JP3958674B2 - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置、および、原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、安価なファクシミリ装置のように、原稿台に載置された複数の読取原稿を一枚ずつ分離する原稿自動搬送機能と、上記原稿自動搬送機能により分離された読取原稿の片面の画像を読み取って蓄積する画像処理機能を備えた装置においては、大量の原稿を一度の送信動作時の原稿読取動作では読み取ることができない。
【0003】
そこで、従来は、ユーザが原稿を複数の原稿セットに分け、それぞれの原稿セットについて読取動作を行わせて複数の画像データファイルを作成し、それぞれの画像データファイルを統合して1つの画像データファイルを形成し、その統合後の画像データファイルを送信する等の方法が採用されていた。
【0004】
あるいは、同一宛先への画情報ファイルを1度の通信で連続的に送信するいわゆる列信機能を利用して、大量の複数の読取動作で得た複数の画情報ファイルを、同一宛先へ連続的に送信することで、大量の送信原稿を同一宛先へ送信できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置では、両面に記録面のある両面原稿を多数送信する際、操作が面倒になると言う不具合を生じていた。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、大量の両面原稿を読取処理する際に便利な画像処理装置、および、画像処理装置の制御方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置であって、前記読取手段がセット原稿の表面を読み取った後に、後続するセット原稿の表面が無いことを示すための特定キーの入力を促す第一情報を表示する第一の表示手段と、 前記特定キーが入力された場合には、セット原稿の裏面のセットを促す第二情報を表示する第二の表示手段とを備えたものである。
【0008】
また、前記読取手段が読み取ったセット原稿の表面と裏面の原稿枚数が一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去する消去手段とをさらに備えたものである。
【0009】
また、前記判断手段が表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記消去手段が前記画情報を消去するようにしたものである。
【0010】
また、前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記第二の表示手段が前記第二情報を表示するようにしたものである。
【0011】
また、前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去する消去手段をさらに備えたものである。
【0012】
また、前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記消去手段が前記画情報を消去するようにしたものである。
【0013】
また、送り状の原稿が付加されている旨の指定を受け付ける受付手段と、前記受付手段が前記指定を受け付けた場合に、セット原稿の先頭の一枚を送り状として登録し、後続するセット原稿の表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様として送信する送信手段とをさらに備えたものである。
【0014】
また、原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置の制御方法であって、前記読取手段がセット原稿の表面を読み取った後に、後続するセット原稿の表面が無いことを示すための特定キーの入力を促す第一情報を表示するとともに、前記特定キーが入力された場合には、セット原稿の裏面のセットを促す第二情報を表示するようにしたものである。
【0015】
また、前記読取手段が読み取ったセット原稿の表面と裏面の原稿枚数が一致するか否かを判断し、表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するようにしたものである。
【0016】
また、表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記画情報を消去するようにしたものである。
【0017】
また、前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記第二情報を表示するようにしたものである。
【0018】
また、前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、蓄積した画情報を消去するようにしたものである。
【0019】
また、前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記画情報を消去するようにしたものである。
【0020】
また、送り状の原稿が付加されている旨の指定を受け付けた場合に、セット原稿の先頭の一枚を送り状として登録し、後続するセット原稿の表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様として送信するようにしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
【0027】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0028】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、原稿台(図示略)に載置された複数の読取原稿を一枚ずつ分離する原稿自動搬送機能も備えている。プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0029】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0030】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0031】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。また、網制御装置11には、通話の際に使用されるハンドセット12が付設されている。
【0032】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス13に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス13を介して行われている。
【0033】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0034】
図2は、操作表示部7の一例を示している。
【0035】
同図において、スタートキー7aは、このグループ3ファクシミリ装置の送受信動作の開始を指令入力するためのものであり、ストップキー7bは、このグループ3ファクシミリ装置の動作の停止を指令入力するためのものであり、コピーキー7cは、このグループ3ファクシミリ装置のコピー動作の開始を指令入力するためのものであり、テンキー7dは、電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのものである。
【0036】
ワンタッチダイアルキー7eは、1つのキー操作で宛先番号などを操作入力するとともに、このグループ3ファクシミリ装置における各種登録情報を構成する文字等を入力するためのものである。
【0037】
両面原稿キー7fは、両面原稿読取モード(後述)を指定する際に操作されるものであり、ランプ7gは、両面原稿キー7fが操作されて両面原稿読取モードが選択されている旨を表示するためのものである。
【0038】
継足原稿キー7hは、継足原稿読取モード(後述)を指定する際に操作されるものであり、ランプ7iは、継足原稿キー7hが操作されて継足原稿読取モードが選択されている旨を表示するためのものである。
【0039】
液晶表示器7jは、このグループ3ファクシミリ装置の操作ガイダンスの表示や、入力情報のフィードバック表示などの種々のメッセージを表示するためのものである。
【0040】
ファンクションキー7kは、このグループ3ファクシミリ装置の各種機能(例えば、ワンタッチダイアルキー7eへのデータ登録など)を行う際のファンクション操作を起動操作するためのものであり、YESキー7lは、液晶表示器7jに表示されたガイダンスメッセージに対する肯定的な回答を入力するためのものであり、NOキー7mは、液晶表示器7jに表示されたガイダンスメッセージに対する否定的な回答を入力するためのものである。
【0041】
また、また、ランプ7nは、通信中を点灯表示するものであり、ランプ7oは、何らかの異常が発生している状態を警告するために点灯表示するためのものである。
【0042】
さて、本実施例では、大量の読取原稿を複数回に分けて読取入力することのできる継足原稿読取モードと、両面原稿の両面を読取入力することのできる両面原稿読取モードを備えている。また、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードを組み合わせることも可能である。
【0043】
例えば、読取原稿を3つの原稿セット(セット原稿#1,#2,#3;それぞれ表面がLページ、Mページ、Nページで裏面がQ(=L)ページ、R(=M)ページ、S(=N)ページ)に分け、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードを指定した場合、図3に示すように、1番目のセット原稿#1の表面の読取動作、2番目のセット原稿#2の表面の読取動作、3番目のセット原稿#3の表面の読取動作に続き、セット原稿#1の裏面の読取動作、セット原稿#2の裏面の読取動作、セット原稿#3の裏面の読取動作が行われ、総計(L+M+N+Q+R+S)ページの送信原稿からなる画像データファイルが形成される。
【0044】
また、このようにして、最初にセット原稿の表面を連続的に読み取り(継足原稿読取モード)、次いで、セット原稿の裏面を連続的に読み取るようにしているので、このような読取動作により得られた画像データのページは、図4に示すように組み替えた後に、送信動作を行うようにしている。
【0045】
すなわち、組み替え後のページ順序は、セット原稿の1ページ目の表面、1ページ目の裏面、2ページ目の表面、2ページ目の裏面、・・・と、ページ毎に表面と裏面が連続する態様に整列される。
【0046】
図5および図6は、操作表示部7の液晶表示器7jに表示する表示画面の一例を示している。なお、これらの表示画面は、例えば、後述する原稿読み取り処理において、適宜に選択表示されるものである。
【0047】
図5(a)は、待機中の画面表示であり、この状態から、送信原稿がスキャナ5にセットされ、操作表示部7のワンタッチキー7eにより宛先が選択されると、同図(b)に示したような画面表示に切り替わる。
【0048】
また、図5(c)は原稿読み取り中の表示画面、同図(d)は、原稿セットとスタートキー7aの押し下げを促すガイダンスメッセージの表示画面、同図(e)は、原稿セットとスタートキー7aの押し下げ、あるいは、原稿終了をあらわす「#」キーの押し下げを促すガイダンスメッセージの表示画面、同図(f)は、原稿セットを促すガイダンスメッセージの表示画面である。
【0049】
また、図6(a)は、文書消去を問い合わせるガイダンスメッセージの表示画面、同図(b)は、両面原稿読取モードの裏面読み取りに移行する際に表示されるガイダンスメッセージの表示画面、同図(c)は、両面原稿読取モードの裏面原稿セットとスタートキー7aの押し下げを促すガイダンスメッセージの表示画面、同図(d)は、裏面読み取り時、裏面原稿の読取枚数と、対応する原稿セットの表面の読取枚数が一致しなかった際に文書消去の確認を促すガイダンスメッセージの表示画面である。
【0050】
図7は、原稿読取処理の一例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0051】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理101)。また、この処理101を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0052】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断102)、判断102の結果がYESになるときには、処理101へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0053】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断102の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断103)。
【0054】
判断103の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理104)、図5(f)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理105)。そして、その状態で、処理104でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、次のセット原稿が原稿台にセットされるかどうかを調べる(判断106,107のNOループ)。
【0055】
処理104でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、次のセット原稿が原稿台にセットされた場合で、判断106の結果がYESになるときには、処理101へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0056】
また、処理104でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、次のセット原稿が原稿台にセットされなかった場合で、判断107の結果がYESになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0057】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断108)、判断108の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断109)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断109の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0058】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理110)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理111)、図6(b)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理112)。
【0059】
そして、その状態で、処理111でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、裏面のセット原稿が原稿台にセットされるかどうかを調べる(判断113,114のNOループ)。
【0060】
処理111でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、裏面のセット原稿が原稿台にセットされた場合で、判断113の結果がYESになるときには、処理101へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0061】
また、処理111でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、次のセット原稿が原稿台にセットされなかった場合で、判断114の結果がYESになるときには、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理115)、この原稿読取処理を終了する。
【0062】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断103の結果がNOになるときには、判断108へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0063】
また、判断108の結果がNOになる場合、および、判断109の結果がNOになる場合には、処理115へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0064】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断106,107のNOループを実行中、および、判断113,114のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0065】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0066】
図8は、原稿読取処理の他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0067】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理201)。また、この処理201を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0068】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断202)、判断202の結果がYESになるときには、処理201へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0069】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断202の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断203)。
【0070】
判断203の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理204)、図5(d)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理205)。そして、その状態で、処理204でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうかを調べる(判断206,207のNOループ)。
【0071】
ここで、処理204でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断206の結果がYESになるときには、処理201へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0072】
また、処理204でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断207の結果がYESになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0073】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断208)、判断208の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断209)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断209の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0074】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理210)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理211)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理212)。
【0075】
そして、その状態で、処理211でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断213,214のNOループ)。
【0076】
処理211でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断213の結果がYESになるときには、処理201へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0077】
また、処理211でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断214の結果がYESになるときには、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理215)、この原稿読取処理を終了する。
【0078】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断203の結果がNOになるときには、判断208へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0079】
また、判断208の結果がNOになる場合、および、判断209の結果がNOになる場合には、処理215へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0080】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断206,207のNOループを実行中、および、判断213,214のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0081】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0082】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0083】
図9は、原稿読取処理のさらに他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0084】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理301)。また、この処理301を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0085】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断302)、判断302の結果がYESになるときには、処理301へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0086】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断302の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断303)。
【0087】
判断303の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理304)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理105)。そして、その状態で、処理304でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断306,307,308のNOループ)。
【0088】
ここで、処理304でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断306の結果がYESになるときには、処理301へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0089】
また、処理304でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断307の結果がYESになる場合、および、処理304でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断308の結果がYESになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0090】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断309)、判断309の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断310)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断310の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0091】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理311)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理312)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理313)。
【0092】
そして、その状態で、処理312でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断314,315のNOループ)。
【0093】
処理312でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断314の結果がYESになるときには、処理301へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0094】
また、処理312でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断315の結果がYESになるときには、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理316)、この原稿読取処理を終了する。
【0095】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断303の結果がNOになるときには、判断309へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0096】
また、判断309の結果がNOになる場合、および、判断310の結果がNOになる場合には、処理316へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0097】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断306,307,308のNOループを実行中、および、判断314,315のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0098】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0099】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0100】
また、セット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0101】
図10,11は、原稿読取処理のまたさらに他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0102】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理401)。また、この処理401を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0103】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断402)、判断402の結果がYESになるときには、処理401へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0104】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断402の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断403)。
【0105】
判断403の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理404)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理405)。そして、その状態で、処理404でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断406,407,408のNOループ)。
【0106】
ここで、処理404でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断406の結果がYESになるときには、処理401へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0107】
また、処理404でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aも「#」キーも押し下げられなかった場合で、判断408の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理409)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理410)、このときの読取動作を終了(エラー終了)する。
【0108】
一方、処理404でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断407の結果がYESになる場合、裏面読取動作に移行する。
【0109】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断412)、判断412の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断413)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断413の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0110】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理414)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理415)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理416)。
【0111】
そして、その状態で、処理415でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断417,418のNOループ)。
【0112】
処理415でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断417の結果がYESになるときには、処理401へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0113】
また、処理415でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断418の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去し(処理419)、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理420)、この原稿読取処理を終了する。
【0114】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断403の結果がNOになるときには、判断412へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0115】
また、判断412の結果がNOになる場合、および、判断413の結果がNOになる場合には、処理420へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0116】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断406,407,408のNOループを実行中、および、判断417,418のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0117】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0118】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0119】
また、セット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0120】
また、セット原稿の原稿台への載置操作がとぎれた場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するようにしているので、ユーザが原稿読み取りの際のセット原稿の順番を間違えた等の誤操作した際、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0121】
図12,13は、原稿読取処理のまたさらに他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0122】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理501)。また、この処理501を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0123】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断502)、判断502の結果がYESになるときには、処理501へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0124】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断502の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断503)。
【0125】
判断503の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理504)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理505)。そして、その状態で、処理504でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断506,507,508のNOループ)。
【0126】
ここで、処理504でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断506の結果がYESになるときには、処理501へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0127】
また、処理504でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aも「#」キーも押し下げられなかった場合で、判断508の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理509)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断510)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断510の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理511)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理512)、このときの読取動作を終了(エラー終了)する。
【0128】
一方、処理504でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断507の結果がYESになる場合、および、処理509で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断510の結果がNOになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0129】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断513)、判断513の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断514)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断514の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0130】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理515)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理516)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理517)。
【0131】
そして、その状態で、処理516でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断5187,519のNOループ)。
【0132】
処理516でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断518の結果がYESになるときには、処理501へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0133】
また、処理516でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断519の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかった場合である。そこで、この場合には、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理520)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断521)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断521の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理522)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理523)、このときの読取動作を終了する。
【0134】
一方、処理520で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断521の結果がNOになるときには、処理523へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0135】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断503の結果がNOになるときには、判断513へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0136】
また、判断513の結果がNOになる場合、および、判断514の結果がNOになる場合には、処理523へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0137】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断506,507,508のNOループを実行中、および、判断518,519のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0138】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0139】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0140】
また、セット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0141】
また、セット原稿の原稿台への載置操作がとぎれた場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、ユーザが操作に手間取っているような場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、途中で読み込んだ文書ファイルを消去できるので、ユーザが原稿の順序を間違えた場合などで、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0142】
図14,15は、原稿読取処理のまたさらに他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0143】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理601)。また、この処理601を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0144】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断602)、判断602の結果がYESになるときには、処理601へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0145】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断602の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断603)。
【0146】
判断603の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理604)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理605)。そして、その状態で、処理604でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断606,607,608のNOループ)。
【0147】
ここで、処理604でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断606の結果がYESになるときには、処理601へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0148】
また、処理604でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aも「#」キーも押し下げられなかった場合で、判断608の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理609)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断610)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断610の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理611)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理612)、このときの読取動作を終了(エラー終了)する。
【0149】
一方、処理604でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断607の結果がYESになる場合、および、処理609で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断610の結果がNOになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0150】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断613)、判断613の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断614)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断614の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0151】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理615)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理616)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理617)。
【0152】
そして、その状態で、処理616でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断6187,619のNOループ)。
【0153】
処理616でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断618の結果がYESになるときには、処理601へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0154】
また、処理616でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断619の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかった場合である。そこで、この場合には、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理620)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断621)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断621の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理622)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理623)、このときの読取動作を終了する。
【0155】
一方、処理620で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断621の結果がNOになるときには、処理623へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0156】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断603の結果がNOになるときには、判断613へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0157】
また、判断613の結果がNOになる場合には、処理623へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0158】
また、判断614の結果がNOになる場合には、全てのセット原稿の両面の読み取りが終了した場合であるので、おのおののセット原稿について表面枚数と裏面枚数とを比較し(処理624)、それらが一致しているかどうかを調べる(判断625)。判断625の結果がYESになるときには、適切に原稿読取動作が終了したので、処理623へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0159】
一方、判断625の結果がNOになるときには、セット原稿の表面枚数と裏面枚数が不一致の場合であり、セット原稿の誤選択操作等があった場合なので、処理622へ進み、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了(エラー終了)する。
【0160】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断606,607,608のNOループを実行中、および、判断618,619のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0161】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0162】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0163】
また、表面のセット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0164】
また、セット原稿の原稿台への載置操作がとぎれた場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、ユーザが操作に手間取っているような場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、途中で読み込んだ文書ファイルを消去できるので、ユーザが原稿の順序を間違えた場合などで、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0165】
また、おのおののセット原稿について、表面枚数と裏面枚数が一致していない場合には、ユーザのセット原稿の誤選択操作等があった場合であり、その場合には、読み込んだ文書ファイルを消去するようにしているので、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0166】
図16,17は、原稿読取処理のまたさらに他の例を示している。なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0167】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理701)。また、この処理701を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0168】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断702)、判断702の結果がYESになるときには、処理701へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0169】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断702の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断703)。
【0170】
判断703の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理704)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理705)。そして、その状態で、処理704でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断706,707,708のNOループ)。
【0171】
ここで、処理704でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断706の結果がYESになるときには、処理701へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0172】
また、処理704でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aも「#」キーも押し下げられなかった場合で、判断708の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理709)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断710)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断710の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理711)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理712)、このときの読取動作を終了(エラー終了)する。
【0173】
一方、処理704でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断707の結果がYESになる場合、および、処理709で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断710の結果がNOになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0174】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断713)、判断713の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断714)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断714の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0175】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理715)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理716)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理717)。
【0176】
そして、その状態で、処理716でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断718,719のNOループ)。
【0177】
処理716でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断718の結果がYESになるときには、処理701へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0178】
また、処理716でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断719の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかった場合である。そこで、この場合には、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理720)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断721)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断721の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理722)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理723)、このときの読取動作を終了する。
【0179】
一方、処理720で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断721の結果がNOになるときには、処理723へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0180】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断703の結果がNOになるときには、判断713へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0181】
また、判断713の結果がNOになる場合には、処理723へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0182】
また、判断714の結果がNOになる場合には、全てのセット原稿の両面の読み取りが終了した場合であるので、おのおののセット原稿について表面枚数と裏面枚数とを比較し(処理724)、それらが一致しているかどうかを調べる(判断725)。判断725の結果がYESになるときには、適切に原稿読取動作が終了したので、処理723へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0183】
一方、判断725の結果がNOになるときには、セット原稿の表面枚数と裏面枚数が不一致の場合であり、セット原稿の誤選択操作等があった可能性がある場合である。そこで、この場合には、図6(d)に示すように、セット原稿の表面枚数と裏面枚数が不一致しているので文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理726)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断727)。なお、処理726で表示するガイダンスメッセージは、例えば、同図(e)に示すように、表面と裏面の読取ページ数の表示を含めるようにすると、ユーザにスキャナ5の読取時の誤動作等を確認させることもできるので、有効である。
【0184】
ここで、ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断727の結果がYESになるときには、処理722へ進み、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了(エラー終了)する。
【0185】
また、判断727の結果がNOになるときには、処理723へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットし、この原稿読取処理を終了する。
【0186】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断706,707,708のNOループを実行中、および、判断718,719のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0187】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0188】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0189】
また、表面のセット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0190】
また、セット原稿の原稿台への載置操作がとぎれた場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、ユーザが操作に手間取っているような場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、途中で読み込んだ文書ファイルを消去できるので、ユーザが原稿の順序を間違えた場合などで、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0191】
また、おのおののセット原稿について、表面枚数と裏面枚数が一致していない場合には、ユーザのセット原稿の誤選択操作等があった可能性がある場合であり、その場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、例えば、あるセット原稿の最終ページの裏面が白紙であった場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、ユーザの希望により読み込んだ文書ファイルを消去するようにしているので、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0192】
図18,19は、原稿読取処理のまたさらに他の例を示している。この場合は、原稿の先頭に送り状を付加して送信する場合に適用できる。本実施例では、送り状の画情報は、いわゆるドキュメントバンク機能に登録し、それ以降の原稿を送信原稿ファイルとして取り扱うようにする。また、送信時には、ドキュメントバンク機能に登録された送り状の画情報が1ページ目の画情報として送信される。
【0193】
なお、本実施例では、両面原稿読取モードを備えているので、現在読み取っている原稿面が、表面であるか裏面であるかを認識可能にする必要がある。そこで、本実施例では、現在読み取っている原稿面が表面であるか(奇数側モード)裏面であるか(偶数側モード)であるかを記憶する読取面モードフラグを備えている。そして、最初の読取動作に先立ち、読取面モードフラグには、奇数側モード(表面読取モード)がセットされる。
【0194】
読取原稿がスキャナ5にセットされ、読取開始が指令されると、そのときに送り状の原稿が付加されている旨が、ユーザにより指定されているかどうかを調べる(判断801)。スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って(処理802)、それによって得た画像データを、送り状の画像データとしてドキュメントバンク機能へ登録する(処理803)。
【0195】
そして、それ以降の原稿については、通常の読取動作を行う。また、送り状の原稿が付加されている旨が指定されていない場合で、判断801の結果がNOになるときには、最初から通常の読取動作を行う。
【0196】
この通常の読取動作では、スキャナ5を作動して、1枚の読取原稿を原稿台から分離して搬送するとともに、その読取原稿の読み取り面の原稿画像を読み取って、それによって得た画像データを、読取面モードフラグの値およびそのときの読込ページ順序に応じて、ワークエリアの所定箇所へ保存する(処理804)。また、この処理804を行っている間、液晶表示器7jには、図5(c)に示したようなガイダンスメッセージを表示して、原稿読取動作中である旨をユーザに対して通知する。
【0197】
そして、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、次のページが原稿台に載置されているかどうかを調べ(判断805)、判断805の結果がYESになるときには、処理804へ戻り、残りの原稿の読み取り動作を行う。
【0198】
原稿台に読取原稿が載置されていない場合で、判断805の結果がNOになるときには、1つのセット原稿の表面または読み取りが終了した場合である。そこで、そのときに継足原稿読取モードがセットされているかどうかを調べる(判断806)。
【0199】
判断806の結果がYESになるときには、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理807)、図5(e)に示したような原稿セット可能ガイダンスを表示する(処理808)。そして、その状態で、処理807でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるかどうか、あるいは、追加の原稿がない旨を通知するための「#」キーが押し下げられたかどうかを調べる(判断809,810,811のNOループ)。
【0200】
ここで、処理807でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断809の結果がYESになるときには、処理804へ戻り、次のセット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0201】
また、処理807でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aも「#」キーも押し下げられなかった場合で、判断811の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかったので、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理812)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断813)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断813の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理814)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理815)、このときの読取動作を終了(エラー終了)する。
【0202】
一方、処理807でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、「#」キーが押し下げられた場合で、判断810の結果がYESになる場合、および、処理812で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断813の結果がNOになるときには、裏面読取動作に移行する。
【0203】
すなわち、まず、両面原稿読取モードがセットされているかどうかを調べ(判断816)、判断816の結果がYESになるときには、現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされているかどうかを調べる(判断817)。現在の読取面モードフラグに奇数側モードの値がセットされている場合で、判断817の結果がYESになるときには、両面原稿読取モードがセットされている場合で、かつ、表面の読取動作が終了した場合である。
【0204】
したがって、読取面モードフラグに偶数側モードの値をセットし(処理818)、所定時間(例えば、30秒等)を計時するためのタイマをセット(スタート)し(処理819)、図6(c)に示したような裏面セット指示ガイダンスを表示する(処理820)。
【0205】
そして、その状態で、処理819でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられるどうかを調べる(判断821,822のNOループ)。
【0206】
処理819でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられた場合で、判断821の結果がYESになるときには、処理803へ戻り、次の裏面セット原稿について、原稿の読み取り動作を行う。
【0207】
また、処理819でセット(スタート)したタイマがタイムアウトするまでに、スタートキー7aが押し下げられなかった場合で、判断822の結果がYESになるときには、適切な原稿セット操作が行われなかった場合である。そこで、この場合には、図6(a)に示したような文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理823)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断824)。なお、処理823で表示するガイダンスメッセージは、例えば、同図(e)に示すように、表面と裏面の読取ページ数の表示を含めるようにすると、ユーザにスキャナ5の読取時の誤動作等を確認させることもできるので、有効である。
【0208】
ここで、ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断824の結果がYESになるときには、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去する(処理825)。そして、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして(処理826)、このときの読取動作を終了する。
【0209】
一方、処理823で表示したガイダンスメッセージに対して、ユーザが文書の消去を希望しない旨を選択した場合で、判断824の結果がNOになるときには、処理826へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0210】
また、継足原稿読取モードがセットされていない場合で、判断806の結果がNOになるときには、判断816へ進み、それ以降の処理を実行する。
【0211】
また、判断816の結果がNOになる場合には、処理826へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0212】
また、判断817の結果がNOになる場合には、全てのセット原稿の両面の読み取りが終了した場合であるので、おのおののセット原稿について表面枚数と裏面枚数とを比較し(処理827)、それらが一致しているかどうかを調べる(判断828)。判断828の結果がYESになるときには、適切に原稿読取動作が終了したので、処理826へ進み、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了する。
【0213】
一方、判断828の結果がNOになるときには、セット原稿の表面枚数と裏面枚数が不一致の場合であり、セット原稿の誤選択操作等があった可能性がある場合である。そこで、この場合には、図6(d)に示すように、セット原稿の表面枚数と裏面枚数が不一致しているので文書ファイルの消去をするか否かの問い合わせのガイダンスメッセージを表示して(処理829)、ユーザが文書の消去を希望するかどうかを確認する(判断830)。ユーザが文書の消去を希望した場合で、判断830の結果がYESになるときには、処理825へ進み、そのときに蓄積した画像データファイル(文書)を消去し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットして、この原稿読取処理を終了(エラー終了)する。
【0214】
また、判断830の結果がNOになるときには、処理826へ移行し、読取面モードフラグに奇数側モードの値をセットし、この原稿読取処理を終了する。
【0215】
なお、ガイダンスメッセージの表示について、例えば、判断809,810,811のNOループを実行中、および、判断821,822のNOループを実行中において、原稿読み取りを継続中で、画像データの蓄積中である旨をユーザに明確に通知するために、図5(c)の原稿蓄積中をあらわすガイダンスメッセージを追加して表示することが好ましい。
【0216】
このようにして、本実施例では、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利である。
【0217】
また、1つのセット原稿(表面セット原稿または裏面セット原稿)の読取終了後に次のセット原稿がセットされた旨を、スタートキー7aを押し下げることでユーザに通知させるようにしているので、ユーザは、読取動作の継続の状況を意識することができ、非常に有効である。
【0218】
また、表面のセット原稿の読み込みが終了した場合には、キー「#」を押すことで、即両面原稿読取モードへ移行させることができるので、読取時に要する時間を短縮することができる。
【0219】
また、セット原稿の原稿台への載置操作がとぎれた場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、ユーザが操作に手間取っているような場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、途中で読み込んだ文書ファイルを消去できるので、ユーザが原稿の順序を間違えた場合などで、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0220】
また、おのおののセット原稿について、表面枚数と裏面枚数が一致していない場合には、ユーザのセット原稿の誤選択操作等があった可能性がある場合であり、その場合には、それまでに読み込んで作成した画像データファイル(文書ファイル)を消去するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの希望に添った文書消去動作を行うようにしているので、例えば、あるセット原稿の最終ページの裏面が白紙であった場合、それまでの読取動作が無駄にならず、非常に便利である。また、ユーザの希望により読み込んだ文書ファイルを消去するようにしているので、誤操作した場合、ユーザがわざわざ誤読取時の文書ファイルを消去するような操作が不要となり、便利である。
【0221】
また、送り状の送信原稿を先頭に付加した場合でも、適切に継足原稿読取モードと両面原稿読取モードを適用することができるので、非常に便利である。
【0222】
なお、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置に対して、本発明を適用した場合について説明したが、原稿読取機能を備えたそれ以外の装置についても、本発明を同様にして適用することができる。
【0223】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、継足原稿読取モードと両面原稿読取モードの両方が指定された場合には、表面について継足原稿読取モードの読取動作を行い、次いで、裏面について継足原稿読取モードの読取動作を行うようにしているので、ユーザが大量の読取原稿を処理する際の操作手順が円滑になり、セット原稿の組の間違いや、表面と裏面の区別の間違いなどを極力減らすことができ、非常に便利であるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】操作表示部7の一例を示した概略図。
【図3】読取時の文書イメージデータのページの並び順の一例を示した概略図。
【図4】図3のページをページ順序に並び替えた場合の文書イメージデータの一例を示した概略図。
【図5】操作表示部7の液晶表示器7jに表示する表示画面の一例を示した概略図。
【図6】操作表示部7の液晶表示器7jに表示する表示画面の一例を示した概略図(続き)。
【図7】原稿読取処理の一例を示したフローチャート。
【図8】原稿読取処理の他の例を示したフローチャート。
【図9】原稿読取処理のさらに他の例を示したフローチャート。
【図10】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図11】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【図12】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図13】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【図14】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図15】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【図16】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図17】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【図18】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート。
【図19】原稿読取処理のまたさらに他の例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
7 操作表示部
Claims (14)
- 原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置であって、
前記読取手段がセット原稿の表面を読み取った後に、後続するセット原稿の表面が無いことを示すための特定キーの入力を促す第一情報を表示する第一の表示手段と、
前記特定キーが入力された場合には、セット原稿の裏面のセットを促す第二情報を表示する第二の表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記読取手段が読み取ったセット原稿の表面と裏面の原稿枚数が一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去する消去手段とをさらに備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置であって、
前記判断手段が表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記消去手段が前記画情報を消去することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至3に記載の画像処理装置であって、
前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記第二の表示手段が前記第二情報を表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至3に記載の画像処理装置であって、
前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去する消去手段をさらに備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項5に記載の画像処理装置であって、
前記第一の表示手段が前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記消去手段が前記画情報を消去することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至6に記載の画像処理装置であって、
送り状の原稿が付加されている旨の指定を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が前記指定を受け付けた場合に、セット原稿の先頭の一枚を送り状として登録し、後続するセット原稿の表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様として送信する送信手段とをさらに備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 原稿を複数のセット原稿に分けて読み取る継足原稿読取モードとともに原稿の両面を読み取る両面原稿読取モードを設定する設定手段と、セット原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取ったセット原稿の画情報を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積した表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様とする組替手段とを備えた画像処理装置の制御方法であって、
前記読取手段がセット原稿の表面を読み取った後に、後続するセット原稿の表面が無いことを示すための特定キーの入力を促す第一情報を表示するとともに、
前記特定キーが入力された場合には、セット原稿の裏面のセットを促す第二情報を表示するようにしたことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項8に記載の画像処理装置の制御方法であって、
前記読取手段が読み取ったセット原稿の表面と裏面の原稿枚数が一致するか否かを判断し、表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するようにしたことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項9に記載の画像処理装置の制御方法であって、
表面と裏面の原稿枚数が一致しないと判断した場合には、前記蓄積手段が蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記画情報を消去することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項8乃至10に記載の画像処理装置の制御方法であって、
前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、前記第二情報を表示することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項8乃至10に記載の画像処理装置の制御方法であって、
前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、蓄積した画情報を消去することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項12に記載の画像処理装置の制御方法であって、
前記第一情報を表示してから所定時間経過した場合には、蓄積した画情報を消去するか否かを問い合わせる情報を表示し、前記画情報を消去する指示を受け付けた場合に、前記画情報を消去することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 請求項8乃至13に記載の画像処理装置の制御方法であって、
送り状の原稿が付加されている旨の指定を受け付けた場合に、セット原稿の先頭の一枚を送り状として登録し、後続するセット原稿の表面の画情報と裏面の画情報を組み替えて、原稿と同様の態様として送信するようにしたことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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