JP2000261587A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JP2000261587A
JP2000261587A JP11059890A JP5989099A JP2000261587A JP 2000261587 A JP2000261587 A JP 2000261587A JP 11059890 A JP11059890 A JP 11059890A JP 5989099 A JP5989099 A JP 5989099A JP 2000261587 A JP2000261587 A JP 2000261587A
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JP11059890A
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Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
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Ricoh Co Ltd
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成するシステム内における他の複写機へ自
ら保持する合成データを伝送し、システム内において一
つの複写機が保持する合成データを他の複写機と共用す
ることができるデジタル複写機を提供する。 【解決手段】 連結分担時のコピー出力モードに応じて
画像データをこのインタフェース62を介して、他の1
台のデジタル複写機に転送し、画像データを受け取った
側では、入力した画像データをHDD60に格納し、コ
ピー出力モードに応じて必要枚数をプリント出力する。
システムコントローラ52に接続されているI/F63
は、連結分担時のコピーモード等の設定コマンドを授受
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に
システムを構成する2つ以上のデジタル複写機のうちの
いずれか一つのデジタル複写機において、画像伝送機能
を有するデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機は用途、複写速度に応じ
て、低速機、中速機、高速機とおおまかに分類されてお
り、一般に複写速度の速いもの程価格が高くなってい
る。通常、高速機はコピーセンタ等で大量コピーを行う
用途に用いられ、一般的なオフィスでは低速機、中速機
と呼ばれている複写機が広く使用されており、この複写
機の使用頻度は1年を通して平均的に使える場合が多
い。しかし、場合によっては週末、月末、年度末だけ
等、一時的に大量のコピーが必要になったりするときが
あり、このような例外的な場合のためだけに高速機を導
入するのは投資額も多く、無駄でもある。
【0003】そこで、特開平9−284443号公報に
おいては、原稿画像を画像データとして読み取り、記憶
装置に蓄積して出力するデジタル複写機を2台用意し、
これらを画像データを送受信するインタフェースで接続
し、一方のデジタル複写機で読み取った画像データを他
のもう一方のデジタル複写機に伝送し、2台から出力す
ることで2倍の生産性を実現し、一時的に大量コピーが
必要なときであっても高価な高速機を導入することなく
高速処理が可能なデジタル複写機システムが開示されて
いる。
【0004】また、デジタル複写機には、予め使用者が
デジタル複写機を用いて画像を読み取らせ、内部の記憶
装置に記憶させておき、複写動作時に読み取った原稿画
像と前記予め記憶装置に記憶していた画像とを合成する
機能を有するものがある。これは、定形フォーマットの
枠組みや会社名のロゴ等を原稿画像と合成複写するとき
に高頻度で用いられ、定型フォーマットの枠組みや会社
名のロゴ等は使用者によって自由に登録可能となってい
る(以下このデータを合成データと称する)。
【0005】このような機能を有するデジタル複写機に
おいて前述したシステムを実現する場合には全ての複写
機に同一の記憶データを共有する必要はなく、システム
内のいずれか1台の複写機に登録された合成データを他
の全てのデジタル複写機で使用できる事が好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みてなされたものであり、構成するシステム内に
おける他の複写機へ自ら保持する合成データを伝送し、
システム内において一つの複写機が保持する合成データ
を他の複写機と共用することができるデジタル複写機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明による請求項1記載の発明は、ネットワー
ク上にシステムを構成する2つ以上のデジタル複写機の
うちいずれか一つのデジタル複写機において、原稿画像
を読み取り、画像データに変換する画像読み取り手段
と、画像データを記憶する記憶手段と、該記憶手段で記
憶された画像データを印刷する印刷出力手段と、画像デ
ータをネットワーク上の他のデジタル複写機と相互に送
受信する伝達手段とを有することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、使用者によって予め入力された画像データ
を記憶手段に登録する登録手段を有し、該登録した画像
データを伝達手段によってネットワーク上の他のデジタ
ル複写機と相互に送受信することを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、登録手段で登録された画像データを表示す
る表示手段を有することを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、画像読み取り手段
で読み取った画像データを圧縮するデータ圧縮手段を有
し、該圧縮した画像データを記憶手段に記憶させること
を特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれか1項に記載の発明において、ネットワーク上の
他のデジタル複写機からの画像データを伝達手段で受信
した後、他のデジタル複写機に対応して画像データにI
D番号を付与する手段を有することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル複写機の
実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明のデジタル複写機の好適な実
施の形態を示している。また、図2、図3は本発明のデ
ジタル複写機の構成例を示すブロック図である。
【0014】図1によれば、本発明のデジタル複写機
は、画像読取装置1と画像形成装置4から構成されてい
る。この画像読取装置1とは、光源を原稿に照射し、そ
の反射光を固体撮像素子(CCD)で電気信号に変換
し、必要な画像処理を行う機能を持った装置である。こ
こで、必要な画像処理とは、CCDで電気信号に変換さ
れたアナログデータを2値或いは多値データに変換する
量子化、原稿を照射する光源の照射ムラや、CCDの感
度ばらつきを補正するシェーディング補正、光学系によ
るボケを補正するMTF補正、画像の読み取り密度を変
化させ、読み取った画像データを用いてデータ補間する
変倍処理等の処理がある。
【0015】この画像読取装置1の上部には、原稿を自
動送りするADF2と各種指示を入力する操作部3があ
る。このADF2とは、原稿束を1枚ずつ分離し、コン
タクトガラス上に送りセットする装置であり、その構成
を図4に示す。ADF2には、搬送モータと排紙モータ
の2つのDCサーボモータがあり、給紙部と反転、排紙
部を独立させている。反転、排紙部には反転機構があ
り、両面原稿の片面コピーが可能となっている。
【0016】原稿を原稿テーブルに載せ軽くつき当てる
まで挿入すると、原稿セット検知が原稿を検知し原稿挿
入表示が消灯する。ここで複写機のスタートキーを押下
すると、呼び出しソレノイド、給紙スプリング電磁クラ
ッチがONし次に搬送モータがONして原稿は給紙され
る。このとき給紙された原稿は、分離ベルト、分離コロ
によって最下部の原稿を1枚のみ送る。
【0017】分離コロを通過した原稿は、レジスト検
知、原稿幅検知、パルスジュネレータ、原稿長さ検知に
よって原稿サイズを検知する。レジスト検知を原稿後端
が通過するとレジスト検知はOFFし、これにより生じ
た所定のパルスを入力した搬送モータはOFFの状態と
なり、搬送ベルトが停止し、原稿は指定位置に停止する
ことになる。そして、原稿画像の読み取りが終了し、原
稿入れ替え信号が送られてくると搬送モータ、排紙モー
タがONし、原稿の排出および次の原稿の給紙を行う。
【0018】給紙された原稿が両面原稿の場合、原稿は
1度コンタクトガラス上を通過し、反転、排紙部で原稿
を反転させ、再びコンタクトガラス上へ原稿を搬送させ
る原稿反転機構がある。原稿テーブルにセットできる原
稿枚数は、挿入部の開口部や分離機構等により制限があ
る。許容枚数以上セットすると給紙ジヤムや重送が発生
する。このADF2は、デジタルPPCシステム本体か
ら電源とコマンドを送受信する通信ラインにより接続さ
れ、デジタルPPCシステムからのコマンド(給紙、排
紙等)に併せて動作し、また、原稿有り無し等の状態を
デジタルPPCシステムへ送るようになっている。
【0019】次に操作部2について説明する。図5は操
作部2の外観図を示した図であり、操作部2は、コピー
枚数などの設定を行うテンキー11等のハードキーや操
作の状態やメッセージを表示するタッチパネルである液
晶表示画面12により構成されている。ガイダンスキー
13は、機能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移
行するときに使用する。また、プログラムキー14は、
よく使う設定の登録や、呼び出しを行うときに使用す
る。エリア加工キー15は、エリア指定を行ったりエリ
ア毎のコピーモードを設定したいときに使用し、輝度調
節つまみ16は、液晶表示画面12の明るさを調節する
ために使用する。
【0020】モードクリア・予熱/タイマーキー17
は、設定した内容の取り消しや、一定時間以上の連続押
下で予熱状態になる設定を行うためのキーで、割り込み
キー18は、コピー動作中に割り込み、別の原稿のコピ
ーを行うときに使用する。ここで予熱状態(モード)と
は、定着温度を一定温度(たとえば10℃)に下げて制
御し、操作部2の表示を消すことにより消費電力を節約
するモードである。このモードの設定は、操作部2での
キー入力や、機械設定によっては動作および操作が無く
なってから一定時間後に自動的に設定される。このモー
ドの解除は、操作部2でのキー入力や、機械設定によっ
て人体検知センサ54により機械の前に人が立ったこと
を検出したときに解除される。
【0021】図6は、タッチパネル検出回路の構成を示
す回路図である。この図において、コントローラ21
は、本回路全体を制御しており、A/Dコンバータ22
は、アナログ信号をデジタル信号に変換している。コン
トローラ21により検出端子をHigh状態にし、X
1,X2,Y1,Y2を図7に示す組み合わせ表に基づ
いて設定しており、Y1,Y2の回路はプルアップされ
ているので、タッチパネルがOFFのときY1は+5V
になり、ONのときは0Vになる。したがって、コント
ローラ21はA/Dコンバータ22の出力からON/O
FFの状態を確認することができる。
【0022】コントローラ21は、タッチパネルONの
状態を検知すると測定モードに切り換える。測定する座
標がX方向のときはX1は+5V、X2は0Vになり、
入力位置の電位がY1を通してA/Dコンバータ22に
接続され、コントローラ21においてX方向の座標の測
定結果を算出することができる。また、測定する座標が
Y方向のときはY1は+5V、Y2は0Vになり、入力
位置の電位がX1を通してA/Dコンバータ22に接続
され、コントローラ21においてY方向の座標の測定結
果を算出することができる。これによりタッチパネルの
押下位置が検出される。
【0023】図8は、操作部部2の構成を示すブロック
図である。図8において、CPU(中央処理装置)30
は本操作部2全体を制御し、31はアドレスラッチ、3
2はROM(リード・オンリ・メモリ)、33はCPU
30に接続されたシステムリセット、34はアドレスデ
コーダ、35はLEDドライバ、36はキーボード、3
7はLCDコントローラを表している。このLCDコン
トローラ37には、CPU30からのアドレスバス、デ
ータバスのほかに、LEDドライバ35、キーボード3
6、アナログのタッチパネル38、LCDモジュール3
9、そして表示データ用のROM40、RAM41等が
接続されている。また、CPU30には外部とシリアル
通信を実行する光トランシーバ42が接続されている。
【0024】以上の構成において、CPU30からのア
ドレス信号はアドレスラッチ31に取り込まれ、アドレ
スラッチ31はCPU30からの信号により制御され
る。アドレスラッチ31を出た信号は、その一部がアド
レスデコーダ34に入力され、ここで各ICへのチップ
セレクトを作りメモリマップの作成に使用する。またア
ドレスはLCDコントローラ37やLCDコントローラ
37を介してROM32、40、RAM41等のメモリ
に入り、アドレス指定に使用される。一方、CPU30
からのデータバスは、LCDコントローラ37や、LC
Dコントローラ37を介してROM32、40、RAM
41等のメモリに接続され、データの双方向通信が実行
される。またLCDコントローラ37は、キーボード1
1からの信号や、タッチパネル(液晶表示画面12)か
らの信号によりROM40、RAM41の格納データか
ら表示データを作成し、LCDモジュール39への表示
を制御する。
【0025】図9、図10は液晶表示画面12の表示例
を示す図である。図9において左上は、「コピーできま
す。」、「お待ちください」等のメッセージを表示する
メッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示す
るコピー枚数表示部、その下の画像濃度を自動的に調整
する自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する自動用紙
選択キー、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を
指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処
理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一
部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等
倍にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする
変倍キー、両面モードを設定する両面キー、とじ代モー
ド等を設定する消去/移動キー、登録されているスタン
プを原稿に重ねてコピーする印字キーが設けられてい
る。また、図9、図10では、選択されているモードは
キーが網かけで表示されている。
【0026】図9、図10においては、2台を連結して
コピーするモードを選択するためのキーである連結コピ
ーキーがLCD画面外にハードキーとして設置されてい
る。連結コピーを選択すると連結コピーキーのLEDが
点灯し、このモードが選択されたことを表示するように
なっている。
【0027】画像形成装置4とは、電気信号で送られた
画像イメージを電子写真、感熱、熱転写、インクジェッ
ト等の手段により普通紙、感熱紙などに形成する装置で
ある。なお、上述の画像読取装置1で変換された画像の
電気信号、画像形成装置4へ入力される画像の電気信
号、及び、画像の電気信号と同期をとるための信号をビ
デオ信号または画像データという。この画像形成装置4
には、両面ユニット5、排紙仕分け装置(ソータ)6、
3種の用紙を収容する3個の給紙カセット7が設けられ
ている。
【0028】拡張機能8とは、デジタルPPCシステム
で実現できる機能をいう。デジタルPPCの大きな特徴
に、画像を電気信号に変換して読み込み、電気信号を画
像形成装置で復元することがあげられる。このとき読み
取った電気信号を様々に変化し、伝達する手段を持つこ
とによって、従来のアナログPPC以外の分野に応用可
能となる。
【0029】例えば、ファクシミリ、ページプリンタ、
スキャナ、ファイルシステムなどの機能を実現できるほ
か、PPCの実行時においても、読み取った画像データ
を一旦、DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必要に応
じて画像データを読み出すことによって、複数の複写時
には1スキャンで複数プリントを実行したり、あるい
は、複数の原稿を1枚の転写紙にプリントする機能(=
以下メモリ機能)等も実現されている。尚、本実施の形
態においては、メモリユニットはネットワーク上にある
画像形成装置間の画像データ転送時の緩衝手段としても
利用している。
【0030】利用者制限機器9とは、利用者を特定、限
定、管理するために、コインラック、キーカウンター、
キーカード、プリペードカード等の利用者制限するため
の各機器をいう。特に電子写真プロセスを使用している
PPCは、消費量が多いため、無制限に使用を許可した
くないとき等に使用される。また、利用者を制限するた
めに暗唱コード等を使用する場合もある。
【0031】図2、図3は、本発明のデジタル複写機を
画像読取部50、画像書込部51、システムコントロー
ラ52、メモリユニット53、利用者制限機器9、人体
検知センサ54、時計56から構成したときのブロック
図を示している。
【0032】システムコントローラ52とは、複写モー
ドを実行をする上で、画像書込部51で画像形成するた
めに、紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常状態や
給紙カセット状態(紙の有無など)等の機内監視およ
び、画像読取部50で画像を読み取るためにスキャナ動
作や光源のON/OFFなどを制御するコントローラを
いう。なお、最近のデジタルPPCでは拡張機能を1つ
搭載するのみではなく複数アプリを同時搭載するように
なってきている。
【0033】このように、1つの資源を共有するデジタ
ルPPCを「システム」と表現し、このシステムを制御
するコントローラをシステムコントローラと呼ぶ場合も
ある。ここで、資源とは、複数のアプリから共有される
機能ユニット単位のことを言い、リソースとも表現され
る。システムコントローラ52は、この資源単位でシス
テム制御を行っている。本実施の形態のデジタルPPC
で管理している資源は画像読取装置1、画像形成装置
4、操作部3、メモリ、周辺機(例えばADF1、ソー
タ6、自動両面ユニット5)などがある。
【0034】メモリユニット(記憶装置)53はDRA
Mのメモリを書いているが、HDD(ハードディスクド
ライブ)60等の記憶装置を付加すると、より大きな記
憶容量が得られる。時計56はある特定時間になったら
装置を立ち上げたり、シャットダウンするようなウィー
クリータイマ機能を実現するためにあるが、人体検知セ
ンサ54はその機能が必要な場合にのみ装着されればよ
い。
【0035】ここで、人体検知センサ54の構成例を図
11に示す。人体検知センサ54は、赤外線発光ダイオ
ードと赤外線の射出を一定方向に制限する光学系、及び
発射された赤外線の反射光を検知する赤外線受光センサ
からなり、センサから一定距離内にある物体(オペレー
タ)を検知して本体制限板に信号を送るよう構成されて
いる。また、人体検知センサ54の内部には、検出距離
切り換えスイッチがあり、検出距離を2段階に切り換え
ることができるようになっている。人体検知センサ54
を画像形成装置4の前面に配置することにより装置の前
にオペレータがいるかどうかを確認することが可能とな
る。
【0036】なお、ウィークリータイマ機能とは、各曜
日ごとに設定されたON/OFF時間に合わせ電源をO
N/OFFする機能をいう。この機能を実現させるに
は、時計モジュールを時刻合わせするための操作におい
て各曜日毎にON/OFF時間を設定する操作が必要で
ある。
【0037】図2中のメモリユニット53内のDRAM
ブロックは、画像読取部50から読み取った画像データ
を記憶するためのもので、システムコントローラ52か
らの要求に応じて、画像書込部51への保存されている
画像データをDRAMブロックから転送することができ
る。また、圧縮ブロックは、MH、MR、MMR等の方
式の圧縮・伸長機能を具備しており、一旦読み取った画
像を圧縮し、メモリ(DRAM、HDD60等)の使用
効率の向上を図ることができる。また、システムコント
ローラ52による画像書込部51への読み出しアドレス
とその方向を変えることによって画像の回転を実現する
ことが出来る。
【0038】記憶装置としてHDD60を使用する場合
には、DRAMに保持されている圧縮画像データはHD
D60に転送されることにより保持され、また、HDD
60に保持されている圧縮画像データもDRAMへ転送
され、このとき転送された画像データは後に伸長して画
像書込部51に転送される。
【0039】図2では画像読取部50、画像書込部5
1、メモリユニット53に対する制御は、システムコン
トローラ52のCPUのみで行われる。図3では画像読
取部50、画像書込部51、メモリユニット53にそれ
ぞれCPUをもたせ、システムコントローラ52から各
コントローラへのコマンドを制御信号で伝達するように
なっている。ここで、ビデオ信号を画像読取装置1、画
像形成装置4、拡張機能(アプリケーション)でやりと
りするために、装置間で情報を伝達し合う必要があり、
この手段を制御信号またはコマンド発行という。
【0040】図2でメモリユニット53に接続されてい
るI/F(インタフェース)62とは、他の1台のデジ
タル複写機へ画像データを転送するためのインタフェー
スである。圧縮された画像データを転送する方法が、デ
ータの転送量がもっとも少ないものとなるので効率的に
なる。1台で読み取った画像データを圧縮してHDD6
0に格納すると同時に、連結分担時のコピー出力モード
に応じて必要な画像データをこのインタフェース62を
介して、他の1台のデジタル複写機に転送する。画像デ
ータを受け取った側では、入力した画像データをHDD
60に格納し、コピー出力モードに応じて必要枚数をプ
リント出力する。図2でシステムコントローラ52に接
続されているI/F(インタフェース)63は、連結分
担時のコピーモード等の設定コマンドを授受するための
インタフェースである。
【0041】本発明の実施例では、システムコントロー
ラ52により接続先の他機との間で、予め登録されてい
る画像データのすべてを原稿読み取り操作をおこなうデ
ジタル複写機(親機)に予め転送をおこない、その画像
データを親機の操作表示パネル上に表示可能としてい
る。
【0042】接続先のデジタル複写機はそれぞれ固有の
ID番号を有しており、画像データの表示においては前
記ID番号を付加して表示することにより、使用者に選
択の利便さを提供するものとする。
【0043】親機側では、選択された合成データと読み
取った原稿画像を合成処理したのちに接続先のデジタル
複写機に送信することにより、本発明の目的を達成する
ものである。
【0044】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、複数のデジタル複写機を伝達手段で接続して
おり、コピー出力を分担させて出力でき生産性の向上を
図れるとともに、合成データの共有が可能なため接続さ
れているデジタル複写機にすべて同じデータを持つ必要
がなく、さらに、接続されている複写機がすべて違う合
成データを登録する事も可能であり資源の有効活用が可
能となる。
【0045】さらに、本発明によれば、画像データの表
示においてID番号を付加して表示するため、使用者が
合成データを選択する場合に間違いをおこすことなく選
択することができ、これによりミスコピーを防ぐことが
可能になり、用紙やトナーの無駄使いを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルPPCシステムの好適な実施
の形態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるデジタルPPCシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施の形態におけるデジタルPP
Cシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるADFの構成を示
す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態における表示部を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態におけるタッチパネル検出
回路の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるタッチパネル検出
回路にかかる真理値表である。
【図8】本発明の実施の形態における操作部ユニットの
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態における液晶表示画面の表
示例を示す図である。
【図10】本発明の他の実施の形態における液晶表示画
面の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における人体検知センサ
の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 ADF 3 操作部 4 画像形成装置 5 自動両面ユニット 6 ソータ 7 給紙カセット 8 拡張機能 9 利用者制限機器 50 画像読取部 51 画像書込部 52 システムコントローラ 53 メモリユニット 54 人体検知センサ 55 CSS 56 時計 60 HDD 62、63 インタフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上にシステムを構成する2
    つ以上のデジタル複写機のうちいずれか一つのデジタル
    複写機において、 原稿画像を読み取り、画像データに変換する画像読み取
    り手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段で記憶された画像データを印刷する印刷出力
    手段と、 画像データを前記ネットワーク上の他のデジタル複写機
    と相互に送受信する伝達手段とを有することを特徴とす
    るデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 使用者によって予め入力された画像デー
    タを前記記憶手段に登録する登録手段を有し、 該登録した画像データを前記伝達手段によって前記ネッ
    トワーク上の他のデジタル複写機と相互に送受信するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 前記登録手段で登録された画像データを
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項2記
    載のデジタル複写機。
  4. 【請求項4】 前記画像読み取り手段で読み取った画像
    データを圧縮するデータ圧縮手段を有し、 該圧縮した画像データを前記記憶手段に記憶させること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデ
    ジタル複写機。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク上の他のデジタル複写
    機からの画像データを前記伝達手段で受信した後、前記
    他のデジタル複写機に対応して前記画像データにID番
    号を付与する手段を有することを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載のデジタル複写機。
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JP11059890A Pending JP2000261587A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 デジタル複写機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading

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US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading

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