JP4082599B2 - ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム - Google Patents

ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4082599B2
JP4082599B2 JP2003286237A JP2003286237A JP4082599B2 JP 4082599 B2 JP4082599 B2 JP 4082599B2 JP 2003286237 A JP2003286237 A JP 2003286237A JP 2003286237 A JP2003286237 A JP 2003286237A JP 4082599 B2 JP4082599 B2 JP 4082599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
calculation
path
variation
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003286237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004127925A (ja
Inventor
信治 土屋
武司 長谷川
智 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2003286237A priority Critical patent/JP4082599B2/ja
Priority to US10/656,264 priority patent/US6968289B1/en
Priority to KR1020030062487A priority patent/KR100600117B1/ko
Priority to EP03020353A priority patent/EP1396390B1/en
Priority to DE60324747T priority patent/DE60324747D1/de
Priority to CNB031515002A priority patent/CN1263634C/zh
Publication of JP2004127925A publication Critical patent/JP2004127925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4082599B2 publication Critical patent/JP4082599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses

Description

本発明は、車両等に配策されるワイヤーハーネスに対する、より高精度の経路設計を支援するために、その寸法公差や拘束方法等に因り発生するバラツキ範囲を予測する方法及びその装置に関する。
通常、車両等においては、様々な電装品が搭載されており、これらは複数の電線や通信線がインシュロックやテープ等によって束ねられた、いわゆる、ワイヤーハーネスとよばれるワイヤー様構造物にて接続される。このワイヤーハーネスは、通常、これが配策又は取付られる車両のドアやボディ等の形状、電気部品等の存在、及びワイヤーハーネス組立用治具板上への配置等が考慮されたうえで経路設計される。
ところが、このように経路設計されて所定部位に取り付けられたワイヤーハーネスは、取付後に思わぬ問題が発生する場合がある。すなわち、ワイヤーハーネスは、周知のように特有の線長、線径、重量、弾性、剛性等を有しており、一種の弾性体に類似した材料特性を有するものである。また、クランプ等の拘束部材による拘束位置や拘束方向も様々であり、設計時における寸法公差も存在する。
したがって、組付け後において、重力、エンジン駆動や走行時の振動等に因り、実際には、取付状態からある範囲内でバラツキ又は変位が発生することになる。このようなバラツキにより、設計時には予想されなかった部位や電装部品にワイヤーハーネスが干渉し、損傷等の問題が発生することも考えられ、より精度の高い経路設計が求められている。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、複雑な計算を要することなく、ワイヤハーネスの取付状態からのバラツキ又は変位を示すバラツキ範囲を予測し、より高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能にする方法、その装置及びそのプログラムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法は、所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測する方法であって、前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する工程と、前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得工程と、前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算工程と、を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算工程と、前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示工程を有し且つ前記バラツキ範囲を立体的に表示する表示工程と、を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、予め設計された基本経路の経路長、拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに最小曲げ半径に基づき、拘束部材間における基本経路のバラツキ範囲が計算され、この範囲が立体的に表示されるので、この基本経路の適否を直感的かつ正確に判断できる。また、最小曲げ半径を利用することにより、複雑な計算を要せずかつ現実的なバラツキ予測が可能になる。
また、拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路に基づいてバラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントが求められ、これら計算ポイントに対するそれぞれの予測経路の最外点が計算され、そして、近接する最外点どうしが順次繋がれて表示されるので、予測されるバラツキ範囲が鳥かご状に表示されて視認性がよい。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法は、請求項1記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法において、取付部位の形状や干渉物と合成して表示する合成表示工程、を更に含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、取付部位の形状や干渉物と合成表示されるので、より現実的なワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法は、請求項1又は2記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法において、前記ワイヤーハーネスは、車両のドアやボディに配策される、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、車両特有の振動等を要因として車両のドアやボディがワイヤーハーネスに与える悪影響を回避した経路設計が可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測装置は、所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測して出力する装置であって、前記寸法公差を含む前記基本経路の経路長、前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに前記ワイヤーハーネスの最小曲げ半径を入力する入力手段と、前記拘束位置及び前記拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する手段と、前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得手段と、前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算手段と、を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算手段と、前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示手段を有し且つ前記バラツキ範囲計算手段にて計算された前記バラツキ範囲を立体的に表示するバラツキ範囲表示手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するためになされた請求項5記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測プログラムは、所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測して表示出力するために、コンピュータを、前記寸法公差を含む前記基本経路の経路長、前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに前記ワイヤーハーネスの最小曲げ半径を入力する入力手段、前記拘束位置及び前記拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する手段と、前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得手段と、前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算手段と、を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算手段、前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示手段を有し且つ前記バラツキ範囲計算手段にて計算された前記バラツキ範囲を立体的に表示するバラツキ範囲表示手段、として機能させる、ことを特徴とする。
請求項4及び請求項5記載の発明によれば、入力された基本経路の経路長、拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに最小曲げ半径に基づき、拘束部材間における基本経路のバラツキ範囲が計算され、この範囲が立体的に表示されるので、この基本経路の適否の判断が適宜、容易に行えるようになる。また、最小曲げ半径を利用することにより、複雑な計算を要せずかつ現実的なバラツキ予測が可能になる。また、拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路に基づいてバラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントが求められ、これら計算ポイントに対するそれぞれの予測経路の最外点が計算され、そして、近接する最外点どうしが順次繋がれて表示されるので、予測されるバラツキ範囲が鳥かご状に表示されて視認性がよい。
請求項1記載の発明によれば、予め設計された基本経路の経路長、拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに最小曲げ半径に基づき、拘束部材間における基本経路のバラツキ範囲が計算され、この範囲が立体的に表示されるので、この基本経路の適否を直感的かつ正確に判断できる。したがって、短期間で高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。また、最小曲げ半径を利用することにより、複雑な計算を要せずかつ現実的なバラツキ予測が可能になる。
また、拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路に基づいてバラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントが求められ、これら計算ポイントに対するそれぞれの予測経路の最外点が計算され、そして、近接する最外点どうしが順次繋がれて表示されるので、予測されるバラツキ範囲が鳥かご状に表示されて視認性がよい。したがって、設計された基本経路の適否をより正確に判断できるため、より高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。
請求項2記載の発明によれば、取付部位の形状や干渉物と合成表示されるので、より現実的なワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。
請求項3記載の発明によれば、車両特有の振動等を要因として車両のドアやボディがワイヤーハーネスに与える悪影響を回避した経路設計が可能になる。すなわち、高精度の車両用ワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。
請求項4及び請求項5記載の発明によれば、入力された基本経路の経路長、拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに最小曲げ半径に基づき、拘束部材間における基本経路のバラツキ範囲が計算され、この範囲が立体的に表示されるので、この基本経路の適否の判断が適宜、容易に行えるようになる。したがって、短期間で高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。また、最小曲げ半径を利用することにより、複雑な計算を要せずかつ現実的なバラツキ予測が可能になる。さらに、拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路に基づいてバラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントが求められ、これら計算ポイントに対するそれぞれの予測経路の最外点が計算され、そして、近接する最外点どうしが順次繋がれて表示されるので、予測されるバラツキ範囲が鳥かご状に表示されて視認性がよい。したがって、設計された基本経路の適否をより正確に判断できるため、より高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1を用いて、本バラツキ予測方法を実現するためのハードウエア構成を説明する。図1は、本発明を実現するためのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態では、マイクロコンピュータ(単に、マイコンともよぶ)11、入力装置12、表示装置13、印字装置14、記憶装置15及び通信インターフェース16で基本構成される、例えば、パーソナルコンピュータが用いられる。マイクロコンピュータ11は、CPU11a(中央演算装置)、ブートプログラム等を記憶するROM11b、各種処理結果を一時的に記憶するRAM11cを含む。入力装置12(請求項の入力手段に相当する)は上記各値等を入力するキーボード、マウス等であり、表示装置13は処理結果を表示するLCDやCRT等であり、印字装置14は処理結果を印字するプリンタである。また、記憶装置15はインストールされたバラツキ予測プログラム19aやこのプログラム19aによる処理結果を記憶するハードディスクドライブであり、通信インターフェース16は外部装置と、例えば、インターネットやLAN回線等を用いてデータ通信を行うためのモデムボード等である。リードライト装置17は、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体19に格納される本発明に係るバラツキ予測プログラム19a(請求項6に対応する)を読み込んだり、このバラツキ予測プログラム19aによる計算結果を記録媒体19に書き込む装置である。これらの各構成要素は、内部バス18を介して接続されている。
マイクロコンピュータ11は、リードライト装置17にて読み込まれたバラツキ予測プログラム19aを記憶装置15にインストールする。また、電源投入後、マイクロコンピュータ11は、ROM11bに記憶されるブートプログラムにしたがって起動され、インストールされているバラツキ予測プログラム19aを立ちあげる。そして、マイクロコンピュータ11は、バラツキ予測プログラム19aにしたがって、本発明のバラツキ予測に関する処理をしたり、処理結果をを表示装置13や印字装置14から出力させたり、処理結果を記憶装置15や記録媒体19に保存させたりする。バラツキ予測プログラム19aは、上記基本構成を有する他のパーソナルコンピュータ等にもインストール可能であり、インストール後は、そのコンピュータをバラツキ予測装置(請求項5に対応する)として機能させる。なお、バラツキ予測プログラム19aは、記録媒体19のみならず、インターネットやLAN等の通信回線を経由して提供されたものであってもよい。
次に、図2〜図8を用いて、本発明のバラツキ予測方法の一実施形態に係る処理手順について説明する。まず、図2及び図3を用いて、本予測方法の基本処理手順について説明する。図2は、本発明のバラツキ予測方法の一実施形態に係る基本処理手順を示すフローチャートである。図3(A)は基本経路を示す図であり、図3(B)及び図3(C)は共に本予測方法による表示出力例を示す図である。
図2のステップS1においては、配策されるべき車両のドアやボディ等の形状、関連電気部品等の存在、及び治具板上への配置等が考慮されて、ワイヤーハーネスの基本経路1が予め設計される。この基本経路1は、例えば、図3(A)に示すように少なくとも異なる2点が、所定の拘束部材2により拘束されているものとする。ワイヤーハーネスは、拘束部材2によって拘束位置と拘束方向とが規定される。拘束部材2としては、コネクタ、回転クランプや固定クランプ等があげられるが、ここでは、拘束部材2として固定クランプ(又はコネクタ)が採用されているものとする。このように設計された基本経路1を示すデータが、以降の処理に先立ち、記憶装置15に保存され、この基本経路1に対するバラツキ範囲がこれ以降の処理手順にて予測される。
次に、ステップS2においては、上記基本経路1に対して、基本経路長、寸法公差、拘束位置、拘束方向、最小曲げ半径が、上記入力装置12を用いて入力される。基本経路長は2つの拘束部材2間の基本経路1の線長であり、寸法公差は、この基本経路長に対して通常生じうる、許容される公差の最大値である。例えば、基本経路長が200mmであれば、寸法公差は±5mm程度である。拘束位置及び拘束方向は、拘束部材2に依存する値である。最小曲げ半径は、予測対象となっているワイヤーハーネスの材料特性の一種であり、限界曲げ半径ともよばれる。この値は予め試験等により求めることができる。このような各パラメータが、入力装置12にて入力されて、マイコン11に与えられる。
次に、ステップS3において、記憶装置15に保存される基本経路1に関するデータと、入力された各パラメータに基づき、この基本経路1のバラツキ予測範囲がマイコン11にて計算され、ステップS4において計算されたバラツキ予測範囲が表示装置13上に表示される。或いは、印字装置14にて紙上に印字出力される。このステップS3及びステップS4の処理手順については、後で図4及び図7を用いてそれぞれ説明を加える。なお、ステップS5において、バラツキ予測範囲を、ワイヤーハーネスの取付部位や干渉物等と合成して立体的に表示するようにしてもよい。例えば、図3(B)及び図3(C)に示すように、バラツキ予測範囲3は、取付部位4と合成されて基本経路1の形状に応じた鳥かご状に立体的に表示される。このようにバラツキ予測範囲が取付部位4の形状と合成表示されるので、より現実的なワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。ステップS3は請求項のバラツキ範囲計算工程、バラツキ範囲計算手段に相当し、ステップS4はバラツキ範囲表示手段に相当する。また、ステップS5は請求項の合成表示工程に相当する。
次に、図4〜図6を用いて、バラツキ予測範囲計算方法について説明する。図4は、図2のバラツキ予測範囲計算処理を示すフローチャートである。図5は、図4のバラツキ予測範囲計算処理の処理過程を示す図である。図6(A)及び図6(B)は、バラツキ予測範囲計算処理で用いられるピッチ角を説明する図である。なお、いうまでもないが、バラツキ予測範囲計算に係る演算処理は、マイコン11のCPU11aにて行われる。
まず、図4のステップS31において、図5(A)の点線で示す実経路1′の長さである実経路長が計算される。実経路1′とは、上記基本経路1に寸法公差の絶対値を加えた線長(実経路長)を有する経路である。
次に、ステップS32においては、図5(B)に示すように、実経路長及び最小曲げ半径に基づいて、第1計算ポイントp1及び第20計算ポイントp20が求められる。この第1計算ポイントp1及び第20計算ポイントp20は、後述の計算のための始点及び終点となる基準点のようなものである。これら第1計算ポイントp1及び第20計算ポイントp20は、例えば、最小曲げ半径を満足する実経路1′のうちで、特に、2カ所で最小曲げ半径を満たすような予測経路l1及びl20上のピーク点とする。図中、参照番号rは、計算対象となっているワイヤーハーネスの最小曲げ半径に対応する円を示す。なお、上記第1計算ポイントp1及び第20計算ポイントp20を求める際には、図5(B)に示すように、変曲点が2カ所以上ある場合もありうる。
次に、ステップS33においては、上記第1計算ポイントp1及び第20計算ポイントp20に基づいて、第2計算ポイントp2〜第19計算ポイントp19が求められる。これら計算ポイントp2〜p19は、例えば、上記計算ポイントp1及びp20間を均等に分割する点とする。このようにステップS31及びステップS32により、計算ポイントp1〜p20を求めることができるが、これら計算ポイントは他の方法で求めた点であってもよい。要は、計算対象となっているワイヤーハーネスの経路上の比較的、分散された複数の点であればよい。ステップS32及びステップS33は、請求項の計算ポイント取得工程に相当する。
次に、ステップS34において、各最外点E(θi、pj)が計算される。まず、図6を用いて、各最外点を計算する際に用いるピッチ角θについて説明する。ピッチ角θは、上記計算ポイントp1〜p20を、更に、計算対象となっているワイヤーハーネスの経路の周りに3次元的に均等割り当てるための角度である。詳しくは、図6(A)に示すように、まず、計算対象となっているワイヤーハーネスの拘束部材2間の経路に対して、力をかけない状態で釣り合う同一平面上にある2本の経路lを求め、これら2本の実経路lの最外点間を直径Dとする仮想円Rを求める。なお、l′は、計算対象となっている最小曲げ半径を満足する他の経路の例である。次に、図6(B)に示すように、この仮想円Rの円周上に上記円rの中心を配置する。次に、この円rと上記仮想円Rとが交差する点に隣接する円rの中心を配置する。これら2つの円rと仮想円Rの中心とで作られる角度をピッチ角θとする。但し、ピッチ角θは最大15度とする。このようなピッチ角θの1つ分が仮想円Rと交差する点をθ1とし、2つ分をθ2とし、同様に、θ23、…、θiとする。なお、基準点はθ0とする。ここでは、例えば、θ0〜θ24が割りあてられるものとするが、これは他の割り当て方であってもよい。要は、計算対象となっているワイヤーハーネスの経路の周りに、上記計算ポイントを3次元的に均等に割り振るような複数の点であればよい。
そして、まず、図5(C)に示すように、θ0における各計算ポイントp1〜p20にそれぞれ対応する最外点E(θ0、p1)、....、最外点E(θ0、p20)が求められ、順次、図5(D)に示すように、θ1〜θ24における各最外点E(θi、pj)が計算される。なお、図中、最外点E(θ0、p1)、....、最外点E(θ0、p20)はそれぞれ、E1、....、E20と簡略化して示されている。また、最外点とは、各経路l1、…、l10、…、l20上のピーク点とする。このようにして、全角度θ0〜θ24における全計算ポイントp1〜p20に対応する全最外点が計算される。ステップS34は、請求項の最外点計算工程に相当する。
更に、図7及び図8を用いて、バラツキ予測範囲表示方法について説明する。図7は、図2のバラツキ予測範囲表示処理を示すフローチャートである。図8は、図7のバラツキ予測範囲表示処理の処理過程を示す図である。
まず、図7のステップS41において、図8(A)のH1、H2、H3、…、で示すように、θ0〜θ24に対してそれぞれ、隣接する最外点E(θi、pj)と最外点E(θi、pj+1)とが順次繋がれていく。なお、最外点E1及びE20と両拘束部材2との間は、上記第1計算ポイント及び第20計算ポイントを求めたときの経路の一部を利用して繋ぐようにする。次に、ステップS42において、図8(B)のV1、V2、V3、…、で示すように、p1〜p20に対してそれぞれ、隣接する最外点E(θi、pj)と最外点E(θi+1、pj)とが順次繋がれていく。このようにして、最終的に、隣接する全最外点E(θi、pj)が繋がれて細長い鳥かご状のバラツキ予測範囲が立体的に表示される。このように、予想バラツキ範囲が鳥かご状に表示されるので非常に視認性がよい。したがって、設計された基本経路の適否をより正確に判断できるため、より高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能になる。なお、このステップS41及びステップS42の処理手順の順序は逆であってもよいことはいうまでもない。また、必ずしも、全最外点E(θi、pj)を繋ぐ必要はなく、例えば、ひとつとばしで近接する最外点どうしを繋ぐようにしてもよく、これによりバラツキ予測範囲の概略は把握可能である。ステップS41及びステップS42は、請求項の繋ぎ表示工程に相当する。
このようなバラツキ予測範囲は、計算対象となったワイヤーハーネスの経路の取付部位等と合成して、例えば、上記図3(C)で示したように表示するようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、最小曲げ半径を利用することにより、複雑な計算を要することなくバラツキ範囲を予測し、より高精度のワイヤーハーネスの経路設計が可能な方法及び装置が提供される。特に、本方法及び装置は、車両用ワイヤーハーネスの経路設計に適用されてより有効となる。
なお、本発明の方法及び装置は、屋内に配線されるワイヤーハーネスにも適用可能である。上記実施形態で例示した計算ポイントやピッチ角も変更可能である。また、バラツキ予測結果を、表示装置13や印字装置14に出力するのみならず、通信I/F16及びLAN回線を用いて外部装置に転送することも可能である。本発明は、上記実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明を実現するためのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 本発明のバラツキ予測方法の一実施形態に係る基本処理手順を示すフローチャートである。 図3(A)は基本経路を示す図であり、図3(B)及び図3(C)は共に本予測方法による表示出力例を示す図である。 図2のバラツキ予測範囲計算処理を示すフローチャートである。 図4のバラツキ予測範囲計算処理の処理過程を示す図である。 図6(A)及び図6(B)は、バラツキ予測範囲計算処理で用いられるピッチ角を説明する図である。 図2のバラツキ予測範囲表示処理を示すフローチャートである。 図7のバラツキ予測範囲表示処理の処理過程を示す図である。
符号の説明
1 基本経路
2 拘束部材
3 バラツキ予測範囲
4 取付部位
11 マイクロコンピュータ
12 入力装置
13 表示装置
14 印字装置
15 記憶装置
16 通信インターフェース
17 内部バス

Claims (5)

  1. 所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測する方法であって、
    前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する工程と、
    前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得工程と、
    前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算工程と、
    を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算工程と、
    前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示工程を有し且つ前記バラツキ範囲を立体的に表示する表示工程と、
    を有することを特徴とするワイヤーハーネスのバラツキ予測方法。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法において、
    取付部位の形状や干渉物と合成して表示する合成表示工程、
    を更に含むことを特徴とするワイヤーハーネスのバラツキ予測方法。
  3. 請求項1又は2記載のワイヤーハーネスのバラツキ予測方法において、
    前記ワイヤーハーネスは、車両のドアやボディに配策される、
    ことを特徴とするワイヤーハーネスのバラツキ予測方法。
  4. 所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測して出力する装置であって、
    前記寸法公差を含む前記基本経路の経路長、前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに前記ワイヤーハーネスの最小曲げ半径を入力する入力手段と、
    前記拘束位置及び前記拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する手段と、
    前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得手段と、
    前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算手段と、
    を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算手段と、
    前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示手段を有し且つ前記バラツキ範囲計算手段にて計算された前記バラツキ範囲を立体的に表示するバラツキ範囲表示手段と、
    を含むことを特徴とするワイヤーハーネスのバラツキ予測装置。
  5. 所定部位に配策されるワイヤーハーネスの予め設計された基本経路に対し、前記ワイヤハーネスが前記所定部位に配索された後に、前記ワイヤハーネスの寸法公差や拘束方法等に因り発生する前記ワイヤハーネスの基本経路に対するバラツキ又は変位の範囲を示すバラツキ範囲を予測して表示出力するために、コンピュータを、
    前記寸法公差を含む前記基本経路の経路長、前記基本経路における少なくとも異なる2点を拘束する2つの拘束部材によるそれぞれの拘束位置及び拘束方向、並びに前記ワイヤーハーネスの最小曲げ半径を入力する入力手段、
    前記拘束位置及び前記拘束方向に基づいて、前記2つの拘束部材の間に位置する前記基本経路に寸法公差を含めた実経路の長さを示す経路長を計算する手段と、
    前記経路長及び前記ワイヤハーネスの最小曲げ半径に基づいて、前記実経路の曲げ部分が前記最小曲げ半径となり且つ前記曲げ部分が前記2つの拘束部材にそれぞれ最も近接する2つの予測経路を計算し、これら予測経路の各々の曲げ部分に基づいて始点及び終点を求め、当該始点及び終点を含み且つ前記始点から終点の間を分割して前記バラツキ範囲を計算するための複数の計算ポイントを求める計算ポイント取得手段と、
    前記複数の計算ポイントの各々が前記最小曲げ半径で曲げられたときのピーク点となる複数の予測経路のそれぞれの最外点を計算する最外点計算手段と、
    を有し且つ前記2つの拘束部材間における前記バラツキ範囲を計算するバラツキ範囲計算手段、
    前記最外点計算工程にて得られた前記複数の最外点のうちで近接する最外点どうしを順次繋いで表示する繋ぎ表示手段を有し且つ前記バラツキ範囲計算手段にて計算された前記バラツキ範囲を立体的に表示するバラツキ範囲表示手段、として機能させる、
    ことを特徴とするワイヤーハーネスのバラツキ予測プログラム。
JP2003286237A 2002-09-09 2003-08-04 ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP4082599B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003286237A JP4082599B2 (ja) 2002-09-09 2003-08-04 ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム
US10/656,264 US6968289B1 (en) 2002-09-09 2003-09-08 Method of predicting displacement range of wire harness, predicting device and predicting program
KR1020030062487A KR100600117B1 (ko) 2002-09-09 2003-09-08 와이어 하니스의 변위범위 예측방법 및 그 예측장치
EP03020353A EP1396390B1 (en) 2002-09-09 2003-09-09 Method of predicting displacement range of wire harness, predicting device and predicting program
DE60324747T DE60324747D1 (de) 2002-09-09 2003-09-09 Kabelbaum- Reichweiteverschiebungs- Vorhersagemethode,Vorhersage- Vorrichtung und Programm
CNB031515002A CN1263634C (zh) 2002-09-09 2003-09-09 预测导线束的移位范围的方法、预测装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002262706 2002-09-09
JP2003286237A JP4082599B2 (ja) 2002-09-09 2003-08-04 ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004127925A JP2004127925A (ja) 2004-04-22
JP4082599B2 true JP4082599B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=31719918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003286237A Expired - Fee Related JP4082599B2 (ja) 2002-09-09 2003-08-04 ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6968289B1 (ja)
EP (1) EP1396390B1 (ja)
JP (1) JP4082599B2 (ja)
KR (1) KR100600117B1 (ja)
CN (1) CN1263634C (ja)
DE (1) DE60324747D1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008084535A1 (ja) 2007-01-10 2008-07-17 Fujitsu Limited ケーブル曲線生成システム、方法、及びプログラム
WO2008084534A1 (ja) 2007-01-10 2008-07-17 Fujitsu Limited 設計支援システム、方法、及びプログラム
JP4641033B2 (ja) * 2007-09-04 2011-03-02 関東自動車工業株式会社 ワイヤハーネスの可動範囲解析装置
JP4746058B2 (ja) * 2008-01-22 2011-08-10 関東自動車工業株式会社 ワイヤハーネス可動経路表示システム
JP5035021B2 (ja) * 2008-02-28 2012-09-26 富士通株式会社 設計支援装置、設計支援方法および設計支援プログラム
US8706452B2 (en) * 2008-06-26 2014-04-22 Siemens Product Lifecycle Management Software Inc. System and method for collision-free CAD design of pipe and tube paths
JP4928528B2 (ja) * 2008-11-11 2012-05-09 関東自動車工業株式会社 ワイヤーハーネスの可動経路解析システム
JP5195641B2 (ja) * 2009-05-26 2013-05-08 富士通株式会社 ハーネス検証装置およびハーネス検証プログラム
KR101033294B1 (ko) * 2010-11-18 2011-05-09 손천근 점자블록 제조방법 및 이를 통해 제조된 점자블록
JP5691701B2 (ja) * 2011-03-18 2015-04-01 富士通株式会社 設計検証装置、設計支援方法及びプログラム
JP5691751B2 (ja) * 2011-04-01 2015-04-01 住友電装株式会社 ワイヤハーネス用のプロテクタ
US20190243461A1 (en) * 2016-07-26 2019-08-08 Mitsubishi Electric Corporation Cable movable region display device, cable movable region display method, and cable movable region display program
JP2019070963A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 富士通株式会社 情報処理装置、柔軟物表示方法および柔軟物表示プログラム
JP7180274B2 (ja) * 2018-10-22 2022-11-30 富士通株式会社 情報処理装置、表示プログラム及び表示方法
CN109583143B (zh) * 2019-01-07 2019-09-13 广州市众科电器有限公司 智能线束设计方法和系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2128357B (en) * 1982-10-06 1986-05-21 Standard Telephones Cables Ltd Optical fibre cables
US6583356B2 (en) * 1998-02-19 2003-06-24 Walker Systems, Inc. Wire protection grommet for high-speed communications cabling
FR2778280B1 (fr) 1998-04-29 2000-07-28 Peugeot Dispositif de fixation d'un faisceau de conducteurs electriques dans un vehicule automobile
EP1117105B1 (en) * 1999-07-26 2005-10-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Method of predicting bending life of electric wire or electric wire bundle
DE19935422A1 (de) 1999-07-28 2001-02-01 Daimler Chrysler Ag Verfahren zur Erzeugung einer Leitungsstruktur mit wenigstens einem Kabelbündel
JP4164784B2 (ja) 2000-03-02 2008-10-15 マツダ株式会社 線条材の配線設計支援装置及び配線設計支援方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
EP1209035A3 (en) 2000-11-28 2003-04-16 Siemens Automotive Corporation Control of wiring harness loop attached on moving parts

Also Published As

Publication number Publication date
EP1396390A1 (en) 2004-03-10
KR20040023545A (ko) 2004-03-18
US6968289B1 (en) 2005-11-22
KR100600117B1 (ko) 2006-07-13
DE60324747D1 (de) 2009-01-02
CN1263634C (zh) 2006-07-12
EP1396390B1 (en) 2008-11-19
JP2004127925A (ja) 2004-04-22
CN1495072A (zh) 2004-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4082599B2 (ja) ワイヤーハーネスのバラツキ予測方法、その装置及びそのプログラム
JP4542791B2 (ja) ワイヤー様構造物におけるねじれ角計算方法、その装置及びそのプログラム
US7403876B2 (en) Wire harness wiring path design aiding apparatus and method, wire harness wiring path design aiding program and medium storing the program
EP1624396A1 (en) Method of calculating the shape of a wiring structure, calculating apparatus, and computer -readable recording medium
US7587689B2 (en) Method of supporting wiring design, supporting apparatus using the method, and computer-readable recording medium
KR100514706B1 (ko) 배선구조의 배선설계 지원방법, 장치 및 프로그램
EP1439475B1 (en) Wire harness design aiding apparatus, method and computer readable recording medium storing program
KR100514707B1 (ko) 배선구조의 배선설계 지원방법, 장치 및 프로그램
JPWO2017149651A1 (ja) ワイヤーハーネス経路設計方法
JP4600913B2 (ja) ワイヤー様構造物の配線設計支援方法、その装置及びそのプログラム
CN100444177C (zh) 用于预测由振动引起的电导线和/或导线保护部件的弯曲寿命的方法和装置
JP4235064B2 (ja) ワイヤー様構造物の配線設計支援方法、その装置及びそのプログラム
JP2005332750A (ja) 線条構造物の予測形状計算方法、その装置及びそのプログラム
JP2007086850A (ja) ワイヤハーネスの配索形状解析方法及び装置
JP2004119613A (ja) ワイヤー様構造物の可動範囲予測方法及びその装置
JP4344204B2 (ja) ワイヤー様構造物の形状予測方法、その装置及びそのプログラム
JP2010117765A (ja) ワイヤーハーネスの可動経路解析システム
JP4452091B2 (ja) 線条構造物の配線設計支援方法、その装置及びそのプログラム
JP4194965B2 (ja) 線条構造物の配線設計支援方法、その装置及びそのプログラム
JP4746058B2 (ja) ワイヤハーネス可動経路表示システム
JP2004139568A (ja) ワイヤー様構造物の配線設計支援方法、その装置及びそのプログラム
JP2007102676A (ja) ワイヤー様構造物の形状計算方法、そのねじれ計算方法、その形状計算装置、その形状計算システム及びその形状計算プログラム
JP4448368B2 (ja) 線材の予測形状計算方法、その装置及びそのプログラム
JP2008175677A (ja) トラックの導電性模擬試験用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees