JPWO2017149651A1 - ワイヤーハーネス経路設計方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤーハーネスの経路の設計を現車にワイヤーハーネスを直接合わせて最適な経路を調整する作業を必要とせずに短期間に行うことができるワイヤーハーネス経路設計方法を提供する。【解決手段】ワイヤーハーネス経路設計方法は、筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材の3次元情報、及びハーネス情報を受け付けし、筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材を3次元情報に基づいて3次元仮想空間に表示し、3次元仮想空間に複数の経路に沿って表示された複数の配線部材の近傍を通るようにハーネス情報に基づいて仮想経路空間を形成し、複数の経路のうち選択された1つの経路に対応する複数のワイヤーハーネスの最適なハーネス経路を仮想経路空間に対して探索することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定するステップを含む。

Description

本発明は、ワイヤーハーネス経路設計方法に関する。
近年、ワイヤーハーネスの経路の設計を容易にするためのハーネス配線経路算出方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このハーネス配線経路算出方法は、装置の3次元モデルとハーネス条件を基に設定したハーネス配線経路探索空間を分割して複数の格子点を算出し、配線経路始点を起点に設定した配線経路禁止領域以外の格子点の中から経路終点の方向に一番近い格子点を順次抽出し、抽出した格子点より算出する曲率半径がハーネス最小曲率半径より大きい場合、前記抽出した格子点を配線経路格子点として順次選択するものである。
特開2009−176616号公報
しかし、従来のハーネス配線経路算出方法は、適用する装置を3次元モデル化したハーネス配線経路探索空間全体に対して複数の格子点を算出し、これらの格子点を基に配線経路を算出しているため、複雑な演算を必要し、鉄道車両のように大きな構造体には適さない。
また、鉄道車両のように大きな構造体の場合、ワイヤーハーネスの経路を設計するのに2次元の図面上で主要なワイヤーハーネスの経路設計を行い、さらに現車にワイヤーハーネスを直接合わせて最適な経路となるように試行錯誤を重ねてワイヤーハーネスの経路を決定するため、ワイヤーハーネスの経路の設計に長期間を要していた。
そこで、本発明の目的は、ワイヤーハーネスの経路の設計を現車にワイヤーハーネスを直接合わせて最適な経路を調整する作業を必要とせずに短期間に行うことができるワイヤーハーネス経路設計方法を提供することにある。
[1]筐体内で接続先に接続されるとともに、想定された複数の経路に沿って配置された複数の配線部材に固定されるワイヤーハーネスの経路を3次元仮想空間で設計するワイヤーハーネス経路設計方法であって、
前記筐体、前記筐体の内部構造、及び前記複数の配線部材の形状情報と位置情報を含む3次元情報、及び前記経路ごとに定められた複数のワイヤ−ハーネスを構成する電線の種類及び前記接続先を含むハーネス情報を受け付ける受付ステップと、
前記筐体、前記筐体の内部構造、及び前記複数の配線部材を前記3次元情報に基づいて前記3次元仮想空間に表示する表示ステップと、
前記3次元仮想空間に前記複数の経路に沿って表示された前記複数の配線部材の近傍を通るように前記ハーネス情報に基づいて仮想経路空間を形成する形成ステップと、
前記複数の経路のうち選択された1つの経路に対応する前記複数のワイヤーハーネスの最適なハーネス経路を当該仮想経路空間に対して探索することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する判定ステップと、
を含むワイヤーハーネス経路設計方法。
[2]前記形成ステップは、当該仮想経路空間の断面積が当該複数のワイヤーハーネス全体を束ねたときに当該複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積以上となるように前記仮想経路空間を形成する、前記[1]に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。
[3]前記判定ステップは、当該仮想経路空間の仮想断面上に当該複数のワイヤーハーネスに対応する複数の仮想リングを配置し、前記複数の仮想リングに当該複数のワイヤーハーネスを布線することで、前記最適なハーネス経路を探索する、前記[1]に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。
[4]前記判定ステップにおいて、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能でないと判定したとき、少なくとも前記ハーネス経路を変更するか、当該仮想経路空間の断面積を拡大する修正ステップ、をさらに含む前記[1]に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。
本発明によれば、ワイヤーハーネスの経路の設計を現車にワイヤーハーネスを直接合わせて最適な経路を調整する作業を必要とせずに短期間に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤーハーネス経路設計支援装置の概略の構成例を示すブロック図である。 図2は、仮想経路空間形成手段が形成した仮想経路空間の一例を示す斜視図である。 図3は、図2のA部拡大図である。 図4Aは、図3のB−B線断面図である。 図4Bは、複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積を説明するための断面図である。 図5は、仮想経路空間の仮想断面上に配置された仮想リングの一例を示す図である。 図6は、2つの仮想断面間に対してワイヤーハーネスを布線する作業を説明するための斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤ−ハーネス経路設計支援装置の概略の構成例を示すブロック図である。
このワイヤ−ハーネス経路設計支援装置1は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、ワイヤ−ハーネス経路設計支援装置1の各部を制御する制御部2と、各種の情報を記憶する記憶部3と、キーボード、マウス、ディスクドライブ等で実現される入力部4と、液晶ディスプレイ等で実現される表示部5とを備える。
記憶部3は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、CPUのプログラム30、3次元CADデータ31、ハーネス情報32、仮想経路空間情報33、ワイヤ−ハーネス経路情報34等を記憶する。
ここで、3次元CADデータ31は、筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材の形状情報と位置情報を含む3次元情報の一例であり、コンピュータで読み込み可能にデータ化したものをいう。「筐体」は、本実施の形態では鉄道車両の筐体であるが、自動車、バス等の陸上車両や航空機等の他の移動体の筐体でもよく、移動しない筐体でもよい。「筐体の内部構造」には、フレーム、台車、車輪、座席等の構造体や、制御盤、空調機器、照明器具等の電気機器等が含まれる。「配線部材」は、3次元CADデータ31を提供する側が想定した複数の経路に沿って配置されたものであり、ワイヤーハーネスが結束部材によって固定されるものである。「ワイヤーハーネス」とは、複数の電線を束にし、各電線の両端部にプリント基板や機器に接続するためのコネクタ又は端子を有するもの、及び複数の電線を束にし、各電線の両端部にプリント基板や機器に接続するためのコネクタ又は端子を有しないものの両方を含む概念である。なお、本明細書では、電線が1本の場合もワイヤーハーネスに含まれるものとする。
ハーネス情報32は、経路ごとに定められたワイヤーハーネスを構成する電線の型式、直径、接続先、コネクタの型式等を含む情報である。なお、電線の型式は、電線の種類の一例である。
仮想経路空間情報33は、最終的に決定された仮想経路空間の3次元情報である。また、仮想経路空間情報33には、仮想経路空間の長手方向に沿う複数の箇所に設定された後述する仮想断面の位置情報と、仮想断面に設定された後述する仮想リングの直径と中心の位置情報が含まれる。
ワイヤーハーネス経路情報34は、最終的に決定されたワイヤーハーネスの経路の情報である。ワイヤーハーネス経路情報34には、ワイヤ−ハーネスの長手方向に沿う複数の箇所に設定されたハーネス通過点の位置情報が含まれる。ハーネス通過点は、仮想リングの中心の位置情報と一致する。
制御部2のCPUは、プログラム30に従って動作することにより、受付手段20、表示手段21、仮想経路空間形成手段22、判定手段23等として機能する。なお、制御部2の各手段20〜23は、全部又は一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエアによって実現されてもよい。
受付手段20は、3次元CADデータ31及びハーネス情報32を受け付ける。受付手段20は、受け付けた3次元CADデータ31及びハーネス情報32を記憶部3に記憶する。
表示手段21は、筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材を3次元CADデータ31に基づいて3次元仮想空間10に配置し、それを表示部5の画面に表示する。
仮想経路空間形成手段22は、3次元仮想空間10に複数の経路に沿って表示された複数の配線部材の近傍を通るようにハーネス情報32に基づいて仮想経路空間を形成する。このとき、仮想経路空間形成手段22は、当該仮想経路空間の断面積が当該複数のワイヤーハーネス全体を束ねたときに当該複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積以上となるように形成する。仮想経路空間は、ワイヤーハーネスの経路を決定する上で基準となるものである。なお、仮想経路空間の断面形状は、矩形状に限られず、長円状や楕円状等の他の形状でもよい。
判定手段23は、設計者の入力部4の操作により、複数の経路のうち選択された1つの経路に対応する複数のワイヤーハーネスの最適なハーネスの経路を、設計者の入力部4の操作により、当該仮想経路空間に対して探索することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する。また、判定手段23は、設計者の入力部4の操作により、当該複数のワイヤーハーネスを電線の種類ごとに分け、当該仮想経路空間の仮想断面上に当該複数のワイヤーハーネスのそれぞれに対応する大きさの複数の仮想リングを配置し、複数の仮想リングに複数のワイヤーハーネスを布線することで、最適なハーネス経路を探索し、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する。
(実施の形態の動作)
次に、本実施の形態の動作の一例を図2〜図6を参照して説明する。
(1)3次元CADデータ及びハーネス情報の受付
受付手段20は、例えば入力部4のディスクドライブから、鉄道車両について筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材の形状情報と位置情報を含む3次元CADデータ31、及び経路ごとに定められた複数のワイヤ−ハーネスを構成する電線の種類及び接続先を含むハーネス情報32を受け付ける。受付手段20は、受け付けた3次元CADデータ31及びハーネス情報32を記憶部3に記憶する。
(2)3次元仮想空間の表示
表示手段21は、筐体、筐体の内部構造、及び複数の配線部材11(図3参照)を3次元CADデータ31に基づいて3次元仮想空間10(図2参照)に配置し、それを表示部5の画面に表示する。
(3)仮想経路空間の形成
仮想経路空間形成手段22は、3次元仮想空間10に複数の経路に沿って表示された複数の配線部材11の近傍を通るようにハーネス情報32に基づいて仮想経路空間10(図2参照)を形成する。なお、この処理は、ハーネス情報32に基づいて設計者が行ってもよい。
図2は、仮想経路空間形成手段22が形成した仮想経路空間の一例を示す斜視図である。なお、図2では、配線部材の図示を省略している。図3は、図2のA部拡大図である。図4Aは、図3のB−B線断面図、図4Bは、複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積を説明するための断面図である。
仮想経路空間形成手段22は、図2、図3及び図4Aに示すように、配線部材11の近傍に例えば断面矩形状の仮想経路空間12を形成する。具体的には、仮想経路空間形成手段22は、図4Bに示すように、当該仮想経路空間12の断面積Saが当該複数のワイヤーハーネス130全体を結束部材132で緩く束ねたときに当該複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積Sb以上(Sa≧Sb)となるように仮想経路空間12を形成する。なお、この処理は設計者が行ってもよい。
配線部材11は、帯板状の鋼板の長手方向の両端部を仮想経路空間12と反対側に曲げて形成されている。配線部材11の長手方向は仮想経路空間12の長手方向に一致させた方が好ましいが、必ずしも一致させなくてもよい。
(4)複数のワイヤーハーネスを仮想経路空間に布線することが可能かどうかの判定
ワイヤーハーネスの経路の探索を図5及び図6を参照して説明する。図5は、仮想経路空間12の仮想断面上に配置された仮想リングの一例を示す図である。図6は、2つの仮想断面間に対してワイヤーハーネスを布線する作業を説明するための斜視図である。
判定手段23は、設計者の入力部4の操作により、複数の経路のうち選択された1つの経路に対応する複数のワイヤーハーネスの最適なハーネス経路を、設計者の入力部4の操作により、当該仮想経路空間に対して探索することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する。
判定手段23は、設計者の入力部4の操作により、当該複数のワイヤーハーネスを電線の種類ごとにワイヤーハーネス130、131(図6参照)に分け、図5に示すように、当該仮想経路空間12の仮想断面120a、120b上にワイヤーハーネス130、131に対応する大きさの仮想リング121を配置し、図6に示すように、仮想リング121にワイヤーハーネス130、131を布線することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する。
具体的には、設計者は、図6に示すように、2つの仮想断面120a、120b上に形成された仮想リング121を選択することで、仮想リング121の中心の位置情報、すなわちハーネス通過点が設定されたことになる。次に、設計者は、選択した仮想リング121に対応するワイヤーハーネス130、131の図示を指示すると、2つの仮想断面120a、120b間に対応するワイヤーハーネス130、131が表示される。そして設計者は、ワイヤーハーネス130、131を布線して問題がないかどうかを確認する。確認する方法としては、例えば、AC用のワイヤーハーネス130、131とシールド用のワイヤーハーネス130、131を所定の距離離すことができるかを確認する。
(5)上記(4)の判定結果が否定的の場合
上記(4)の判定で当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能でないと判定したとき、例えば、次の3つのいずれかの修正処理を行う。
(i)ハーネス経路を変更する。
(ii)当該仮想経路空間の断面を拡大する。
なお、上記以外に他の修正処理を行ってもよい。
その後は、上記(4)、(5)を繰り返してワイヤーハーネスの経路を設計する。設計が終わると、制御部2は、仮想経路空間情報33及びワイヤーハーネス経路情報34を更新する。仮想経路空間情報33及びワイヤーハーネス経路情報34は、例えば、ワイヤーハーネスの配線作業の際に携帯端末装置に表示して配線作業のガイドに利用される。
(実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(a)仮想経路空間12の断面積Saが対応する複数のワイヤーハーネス130を通すのに必要な断面積Sb以上となるように仮想経路空間12を形成し、この仮想経路空間12を基準に最適なハーネス経路の探索を行っているので、ワイヤーハーネスの経路の設計を短期間に行うことができる。例えば、従来5日を要していたものが2日に短縮されている。
(b)新型車両のように現車が存在しない場合でも、3次元空間上でワイヤーハーネスの経路のシミュレーションを行えるので、ワイヤーハーネス経路の設計が可能になる。
(c)自動車と比べて鉄道車両は、多くが床下配線のため、現車合わせによる加工作業が多いが、本実施の形態によれば、現車合わせによる加工作業を少なくすることができ、ワイヤーハーネスの設計が極めて容易になる。
[他の変形例]
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々な実施の形態が可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の工程において、工程の追加、削除、変更、入替え等が可能である。
産業上の利用分野
本発明は、鉄道車両用ハーネス、自動車用ハーネス、航空機用ハーネス、医療用ハーネス、機器内ハーネス等に適用可能である。
1…ハーネス経路設計支援装置、2…制御部、3…記憶部、4…入力部、5…表示部、
10…3次元仮想空間、11…配線部材、12…仮想経路空間、20…受付手段、
21…表示手段、22…仮想経路空間形成手段、23…判定手段、30…プログラム、
31…3次元CADデータ、32…ハーネス情報、33…仮想空間経路情報、
34…ワイヤーハーネス経路情報、120a、120b…仮想断面、
121…仮想リング、130、131…ワイヤーハーネス、Sa、Sb…断面積

Claims (4)

  1. 筐体内で接続先に接続されるとともに、想定された複数の経路に沿って配置された複数の配線部材に固定されるワイヤーハーネスの経路を3次元仮想空間で設計するワイヤーハーネス経路設計方法であって、
    前記筐体、前記筐体の内部構造、及び前記複数の配線部材の形状情報と位置情報を含む3次元情報、及び前記経路ごとに定められた複数のワイヤ−ハーネスを構成する電線の種類及び前記接続先を含むハーネス情報を受け付ける受付ステップと、
    前記筐体、前記筐体の内部構造、及び前記複数の配線部材を前記3次元情報に基づいて前記3次元仮想空間に表示する表示ステップと、
    前記3次元仮想空間に前記複数の経路に沿って表示された前記複数の配線部材の近傍を通るように前記ハーネス情報に基づいて仮想経路空間を形成する形成ステップと、
    前記複数の経路のうち選択された1つの経路に対応する前記複数のワイヤーハーネスの最適なハーネス経路を当該仮想経路空間に対して探索することで、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能かどうかを判定する判定ステップと、
    を含むワイヤーハーネス経路設計方法。
  2. 前記形成ステップは、当該仮想経路空間の断面積が当該複数のワイヤーハーネス全体を束ねたときに当該複数のワイヤーハーネスを布線するのに必要な断面積以上となるように前記仮想経路空間を形成する、
    請求項1に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。
  3. 前記判定ステップは、当該仮想経路空間の仮想断面上に当該複数のワイヤーハーネスに対応する複数の仮想リングを配置し、前記複数の仮想リングに当該複数のワイヤーハーネスを布線することで、前記最適なハーネス経路を探索する、
    請求項1に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。
  4. 前記判定ステップにおいて、当該複数のワイヤーハーネスを当該仮想経路空間に布線することが可能でないと判定したとき、少なくとも前記ハーネス経路を変更するか、当該仮想経路空間の断面積を拡大する修正ステップ、
    をさらに含む請求項1に記載のワイヤーハーネス経路設計方法。

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