JP2000224369A - ネットワークスキャナ装置、ネットワークスキャナ方法、及び記憶媒体 - Google Patents

ネットワークスキャナ装置、ネットワークスキャナ方法、及び記憶媒体

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JP2000224369A
JP2000224369A JP11025112A JP2511299A JP2000224369A JP 2000224369 A JP2000224369 A JP 2000224369A JP 11025112 A JP11025112 A JP 11025112A JP 2511299 A JP2511299 A JP 2511299A JP 2000224369 A JP2000224369 A JP 2000224369A
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JP
Japan
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server
network scanner
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network
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JP11025112A
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English (en)
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Junji Ishikawa
潤司 石川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿枚数が多くとも、より高速に稼働して利
便性に優れたネットワークスキャナ装置を提供する。 【解決手段】 スキャナA、B、Cを用いて多数枚の原
稿を分割して読み込み、それぞれの原稿画像をサーバー
S上で合成して1つのファイルとし、このファイルの情
報を複数のユーザー1、2、3に配布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスキャナと
複数のユーザーとがサーバーを介して接続されてネット
ワークが形成されてなるネットワークスキャナ装置、ネ
ットワークスキャナ方法及び記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ装置は、パーソナルコン
ピュータと1対1に対応するように構成されたローカル
なものが主流であった。しかし、ネットワークが発展し
てきた近年では、スキャナ装置をネットワークヘ接続
し、そこで読み込んだものを複数のパソコンに配布する
ネットワークスキャナ装置が着目されてきている。
【0003】ネットワークスキャナ装置としては、図4
で示すようなものが考えられる。同図において、A、
B、Cは複数のスキャナA、スキャナB、スキャナCを
示しており、Sはサーバーであり、1、2、3はネット
ワークヘ接続されている複数のユーザーである。
【0004】このようなネットワークスキャナ装置にお
いては、ユーザーは使用可能なスキャナを1台選び、原
稿画像を読み込み、サーバー上に保存し、各ユーザーが
そこから原稿画像を取り出すようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなネットワークスキャナ装置における読み込み方法
では、読み込む原稿が多数あった場合、原稿画像の読み
込みに非常に大きな時間を費やしてしまう。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、原稿枚数が多くとも、より高速
に稼働して利便性に優れたネットワークスキャナ装置、
ネットワークスキャナ方法、及び記憶媒体を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークス
キャナ装置は、複数のスキャナと複数のユーザーとがサ
ーバーを介して接続されてネットワークが形成されてな
るものであって、複数枚の原稿画像を前記複数のスキャ
ナのうち少なくとも所定の2つを用いて分割して読み込
み、それぞれの前記原稿画像を前記サーバー上で合成し
て1つのファイルとし、前記ファイルの情報を前記複数
のユーザーに配布するように構成されている。
【0008】本発明のネットワークスキャナ装置の一態
様は、前記サーバー上での合成情報及び前記複数のユー
ザーへの配布先情報をカバーぺ一ジに記載し、前記カバ
ーぺ一ジを添付して原稿読み込みを行なう。
【0009】本発明のネットワークスキャナ装置の一態
様は、前記カバーぺ一ジの情報を基にして、サーバー上
での合成及び前記複数のユーザーへの書類の配布を行な
う。
【0010】本発明のネットワークスキャナ装置の一態
様は、前記サーバーに接続された端末を備え、前記ネッ
トワークを稼働させる各情報が前記端末から前記サーバ
ーに与えられる。
【0011】本発明のネットワークスキャナ装置の一態
様において、前記情報は、使用すべき前記スキャナの情
報、前記原稿画像の合成の情報、配付すべき前記ユーザ
ーの情報、及び読み込みの開始を指示する情報である。
【0012】本発明のネットワークスキャナ方法は、複
数のスキャナと複数のユーザーとがサーバーを介して接
続されたネットワークスキャナ装置を用いた手法であっ
て、複数枚の原稿画像を前記複数のスキャナのうち少な
くとも所定の2つを用いて分割して読み込み、それぞれ
の前記原稿画像を前記サーバー上で合成して1つのファ
イルとし、前記ファイルの情報を前記複数のユーザーに
配布する。
【0013】本発明のネットワークスキャナ方法の一態
様は、前記サーバー上での合成情報及び前記複数のユー
ザーへの配布先情報をカバーぺ一ジに記載し、前記カバ
ーぺ一ジを添付して原稿読み込みを行なう。
【0014】本発明のネットワークスキャナ方法の一態
様は、前記カバーぺ一ジの情報を基にして、サーバー上
での合成及び前記複数のユーザーへの書類の配布を行な
う。
【0015】本発明のネットワークスキャナ方法の一態
様において、前記サーバーに接続された端末を備え、前
記ネットワークを稼働させる各情報が前記端末から前記
サーバーに与えられる。
【0016】本発明のネットワークスキャナ方法の一態
様において、前記情報は、使用すべき前記スキャナの情
報、前記原稿画像の合成の情報、配付すべき前記ユーザ
ーの情報、及び読み込みの開始を指示する情報である。
【0017】本発明の記憶媒体は、前記ネットワークス
キャナ装置としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能なものであ
る。
【0018】本発明の記憶媒体は、前記ネットワークス
キャナ方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータ読み取り可能なものである。
【0019】
【作用】ネットワークスキャナ装置を用いる際には、そ
れに必要な時間のうち、原稿画像を読み込む時間が最も
大きな割合を占める。即ち、この読み込み時間の短縮化
が最も効果的に高速化に寄与することになる。本発明の
ネットワークスキャナ装置においては、複数枚の原稿画
像を復数のスキャナで分割して読み込むことにより、前
記読み込み時間を大幅に短縮化することが可能となり、
更にサーバー上でこれらの原稿画像を合成し、複数のユ
ーザーに配布することで効率良くシステムとして稼働さ
せることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態を詳細に説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明に係る
ネットワークスキャナ装置の第1の実施形態を示す模式
図である。同図において、A、B、Cはネットワーク上
に接続された原稿読み取り用の複数のスキャナA、スキ
ャナB、スキャナCであり、それぞれ読み込んだ画像デ
ータを記憶しておく記憶手段を内蔵している。また、S
はサーバーであり、1、2、3はネットワーク上に接続
されたユーザー1、ユーザー2、ユーザー3である。
【0022】このネットワークスキャナ装置において
は、従来では選択された1台のスキャナを用いて原稿画
像を読み込んでいたのに対して、複数のスキャナのうち
少なくとも所定の2つを用いて分割して読み込み、それ
ぞれの原稿画像をサーバー上で合成して1つのファイル
とし、このファイルの情報を複数のユーザーに配布す
る。
【0023】具体的には、今、複数ぺ一ジ(図1中では
3ぺ一ジ)の原稿をスキャナで読み込み、ユーザー1〜
3へ配布する際に、複数のスキャナA、B、Cを用いて
原稿画像の読み込みを行い、サーバーS上で合成する。
この場合、読み込む原稿の先頭にカバーぺージを添付
し、サーバーS上の合成後のファイル名、ぺージ番号、
配布先アドレス等の情報を記載しておく。
【0024】各スキャナA、B、Cは読み込んだ原稿の
データを蓄積しておく記憶手段を有し、読み込みを終了
すると、読み込み終了の信号をサーバーへ送信する。サ
ーバーは読み込み終了信号を受信すると、そのスキャナ
の記憶手段に蓄積されているデータを読み始める。サー
バーは早く読み込みが終了したスキャナから順次読み出
し、カバーぺージの情報に従って合成、配布を行う。
【0025】カバーぺ一ジは、例えば図2で示すような
マークシート形式のものを用いる。同図で示している例
では、ファイル名、ぺ一ジ番号、配布先の情報を記載し
ている。また、カバーぺ一ジの別の方法としては、文字
認識ソフトを用いて、直接文字を記入し、認識する方法
も考えられる。
【0026】このように、ネットワークスキャナ装置を
用いる際には、それに必要な時間のうち、原稿画像を読
み込む時間が最も大きな割合を占める。即ち、この読み
込み時間の短縮化が最も効果的に高速化に寄与すること
になる。第1の実施形態のネットワークスキャナ装置に
おいては、複数枚の原稿画像をスキャナA、B、Cで分
割して読み込むことにより、前記読み込み時間を大幅に
短縮化することが可能となり、更にサーバーS上でこれ
らの原稿画像を合成し、ユーザー1、2、3に配布する
ことで効率良くシステムとして稼働させることができ
る。
【0027】従って、原稿枚数が多くとも、より高速に
稼働して利便性に優れたネットワークスキャナ装置が実
現する。
【0028】(第2の実施形態)続いて、図3に本発明
に係るネットワークスキャナ装置の第2の実施形態を示
す。第2の実施形態では、合成情報、配布情報、使用ス
キャナ情報等を、ネットワークに接続された端末4から
入力し、更に読み込み開始命令を送信する。
【0029】各スキャナは前記読み込み開始命令により
それぞれ同期して読み込みを開始する。動作順序は以下
の通りである。 (1)使用するスキャナを選択する。 (2)合成情報を入力する。 (3)配布先を入力する。 (3)読み込み開始命令を送信する。 (5)各スキャナが読み込みを開始する。 (6)読み込みが終了するとサーバーへ読み込み終了信
号を送信する。 (7)サーバーが読み込みを終了したスキャナの記憶手
段よりデータを読み出す。 (8)(2)の合成情報に従って、合成する。 (9)(3)の配布先情報によって合成したものを配布
する。 (10)全て終了した事を端末へ知らせる。 以上のような動作順序によって原稿の読み込み、合成、
配布を行う。
【0030】第2の実施形態によれば、第1の実施形態
と同様に、原稿枚数が多くとも、より高速に稼働して利
便性に優れたネットワークスキャナ装置が実現する。
【0031】なお、各実施形態において説明したネット
ワークスキャナ装置の機能を実現するように、各種のデ
バイスを動作させるためのプログラムコード自体及びそ
のプログラムコードをコンピュータに供給するための手
段や、当該ネットワークスキャナ方法を実現するための
プログラムコード自体及びそのプログラムコードをコン
ピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログ
ラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に属す
る。
【0032】またこの場合、所定の記憶再生装置によ
り、記憶媒体に格納されているプログラムコードが読み
出され、EEPROMが動作する。かかるプログラムコ
ードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピーデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM等を用いることができる。
【0033】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、各実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュ
ータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシス
テム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して
各実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラ
ムコードは本発明に含まれる。
【0034】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって各実施形態の機
能が実現されるシステムも本発明に含まれる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、複数枚の原稿をネット
ワークスキャナで読み込み、ネットワーク上のユーザー
に配布する際、複数のスキャナで原稿を読み込むことに
よって最も時間を要する読み込み時間を短縮することが
可能となる。また、カバーぺ一ジを添付して、合成情
報、配布先情報等を記載し、サーバー上で合成したもの
を配布することによって、より高速なネットワークスキ
ャナ装置を提供することが可能となる。更に、複数地域
にある複数原稿を各地で読み込ませるだけで1つのファ
イルに合成され、配布されることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のネットワークス
キャナ装置の模式図である。
【図2】カバーぺ一ジの一例を示す模式図である。
【図3】本発明に係る第2の実施形態のネットワークス
キャナ装置の模式図である。
【図4】従来のネットワークスキャナ装置の一例を示す
模式図である。
【符号の説明】
1、2、3 ユーザー A、B、C スキャナ S サーバー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスキャナと複数のユーザーとがサ
    ーバーを介して接続されてネットワークが形成されてな
    るネットワークスキャナ装置において、 複数枚の原稿画像を前記複数のスキャナのうち少なくと
    も所定の2つを用いて分割して読み込み、それぞれの前
    記原稿画像を前記サーバー上で合成して1つのファイル
    とし、前記ファイルの情報を前記複数のユーザーに配布
    するように構成したことを特徴とするネットワークスキ
    ャナ装置。
  2. 【請求項2】 前記サーバー上での合成情報及び前記複
    数のユーザーへの配布先情報をカバーぺ一ジに記載し、
    前記カバーぺ一ジを添付して原稿読み込みを行なうこと
    を特徴とする請求項1に記載のネットワークスキャナ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カバーぺ一ジの情報を基にして、サ
    ーバー上での合成及び前記複数のユーザーへの書類の配
    布を行なうことを特徴とした請求項2に記載のネットワ
    ークスキャナ装置。
  4. 【請求項4】 前記サーバーに接続された端末を備え、
    前記ネットワークを稼働させる各情報が前記端末から前
    記サーバーに与えられることを特徴とする請求項1に記
    載のネットワークスキャナ装置。
  5. 【請求項5】 前記情報は、使用すべき前記スキャナの
    情報、前記原稿画像の合成の情報、配付すべき前記ユー
    ザーの情報、及び読み込みの開始を指示する情報である
    ことを特徴とする請求項4に記載のネットワークスキャ
    ナ装置。
  6. 【請求項6】 複数のスキャナと複数のユーザーとがサ
    ーバーを介して接続されたネットワークスキャナ方法に
    おいて、 複数枚の原稿画像を前記複数のスキャナのうち少なくと
    も所定の2つを用いて分割して読み込み、それぞれの前
    記原稿画像を前記サーバー上で合成して1つのファイル
    とし、前記ファイルの情報を前記複数のユーザーに配布
    することを特徴とするネットワークスキャナ方法。
  7. 【請求項7】 前記サーバー上での合成情報及び前記複
    数のユーザーへの配布先情報をカバーぺ一ジに記載し、
    前記カバーぺ一ジを添付して原稿読み込みを行なうこと
    を特徴とする請求項6に記載のネットワークスキャナ方
    法。
  8. 【請求項8】 前記カバーぺ一ジの情報を基にして、サ
    ーバー上での合成及び前記複数のユーザーへの書類の配
    布を行なうことを特徴とした請求項7に記載のネットワ
    ークスキャナ方法。
  9. 【請求項9】 前記サーバーに接続された端末を備え、
    前記ネットワークを稼働させる各情報が前記端末から前
    記サーバーに与えられることを特徴とする請求項6に記
    載のネットワークスキャナ方法。
  10. 【請求項10】 前記情報は、使用すべき前記スキャナ
    の情報、前記原稿画像の合成の情報、配付すべき前記ユ
    ーザーの情報、及び読み込みの開始を指示する情報であ
    ることを特徴とする請求項9に記載のネットワークスキ
    ャナ方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    ネットワークスキャナ装置としてコンピュータを機能さ
    せるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 請求項6〜10のいずれか1項に記載
    のネットワークスキャナ方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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