JP2015089032A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の同じ文章媒体に記載された異なる手書き情報を集約し、ひとつの文章媒体に適切に配置し、出力することが可能な仕組みを提供すること。
【解決手段】複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する。そして、抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する。そして、基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成する。なお、手書き情報が重なると判定された場合には、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成する。最後に、合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する。
【選択図】図6
【解決手段】複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する。そして、抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する。そして、基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成する。なお、手書き情報が重なると判定された場合には、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成する。最後に、合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する。
【選択図】図6
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関し、特に複数の同じ文章媒体に記載された異なる手書き情報を集約し、ひとつの文章媒体に適切に配置し、出力することが可能な仕組みに関する。
対象の文章を紙媒体(文書媒体)でレビューする場面において、レビューワーのレビューコメント(指摘事項等)を紙媒体に記載してもらうことがある。レビューイはレビューコメントが記載された紙媒体を読みながら、レビュー報告書や元の電子文章にレビュー内容を反映している。
そこで、特許文献1には、スキャン画像から印刷時の文章バージョンを特定し、スキャン画像と特定されたバージョンの文章から手書き部分を抽出し、対象の文章に対して抽出された手書き部分画像を表示する装置が記載されている。
上記特許文献1の装置では、スキャン画像から抽出された手書き部分の画像を、文章を表示する領域とは別の表示領域に表示することが可能となっている。
ところで、例えば複数人に同じ文章をレビューしてもらうようなケースにおいて、複数の同じページ(文章媒体)の印刷物に異なるレビュー指摘等の手書き情報が記載されているようなケースが存在する。このような場合に、複数の同じページの印刷物をスキャンし、1つのページに複数人の手書き情報を集約し印刷したいという要望がある。
しかしながら、特許文献1の装置では、複数の同じページの印刷物をスキャンし、特に該ページに複数人の手書き情報を集約し印刷するということは想定しておらず、ページ内の同じ箇所に複数の手書き情報が存在する場合に、それらを1つのページにまとめて印刷することができない。
本発明の目的は、複数の同じ文章媒体に記載された異なる手書き情報を集約し、ひとつの文章媒体に適切に配置し、出力することが可能な仕組みを提供することである。
本発明は、手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段と、前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出手段と、前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成手段と、前記抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定手段と、前記合成手段で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力手段と、を備え、前記合成手段は、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定手段で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とする。
また、本発明は、手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段を備える情報処理装置における情報処理方法であって、抽出手段が、前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出工程と、判定手段が、前記抽出工程で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定工程と、合成手段が、前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出工程で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成工程と、出力手段が、前記合成工程で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力工程と、を備え、前記合成工程は、前記抽出工程で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定工程で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とする。
また、本発明は、手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段を備える情報処理装置として機能させるプログラムであって、前記情報処理装置を、前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出手段と、前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成手段と、前記抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定手段と、前記合成手段で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力手段として機能させ、前記合成手段は、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定手段で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とする。
本発明によれば、複数の同じ文章媒体に記載された異なる手書き情報を集約し、ひとつの文章媒体に適切に配置し、出力することが可能な仕組みを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<図1の説明>
<図1の説明>
図1は、本発明の手書き情報集約装置(情報処理装置とも言う)の一例を示すシステム構成図である。
複合機200は、印刷データ(後述する基本文章のデータ等)の受信機能、手書き文章から手書き情報(手書き画像ともいう)を抽出する機能、手書き情報を印刷データ(後述する基本文章のデータ等)に合成する機能を備えた複合機である。
クライアント端末101は、例えばPCであり、クライアント端末101には、プリンタドライバがインストールされている。プリンタドライバは、アプリケーションプログラムから受け取ったデータに基づいて印刷データ(例えば、基本文章の印刷データ)を作成し、ネットワーク1を介して指定された複合機200に対して送信する機能を有する。
クライアント端末101と複合機200は、本発明における情報処理装置の一例である。
ネットワーク1は、複合機200、サーバ100、クライアント端末101を相互に通信可能に接続するためのものである。
本実施例において、サーバ100は、後述する、基本文章のデータ、図7(c)の配布物情報テーブルC700、図8の基本文章情報テーブル800、手書き情報テーブル900等の管理を行うことが可能である。
複合機200の基本文章作成部101は、手書き情報を記載する対象となる文章を読み込み、文章管理部102に基本文章の情報を記録し、印刷部103で文章を印刷する。複合機200の手書き情報抽出部105は、スキャン部104で読み込まれた手書き文章と文章管理部102から取得した基本文章を比較し手書き情報を抽出する。手書き情報配置部106は、手書き情報抽出部105で抽出された手書き情報を基本文章に配置し、印刷部103で印刷する。
なお、本実施例では、基本文章作成部101、文章管理部102、書き情報抽出部105、手書き情報配置部106を複合機200が備えるとしたが、他の実施例として、基本文章作成部101、文章管理部102、手書き情報抽出部105、手書き情報配置部106をクライアント端末101が備えても良い。その場合、複合機200のスキャン部104で読み込まれた手書き文章のデータを、クライアント端末101に送信し、クライアント端末101の手書き情報抽出部105で手書き情報を抽出し、クライアント端末101の手書き情報配置部106で手書き情報を配置した基本文章のデータを、複合機200に送信し、複合機の印刷部103で印刷する。
<図2の説明>
<図2の説明>
図2(a)は、図1に示した複合機200に適用可能なハードウェア構成図である。
200は複合機であり、コントローラユニット201と操作部2071、カードリーダ2101、プリンタ2121、スキャナ2131を有する。
202はCPUで、システムバス215に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM204には、CPU202の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
204はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。208は外部記憶装置(ハードディスクドライブ(HDD))で、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
203はRAMで、CPU202の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU202は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM204からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
205はネットワークインタフェース(Network I/F)で、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN2051)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
206はモデム(MODEM)で、公衆回線2061に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
207は操作部インタフェース(操作部I/F)で、操作部(UI)2071とのインタフェース部であり、操作部2071に表示する画像データを操作部2071に対して出力する。また、操作部I/F207は、操作部2071から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU202に伝える役割をする。なお、操作部2071はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
209はイメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)であり、システムバス215と画像データを高速で転送する画像バス216とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス216は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス216上には以下のデバイスが配置される。
211はラスタイメージプロセッサ(RIP)で、例えば、PDLコード等のベクトルデータをビットマップイメージに展開する。212はプリンタインタフェース(プリンタI/F)で、プリンタ2121とコントローラユニット201を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、213はスキャナインタフェース(スキャナI/F)で、スキャナ2131とコントローラユニット201を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
214は画像処理部で、入力画像データに対し補正、加工、編集を行い、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部214は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部2131は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部2071から読み取り起動指示することにより、CPU202がスキャナ2131に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部2121は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU202からの指示によって開始する。なお、プリンタ部2121には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットがある。
操作部2071は、LCD表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F207を介してCPU202に伝える。また、操作部2071は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部2071のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部2071のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部2071のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
カードリーダ2101は、CPU202からの制御により、ICカード(例えば、ソニー社のフェリカ(FeliCa)(登録商標))内に記憶されている情報を読み取り、該読み取った情報を外部I/F210を介してCPU202へ通知する。
図2(b)は、図1に示したサーバ100、クライアント端末101に適用可能なハードウェア構成図である。
201bはCPUで、システムバス204bに接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202bあるいは外部メモリ211bには、CPU201bの制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203bはRAMで、CPU201bの主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201bは、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202bあるいは外部メモリ211bからRAM203bにロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205bは入力コントローラで、キーボード(KB)209bや不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206bはビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210b等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210bと記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207bはメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211bへのアクセスを制御する。
208bは通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201bは、例えばRAM203b内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210b上での表示を可能としている。また、CPU201bは、CRT210b上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211bに記録されており、必要に応じてRAM203bにロードされることによりCPU201bによって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211bに格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
<図3の説明>
<図3の説明>
以下、図3を参照して、本実施形態の手書き情報集約装置における基本文章作成処理について説明する。
図3は、基本文章作成部の処理フローチャートを示している。図3の各ステップは、複合機200のROM204もしくはHDD208に格納された基本文章作成プログラムをRAM203にロードして複合機200のCPU202が実行することによって実施される。
ユーザ操作により複合機200の操作部2071に表示された基本文章作成プログラムのアイコンを選択すると、基本文章の入力処理が開始される。ここでいう基本文章とは、手書き情報を記載する前の文章のことである。
ステップS301では、基本文章の入力手段の選択をユーザから受け付ける。
ステップS301でスキャナ2131を使用して基本文章を入力する場合は、ステップS302に処理が移る。ステップS302では、スキャナ2131にセットされた紙媒体の文章を読み込む。ステップS303では、ステップS302で読み込んだ文章をスキャナI/F213を介してIMAGE BUS I/F209がイメージ化する。ステップS304では、ステップS303でイメージ化された文章を電子データファイルとしてHDD208に保存する。電子データファイルの保存先はHDD208に限定しておらず、例えばNetwork I/Fを介したネットワーク上のストレージでもよい。
ステップS301で電子文章データを基本文章として入力する場合は、ステップS305に処理が移る。ステップS305では、HDD208に記録された電子データファイルを読み込む。なお、読み込み元はHDD208に限定しておらず、ネットワーク上の例えばストレージに記録された電子データファイルをNetwork I/Fを介して読み込む方法や、SDカード等のメモリカードに記録された電子データファイルを読み込む方法でもよい。
ステップS306では、前記ステップS302及び前記ステップS305で読み込んだ文章の情報を基本文章情報テーブル800に記録する。
<図8の説明>
<図8の説明>
基本文章情報テーブル800は、基本文章情報識別子801、基本文章データファイルパス802、記録日時803、配布先ユーザID804等の情報から構成される。
基本文章情報識別子801には、ステップS306で基本文章情報を記録する際にユニークな識別子が割り当てられ記録される。
基本文章データファイルパス802には、基本文章データファイルへのパスが記録される。電子文章データを基本文章として入力する際は、電子文章データが格納されているサーバ等へのパスが記録される。スキャナ2131を使用して基本文章を入力する際は、スキャンしイメージ化された電子データファイルが格納されたHDD208やサーバ等へのパスが記録される。
記録日時803には、基本文章情報が記録された日時が記録される。
配布先ユーザID804には、印刷した基本文章情報を配布するユーザのIDが記録される。なお、ユーザIDは、複合機200のHDD208で管理されていてもよいし、別のシステム上で管理されていてもよく、特に限定しない。
図3の説明に戻る。
ステップS307では基本文章データファイルをIMAGE BUS I/F209でイメージ化し、プリンタI/Fを介してプリンタ2121で紙媒体に印刷する。紙媒体の基本文章を印刷する際に、配布時の情報(配布日時、基本文章情報識別子、ページ番号、配布先ユーザID等)を印字する。
<図7の説明>
<図7の説明>
図7は配布時の情報を印字した基本文章の例を示したものである。
図7(a)は、前記配布時の情報をQRコードにして印字した例である。他にもバーコード等の実現方法でもよい。
図7(b)は、配布時の情報を人が見て分かる表記でそのまま羅列し印字した例である。
図7(c)は、配布する紙媒体には配布物IDのみを印字し、配布時の情報は複合機200のHDD208や別システムの記憶装置上に配布物情報テーブルとして記録しておきマッピングする実現表法である。
<図11の説明>
<図11の説明>
以下、図11を用いて、本実施形態の手書き情報集約装置において、複合機200のCPU202が実行する手書き情報の抽出処理から集約処理までの一連の流れを説明する。
ステップS1101において、複合機200のCPU202は、複合機200の操作部2071に表示された「スキャンして集約する」ボタン(不図示)がユーザにより押下されたか否かを判定する。
ステップ1101で、「スキャンして集約する」ボタンがユーザにより押下されていれば、ステップS1103に進み、「スキャンして集約する」ボタンがユーザにより押下されていなければ、ステップS1102へ進む。
ステップS1102において、複合機200のCPU202は、コピーやFAX送信等の操作をユーザから受け付け、実行する。
ステップS1103において、複合機200のCPU202は、手書き文章をスキャンする処理を実行する。ステップS1103の処理の詳細は、図4を用いて説明する。
ステップS1104において、複合機200のCPU202は、手書き文章データファイルから手書き情報を抽出する処理を実行する。ステップS1104の処理の詳細は、図5を用いて説明する。
ステップS1105において、複合機200のCPU202は、手書き情報を基本文章に配置する処理を実行し、図3の処理を終了する。ステップS1105の処理の詳細は、図6を用いて説明する。
<図4の説明>
<図4の説明>
図4は、手書き文章をスキャンする際のスキャン部の処理フローチャートであり、図11のステップS1103の詳細処理である。本処理は、複合機200のCPU202の指示に従って、スキャナ2131によって実施される。
ステップS401では、スキャナ2131にセットされた紙媒体の文章を全てスキャンするまでステップ402の処理を繰り返し実行する。
ステップS402では、スキャナ2131によりセットされた手書き文章をスキャンする。スキャン処理では、紙媒体の手書き文章スキャンし、スキャナI/Fを介してIMAGE BUS I/F209でイメージ化する。このとき基本文章作成フローのステップS307で印字された配布物情報は手書き文章と認識されないようにする。
ステップ403では、ステップS402でイメージ化された手書き文章をページごとにファイル化してHDD208に保存する。ステップS403では、手書き文章データファイルのファイル名(配布物ID)、その手書き文章データファイルの基本文章情報識別子、その手書き文章の配布先のユーザのID等が紐付けて記憶される。ステップS403は、本発明における、手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段の一例である。
<図5の説明>
<図5の説明>
図5は、手書き文章データファイルから手書き情報を抽出する際の手書き情報抽出部の処理フローチャートであり、図11のステップS1104の詳細処理である。図5の各ステップは、複合機200のROM204もしくはHDD208に格納されたプログラムをRAM203にロードして複合機200のCPU202が実行することによって実施される。
ステップS501では、手書き文章スキャンフローチャートのステップ403で保存された手書き文章データファイルの基本文章情報識別子を読み取り、HDD208の基本文章情報テーブル800から該当する基本文章情報を取得する。
ステップS502では、基本文章情報の基本文章データファイルのパスから取得した基本文章情報データファイルとスキャンで作成した手書き文章データファイルの内容を比較し、手書き文章データファイルから手書き情報を抽出し、手書き情報を画像ファイルとしてHDD208に記録する。なお、記録する場所はHDD208に限定しておらず、外部システム上の記憶装置であってもよい。ステップS502は、本発明における、複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出手段の一例である。
ステップS503では、ステップS502で抽出した手書き情報を手書き情報テーブル900に記録する。
<図9の説明>
<図9の説明>
手書き情報テーブル900は、手書き情報識別子901、基本文章情報識別子902、対象ページ903、手書き位置座標904、手書き画像ファイルパス905、入力ユーザID906から構成される。
手書き情報識別子901には、ステップS503で手書き情報を記録する際にユニークな識別子が割り当てられ記録される。
基本文章情報識別子902には、ステップS501で取得した基本文章情報の基本文章識別子801を記録する。
対象ページ903には、ステップS402のスキャン時に判断された手書き情報が記載されたページ番号を記録する。記録する情報は、ページ番号に特定しておらず、ドキュメントの種類に応じてドキュメント内のどの箇所を対象としているかが判断できればよい。
手書き位置座標904には、ステップS502で手書き文章データファイルから抽出した手書き情報のページ内(手書き文章データファイル内)の座標(位置情報)を記録する。
手書き画像ファイルパス905には、ステップS502で記録した手書き画像データファイルへのパスを記録する。
入力ユーザID906(手書きしたユーザの情報であり、手書き情報である)には、ステップS402のスキャン時に判断された配布先ユーザIDを記録する。配布先ユーザIDは、ステップ307で基本文章を印刷する際に付加された情報から判断する。
図5の説明に戻る。
ステップS504では、図4の手書き情報スキャンフローのステップS403で一時的に作成した手書き文章データファイルをHDD208から削除する。
<図6の説明>
<図6の説明>
図6は、手書き情報(手書き画像ともいう)を基本文章に配置する手書き情報配置部の処理フローチャートであり、図11のステップS1105の詳細処理である。図6の各ステップは、複合機200のROM204もしくはHDD208に格納されたプログラムをRAM203にロードして複合機200のCPU202が実行することによって実施される。
ステップS601では、図5の手書き情報抽出フローチャートのステップS501で取得した基本文章情報(具体的には基本文章情報識別子)から図8の基本文章情報テーブル800を参照して基本文章データファイルを取得する。
ステップS602では、ステップS601と同じく図5の手書き情報抽出フローチャートのステップS501で取得した基本文章情報(具体的には基本文章情報識別子)から図9の手書き情報テーブルを参照して同じ基本文章情報識別子に該当する全ての手書き情報を取得する。
ステップS603では、ステップS602で取得した全ての手書き情報に対してステップS604〜S611の処理を実行する。
ステップS604では、手書き情報の基本文章識別子902の文章の対象ページ903のページにおいて、手書き位置座標904の位置に手書き画像ファイルパス905の画像を配置した際に既に配置済みの他の手書き画像と重なるかどうかを判断する。配置済みの他の画像と重なる場合は、ステップS606に移り、配置済みの他の手書き画像と重ならない場合は、ステップS605に移る。ステップS604は、本発明における、抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定手段の一例である。
具体的には、まず、既に配置済みの手書き情報の手書き位置座標904と現在配置しようとしている手書き画像の手書き位置座標904が同じかどうかを判断する。同じ場合は、ステップS606に移る。異なる場合には、現在配置しようとしている手書き画像について、手書き画像ファイルパスから取得した手書き画像の縦横サイズを計算する。そして、既に配置済みの手書き情報の手書き位置座標904を起点として、算出したサイズの領域内に現在配置しようとしている手書き情報の手書き位置座標904が含まれる場合は、ステップS606に移り、含まれない場合はステップS605に移る。
ステップS605では、手書き情報(具体的には手書き情報テーブル900の手書き位置座標904)を参照し基本文章の対象ページの該座標に手書き画像を配置する。ステップS605は、本発明における、基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成手段の一例である。
ステップS606では、基本文章の対象ページ内の余白を抽出する。抽出方法としては、ページ内で文章や図等のコンテンツが存在しない、かつ既に配置済みの手書き画像が存在しない領域を余白として抽出する方法が挙げられる。
ステップS607では、ステップS606で抽出した余白の中で処理中の手書き画像が配置可能な余白が存在するかどうかを判断する。判断基準としては、処理中の手書き情報の手書き位置座標に一番近く、手書き画像ファイルパスから取得した手書き画像の縦横サイズを計算し、算出したサイズの余白がページ内に存在すれば配置可能と判断する方法が挙げられる。逆に手書き画像の座標からの距離が遠い場合などには、ページ内に手書き画像を配置可能な余白が存在する場合でも配置可能な余白が無いと判断してもよい。
ステップS608では、処理中の手書き情報を配置可能な余白を作成することができるかどうかを判断する。余白の作成方法としては、印刷設定のうち用紙サイズの設定を現在のものより大きくする(例えば、A4からA3に変更する)ことで作成する方法(判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定され、かつ、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報が合成できない場合に、前記出力手段で出力する用紙のサイズの設定を、より大きい用紙のサイズに変更する用紙サイズ設定変更手段)や、既に配置済みの手書き画像のレイアウトを変更することで作成する方法などがある(例えば図10(b))。
ステップS608で余白作成可能と判断された場合は、ステップS609に移る。ステップS609では余白作成方法に従い余白を作成する。余白を作成する方法が複数ある場合には、ユーザに作成方法を選択させてもよいし、予め決められた優先度に従って余白作成方法を決定してもよい。
ステップS607で余白有りと判断された場合やステップS609で余白作成できた場合は、ステップS610に移るステップS610では、確保した余白に手書き画像を配置する。ステップS610は、本発明における、抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定手段で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成する合成手段の一例である。
ステップS610−2では、ステップS610で本来の手書き位置座標904と異なる位置座標に配置した手書き画像について、手書き情報テーブル900の手書き位置座標904をステップS610で配置した位置座標に変更する。
ステップS608で余白作成不可と判断された場合は、ステップS611に移る。ステップS611では、手書き画像を、対象のページではなく新規ページを作成しそのページに配置する(判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定された場合に、前記手書き情報を別の文書媒体に合成する)。なお、新規ページには、同一の基本文書で、かつ同一ページ番号である手書き画像をまとめるようにし、同一の基本文書でない、または同一ページ番号でない場合には、また別の新規ページに手書き画像を配置する。また、基本文章の対象ページの手書き画像が配置される位置の位置座標には、本来そこに手書き画像があったことをユーザが識別できるような情報(例えば図9の901等)のみを印刷する。
ステップS612では、全ての手書き画像を配置した基本文章をIMAGE BUS I/F209でイメージ化する。
ステップS613では、ステップS609でイメージ化した基本文章をプリンタI/F212を介してプリンタ2121で印刷する。なお、好ましくは、全ての手書き画像を配置した基本文章をページ番号順に印刷し、ステップS611で手書き画像を新規ページに配置した場合には、新規ページに配置した手書き画像が本来印刷されるべき基本文書のページ番号の次に、新規ページを出力するように制御することで、新規ページと、新規ページに配置した手書き画像が本来印刷されるべき基本文書の対応関係をユーザが識別しやすくすることが出来る。ステップS613は、本発明における、合成手段で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力手段の一例である。
以上が、図6の説明である。
なお、本実施例では、ステップS607において、ステップS606で抽出した余白の中で処理中の手書き画像が配置可能な余白が基本文書の対象ページに存在しないと判断された場合に、ステップS609で余白を作成するか、ステップS611で手書き画像を他の文章媒体に配置するとしたが、他の実施例として、手書き画像の縦横のサイズを小さくすることで、配置済みの他の手書き情報と重ならないように基本文書の対象ページに配置することが可能であれば、手書き画像の縦横のサイズを縮小して基本文書の対象ページに配置(判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定された場合に、前記手書き情報のサイズを縮小して、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成)しても良い。
また、本実施例では、ステップS605、ステップS610において、手書きがされていない基本文章の該当ページに手書き画像を配置するとしたが、他の実施例として、ステップS403でHDD208に保存した手書き文章の該当ページのうちのひとつ(手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつ)に、当該手書き文章の該当ページの基本文章を配置対象とする手書き画像をすべて配置しても良い。
また、本実施例では、図5および図6の各ステップを複合機200のCPU202が実行するとしたが、他の実施例として、図5の各ステップおよび図6のステップS612までの各ステップをクライアント端末101CPU201bが実行しても良い。
<図10の説明>
<図10の説明>
図10は、手書き情報を集約した基本文章を印刷した印刷物の一例を示している。上記処理フローに従い、基本文章に手書き情報テーブル900から取得した手書き情報(入力ユーザIDを含む)が付加されている。図10(a)に表示されている手書き情報M−001、M−003は、共に座標が(0,0)の位置に記載されている。そこで読み込み順に、まずM−001を座標(0,0)に付加している。そして、次に読み込んだM−003を、M−001の手書き情報画像が付加された領域を除いた余白で座標(0,0)に一番近いM−003が配置可能な余白に付加する。M−002の手書き情報は基本文書内の文章と重なっているため、元の文章と手書き情報を合わせて画像として配置している。なお、本実施例では、手書き情報テーブル900に登録された順に手書き情報を読み込んでいるが、初めにページ内の余白を認識し最適な順序で手書き情報画像を読み込んでもよいし、手書き文章が読み込まれた順序でもよく、特に限定しない。
また、図10(b)では同様に手書き情報を付加しようとするが、M−005を付加可能な余白が近くにないため用紙サイズを大きくすることで余白を確保し、M−005を配置している(ステップS609)。
以上、本発明によると、複数の同じ文章媒体に記載された異なる手書き情報を集約し、ひとつの文章媒体に適切に配置し、出力することが可能な仕組みを提供することができる。
また、手書き画像と共にユーザIDを配置することで、その手書き画像が誰の手書きであるかを、ユーザが識別することが出来る。
また、手書き画像と共にユーザIDを配置することで、その手書き画像が誰の手書きであるかを、ユーザが識別することが出来る。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このプログラムコードを読み出し実行可能な情報処理装置(コンピュータ)が前述した実施形態の機能を実現する。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
100 サーバ
101 クライアント端末
200 複合機
101 クライアント端末
200 複合機
Claims (8)
- 手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段と、
前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出手段と、
前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成手段と、
前記抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定手段と、
前記合成手段で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力手段と、
を備え、
前記合成手段は、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定手段で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とする情報処理装置。 - 前記位置情報には座標を含み、
前記判定手段は、前記抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記座標を用いて判定することを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記手書き情報には、前記手書き文書媒体に手書きしたユーザの情報を含むことを特徴とする請求項1、または2に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、更に、前記判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定され、かつ、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報が合成できない場合に、前記出力手段で出力する用紙のサイズの設定を、より大きい用紙のサイズに変更する用紙サイズ設定変更手段を備え、
前記合成手段は、前記用紙サイズ設定変更手段で用紙サイズを変更したことにより生じる余白に、前記手書き情報を配置することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記合成手段は、前記判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定された場合に、前記手書き情報のサイズを縮小して、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成する合成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記合成手段は、前記判定手段でそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なると判定された場合に、前記手書き情報を別の文書媒体に合成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段を備える情報処理装置における情報処理方法であって、
抽出手段が、前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出工程と、
判定手段が、前記抽出工程で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定工程と、
合成手段が、前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出工程で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成工程と、
出力手段が、前記合成工程で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力工程と、
を備え、
前記合成工程は、前記抽出工程で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定工程で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とする情報処理方法。 - 手書きされる元となる基本文書媒体に対してそれぞれ手書きされた手書き情報を含む複数の手書き文書媒体を電子化した画像データを記憶する記憶手段を備える情報処理装置として機能させるプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記複数の手書き文書媒体を電子化した画像データから、それぞれ前記手書き情報と当該手書き情報の位置情報を抽出する抽出手段と、
前記基本文書媒体を電子化した画像データ、または前記手書き文書媒体を電子化した複数の画像データのうちのひとつに、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報を、前記手書き文書媒体に手書きされていた位置と同じ位置に合成する合成手段と、
前記抽出手段で抽出したそれぞれの手書き情報がそれぞれ重なるか否かを、それぞれの手書き情報の前記位置情報を用いて判定する判定手段と、
前記合成手段で前記手書き情報が合成された前記画像データを文書媒体に印刷すべく当該画像データを出力する出力手段として機能させ、
前記合成手段は、前記抽出手段で抽出したそれぞれの前記手書き情報が重なると前記判定手段で判定された場合に、それぞれの当該手書き情報が重複しない位置にそれぞれの当該手書き情報を合成することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227457A JP2015089032A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2013227457A Pending JP2015089032A (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
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-
2013
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