JP3428278B2 - 画情報処理装置 - Google Patents

画情報処理装置

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JP3428278B2
JP3428278B2 JP03068496A JP3068496A JP3428278B2 JP 3428278 B2 JP3428278 B2 JP 3428278B2 JP 03068496 A JP03068496 A JP 03068496A JP 3068496 A JP3068496 A JP 3068496A JP 3428278 B2 JP3428278 B2 JP 3428278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿からの画情報
の読み取り、および、読み取った画情報のコピーやファ
クシミリ送信を行なう画情報処理装置に係り、特に、フ
ァクシミリ機能とコピー機能の効率良い利用を可能とす
る画情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿からの画情報を効率良く読み取る技
術として、例えば、特開平1−173963号公報や特
開平3−3564号公報等に記載の技術がある。特開平
3−3564号公報に記載の技術では、原稿の表と裏を
それぞれ専用に読み取るイメージセンサを2つ備え、一
方の画信号を蓄積させ、この画信号と他方の画信号とを
スイッチで選択して出力させることにより、両面に印刷
された原稿のファクシミリ送信やコピー印刷の高速化を
図っている。しかし、この技術(ファクシミリ装置)に
おいては、2つのイメージセンサは共に固定されてお
り、シート状の原稿に対してのみの読み取り動作に限定
されている。
【0003】また、特開平1−173963号公報に記
載の技術においても、原稿搬送路の両側に原稿読み取り
部(第1の読取手段,第2の読取手段)を各々配置する
ことにより、原稿の両面を読み取る機構を簡素化し、か
つ搬送機構を簡素化して搬送以上の発生を防止すること
ができる。さらに、一方の原稿読み取り部(第2の読取
手段)を、移動することにより、所定の位置にセットさ
れた原稿(シート状でなくても良い)の片面読み取りを
行なうことができる。
【0004】しかし、この技術(原稿読取装置)におい
ては、第1の読取手段と第2の読取手段の間にシート状
の原稿を搬送させて、第1の読取手段により原稿の片面
のみを読み取る場合、第2の読取手段は停止状態であ
る。そのため、第2の読取手段を用いてブックタイプの
原稿の読み取りを行なう場合、第1の読取手段によるシ
ート原稿の読み取り動作中であれば、操作者は、この第
1の読取手段による読み取り動作が終了するまで待たな
ければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、2つの原稿読み取り部を、それ
ぞれ独立に動作させることができない点である。本発明
の目的は、これら従来技術の課題を解決し、シート状原
稿の両面の同時読み取りのみならず、原稿の片面読み取
り時には、この読み取りに使用していない側の読み取り
部で、他の原稿の読み取りを行なうことを可能とし、操
作者のオペレータ操作を効率化できる画情報処理装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画情報処理装置は、(1)シート状の原稿
1dの両面の画情報を、一搬送動作中に読み取る画情報
処理装置であって、第1の所定の位置(原稿ガラス台1
a)に置かれた第1原稿1bの画情報の移動走査しての
読み取り、あるいは、搬送されてきたシート状の第2原
稿1dの画情報の第2の所定の位置(ホームポジショ
ン)での読み取りのいずれか一方を、操作者の指示に基
づき選択して行なう第1読取部10と、第2原稿1dの
第1読取部10の読み取り面と反対の面の画情報を読み
取る第2読取部20と、この第2読取部20と第1読取
部10とによる第2原稿1dの両面の画情報の一搬送動
作中での読み取り動作、あるいは、第1読取部10によ
る第1原稿1bの画情報の読み取り中での第2読取部2
0による第2原稿1dの画情報の読み取り動作、あるい
は、第2読取部20による第2原稿1dの画情報の読み
取り中での第1読取部10による第1原稿1bの画情報
の読み取り動作のいずれか一つを、操作者からの指示に
基づき選択して実行する読取制御手段(制御部3)とを
少なくとも有し、第1読取部10と第2読取部20とを
連動させての第2原稿1dの両面の画情報の一搬送動作
中での読み取り、もしくは、第1読取部10と第2読取
部20とを個別に動作させての第1原稿1bと第2原稿
1dの各画情報の並行しての読み取りのいずれかを、操
作者からの指示に基づき選択して行なうことを特徴とす
る。また、(2)上記(1)に記載の画情報処理装置に
おいて、第1読取部10で読み取った第1原稿1bもし
くは第2原稿1dの画情報のコピーあるいはファクシミ
リ送信のいずれかを、操作者からの指示に基づき選択し
て行なう第1処理部12と、第2読取部20で読み取っ
た第2原稿1dの画情報のコピーあるいはファクシミリ
送信のいずれかを、操作者からの指示に基づき選択して
行なう第2処理部22と、第1処理部12による第1原
稿の画情報のファクシミリ送信中での上記第2読み取り
手段と上記第2処理手段による上記第2原稿の画情報の
読み取りとコピー動作、および、上記第1処理手段によ
る上記第1原稿の画情報のコピー中での上記第2読み取
り手段と上記第2処理手段による上記第2原稿の画情報
の読み取りとファクシミリ送信動作を少なくとも含む各
動作の一つを操作者からの指示に基づき選択して実行す
る制御部3を設けることを特徴とする。また、(3)上
記(2)に記載の画情報処理装置において、第1読取部
10で読み取った第1原稿1bの画情報を蓄積する画像
メモリ11と、第2読取部20で読み取った第2原稿1
dの画情報を蓄積する画像メモリ21とを設け、制御部
3は、第1処理部12による第1原稿1bの画情報のフ
ァクシミリ送信終了後での第2処理部22による画像メ
モリ21に蓄積している第2原稿1dの画情報のファク
シミリ送信動作、および、第1処理部12による第1原
稿1bの画情報のコピー終了後での第2処理部22によ
る画像メモリ21に蓄積している第2原稿1dの画情報
のコピー動作を少なくとも含む各動作の一つを操作者か
らの指示に基づき選択して実行することを特徴とする。
また、(4)上記(2)もしくは(3)のいずれかに記
載の画情報処理装置において、第1処理部12による第
1原稿1bのファクシミリ送信先と第2処理部22によ
る第2原稿1dのファクシミリ送信先とを比較する宛先
比較部30と、この宛先比較部30による比較結果で第
1原稿1bと第2原稿1dのファクシミリ送信先が一致
すれば、先にファクシミリ送信中の第1処理部12もし
くは第2処理部22のいずれかで第1原稿1bと第2原
稿1dの画情報を合成する合成部31とを設け、送信先
が一致する第1原稿1bと第2原稿1dの画情報をまと
めてファクシミリ送信することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、シート状原稿
の両面の一搬送動作中での同時読み取りを行なうため
に、第1読取部と第2読取部の2つの原稿読取部を設
け、この内の第1読取部は、移動走査できる構成とし、
原稿台ガラス上等にセットされたブックタイプ等の原稿
の画情報を読み取れるようにしている。さらに、この第
1読取部による原稿台ガラス上の原稿の読み取時、シー
ト状原稿の片面のみの読み取りであれば、第2の読取部
で読み取ることが可能な制御となっている。
【0008】このことにより、シート状原稿の両面の一
搬送動作中での同時読み取りのみならず、原稿の片面読
み取り時には、この読み取りに使用していない側の読取
部で、他の原稿の読み取りを行なうことができ、例え
ば、ある原稿の画情報のファクシミリ送信中に他の原稿
のコピーを行なったり、また逆に、ある原稿のコピー中
に他の原稿のファクシミリ送信を行なったりすることが
可能である。
【0009】また、各読取部で読み取った画情報をメモ
リ蓄積することにより、ある原稿の画情報のファクシミ
リ送信やコピー中に、このファクシミリ送信もしくはコ
ピー終了後にファクシミリ送信/コピーする他の原稿の
読み取りを行なることもできる。さらに、この時、他の
原稿のファクシミリ送信の宛先が、ファクシミリ送信中
の宛先と同じであれば、ある原稿の画情報のファクシミ
リ送信を終了することなく他の原稿の画情報を継続して
送信することができる。
【0010】以下、このような本発明に係る画情報処理
装置に関して、図面を用いてより詳細に説明する。図1
は、本発明の画情報処理装置の本発明に係る構成の一実
施例を示すブロック図である。本図1において、1は本
発明に係る画情報の読み取りを行なう読取機構、2は操
作者からの操作指示を入力する操作パネル、3は本発明
に係る画情報の読み取り動作制御やコピー、ファクシミ
リ送信等の選択および処理制御を行なう制御部、4は読
取機構部1で読み取った画情報をファクシミリ送信する
通信処理部、5は読取機構部1で読み取った画情報を印
字出力するプリンタである。
【0011】読取機構部1には、原稿台ガラス1a上の
所定の位置に置かれたブックタイプ等の原稿1bの画情
報を移動走査して読み取ると共に原稿トレー1cから搬
送されてきたシート状の原稿1dの画情報を図示してい
る所定の位置(ホームポジション)で読み取る第1読取
部10と、この第1読取部10を移動させるモータ1
e、および、原稿1dの、第1読取部10での読み取り
面と反対の面の画情報を読み取る第2読取部20とが設
けられている。
【0012】また、制御部3には、第1読取部10で読
み取った原稿1b,1dの画情報を蓄積する画像メモリ
11と、第2読取部20で読み取った原稿1dの画情報
を蓄積する画像メモリ21と、画像メモリ11に蓄積し
た原稿1b,1dの画情報を操作パネル2からの操作者
指示に基づき通信処理部4もしくはプリンタ5に送出し
ファクシミリ送信もしくは印字出力させる第1処理部1
2と、画像メモリ21に蓄積した原稿1dの画情報を操
作パネル2からの操作者指示に基づき通信処理部4もし
くはプリンタ5に送出しファクシミリ送信もしくは印字
出力させる第2処理部22と、第1処理部12および第
2処理部22から通信処理部4を介してファクシミリ送
信される画情報の宛先を比較する宛先比較部30と、こ
のファクシミリ送信の宛先が同じであれば先にファクシ
ミリ送信中の処理部に後の画情報を渡す合成部31とが
設けられている。
【0013】このような構成により制御部3は、操作者
が操作パネル3を介して入力する種々の操作指示に基づ
き、本発明に係る動作制御を行なう。例えば、操作者
が、原稿1dの両面コピーを指示すれば、制御部3は、
モータ1eを動作させずに、第1読取部10を図示する
位置(ホームポジション)に停止させた状態にして、原
稿トレー1cから搬送されてきた原稿1dの両面の画情
報を、第1読取部10と第2読取部20とにより一搬送
動作中に読み取る。そして、それぞれの画情報を画像メ
モリ11,21に一旦蓄積し、プリンタ5で表面と裏面
の両面コピーができる順序で出力する。
【0014】また、操作者が、第1読取部10による原
稿台ガラス1a上の原稿1bの画情報のファクシミリ送
信を指示した後、直ぐに、原稿トレー1cからの原稿1
dの画情報のコピーを指示した場合、制御部3は、モー
タ1eを動作させて、第1読取部10を移動させ、原稿
台ガラス1a上の原稿1bの画情報を読み取らせる。そ
して、この原稿1bの画情報を、画像メモリ11に蓄積
することなく直接、第1処理部12を介して通信処理部
4に出力し、ファクシミリ送信させる。この原稿1bの
画情報の読み取りおよびファクシミリ送信中に、制御部
3は、操作者のコピー指示に基づき、原稿トレー1cか
ら搬送されてきた原稿1dの画情報を第2読取部20で
読み取らせる。そして、この原稿1dの画情報を、画像
メモリ21に蓄積することなく直接、第2処理部22を
介してプリンタ5に出力し、印刷字させる。
【0015】尚、操作者が、第1読取部10による原稿
台ガラス1a上の原稿1bの画情報のファクシミリ送信
を指示した後、直ぐに、原稿トレー1cからの原稿1d
の画情報のファクシミリ送信を指示した場合、あるい
は、原稿1b,1dそれぞれのコピーを順次に続けて指
示した場合には、少なくとも第2読取部20で読み取っ
た原稿1dの画情報は、画像メモリ11に一旦蓄積し、
原稿1bの画情報に対するファクシミリ送信の終了、あ
るいはコピーの終了を待って、通信処理部4やプリンタ
5に送出する。
【0016】このようにして、本実施例の画情報処理装
置では、第1読取部10と第2読取部20とを連動させ
てのシート状原稿1dの両面の画情報の一搬送動作中で
の読み取り動作や、第1読取部10と第2読取部20と
を個別に動作させてのブックタイプの原稿1bとシート
状の原稿1dの各画情報の並行しての読み取り動作、お
よび、その画情報のファクシミリ送信やコピーを、操作
者からの指示に基づき選択して行なうことができる。
【0017】また、第1読取部10と第2読取部20の
それぞれで読み取った画情報のファクシミリ送信を行な
う場合、制御部3は、宛先比較部30により、それぞれ
のファクシミリ送信先を比較し、同一であれば、合成部
31により、第1処理部12もしくは第2処理部22の
いずれか先にファクシミリ送信中の処理部に後の画情報
を渡す。このことにより、先にファクシミリ送信中の第
1処理部12もしくは第2処理部22のいずれかを介し
て原稿1b,1dの画情報をまとめてファクシミリ送信
することができる。
【0018】図2は、図1における操作パネルの構成例
を示す説明図である。本図2において、2aは、片面読
み取りか両面読み取りかを指示するスイッチキーで、2
bは、ファクシミリ送信を指示するスイッチキー、2c
は、コピーを指示するスイッチキーである。また、2d
は、ファクシミリの宛先番号を入力したり、コピー部数
を指示するテンキーであり、2eは、現在の装置状況や
操作状況を表示するキャラクタ表示部(LCD)、2f
は、ファクシミリの宛先番号が割り当てられたワンタッ
チキー、2gは、テンキー2dで最後に入力した宛先番
号を再指示するリダイヤルキー、2hは、ファクシミリ
送信の開始を指示するスタートキー、2iは、ファクシ
ミリ送信を停止させるポーズキー、2jは、テンキー2
dの指示を解除するクリアキーである。
【0019】ファクシミリ送信には、原稿を読み取りな
がら送る直接送信と、読み取った原稿情報を一旦画像メ
モリに格納した後に送るメモリ送信がある。コピーも同
様に、原稿を読み取りながらプリンタで印字する直接コ
ピーと、一旦画像メモリに格納した後でプリンタに出力
するメモリコピーがある。コピーは通常、一枚コピーの
時は直接コピーとなるが、複数枚のコピーを指示した
り、一枚指定でもプリンタが他のことで使われている場
合には、メモリコピーとなる。このように、ファクシミ
リ送信とコピーの各動作状態(モード)の組み合わせに
より、メモリ蓄積の要/不要が、図3に示すように決定
される。
【0020】図3は、図1における画情報処理装置の動
作モード例を示す説明図である。本図3においてテーブ
ル40は、図1のシート状の原稿1dに対する処理(フ
ァクシミリ送信、コピー)が先に指示され、その後、図
1の原稿1bに対する処理を選択して行なう場合に可能
なモードの組み合わせを示し、テーブル41は、図1の
原稿1bに対する処理(ファクシミリ送信、コピー)が
先に指示され、その後、図1のシート状の原稿1dに対
する処理を選択して行なう場合に可能なモードの組み合
わせを示している。
【0021】すなわち、テーブル40に示すように、図
1のシート状の原稿1dの画情報を図1の画像メモリ2
1に蓄積することなく直接ファクシミリ送信している場
合、図1の原稿1bに対しては、直接ファクシミリ送信
を行なうことはできず、図1の画像メモリ12に一旦蓄
積して、原稿1dの画情報のファクシミリ送信終了後に
可能となる。尚、図1の原稿1bに対するコピーは、メ
モリに蓄積することなく行なうことができる。また、図
1のシート状の原稿1dの画情報をコピーしている場合
には、図1の原稿1bのコピー時のみ、この原稿1bに
対するメモリ蓄積が必要となる。テーブル41において
も、同様なモードの組み合わせとなっている。
【0022】以下、図4〜図25のフローチャートを用
いて、図3に示す動作モードに基づく図1の画情報処理
装置の本発明に係る動作説明を行なう。尚、図1のシー
ト状の原稿1dの両面読み取り時における動作説明は、
本発明に直接係らないので除外する。また、図1におけ
る第1読取部10と第2読取部20がそれぞれ別々な動
作をする場合の、いわゆるデュアル動作に関する部分を
中心に説明するが、それぞれが異なった時間に異なった
動作を行なう事項に対しては説明を除外してある。
【0023】図4は、ファクシミリ送信とコピーの選択
に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情
報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
まず、操作者は、操作内容がファクシミリ送信かコピー
かを確認する(ステップ401)。ファクシミリ送信で
あれば、図2におけるスイッチキー2bをオンしてファ
クシミリ送信の指示をセットし(ステップ402)、次
に、読み取り対象の原稿が、図1における原稿1dのよ
うに原稿トレー1cから給紙可能なシート状の原稿か、
あるいは、原稿1bのように原稿台ガラス1aにセット
すべきブックタイプの原稿かの確認を行なう(ステップ
403)。
【0024】読み取り対象の原稿がシート状の原稿であ
れば、その原稿を図1における原稿トレー1cにセット
し(ステップ404)、以降、図5に示す手順を行な
う。読み取り対象の原稿がシート状の原稿でなければ、
以降、図12に示す手順を行なう。また、ステップ40
1において、コピーを行なうのであれば、図2における
スイッチキー2cをオンにしてコピー指示をセットし
(ステップ405)、ファクシミリ送信時と同様に、読
み取り対象の原稿がシート状の原稿か否かを確認する
(ステップ406)。読み取り対象の原稿がシート状の
原稿であれば、以降、図18に示す手順を行ない、シー
ト状の原稿でなければ、以降、図22に示す手順を行な
う。
【0025】図5は、シート原稿に対するファクシミリ
送信に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の
画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートであ
る。本例は、図4におけるステップ404に続く手順で
あり、操作者は、シート状原稿の両面読み取りを行なう
か否かを確認する(ステップ501)。両面読み取りで
あれば、図2におけるスイッチキー2aを押下して、両
面読み取りの指示をセットする(ステップ502)。こ
の指示に基づき、図1における画情報処理装置は、第1
読取部10を所定の位置(ホームポジション)に移動さ
せる(ステップ503)。
【0026】この状態で、操作者は、図2におけるテン
キー2dやワンタッチキー2fにより宛先(1)を入力
し(ステップ504)、スタートキー2hをオンにする
(ステップ505)。この操作に基づき、図1における
画情報処理装置は、原稿1dを原稿トレー1cから搬入
し、第1読取部10および第2読取部20で原稿1dの
両面の画情報をそれぞれ読み取り、通信処理部4を介し
て、宛先(1)にダイヤリングして接続し(ステップ5
06)、ファクシミリ送信(1)を開始し(ステップ5
07)、1枚目となる表面は直接送信し、また2枚目と
なる裏面は一旦画像メモリに蓄積した後のメモリ送信し
て処理を終了する(ステップ508)。
【0027】図6は、シート原稿に対する片面でのファ
クシミリ送信に係る操作者の操作手順例とそれに伴う図
1の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート
である。本例は、図5におけるステップ501の1分岐
先の手順であり、図5におけるステップ501での確認
で、原稿の片面のみの読み取りを選択すると、操作者
は、そのファクシミリ送信を、画象メモリを利用したメ
モリ送信で行なうか、あるいは、画像メモリを用いない
直接送信で行なうかの確認をする(ステップ601)。
直接送信する場合(ステップ602)、図2のテンキー
2dやワンタッチキー2fで宛先(2)を入力して(ス
テップ603)、スタートキー2hをオンする(ステッ
プ604)。
【0028】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、通信処理部4を介して、宛先(2)にダイヤ
リングして接続し(ステップ605)、原稿1dを原稿
トレー1cから搬入して、第2読取部20により、その
画情報を読み取る(ステップ606)。そして、読み取
った画情報を順次、第2処理部22および通信処理部4
を介して送信する(ステップ607)。この送信(送信
(2))中、図2の表示部2eに、図1の第1読取部1
0によるファクシミリ送信とコピーが可能である旨を表
示しておき(ステップ608)、以降、図7に示す手順
を行なう。
【0029】また、ステップ601における確認で、画
象メモリを利用したメモリ送信を行なう場合(ステップ
609)、操作者は、図2のテンキー2dやワンタッチ
キー2fで宛先(4)を入力し(ステップ610)、ス
タートキー2hをオンする(ステップ611)。この操
作に基づき図1における画情報処理装置は、原稿1dを
原稿トレー1cから搬入して、第2読取部20により、
その画情報を読み取る(ステップ612)。そして、読
み取った画情報(4)を、図1の画像メモリ21に格納
する(ステップ613)。この処理中、図2の表示部2
eに、図1の第1読取部10によるファクシミリ送信と
コピーが可能である旨を表示しておき(ステップ61
4)、以降、図9に示す手順を行なう。
【0030】図7は、シート原稿に対する片面でのファ
クシミリ直接送信時におけるファクシミリ送信のデュア
ル動作に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1
の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートで
ある。本例は、図6におけるステップ608に続く手順
であり、図6におけるステップ608での表示に対応し
て、操作者は、ファクシミリ送信もしくはコピーをデュ
アル動作させるか否かを決める(ステップ701)。フ
ァクシミリ送信を行なう場合、図2におけるスイッチキ
ー2bを押下して(オンして)(ステップ702)、フ
ァクシミリ送信する原稿を図1の原稿台ガラス1aの所
定の位置にセットする(ステップ703)。そして、図
2のテンキー2dやワンタッチキー2fで宛先(3)を
入力し(ステップ704)、スタートキー2hをオンす
る(ステップ705)。
【0031】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10により(モータ1eにより移
動走査して)、原稿台ガラス1a上の原稿1bの画情報
を読み取る(ステップ706)。そして、この読み取っ
た画情報(3)を、画像メモリ11に格納する(ステッ
プ707)。先のファクシミリ送信(2)が終了すると
(ステップ708)、ステップ704でセットした宛先
(3)に、図1の通信処理部4を介してダイヤリングし
て接続し(ステップ709)、画像メモリ11に格納し
た画情報(3)の第1処理部12および通信処理部4を
介してのファクシミリ送信(3)を行ない処理を終了す
る(ステップ710,711)。
【0032】ステップ701において、操作者が、ファ
クシミリ送信もコピーも行なわないと決めた場合は、図
1の画情報処理装置は、図6におけるステップ607で
開始したファクシミリ送信(2)を終了した時点で(ス
テップ712)処理を終了し、また、コピーを行なうと
決めた場合は、次の図8に示す手順を行なう。
【0033】図8は、シート原稿に対する片面でのファ
クシミリ直接送信時におけるコピーのデュアル動作に係
る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処
理装置の動作手順例を示すフローチャートである。本例
は、図7におけるステップ701の1分岐先の手順であ
り、図7におけるステップ701で、コピーをデュアル
動作させると決めると、操作者は、図2におけるスイッ
チキー2cを押下して(オンして)(ステップ80
1)、コピー対象の原稿を図1の原稿台ガラス1aの所
定の位置にセットする(ステップ802)。そして、図
2のテンキー2dでコピー枚数を入力し(ステップ80
3)、スタートキー2hをオンする(ステップ80
4)。
【0034】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10により(モータ1eにより移
動走査して)、原稿台ガラス1a上の原稿1bの画情報
を読み取り、そして、この読み取った画情報(3)を、
第1処理部12とプリンタ5を介して印字出力する(ス
テップ805)。このコピー動作および先のファクシミ
リ送信(2)の終了(ステップ806)と共に処理を終
了する。
【0035】図9は、シート原稿に対する片面でのファ
クシミリのメモリ送信時におけるコピーのデュアル動作
に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情
報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
本例は、図6におけるステップ614に続く手順であ
り、図6におけるステップ614での表示に対応して、
操作者は、ファクシミリ送信もしくはコピーをデュアル
動作させるか否かを決める(ステップ901)。コピー
を行なう場合、図2におけるスイッチキー2cを押下し
て(オンして)(ステップ902)、コピーする原稿を
図1の原稿台ガラス1aの所定の位置にセットする(ス
テップ903)。そして、図2のテンキー2dでコピー
枚数を入力し(ステップ904)、スタートキー2hを
オンする(ステップ905)。
【0036】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10および第1処理部12とプリ
ンタ5による、原稿台ガラス1a上の原稿1bの画情報
のコピーを開始する(ステップ906)。この処理中
に、先の図6におけるステップ612での第2読み取り
部20による原稿1dの読み取りが終了すれば(ステッ
プ907)、図6のステップ610でセットされた宛先
(4)との接続処理を行ない(ステップ908)、図6
のステップ613で格納した画像メモリ21内の画情報
(4)のファクシミリ送信を開始する(ステップ90
9)。
【0037】このファクシミリ送信(4)およびコピー
動作の終了(ステップ910)と共に処理を終了する。
尚、ステップ901において、操作者が、ファクシミリ
送信もコピーも行なわないと決めた場合は、図1におけ
る画情報処理装置は、図6におけるステップ613で画
像メモリに格納した画情報のファクシミリ送信を行ない
(ステップ911)、その終了をもって処理を終了し、
また、ファクシミリ送信を行なうと決めた場合は、次の
図10に示す手順を行なう。
【0038】図10は、シート原稿に対する片面でのフ
ァクシミリのメモリ送信時におけるファクシミリ送信の
デュアル動作に係る操作者の第1の操作手順例およびそ
れに伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロ
ーチャートである。本例は、図9におけるステップ90
1の1分岐先の手順であり、図9におけるステップ90
1で、ファクシミリ送信をデュアル動作させると決める
と、操作者は、次に、このファクシミリ送信を直接送信
で行なうか、メモリ送信で行なうかを決める(ステップ
1001)。直接送信を選択すると(ステップ100
2)、まず、ファクシミリ送信する図1の原稿1bを原
稿台ガラス1aの所定の位置にセットする(ステップ1
003)。そして、図2のテンキー2dやワンタッチキ
ー2fで宛先(5)を入力し(ステップ1004)、ス
タートキー2hをオンする(ステップ1005)。
【0039】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、ステップ1004でセットした宛先(5)
に、図1の通信処理部4を介してダイヤリングして接続
する(ステップ1006)。そして、第1読取部10に
より(モータ1eにより移動走査して)、原稿台ガラス
1a上の原稿1bの画情報を読み取り(ステップ100
7)、第1処理部12および通信処理部4を介してファ
クシミリ送信(5)を開始する(ステップ1008)。
【0040】このファクシミリ送信(5)が終了すると
(ステップ1009)、図6におけるステップ610で
入力した宛先(4)に、図1の通信処理部4を介してダ
イヤリングして接続する(ステップ1010)。そし
て、図6におけるステップ613で画像メモリ21に格
納した画情報(4)のファクシミリ送信を開始する(ス
テップ1011)。このファクシミリ送信(4)の終了
(ステップ1012)と共に処理を終了する。尚、ステ
ップ1001において、操作者が、メモリ送信を行なう
と決めた場合は、次の、図11に示す手順を行なう。
【0041】図11は、シート原稿に対する片面でのフ
ァクシミリのメモリ送信時におけるファクシミリ送信の
デュアル動作に係る操作者の第2の操作手順例およびそ
れに伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロ
ーチャートである。本例は、図10におけるステップ1
001の1分岐先の手順であり、図10におけるステッ
プ1001で、デュアル動作としてのファクシミリ送信
をメモリ送信で行なうことを選択すると(ステップ11
01)、操作者は、ファクシミリ送信する図1における
原稿1bを原稿台ガラス1aの所定の位置にセットする
(ステップ1102)。そして、図2のテンキー2dや
ワンタッチキー2fで宛先(6)を入力し(ステップ1
103)、スタートキー2hをオンする(ステップ11
04)。
【0042】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10により(モータ1eにより移
動走査して)、原稿台ガラス1a上の原稿1bの画情報
を読み取り(ステップ1105)、この画情報(6)
を、画像メモリ11に格納する(ステップ1106)。
そして、まず、図6におけるステップ610でセットし
た宛先(4)に、図1の通信処理部4を介してダイヤリ
ングして接続し(ステップ1107)、図6のステップ
613で格納した画像メモリ21内の画情報(4)のフ
ァクシミリ送信(4)を開始する(ステップ110
8)。
【0043】このファクシミリ送信(4)が終了すると
(ステップ1109)、ステップ1103でセットした
宛先(6)に、図1の通信処理部4を介してダイヤリン
グして接続し(ステップ1110)、ステップ1106
で格納した画像メモリ11内の画情報(6)のファクシ
ミリ送信(6)を開始する(ステップ1111)。この
ファクシミリ送信(6)の終了(ステップ1112)と
共に処理を終了する。
【0044】図12は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリ送信時における操作者の操作手順例およびそれ
に伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロー
チャートである。本例は、図4におけるステップ403
の1分岐先の手順であり、図4におけるステップ403
で、シート原稿ではなくブックタイプの原稿を選択する
と、操作者は、そのファクシミリ送信を、画象メモリを
利用したメモリ送信で行なうか、あるいは、画像メモリ
を用いない直接送信で行なうかの確認をする(ステップ
1201)。直接送信する場合(ステップ1202)、
対象となる原稿1bを原稿台ガラス1aの所定の位置に
セットし(ステップ1203)、図2のテンキー2dや
ワンタッチキー2fで宛先(10)を入力して(ステッ
プ1204)、スタートキー2hをオンする(ステップ
1205)。
【0045】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、通信処理部4を介して、宛先(10)にダイ
ヤリングして接続し(ステップ1206)、第1読取部
10をモータ1eにより移動走査させ、原稿1bの画情
報を読み取る(ステップ1207)。そして、読み取っ
た画情報を順次、第1処理部12および通信処理部4を
介して送信する(ステップ1208)。この送信(1
0)中、図2の表示部2eに、図1の第2読取部20に
よるファクシミリ送信とコピーが可能である旨を表示し
ておき(ステップ1209)、以降、図13に示す手順
を行なう。
【0046】また、ステップ1201における確認で、
画象メモリを利用したメモリ送信を行なう場合(ステッ
プ1210)、操作者は、対象となる原稿1bを原稿台
ガラス1aの所定の位置にセットし(ステップ121
1)、図2のテンキー2dやワンタッチキー2fで宛先
(12)を入力し(ステップ1212)、スタートキー
2hをオンする(ステップ1213)。この操作に基づ
き図1における画情報処理装置は、第1読取部10によ
り、その画情報を読み取る(ステップ1214)。そし
て、読み取った画情報(12)を、画像メモリ11に格
納する(ステップ1215)。この処理中、図2の表示
部2eに、図1の第2読取部20によるファクシミリ送
信とコピーが可能である旨を表示しておき(ステップ1
216)、以降、図15に示す手順を行なう。
【0047】図13は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリ直接送信時におけるファクシミリ送信のデュア
ル動作に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1
の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートで
ある。本例は、図12におけるステップ1209に続く
手順であり、図12におけるステップ1209での表示
に対応して、操作者は、ファクシミリ送信、もしくはコ
ピーをデュアル動作させるか否かを決める(ステップ1
301)。ファクシミリ送信を行なう場合、図2におけ
るスイッチキー2bを押下して(オンして)(ステップ
1302)、ファクシミリ送信する図1の原稿1dを原
稿トレー1cにセットする(ステップ1303)。
【0048】この原稿1dのセットに伴い、図1の画情
報処理装置は、図2の表示部2eに、「メモリ送信」が
可能なことを表示する(ステップ1304)。そして、
この表示を確認した操作者は、図2のテンキー2dやワ
ンタッチキー2fで宛先(11)を入力し(ステップ1
305)、スタートキー2hをオンする(ステップ13
06)。
【0049】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿トレー1cにセットされた原稿1dを搬
入して、第2読取部20により原稿1dの画情報を読み
取る(ステップ1307)。そして、この読み取った画
情報(11)を、画像メモリ21に格納する(ステップ
1308)。図12のステップ1209における先のフ
ァクシミリ送信(10)が終了すると(ステップ130
9)、ステップ1305でセットした宛先(11)に、
図1の通信処理部4を介してダイヤリングして接続し
(ステップ1310)、画像メモリ21に格納した画情
報(11)の第2処理部22および通信処理部4を介し
てのファクシミリ送信(11)を行ない処理を終了する
(ステップ1311,1312)。
【0050】ステップ1301において、操作者が、フ
ァクシミリ送信もコピーも行なわないと決めた場合は、
図1の画情報処理装置は、図12におけるステップ12
08で開始したファクシミリ送信(10)を終了した時
点で(ステップ1313)処理を終了し、また、コピー
を行なうと決めた場合は、次の図14に示す手順を行な
う。
【0051】図14は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリ直接送信時におけるコピーのデュアル動作に係
る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処
理装置の動作手順例を示すフローチャートである。本例
は、図13におけるステップ1301の1分岐先の手順
であり、図13におけるステップ1301で、コピーを
デュアル動作させると決めると、操作者は、図2におけ
るスイッチキー2cを押下して(オンして)(ステップ
1401)、コピー対象の図1の原稿1dを原稿トレー
1cにセットする(ステップ1402)。そして、図2
のテンキー2dでコピー枚数を入力し(ステップ140
3)、スタートキー2hをオンする(ステップ130
4)。
【0052】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿トレー1cから原稿1dを搬入し、第2
読取部20により原稿1dの画情報を読み取り、第1処
理部12とプリンタ5を介して印字出力する(ステップ
1405)。このコピー動作、および、図12のステッ
プ1208におけるファクシミリ送信(10)の終了
(ステップ1406)と共に処理を終了する。
【0053】図15は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリのメモリ送信時におけるコピーのデュアル動作
に係る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情
報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
本例は、図12におけるステップ1216に続く手順で
あり、図12におけるステップ1216での表示に対応
して、操作者は、ファクシミリ送信もしくはコピーをデ
ュアル動作させるか否かを決める(ステップ150
1)。コピーを行なう場合、図2におけるスイッチキー
2cを押下して(オンして)(ステップ1502)、コ
ピーする図1の原稿1dを原稿トレー1cにセットする
(ステップ1503)。そして、図2のテンキー2dで
コピー枚数を入力し(ステップ1504)、スタートキ
ー2hをオンする(ステップ1505)。
【0054】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿1dを原稿トレー1cから搬入し、第2
読取部20および第2処理部22とプリンタ5により、
原稿1dの画情報のコピーを開始する(ステップ150
6)。この処理中に、先の図12におけるステップ12
14での第1読み取り部10による原稿1bの読み取り
が終了すれば(ステップ1507)、図12のステップ
1212でセットされた宛先(12)との接続処理を行
ない(ステップ1508)、図12のステップ1215
で格納した画像メモリ12内の画情報(12)のファク
シミリ送信を開始する(ステップ1509)。
【0055】このファクシミリ送信(12)およびコピ
ー動作の終了(ステップ1510)と共に、処理を終了
する。尚、ステップ1501において、操作者が、ファ
クシミリ送信もコピーも行なわないと決めた場合は、図
1における画情報処理装置は、図12におけるステップ
1215で画像メモリに格納した画情報のファクシミリ
送信を行ない(ステップ1211)、その終了をもって
処理を終了し、また、ファクシミリ送信を行なうと決め
た場合は、次の図16に示す手順を行なう。
【0056】図16は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリのメモリ送信時におけるファクシミリ送信のデ
ュアル動作に係る操作者の第1の操作手順例およびそれ
に伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロー
チャートである。本例は、図16におけるステップ15
01の1分岐先の手順であり、図16におけるステップ
1501で、ファクシミリ送信をデュアル動作させると
決めると、操作者は、次に、このファクシミリ送信を直
接送信で行なうか、メモリ送信で行なうかを選択する
(ステップ1601)。直接送信を選択すると(ステッ
プ1602)、まず、ファクシミリ送信する図1の原稿
1dを原稿トレー1cにセットする(ステップ160
3)。そして、図2のテンキー2dやワンタッチキー2
fで宛先(13)を入力し(ステップ1604)、スタ
ートキー2hをオンする(ステップ1605)。
【0057】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、ステップ1604でセットした宛先(13)
に、図1の通信処理部4を介してダイヤリングして接続
する(ステップ1606)。そして、原稿1dを原稿ト
レー1cから搬入し、第2読取部20により原稿1dの
画情報を読み取り(ステップ1607)、第2処理部2
2および通信処理部4を介してファクシミリ送信(1
3)を開始する(ステップ1608)。
【0058】このファクシミリ送信(13)が終了する
と(ステップ1609)、図12におけるステップ12
12で入力した宛先(12)に、図1の通信処理部4を
介してダイヤリングして接続する(ステップ161
0)。そして、図12におけるステップ1215で画像
メモリ12に格納した画情報(12)のファクシミリ送
信を開始する(ステップ1611)。このファクシミリ
送信(12)の終了(ステップ1612)と共に処理を
終了する。尚、ステップ1601において、操作者が、
メモリ送信を行なうと決めた場合は、次の、図17に示
す手順を行なう。
【0059】図17は、ブックタイプ原稿に対するファ
クシミリのメモリ送信時におけるファクシミリ送信のデ
ュアル動作に係る操作者の第2の操作手順例およびそれ
に伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロー
チャートである。本例は、図16におけるステップ16
01の1分岐先の手順であり、図16におけるステップ
1601で、デュアル動作としてのファクシミリ送信を
メモリ送信で行なうことを選択すると(ステップ170
1)、操作者は、ファクシミリ送信する図1の原稿1d
をトレー1cにセットする(ステップ1702)。そし
て、図2のテンキー2dやワンタッチキー2fで宛先
(14)を入力し(ステップ1703)、スタートキー
2hをオンする(ステップ1704)。
【0060】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿1dをトレー1cから搬入し、第2読取
部20により、原稿1dの画情報を読み取り(ステップ
1705)、この画情報(14)を、画像メモリ21に
格納する(ステップ1706)。そして、まず、図12
におけるステップ1212でセットした宛先(12)
に、図1の通信処理部4を介してダイヤリングして接続
し(ステップ1707)、図12のステップ1215で
格納した画像メモリ12内の画情報(12)のファクシ
ミリ送信(12)を開始する(ステップ1708)。
【0061】このファクシミリ送信(12)が終了する
と(ステップ1709)、ステップ1703でセットし
た宛先(14)に、図1の通信処理部4を介してダイヤ
リングして接続し(ステップ1710)、ステップ17
06で格納した画像メモリ21内の画情報(14)のフ
ァクシミリ送信(14)を開始する(ステップ171
1)。このファクシミリ送信(14)の終了(ステップ
1712)と共に処理を終了する。
【0062】図18は、シート状原稿に対するコピー時
における操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画
情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートであ
る。本例は、図4におけるステップ406の1分岐先の
手順であり、図4におけるステップ406で、シート原
稿を選択すると、操作者は、コピー対象の図1の原稿1
dを原稿トレー1cにセットする(ステップ180
1)。そして、図2のテンキー2dでコピー枚数を入力
して(ステップ1802)、スタートキー2hをオンす
る(ステップ1803)。
【0063】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿1dを原稿トレー1cから搬入し、第2
読取部20により原稿1dの画情報を読み取り、第2処
理部22とプリンタ5を介して印字出力する(ステップ
1804)。このコピー動作中、図2の表示部2eに、
図1の第1読取部10によるファクシミリ送信とコピー
が可能である旨を表示し(ステップ1805)、以降、
図19に示す手順を行なう。
【0064】図19は、シート状原稿に対するコピー時
におけるコピーのデュアル動作に係る操作者の操作手順
例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作手順例
を示すフローチャートである。本例は、図18における
ステップ1805に続く手順であり、図18におけるス
テップ1805での表示に対応して、操作者は、ファク
シミリ送信もしくはコピーをデュアル動作させるか否か
を決める(ステップ1901)。コピーを行なう場合、
図2におけるスイッチキー2cを押下して(オンして)
(ステップ1902)、コピーする図1の原稿1bを原
稿台ガラス1aの所定の位置にセットする(ステップ1
903)。そして、図2のテンキー2dでコピー枚数を
入力し(ステップ1904)、スタートキー2hをオン
する(ステップ1905)。
【0065】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10により原稿1bの画情報を読
み取り(ステップ1906)、読み取った画情報(2
2)を画像メモリ11に格納する(ステップ190
7)。この処理中に、先の図18におけるステップ18
04での第2読取部20で読み取った原稿1dのコピー
が終了すれば(ステップ1908)、第1読取部10に
よる原稿1bの画情報(22)の読み取りが終了次第
(ステップ1909)、この画情報(22)のコピーを
行なう(ステップ1910,1911)。尚、ステップ
1901において、操作者が、ファクシミリ送信もコピ
ーも行なわないと決めた場合、図1における画情報処理
装置は、図18におけるステップ1804での画情報の
コピー動作後(ステップ1912)、処理を終了し、ま
た、ファクシミリ送信を行なうと決めた場合は、次の図
20に示す手順を行なう。
【0066】図20は、シート状原稿に対するコピー時
におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る操作者
の第1の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理
装置の動作手順例を示すフローチャートである。本例
は、図19におけるステップ1901の1分岐先の手順
であり、図19におけるステップ1901で、ファクシ
ミリ送信をデュアル動作として選択すると、操作者は、
まず、図2のスイッチキー2bをオンにして(ステップ
2001)、ファクシミリ送信を指示する。次に、この
ファクシミリ送信を直接送信で行なうか、メモリ送信で
行なうかを選択する(ステップ2002)。
【0067】直接送信を選択すると(ステップ200
3)、まず、ファクシミリ送信する図1の原稿1bを原
稿台ガラス1aの所定の位置にセットする(ステップ2
004)。そして、図2のテンキー2dやワンタッチキ
ー2fで宛先(20)を入力し(ステップ2005)、
スタートキー2hをオンする(ステップ2006)。こ
の操作に基づき、図1における画情報処理装置は、ステ
ップ2005でセットした宛先(20)に、図1の通信
処理部4を介してダイヤリングして接続する(ステップ
2007)。
【0068】そして、第1読取部10により原稿1bの
画情報を読み取り(ステップ2008)、第1処理部1
2および通信処理部4を介して、接続先へのファクシミ
リ送信(20)を開始する(ステップ2009)。この
ファクシミリ送信(20)の終了および図18のステッ
プ1804におけるコピー動作の終了と共に(ステップ
2010)、処理を終了する。尚、ステップ2002に
おいて、操作者が、メモリ送信を選択した場合は、次
の、図21に示す手順を行なう。
【0069】図21は、シート状原稿に対するコピー時
におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る操作者
の第2の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理
装置の動作手順例を示すフローチャートである。本例
は、図20におけるステップ2002の1分岐先の手順
であり、図20におけるステップ2002で、デュアル
動作としてのファクシミリ送信をメモリ送信で行なうこ
とを選択すると(ステップ2101)、操作者は、ファ
クシミリ送信する図1の原稿1bを原稿台ガラス1aの
所定の位置にセットする(ステップ2102)。そし
て、図2のテンキー2dやワンタッチキー2fで宛先
(21)を入力し(ステップ2103)、スタートキー
2hをオンする(ステップ2104)。
【0070】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、第1読取部10により、原稿1bの画情報を
読み取り(ステップ2105)、この画情報(21)
を、画像メモリ11に格納する(ステップ2106)。
そして、この画情報(21)の読み取りおよび格納処理
が終了すれば(ステップ2107)、ステップ2103
でセットした宛先(21)に、図1の通信処理部4を介
してダイヤリングして接続し(ステップ2108)、ス
テップ2106で格納した画像メモリ12内の画情報
(21)のファクシミリ送信(21)を開始する(ステ
ップ2109)。このファクシミリ送信(21)の終了
に伴い(ステップ2110)、デュアル処理を終了す
る。
【0071】図22は、ブックタイプの原稿に対するコ
ピー時における操作者の操作手順例およびそれに伴う図
1の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャート
である。本例は、図4におけるステップ406の1分岐
先の手順であり、図4におけるステップ406で、シー
ト状でない原稿(ブックタイプ原稿)を選択すると、操
作者は、コピー対象の図1の原稿1bを原稿台ガラス1
aの所定の位置にセットする(ステップ2201)。そ
して、図2のテンキー2dでコピー枚数を入力して(ス
テップ2202)、スタートキー2hをオンする(ステ
ップ2203)。
【0072】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、モータ1eを起動して第1読取部10を移動
走査させ、原稿1bの画情報を読み取り、第1処理部1
2とプリンタ5を介して印字出力する(ステップ220
4)。このコピー動作中、図2の表示部2eに、図1の
第2読取部20によるファクシミリ送信とコピーが可能
である旨を表示し(ステップ2205)、以降、図23
に示す手順を行なう。
【0073】図23は、ブックタイプ原稿に対するコピ
ー時におけるコピーのデュアル動作に係る操作者の操作
手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作手
順例を示すフローチャートである。本例は、図22にお
けるステップ2205に続く手順であり、このステップ
2205での表示に対応して、操作者は、ファクシミリ
送信もしくはコピーをデュアル動作させるか否かを決め
る(ステップ2301)。コピーを行なう場合、図2に
おけるスイッチキー2cを押下して(オンして)(ステ
ップ2302)、コピーする図1の原稿1dを原稿トレ
ー1cにセットする(ステップ2303)。そして、図
2のテンキー2dでコピー枚数を入力し(ステップ23
04)、スタートキー2hをオンする(ステップ230
5)。
【0074】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿1dを原稿トレー1cから搬入し、第2
読取部20により原稿1dの画情報を読み取り(ステッ
プ2306)、この読み取った画情報(32)を画像メ
モリ21に格納する(ステップ2307)。この処理中
に、先の図22におけるステップ2204での第1読取
部10で読み取った原稿1bのコピーが終了すれば(ス
テップ2308)、第2読取部20による原稿1dの画
情報(32)の読み取りが終了次第(ステップ230
9)、この画情報(32)のコピーを行なう(ステップ
2310,2311)。
【0075】尚、ステップ2301において、操作者
が、ファクシミリ送信もコピーも行なわないと決めた場
合、図1における画情報処理装置は、図22におけるス
テップ2204での画情報のコピー動作終了後(ステッ
プ2312)、処理を終了し、また、ファクシミリ送信
を行なうと決めた場合は、次の図24に示す手順を行な
う。
【0076】図24は、ブックタイプ原稿に対するコピ
ー時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る操
作者の第1の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報
処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。本
例は、図23におけるステップ2301の1分岐先の手
順であり、このステップ2301で、ファクシミリ送信
をデュアル動作として選択すると、操作者は、まず、図
2のスイッチキー2bをオンにして(ステップ240
1)、ファクシミリ送信を指示する。次に、このファク
シミリ送信を直接送信で行なうか、メモリ送信で行なう
かを選択する(ステップ2402)。
【0077】直接送信を選択すると(ステップ240
3)、まず、ファクシミリ送信する図1の原稿1dを原
稿トレー1cにセットする(ステップ2404)。そし
て、図2のテンキー2dやワンタッチキー2fで宛先
(30)を入力し(ステップ2405)、スタートキー
2hをオンする(ステップ2406)。この操作に基づ
き、図1における画情報処理装置は、ステップ2405
でセットした宛先(30)に、図1の通信処理部4を介
してダイヤリングして接続する(ステップ2407)。
【0078】そして、第2読取部20により原稿1dの
画情報を読み取り(ステップ2408)、第2処理部2
2および通信処理部4を介して、接続先へのファクシミ
リ送信(31)を開始する(ステップ2409)。この
ファクシミリ送信(31)の終了および図22のステッ
プ2204におけるコピー動作の終了と共に(ステップ
2410)、処理を終了する。尚、ステップ2402に
おいて、操作者が、メモリ送信を選択した場合は、次
の、図25に示す手順を行なう。
【0079】図25は、ブックタイプ原稿に対するコピ
ー時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る操
作者の第2の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報
処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。本
例は、図24におけるステップ2402の1分岐先の手
順であり、このステップ2402で、デュアル動作とし
てのファクシミリ送信をメモリ送信で行なうことを選択
すると(ステップ2501)、操作者は、ファクシミリ
送信する図1の原稿1dを原稿トレー1cにセットする
(ステップ2502)。そして、図2のテンキー2dや
ワンタッチキー2fで宛先(31)を入力し(ステップ
2503)、スタートキー2hをオンする(ステップ2
504)。
【0080】この操作に基づき、図1における画情報処
理装置は、原稿1dを原稿トレー1cから搬入し、第2
読取部20により、原稿1dの画情報(31)を読み取
り(ステップ2505)、この画情報(31)を、画像
メモリ21に格納する(ステップ2506)。そして、
この画情報(31)の読み取りおよび格納処理が終了す
れば(ステップ2507)、ステップ2503でセット
した宛先(31)に、図1の通信処理部4を介してダイ
ヤリングして接続し(ステップ2508)、ステップ2
506で格納した画像メモリ22内の画情報(31)の
ファクシミリ送信(31)を開始する(ステップ250
9)。このファクシミリ送信(31)の終了に伴い(ス
テップ2510)、デュアル処理を終了する。
【0081】以上、図1〜図25を用いて説明したよう
に、本実施例の画情報処理装置では、例えば、第2読取
部20によってシート状の原稿1dの片面読み取りのフ
ァクシミリ送信を実行している間に、休止中の第1読取
部10によって、原稿台ガラス1aの所定の位置にセッ
トした原稿1bの画情報を読み取り、そのコピーを行な
うことができる。また、第2読取部20によってシート
状原稿1dの片面読み取りのコピーを実行している場合
には、第1読取部10によって読み取った原稿1bの画
情報をファクシミリ送信することができる。
【0082】また、メモリ蓄積を行なうことにより、第
2読取部20によって読み取ったシート状原稿1dの片
面読み取りのファクシミリ送信を実行している間に、第
1読取部10によって、次にファクシミリ送信する原稿
1bの読み取りを行なうことができる。ファクシミリ送
信動作ではなく、コピー動作においても同様にして、第
1読取部10と第2読取部20とのデュアル動作を行な
うことができる。
【0083】また、第2読取部20によって実行してい
るファクシミリ送信と、第1読取部10によって実行す
るファクシミリ送信の宛先が同一の場合、それぞれの情
報を合成して、すなわち、第1読取部10で読み取った
原稿の画情報を、第2読取部20で読み取った原稿の画
情報をファクシミリ送信処理している第2処理部22に
渡し、この第2処理部22によって第1読取部10で読
み取った原稿の画情報もファクシミリ送信することがで
きる。
【0084】尚、本発明は、図1〜図25を用いて説明
した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能である。例えば、本実
施例では、画像メモリ11,21や、第1処理部12、
第2処理部22、宛先比較部30などを制御部3内に設
けた構成としているが、これらを制御部3外に設けた構
成とすることでも良い。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、2つの原稿読取部を、
それぞれ独立に動作させることができ、シート状原稿の
両面の同時読み取りのみならず、原稿の片面読み取り時
には、この読み取りに使用していない側の読取部で、他
の原稿の読み取りを行なうことが可能となり、操作者の
オペレータ操作を効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画情報処理装置の本発明に係る構成の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における操作パネルの構成例を示す説明図
である。
【図3】図1における画情報処理装置の動作モード例を
示す説明図である。
【図4】ファクシミリ送信とコピーの選択に係る操作者
の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の
動作手順例を示すフローチャートである。
【図5】シート原稿に対するファクシミリ送信に係る操
作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装
置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図6】シート原稿に対する片面でのファクシミリ送信
に係る操作者の操作手順例とそれに伴う図1の画情報処
理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図7】シート原稿に対する片面でのファクシミリ直接
送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る
操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理
装置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図8】シート原稿に対する片面でのファクシミリ直接
送信時におけるコピーのデュアル動作に係る操作者の操
作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作
手順例を示すフローチャートである。
【図9】シート原稿に対する片面でのファクシミリのメ
モリ送信時におけるコピーのデュアル動作に係る操作者
の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の
動作手順例を示すフローチャートである。
【図10】シート原稿に対する片面でのファクシミリの
メモリ送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作
に係る操作者の第1の操作手順例およびそれに伴う図1
の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートで
ある。
【図11】シート原稿に対する片面でのファクシミリの
メモリ送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作
に係る操作者の第2の操作手順例およびそれに伴う図1
の画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートで
ある。
【図12】ブックタイプ原稿に対するファクシミリ送信
時における操作者の操作手順例とそれに伴う図1の画情
報処理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図13】ブックタイプ原稿に対するファクシミリ直接
送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に係る
操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理
装置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図14】ブックタイプ原稿に対するファクシミリ直接
送信時におけるコピーのデュアル動作に係る操作者の操
作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作
手順例を示すフローチャートである。
【図15】ブックタイプ原稿に対するファクシミリのメ
モリ送信時におけるコピーのデュアル動作に係る操作者
の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の
動作手順例を示すフローチャートである。
【図16】ブックタイプ原稿に対するファクシミリのメ
モリ送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に
係る操作者の第1の操作手順例およびそれに伴う図1の
画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートであ
る。
【図17】ブックタイプ原稿に対するファクシミリのメ
モリ送信時におけるファクシミリ送信のデュアル動作に
係る操作者の第2の操作手順例およびそれに伴う図1の
画情報処理装置の動作手順例を示すフローチャートであ
る。
【図18】シート状原稿に対するコピー時における操作
者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置
の動作手順例を示すフローチャートである。
【図19】シート状原稿に対するコピー時におけるコピ
ーのデュアル動作に係る操作者の操作手順例およびそれ
に伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフロー
チャートである。
【図20】シート状原稿に対するコピー時におけるファ
クシミリ送信のデュアル動作に係る操作者の第1の操作
手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作手
順例を示すフローチャートである。
【図21】シート状原稿に対するコピー時におけるファ
クシミリ送信のデュアル動作に係る操作者の第2の操作
手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動作手
順例を示すフローチャートである。
【図22】ブックタイプの原稿に対するコピー時におけ
る操作者の操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処
理装置の動作手順例を示すフローチャートである。
【図23】ブックタイプ原稿に対するコピー時における
コピーのデュアル動作に係る操作者の操作手順例および
それに伴う図1の画情報処理装置の動作手順例を示すフ
ローチャートである。
【図24】ブックタイプ原稿に対するコピー時における
ファクシミリ送信のデュアル動作に係る操作者の第1の
操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動
作手順例を示すフローチャートである。
【図25】ブックタイプ原稿に対するコピー時における
ファクシミリ送信のデュアル動作に係る操作者の第2の
操作手順例およびそれに伴う図1の画情報処理装置の動
作手順例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:読取機構部、1a:原稿台ガラス、1b:原稿、1
c:原稿トレー、1d:原稿、1e:モータ、2:操作
パネル、3:制御部、4:通信処理部、5:プリンタ、
10:第1読取部、11:画像メモリ、12:第1処理
部、20:第2読取部、21:画像メモリ、22:第2
処理部、30:宛先比較部、31:合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/207

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】稿の画情報を読み取り、印字出力およ
    びファクシミリ送信する画情報処理装置であって、 第1の所定の位置に置かれた第1原稿の画情報の移動走
    査しての読み取り、あるいは、搬送されてきたシート状
    の第2原稿の画情報の第2の所定の位置での読み取りの
    いずれか一方を、操作者の指示に基づき選択して行なう
    第1読み取り手段と、 上記第2原稿の上記第1読み取り手段の読み取り面と反
    対の面の画情報を読み取る第2読み取り手段と、 該第2読み取り手段と上記第1読み取り手段とによる上
    記第2原稿の両面の画情報の一搬送動作中での読み取り
    動作、あるいは、上記第1読み取り手段による上記第1
    原稿の画情報の読み取り中での上記第2読み取り手段に
    よる上記第2原稿の画情報の読み取り動作、あるいは、
    上記第2読み取り手段による上記第2原稿の画情報の読
    み取り中での上記第1読み取り手段による上記第1原稿
    の画情報の読み取り動作のいずれか一つを、操作者から
    の指示に基づき選択して実行する読取制御手段と 上記第1読み取り手段で読み取った画情報の印字出力あ
    るいはファクシミリ送信のいずれかを、操作者からの指
    示に基づき選択して行なう第1処理手段と、 上記第2読み取り手段で読み取った画情報の印字出力あ
    るいはファクシミリ送信のいずれかを、操作者からの指
    示に基づき選択して行なう第2処理手段と、 上記第1処理手段による画情報のファクシミリ送信中で
    の上記第2読み取り手段と上記第2処理手段による画情
    報の読み取りと印字出力動作と、上記第1処理手段によ
    る画情報の印字出力中での上記第2読み取り手段と上記
    第2処理手段による画情報の読み取りとファクシミリ送
    信動作、および、上記第2処理手段による画情報のファ
    クシミリ送信中での上記第1読み取り手段と上記第1処
    理手段による画情報の読み取りと印字出力動作と、上記
    第2処理手段による画情報の印字出力中での上記第1読
    み取り手段と上記第1処理手段による画情報の読み取り
    とファクシミリ送信動作を少なくとも含む各動作の一つ
    を操作者からの指示に基づき選択して実行する制御手段
    を有する ことを特徴とする画情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画情報処理装置におい
    て、 上記第1読み取り手段で読み取った画情報を蓄積する
    蓄積手段と、 上記第2読み取り手段で読み取った画情報を蓄積する
    蓄積手段とを設け、 上記制御手段は 、上記第1処理手段による画情報のファ
    クシミリ送信終了後の上記第2処理手段による上記第
    蓄積手段に蓄積している画情報のファクシミリ送信
    作、 および、上記第1処理手段による画情報の印字出力終了
    の上記第2処理手段による上記第2蓄積手段に蓄積
    している画情報の印字出力動作を少なくとも含む各動作
    の一つを操作者からの指示に基づき選択して実行するこ
    とを特徴とする画情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    に記載の画情報処理装置において、 上記第1処理手段によるファクシミリ送信先と上記第2
    処理手段によるファクシミリ送信先とを比較する宛先比
    較手段と、 該宛先比較手段による比較結果で各々のファクシミリ送
    信先が一致すれば、先にファクシミリ送信中の上記第1
    処理手段もしくは第2処理手段のいずれかで送信対象の
    画情報を合成する合成手段とを設け、 上記送信先が一致する画情報をまとめてファクシミリ送
    信することを特徴とする画情報処理装置。
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