JPH10178505A - ディジタル複写機 - Google Patents

ディジタル複写機

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JPH10178505A
JPH10178505A JP8353699A JP35369996A JPH10178505A JP H10178505 A JPH10178505 A JP H10178505A JP 8353699 A JP8353699 A JP 8353699A JP 35369996 A JP35369996 A JP 35369996A JP H10178505 A JPH10178505 A JP H10178505A
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image
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JP8353699A
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English (en)
Inventor
Takashi Tsutsumi
隆 堤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報付加装置備え、付加情報を付加した画像
データを他機に転送することにより情報付加装置が無い
他機からも付加情報が付加されたプリント出力を得るこ
とができるディジタル複写機を提供すること。 【解決手段】 情報付加装置64は、メモリユニット5
3入れられた画像データに対して作用するので、画像デ
ータを読み込んだ時に情報を付加することもできるし、
画像書込部51に送り出す時に情報を付加することもで
きる。付加情報を付加した画像データを一方の複写機に
転送する場合は、メモリユニット53へのデータ入力時
に付加情報を付加した後でHDD60に格納すると同時
に一方の複写機に画像データを転送する。この場合には
両方の複写機から出力されるプリント出力は同一のもの
であり、一方の複写機に情報付加装置64が無くても情
報が付加されたプリント出力が得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを記憶
し、他のディジタル複写機に付加情報を付加した画像デ
ータを伝送する手段を有するディジタル複写機に関す
る。
【0003】
【従来の技術】近年、複写装置としてディジタル複写機
がオフィスなどで広く用いられるようになってきてい
る。このディジタル複写機は原稿の画像を読み取り、そ
れを画像データとして扱うのであり、画像データを記憶
装置に蓄積することが可能である。この画像データをも
う1台の接続されたディジタル複写機に伝送し、2台同
時に出力すると2倍の生産性があり、短時間でコピー大
量の出力が得ることができる。また、ディジタル複写機
には画像をデータとし扱うため読み取った原稿画像には
無い情報を付加して出力することも可能である。この付
加情報の例としてはページ、日付、あるいはマル秘、複
製厳禁などのあらかじめ登録されているデータを元の画
像データに重ねてコピー出力するものである。この情報
を付加するためにはそのデータを登録されていなければ
ならないので、メモリ等のハードウェアが必要であるた
めに、標準的に設置されている場合もあるし、オプショ
ンとして追加される場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像を読み
取り、画像データを伝送する側のディジタル複写機が前
記の付加情報を付加した上での画像データを送出する
と、受け取る側のディジタル複写機に前記の情報付加装
置が設置されていなくても情報を付加した画像データを
出力することができる。一方、伝送するデータには付加
情報があってはいけない場合もある。付加情報の中には
機密ナンバリングとして複数部のコピー出力に対して1
部目、2部目、・・・が識別できる情報を付加する機能
もある。この場合には伝送する画像データには情報を付
加せずに伝送し、相互のディジタル複写機で個別に開始
番号を設定できる必要がある。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、情報付加
装置備え、付加情報を付加した画像データを他機に転送
することにより情報付加装置が無い他機からも付加情報
が付加されたプリント出力を得ることができ、この付加
情報を他機から出力するか否かをユーザーの側で選択す
ることができるディジタル複写機を提供することであ
る。また、本発明の第2の目的は、所定の選択モードの
組み合わせにおいて、あらかじめ情報を付加した画像デ
ータを転送するか否かを設定することがきるディジタル
複写機を提供することである。さらに、本発明の第3の
目的は、付加情報を付加した画像データを出力する一
方、他機へ送る画像データは、他の付加情報を付加した
画像データを出力することができるディジタル複写機を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取
手段で読み取った画像データを圧縮するデータ圧縮手段
と、このデータ圧縮手段で圧縮された画像データを記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶した画像データに
付加情報を付加する情報付加手段と、前記記憶手段に記
憶された画像データを印刷する印刷出力手段と、前記記
憶手段に記憶された画像データを他のディジタル複写機
と相互に送受信できる伝達手段と、前記画像読取手段で
読み取った原稿の画像データを前記伝達手段を介して他
のディジタル複写機と分担して前記印刷出力手段で印刷
出力する際、前記情報付加手段で付加情報を付加した画
像データを送信するか、付加情報を付加していない画像
データを送信するかを選択できる選択手段、とを具備し
たことにより前記第1の目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、原稿画像を読み
取る画像読取手段と、この画像読取手段で読み取った画
像データを圧縮するデータ圧縮手段と、このデータ圧縮
手段で圧縮された画像データを記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶した画像データに付加情報を付加する
情報付加手段と、前記記憶手段に記憶された画像データ
を印刷する印刷出力手段と、前記記憶手段に記憶された
画像データを他のディジタル複写機と相互に送受信でき
る伝達手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿の画
像データを前記伝達手段を介して他のディジタル複写機
と分担して前記印刷出力手段で印刷出力する際、前記情
報付加手段で付加する情報により伝送する画像データに
対し、情報を付加するか付加しないかをあらかじめ判断
して設定する判断手段と、を具備したことにより前記第
2の目的を達成する。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
ディジタル複写機において 、前記画像読取手段で読み
取った原稿の画像データを前記伝達手段を介して他のデ
ィジタル複写機と分担して前記印刷出力手段で印刷出力
する際、前記選択手段の選択により、それぞれ異なった
付加情報を付加した画像を出力することが可能であるこ
とにより前記第3の目的を達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディジタル複写機
に好適な実施の形態を図1ないし図15を参照して詳細
に説明する。図1は、本実施の形態に係るディジタル複
写機のシステムの例を示した図であり、図2および図3
はシステムのハードウェアの構成例を示した図である。
図1に示すように、このディジタル複写機は、画像を読
み取る画像読取装置1と、画像形成装置4とから構成さ
れている。この画像読取装置1とは、光源を原稿に照射
し、その反射光を固体撮像素子(CCD)で電気信号に
変換し、必要な画像処理を行う機能を持った装置であ
る。ここで、必要な画像処理とは、CCDで電気信号に
変換されたアナログデータを2値或いは多値データに変
換する量子化、原稿を照射する光源の照射ムラや、CC
Dの感度ばらつきを補正するシェーディング補正、光学
系によるボケを補正するMTF補正、画像の読み取り密
度を変化させ、読み取った画像データを用いてデータ補
間する変倍処理等の処理がある。
【0010】この画像読取装置1の上部には、原稿を自
動送りする原稿送り装置(ADF)2と各種指示を入力
する操作部3が設けられている。このADF2とは、原
稿束を1枚ずつ分離し、コンタクトガラス上に送りセッ
トする装置であり、その構成を図4に示してある。AD
F2には、搬送モータと排紙モータの2つのDCサーボ
モータがあり、給紙部と反転、排紙部を独立させてい
る。反転、排紙部には反転機構があり、両面原稿の片面
コピーが可能となっている。
【0011】原稿を原稿テーブルに載せ軽くつき当てる
まで挿入すると、原稿セット検知が原稿を検知し、原稿
挿入表示が消灯する。ここでディジタル複写機のスター
トキーを押下すると、呼び出しソレノイド、給紙スプリ
ング電磁クラッチがONし次に搬送モータがONして原
稿は給紙される。このとき給紙された原稿は、分離ベル
ト、分離コロによって最下部の原稿を1枚のみ送る。分
離コロを通過した原稿は、レジスト検知、原稿幅検知、
パルスジェネレー夕、原稿長さ検知によって原稿サイズ
を検知する。レジスト検知を原稿後端が通過するとレジ
スト検知はOFFし、搬送モータは指定のパルスになる
とOFFする。これにより搬送ベルトが停止し、原稿は
指定位置に停止する。
【0012】原稿画像の読み取りが終了し、原稿入れ替
え信号が送られてくると搬送モー夕、排紙モータがON
し、原稿の排出および次原稿の給紙を行う。両面原稿の
場合、原稿は1度コンタクトガラス上を通過し、反転、
排紙部で原稿を反転させ、再びコンタクトガラス上へ原
稿を搬送させる原稿反転機構がある。原稿テーブルにセ
ットできる原稿枚数は、挿入部の開口部や分離機構等に
より制限がある。許容枚数以上セットすると給紙ジヤム
や重送が発生する。この装置は、ディジタル複写機本体
から電源とコマンドを送受信する通信ラインにより接続
され、ディジタル複写機からのコマンド(給紙、排紙
等)に併せて動作し、原稿有り無し等の状態を送るよう
になっている。
【0013】次に、操作部3について説明する。図5は
操作部3の外観図を示した図であり、コピー枚数などの
設定を行うテンキー11等のハードキーや操作の状態や
メッセージを表示するタッチパネルである液晶表示画面
12により構成されている。ガイダンスキー13は、機
能の説明や操作の仕方を表示するモードへ移行するとき
に使用する。また、プログラムキー14は、よく使う設
定の登録や、呼び出しを行うときに使用する。エリア加
工キー15は、エリア指定を行ったりエリア毎のコピー
モードを設定したいときに使用し、輝度調節つまみ16
は、液晶表示画面12の明るさを調整するために使用す
る。モードクリア・予熱/タイマーキー17は、設定し
た内容の取り消しや、一定時間以上の連続押下で予熱状
態になる設定を行うためのキーで、割り込みキー18
は、コピー動作中に割り込み、別の原稿のコピーをする
ときに使用する。
【0014】ここで、予熱状態(モード)とは、定着温
度を一定温度(たとえは10℃)に下げて制御し、操作
部3の表示を消すことにより、消費電力を節約するモー
ドである。このモードの設定は、操作部3でのキー入力
や、機械設定によっては動作および操作が無くなってか
ら一定時間後に自動的に設定される。このモードの解除
は、操作部3でのキー入力や、機械設定によって人体検
知センサ54により機械の前に人が立ったことを検出し
たときに解除される。
【0015】図6は、タッチパネル検出回路の構成を示
す説明書である。この図において、コントローラ21
は、本回路全体を制御しており、A/Dコンバータ22
は、アナログ信号をディジタル信号に変換している。コ
ントローラ21により検出端子をHigh状態にし、X
1,X2,Y1,Y2を図7に示す組み合わせ表に基づ
いて設定され、Y1,Y2の回路はプルアップされてい
るので、タッチパネルがOFFのときYIは+5Vにな
り、ONのときは0Vになる。したがってA/Dコンバ
ータ22の出力からON/OFFの状態を確認する。コ
ントローラ21は、タッチパネルONの状態を検知する
と測定モードに切り換える。X方向のときはXIは+5
V、X2は0Vになり、入力位置の電位がYIを通して
A/Dコンバータ22に接続され、座標が算出される。
またY方向の座標も回路を切り換えて同様に算出され、
タッチパネルの押下位置が検出される。
【0016】図8は、操作部ユニットの構成を示すブロ
ック図である。この図において、CPU(中央処理装
置)30は、本操作部3全体を制御する。この図で31
はアドレスラッチ、32はROM(リード・オンリ・メ
モリ)、33はCPU30に接続されたシステムリセッ
ト、34はアドレスデコーダ、35はLEDドライバ、
36はキーボード、37はLCDコントローラを表して
いる。このLCDコントローラ37には、CPU30か
らのアドレスバス、データバスのほかに、LEDドライ
バ35、キーボード36、アナログのタッチパネル3
8、LCDモジュール39、そして表示データ用のRO
M40、RAM41等が接続されている。またCPU3
0には外部とシリアル通信を実行する光トランシーバ4
2が接続されている。
【0017】以上の構成において、CPU30からのア
ドレス信号はアドレスラッチ31に取り込まれ、CPU
30からの信号により制御される。アドレスラッチ31
を出た信号は、その一部がアドレスデコーダ34に入力
され、ここで各ICへのチップセレクトを作りメモリマ
ップの作成に使用する。またアドレスはROM32、4
0、RAM41等のメモリやLCDコントローラ37に
入り、アドレス指定に使用される。一方、CPU30か
らのデータバスはメモリやLCDコントローラ37に接
続され、データの双方向通信が実行される。またLCD
コントローラ37は、キーボード11からの信号や、タ
ッチパネル(液晶表示画面12)からの信号によりRO
M40、RAM41の格納データから表示データを作成
し、LCDモジュール39への表示を制御する。
【0018】図9、図10は液晶表示画面12の表示例
を示す図である。図9において左上は、「コピーできま
す」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメ
ッセージエリア、その右は、セットした枚数を表示する
コピー枚数表示部、その下の画像濃度を自動的に調整す
る自動濃度キー、転写紙を自動的に選択する自動用紙選
択キー、コピーを一部ずつぺージ順にそろえる処理を指
定するソートキー、コピーをぺージ毎に仕分けする処理
を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部
ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、倍率を等倍
にセットする等倍キー、拡大/縮小倍率をセットする変
倍キー、両面モードを設定する両面キー、とじ代モード
等を設定する消去/移動キー、登録されているスタンプ
を原稿に重ねてコピーする印字キーが設けられている。
これらの図では、選択されているモードはキーが網かけ
で表示されている。
【0019】図9、図10で2台を連結してコピーする
モードを選択するキーとして連結コピーキーをLCD画
面外にハードキーとして設置されている。連結コピーを
選択するとキーのLEDが点灯しモードが選択されたこ
とを表示するようになっている。
【0020】図1における画像形成装置4とは、電気信
号で送られた画像イメージを電子写真、感熱、熱転写、
インクジェット等の手段により普通紙、感熱紙などに形
成する装置である。なお、上述の画像読取装置1で変換
された画像の電気信号、画像形成装置4へ入力される画
像の電気信号、及び、画像の電気信号と同期をとるため
の信号をビデオ信号または画像データという。この画像
形成装置4には、両面ユニット5、排紙仕分け装置(ソ
ーター)6、3種の用紙を収容する3個の給紙カセット
7が設けられている。
【0021】拡張機能8とは、デジタルPPCシステム
で実現できる機能をいう。ディジタルPPCの大きな特
徴に、画像を電気信号に変換して読み込み、電気信号を
画像形成装置で復元することがあげられる。このとき読
み取った電気信号を様々に変化、伝達する手段を持つこ
とによって、従来のアナログPPC以外の分野に応用可
能となる。例えば、ファクシミリ、ページプリンタ、ス
キヤナ、ファイルシステムなどの機能を実現できるほ
か、PPC能の実行時におても、読み取った画像データ
をー旦、DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必要に応
じて画像データを読み出すことによって、複数の複写時
には1スキャンで複数プリントを実行したり、ありい
は、複数の原稿を1枚の転写紙にプリントする機能(=
以下メモリ機能)等も実現されている。尚、本実施の形
態においては、メモリユニットはネットワーク上にある
機械間の画像データ転送時の緩衝手段としても利用して
いる。
【0022】利用者制限機器9とは、利用者を特定、限
定、管理するために、コインラック、キーカウンター、
キーカード、プリペードカード等の利用者制限するため
の各機器をいう。特に電子写真プロセスを使用している
PPCは、消費量が多いため、無制限に使用を許可した
くないとき等に使用される。また、利用者を制限するた
めに暗証コード等を使用する場合もある。
【0023】図2、図3ではシステムを画像読取部5
0、画像書込部51、システムコントローラ52、メモ
リユニット53、利用者制限機器9、人体検知センサ5
4、遠隔診断装置(CSS)55、時計56および情報
付加装置64から構成している。システムコントローラ
52とは、複写モードを実行する上で、画像書込部51
で画像形成するために、紙搬送処理、電子写真プロセス
処理、異常状態や給紙カセット状態(紙の有無など)等
の機内監視および、画像読取部50で画像を読み取るた
めにスキャナ動作や光源のON/OFFなどを制御する
コントローラをいう。なお、最近のデジタルPPCでは
拡張機能を1つ搭載するのみではなく複数アプリを同時
搭載するようになってきた。このように、1つの資源を
共有するデジタルPPCを「システム」と表現し、この
シスラムを制御するコントローラをシステムコントロー
ラと呼ぶ場合もある。ここで、資源とは、複数のアプリ
から共有される機能ユニット単位をのことを言い、リソ
ースとも表現される。システムコントローラ52は、こ
の資源単位でシステム制御を行っている。本実施の形態
のデジタルPPCで管理している資源は画像読取装置
1、画像形成装置4、操作部3、メモリ、周辺機(例え
ばADF1、ソーター6、自動両面ユニット5)などが
ある。
【0024】メモリユニット(記憶装置)53はDRA
Mのメモリを書いているが、HDD(ハードディスクド
ライブ)60等の記憶装置が付加すると、より大きな記
憶容量が得られる。時計56はある特定時間になったら
機械を立ち上げたり、シャットダウンするようなウィー
クリータイマー機能を実現するためにあるが、人体検知
センサ54、遠隔診断装置(CSS)55はその機能が
必要な場合にのみ装着されればよい。
【0025】ここで、人体検知センサ54の構成例を図
11に示す。人体検知センサ54は、赤外線発光ダイオ
ードと赤外線の射出をー定方向に制限する光学系、およ
び発射された赤外線の反射光を検知する赤外線受光セン
サからなり、センサから一定距離内にある物体(オペレ
ータ)を検知して本体制御板に信号を送るよう構成され
ている。また、人体検知センサ54の内部には、検出距
離切り換えスイッチがあり、検出距離を2段階に切り換
えることができるようになっている。人体検知センサ5
4を画像形成装置4の前面に配置することにより装置の
前にオペレータがいるかどうかを確認することが可能と
なる。
【0026】遠隔診断装置(CSS)55の構成例を図
12に示してある。サービス拠点に設置されている管理
装置とユーザーの元に設置されているPPC等の機器と
を公衆回線網を介して接続している。ユーザー側には管
理装置との通信を制御するための通信コントロール装置
が設置されており、ユーザー元のPPCはこの通信コン
トロール装置に接続されている。通信コントロール装置
には、電話機やファクシミリが接続可能になっており、
ユーザーの既存の回線に挿入する形で設置が可能になっ
ている。通信コントロール装置には、複数のPPCが接
続可能になっているが、もちろん単数の場合もある。こ
れらのPPCは同型のものである必要はなく異なる機種
でもかまわず、PPC以外の機器でもかまわない。ここ
では説明の便宜上、1台の通信コントロール装置には最
大5台のPPCが接続可能であるとする。通信コントロ
ール装置と複数のPPCはRS−485規格によりマル
チドロップ接続されている。通信コントロール装置と各
PPC間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により
行われる。通信コントロール装置を制御局としたセント
ラライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデ
ータリンクの確立を行うことにより、任意のPPCとの
通信が可能になっている。各PPCはアドレス設定スイ
ッチによって固有の値を設定できるようになっており、
これによって各PPCのポーリングアドレス、セレクテ
ィングアドレスが決定されるようになっている。
【0027】なお、ウィークリータイマー機能とは、各
曜日ごとに設定されたON/OFF時間に合わせ電源を
ON/OFFする機能をいう。この機能のために時計モ
ジュールを時刻台わせするための操作と各曜日ごとにO
N/OFF時間を設定する操作が必要である。
【0028】図2中のメモリユニット53内のDRAM
ブロックは画像読取部50から読み取った画像データを
記憶するためのもので、システムコントローラ52から
の要求に応じて、画像書込部51への保存されている画
像データを転送することができる。また、圧縮ブロック
はMH、MR、MMR等の方式の圧縮・伸長機能を具備
しており、一旦読み取った画像を圧縮し、メモリ(DR
AM、HDD60等)の使用効率の向上を図ることがで
きる。画像書込部51への読み出しアドレスとその方向
を変えることにより画像の回転を実現することが出来
る。記憶装置としてHDD60を使用する場合にはDR
AMに入れた圧縮された画像データをHDD60に転送
し、HDD60からはDRAMに転送した後に伸長して
画像書込部51に転送する。
【0029】図2では画像読取部50、画像書込部5
1、メモリユニット53、CSS5555の制御は、シ
ステムコントローラ52のCPUのみで制御を行う。図
3では画像読取部50、画像書込部51、メモリユニッ
ト53にそれぞれCPUをもたせ、システムコントロー
ラ52から各コントローラへのコマンドを制御信号で伝
達するようになっている。ここで、ビデオ信号を画像読
取装置1、画像形成装置4、拡張機能(アプリケーショ
ン)でやりとりするためには、装置間で情報を伝達し合
う必要があり、この手段を制御信号またはコマンド発行
という。
【0030】図2でメモリユニット53に接続されてい
るI/F(インターフェース)62とは、もう1台のデ
ィジタル複写機へ画像データを転送するためのインター
フェースである。圧縮された画像データを転送する方法
が、データ量がもっとも少ないので効率的になる。1台
で読み取った画像データを圧縮してHDD60に格納す
ると同時に連結分担時のコピー出力モードに応じて必要
な画像データをこのインターフェース62を介して、も
う1台のディジタル複写機に転送する。画像データを受
け取った側では、これをHDD60に格納しコピー出力
モードに応じて必要枚数をプリント出力する。図2でシ
ステムコントローラ52に接続されているI/F(イン
ターフェース)63は、コピーモード等の設定コマンド
を授受するためのインターフェースである。
【0031】情報付加装置64は読み取った画像にはな
い、ページ、日付、その他の画像による情報を原画像に
付加するための装置であり、人体検知センサ54、CS
S55等と同様に標準的に設置されていたり、オプショ
ンとして必要な場合に装備される場合がある。
【0032】メモリユニット53内のDRAMブロック
は、画像読取部50から読み取った画像データを記憶す
るためのもので、システムコントローラ52からの要求
に応じて、画像書込部51へ保存されている画像データ
を転送することができる。また、圧縮ブロックは画像デ
ータの圧縮、伸長機能を有し、読み取った画像データを
圧縮し、メモリの使用効率の向上を図っている。HDD
60を使用する場合はDRAMに入れた圧縮された画像
データをHDD60に転送し、HDD60からはDRA
Mに転送した後に伸長して画像書き込み部に転送するも
のである。メモリ部に接続されたI/F62はもう1台
の同様なディジタル複写機へ画像データを伝送するため
のインターフェースである。1台で読み取った画像デー
タを2台のディジタル複写機で同時にプリント出力する
ことにより、生産性を2倍にし、短時間で大量のプリン
ト出力を得ることができる。
【0033】この様にディジタル複写機2台を連結して
コピー出力を得たい場合には図9、図10にある連結コ
ピーを選択し行うことができる。情報付加装置64によ
り情報を付加する場合に同図の印字を選択する。印字を
選択すると機密管理ナンバリング、スタンプ印字、
ユーザースタンプ印字、日付印字、ページ印字が
選択できる。この例を図13に示してある。ここで、
機密管理ナンバリングとは部毎に1、2、・・・Nと部
数を表す数字を地紋として付加する。複写するとその地
紋もコピーされるので、どこの配付先からコピーが取ら
れたか分かる様にするものである。スタンプ印字はマ
ル秘、複写厳禁とかあらかじめ登録されたデータを付加
するものである。ユーザースタンプ印字とはディジタ
ル複写機の使用者が登録する。例えば会社名とかの情報
を付加するものであり、1台のディジタル複写機毎にそ
のデータは登録されるものである。日付印字とはコピ
ーが行われた時の月、日を付加するものである。ペー
ジ印字とは読み取った原稿のページ数をページ毎に付加
するものである。
【0034】情報付加装置64は、メモリユニット53
入れられた画像データに対して作用するので、画像デー
タを読み込んだ時に情報を付加することもできるし、画
像書込部51に送り出す時に情報を付加することもでき
る。の機密管理ナンバリングだけは出力する部に対し
て部の番号を付加するために画像書込部51へのデータ
出力時にのみ行われる。その他の印字は画像データ入力
時でも出力時でも可能である。
【0035】付加情報を付加した画像データを一方のデ
ィジタル複写機に転送する場合は、メモリユニット53
へのデータ入力時に付加情報を付加した後でHDD60
に格納すると同時に一方のディジタル複写機に画像デー
タを転送する。この場合には両方のディジタル複写機か
ら出力されるプリント出力は同一のものであり、一方の
ディジタル複写機に情報付加装置64が無くても情報が
付加されたプリント出力が得ることができる。付加情報
を付加しない画像データを転送する場合にはメモリユニ
ット53の画像データを画像書込部51に出力する際に
情報を付加して出力する。この場合には画像を読み取っ
たディジタル複写機と画像データを転送される側のディ
ジタル複写機とでは別な付加情報を付加したプリント出
力を得ることができる。図14に選択画面の例を図示す
る。連結と機密管理ナンバリングとの組合せでは画像
データには付加情報は付加されずに転送される。その場
合にはナンバリングの開始番号を指定する操作画面とな
り双方の開始番号を指定することにより所望のプリント
出力を得ることができる。この画面の例を図15にその
例を示してある。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、当該ディジタ
ル複写機と、このディジタル複写機と他のディジタル複
写機と連結する伝達手段を有しており、情報付加手段に
より付加情報を付加された画像データを他機に転送する
ことにより情報付加手段が無い他機にも付加情報が付加
されたプリント出力をさせることができる。請求項2記
載の発明では、判断手段により設定されたモードの組合
せにおいては、画像データに付加情報を付加した後で転
送するか否かを選択する手順を省くことができる。請求
項3記載の発明では、当該ディジタル複写機と、このデ
ィジタル複写機と連結された他のディジタル複写機と
で、付加情報を付加したプリント出力と付加しないプリ
ント出力を同時に得ることができ、また異なる情報を付
加したプリント出力を同時に得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るディジタル複
写機のシステムを示した図である。
【図2】図1に示すディジタル複写機のシステムのハー
ドウェアの構成例を示した図である。
【図3】図1に示すディジタル複写機のシステムのハー
ドウェアの構成例を示した図である。
【図4】自動原稿送り装置(ADF)の構成を示した図
である。
【図5】操作部の外観を示した図である。
【図6】タッチパネル検出回路の構成を説明した図であ
る。
【図7】図6のタッチパネル検出回路において、X1,
X2,Y1,Y2の状態を示す組み合わせ表である。
【図8】操作部ユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図9】液晶表示画面の表示例を示す図である。
【図10】液晶表示画面の表示例を示す図である。
【図11】人体検知センサの構成例を示す図である。
【図12】遠隔診断装置(CSS)の構成例を示した図
である。
【図13】印字の種類を選択する画面の一例を示した図
である。
【図14】情報を付加して転送するか否かを選択する選
択画面の一例を示した図である。
【図15】双方の開始番号を指定する際の画面の一例を
示した図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 ADF 3 操作部 4 画像形成装置 5 両面ユニット 6 排紙仕分け装置(ソーター) 7 給紙カセット 8 拡張機能 9 利用者制限機器 11 テンキー 12 液晶表示画面 21 コントローラ 22 A/Dコンバータ 30 CPU 37 LCDコントローラ 50 画像読取部 51 画像書込部 52 システムコントローラ 53 メモリユニット 55 遠隔診断装置 60 HDD 64 情報付加装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取った画像データを圧縮するデ
    ータ圧縮手段と、 このデータ圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶した画像データに付加情報を付加す
    る情報付加手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを印刷する印刷出
    力手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを他のディジタル
    複写機と相互に送受信できる伝達手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の画像データを前記
    伝達手段を介して他のディジタル複写機と分担して前記
    印刷出力手段で印刷出力する際、前記情報付加手段で付
    加情報を付加した画像データを送信するか、付加情報を
    付加していない画像データを送信するかを選択できる選
    択手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル複写機。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取った画像データを圧縮するデ
    ータ圧縮手段と、 このデータ圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する
    記憶手段と、 この記憶手段に記憶した画像データに付加情報を付加す
    る情報付加手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを印刷する印刷出
    力手段と、 前記記憶手段に記憶された画像データを他のディジタル
    複写機と相互に送受信できる伝達手段と、 前記画像読取手段で読み取った原稿の画像データを前記
    伝達手段を介して他のディジタル複写機と分担して前記
    印刷出力手段で印刷出力する際、前記情報付加手段で付
    加する情報により伝送する画像データに対し、情報を付
    加するか付加しないかをあらかじめ判断して設定する判
    断手段と、 を具備したことを特徴とするディジタル複写機。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段で読み取った原稿の画
    像データを前記伝達手段を介して他のディジタル複写機
    と分担して前記印刷出力手段で印刷出力する際、前記選
    択手段の選択により、それぞれ異なった付加情報を付加
    した画像を出力することが可能である請求項1のディジ
    タル複写機。 【0001】
JP8353699A 1996-12-17 1996-12-17 ディジタル複写機 Pending JPH10178505A (ja)

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