの60下端に示す基準レベルL0と、その下端の位置が最大に上昇する上限レベルLt(この状態は、例えば圧縮バネ60のコイル間隔がなくなった状態である)との間の距離であり、下方への最大許容ストロークS2は、前記基準レベルLoと第1圧縮バネ60が最大限下降した下限レベルLb(この状態は、キングピン上端側の止め部材23cが上部ケース20Aの上方箇所でキングピン23を支持するベアリング20Abにあたって下降を止められた状態である)との間の距離である。
このように、基準レベルL0からみると、上方側よりも下方側への許容ストロークを大きく設定しているのは、前輪2の乗り上げによる上動よりも、前輪2の落ち込みによる下動をより積極的に抑制できるようにして、機体の前傾に起因した浮き苗の発生を抑止するのに許容ストローク範囲を有効に活用できるようにするためである。
【0033】
〔後輪懸架構造〕
図4〜6に示すように、左右の各後輪3は、後輪駆動装置31を内装する左右一対の後車軸ケース30に装着され、その後車軸ケース30内の後輪駆動装置31に対して前記第1伝動軸14からの動力が伝達されるように構成されている。
第1伝動軸14から後輪駆動装置31への動力伝達は、第1伝動軸14に連動連結された横向きの後輪駆動軸32、後輪伝動軸32から左右の対応する後輪駆動装置31への動力を各別に断続する左右一対のサイドクラッチ33とを介して行われるように構成されており、この動力伝達構造は、後部伝動ケース34に内装された状態で配設され、その後部伝動ケース34の左右各端部に形成した筒状軸承部34Aに左右の後車軸ケース30の基端側のボス部30Aが外嵌して、夫々相対回動自在に支承されている。
前記サイドクラッチ33は、スプリング33aにより常時はクラッチ入り側に付勢されているが、切り操作可能なシフト部材33bを横向きの後輪伝動軸32に挿嵌してあり、ステアリングホイール16の所定角度以上の操向操作に連動して旋回内側の後輪3に対する伝動を断つように、前記シフト部材33bをクラッチ切り側に操作する操作体33cと連係されている。
【0034】
前記後車軸ケース30内に配備される後輪駆動装置31は、対応する後輪3に減速伝動する左右のギヤ式減速機構35を介して後車軸36に動力を伝達するように、前記後輪伝動軸32と、前記後車軸36と、その両軸の間に設けた中継軸37との夫々に設けたギヤ群によって構成され、後車軸ケース30の回動にともなって一体に動くように構成されている。
【0035】
後車軸ケース30は、前記後部伝動ケース34の左右各端部に形成した筒状軸承部34Aに相対回動自在に枢支され、機体左右方向に沿う横軸芯X周りで揺動自在に構成されたものであるが、その後車軸ケース30を揺動させるための揺動支持機構7は次のように構成されている。
図5及び6に示されるように、車体フレーム10の後部で、昇降リンク41が取り付けられた立ち上がり壁部10Aに上部受け体71の一端側を固定し、後車軸ケース30に下部受け体72を取り付け、これらの上部受け体71の遊端側と下部受け体72との間にわたって第2圧縮バネ70を装着している。図中の符号73は、前記上部受け体71と下部受け体72との間にわたって設けた芯材であり、第2圧縮バネ70の屈撓を抑制するとともに、上部受け体71の遊端側に設けた軸部71Aに嵌まるように形成されている長孔73Aによって後車軸ケース30の揺動角度範囲の上限と下限とを決めている。
【0036】
図5に示す状態は、機体が通常使用される状態での第2圧縮バネ70の伸縮方向における標準的な位置を示しており、この状態から上方側への最大許容ストロークS1は、図中の第2圧縮バネの70下端に示す基準レベルL0と、その下端の位置が最大に上昇する上限レベルLt(この状態は、例えば圧縮バネ70のコイル間隔がなくなった状態である)との間の距離であり、下方への最大許容ストロークS2は、前記基準レベルL0と第1圧縮バネ70が最大限下降した下限レベルLb(この状態は、芯材73の長孔73Aの上端側が軸部71Aに接当して下降を止められた状態である)との間の距離である。
このように、基準レベルL0からみると、下方側よりも上方側への許容ストロークを大きく設定しているのは、後輪3の凹部への落ち込みによる下動よりも、後輪3の凸部への乗り上げによる上動をより積極的に抑制できるようにして、機体の後ろ上がりに起因した浮き苗の発生を抑止するのに許容ストローク範囲を有効に活用できるようにするためである。
【0037】
上部受け体71の遊端側に設けた軸部71Aは、図6に示すように、上部受け体71の遊端側が前記立ち上がり壁部10Aから離れて形成されているので、離れた2点で固定支持され、軸部71Aの機体横外側方への突出端側に前記芯材73及び第2圧縮バネ70が装着されており、軸部71Aの止めピン74を脱着することで、前記第2圧縮バネ70をカラー75とともに取り外すことができる。
また、下部受け体72の軸部72Aも、その各端部の止めピン76もしくはサークリップ79を外すことで、後車軸ケース30に固定されている下部受け体72から取り外すこができ、これによって、芯材73自体も取り外せる。したがって、揺動角度範囲の上限下限の設定域が異なるように形成した芯材73や、付勢力やバネ定数の異なる第2圧縮バネ70を付け替えると、後車軸ケース30の揺動作動範囲や揺動性能を異ならせた設定とすることができる。
【0038】
〔別の実施の形態〕
[1] 前車軸ケース20の伸縮支持機構6を駆動する駆動手段8を設けても良い。この駆動手段8としては、図7に示すように、油圧装置を用いると良い。
この構造では、前車軸ケース20が、車体フレーム10側に固定の上部ケース20Aと、前輪2側に固定の下部ケース20Bとからなり、上部ケース20Aに対して下部ケース20Bが相対的に上下に位置変更することにより伸縮して、前車軸25が上部ケース20Aに対して上下方向で相対移動し、前輪2の高さ位置が上下方向に変更される。
この構造では、キングピン23を下向きに押圧付勢する弾性付勢用の第1圧縮バネ60は、そのキングピン上端部に固定されたバネ受け23cと、キングピン23の上方位置の上部ケース20A内に一体に形成したシリンダ室80に摺動自在に内装されたピストン81との間に介装されている。
前記シリンダ室80には、図外の油圧源から所定の圧力の圧油が供給され、ピストン81の位置を適正な高さ位置に設定するように構成されている。そして、シリンダ室80に供給される圧油の設定圧は、図外の圧力調整弁の操作などにより変更自在であり、そのように設定圧を変更することでピストン81の高さ位置を変更し、伸縮支持機構6による基準レベルそのものを変更することができるので、例えば、耕盤が比較的浅い圃場であるとか、耕盤が深い圃場であるとかに応じて伸縮支持機構6の基準レベルを変更して走行することができる。
尚、図中の符号20Acは、伸縮支持機構6による前車軸25の最大下降量を、キングピン23の上端部の止め部材23cとの接当によって制限するように、上部ケース20A内部に一体形成したストッパーである。
【0039】
[2] 前車軸ケース20の伸縮支持機構6を駆動する駆動手段8としては、図8に示すように、電動シリンダを用いても良い。
この構造では、上述の油圧装置を用いて駆動手段8を構成した場合と同様の前車軸ケース20を用い、油圧シリンダの代わりに電動シリンダを用いるようにしたものである。
具体的には、ピストン状部材82の上下位置調節を、上部ケース20Aの上端部に設けた電動モータ83によって正逆方向に回転駆動される螺軸84によって行うもので、ピストン状部材82の中央部に螺軸84と螺合するネジ部を形成し、ピストン状部材82の回り止めを行うガイド部85としての突条を上部ケース20Aの内部に形成して、電動モータ83の駆動力により螺軸84を介してピストン状部材82の上下位置調節を行い、これによって、伸縮支持機構6の基準レベルを変更するように構成してある。
【0040】
[3] 後車軸ケース30の揺動支持機構7を駆動する駆動手段8を設けてもよい。
図9に示すように、上部受け体71を車体フレーム10の後部に設けられた立ち上がり壁部10Aに対して、横支軸77周りで揺動自在に装着し、この上部受け体71の遊端側の軸部71Aが設けられた側とは反対側の端部に、駆動手段8としての調節用油圧シリンダ86を設けている。この調節用油圧シリンダ86の伸縮により前記横支軸77回りで上部受け体71を揺動させて立ち上がり壁部10Aに対する取付角度を変更して第2圧縮バネ70に対する上端側の受け位置を変更し、後車軸36の上下位置を前記横軸芯X回りで変更することにより、揺動支持機構7の基準位置を変更できるように構成されている。
勿論、駆動手段8として電動シリンダを採用することも可能である。
【0041】
[4] 後車軸ケース30を揺動自在に支持する揺動支持機構7の具体構成としては、図5に示したように上部受け体71の遊端側と下部受け体72との間にわたって設けた芯材73と、その芯材73に外嵌した第2圧縮バネ70とによって構成されたものに限らず、例えば、図9に示すように構成してもよい。
この構造では、第2圧縮バネ70としてのコイルスプリングの両端にフック部分70aを形成し、このフック部分70aを上部受け体71の遊端側と下部受け体72との夫々に設けられた軸部71A,72Aに係止し、コイルスプリングの外側には、その屈撓を抑制する筒状ガイド78を套嵌している。前記筒状ガイド78には、第2圧縮バネ70の伸縮作動を行う軸部71Aの上下動を妨げないように、上下方向に長い切り欠き部分78aを形成してある。
【0042】
【発明の効果】
請求項1にかかる発明の構成によれば、次の効果を奏する。
すなわち、前輪側では直線的な伸縮で上下動可能な伸縮支持機構による懸架構造としているので、前輪の懸架構造の周辺には比較的大きな操舵用のスペースを残すことができ、前輪の操向角度を十分大きなものに設定することが可能であり、後輪側では、後方の作業機に対するPTO軸を設けるように後車軸ケースが後ろ向きなので、これを揺動させることで、上下高さ位置の変更に加えて、前方からの衝撃を後車軸ケースのスイングで逃がす効果もある。
また、後輪側では、各後輪を機体左右方向に沿う横軸芯まわりで揺動可能な揺動支持機構による懸架構造としたものであるから、揺動支持機構による弾性付勢力の作用範囲よりも増幅して車輪を上下位置変化させることができ、比較的大きな凹凸の変化にもよく追従させることができる。
【0043】
請求項1にかかる発明の構成によれば、伸縮支持機構の有効ストロークを、機体が前方上がりに姿勢変化して深植えとなることよりも、機体が前傾して浅植えになることを抑制するためにより有効に作用するようにして、浅植えによる浮き苗の発生を抑制する手段として利用できる効果がある。
【0044】
請求項2にかかる発明の構成によれば、請求項1にかかる発明の効果に加えて、揺動支持機構の有効ストロークを、機体が後方下がりに姿勢変化して深植えとなることよりも、機体が後ろ上がりに傾いて浅植えになることを抑制するためにより有効に作用するようにして、浅植えによる浮き苗の発生を抑制する手段として利用できる効果がある。
【0045】
請求項3にかかる発明の構成によれば、伸縮支持機構の弾性付勢力を、伸縮ストロークの全体にわたって応答性良く働かせることができ、機体の姿勢変化をより良く抑制できる利点がある。
【0046】
請求項4にかかる発明の構成によれば、後輪の上下動範囲を大きくとるために揺動支持機構の揺動角度範囲を大きく設定しても、その揺動量の割にバネ付勢力の変化は少なくて済み、その結果、耕盤の凹凸に追随して後輪が比較的大きく上下位置変化した場合にも、後輪の揺動移動をスムースに行わせ、植付深さの調節に影響の大きい後輪側での応答性を特に良くして、より一層良好に追従移動させることができる利点がある。
【0047】
請求項5にかかる発明の構成によれば、耕盤が比較的浅い圃場であるとか、耕盤が深い圃場であるとかに応じて伸縮支持機構の基準レベルを変更して走行することができ、伸縮支持機構自体の弾性付勢力が作用する伸縮スロークを、浅い圃場から深い圃場の何れに対しても良好に作用するように幅広く設定する必要はなく、比較的伸縮ストロークの小さい伸縮支持機構を採用して所要の機能を得ることができる利点がある。
【0048】
請求項6にかかる発明の構成によれば、請求項5にかかる発明と同様な効果を得られる利点がある。
【0049】
請求項7にかかる発明の構成によれば、請求項5にかかる発明と同様な効果を得られる利点がある。
【0050】
請求項8にかかる発明の構成によれば、耕盤が比較的浅い圃場であるとか、耕盤が深い圃場であるとかに応じて、揺動支持機構による後車軸ケースの基準の姿勢を変更して走行することができるので、揺動支持機構の揺動作動ストロークを、浅い圃場から深い圃場の何れに対しても良好に作用するように幅広く設定する必要はなく、比較的ストロークの小さい支持機構で構成することができ、機体の安定性をより増すことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乗用田植機の全体側面図
【図2】 乗用田植機の全体平面図
【図3】 前輪支持構造の正面図
【図4】 後輪支持構造の伝動系を示す平面図
【図5】 後輪支持構造の側面図
【図6】 後輪支持構造の平面図
【図7】 前輪支持構造の別実施形態を示す側面図
【図8】 前輪支持構造の別実施形態を示す側面図
【図9】 後輪支持構造の別実施形態を示す側面図
【符号の説明】
1 走行機体
2 前輪
3 後輪
6 伸縮支持機構
7 揺動支持機構
8 駆動手段
20 前車軸ケース
30 後車軸ケース
X 横軸芯
L0 基準レベル
S1 上方側の許容ストローク
S2 下方側の許容ストローク
60 圧縮バネ
70 圧縮バネ

Claims (8)

  1. 前車軸ケースに支持された前輪と後車軸ケースに支持された後輪との四輪を懸架した乗用田植機であって、各前輪を直線的な伸縮で上下動可能な伸縮支持機構による懸架構造と、各後輪を機体左右方向に沿う横軸芯まわりで揺動可能な揺動支持機構による懸架構造とを備え、
    前記伸縮支持機構は、上下伸縮ストロークの中間位置に、機体が通常作業で使用される際の機体重量と前記伸縮支持機構による弾性付勢力とが釣り合う基準レベルを設定してあり、かつ、基準レベルから収縮方向への許容ストロークよりも、基準レベルから伸び方向への許容ストロークが大であるように設定してあることを特徴とする乗用田植機。
  2. 揺動支持機構による揺動方向のストロークを、後車軸ケースに支持された後輪の基準位置から下方側への許容ストロークよりも、基準位置から上方側への許容ストロークが大であるように設定してある請求項1記載の乗用田植機。
  3. 伸縮支持機構として伸縮方向での弾性付勢力を付与する圧縮バネを備え、この圧縮バネを、伸縮支持機構の伸縮ストロークの全範囲で常時圧縮状態であるように構成してある請求項1または2項記載の乗用田植機。
  4. 揺動支持機構として揺動方向での弾性付勢力を付与する圧縮バネを備え、その圧縮バネのバネ定数を、伸縮支持機構のバネ定数よりも小さく設定してある請求項3記載の乗用田植機。
  5. 伸縮支持機構による基準レベルを変更する駆動手段を前車軸ケースに設けた請求項1または3記載の乗用田植機。
  6. 駆動手段が油圧装置で構成されている請求項5記載の乗用田植機。
  7. 駆動手段が電動シリンダで構成されている請求項5記載の乗用田植機。
  8. 揺動支持機構による後車軸ケースの基準の姿勢を変更する駆動手段を備えている請求項2、4、5、6、または7記載の乗用田植機。
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