JP3593676B2 - 原稿読取記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1ないし複数枚の記録紙の両面に複数ページ分の原稿画像を記録して小冊子が得られる小冊子コピー機能を有する原稿読取記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近の原稿読取記録装置においては、小冊子コピー機能が搭載されるようになってきている。図6は、従来の小冊子コピー機能の一例の説明図である。従来の小冊子コピー機能では、まず、小冊子となったときの各ページに当たる画像をそれぞれ読み込む。図6(A)では、8ページ分の画像を読み込んだ例を示している。
【0003】
そして、読み込んだ各ページの画像を並べ替え、記録紙の両面に例えば2ページずつ記録して行く。例えば1枚目の記録紙の表面には図6(B)に示すように第8ページ及び第1ページを並べて記録し、裏面には図6(C)に示すように第2ページ及び第7ページを並べて記録する。これにより第1ページの裏に第2ページが、第7ページの裏に第8ページが記録される。
【0004】
同様に、2枚目の記録紙の表面には図6(D)に示すように第6ページ及び第3ページを並べて記録し、裏面には図6(E)に示すように第4ページと第5ページを並べて記録する。これにより、第3ページの裏に第4ページが、第5ページの裏に第6ページが記録される。このようにして両面に記録された2枚の記録紙を重ね、中央で折ることによって、図6(F)に示すように8ページの小冊子ができあがる。
【0005】
このような従来の小冊子コピー機能では、それぞれのページの画像を入力する際には、それぞれのページごとに読み取らせる必要があるという問題がある。例えば原稿が週刊誌やパンフレットなど、綴じられた小冊子状の原稿をそのまま小冊子コピーするような場合、見開きの2ページをそれぞれ別に読み取らせる必要がある。そのため、小冊子コピー機能を利用するには、読取のための操作が煩雑であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、見開きの原稿からでも簡単に小冊子コピー機能を利用して小冊子状の記録物を得ることができる原稿読取記録装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、原稿読取記録装置において、読取手段と、記録手段と、読取手段で見開き原稿を読み取って左右ページに分割し、複数枚の記録紙により小冊子が構成されるページ順となるように、分割した各ページの記録順を入れ替えて記録手段により記録紙の両面に記録させる制御手段を有するものである。前記制御手段は、まず、最初に読み取った左右の原稿を表裏の表紙とする。これによって、例えば週刊誌やパンフレットなど、綴じられた小冊子状の原稿を見開きのまま読取手段で読み取らせても、左右ページを分割し、各ページの記録順を入れ替えて小冊子となるように記録され、小冊子を得ることができる。このように、綴じられた見開き原稿のまま読み取らせて小冊子コピー機能を利用することができる。また、見開き原稿をそのまま読み取らせることができるので、読取に要する利用者の手間を軽減でき、簡単に小冊子コピーを行うことができる。
【0008】
また、最初に読み取った左右の原稿を表裏の表紙とする。これによって、例えば綴じられた小冊子状の原稿の背側を読取面として表紙及び裏表紙を最初に読み取らせることによって、原稿の表紙及び裏表紙を小冊子の表紙及び裏表紙とすることができる。この場合、最初に読み取った左右の原稿を表裏の表紙として、ページの記録順を入れ替えることなく、記録手段に記録紙の片面に記録させることができる。また、表紙及び裏表紙が記録された記録紙の裏面には、第1ページおよび最終ページを記録することによって、正しく小冊子を構成することができる。さらに、このように表紙及び裏表紙を別に扱うことにより、読み取ったページ数が小冊子のページ数より少なくても、コピーされた記録紙を小冊子にまとめたときに表紙と裏表紙が必ず小冊子の表裏に記録されるため、体裁が崩れることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示すブロック図である。図中、11は主制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取部、15は記録部、16はNCU、17はモデム、18は画像メモリ、19はRAM、20はROM、21はバスである。
【0010】
主制御部11は、装置全体を制御し、各部を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現する。特に、コピー機能の一つとして見開き原稿からの小冊子コピー機能を有している。この機能は、読取部14により見開き原稿を読み取り、左右のページに分割した後、1ないし複数枚の記録紙により小冊子が構成されるページ順となるように、分割した各ページの記録順を入れ替え、記録部15により記録紙の両面に記録させる機能である。両面に記録された記録紙を重ね、折り曲げることによって小冊子を得ることができる。
【0011】
見開き原稿を読取部14で読み取らせるとき、最初の原稿として表紙及び裏表紙を並べて読み取らせることによって、できあがった小冊子の表紙及び裏表紙とすることができる。この場合、主制御部11は読取部14で読み取った表紙及び裏表紙の画像をそのまま記録部15で記録紙の片面に記録させる。また、その裏面には、第1ページ及び最終ページの画像を記録させる。あるいは、表紙及び裏表紙を別々に読取部14で読み取らせることができる機能を有していてもよい。この場合には、見開き原稿を読み取る場合の半分の大きさの画像として画像を読み取ることになる。このような表紙及び裏表紙の機能を設けることによって、見開き原稿の隣接するページを、小冊子においても見開きの隣接するページとして構成することができる。もちろん、見開き原稿の隣接しているページが記録紙の両面に分かれてもよければ、表紙及び裏表紙の読取機能を設けなくてもよい。この場合には、最初の見開き原稿の左ページが表紙、最後の見開き原稿の右ページが裏表紙となり、各見開き原稿の隣接するページが記録紙の両面に記録されることになる。なお、このような表紙及び裏表紙の有無や読取方法などを例えば操作部13などから選択可能に構成することも可能である。
【0012】
表示部12は、利用者に対するメッセージや、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスなど、種々の情報を表示することができる。操作部13は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられる。例えば、送信機能あるいはコピー機能の選択を行う選択キーや、選択した機能の実行指示などを行うスタートキー等が設けられている。さらに、見開き原稿からの小冊子コピー機能の指定や、そのときの各種の設定を行うことができるように構成することができる。
【0013】
読取部14は、送信あるいはコピーすべき画像情報を読取素子によって読み取る。読取部14としては、原稿が載置台上に載置され、読取素子が移動して読み取るフラットベッド型のスキャナや、ADF(オートドキュメントフィーダ)等によって原稿が搬送される途中で、静止している読取素子が移動する原稿上の画像を読み取るスキャナ、あるいは両者が静止した状態で2次元的に読み取るカメラなど、種々の構成の画像読取装置を適用できる。特に原稿も小冊子状に綴じられたものである場合には、フラットベッド型のスキャナが有利である。
【0014】
記録部15は、受信した画像あるいは読取部14で読み取った画像などを、主制御部11の制御に従って記録紙上に記録する。記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方式を採用することができる。なお、小冊子コピー機能を実現するため、記録紙を反転して給送し、記録紙の両面に記録できる機構を有していてもよい。もちろん、片面しか記録できない構成でもよく、その場合には主制御部が利用者に対して、排紙された記録紙を給紙部に戻すように指示し、利用者が所定の手順で記録紙を給紙部にセットする方法により、記録紙の両面に記録するように構成してもよい。
【0015】
NCU16は、回線を制御して外部機器との通信を行う。また、モデム17は、送受信する画像データの変復調を行う。
【0016】
画像メモリ18は、送信する画像データや受信した画像データ、読取部14で読み取った画像データ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中の画像データなどを蓄積する。見開き原稿から小冊子コピーを行う場合には、読取部14で読み取った見開き2ページ分の画像をそのまま格納するほか、各ページに分割した状態で格納してもよい。
【0017】
RAM19は、主制御部11や他の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。ROM20は、主制御部11の動作を規定したプログラムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0018】
バス21は、主制御部11、表示部12、操作部13、読取部14、記録部15、NCU16、モデム17、画像メモリ18、RAM19、ROM20等を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能にしている。もちろん、これらのほか、外部記憶装置など、各種の機器がバス21に接続されていてもよい。
【0019】
図2は、本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿から小冊子コピーを行う場合の動作の一例を示すフローチャートである。利用者は操作部13において、コピー機能を選択する操作を行うとともに、見開き原稿から小冊子コピーを行う旨の設定を行うとともに、小冊子コピー時の種々の設定、例えば綴じ方向や原稿の向きなどの設定を行う。さらにここでは、最初の見開き原稿を表紙及び裏表紙として用いる旨の設定が行われているものとする。
【0020】
利用者は、まず原稿の表紙及び裏表紙を読取面として読取部13にセットする。S31において、読取部13にセットされた見開き原稿のサイズを検出する。以下、サイズとは大きさと方向を合わせて示すこととする。見開き原稿のサイズは、例えば読取部13に原稿サイズセンサが備えられていれば、その原稿サイズセンサによって検知することができる。あるいは、操作部13から利用者によって設定された原稿サイズを用いてもよい。そしてS32において、最初の見開き原稿の読取を行う。読み取った画像は、S33において、表紙及び裏表紙の画像として画像メモリ18に格納する。
【0021】
表紙及び裏表紙の画像を読み取った後、他の見開き原稿の読取を行う。まずS34において、ページ数を示す変数Nを1にリセットする。そしてS35において、読取部13にセットされた見開き原稿について、その前半部分を読み取り、その画像をS36において第Nページの画像として画像メモリ18に格納する。さらに読取部13において読取を続け、S37において後半部分を読み取る。そして、読み取った後半部分の画像を、S38において第N+1ページの画像として画像メモリ18に格納する。
【0022】
S39において、次の見開き原稿の読取を行うか否かを判定し、さらに読取を行う場合には、S40においてページ数を示す変数Nに2を加えた後、S35に戻って見開き原稿の読み取りを繰り返す。
【0023】
原稿の読み取りが終了すると、次に記録のための処理を行う。なお、この時点で変数Nには表紙及び裏表紙を除く全ページ数−1の値が格納されている。S41において、まず表紙及び裏表紙として画像メモリ18に格納しておいた画像を読み出し、S31で検出した原稿サイズの記録紙の片面に記録部15で記録する。ここでは記録部15が両面記録機能を有しているものとし、S42において、片面に表紙及び裏表紙の画像が記録された記録紙を反転する。そしてS43において、第1ページ及び第N+1ページ(最終ページ)を並べて、反転した記録紙(裏面)に記録する。このようにして両面に記録された記録紙は、S44において排出される。
【0024】
S45において記録するページ数を示す変数Pを1にリセットした後、S46において、第P+1ページと第N−P+1ページを並べて、記録部15により記録紙の片面に記録する。S47において記録紙を反転し、S48において、反転した記録紙(裏面)に第P+2ページと第N−Pページを並べて記録する。このとき、S46において第P+1ページを記録した領域の裏側に第P+2ページが、第N−P+1ページを記録した領域の裏側に第N−Pページが記録されるように2ページの画像を並べて記録する。このようにして両面に記録された記録紙は、S49において排出される。
【0025】
S50において、全ページ記録したか否かを判定する。この判定は、(P+2)+1が(N−P)と等しいか否かで判定することができる。すなわち、第N−Pページから第Nページは既に記録済であるので、次に記録すべきページである第(P+2)+1ページが記録済のページであれば、すべてのページを記録したことになる。まだ全ページの記録を行っていない場合には、S51において、記録するページ数を示す変数Pに2を加え、S46へ戻って次の記録紙への記録を行う。すべてのページを記録し終えたら、この小冊子コピーの動作を終了する。
【0026】
図3ないし図5は、本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子コピーする場合の動作の具体例の説明図である。ここでは、図3に示すように表紙及び裏表紙を除き6ページの小冊子状の原稿をもとに、小冊子コピーを行うものとする。なお、図3(A)及び(B)は同じ原稿を示したものである。原稿は、一例として、綴じた状態でA4の大きさとする。
【0027】
図3に示したような小冊子状の原稿について小冊子コピーを行う場合に、本発明の見開き原稿の小冊子コピーを行うとよい。まず、原稿の読み取りを行う。上述の例では、最初に表紙及び裏表紙の読取を行う。すなわち、図4(A)に示すように、小冊子状の原稿の背を開いて、表紙と裏表紙が並ぶようにして読取部13で読み取らせる。例えば読取部13がフラットベッドスキャナである場合には、原稿を開いて表紙及び裏表紙を原稿台に向くように載置し、読取を開始する。図4では、読み取らせる面を示しており、実際にはこれらの面を原稿台上に下向きに載置することになる。表紙と裏表紙を見開きにするため、読み取る原稿サイズはA3となる。図2のS31において、この原稿サイズを検出し、表紙及び裏表紙の読取をS32で行う。この表紙及び裏表紙の画像は、ページごとの分割をせずに、S33において画像メモリ18に格納する。
【0028】
次に、図4(B)に示すように表紙をめくり、第1ページ及び第2ページを見開きの状態で読み取らせる。この場合、第1ページ側から読み取るとすれば、まず前半の第1ページの読取をS35で行い、S36において第1ページの画像として画像メモリ18に格納する。また後半の第2ページの画像をS37で読み取ると、第2ページの画像としてS38で画像メモリ18に格納する。
【0029】
同様にして、ページをめくり、第3ページと第4ページを見開きの状態で読み取らせ、第3ページの画像及び第4ページの画像として画像メモリ18に格納する。さらにページをめくり、第5ページと第6ページを見開きの状態で読み取らせ、第5ページの画像及び第6ページの画像として画像メモリ18に格納する。このようにして、表紙及び裏表紙と、第1ページから第6ページまでの画像を読み取って画像メモリ18に格納する。
【0030】
次に、これらの各ページの画像を並べ替えて記録紙に記録して行く。ここでは図3に示す原稿と同様に、左綴じの小冊子となるように記録を行うものとする。まずS41において、表紙及び裏表紙の画像を、A3の記録紙の片面に記録する。表紙及び裏表紙を記録した記録紙をS42で反転後、S43において、記録紙の裏面に第1,第6ページを記録する。このとき、図5(A)に示すように、表紙の裏側に第1ページ、裏表紙の裏側に第6ページの画像が記録されるように、各ページの画像を並べて記録する。両面に記録を終えた記録紙は排出される。
【0031】
続いてA3の記録紙の片面に、第2ページ及び第5ページの画像を、図5(B)の左側に示すように並べてS46で記録する。S47で記録紙を反転後、記録紙の裏面に第3ページ及び第4ページの画像を並べてS48で記録する。このとき、図5(B)に示すように、第2ページの裏側に第3ページが、第5ページの裏側に第4ページが、それぞれ記録されるようにする。両面に記録を終えた記録紙は排出される。
【0032】
このようにして、図3に示した原稿の小冊子コピーが行われ、結果として2枚の記録紙が排出されている。この2枚の記録紙を重ね、中央で折り曲げることによって、図3で示した原稿と同様の小冊子状のコピーを得ることができる。
【0033】
なお、従来より小冊子コピーの機能として、綴じ方向として右綴じや上綴じなどを選択できるようにした装置も開発されている。本発明においても、これらの機能を利用可能に構成することができる。これらの機能は、記録部15において記録する際に、各ページの並び順や、画像の回転などを組み合わせることによって実現可能である。また、各ページの構成として、従来より備えられている各種の記録時の機能、例えばNin1機能などを適宜組み合わせることも可能である。
【0034】
また、本発明では表紙及び裏表紙を別に扱っているので、例えば上述の例で第5,第6ページの読み込みが行われない場合でも、できあがったコピーの小冊子では、例えば第5,第6ページに何も記録されないだけで、表紙及び裏表紙の体裁が崩れることなく、小冊子コピーを行うことができる。
【0035】
もちろん、表紙及び裏表紙についても他のページと同様に扱い、分割して画像メモリ18に格納しておくことも可能である。この場合でも、例えば利用者の指示に従い、表紙及び裏表紙を並べて記録すれば、ページが不足していても、小冊子の体裁を損なうことなく表紙及び裏表紙を記録することができる。
【0036】
あるいは、例えば利用者の設定により、最初に表紙を読み取り、最後に裏表紙を読み取るように構成してもよい。この場合、表紙及び裏表紙の読取時には、他の見開き原稿を読み取る際の半分の大きさとして読み取るようにするとよい。もちろん、表紙及び裏表紙の付加を行わないモード設定を可能にしてもよい。
【0037】
上述の図2に示した動作例では、見開き原稿の読み取り時に、前半と後半に分けて画像メモリ18に格納する例を示した。しかしこれに限らず、見開き原稿をすべて読み取った後に、画像を分割してそれぞれのページの画像として画像メモリ18に格納してもよい。あるいは、見開き原稿の2ページ分の画像を画像メモリ18に一旦格納しておき、記録時に分割してもよい。このように見開き原稿を全部読み取った後に分割する方法を利用すれば、例えば2ページが副走査方向(読取素子あるいは原稿を移動させる方向)に並んでいない場合にも対応することができる。
【0038】
具体的には、綴じた状態でA5の小冊子状の原稿を開き、A4の大きさとして90°回転させて読取部14にセットした場合、原稿サイズはA4R(通常の原稿サイズ(A4)を90°回転させたサイズ)となる。この状態では、2ページ分の画像を同時並行して読み取ることになる。このような場合でも、2ページ分の原稿画像を一旦読み取ってから分割すれば、それぞれのページの画像を得ることができる。もちろん表紙及び裏表紙については分割せずに格納してもよい。さらにこのように見開き原稿をA4Rとして読み取った場合、記録紙のサイズがA4であるときには、それぞれの画像を90°回転させて上述と同様にして記録を行えばよい。また、記録紙のサイズがA4Rの場合には、記録紙の方向に合わせて各ページの画像を左右ではなく上下に配置して記録することになる。
【0039】
さらに、上述の具体例では小冊子状の原稿から小冊子コピーを行う場合について示したが、例えば2in1機能を用いて1枚の原稿に2ページ分の画像が記録されているような場合に、このような原稿から小冊子コピーを行う場合についても、本発明を適用することによって簡単に小冊子コピーを行うことが可能である。従来はこのような原稿の場合、半分ずつ手動で読み取らせる必要があった。しかし本発明を用いることによって、例えばADFに原稿を載置して読取を行わせるだけで、小冊子コピーを行うことができる。この場合でも、最初の読取時に例えば図4(A)に示したように表紙及び裏表紙が並べられた原稿を読み取っておけば、コピー後の小冊子に表紙及び裏表紙を付加することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、綴じられた小冊子状の原稿や、2ページが並べて記録された原稿などについても、見開きのまま読取手段で読み取らせるだけで、簡単にしかも正しく小冊子コピーを行うことができるという効果がある。
【0041】
また、表裏の表紙を先に読み取らせ、ページの並べ替えをせずに記録するので、出来上がった小冊子に正しく表紙及び裏表紙を付加することができる。綴じられた原稿では、原稿を開けば表紙及び裏表紙を並べたことになるため、表紙及び裏表紙の読取時の操作性も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿から小冊子コピーを行う場合の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子コピーする場合の動作の具体例における原稿の一例の説明図である。
【図4】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子コピーする場合の動作の具体例における読取時の原稿ページの説明図である。
【図5】本発明の原稿読取記録装置の実施の一形態を含むファクシミリ装置の一例において見開き原稿を小冊子コピーする場合の動作の具体例における記録時のページの説明図である。
【図6】従来の小冊子コピー機能の一例の説明図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…読取部、15…記録部、16…NCU、17…モデム、18…画像メモリ、19…RAM、20…ROM、21…バス。

Claims (1)

  1. 読取手段と、記録手段と、前記読取手段で見開き原稿を読み取って左右ページに分割し複数枚の記録紙により小冊子が構成されるページ順となるように分割した各ページの記録順を入れ替えて前記記録手段により記録紙の両面に記録させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記読取手段で表裏表紙を左右に配した原稿を読み取ったとき、読み取った画像がそのまま記録紙の片面に記録され、該記録紙の他方の面に第1ページおよび最終ページが記録されるように、前記記録手段に記録させることを特徴とする原稿読取記録装置。
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