JP2008175677A - トラックの導電性模擬試験用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子ユニット、電子部品のノイズ評価が正確に行われるトラックの導電性模擬試験用装置の提供。
【解決手段】トラックの運転席を模した第1の部分(1)と、トラックの荷台部分のフレームを模した第2の部分(2)とを有し、第2の部分(2)は、複数の梁状部材(21〜24)を梁状部材同士が接触しない様に複数段に亘って水平に配置し、梁状部材の両端部を支持部材(3)に固定しており、第1の部分(1)及び第2の部分(2)は導電性材料から成り、第1の部分(1)及び第2の部分(2)にはハーネス(4)及び部品(5)の取付け用の孔(クリップ固定用の孔)(6)が一定のピッチで形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車、特にトラックの電子部品におけるノイズを評価する際の導電性模擬試験用装置に関する。
大型トラックの走行装置や懸架装置などの評価では、実際のトラックを用いての実車試験が行われる。しかし、電子ユニットや、電子部品のノイズ試験においては、実車を用いた評価試験が行われない場合が多い。
実車を用いずに電子ユニットや電子部品関係のノイズの評価試験を行うに際しては、例えば、ダミー部品や、実際に車両に搭載するのとは仕様の異なるダミーハーネスを用いて、台上試験装置(模擬試験装置)によって行われていることが多い。
ここで、実車においては、電子ユニット、電子部品関係の単体のハーネスは、ビニールテープの巻き込みや、専用の被覆チューブによって束ねられ、その束ねられたハーネスは鋼製(金属)のシャシーフレームに沿って配索され、クリップによってシャシーフレームに固定されている。
このような状態のハーネスでは、電子ユニット、電子部品及び配索の仕方によって生じるノイズの一部は、クリップ位置からシャシーフレーム側に漏洩してしまう。
一方、上述の台上試験装置では、束ねられたハーネス、或いは単体のハーネスの大部分が宙に浮いた状態であり、電子部品のみが試験装置のケーシング等に固定されている。
したがって、ハーネスからはノイズが落ち難くなり、検査対象である電子ユニット、電子部品は、実車に比較してノイズが多い状態で評価されてしまう。
このことは、本来は品質を満たしているにもかかわらず、評価対象に対して、更にノイズの少ない品質を望むこととなり、ノイズについては過剰品質となり、トラックの開発に余分なコストや時間をつぎ込むこととなる。
また、台上試験に用いる電子ユニット、電子部品としてはダミー部品が使用されており、且つ、実際に車両に搭載するのとは仕様の異なるダミーハーネスが用いられているため、電気的な試験条件が実車における条件とは異なってしまい、試験装置と実車との整合性が得られない。即ち、評価結果が実態を反映しない場合が多い。
電子ユニット、電子部品のノイズ評価試験を、実車を使用して行うことも考えられるが、例えば、いわゆる「大型トラック」のように、全長が12mの場合については、試験装置全体が長大化してしまう。
その他の従来技術として、突発的なノイズの影響を受け難い高精度機械設備の状態監視装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、係る従来技術は機械設備の看視を目的としており、貨物自動車におけるノイズ評価試験における上述した様な問題を解決するものではない。
特開2005−17128号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、電子ユニット、電子部品のノイズ評価が正確に行われ、しかも全体のサイズを小型化することが可能なトラックの導電性模擬試験用装置の提供を目的としている。
本発明のトラックの導電性模擬試験用装置(100)は、トラックの運転席を模した第1の部分(1)と、トラックの荷台部分のフレームを模した第2の部分(2)とを有しており、第2の部分(2)は複数の梁状部材(21〜24)および梁状部材と接続され鉛直方向に立設された支持部材(3)から成り、複数の梁状部材(21〜24)は、梁状部材(21〜24)同士が接触しない様に複数段に亘って水平に配置され、梁状部材は支持部材(3)に固定されており、第1の部分(1)及び第2の部分(2)は導電性材料から成り、第1の部分(1)及び第2の部分(2)にはハーネス(4)及び部品(5)の取付け用の孔(クリップ固定用の孔)(6)が一定のピッチ(例えば100mm)で形成されており、トラックに取り付けるべき全ての電子部品(5)及び電子部品を接続するハーネス(4)が前記取付け用の孔(6)を用いて第1の部分(1)及び第2の部分(2)に取り付け可能に構成されていることを特徴としている(請求項1)。
ここで、支持部材は梁状部材の両端部と接続されていても良いし、それ以外(例えば中央部)で接続されていても良い。
第1の部分(1)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分(2)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上である(請求項2)。
第1の部分(1)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分(2)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上となる様に、第2の部分(2)における梁状部材(11〜14)の長さ及び/又は本数が設定されている(請求項3)。
ハーネス(4)はクリップ(7)により第1の部分及び第2の部分に取り付けられている(請求項4)。
上述する構成を具備する本発明のトラックの導電性模擬試験装置(100)によれば、第1の部分(1)及び第2の部分(2)は導電性材料から成り、特に第2の部分(2:荷台相当部分)は複数(例えば、4段)の梁状部材(21〜24)と梁状部材の両端部で鉛直方向に立設された支持部材(3)とから成り、複数の梁状部材(21〜24)は、梁状部材(21〜24)同士が接触しない様に複数段に亘って水平に配置されている。
したがって、第2の部分を複数段(例えば4段)とすることで、第2の部分の全長を、実際のトラックの同部分を段数で除した長さ、即ち、第2の部分(荷台部分)が実車で10mの場合は、10/4=2.5mと、1/4までに大幅に短縮できることとなる。したがって、装置全体の大幅な小型化が実現できる。
また、第1の部分(1)及び第2の部分(2)にはハーネス(4、41)及び部品(5)の取付け用の孔(クリップ固定用の孔)(6)が一定のピッチ(例えば100mm)で形成されており、トラックに取り付けるべき全ての電子部品(5)及び電子部品を接続するハーネス(4、41)が前記取付け用の孔(6)を用いて第1の部分(1)及び第2の部分(2)に取り付け可能に構成されている。
さらに、第1の部分(1)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分(2)で取付け用の孔(6)が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上である。
この構成は、実車の構成と概略同様であるので、本発明の試験装置を使用すれば、実車で発生するノイズの再現性を向上できる。つまり、より実車試験に近い試験結果が得られる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、全体を符号100で示す導電性模擬試験用装置100は、トラックの運転席(キャブ)を模した第1の部分1と、トラックのシャシーフレームを模した第2の部分2とを有している。
図1の例では、第1の部分(キャブ)1の長さL1は、1.5mであり、第2の部分(荷台相当部分)2の長さL2は2.5mである。また、装置の全高Hは1.7mである。
図2をも参照して、第2の部分2は複数(例えば、4段)の梁状部材21(最下段)〜24(最上段)を有している。各梁状部材21〜24の両端部には鉛直方向に支持部材3が、梁状部材21〜24の中央で鉛直方向には支持部材31が立設されている。また、複数の梁状部材21〜24は、梁状部材21〜24同士が接触しない様に複数段に亘って水平に配置されている。
梁状部材21〜24の両端部は支持部材3に、梁状部材21〜24の中央部は支持部材31に図示しない公知の手段、例えばボルト・ナットで固定されている。
第2の部分(荷台相当部分)を複数段(4段)とすることで、第2の部分の長さが実際のトラックの同部分の長さを段数(4)で除した長さまで短縮されている。即ち、実車の荷台部分が10mの場合は、10/4=2.5mと大幅に短縮することが可能になった。
第1の部分1及び第2の部分2は導電性材料である鋼板から成る。第1の部分1及び第2の部分2には、一定のピッチ、例えば100mm毎に複数の取付け用孔(クリップ固定用の孔)6が形成されている。
この取付け用孔6には、単独ハーネスをビニールテープなどで1本にまとめたメインハーネス4や、メインハーネスの途中から分岐するハーネス41が、所定の間隔、例えば取付け用孔(クリップ固定用の孔)6の3つおきに、クリップ7によって固定される。なお、図2ではメインハーネス4のみの固定が図示されている。
メインハーネスの途中から分岐するハーネス41の先端は、電子部品及び電子ユニット(以下、総称して電子部品という)5が接続されている。
さらに、このクリップ固定用の孔6には、ブラケット8を介して電子部品5が固定されるように構成されている。
第1の部分(キャブ相当部分)1でクリップ固定用の孔6が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分(荷台相当部分)2でクリップ固定用の孔6が形成されている領域の延べ長さとの合計は、導電性模擬試験の対象であるトラック(類別の内の最長のホイールベースの全長12m)の実車寸法の90%以上となるように構成されている。
同じ装備のトラックでも、例えば類別によっては9〜10mのものもある。或いはそれ以下のものもある。そのような場合は、2.5mの梁状部材を3本とすることも可能である。
上述の構成を備えた本発明の実施形態によれば、第1の部分(キャブ相当部分)1及び第2の部分(荷台相当部分)2は導電性材料である鋼板から成り、電子部品、電子ユニットのハーネスは、導電性材料である鋼板に沿って這わせられ、第1の部分(キャブ相当部分)1及び第2の部分(荷台相当部分)2に形成されたクリップ固定用孔6に取付けられ、実車と同様の状態に保たれているので、ノイズは、実車により近くなる。
また、第2の部分を複数段(例えば4段)とすることで、第2の部分(荷台相当部分)の全長が、実際のトラックの荷台部分の長さを段数で除した長さまで短縮されている。即ち、実車の荷台部分の長さが10mの場合は、10/4=2.5mと、実車に比べ1/4までに大幅に短縮できることとなる。図示の例では、第1の部分(キャブ相当部分)1の長さ1.5mを加えても、装置全体としては4mとなり、装置全体の大幅な小型化が実現できる。
また、第1の部分(キャブ相当部分)1及び第2の部分(荷台相当部分)2にはハーネス4固定用、及び電子部品5の取付け用の孔6が一定のピッチ(例えば100mm)で形成されており、トラックに取り付けるべき全ての電子部品5を接続するハーネス4が取付け用の孔6を用いて第1の部分1及び第2の部分2に取り付け可能に構成されている。これは、略、実車におけるハーネスの取付け方と同様である。
さらに、第1の部分1で取付け用の孔6が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分2で取付け用の孔6が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上である。
この構成は、実車の構成と概略同様であるので、本発明の試験装置を使用すれば、実車で発生するノイズを忠実に再現できる。つまり、極めて正確な試験結果が得られる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
本発明の実施形態の全体構成を示す正面図。 第2の部材を部分的に示した模式図。
符号の説明
1・・・第1の部材
2・・・第2の部材
3、31・・・支持部材
4、41・・・ハーネス
5・・・電子部品
6・・・取付け用の孔
7・・・クランプ
8・・・ブラケット
100・・・トラックの導電性模擬試験用装置

Claims (4)

  1. トラックの運転席を模した第1の部分と、トラックの荷台部分のフレームを模した第2の部分とを有しており、第2の部分は複数の梁状部材および梁状部材と接続され鉛直方向に立設された支持部材から成り、複数の梁状部材は、梁状部材同士が接触しない様に複数段に亘って水平に配置され、梁状部材は支持部材に固定されており、第1の部分及び第2の部分は導電性材料から成り、第1の部分及び第2の部分にはハーネス及び部品の取付け用の孔が一定のピッチで形成されており、トラックに取り付けるべき全ての電子部品及び電子部品を接続するハーネスが前記取付け用の孔を用いて第1の部分及び第2の部分に取り付け可能に構成されていることを特徴とするトラックの導電性模擬試験用装置。
  2. 第1の部分で取付け用の孔が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分で取付け用の孔が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上である請求項1のトラックの導電性模擬試験用装置。
  3. 第1の部分で取付け用の孔が形成されている領域の延べ長さと、第2の部分で取付け用の孔が形成されている領域の延べ長さとの合計が、導電性模擬試験の対象であるトラックの実車寸法の90%以上となる様に、第2の部分における梁状部材の長さ及び/又は本数が設定されている請求項1のトラックの導電性模擬試験用装置。
  4. ハーネスはクリップにより第1の部分及び第2の部分に取り付けられる請求項1〜3の何れか1項のトラックの導電性模擬試験用装置。
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