JP3531611B2 - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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JP3531611B2
JP3531611B2 JP2001001516A JP2001001516A JP3531611B2 JP 3531611 B2 JP3531611 B2 JP 3531611B2 JP 2001001516 A JP2001001516 A JP 2001001516A JP 2001001516 A JP2001001516 A JP 2001001516A JP 3531611 B2 JP3531611 B2 JP 3531611B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置等の原稿読取記録装置に係り、詳しくは、マク
ロキーの操作に応じて、予めマクロキーメモリに記憶さ
れている複数のキー操作に対応する設定を行えるように
した原稿読取記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の原稿読取記録装置は、
複写時等の倍率変更のみでなく、縦及び横方向の倍率を
独立に変更する縦横独立変倍、同一原稿を1枚の用紙の
複数の領域に繰り返し複写するリピートコピー、綴代作
成、枠消去等の多様な機能を備えるようになっており、
これら複数の機能を任意の組合せで使用することも多く
なっている。
【0003】そこで、従来、各機能に対応した複数のキ
ー(例えば、倍率設定キー、綴代作成又は枠消去の指示
キー等)による操作を単一のマクロキーに対応させて予
めマクロキーメモリに登録しておき、上記マクロキーを
操作すると、マクロキーメモリ内の複数のキー操作を順
次読み出して、各キー操作に対応した設定内容を表示
し、かつ当該設定を実行するようにした原稿読取記録装
置が知られている。
【0004】上記のように、マクロキーメモリに登録さ
れた各キー操作に対応した設定内容を順次表示すると、
マクロキーメモリへの登録内容が不確かな場合でも当該
登録内容を確認した上で複写等を開始できるので、複写
時等の設定の過誤を防止できる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その場合、
マクロキーに対応させた設定内容の確認を確実に行える
ようにするため、マクロキーメモリからの複数のキー操
作の読出の時間間隔を、例えば、1秒程度と十分長く設
定しているため、キー操作の読出が完了するまでに相当
の長時間を要することとなる。従って、予め登録内容が
明らかな場合には、複写等を開始するまでに無駄な待ち
時間が発生する問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するため、マクロキーメモリへの登録内容の確認が不
要な場合は、読出の時間間隔を短縮できる原稿読取記録
装置を提供することを目的とする。そのため、本発明の
請求項1の原稿読取記録装置は、原稿の画像を読み取る
画像読取部と、画像を記録する記録部と、マクロキーを
含む複数のキーを備えた操作部と、複数のキー操作をマ
クロキーに対応させて記憶するマクロキーメモリと、表
示部と、マクロキーの操作に応じて上記マクロキーメモ
リに記憶されている複数のキー操作を第1の時間間隔で
順次読み出して各キー操作に対応した設定内容を表示し
ながら当該設定を行う制御部とを備えた原稿読取記録装
置において、上記制御部は、上記マクロキーの操作に応
じた複数のキー操作の読出中に、原稿の画像の読取を指
示するキー操作があると、上記複数のキー操作の読出時
間間隔を上記第1の時間間隔より短い第2の時間間隔に
切り換えることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記原稿の画像の読取を指示するキー
操作があると、上記制御部は複数のキー操作の読出終了
後に原稿の読取を実行させることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、複写機能付き
ファクシミリ装置である原稿読取記録装置14は、CP
U(中央処理装置)等からなる制御部1、ROM(Read
Only Memory)2、RAM(RandomAccess Memory)3、画
像メモリ4、コーデック5、モデム6、NCU(Network
Control Unit)7、表示部8、操作部10、読取部1
1、記録部12がバスライン13により互いに接続され
てなる。
【0009】RAM3には、制御部1による制御に必要
な各種データ、例えば、モデム6の通信速度等が一時記
憶されるようになっている。また、RAM3の一部の領
域には、不図示の電源のオフ時にも、充電池等からの給
電により記憶内容を保持できるバックアップ機能を有す
るマクロキーメモリ3aが設けられている。
【0010】画像メモリ4はRAM等からなり、後述の
読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化された
後の画像データが記憶されるようになっている。画像メ
モリ4は、符号化済みの画像データを、原稿の数10頁
乃至数100頁分程度蓄積できる記憶容量を備えてい
る。
【0011】コーデック5は、読取部11で読み取られ
た、送信すべき画像データを順次符号化し、また、ファ
クシミリ通信の相手先から受信した符号化画像データを
復号する役割を有する。モデム6は、送受信データの変
復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調して
NCU7を介して公衆電話回線網等の通信回線15に送
出する一方、通信回線15からNCU7を介して上記相
手先から受信した音声帯域信号をディジタル信号に復調
する。
【0012】NCU7は、通信回線15とこの原稿読取
記録装置14との接続を制御するとともに、相手先のフ
ァクシミリ番号に応じたダイヤルパルスを送出する機能
及び着信を検出する機能を備えている。
【0013】図2に示すように、表示部8は、例えば、
液晶表示素子からなり、操作部10には、複数のキーが
設けられている。以下、主要なキーにつき説明すると、
図2中左側から、コピーキーAは複写機能を選択するた
めのキーであり、ファクスキーBはファクシミリ機能を
選択するためのキーである。また、画質選択キーC1は
原稿の種類等に応じて読取画質(解像度)を選択するキ
ー、濃度選択キーC2は画像印刷時の濃度を選択するキ
ー、倍率選択キーC3は複写時等の倍率を選択するキー
である。
【0014】以下の表1に各選択キーC1乃至C3の操
作回数と選択モードの関係を示すが、通常(操作回数=
「0」)は、画質、濃度、倍率とも標準モードとして自
動モードが選択され、各選択キーC1乃至C3を操作す
る度にモードが切り替わり、所定回数操作すると標準モ
ードに復帰して、以下同一の過程が繰り返される。
【0015】
【表1】
【0016】また、機能選択キーD1乃至D3は、各キ
ーD1乃至D3に対応させて表示部8に表示される各種
機能(例えば、複写機能の選択時には「用紙選択」機
能、複写倍率を自在に設定する「ズーム」機能、複数部
のコピー原稿のソート先を選択する「ソート選択」機能
等)を選択するためのキーであり、機能切換キーEは表
示部8に表示される機能を順次切り換えるためのキーで
ある。
【0017】メニューキーFは、応用コピー等の各種メ
ニューを表示部8に表示させるキーである。その内、応
用コピーメニューを図3に示す。この画面で、後述の十
字カーソルキーHの操作によって、所望の応用コピー機
能を反転表示(図ではハッチングで表示)させた状態で
機能選択キーD3を操作することにより、各種応用コピ
ー機能を選択できるようになっている。
【0018】なお、図3中、集約コピーは複数枚の原稿
を1枚の用紙の複数の領域(左上、右上、左下、右下の
各領域等)に分割して複写する機能、センター消去は書
籍の複写時に、複写用紙上の書籍の左右頁の中間部に対
応する位置に黒い線が現れるのを防止する機能、白黒反
転は原稿の白い領域と黒い領域とを複写後に反転させる
機能であり、その他の機能は前述の通りである。
【0019】省エネルギーキーGは、手動で省エネルギ
ーモードに移行させるためのキー、十字カーソルキーH
は表示部8に表示される不図示のカーソル又は反転表示
領域を上下又は左右方向へ移動させるキーである。テン
キーIは複写枚数やファクシミリ送信の相手先番号等の
数字を入力するキー、リセットキーJは各種機能の選択
等を取り消すためのキー、ストップキーKは複写やファ
クシミリ送信等を中止させるキー、スタートキーLは複
写やファクシミリ送信を開始させるキー、割り込みキー
Tは一連の原稿の複写を一時中断させて他の原稿の複写
を実行させる際に操作するキーである。
【0020】操作部10の右端部近傍には、左右1対の
キー領域N1、N2が設けられている。これらの領域N
1、N2の最上列には、例えば、各3個、合計6個のマ
クロキーM1乃至M6が設けられ、最上列以外の複数列
には、各々複数のワンタッチキーWが配置されている。
【0021】マクロキーM1乃至M6は、上述のよう
に、RAM3内のマクロキーメモリ3aにおける各キー
M1乃至M6に対応した領域に記憶された、複数のキー
による設定内容の実行を一括して指示するキーである。
また、おまかせ登録キーOは、各マクロキーM1乃至M
6に対して複数のキー操作を登録する際に使用するキー
である。
【0022】上記ワンタッチキーWは、各ワンタッチキ
ーW毎に対応する通信相手先のファクシミリ番号を登録
しておいて、所望のワンタッチキーWを操作するのみで
対応する通信相手先を発呼できるようにしたキーであ
る。この場合、相手先のファクシミリ番号に加えて、送
信時刻指定等の機能を登録しておくこともできる。
【0023】なお、キー領域N1、N2には、頁形式で
左右の領域N1、N2間で折り返し可能な、例えば、2
枚の表示板Q1、Q2が重ね合わせ可能に設けられてい
る。図2の状態では、2枚の表示板Q1、Q2が共に右
側領域N2に折り返されており、左側領域N1における
操作部10本体上及び右側領域N2における表示板Q1
の表面上にマクロキーM1乃至M6や各ワンタッチキー
Wに対応する第1頁目の表示(マクロキーやワンタッチ
キーの番号等)がなされている。
【0024】図示しないが、表示板Q1、Q2を順次左
側領域N1側に折り返すことにより、表示板Q1、Q2
上に2頁目以降の表示(キー番号等)が現れ、各マクロ
キーM1乃至M6や各ワンタッチキーWを見かけ上複数
個、例えば、3個のキーとして使用することができる。
なお、少なくとも1枚の表示板Q1、Q2が左側領域N
1側に折り返された状態では、マクロキーM1乃至M6
がワンタッチキーとして使用され、従って、ここでは、
マクロキーM1乃至M6の個数は6個である。
【0025】この場合、表示板Q1、Q2の折り返し状
態が不図示のセンサで検出され、各マクロキーM1乃至
M6や各ワンタッチキーWが何頁目のキーとして使用さ
れているかが判別される。
【0026】上記画質及び倍率の各選択欄には、各選択
モード(画質の場合、「自動」、「普通」、「高画質」
等)毎にランプ機能が付与され、その時点で選択されて
いるモードが発光する一方、濃度の各選択欄にはランプ
Rが配置されている。図2の状態では、画質、濃度、倍
率とも標準モードが選択されており、各選択項目が発光
している様子を便宜上、ハッチングで示している。
【0027】読取部11は、詳細に図示しないが、複数
枚の原稿を読取装置に順次供給する原稿自動送り装置と
ラインセンサー又はCCD(Charge Coupled Device)等
からなる読取装置とを備え、ファクシミリ送信用又は複
写用の原稿の読取を行うようになっている。記録部12
は、電子写真方式又はインクジェット方式等の印刷装置
を備えている。
【0028】ROM2には、原稿読取記録装置14全体
を制御するためのプログラム、つまり、ファクシミリの
送受信用のプログラム及び複写用のプログラムが予め記
憶されている。また、ROM2には、各マクロキーM1
乃至M6に対応させて、操作部10における複数のキー
による設定内容をRAM3内のマクロキーメモリ3aに
記憶させるプログラム及び所望のマクロキーM1乃至M
6の操作に応じてマクロキーメモリ3aに当該マクロキ
ーM1乃至M6に対応させて記憶されている複数のキー
操作を第1の時間間隔で順次読み出して各キー操作に対
応した設定内容を表示しながら当該設定を行う際に、原
稿の画像の読取を指示するスタートキーLの操作がある
と、上記複数のキー操作の読出時間間隔を上記第1の時
間間隔より短い第2の時間間隔に切り換えるプログラム
が記憶されている。
【0029】なお、各種制御プログラムの修正や追加に
容易に対応できるようにするため、ROM2に代えて、
書換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ等
を使用してもよい。
【0030】上記構成において、複写時には、読取部1
1で読み取られた画像データが、必要により、一旦、コ
ーデック5で符号化されて画像メモリ4に蓄積された
後、再度復号されて記録部12で印刷される。
【0031】一方、ファクシミリ送信時には、原稿の画
像データが読取部11で読み取られ、コーデック5で符
号化されて画像メモリ4に蓄積された後、モデム6で変
調され、NCU7から通信回線15を通して通信相手先
に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信し
た画像データがモデム6で復調されて画像メモリ4に蓄
積された後、コーデック5で復号され、記録部12によ
り印刷される。
【0032】次に、各マクロキーM1乃至M6に対する
複数のキーによる設定内容(例えば、複写機能について
のもの)を登録する手順を簡単に説明する。マクロキー
M1乃至M6に対応した一連のキー操作の登録時には、
おまかせ登録キーOを操作し、登録対象のマクロキーM
1乃至M6を選択した後、所望のキー操作を行い、再度
おまかせ登録キーOを操作することにより、登録を行え
るようになっている。
【0033】すなわち、図4のフローチャートにおい
て、キー操作を検出すると(S1)、制御部1は、当該
キー操作がおまかせ登録キーOの操作であったか否かを
判定し(S2)、おまかせ登録キーOの操作でなけれ
ば、終了する。
【0034】おまかせ登録キーOの操作であれば、制御
部1は、画質、濃度及び倍率の各項目を標準状態(この
場合は、「自動」モード)にリセットするとともに、上
述の各種応用コピー機能を全てリセットする(S3)。
それと並行して、制御部1は、図5に示すように、各マ
クロキーM1乃至M6に既にキー操作の登録がされてい
るが否かを表示部8に表示させる。
【0035】図5の画面で、操作者が十字カーソルキー
Hを操作し、未登録のマクロキーの内、所望のマクロキ
ー、例えば、M1を反転表示(図ではハッチング表示)
させた後、表示部8の下方における「登録」なる表示に
対応する機能選択キーD2を操作すると、登録対象とな
るマクロキーとしてM1が選択される(S4)。
【0036】その後、キー操作を検出すると(S5)、
制御部1は、おまかせ登録キーOの操作であったか否か
を検出し(S6)、おまかせ登録キーOでなければ、キ
ー操作を一時メモリであるRAM3に記憶させ(S
7)、次のキー操作に待機する。S6でおまかせ登録キ
ーOの操作を検出すれば、それまでにRAM3に記憶し
ている一連のキー操作を、選択されたマクロキーM1に
対応させてマクロキーメモリ3aに登録する(S8)。
【0037】表2にマクロキーM1に対応させてマクロ
キーメモリ3aに登録する設定内容を例示する。
【表2】
【0038】この場合、上記フローチャートのS4でマ
クロキーM1への登録を指定した後、操作者は、例え
ば、まず、画質を「高画質」モードに設定するため、上
記表1に従って画質選択キーC1を2回操作する。
【0039】次に、応用コピーとして「センター消去」
を設定するため、操作者がメニューキーFを操作する
と、制御部1は、表示部8に上記図3の表示を行わせ
る。この状態では、「集約コピー」が反転表示されてい
るが、操作者は選択対象である「センター消去」を反転
表示させるため、十字カーソルキーHを下方向へ1回操
作した後、「セット」なる表示に対応した機能選択キー
C3を操作する。
【0040】これに応じて、図6に示す「センター消
去」用の画面が表示部8に表示されるので、操作者は、
例えば、テンキーI中の数字キー「2」と数字キー
「0」を順次操作することにより、消去幅(単位:m
m)を、例えば、「20(mm)」と入力する。続い
て、消去幅を決定するため、「セット」なる表示に対応
した機能選択キーD3を操作する。従って、表2の設定
内容を指示するための一連のキー操作を整理すると、表
3のようになる。
【0041】
【表3】
【0042】次に、マクロキーM1乃至M6を操作し
て、マクロキーメモリ3aに登録済みの一連のキー操作
に対応した設定を行わせる手順を図7のフローチャート
に基づいて説明する。キー操作を検出すると(S1
1)、制御部1は、マクロキーM1乃至M6の操作であ
るか否かを判定し(S12)、マクロキーM1乃至M6
の操作でなければ終了する。
【0043】いずれかのマクロキーM1乃至M6、例え
ば、マクロキーM1の操作であれば、制御部1は、RA
M3内等に設けたタイマーTに第1の時間間隔t1を設
定する(S13)。第1の時間間隔t1としては、マク
ロキーメモリ3aから読み出されるキー操作に対応した
表示を確認するのに十分な値、例えば、1秒程度を設定
する。
【0044】その後、制御部1は、表示部8に「スター
トキーをどうぞ」なるメッセージを表示させる(S1
4)。これは、マクロキーM1に対応した登録内容が明
らかな場合、スタートキーLを操作することにより、マ
クロキーメモリ3aからの一連のキー操作の読出時間間
隔を短縮するためのメッセージである。
【0045】制御部1は、続いて、タイマーTをスター
ト(S15)させた後、スタートキーLが操作されたか
否かを判定する(S16)。スタートキーLが操作され
ていなければ、次に、タイマーTによる第1の時間間隔
t1のカウントを終了したか否かを判定し(S17)、
終了していなければ、S16に戻って上記と同一の判定
を行う。
【0046】S17でタイマーTが終了している場合
は、制御部1は、マクロキーメモリ3aからマクロキー
M1に対応した一つのキー操作を読み出し(S18)、
このキー操作による設定内容を解析して設定内容に対応
した表示を行い、かつ当該設定を実行する(S19)。
【0047】次に、制御部1は、マクロキーメモリ3a
からの読出が終了したか否かを判定し(S20)、終了
していなければ、S15に戻ってタイマーTをリスター
トさせた後、上記と同様の処理を繰り返す。
【0048】一方、S16でスタートキーLが操作され
ていれば、制御部1は、タイマーTの設定時間間隔を第
2の時間間隔t2に変更し、タイマーTをリスタート
(S21)させた後、S18に進む。マクロキーメモリ
3aからのキー操作の読出中にスタートキーLが操作さ
れる場合は、マクロキーM1への登録が明らかな場合で
あるから、第2の時間間隔t2は第1の時間間隔t1よ
り大幅に短い時間間隔とする。この時間間隔t2は、マ
クロキーメモリ3aからのキー操作の読出が可能な限
り、出来るだけ短い時間とすることが好ましく、「0
秒」、つまり待ち時間をなくすこともできる。
【0049】S20でマクロキーメモリ3aからの読出
が終了していれば、制御部1は、スタートキーLが操作
済み(第2の時間間隔t2への変更済み)であるか否か
を判定し(S22)、操作済みでなければ、終了する。
この場合は、マクロキーメモリ3aへの登録内容を確認
しながら読み出し、表示及び設定を行った場合であるか
ら、それ以後、スタートキーLの操作を待って複写が実
行される。
【0050】一方、S22でスタートキーLが操作済み
であれば、マクロキーメモリ3aへの登録内容が明らか
な場合であるから、マクロキーメモリ3aからの読出終
了後、設定内容に基づいて直ちに複写を実行し(S2
3)、処理を終了する。
【0051】マクロキーM1が操作された場合における
S18及びS19の読出及び表示、設定処理において、
タイマーTで設定された時間間隔を隔てて行われる最初
の2回の読出時には、マクロキーM1に対応する表3の
ようなマクロキーメモリ3aの登録内容から画質選択キ
ーC1が2回繰り返して読み出される。これに基づい
て、制御部1は、表1の内容に従って、画質の設定を標
準の「自動」から順次「普通」、「高画質」に切り換
え、かつランプRによる表示内容も順次「普通」、「高
画質」の位置を点灯させるように切り換える。
【0052】マクロキーメモリ3aからの3回目の読出
時には、表3中のメニューキーFの操作が読み出され、
これに基づいて、制御部1は、表示部8に図3の応用コ
ピーメニュー画面を表示させる。引き続く4回目及び5
回目の読出時には、十字カーソルキーH「下方向」と機
能選択キーD3とが順次読み出され、これに基づいて制
御部1は、応用コピーメニュー中から「センター消去」
を選択して、図6の画面を表示させる。
【0053】更に、マクロキーメモリ3aからの6回目
及び7回目の読出時には、数字キーの「2」と「0」が
順次読み出され、8回目の読出時に機能選択キーD3が
読み出される。これに基づいて制御部1は、センター消
去幅として「20mm」を設定し、この数値を表示す
る。
【0054】以上のようなマクロキーメモリ3aからの
読出は、読出中にスタートキーLを操作しない場合、1
秒程度の長めの時間間隔t1で行われるため、操作者
は、画質等に対応したランプRや表示部8の表示を見る
ことにより、マクロキーM1に対応した登録内容を容易
に確認できる。
【0055】一方、登録内容が明らかなため、読出中に
スタートキーLを操作した場合、読出の時間間隔が上記
のt1より短いt2に短縮されるため、読出に必要な待
ち時間を短縮することができ、かつ読出後直ちに複写が
実行されるので、操作性が良好なものとなる。
【0056】なお、読出中にスタートキーLを操作した
場合、表示部8への表示は、途中の過程を省略して最終
設定状態のみを表示することもできる。例えば、上記マ
クロキーM1を操作した場合、図3の応用コピーメニュ
ー画面の表示を省略して、図6のセンター消去画面(消
去幅の数値の入力済みのもの)のみを表示部8に表示す
ることができる。
【0057】上記の実施の形態では、複写機能に関する
各種キーをマクロキーM1乃至M6に対応させてマクロ
キーメモリ3aに登録する場合を説明したが、ファクシ
ミリ送信機能に関する各種キー操作、例えば、相手先の
ファクシミリ番号、倍率、画質等に関する一連のキー操
作をマクロキーM1乃至M6に対応させてマクロキーメ
モリ3aに登録する場合にも本発明を適用することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1の原稿読取記録装置
は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、画像を記録す
る記録部と、マクロキーを含む複数のキーを備えた操作
部と、複数のキー操作をマクロキーに対応させて記憶す
るマクロキーメモリと、表示部と、マクロキーの操作に
応じて上記マクロキーメモリに記憶されている複数のキ
ー操作を第1の時間間隔で順次読み出して各キー操作に
対応した設定内容を表示しながら当該設定を行う制御部
とを備えた原稿読取記録装置において、上記制御部は、
上記マクロキーの操作に応じた複数のキー操作の読出中
に、原稿の画像の読取を指示するキー操作があると、上
記複数のキー操作の読出時間間隔を上記第1の時間間隔
より短い第2の時間間隔に切り換えるものであり、マク
ロキーに対応させたマクロキーメモリへの登録内容が明
らかである場合、マクロキーメモリからの読出中に上記
画像の読取を指示するキーを操作することにより、マク
ロキーメモリからの複数のキー操作の読出の時間間隔を
短縮し、マクロキーに対応した設定終了までの待ち時間
を短縮することができる。
【0059】請求項2の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記原稿の画像の読取を指示するキー
操作があると、上記制御部は複数のキー操作の読出終了
後に原稿の読取を実行させるものであるから、上記原稿
の画像の読取を指示するキーを操作するのみで、マクロ
キーメモリからの複数のキー操作の読出時間間隔の短縮
とそれに引き続く画像の読取とを一括して指示すること
ができるので、操作性が良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
の内部構成を示すブロック図。
【図2】上記ファクシミリ装置の表示部及び操作部を示
す説明図。
【図3】上記表示部に応用コピーメニューを表示させた
状態を示す説明図。
【図4】上記操作部のマクロキーに対応させて一連のキ
ー操作をマクロキーメモリに登録する手順を示すフロー
チャート。
【図5】上記登録に対してマクロキーを選択する画面を
上記表示部に表示させた状態を示す説明図。
【図6】上記応用コピーメニュー中のセンター消去メニ
ューを上記表示部に表示させた状態を示す説明図。
【図7】上記マクロキーメモリから一連のキー操作を読
み出す手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 制御部 3a マクロキーメモリ 8 表示部 10 操作部 11 画像読取部 12 記録部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取部と、画
    像を記録する記録部と、マクロキーを含む複数のキーを
    備えた操作部と、複数のキー操作をマクロキーに対応さ
    せて記憶するマクロキーメモリと、表示部と、マクロキ
    ーの操作に応じて上記マクロキーメモリに記憶されてい
    る複数のキー操作を第1の時間間隔で順次読み出して各
    キー操作に対応した設定内容を表示しながら当該設定を
    行う制御部とを備えた原稿読取記録装置において、 上記制御部は、上記マクロキーの操作に応じた複数のキ
    ー操作の読出中に、原稿の画像の読取を指示するキー操
    作があると、上記複数のキー操作の読出時間間隔を上記
    第1の時間間隔より短い第2の時間間隔に切り換えるこ
    とを特徴とする原稿読取記録装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿の画像の読取を指示するキー操
    作があると、上記制御部は複数のキー操作の読出終了後
    に原稿の読取を実行させる請求項1記載の原稿読取記録
    装置。
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