JP4093640B2 - 運搬用容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空の運搬用容器(以下、運搬用容器を、単に、「容器」ともいう。)を積み重ねる際には、上に位置する容器のほぼ半分ほどが、下に位置する容器に嵌め込まれ、所謂、ネスティングされ、また、内容物が収納された容器を積み重ねる際には、上に位置する容器が、下に位置する容器のフランジに載置されて、嵌め込まれないように積み重ねる、所謂、スタッキングされることが可能な容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器の各側壁の両端部付近に、側壁の内壁に形成された容器の深さの略半分の深さを有するポケットと側壁の外壁に形成された支脚との組み合わせからなるポケット・支脚部を、それぞれ、配設した容器が知られている。このような容器は、下に位置する容器と上に位置する容器とが、同じ向きに積み重ねられた際には、下に位置する容器の開口部に形成されたフランジ上に、上に位置する容器の支脚が載置されて、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれないように積み重ねられる、所謂、スタッキングされ、また、スタッキング状態から、上に位置する容器を、平面的に、180度回転させることにより、上に位置する容器の支脚が、下に位置する容器のポケットに挿入されて、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれる、所謂、ネスティングされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図5〜図8を用いて、本発明が解決しようとする課題について説明する。
【0004】
容器は、底部1、外側にやや傾斜した相対する長辺側の側壁2a、2b(以下、単に、「長側壁」という。)及び同じく外側にやや傾斜した相対する短辺側の側壁2c、2d(以下、単に、「短側壁」という。)とから構成されている。3は、容器の開口部を取り囲むように、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dの上端に形成されたフランジ3である。4aは、長側壁2a、2bの中程及び短側壁2c、2dの中程の一部に形成された中間水平リブであり、4bは、フランジ3と中間水平リブ4aの間に形成された上部水平リブであり、4cは、フランジ3、中間水平リブ4a及び上部水平リブ4bを、適宜、連結する垂直リブである。
【0005】
p1は、フランジ3から底部1に向かって、長側壁2a、2bの一方の隅部寄りの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器の略半分の深さを有している。c1は、ポケットp1と適当な間隙を置いて或いはポケットp1に隣接して、ポケットp1より、容器の中央部寄りの長側壁2a、2bの外壁に形成された支脚であり、支脚c1は、中間水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されている。上記のポケットp1の内幅は、上記の支脚c1の外幅より広く形成されている。以下、このような、幅広のポケットp1と幅狭の支脚c1との組み合わせを幅広ポケット・支脚部S1と称する。
【0006】
c2は、長側壁2a、2bのもう一方の隅部寄りの外壁に形成された、上述した支脚c1より、幅広の支脚であり、支脚c2は、中間水平リブ4aから底部1付近まで延びるように形成されている。p2は、支脚c2と適当な間隙を置いて或いは支脚c2に隣接して、支脚c2より、容器の中央部寄りの長側壁2a、2bの内壁に形成された縦長の凹部からなるポケットであり、容器の略半分の深さを有しており、該ポケットp2は、幅広ポケット・支脚部S1のポケットp1の内幅より狭い内幅を有している。以下、このような、幅広の支脚c2と幅狭のポケットp2との組み合わせを幅広支脚・ポケット部S2と称する。なお、支脚c1、c2の下面には、支脚c1、c2の幅間隔でもって、下方に突起c1’、c2’が延設されており、この突起c1’、c2’は、スタッキングの際に、下に位置する容器内に挿入され、上に位置する容器の横移動を少なくするような機能を有するものである。
【0007】
幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1の外幅は、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1が、幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に挿入できるように構成されている。また、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2の外幅は、幅広ポケット・支脚部S1の幅広ポケットp1の内幅より狭く形成されており、従って、ネスティングの際には、幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2が、幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に挿入できるように構成されている。
【0008】
上述した幅広ポケット・支脚部S1は、相対する長側壁2a、2bの一方の隅部付近に、互いに対向して配置されており、また、相対する長側壁2a、2bのもう一方の隅部付近には、互いに対向するように、幅広支脚・ポケット部S2が配置されている。
【0009】
また、相対する短側壁2c、2dのうち、長側壁2a、2bに配置された幅広ポケット・支脚部S1に近い方の短側壁2cの隅部付近には、幅広支脚・ポケット部S2が配置されており、また、長側壁2a、2bに配置された幅広支脚・ポケット部S2に近い方の短側壁2dの隅部付近には、幅広ポケット・支脚部S1が配置されている。
【0010】
なお、上述した、長側壁2a、2b及び短側壁2c、2dに配設された幅広ポケット・支脚部S1及び幅広支脚・ポケット部S2の配置は、上述した配置に限定されるものではなく、下に位置する容器と上に位置する容器とが、同じ向きに積み重ねられた際には、下に位置する容器の開口部に形成されたフランジ上に、上に位置する容器の支脚が載置されて、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれないように積み重ねられる、所謂、スタッキングされ、また、スタッキング状態から、上に位置する容器を、平面的に、180度回転させることにより、上に位置する容器の支脚が、下に位置する容器のポケットに挿入されて、上に位置する容器が、下に位置する容器に嵌め込まれる、所謂、ネスティングされるような配置であればどのような配置でもよい。
【0011】
下に位置する容器と上に位置する容器とが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器の幅広ポケット・支脚部S1が位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2が位置するように、容器を積み重ねると、上に位置する容器の合計8本の支脚c1、c2が、フランジ3に載置されるので、下に位置する容器の上に、上に位置する容器がスタッキングされることになる。なお、スタッキングの際には、上に位置する容器の底部1が、若干、下に位置する容器の中に入るように構成されている。
【0012】
また、スタッキング状態から、上に位置する容器を、平面的に、180度回転させて、下に位置する容器と上に位置する容器とが、異なる向きになるように、即ち、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2が位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器の幅広ポケット・支脚部S1が位置するように配置すると、下に位置する容器の幅広ポケット・支脚部S1の幅広のポケットp1に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2の幅広の支脚c2が、また、下に位置する幅広支脚・ポケット部S2の幅狭のポケットp2に、上に位置する幅広ポケット・支脚部S1の幅狭の支脚c1が、それぞれ挿入されることになり、従って、上に位置する容器の略半分が、下に位置する容器の内部に嵌め込まれてネスティングされることになる。
【0013】
次に、図7及び図8を用いて、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbのフランジ3に沿ってスライドさせながらスタッキングする、所謂、スライドスタッキングについて説明する。
【0014】
図7に示されているように、上に位置する容器Buの一方の短側壁2dを持ち上げて、長側壁2a、2bの短側壁2c側に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c1が、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbに載置する。この際、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに配設された幅広ポケット・支脚部S1の支脚c1が、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置されるとともに、上に位置する容器Buの短側壁2c側の底部1は、下に位置する容器Bbの中に入っており、また、上に位置する容器Buの短側壁2d側の底部1は、下に位置する容器Bbの短側壁2d側のフランジ3に載置されている。従って、上に位置する容器Buは、図7及び図8において、左下がりに傾斜している。
【0015】
次いで、上に位置する容器Buの短側壁2cを、下に位置する容器Bbの短側壁2c方向に移動させるが、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2が、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置される直前においては、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接することになり、また、上に位置する容器Buの上記の支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接した時点においては、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aは、下に位置する容器Bbの短側壁2d側のフランジ3に、依然として載置されている。このように、上に位置する容器Buの短側壁2c側の底部1bは、下に位置する容器Bbの中に入っており、また、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aは、下に位置する容器Bbの短側壁2d側のフランジ3に載置されているので、従って、上に位置する容器Buは、図7及び図8において、左下がりに傾斜しているが、この傾斜角度(θ)が大きいほど、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2が、下に位置する容器Bb内に深く入り込むことになり、従って、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2が、下に位置する容器Bbのフランジ3へ乗り上げることが困難になり、スムースなスライドスタッキングができないという問題がある。
【0016】
本発明の目的は、上述した従来の運搬用容器が有する課題を解決し、スムースなスライドスタッキングが可能な運搬用容器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、スライドスタッキングする際に、スライド方向の前方に位置する上に位置する運搬用容器の支脚が入り込むように、スライド方向の前後に位置するフランジに、前記運搬用容器の内側が開放された凹部を形成するとともに、スタッキング状態においては、前記凹部の底面に、スライド方向の前後に位置する支脚が載置されるように構成したものである。
【0018】
【実施例】
以下に、図1〜図4を用いて、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、従来の運搬用容器と共通の部材については、同一の符号を使用した。
【0019】
上述したように、スライドスタッキングする際に、図7と同様の図3に示されているように、下に位置する容器Bbと上に位置する容器Buとが、同じ向きになるように、即ち、下に位置する容器Bbの幅広ポケット・支脚部S1の上方に、上に位置する容器Buの幅広ポケット・支脚部S1が位置し、また、下に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2の上方に、上に位置する容器の幅広支脚・ポケット部S2が位置するように配置し、次いで、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bの短側壁2c側に位置する幅広ポケット・支脚部S1の支脚c1が、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbに載置するとともに、上に位置する容器Buの短側壁2d側の底部1を、下に位置する容器Bbの短側壁2d側のフランジ3に載置させる。
【0020】
上述したような状態から、上に位置する容器Buの短側壁2cを、下に位置する容器Bbの短側壁2c方向に移動させるが、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2が、下に位置する容器Bbのフランジ3に載置される直前においては、上に位置する容器Buの上記の支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接することになるが、本発明においては、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接する直前において、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aが、下方に下がるように、下に位置する容器Bbの短側壁2d側のフランジ3に、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aが入り込むような、容器の内側が開放された凹部5を形成したものである。該凹部5は、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aが入り込むように、短側壁2dに形成されている一対の幅広ポケット・支脚部S1のポケットp1間に亘たって形成する。また、同様に、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設されている幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2の下端部が入り込むように、下に位置する容器Bbの短側壁2c側のフランジ3にも、容器の内側が開放された凹部6が形成されている。該凹部6は、下に位置する容器Bbの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2の外側側面c2b間に亘たって形成されている。
【0021】
上述したように、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設されている幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接する直前において、上に位置する容器Buの短側壁2d側に位置する底部1aが、下に位置する容器Buの短側壁2d側のフランジ3に形成された凹部5に入り込むので、従って、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2bのフランジ3に載置されている、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bに配設された幅広ポケット・支脚部S1の支脚c1を支点として、上に位置する容器Buが、時計方向に回動することになる。この回動により、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2の下端角部c2aが上方に移動し、下に位置する容器Bb内への入り込み量が少なくなるとともに、下に位置する容器Bbの短側壁2cの内壁2c’に当接する直前において、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2の下端角部c2aが、下に位置する容器Buの短側壁2c側のフランジ3に形成された凹部6の底面6aとほぼ同じ高さになるので、上に位置する容器Buの短側壁2cに配設された幅広支脚・ポケット部S2の支脚c2が、容易に、下に位置する容器Bbの短側壁2c側のフランジ3に形成された凹部6の底面6aに載置されることになり、従って、スライドスタッキングをスムースに行うことができる。
【0022】
なお、上に位置する容器Buの長側壁2a、2bの短側壁2d側に位置する幅広ポケット・支脚部S2の支脚c2が、下に位置する容器Bbの長側壁2a、2b側のフランジ3の中程に位置するように、上に位置する容器Buを、下に位置する容器Bbに載置するとともに、上に位置する容器Buの短側壁2c側の底部1を、下に位置する容器Bbの短側壁2c側のフランジ3に載置させ、次いで、上に位置する容器Buの短側壁2dを、下に位置する容器Bbの短側壁2d方向に移動させるようにした、上述したスライドスタッキングと逆方向のスライドスタッキングを行うこともできる。
【0023】
スライドスタッキングの際に、下に位置する容器の上面が平らなフランジ3に、上に位置する容器の長側壁2a、2bに配設された幅狭の支脚c1或いは幅広の支脚c2を載置するとともにスライドさせる例を用いて、本発明の実施例について説明したが、容器の長側壁2a、2b側に位置するフランジ3に、長側壁2a、2bに沿って凹溝を形成し、該凹溝に、上に位置する容器の長側壁2a、2bに配設された幅狭の支脚c1或いは幅広の支脚c2を挿入するとともにスライドさせて、スライドスタッキングすることもできる。このように、フランジ3に、長側壁2a、2bに沿って凹溝を形成し、該凹溝に、上に位置する容器の長側壁2a、2bに配設された幅狭の支脚c1或いは幅広の支脚c2を挿入してスライドさせる場合には、スライド方向前方に位置する短側壁2c、2dに配設された支脚c1、c2が、より深く容器内に入り込み、スムースなスライドスタッキングがより困難になるが、上述したように、短側壁2c、2dに位置するフランジに、凹部5、6を形成することにより、スムースなスライドスタッキングが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成を有するので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0025】
スライドスタッキングする際に、スライド方向の前方に位置する上に位置する容器の支脚及びスライド方向の後方に位置する前記容器の底部が入り込むように、スライド方向の前後に位置するフランジに、凹部を形成したことにより、スムースなスライドスタッキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の運搬用容器の斜視図である。
【図2】図2は本発明の運搬用容器の平面図である。
【図3】図3は本発明の運搬用容器のスライドスタッキングを説明するための運搬用容器の斜視図である。
【図4】図4は本発明の運搬用容器のスライドスタッキングを説明するための下に位置する運搬用容器の垂直断面を含む正面図である。
【図5】図5は従来の運搬用容器の斜視図である。
【図6】図6は従来の運搬用容器の平面図である。
【図7】図7は従来の運搬用容器のスライドスタッキングを説明するための運搬用容器の斜視図である。
【図8】図8は従来の運搬用容器のスライドスタッキングを説明するための下に位置する運搬用容器の垂直断面を含む正面図である。
【符号の説明】
S1・・・・・・・幅広ポケット・支脚部
S2・・・・・・・幅広支脚・ポケット部
c1、c2・・・・支脚
p1、p2・・・・ポケット
1・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・側壁
2a、2b・・・・長側壁
2c、2d・・・・短側壁
3・・・・・・・・フランジ
5、6・・・・・・凹部
Claims (1)
- スライドスタッキングする際に、スライド方向の前方に位置する上に位置する運搬用容器の支脚が入り込むように、スライド方向の前後に位置するフランジに、前記運搬用容器の内側が開放された凹部を形成するとともに、スタッキング状態においては、前記凹部の底面に、スライド方向の前後に位置する支脚が載置されるように構成されていることを特徴とする運搬用容器。
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JP15890998A JP4093640B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 運搬用容器 |
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