JP2000211212A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

Info

Publication number
JP2000211212A
JP2000211212A JP10366072A JP36607298A JP2000211212A JP 2000211212 A JP2000211212 A JP 2000211212A JP 10366072 A JP10366072 A JP 10366072A JP 36607298 A JP36607298 A JP 36607298A JP 2000211212 A JP2000211212 A JP 2000211212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copies
image
image data
copy
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10366072A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10366072A priority Critical patent/JP2000211212A/ja
Publication of JP2000211212A publication Critical patent/JP2000211212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続された複写機間でコピー速度や転写紙の
セット方法を互いに通信することにより、複数の複写機
間複写を分担し、最短時間でコピーを終了できるように
する。 【解決手段】 原稿画像を読み取る画像読取手段10
と、この画像読取手段で読み取った画像データを圧縮す
るデータ圧縮手段13と、このデータ圧縮手段で圧縮さ
れた画像データを記憶する記憶手段18と、この記憶手
段に記憶された画像データを他のデジタル複写機と相互
に送受信できる伝達手段19とを備えている。画像読取
手段10で読み取った原稿の画像データを前記伝達手段
19を介して他のデジタル複写機と分担して印刷出力す
る際、どのように分担して印刷出力するかを選択できる
選択手段12とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
より詳細には、画像伝送機能を有するデジタル複写機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機は用途,複写速度に応
じて、低速機,中速機,高速機とおおまかに分類されて
おり、一般に複写速度の速いもの程,価格が高くなって
いる。通常、高速機はコピーセンター等で大量コピーを
行う用途に用いられ、一般的なオフィスでは低速機,中
速機と呼ばれている複写機が広く使用されている。この
複写機の使用頻度は、一年を通して平均的に使われる場
合が多い。しかし、場合によっては週末,月末,年度末
だけ等、一時的に大量のコピーが必要になったりすると
きがある。このような例外的な場合のためだけに高速機
を導入するのは投資額も多く、無駄でもある。そこで、
原稿画像を画像データとして読み取り、記憶装置に蓄積
して出力するデジタル複写機を2台用意し、これらを画
像データを送受信するインターフェースで接続し、一方
のデジタル複写機で読み取った画像データを他のもう一
方のデジタル複写機に伝送し、2台から出力すると2倍
の生産性が得られ、一時的な大量コピーが必要なときで
も高価な高速機を導入しなくても処理することができ
る。
【0003】特開平9−284443号公報に記載の発
明では、上述のごとき問題に対して以下の如く対処しよ
うとしている。ここで、この方法によると、大量のコピ
ーを短時間で処理できるものの、2台の機械にどのよう
に処理を分担させるかという問題が残る。コピー後の処
理をどのようにしたいかによりコピーモードを指定でき
ると都合がよい。そこで、以下の4つのコピーモードを
操作パネルから指定できると便利である。即ち、原稿の
頁順にコピーが必要な部数が出力され、この部数を2分
の1ずつ2台から出力する電子ソート出力,単純に必要
部数の2分の1ずつ2台から出力する単純分担スタック
出力,原稿枚数の前半と後半に分け、2台で出力する原
稿前後分担スタック出力,原稿の奇数枚目を1台で偶数
枚目をもう1台で出力する原稿奇数偶数分担スタック出
力がある、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の処理方
法では、コピー速度の違う2台にコピー作業を分担させ
る場合には問題の解決を完全にすることが不可能であ
る。 1.たとえば、コピー速度に2倍の差がある2台で分担
する場合を考える。A機は1分間にT1枚,B機は1分
間に2T1枚のコピーが可能である。コピーを100枚
作成する場合に、 (1)A機,B機50枚づつ分担する場合 A機=50/T1(分),B機=25/T1(分) コピー終了は50/T1(分) (2)B機のみで100枚をコピーする場合 B機=50/T1(分) となり、2台で分担しても生産性には寄与していないこ
とになる。
【0005】2.また、A機,B機が同一の複写機であ
る場合に、同一サイズの複写用紙が用紙カセットに入っ
ているが、A機は縦搬送(用紙の長手方向に搬送),B
機は横搬送(用紙の短手方向に搬送)する場合を考え
る。この場合、A機は1分間にT2枚,B機は1分間に
1.5T2枚のコピーが可能である。 (1)A機,B機50枚ずつ分担する場合 A機=50/T2(分),B機=33/T2(分) コピー終了は50/T2(分) (2)B機のみで100枚をコピーする場合 B機=66/T2(分) コピー終了は66/T2(分)
【0006】ところが、上記の1,2において最短時間
(A機とB機が同じ時間でコピー終了)でコピーが終了
するような枚数を配分すると以下のようになる。 1.の場合 A機に33枚,B機に67枚を分担する。 A機=33/T1,B機=66/2T1=33/T1 2.の場合 A機に40枚,B機に60枚を分担する。 A機=40/T2,B機=60/1.5T2=40/T2 となり、1,2のどちらの場合にも生産性が向上するこ
とがわかる。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、上記のように接続された複写機がコピー速
度や転写紙のセット方法を互いに通信することにより再
短時間でコピーを終了することの可能な枚数配分機能を
備えたデジタル複写機を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手段で読
み取った画像データを圧縮するデータ圧縮手段と、この
データ圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された画像データを印刷す
る印刷出力手段と、前記記憶手段に記憶された画像デー
タを他のデジタル複写機と相互に送受信できる伝達手段
と、前記画像読取手段で読み取った原稿の画像データを
前記伝達手段を介して他のデジタル複写機と分担して印
刷出力する際どのように分担して印刷出力するかを選択
できる選択手段とを具備したことを特徴としたものであ
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台から出力
する場合にコピー出力がほぼ同時に終了するように自動
的に部数配分を行う機能を備えたことを特徴としたもの
である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台か
ら出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速度が
異なる場合は、コピー出力がほぼ同時に終了するように
自動的に部数配分を行う機能を備えたことを特徴とした
ものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台か
ら出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速度
と、使用するサイズの用紙のセット方向が異なっている
場合は、コピー出力がほぼ同時に終了するように自動的
に部数配分を行う機能を備えたことを特徴としたもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図11は、本発明の実施
の形態を詳細に説明するための図で、図1には本発明の
好適な実施の形態に係るデジタルPPCシステムの例
を、図2,図3にはシステムハードウェアの構成例を示
してある。図1に示すように、このデジタルPPCシス
テムは、画像読取装置1と画像形成装置4から構成され
ている。この画像読取装置1は、光源を原稿に照射し、
その反射光を固体撮像素子(CCD)で電気信号に変換
し、必要な画像処理を行う機能を持った装置である。こ
こで、必要な画像処理とは、CCDで電気信号に変換さ
れたアナログデータを2値或いは多値データに変換する
量子化,原稿を照射する光源の照射ムラや、CCDの感
度ばらつきを補正するシェーディング補正,光学系によ
るボケを補正するMTF補正,画像の読み取り密度を変
化させ、読み取った画像データを用いてデータ補間する
変倍処理等の処理がある。この画像読取装置1の上部に
は、原稿を自動送りするADF2と各種指示を入力する
操作部3がある。このADF2は、原稿束を1枚ずつ分
離し、コンタクトガラス上に送りセットする装置であ
る。
【0013】図4は、前記ADF2を説明するための図
で、このADF2には、搬送モータと排紙モータの2つ
のDCサーボモータがあり、給紙部と反転,排紙部を独
立させている。反転,排紙部には反転機能があり、両面
原稿の片面コピーが可能となっている。原稿を原稿テー
ブル21に載せ軽く突き当てるまで挿入すると、原稿セ
ット検知手段22が原稿を検知し、原稿挿入表示が消灯
する。ここで複写機のスタートキーを押下すると、呼び
出しソレノイド,給紙スプリング電磁クラッチがONし
次に搬送モータがONして原稿は給紙される。このとき
給紙された原稿は、分離ベルト23,分離コロ24によ
って最下部の原稿を1枚のみ送る。分離コロ24を通過
した原稿は、レジスト検知、原稿幅検知手段25、パル
スジェネレータ26、原稿長さ検知手段27によって原
稿サイズを検知する。原稿後端がレジスト検知手段を通
過すると該レジスト検知手段はOFFし、搬送モータは
指定のパルスになるとOFFする。これにより搬送ベル
トが停止し、原稿は指定位置に停止する。原稿画像の読
み取りが終了し、原稿入れ替え信号が送られてくると搬
送モータ,排紙モータがONし、原稿の排出および次原
稿の給紙を行う。両面原稿の場合、原稿は1度コンタク
トガラス上を通過し、反転,排紙部で原稿を反転させ、
再びコンタクトガラス上へ原稿を搬送させる原稿反転機
構がある(28は反転排紙検知、29は反転切替爪)。
原稿テーブルにセットできる原稿枚数は、挿入部の開口
部や分離機構等により制限がある。許容枚数以上セット
すると給紙ジャムや重送が発生する。この装置は、複写
機本体から電源とコマンドを送受信する通信ラインによ
り接続され、複写機からのコマンド(給紙,排紙等)に
併せて動作し、原稿有り無し等の状態を送るようになっ
ている。
【0014】図5は、操作部3の外観図で、コピー枚数
などの設定を行うテンキー31等のハードキーや操作の
状態やメッセージを表示するタッチパネルである液晶表
示画面32により構成されている。ガイダンスキー33
は、機能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移行す
るときに使用する。また、プログラムキー34は、よく
使う設定の登録や、呼び出しを行うときに使用する。エ
リア加工キー35は、エリア指定を行ったりエリア毎の
コピーモードを設定したいときに使用し、輝度調節つま
み36は、液晶表示画面32の明るさを調節するために
使用する。モードクリア・予熱/タイマーキー37は、
設定した内容の取消しや、一定時間以上の連続押下で予
熱状態になる設定を行うためのキーで、割り込みキー3
8は、コピー動作中に割り込み、別の原稿のコピーをす
るときに使用する。ここで、予熱状態(モード)とは、
定着温度を一定温度(たとえば10℃)に下げて制御
し、操作部3の表示を消すことにより、消費電力を節約
するモードである。このモードの設定は、操作部3での
キー入力や、機械設定によって動作および操作が無くな
ってから一定時間後に自動的に設定される。このモード
の解除は、操作部3でのキー入力や、機械設定によって
人体検知センサ14により機械の前に人が立ったことを
検出したときに解除される。
【0015】図6は、タッチパネル検出回路の構成を説
明するための図で、この図6において、コントローラ4
1は、本回路全体を制御しており、A/Dコンバータ4
2は、アナログ信号をデジタル信号に変換している。コ
ントローラ41により検出端子をHigh状態にし、X
1,X2,Y1,Y2を図7に示す組み合わせ表に基づ
いて設定する。Y1,Y2の回路はプルアップされてい
るので、タッチパネルがOFFのときY1は+5Vにな
り、ONのときは0Vになる。従って、A/Dコンバー
タ42の出力からON/OFFの状態を確認する。コン
トローラ41は、タッチパネルONの状態を検知すると
測定モードに切り換える。X方向のときはX1は+5
V,X2は0Vになり、入力位置の電位がY1を通して
A/Dコンバータ42に接続され、座標が算出される。
またY方向の座標も回路を切り換えて同様に算出され、
タッチパネルの押下位置が検出される。
【0016】図8は、操作部ユニットの構成を示すブロ
ック図で、この図8において、CPU(中央処理装置)
50は本操作部全体を制御する。図8において、51は
アドレスラッチ、52はROM(リード・オンリー・メ
モリ)、53はCPU50に接続されたシステムリセッ
ト、54はアドレスデコーダ、55はLEDドライバ、
56はキーボード、57はLCDコントローラを表して
いる。このLCDコントローラ57には、CPU50か
らのアドレスバス、データバスの他に、LEDドライバ
55、キーボード56、アナログのタッチパネル58、
LCDモジュール59、表示データ用のROM60、R
AM61等が接続されている。また、CPU50には外
部シリアル通信を実行する光トランシーバ62が接続さ
れている。
【0017】以上の構成において、CPU50からのア
ドレス信号はアドレスラッチ51に取り込まれ、CPU
50からの信号により制御される。アドレスラッチ51
を出た信号は、その一部がアドレスデコーダ54に入力
され、ここで各ICへのチップセレクトを作りメモリマ
ップの作成に使用される。また、アドレスはROM5
2,60,RAM61等のメモリやLCDコントローラ
57に入り、アドレス指定に使用される。一方、CPU
50からのデータバスはメモリやLCDコントローラ5
7に接続され、データの双方向通信が実行される。ま
た、LCDコントローラ57はキーボード56からの信
号やタッチパネル(液晶表示画面32)からの信号によ
りROM60,RAM61の格納データから表示データ
を作成し、LCDモジュール59への表示を制御する。
【0018】図9,図10は液晶表示画面32の表示例
を示す図で、図9において、左上は「コピーできま
す」,「お待ち下さい」等のメッセージを表示するメッ
セージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコ
ピー枚数表示部、その下には画像濃度を自動的に調整す
る自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する自動用紙選
択キー、倍率を等倍にセットする等倍キー、コピーを一
部ずつ頁順にそろえる処理を指定するソートキー、コピ
ーを頁毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソ
ート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するス
テープルキー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー、
両面モードを設定する両面キー、綴じ代モード等を設定
する消去/移動キー、登録されているスタンプを原稿に
重ねてコピーする印字キーが設けられている。これらの
図では、選択されているモードはキーが網かけで表示さ
れている。
【0019】図9,図10では、2台を連結してコピー
するモードを選択するキーとして連結コピーキーがLC
D画面外にハードキーとして設置されている。連結コピ
ーを選択するとキーのLEDが点灯しモードが選択され
たことを表示するようになっている。画像形成装置4
は、電気信号で送られた画像イメージを電子写真,感
熱,熱転写,インクジェット等の手段により普通紙,感
熱紙などに形成する装置である。なお、図1に示した上
述の画像読取装置1で変換された画像の電気信号,画像
形成装置4へ入力される画像の電気信号、及び、画像の
電気信号と同期をとるための信号をビデオ信号または画
像データという。この画像形成装置4には両面ユニット
5、排紙仕分け装置(ソーター)6、3種の用紙を収容
する3個の給紙カセット7が設けられている。
【0020】図1において、拡張機能8は、デジタルP
PCシステムで実現できる機能である。デジタルPPC
の大きな特徴に、画像を電気信号に変換して読み込み、
電気信号を画像形成装置で復元することがあげられる。
このとき読み取った電気信号を様々に変化,伝達する手
段を持つことによって、従来のアナログPPC以外の分
野に応用可能となる。例えば、ファクシミリ,ページプ
リンタ,スキャナ,ファイルシステムなどの機能を実現
できる他、PPCの実行時においても、読み取った画像
データを一旦,DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必
要に応じて画像データを読み出すことによって、複数の
複写時には1スキャンで複数プリントを実行したり、あ
るいは、複数の原稿を1枚の転写紙にプリントする機能
(=以下メモリ機能)等も実現されている。なお、本実
施の形態においては、メモリユニットはネットワーク上
にある機械間の画像データ転送時の緩衝手段としても利
用している。
【0021】利用者制限機器9は、利用者を特定,限
定,管理するために、コインラック,キーカウンター,
キーカード,プリペイドカード等の利用者を制限するた
めの各機器で特に、電子写真プロセスを使用しているP
PCは、消費量が多いため、無制限に使用を許可したく
ないとき等に使用される。また、利用者を制限するため
に暗証コード等使用する場合もある。
【0022】図2,図3ではシステムを画像読取部1
0、画像書込部11、システムコントローラ12、メモ
リユニット13、利用者制限機器9、人体検知センサ1
4、時計16から構成している。システムコントローラ
12は、複写モードを実行する上で、画像書込部11で
画像形成するために、紙搬送処理,電子写真プロセス処
理,異常状態や給紙カセット状態(紙の有無など)等の
機内監視および、画像読取部10で画像を読み取るため
にスキャナ動作や光源のON/OFFなどを制御するコ
ントローラである。なお、最近のデジタルPPCでは拡
張機能を1つ搭載するのみではなく複数アプリを同時搭
載するようになってきた。このように、1つの資源を共
有するデジタルPPCを「システム」と表現し、このシ
ステムを制御するコントローラをシステムコントローラ
と呼ぶ場合もある。ここで、資源とは、複数のアプリか
ら共有される機能ユニット単位のことを言い、リソース
とも表現される。システムコントローラ12は、この資
源単位でシステム制御を行っている。本実施の形態のデ
ジタルPPCで管理している資源は画像読取装置1、画
像形成装置4、操作部3、メモリ,周辺機(例えばAD
F2、ソーター6、自動両面ユニット5)などがある。
【0023】メモリユニット(記憶装置)13はDRA
Mのメモリを書いているが、HDD(ハードディスクド
ライブ)18等の記憶装置が付加すると、より大きな記
憶容量が得られる。時計16はある特定時間になったら
機械を立ち上げたり、シャットダウンするようなウィー
クリータイマー機能を実現するためにあるが、人体検知
センサ14はその機能が必要な場合にのみ装着されれば
よい。
【0024】ここで、図11は、人体検知センサ14の
構成例を示す図で、人体検知センサ14Aは、赤外線発
光ダイオードと赤外線の射出を一定方向に制限する光学
系、及び発射された赤外線の反射光を検知する赤外線受
光センサからなり、センサから一定距離内にある物体
(オペレータ)を検知して本体制御板14Bに信号を送
るよう構成されている。また、人体検知センサ14Aの
内部には、検出切り換えスイッチがあり、検出距離を2
段階切り換えることができるようになっている。人体検
知センサ14Aを画像形成装置4の前面に配置すること
により装置の前にオペレータがいるかどうかを確認する
ことが可能となる。なお、ウィークリータイマー機能と
は、各曜日ごとに設定されたON/OFF時間に合わせ
電源をON/OFFする機能をいう。この機能のために
時計モジュールを時計合わせするための操作と各曜日ご
とにON/OFF時間を設定する操作が必要である。
【0025】図2中のメモリユニット13内のDRAM
ブロックは画像読取部10から読み取った画像データを
記憶するためのもので、システムコントローラ12から
の要求に応じて、画像書込部11への保存されている画
像データを転送することができる。また、圧縮ブロック
はMH,MR,MMR等の方式の圧縮・伸長機能を具備
しており、一旦読み取った画像を圧縮し、メモリ(DR
AM,HDD18等)の使用効率の向上を図ることがで
きる。画像書込部11への読み出しアドレスとその方向
に変えることにより画像の回転を実現することが出来
る。記憶装置としてHDD18を使用する場合にはDR
AMに入れた圧縮された画像データをHDD18に転送
し、HDD18からはDRAMに転送した後に伸長して
画像書込部11に転送する。
【0026】図2では、画像読取部10、画像書込部1
1、メモリユニット13の制御をシステムコントローラ
12のCPUのみで行う。図3では、画像読取部10、
画像書込部11、メモリユニット13にそれぞれCPU
を持たせ、システロコントローラ12から各コントロー
ラへのコマンドを制御信号で伝達するようになってい
る。ここで、ビデオ信号を画像読取装置1、画像形成装
置4、拡張機能(アプリケーション)8でやりとりする
ためには、装置間で情報を伝達し合う必要があり、この
手段を制御信号またはコマンド発行という。
【0027】図2でメモリユニット13に接続されてい
るI/F(インターフェース)19は、もう1台のデジ
タル複写機へ画像データを転送するためのインターフェ
ースである。圧縮された画像データを転送する方法が、
データ量がもっとも少ないので効率的になる。1台で読
み取った画像データを圧縮してHDD18に格納すると
同時に連結分担時のコピー出力モードに応じて必要な画
像データをこのインターフェース19を介して、もう1
台のデジタル複写機に転送する。画像データを受け取っ
た側では、これをHDD18に格納しコピー出力モード
に応じて必要枚数をプリント出力する。図2でシステム
コントローラ12に接続されているI/F(インターフ
ェース)17は、コピーモード等の設定コマンドを授受
するためのインターフェースである。本発明の実施例で
は、システムコントローラ12により接続先の他機との
間でコピー速度,複写用紙のセット方向等の情報交換を
行う。その情報をもとに下記実施例の如くの部数配分を
決定し、それぞれのコピー機を動作させる。
【0028】1.たとえば、コピー速度に2倍の差があ
る2台の複写機で分担する場合を考える。A機は1分間
にT1枚、B機は1分間に2T1枚のコピーが可能であ
る。コピーを100枚作成する場合に、 (1)A機,B機50枚ずつ分担する場合 A機=50/T1(分),B機=25/T1(分) コピー終了は50/T1(分) (2)B機のみで100枚をコピーする場合 B機=50/T1(分) となり、2台で分担しても生産性には寄与していないこ
とになる。
【0029】2.また、A機,B機が同一の複写機であ
る場合に、同一サイズの複写用紙が用紙カセットに入っ
ているが、A機は縦搬送(用紙の長手方向に搬送),B
機は横搬送(用紙の短手方向に搬送)する場合を考え
る。この場合A機は1分間にT2枚、B機は1分間に1.
5T2枚のコピーが可能である。 (1)A機,B機50枚づつ分担する場合 A機=50/T2(分),B機=33/T2(分) コピー終了は50/T2(分) (2)B機のみで100枚コピーする場合 B機=66/T2(分) コピー終了は66/T2(分)
【0030】ところが、前記の1,2において最短時間
(A機とB機が同じ時間でコピー終了)でコピーが終了
するような枚数を配分すると以下のようになる。 1.の場合 A機に33枚,B機に67枚を分担する。 A機=33/T1,B機=66/2T1=33/T1 2.の場合 A機に40枚,B機に60枚を分担する。 A機=40/T2,B機=60/1.5T2=40T2 となり、1,2のどちらの場合にも生産性が向上するこ
とがわかる。以上述べたように、複写スピードが違うコ
ピー間や転写紙のセット方向が違うコピー間でも最短時
間でコピーを終了させることが可能となり、連結システ
ムの生産性を向上させることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、原稿画像を読み取る
画像読取手段と、この画像読取手段で読み取った画像デ
ータを圧縮するデータ圧縮手段と、このデータ圧縮手段
で圧縮された画像データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された画像データを他のデジタル複写機と
相互に送受信できる伝達手段と、前記画像読取手段で読
み取った原稿の画像データを前記伝達手段を介して他の
デジタル複写機と分担して印刷出力する際どのように分
担して印刷出力するかを選択できる選択手段とを具備
し、複数のデジタル複写機を伝達手段で接続しているた
め、複数の複写機にコピー全体を分担させて出力できる
ので、生産性の向上を図ることができる。
【0032】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台から出力
する場合にコピー出力がほぼ同時に終了するように自動
的に部数配分を行う機能を備えているので、複数のデジ
タル複写機から分担させて出力する場合に、すべての複
写機がほぼ同時に終了するように部数配分できるため最
短時間でコピーを終了させることができる。
【0033】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台か
ら出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速度が
異なる場合は、コピー出力がほぼ同時に終了するように
自動的に部数配分を行う機能を備えているので、コピー
スピードの違うコピー機を連結した場合でも、すべての
複写機がほぼ同時に終了するように部数配分できるため
最短時間でコピーを終了させることができ、生産性の向
上を図ることが可能である。
【0034】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数台か
ら出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速度
と、使用するサイズの用紙のセット方向が異なっている
場合に、コピー出力がほぼ同時に終了するように自動的
に部数配分を行う機能を備えているので、原稿と用紙の
セット方向が違っているコピー機を連結した場合でも、
すべての複写機がほぼ同時に終了するように部数配分で
き、最短時間でコピーを終了させることができるため、
生産性の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態に係るデジタルP
PCシステムの例を示す図である。
【図2】 システムハードウェアの構成例を示す図であ
る。
【図3】 システムハードウェアの他の構成例を示す図
である。
【図4】 ADFを説明するための図である。
【図5】 操作部の外観図である。
【図6】 タッチパネル検出回路の構成を説明するため
の図である。
【図7】 タッチパネル検出回路の入出力関係を示す図
である。
【図8】 操作部ユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 液晶表示画面の表示例を示す図である。
【図10】 液晶表示画面の表示例を示す図である。
【図11】 人体検知センサの構成例を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…画像読取装置、2…ADF、3…操作部、4…画像
形成装置、5…自動両面ユニット、6…ソーター、7…
給紙カセット、8…排紙拡張機能、9…利用者制限機
器、10…画像読取部、11…画像書込部、12…シス
テムコントローラ、13…メモリユニット、14…人体
検知センサ、16…時計、17…I/F、18…HD
D、19…I/F、21…原稿テーブル、22…原稿セ
ット検知手段、23…分離ベルト、24…分離コロ、2
5…原稿幅検知手段、26…パルスジェネレータ、27
…原稿長さ検知手段、28…反転排紙検知手段、29…
切替爪、31…テンキー、32…液晶表示部、33…ガ
イダンスキー、34…プログラムキー、35…エリア加
工キー、36…輝度調節つまみ、37…モードクリア・
予熱/タイマーキー、38…割り込みキー、41…コン
トローラ、42…A/Dコンバータ、50…CPU、5
1…アドレスラッチ、52…ROM、53…システムリ
セット、54…アドレスデコーダ、55…LEDドライ
バ、56…キーボード、57…LCDコントローラ、5
8…タッチパネル、59…LCDモジュール、60…R
OM、61…RAM、62…光トランシーバ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP07 AQ04 AQ05 AQ06 AR03 HH03 HJ06 HJ07 HK11 HK14 HN16 HV13 2C087 AA03 AC05 AC06 AC07 AC08 BA03 BB03 BB10 BD06 BD40 CB10 CB12 2H027 EJ11 EJ13 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB20 AB22 AB38 AB42 AC21 AC25 AF07 BA04 9A001 BB03 BB04 BB05 DD13 EE04 EE05 FF02 HH27 HH34 JJ35 JJ44 JJ66 KK16 KK37 LL02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取った画像データを圧縮するデ
    ータ圧縮手段と、 このデータ圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶された画像データを印刷する印刷出
    力手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを他のデジタル複
    写機と相互に送受信できる伝達手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の画像データを前記
    伝達手段を介して他のデジタル複写機と分担して印刷出
    力する際どのように分担して印刷出力するかを選択でき
    る選択手段とを具備したことを特徴とするデジタル複写
    機。
  2. 【請求項2】 原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数
    台から出力する場合に、コピー出力がほぼ同時に終了す
    るように自動的に部数配分を行う機能を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数
    台から出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速
    度が異なる場合は、コピー出力がほぼ同時に終了するよ
    うに自動的に部数配分を行う機能を備えたことを特徴と
    する請求項1又は2記載のデジタル複写機。
  4. 【請求項4】 原稿の頁順にコピーが必要な部数を複数
    台から出力する場合に、前記複数台の複写機のコピー速
    度と、使用するサイズの用紙のセット方向が異なってい
    る場合は、コピー出力がほぼ同時に終了するように自動
    的に部数配分を行う機能を備えたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のデジタル複写機。
JP10366072A 1998-12-08 1998-12-08 デジタル複写機 Pending JP2000211212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366072A JP2000211212A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 デジタル複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10366072A JP2000211212A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 デジタル複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000211212A true JP2000211212A (ja) 2000-08-02

Family

ID=18485861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10366072A Pending JP2000211212A (ja) 1998-12-08 1998-12-08 デジタル複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000211212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115443A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、連結システム及び連結印刷方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115443A (ja) * 2004-09-14 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、連結システム及び連結印刷方法
JP4496103B2 (ja) * 2004-09-14 2010-07-07 株式会社リコー 画像読取装置及び連結印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060103881A1 (en) Image forming system
JP3532048B2 (ja) デジタル複写機
JP3938844B2 (ja) 画像形成システム
JP2000206835A (ja) 連結画像形成装置
US6504627B1 (en) Image processing device
JP3871417B2 (ja) 画像処理装置
JP2000211212A (ja) デジタル複写機
JP5332334B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP3858188B2 (ja) 画像形成装置
JP3610554B2 (ja) 画像形成装置
JP3454633B2 (ja) ディジタル複写機
JP2000261595A (ja) 画像形成システム
JP3589547B2 (ja) 複写システム
JP2000335057A (ja) 画像形成システム及びその方法
JP2000261587A (ja) デジタル複写機
JP5660518B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JPH08220945A (ja) ネットワークシステム
US20040008380A1 (en) Image forming apparatus with image combining capability
JPH11231730A (ja) 画像形成装置
JP2002171373A (ja) デジタル複写装置
JP2002142050A (ja) 画像形成システム
JP3830880B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JPH10126537A (ja) 画像形成装置
JP2000276310A (ja) 画像形成システム
JPH10178505A (ja) ディジタル複写機