JP4078810B2 - 画像処理装置および画像処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,原稿の画像を読み込んで画像データを取得する機能を有する画像処理装置およびこれらを複数台接続した画像処理システムに関する。さらに詳細には,複数の画像処理装置で原稿を分割して読み込む分割読込機能に対応した画像処理装置および画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より,複数の画像処理装置を接続した画像処理システムにおいて,複数の画像処理装置で原稿を分割して読み込む分割読込機能が備えられるようになっている。これに類するものとしては,例えば,複数のスキャナで原稿を分割して読込み,サーバー上でそれらの画像データを合成させる技術(特開2000−224369号公報),スキャナから読み込んだ複数の画像データをPC上で合成する技術(特開2000−125087号公報)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,従来の分割読込には,以下のような問題があった。すなわち,分割して読込みを行う場合には,各画像処理装置で読み取った原稿データを合成することが不可欠である。ここで,前記した従来の技術では,複数台の画像処理装置で分割読込みした画像データを合成するために,各端末毎に,分割読込みした画像を合成するサーバーもしくは端末を指定する作業が必要であった。
【0004】
また,分割される画像データ間の関係,例えば,原稿が3分割して3台のスキャナで読み取る場合に,3分割された画像データを読み取る際の条件(読取モードを一致させる,合成する際の合成の順番を入れ違いにしない)等を指定しないと,合成された画像データは不具合のあるものになってしまう恐れがある。
【0005】
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,簡易な操作により原稿の分割読込みを行い,一体の画像データを取得できるようにした画像処理装置および画像処理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決を目的としてなされた本発明の画像処理装置は,原稿の画像を読み取って画像データを取得する機能と,他の画像処理装置と交信する機能とを有するものであって,自己と他の画像処理装置とで原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能と,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を他の画像処理装置の操作部に表示させる分割読込開始通知を発信する分割読込開始通知発信機能と,他の画像処理装置が分割読込機能の継続読込により取得した画像データを受信する画像データ受信機能と,他の画像処理装置から受信した分割読込機能の継続読込による画像データを,自己で読み取った画像データと合成する画像データ合成機能とを有し,分割読込開始通知発信機能により他の画像処理装置の表示部に表示させる継続読込指示部は,ユーザに操作されることにより,当該他の画像処理装置に,分割読込機能の継続読込を設定させるものである。この画像処理装置は,分割読込の際の分割元としての役割を果たすことができる。
【0007】
また,本発明の別の画像処理装置は,原稿の画像を読み取って画像データを取得する機能と,他の画像処理装置と交信する機能とを有するものであって,自己と他の画像処理装置とで原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能と,他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信することにより,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を自己の操作部に表示する継続読込指示部表示機能と,分割読込機能の継続読込により取得した画像データを分割元である他の画像処理装置へ送信する画像データ送信機能とを有し,継続読込指示部がユーザに操作されることにより,分割読込機能の継続読込を設定するものである。この画像処理装置は,分割読込の際の分割先としての役割を果たすことができる。
【0008】
而して本発明の画像処理システムは,原稿の画像を読み取って画像データを取得する複数台の画像処理装置を相互に交信可能としたシステムであって,2台以上の画像処理装置で原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能を有し,少なくとも一台の画像処理装置が,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を他の画像処理装置の操作部に表示させる分割読込開始通知を発信する分割読込開始通知発信機能と,他の画像処理装置が分割読込機能の継続読込により取得した画像データを受信する画像データ受信機能と,他の画像処理装置から受信した分割読込機能の継続読込による画像データを,自己で読み取った画像データと合成する画像データ合成機能とを有し,少なくとも他の一台の画像処理装置が,他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信することにより,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を自己の操作部に表示する継続読込指示部表示機能と,分割読込機能の継続読込により取得した画像データを分割元である他の画像処理装置へ送信する画像データ送信機能とを有し,他の一台の画像処理装置に表示された継続読込指示部は,ユーザに操作されることにより,当該画像処理装置に,分割読込機能の継続読込を設定させるものである。すなわち,分割読込の際に分割元としての役割を果たす画像処理装置と,分割先としての役割を果たす画像処理装置とを,ともに一台以上含むシステムである。
【0009】
すなわち本発明においては,分割元の画像処理装置から分割読込開始通知を発信することにより,分割読込が開始される。分割読込開始通知を受信した画像処理装置,すなわち分割先の画像処理装置では,分割読込機能の継続読込をユーザが指示するための継続読込指示部を自己の操作部に表示する。この継続読込指示部をユーザが操作することにより,継続読込が開始される。すなわち,当該分割先の画像処理装置にて原稿の画像を読み取ると,その画像データは分割元の画像処理装置に送信される。すると分割元の画像処理装置では,受信した画像データと自己で読み取った画像データとを合成する。このように合成は,分割元の画像処理装置で行う。合成された画像データは,全体で一体のものとして取り扱われる。このようにして,分割読込が実行される。なお,継続読込指示部の操作と,継続読込の実際の開始との間に,分割元の選択や,読み取るべき原稿の挿入の確認等のステップが存在してもよい。
【0010】
このように本発明によれば,各画像処理装置の操作部に表示される通りに操作するだけで簡単に分割読込ができるものである。
【0011】
本発明において,分割元の画像処理装置は,分割読込開始通知の送信先である他の画像処理装置,すなわち分割先の画像処理装置に対し,当該分割読込に係る動作モードを送信する動作モード送信機能を有することが望ましい。そして,分割先の画像処理装置は,当該分割読込を,分割元である画像処理装置から受信した動作モードにより行うことが望ましい。これにより,原稿全体が同一の動作モードにて読み取られることとなるからである。なお,ここでいう動作モードとは,例えば,画像読み取りの濃度設定,余白の設定,カラー読み取りかモノクロ読み取りかの区別,片面読み取りか両面読み取りかの区別,精細度の設定などのことである。
【0012】
この場合に分割先の画像処理装置は,継続読込指示部が操作された際に,当該分割読込に係る動作モードの送信を分割元である画像処理装置に要求する動作モード要求を発信する動作モード要求発信機能を有することが望ましい。そして分割元の画像処理装置は,分割先の画像処理装置から動作モード要求を受信した場合に限り,分割読込に係る動作モードの送信を行えば十分である。むろん,分割元の画像処理装置から,分割読込開始通知とともに動作モードをも発信してしまうことも考えられる。しかし,分割読込開始通知を受信した画像処理装置のすべてが分割先になるとは限らないからである。
【0013】
また,本発明における分割先の画像処理装置は,分割読込機能の継続読込を行う際に,分割を終結させるか否かをユーザに選択させる終結選択機能と,分割を終結させる旨が選択された場合に,継続読込指示部を無効化させる分割集結通知を他の画像処理装置に対し発信する分割集結通知発信機能とを有することが望ましい。また,本発明における分割先の画像処理装置は,他の画像処理装置から分割集結通知を受信することにより当該通知に係る継続読込指示部を無効化する継続読込指示部無効化機能を有することが望ましい。これにより,分割読込の最終部分について継続読込指示をした後,他の画像処理装置に継続読込指示部を無駄に表示させ続ける愚を避けることができる。
【0014】
また,本発明における分割先の画像処理装置においては,継続読込指示部の表示に有効期間があり,その有効期間経過後は当該継続読込の指示を受け付けないことが望ましい。何らかの事情によりユーザが分割読込をやめてしまいそのまま放置された場合に,いつまでも継続読込指示部を表示し続けるのは無駄だからである。
【0015】
また,本発明における分割先の画像処理装置は,2台以上の画像処理装置から分割読込開始通知を受信した場合に,分割読込機能の継続読込を行う際,どの分割元に対する継続読込であるかをユーザに選択させる分割元選択機能を有することが望ましい。2台以上の画像処理装置からの分割読込開始通知が集中することもありうるからである。
【0016】
また,本発明における分割先の画像処理装置は,他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信したときに待機中でなかった場合には,その後待機中になってから継続読込指示部を表示することが望ましい。分割読込開始通知を受信した時点で,当該分割読込とは別の原稿の読み込みをしている最中であることもありうるからである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は,一つのネットワーク内に複数のコピー機が接続されているシステムに,本発明を適用したものである。
【0018】
まず,本形態に係るシステムは,図1に示すように構成されている。すなわち本形態に係るシステムは,デジタルコピー機1,デジタルコピー機2,およびデジタルコピー機3が設けられている。そして各デジタルコピー機は,ネットワーク10により接続されている。なお,デジタルコピー機の台数は2以上であれば幾つでもよい。そして本形態では,後述する分割読込が可能である。
【0019】
次に,図2のシーケンス図に基づいて,分割読込をする場合の各デジタルコピー機における動作を説明する。以下,原稿の読込みはデジタルコピー機1およびデジタルコピー機2で行われ,分割された画像データの合成はデジタルコピー機1で行われるものとして説明する。まず,原稿の先頭を含む一部分をデジタルコピー機1にセットし,分割読込みを設定する。図3は,デジタルコピー機の操作パネル4における応用設定画面である。この画面には,“分割読込”のキーが表示されている。ユーザは,この画面の“分割読込”を選択することにより,分割読込みを設定することができる。次に,分割読込みを設定した状態でスタートキー5を押下する。デジタルコピー機1は,スタートキー5が押されることにより原稿の読込みを開始する。以下,分割読込の最初の操作をしたデジタルコピー機を,分割元という。
【0020】
分割元であるデジタルコピー機1は,原稿の読込みを開始すると同時に,デジタルコピー機2とデジタルコピー機3とに対し分割読込開始通知を送信する。ここでいう分割読込開始通知とは,あるデジタルコピー機で分割読込み機能が開始されたことを,他のデジタルコピー機に対して通知するための信号のことである。分割読込開始通知を受信したデジタルコピー機2およびデジタルコピー機3は,自己の操作パネル4に原稿の読込みの継続を促すための継続キー6を表示する(図4)。図4は,操作パネル4における基本設定画面である。この画面では,ソート機能や倍率変更等の通常の機能キーの他に,通常時は表示されていない継続キー6が表示されている。ユーザは,操作パネル4から継続キー6を選択することにより,分割読込の一部として,残りの原稿の読込みを継続する設定を行うことができる。ここで,デジタルコピー機2において継続キー6が押されたとする。すると,デジタルコピー機2から分割元であるデジタルコピー機1に対して,読込モード要求を送信する。ここでいう読込モード要求とは,継続キー6が押下されたか否かを要求元に通知するため,また,分割元のデジタルコピー機1の読込みの動作モードを要求するための信号のことである。ここでいう読込みの動作モードとしては,カラー読込かモノクロ読込かの設定や,片面読込か両面読込かの設定や,精細度の設定等がある。以下,継続キー6が押下されたデジタルコピー機を分割先という。
【0021】
なお,デジタルコピー機2が,複数の分割元から分割読込開始通知を受信していることもありえる。その場合には,どの分割割込ジョブを継続するかの選択を行う。図5は,ジョブ選択画面である。この画面には,受信している分割読込開始通知のIDと受信時間とが一覧で表示されている。これによりユーザは,自分の分割読込ジョブの選択を行う。なお,分割割込ジョブの選択にパスワードを設けて,他人が操作を行うことを禁止してもよい。また,分割割込ジョブを一つしか受信していない場合は,図4の継続キー6が押下されたときにパスワードの入力を求めてもよい。
【0022】
次に,読込モード要求を受信したデジタルコピー機1(分割元)は,読込モード要求を送信したデジタルコピー機2(分割先)に対して読込モード応答を送信する。ここでいう読込モード応答とは,分割元で継続処理をできるか否かを通知し,継続処理ができる場合にはさらに当該分割読込ジョブに係る読込の動作モードを分割先に通知するための信号のことである。
【0023】
次に,読込モード応答を受信したデジタルコピー機2は,読込みを開始することを促す画面を表示する。図6は,読込み開始待ち画面である。すなわち操作パネル4には,原稿の準備を促すメッセージが表示されている。また,その原稿が,分割割込みの最終部分であるか否かを選択するためのボタンも合わせて表示している。
【0024】
次に,ユーザが,最終部分であるか否かの選択操作を行った後,スタートキー5を押下すると,デジタル複写機2は原稿の読込みを開始する。デジタルコピー機2は,読込みを開始すると継続読込開始通知をデジタルコピー機1に対して送信する。ここでいう継続読込開始通知とは,合成するための画像データの読込みを開始したことを分割元に通知するための信号のことである。このとき,原稿の最終部分であることの選択を行っていた場合には,デジタルコピー機1とデジタルコピー機3とに対し分割終結通知を送信する。ここでいう分割終結通知とは,それ以上の分割をしないことを他のデジタルコピー機に対して通知するための信号のことである。分割終結通知を受信したデジタルコピー機3では,継続キー6の表示を消去する。次に,デジタルコピー機2は,セットされた全ての原稿を読込む。そして,原稿の画像データを分割元のデジタルコピー機1に対して送信する。次に,全ての画像データを送信し終えると,継続読込終了通知をデジタルコピー機1に対して送信する。ここでいう継続読込終了通知とは,自己の担当分の画像データの送信を終了したことを分割元に通知するための信号のことである。
【0025】
次に,図7のフローチャートに基づいて,デジタルコピー機における当該処理の制御を説明する。本形態のデジタルコピー機は,発生したイベントに応じて各処理を実行するイベント駆動制御を行っている。本形態の処理に係るイベントには,スタートキーの押下(#1),分割読込開始通知の受信(#2),読込モード要求の受信(#3),読込モード応答の受信(#4),継続キーの押下(#5),継続読込開始通知の受信(#6),継続読込終了通知の受信(#7),分割終結通知の受信(#8),読込みの終了(#9),および定期起動(#10)がある。そして各イベント毎に,それぞれに対応したプログラムが実行される。以降,各プログラムの詳細の処理を説明する。
【0026】
まず,スタートキー押下(図7:#1)の処理を図8のフローチャートに基づいて説明する。まず,当該ジョブが,分割割込みに係るものであるか否かを判断する(#11)。分割読込ジョブでない場合は(#11:No),画像データの記録先を自機として読込みを開始する(#14)。分割読込ジョブである場合は(#11:Yes),自機が分割元であるか否かを判断する(#12)。分割元である場合は(#12:Yes),ネットワークに接続されている全てのデジタルコピー機に対して分割読込開始通知を送信する(#13)。ここで,パスワードの指定をユーザに求め,指定されたパスワードを分割読込開始通知とともに送信してもよい。そして,画像データの記録先を自機をして読込みを開始する(#14)。
【0027】
#12において自機が分割元でない,つまり分割先である場合は(#12:No),継続読込開始通知を分割元のデジタルコピー機に送信する。次に,読込みを行っている画像データが原稿の最終部分であるか否かを判断する(#16)。この判断は,図6の画面で“これで最後ですか”のメッセージに対応した“はい”ボタンと“いいえ”ボタンとのいずれかが選択されたかによる。画像データが原稿の最終部分である場合は(#16:Yes),ネットワークに接続されている全てのデジタルコピー機に対して分割終結通知を送信する(#17)。そして,画像データの記録先を分割元として読込を開始する(#18)。この場合は,読込んだ画像データは分割元へ送信されることとなる。画像データが原稿の最終部でない場合(#16:No)には,分割終結通知を送信することなく,#18へ進む。以上,#14もしくは#18が実行されると,スタートキー押下の処理は終了する。
【0028】
次に,分割読込開始通知の受信(図7:#2)の処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。まず,分割元となるデジタルコピー機とその分割読込ジョブのタイムアウト時間とを登録する(#21)。タイムアウト時間とは,分割読込開始通知の受信をしてから,分割読込みに関する操作を許容する有効時間のことである。これは,通常,デフォルト値が設定されている。また,ユーザにより設定できることとしてもよい。次に,現在,読込みが可能な状態であるか否かを判断する(#22)。読込みが可能な状態の場合は(#22:Yes),操作パネル4に継続キー6を表示して(#23),分割読込開始通知受信の処理を終了する。分割読込みが可能でない状態の場合は(#22:No),そのまま分割読込開始通知受信の処理を終了する。ここでいう分割読込みが可能でない状態とは,分割先のデジタルコピー機の機能不足によるハード異常や,分割先がジョブの読込みを実施中等のビジー状態であること等である。なお,ビジー状態がタイムアウト前に回復し,かつ分割終結通知を受信していない場合は,継続キー6が表示されることとなる。
【0029】
次に,読込モード要求の受信(図7:#3)の処理を図10のフローチャートに基づいて説明する。まず,自機が分割読込中であるか否かを判断する(#31)。自機が分割読込中である場合は(#31:Yes),さらに継続読込中であるか否かを判断する(#32)。継続読込中である,つまり分割終結通知を受けていない場合は(#32:Yes),パラメータを継続可能とした読込モード応答と,動作モードの設定データとを分割先に送信する(#33)。これが読込モード応答の送信である。自機が分割読込中でない場合(#31:No),または,継続読込中でない,つまり分割終結通知を受けている場合は(#32:No),パラメータを継続不可とした読込モード応答を分割先に送信する(#34)。以上,#22もしくは#23が実行されると,読込モード要求受信の処理は終了する。
【0030】
次に,読込モード応答の受信(図7:#4)の処理を図11のフローチャートに基づいて説明する。まず,受信した読込モード応答のパラメータが継続可能であるか否かを判断する(#41)。パラメータが継続可能であった場合は(#41:Yes),受信した動作モードを自己の動作モードとして設定する(#42)。そして,図6に示す読込み開始待ち画面を表示する(#43)。#41においてパラメータが継続不可であった場合は(#41:No),自機に登録されている当該分割元の登録を削除する(#44)。さらに,削除後自機に登録されている分割元がまだあるか否かを判断する(#45)。もはや登録がない場合は(#45:Yes),図4の継続キー6を消去する(#46)。登録がある場合は(#45:No),そのまま読込モード応答受信の処理を終了する。#43もしくは#46が実行されると,読込モード応答受信の処理は終了する。
【0031】
次に,継続キーの押下(図7:#5)の処理を図12のフローチャートに基づいて説明する。まず,登録されている分割元が複数あるか否かを判断する(#51)。複数登録されている場合は(#51:Yes),図5のジョブ選択画面を表示し,ユーザが分割元を選択するのを待つ(#52)。ユーザが分割元を選択すると,当該分割元に読込モード要求を送信する(#53)。一つしか登録されていない場合は(#51:No),分割元は一意に定まるためジョブ選択画面は表示せず,分割元に読込モード要求を送信する(#53)。#53の処理が実行されると継続キー押下の処理を終了する。なお,#53に先立ち,パスワードの入力を求めてもよい。この場合には,正しいパスワードが入力された場合に限り#53の処理を実行する。
【0032】
次に,継続読込開始通知の受信(図7:#6)の処理を図13のフローチャートに基づいて説明する。まず,継続読込開始通知を送信した分割先デジタルコピー機を分割先リストに登録する(#61)。ここでいう分割先リストとは,原稿の残りの部分の分割読込みを行うデジタルコピー機を記録するものである。#61が実行されると,継続読込開始通知受信の処理は終了する。
【0033】
次に,継続読込終了通知の受信(図7:#7)の処理を図14のフローチャートに基づいて説明する。まず,自機が継続読込終了通知を送信した分割先デジタルコピー機を分割先リストから削除する(#71)。次に,読込まれた画像データの後処理のため後述する読込終了判断処理を実行する(#72)。#72が実行されると,継続読込終了通知受信の処理は終了する。
【0034】
次に,分割終結通知の受信(図7:#8)の処理を図15のフローチャートに基づいて説明する。まず,自機が分割元であるか否かを判断する(#81)。分割元である場合は(#81:Yes),読込まれた画像データの後処理のため後述する読込終了判断処理を実行する(#82)。分割元でない場合は(#81:No),図11中の#44へ進み,前述のように分割元の登録の削除等を行う。以上により,分割終結通知受信の処理は終了する。
【0035】
次に,読込みの終了(図7:#9)の処理を図16のフローチャートに基づいて説明する。まず,自機が分割元であるか否かを判断する(#91)。分割元である場合は(#91:Yes),読込んだ画像データの後処理のため後述する読込終了判断処理を実行する(#92)。分割元でない場合は(#91:No),分割元に対して,継続読込終了通知を送信する(#93)。以上,#92もしくは#93が実行されると,読込み終了の処理は終了する。なお,#91において,分割読込みでない通常の読込みである場合は,Yesであると判断するものとする。
【0036】
次に,定期起動(図7:#10)の処理を図17のフローチャートに基づいて説明する。定期起動は,デジタルコピー機起動後もしくは最初の分割元デジタルコピー機の登録後から一定間隔で発生するタイマーイベントである。まず,登録されている全ての分割元に対して,タイムアウトのチェックを行う(#101)。次に,タイムアウトした分割元があるか否かを判断する(#102)。タイムアウトした分割元がない場合は(#102:No),そのまま定期起動処理を終了する。タイムアウトした分割元がある場合は(#102:Yes),図11中の#44へ進み,タイムアウトした当該分割元について,前述のように登録の削除等を行う。そして,定期起動の処理は終了する。
【0037】
次に,読込終了判断の処理を図18のフローチャートに基づいて説明する。この読込終了判断処理は,図14中の#72,図15中の#82,図16中の#92で実行されるものである。まず,当該ジョブが分割読込であるか否かを判断する(#111)。分割読込でない,すなわち通常のジョブであった場合は(#111:No),終了処理(#116)を行った後,読込終了判断の処理を終了する。分割読込であった場合は(#111:Yes)は,分割先リストに登録があるか否かを判断する(#112)。登録がある場合は(#112:Yes),そのまま読込終了判断の処理を終了する。分割先における読込みが,まだ終了していないからである。登録がない場合は(#112:No),継続読込終了通知を受信したか否かを判断する(#113)。当該通知を受信していない場合は(#113:No),そのまま読込終了判断の処理を終了する。当該通知を受信している場合は(#113:Yes),自機は読込終了であるか否かについて判断する(#114)。読込終了でない場合は(#114:No),そのまま読込終了判断の処理を終了する。読込終了の場合は(#114:Yes),分割に係る読込みが全て終了していることになる。このため,取得した画像データのマージ処理を行う(#115)。その後,終了処理(#116)を行い,読込終了判断の処理は終了する。
【0038】
次に,画像データのマージ処理を説明する。この処理は,図19のフローチャートに示すようにして行われる。図19の説明に先立ち,分割ジョブの管理に関するデータ構造を,図20により説明する。
【0039】
図20は,原稿を2分割し,分割元と分割先とでそれぞれ3ページづつ原稿を読込んだ時点でのデータ構成である。ここに示されるデータはすべて,分割元のデジタルコピー機内に作成される。ジョブ管理情報は,原稿の分割数だけ作成される。図20の例では,分割元である自機と分割先とのジョブ管理情報が作成されている。ジョブ管理情報中の列Aは,続きのジョブ管理情報へのリンク関係を示している。列Bは,ジョブ内のページ管理情報へのリンク関係を示している。列Cは,ジョブのページ数を示している。図20の自機のジョブ管理情報の例では,列Aに分割先のジョブ管理情報が示されている。列Cには,現時点でのページ数である3が記録されている。
【0040】
また,ページ管理情報は,読込んだ画像情報毎にページの数だけ作成される。図20の例では,自機のページ管理情報が3ページ分,分割先のページ管理情報も3ページ分作成されている。ページ管理情報中の列Eは,次のページ管理情報へのリンク関係を示している。列Fは,ページ番号を示している。列Gは,画像イメージデータへのリンク関係を示している。図20の自機の1ページ目のページ管理情報の例では,列Eに次のページ管理情報が示されている。列Fには,ページ番号が示されている。列Gには,当該ページのイメージデータへのリンクが示されている。なお,画像イメージデータは,原稿の電子化したデータである。通常は圧縮されて記憶されるが,非圧縮の画像イメージデータを記憶してもよい。
【0041】
図19の処理が行われるのは,前述のように,読込みが全部終了してからである。図19のフローチャート中の「top_jop」,「next_job」はデジタルコピー機に係るジョブ管理情報を認識するためのコードである。また,「num」はページ番号またはページ数を表す数値である。まず,先頭に登録されているジョブ管理情報をtop_jobとして認識する(#121)。図20のような例では,自機のジョブ管理情報が認識されることとなる。次に,top_jobの続きに登録されているジョブ管理情報があるか否かを判断する(#122)。図20のような例では,続きのジョブ管理情報は分割先のジョブ管理情報となり,ジョブ管理情報はあると判断されることとなる。続きのジョブ管理情報がない場合は(#122:No),そのままマージ処理を終了する。
【0042】
ジョブ管理情報がある場合は(#122:Yes),top_jopの続きのジョブをnext_jobと認識する(#123)。図20の例では,分割先のジョブ管理情報がnext_jobとなる。次に,top_jobの総ページ数をnumとし,next_jobの先頭ページを認識する(#124)。次に,そのページが存在するか否かを判断する(#125)。存在する場合は(#125:Yes),numに1を加え,そのページのページ番号をnumとする。これにより,next_jobの先頭ページが,top_jobの末尾に付け加えられたこととなる。そして,認識対象のページのページを次のページに移す(#126)。#126の処理を実行すると,#125へ戻る。つまり,next_jobのページがすべてtop_jobに移るまで,#125〜#126の処理を繰り返す。next_jobにページがなくなると(#125:No),現在のnumの値をtop_jobの総ページ数とする(#127)。次に,next_jobのさらに次のジョブをtop_jobの続きのジョブとする(#128)。最後に,現在のnext_jobの登録を破棄して(#129),#122まで処理を戻す。つまり,登録してあるジョブをすべてマージするまで#122〜#129の処理を繰り返す。以上でマージ処理は終了する。
【0043】
図21は,総ページ数が100ページある原稿のマージ処理後のジョブ管理情報のデータ構成である。マージ処理前(図20)では,ページ番号(列F)が各分割ジョブ毎に割り付けられていた。しかし,マージ処理後では,一つのジョブ管理情報として連続したページ番号が割り付けられている。
【0044】
以上詳細に説明したように,本実施の形態では,分割元のデジタルコピー機1から分割読込開始通知を発信することにより,分割読込が開始されるようにしている。分割読込開始通知を受信したデジタルコピー機2では,分割読込機能の継続読込をユーザが指示するための継続キー6を操作パネル4に表示するようにしている。この継続キー6をユーザが押下した場合には,分割元のデジタルコピー機1から動作モードが送信され,当該分割先のデジタルコピー機2ではその動作モードにより原稿の画像を読み取ることとなる。そして,その画像データを分割元のデジタルコピー機1に送信するのである。最終的に,分割元のデジタルコピー機1では,受信した画像データと自己で読み取った画像データとを合成し,合成された画像データは,全体で一体のものとして取り扱われる。このようにして,分割読込を,操作パネル4の表示どおりに操作するだけ簡単に実行できるデジタルコピー機およびそのシステムが実現されている。
【0045】
さらに,分割読込みが終了すると,他のデジタルコピー機には分割終結通知が送信され,これを受信したデジタルコピー機は継続キー6の表示を自動的に消去することとしている。また,当該分割終結通知を受信することなく一定期間分割読込みに関しての操作が無かった場合も同様のこととしている。これにより,ユーザによる操作の軽減および誤操作の防止が実現しているのである。
【0046】
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本実施の形態では,画像処理装置としてデジタルコピー機を用いたが,スキャナ,FAX機等によっても同様のことが実現できる。また,これらの画像処理装置が混在しているシステムでも実現できる。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば,簡易な操作により原稿の分割読込みを行い,一体の画像データを取得できるようにした画像処理装置および画像処理システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像処理システムのブロック構成図である。
【図2】画像処理システムの処理に係るシーケンス図である。
【図3】画像処理装置における分割割込み機能の選択を行う画面の一例である。
【図4】画像処理装置における継続機能の選択を行う画面の一例である。
【図5】画像処理装置における分割元の選択を行う画面の一例である。
【図6】画像処理装置における原稿の最終部分の選択を行う画面の一例である。
【図7】画像処理装置におけるイベント発生の処理を示すフローチャートである。
【図8】画像処理装置におけるスタートキー押下の処理を示すフローチャートである。
【図9】画像処理装置における分割読込開始通知受信の処理を示すフローチャートである。
【図10】画像処理装置における読込モード要求受信の処理を示すフローチャートである。
【図11】画像処理装置における読込モード応答受信の処理を示すフローチャートである。
【図12】画像処理装置における継続キー押下の処理を示すフローチャートである。
【図13】画像処理装置における継続読込開始通知受信の処理を示すフローチャートである。
【図14】画像処理装置における継続読込終了通知受信の処理を示すフローチャートである。
【図15】画像処理装置における分割終結通知受信の処理を示すフローチャートである。
【図16】画像処理装置における読込終了の処理を示すフローチャートである。
【図17】画像処理装置における定期起動の処理を示すフローチャートである。
【図18】画像処理装置における読込終了判断の処理を示すフローチャートである。
【図19】画像処理装置におけるマージ処理の処理を示すフローチャートである。
【図20】ジョブ管理情報のマージ処理前の内部構造を示すデータ構成図の一例である。
【図21】ジョブ管理情報のマージ処理後の内部構造を示すデータ構成図の一例である。
【符号の説明】
1 デジタルコピー機(分割元)
2 デジタルコピー機(分割先)
3 デジタルコピー機
4 操作パネル
5 スタートキー
6 継続キー
10 ネットワーク
Claims (11)
- 原稿の画像を読み取って画像データを取得する機能と,他の画像処理装置と交信する機能とを有する画像処理装置において,
自己と他の画像処理装置とで原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能と,
分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を他の画像処理装置の操作部に表示させる分割読込開始通知を発信する分割読込開始通知発信機能と,
他の画像処理装置が分割読込機能の継続読込により取得した画像データを受信する画像データ受信機能と,
他の画像処理装置から受信した分割読込機能の継続読込による画像データを,自己で読み取った画像データと合成する画像データ合成機能とを有し,
前記分割読込開始通知発信機能により他の画像処理装置の操作部に表示させる継続読込指示部は,ユーザに操作されることにより,当該他の画像処理装置に,分割読込機能の継続読込を設定させるものであることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載する画像処理装置において,
前記分割読込開始通知の送信先である他の画像処理装置に対し,当該分割読込に係る動作モードを送信する動作モード送信機能を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載する画像処理装置において,
分割読込に係る動作モードの送信を,他の画像処理装置から動作モード要求を受信した場合に限り行うことを特徴とする画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取って画像データを取得する機能と,他の画像処理装置と交信する機能とを有する画像処理装置において,
自己と他の画像処理装置とで原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能と,
他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信することにより,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を自己の操作部に表示する継続読込指示部表示機能と,
分割読込機能の継続読込により取得した画像データを分割元である他の画像処理装置へ送信する画像データ送信機能とを有し,
前記継続読込指示部がユーザに操作されることにより,分割読込機能の継続読込を設定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
前記継続読込指示部が操作された際に,当該分割読込に係る動作モードの送信を分割元である画像処理装置に要求する動作モード要求を発信する動作モード要求発信機能を有し,
当該分割読込を,分割元である画像処理装置から受信した動作モードにより行うことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
分割読込機能の継続読込を行う際に,分割を終結させるか否かをユーザに選択させる終結選択機能と,
分割を終結させる旨が選択された場合に,継続読込指示部を無効化させる分割集結通知を他の画像処理装置に対し発信する分割集結通知発信機能とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
他の画像処理装置から分割集結通知を受信することにより当該通知に係る継続読込指示部を無効化する継続読込指示部無効化機能を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
前記継続読込指示部の表示に有効期間があり,
その有効期間経過後は当該継続読込の指示を受け付けないことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
2台以上の画像処理装置から分割読込開始通知を受信した場合に,分割読込機能の継続読込を行う際,どの分割元に対する継続読込であるかをユーザに選択させる分割元選択機能を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載する画像処理装置において,
他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信したときに待機中でなかった場合には,その後待機中になってから継続読込指示部を表示することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取って画像データを取得する複数台の画像処理装置を相互に交信可能とした画像処理システムにおいて,
2台以上の画像処理装置で原稿を分割して読み取って全体で一体の画像データを作成する分割読込機能を有し,
少なくとも一台の画像処理装置が,
分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を他の画像処理装置の操作部に表示させる分割読込開始通知を発信する分割読込開始通知発信機能と,
他の画像処理装置が分割読込機能の継続読込により取得した画像データを受信する画像データ受信機能と,
他の画像処理装置から受信した分割読込機能の継続読込による画像データを,自己で読み取った画像データと合成する画像データ合成機能とを有し,
少なくとも他の一台の画像処理装置が,
他の画像処理装置から分割読込開始通知を受信することにより,分割読込機能の継続をユーザに促すための継続読込指示部を自己の操作部に表示する継続読込指示部表示機能と,
分割読込機能の継続読込により取得した画像データを分割元である他の画像処理装置へ送信する画像データ送信機能とを有し,
前記他の一台の画像処理装置に表示された継続読込指示部は,ユーザに操作されることにより,当該画像処理装置に,分割読込機能の継続読込を設定させるものであることを特徴とする画像処理システム。
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