JP2001016425A - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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JP2001016425A JP11181864A JP18186499A JP2001016425A JP 2001016425 A JP2001016425 A JP 2001016425A JP 11181864 A JP11181864 A JP 11181864A JP 18186499 A JP18186499 A JP 18186499A JP 2001016425 A JP2001016425 A JP 2001016425A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見開き原稿からでも簡単に小冊子コピー機能
を利用して小冊子状の記録物を得ることができる原稿読
取記録装置を提供する。 【解決手段】 操作部13から見開き原稿の小冊子コピ
ー機能が指示されると、主制御部11は、まず読取部1
4で読み取った画像を表紙及び裏表紙の画像として分割
せずに画像メモリ18に格納する。以後、読み取った画
像を分割してそれぞれのページの画像として画像メモリ
18に格納する。読取終了後、記録部15に対し、まず
表紙及び裏表紙の画像を片面に記録させ、表紙の裏側に
第1ページ、裏表紙の裏側に最終ページの画像が記録さ
れるように、記録紙の裏面の記録を行わせる。以後、小
冊子が形成されるように各ページの画像を並べ替え、記
録紙の両面に記録させる。このようにして、見開き原稿
から簡単に小冊子コピーを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ないし複数枚の
記録紙の両面に複数ページ分の原稿画像を記録して小冊
子が得られる小冊子コピー機能を有する原稿読取記録装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の原稿読取記録装置においては、小
冊子コピー機能が搭載されるようになってきている。図
6は、従来の小冊子コピー機能の一例の説明図である。
従来の小冊子コピー機能では、まず、小冊子となったと
きの各ページに当たる画像をそれぞれ読み込む。図6
(A)では、8ページ分の画像を読み込んだ例を示して
いる。
【0003】そして、読み込んだ各ページの画像を並べ
替え、記録紙の両面に例えば2ページずつ記録して行
く。例えば1枚目の記録紙の表面には図6(B)に示す
ように第8ページ及び第1ページを並べて記録し、裏面
には図6(C)に示すように第2ページ及び第7ページ
を並べて記録する。これにより第1ページの裏に第2ペ
ージが、第7ページの裏に第8ページが記録される。
【0004】同様に、2枚目の記録紙の表面には図6
(D)に示すように第6ページ及び第3ページを並べて
記録し、裏面には図6(E)に示すように第4ページと
第5ページを並べて記録する。これにより、第3ページ
の裏に第4ページが、第5ページの裏に第6ページが記
録される。このようにして両面に記録された2枚の記録
紙を重ね、中央で折ることによって、図6(F)に示す
ように8ページの小冊子ができあがる。
【0005】このような従来の小冊子コピー機能では、
それぞれのページの画像を入力する際には、それぞれの
ページごとに読み取らせる必要があるという問題があ
る。例えば原稿が週刊誌やパンフレットなど、綴じられ
た小冊子状の原稿をそのまま小冊子コピーするような場
合、見開きの2ページをそれぞれ別に読み取らせる必要
がある。そのため、小冊子コピー機能を利用するには、
読取のための操作が煩雑であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、見開きの原稿からでも簡単
に小冊子コピー機能を利用して小冊子状の記録物を得る
ことができる原稿読取記録装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿読取記録
装置において、読取手段と、記録手段と、読取手段で見
開き原稿を読み取って左右ページに分割し、1ないし複
数枚の記録紙により小冊子が構成されるページ順となる
ように、分割した各ページの記録順を入れ替えて記録手
段により記録紙の両面に記録させる制御手段を有するこ
とを特徴とするものである。これによって、例えば週刊
誌やパンフレットなど、綴じられた小冊子状の原稿を見
開きのまま読取手段で読み取らせても、左右ページを分
割し、各ページの記録順を入れ替えて小冊子となるよう
に記録され、小冊子を得ることができる。このように、
綴じられた見開き原稿のまま読み取らせて小冊子コピー
機能を利用することができる。また、見開き原稿をその
まま読み取らせることができるので、読取に要する利用
者の手間を軽減でき、簡単に小冊子コピーを行うことが
できる。
【0008】また、最初に読み取った左右の原稿を表裏
の表紙として、ページの記録順を入れ替えることなく前
記記録手段に記録紙の片面に記録させる。これによっ
て、例えば綴じられた小冊子状の原稿の背側を読取面と
して表紙及び裏表紙を最初に読み取らせることによっ
て、原稿の表紙及び裏表紙を小冊子の表紙及び裏表紙と
することができる。また、表紙及び裏表紙が記録された
記録紙の裏面には、第1ページおよび最終ページを記録
することによって、正しく小冊子を構成することができ
る。さらに、このように表紙及び裏表紙を別に扱うこと
により、読み取ったページ数が小冊子のページ数より少
なくても、コピーされた記録紙を小冊子にまとめたとき
に表紙と裏表紙が必ず小冊子の表裏に記録されるため、
体裁が崩れることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原稿読取記録装
置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示す
ブロック図である。図中、11は主制御部、12は表示
部、13は操作部、14は読取部、15は記録部、16
はNCU、17はモデム、18は画像メモリ、19はR
AM、20はROM、21はバスである。
【0010】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。特に、コピー機能の一つとして見開き原稿からの
小冊子コピー機能を有している。この機能は、読取部1
4により見開き原稿を読み取り、左右のページに分割し
た後、1ないし複数枚の記録紙により小冊子が構成され
るページ順となるように、分割した各ページの記録順を
入れ替え、記録部15により記録紙の両面に記録させる
機能である。両面に記録された記録紙を重ね、折り曲げ
ることによって小冊子を得ることができる。
【0011】見開き原稿を読取部14で読み取らせると
き、最初の原稿として表紙及び裏表紙を並べて読み取ら
せることによって、できあがった小冊子の表紙及び裏表
紙とすることができる。この場合、主制御部11は読取
部14で読み取った表紙及び裏表紙の画像をそのまま記
録部15で記録紙の片面に記録させる。また、その裏面
には、第1ページ及び最終ページの画像を記録させる。
あるいは、表紙及び裏表紙を別々に読取部14で読み取
らせることができる機能を有していてもよい。この場合
には、見開き原稿を読み取る場合の半分の大きさの画像
として画像を読み取ることになる。このような表紙及び
裏表紙の機能を設けることによって、見開き原稿の隣接
するページを、小冊子においても見開きの隣接するペー
ジとして構成することができる。もちろん、見開き原稿
の隣接しているページが記録紙の両面に分かれてもよけ
れば、表紙及び裏表紙の読取機能を設けなくてもよい。
この場合には、最初の見開き原稿の左ページが表紙、最
後の見開き原稿の右ページが裏表紙となり、各見開き原
稿の隣接するページが記録紙の両面に記録されることに
なる。なお、このような表紙及び裏表紙の有無や読取方
法などを例えば操作部13などから選択可能に構成する
ことも可能である。
【0012】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられ
る。例えば、送信機能あるいはコピー機能の選択を行う
選択キーや、選択した機能の実行指示などを行うスター
トキー等が設けられている。さらに、見開き原稿からの
小冊子コピー機能の指定や、そのときの各種の設定を行
うことができるように構成することができる。
【0013】読取部14は、送信あるいはコピーすべき
画像情報を読取素子によって読み取る。読取部14とし
ては、原稿が載置台上に載置され、読取素子が移動して
読み取るフラットベッド型のスキャナや、ADF(オー
トドキュメントフィーダ)等によって原稿が搬送される
途中で、静止している読取素子が移動する原稿上の画像
を読み取るスキャナ、あるいは両者が静止した状態で2
次元的に読み取るカメラなど、種々の構成の画像読取装
置を適用できる。特に原稿も小冊子状に綴じられたもの
である場合には、フラットベッド型のスキャナが有利で
ある。
【0014】記録部15は、受信した画像あるいは読取
部14で読み取った画像などを、主制御部11の制御に
従って記録紙上に記録する。記録方法としては、例えば
電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方式を
採用することができる。なお、小冊子コピー機能を実現
するため、記録紙を反転して給送し、記録紙の両面に記
録できる機構を有していてもよい。もちろん、片面しか
記録できない構成でもよく、その場合には主制御部が利
用者に対して、排紙された記録紙を給紙部に戻すように
指示し、利用者が所定の手順で記録紙を給紙部にセット
する方法により、記録紙の両面に記録するように構成し
てもよい。
【0015】NCU16は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。また、モデム17は、送受信する画像デ
ータの変復調を行う。
【0016】画像メモリ18は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。見開き原稿から小冊子コ
ピーを行う場合には、読取部14で読み取った見開き2
ページ分の画像をそのまま格納するほか、各ページに分
割した状態で格納してもよい。
【0017】RAM19は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
ROM20は、主制御部11の動作を規定したプログラ
ムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0018】バス21は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、NCU16、モ
デム17、画像メモリ18、RAM19、ROM20等
を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能
にしている。もちろん、これらのほか、外部記憶装置な
ど、各種の機器がバス21に接続されていてもよい。
【0019】図2は、本発明の原稿読取記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き
原稿から小冊子コピーを行う場合の動作の一例を示すフ
ローチャートである。利用者は操作部13において、コ
ピー機能を選択する操作を行うとともに、見開き原稿か
ら小冊子コピーを行う旨の設定を行うとともに、小冊子
コピー時の種々の設定、例えば綴じ方向や原稿の向きな
どの設定を行う。さらにここでは、最初の見開き原稿を
表紙及び裏表紙として用いる旨の設定が行われているも
のとする。
【0020】利用者は、まず原稿の表紙及び裏表紙を読
取面として読取部13にセットする。S31において、
読取部13にセットされた見開き原稿のサイズを検出す
る。以下、サイズとは大きさと方向を合わせて示すこと
とする。見開き原稿のサイズは、例えば読取部13に原
稿サイズセンサが備えられていれば、その原稿サイズセ
ンサによって検知することができる。あるいは、操作部
13から利用者によって設定された原稿サイズを用いて
もよい。そしてS32において、最初の見開き原稿の読
取を行う。読み取った画像は、S33において、表紙及
び裏表紙の画像として画像メモリ18に格納する。
【0021】表紙及び裏表紙の画像を読み取った後、他
の見開き原稿の読取を行う。まずS34において、ペー
ジ数を示す変数Nを1にリセットする。そしてS35に
おいて、読取部13にセットされた見開き原稿につい
て、その前半部分を読み取り、その画像をS36におい
て第Nページの画像として画像メモリ18に格納する。
さらに読取部13において読取を続け、S37において
後半部分を読み取る。そして、読み取った後半部分の画
像を、S38において第N+1ページの画像として画像
メモリ18に格納する。
【0022】S39において、次の見開き原稿の読取を
行うか否かを判定し、さらに読取を行う場合には、S4
0においてページ数を示す変数Nに2を加えた後、S3
5に戻って見開き原稿の読み取りを繰り返す。
【0023】原稿の読み取りが終了すると、次に記録の
ための処理を行う。なお、この時点で変数Nには表紙及
び裏表紙を除く全ページ数−1の値が格納されている。
S41において、まず表紙及び裏表紙として画像メモリ
18に格納しておいた画像を読み出し、S31で検出し
た原稿サイズの記録紙の片面に記録部15で記録する。
ここでは記録部15が両面記録機能を有しているものと
し、S42において、片面に表紙及び裏表紙の画像が記
録された記録紙を反転する。そしてS43において、第
1ページ及び第N+1ページ(最終ページ)を並べて、
反転した記録紙(裏面)に記録する。このようにして両
面に記録された記録紙は、S44において排出される。
【0024】S45において記録するページ数を示す変
数Pを1にリセットした後、S46において、第P+1
ページと第N−P+1ページを並べて、記録部15によ
り記録紙の片面に記録する。S47において記録紙を反
転し、S48において、反転した記録紙(裏面)に第P
+2ページと第N−Pページを並べて記録する。このと
き、S46において第P+1ページを記録した領域の裏
側に第P+2ページが、第N−P+1ページを記録した
領域の裏側に第N−Pページが記録されるように2ペー
ジの画像を並べて記録する。このようにして両面に記録
された記録紙は、S49において排出される。
【0025】S50において、全ページ記録したか否か
を判定する。この判定は、(P+2)+1が(N−P)
と等しいか否かで判定することができる。すなわち、第
N−Pページから第Nページは既に記録済であるので、
次に記録すべきページである第(P+2)+1ページが
記録済のページであれば、すべてのページを記録したこ
とになる。まだ全ページの記録を行っていない場合に
は、S51において、記録するページ数を示す変数Pに
2を加え、S46へ戻って次の記録紙への記録を行う。
すべてのページを記録し終えたら、この小冊子コピーの
動作を終了する。
【0026】図3ないし図5は、本発明の原稿読取記録
装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例にお
いて見開き原稿を小冊子コピーする場合の動作の具体例
の説明図である。ここでは、図3に示すように表紙及び
裏表紙を除き6ページの小冊子状の原稿をもとに、小冊
子コピーを行うものとする。なお、図3(A)及び
(B)は同じ原稿を示したものである。原稿は、一例と
して、綴じた状態でA4の大きさとする。
【0027】図3に示したような小冊子状の原稿につい
て小冊子コピーを行う場合に、本発明の見開き原稿の小
冊子コピーを行うとよい。まず、原稿の読み取りを行
う。上述の例では、最初に表紙及び裏表紙の読取を行
う。すなわち、図4(A)に示すように、小冊子状の原
稿の背を開いて、表紙と裏表紙が並ぶようにして読取部
13で読み取らせる。例えば読取部13がフラットベッ
ドスキャナである場合には、原稿を開いて表紙及び裏表
紙を原稿台に向くように載置し、読取を開始する。図4
では、読み取らせる面を示しており、実際にはこれらの
面を原稿台上に下向きに載置することになる。表紙と裏
表紙を見開きにするため、読み取る原稿サイズはA3と
なる。図2のS31において、この原稿サイズを検出
し、表紙及び裏表紙の読取をS32で行う。この表紙及
び裏表紙の画像は、ページごとの分割をせずに、S33
において画像メモリ18に格納する。
【0028】次に、図4(B)に示すように表紙をめく
り、第1ページ及び第2ページを見開きの状態で読み取
らせる。この場合、第1ページ側から読み取るとすれ
ば、まず前半の第1ページの読取をS35で行い、S3
6において第1ページの画像として画像メモリ18に格
納する。また後半の第2ページの画像をS37で読み取
ると、第2ページの画像としてS38で画像メモリ18
に格納する。
【0029】同様にして、ページをめくり、第3ページ
と第4ページを見開きの状態で読み取らせ、第3ページ
の画像及び第4ページの画像として画像メモリ18に格
納する。さらにページをめくり、第5ページと第6ペー
ジを見開きの状態で読み取らせ、第5ページの画像及び
第6ページの画像として画像メモリ18に格納する。こ
のようにして、表紙及び裏表紙と、第1ページから第6
ページまでの画像を読み取って画像メモリ18に格納す
る。
【0030】次に、これらの各ページの画像を並べ替え
て記録紙に記録して行く。ここでは図3に示す原稿と同
様に、左綴じの小冊子となるように記録を行うものとす
る。まずS41において、表紙及び裏表紙の画像を、A
3の記録紙の片面に記録する。表紙及び裏表紙を記録し
た記録紙をS42で反転後、S43において、記録紙の
裏面に第1,第6ページを記録する。このとき、図5
(A)に示すように、表紙の裏側に第1ページ、裏表紙
の裏側に第6ページの画像が記録されるように、各ペー
ジの画像を並べて記録する。両面に記録を終えた記録紙
は排出される。
【0031】続いてA3の記録紙の片面に、第2ページ
及び第5ページの画像を、図5(B)の左側に示すよう
に並べてS46で記録する。S47で記録紙を反転後、
記録紙の裏面に第3ページ及び第4ページの画像を並べ
てS48で記録する。このとき、図5(B)に示すよう
に、第2ページの裏側に第3ページが、第5ページの裏
側に第4ページが、それぞれ記録されるようにする。両
面に記録を終えた記録紙は排出される。
【0032】このようにして、図3に示した原稿の小冊
子コピーが行われ、結果として2枚の記録紙が排出され
ている。この2枚の記録紙を重ね、中央で折り曲げるこ
とによって、図3で示した原稿と同様の小冊子状のコピ
ーを得ることができる。
【0033】なお、従来より小冊子コピーの機能とし
て、綴じ方向として右綴じや上綴じなどを選択できるよ
うにした装置も開発されている。本発明においても、こ
れらの機能を利用可能に構成することができる。これら
の機能は、記録部15において記録する際に、各ページ
の並び順や、画像の回転などを組み合わせることによっ
て実現可能である。また、各ページの構成として、従来
より備えられている各種の記録時の機能、例えばNin
1機能などを適宜組み合わせることも可能である。
【0034】また、本発明では表紙及び裏表紙を別に扱
っているので、例えば上述の例で第5,第6ページの読
み込みが行われない場合でも、できあがったコピーの小
冊子では、例えば第5,第6ページに何も記録されない
だけで、表紙及び裏表紙の体裁が崩れることなく、小冊
子コピーを行うことができる。
【0035】もちろん、表紙及び裏表紙についても他の
ページと同様に扱い、分割して画像メモリ18に格納し
ておくことも可能である。この場合でも、例えば利用者
の指示に従い、表紙及び裏表紙を並べて記録すれば、ペ
ージが不足していても、小冊子の体裁を損なうことなく
表紙及び裏表紙を記録することができる。
【0036】あるいは、例えば利用者の設定により、最
初に表紙を読み取り、最後に裏表紙を読み取るように構
成してもよい。この場合、表紙及び裏表紙の読取時に
は、他の見開き原稿を読み取る際の半分の大きさとして
読み取るようにするとよい。もちろん、表紙及び裏表紙
の付加を行わないモード設定を可能にしてもよい。
【0037】上述の図2に示した動作例では、見開き原
稿の読み取り時に、前半と後半に分けて画像メモリ18
に格納する例を示した。しかしこれに限らず、見開き原
稿をすべて読み取った後に、画像を分割してそれぞれの
ページの画像として画像メモリ18に格納してもよい。
あるいは、見開き原稿の2ページ分の画像を画像メモリ
18に一旦格納しておき、記録時に分割してもよい。こ
のように見開き原稿を全部読み取った後に分割する方法
を利用すれば、例えば2ページが副走査方向(読取素子
あるいは原稿を移動させる方向)に並んでいない場合に
も対応することができる。
【0038】具体的には、綴じた状態でA5の小冊子状
の原稿を開き、A4の大きさとして90°回転させて読
取部14にセットした場合、原稿サイズはA4R(通常
の原稿サイズ(A4)を90°回転させたサイズ)とな
る。この状態では、2ページ分の画像を同時並行して読
み取ることになる。このような場合でも、2ページ分の
原稿画像を一旦読み取ってから分割すれば、それぞれの
ページの画像を得ることができる。もちろん表紙及び裏
表紙については分割せずに格納してもよい。さらにこの
ように見開き原稿をA4Rとして読み取った場合、記録
紙のサイズがA4であるときには、それぞれの画像を9
0°回転させて上述と同様にして記録を行えばよい。ま
た、記録紙のサイズがA4Rの場合には、記録紙の方向
に合わせて各ページの画像を左右ではなく上下に配置し
て記録することになる。
【0039】さらに、上述の具体例では小冊子状の原稿
から小冊子コピーを行う場合について示したが、例えば
2in1機能を用いて1枚の原稿に2ページ分の画像が
記録されているような場合に、このような原稿から小冊
子コピーを行う場合についても、本発明を適用すること
によって簡単に小冊子コピーを行うことが可能である。
従来はこのような原稿の場合、半分ずつ手動で読み取ら
せる必要があった。しかし本発明を用いることによっ
て、例えばADFに原稿を載置して読取を行わせるだけ
で、小冊子コピーを行うことができる。この場合でも、
最初の読取時に例えば図4(A)に示したように表紙及
び裏表紙が並べられた原稿を読み取っておけば、コピー
後の小冊子に表紙及び裏表紙を付加することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、綴じられた小冊子状の原稿や、2ページが並
べて記録された原稿などについても、見開きのまま読取
手段で読み取らせるだけで、簡単にしかも正しく小冊子
コピーを行うことができるという効果がある。
【0041】また、表裏の表紙を先に読み取らせ、ペー
ジの並べ替えをせずに記録するので、出来上がった小冊
子に正しく表紙及び裏表紙を付加することができる。綴
じられた原稿では、原稿を開けば表紙及び裏表紙を並べ
たことになるため、表紙及び裏表紙の読取時の操作性も
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例において見開き原稿から小冊
子コピーを行う場合の動作の一例を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子
コピーする場合の動作の具体例における原稿の一例の説
明図である。
【図4】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子
コピーする場合の動作の具体例における読取時の原稿ペ
ージの説明図である。
【図5】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含
むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子
コピーする場合の動作の具体例における記録時のページ
の説明図である。
【図6】従来の小冊子コピー機能の一例の説明図であ
る。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…NCU、17…モデム、
18…画像メモリ、19…RAM、20…ROM、21
…バス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取手段と、記録手段と、前記読取手段
    で見開き原稿を読み取って左右ページに分割し1ないし
    複数枚の記録紙により小冊子が構成されるページ順とな
    るように分割した各ページの記録順を入れ替えて前記記
    録手段により記録紙の両面に記録させる制御手段を有す
    ることを特徴とする原稿読取記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、最初に読み取った左右
    の原稿を表裏の表紙として、ページの記録順を入れ替え
    ることなく前記記録手段に記録紙の片面に記録させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の原稿読取記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記読取手段で表裏表
    紙を左右に配した原稿を読み取ったとき、読み取った画
    像がそのまま記録紙の片面に記録され、該記録紙の他方
    の面に第1ページおよび最終ページが記録されるよう
    に、前記記録手段に記録させることを特徴とする請求項
    1に記載の原稿読取記録装置。
JP18186499A 1999-06-28 1999-06-28 原稿読取記録装置 Expired - Lifetime JP3593676B2 (ja)

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JP18186499A JP3593676B2 (ja) 1999-06-28 1999-06-28 原稿読取記録装置

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JP2011055267A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および整列プログラム
US10218877B2 (en) 2013-10-31 2019-02-26 Kyocera Document Solutions Inc. Image processing apparatus, and image processing method

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