JP3760733B2 - スキャンシステムおよびそのスキャン原稿連結方法、その制御プログラムを記録した媒体、そのサーバ、そのスキャナ - Google Patents

スキャンシステムおよびそのスキャン原稿連結方法、その制御プログラムを記録した媒体、そのサーバ、そのスキャナ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大量枚数の原稿を複数のスキャナに分けて読み込み、これら読み込んだ原稿画像データを一連の原稿として連結し印刷或いはファイル管理させるスキャンシステムに関し、特に、オペレータのスキャン原稿の連結操作の向上を図るようにしたスキャンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大量枚数の原稿を複数のスキャナを同時に使用して読込み一連の原稿として印刷するような印刷システムにおいては、以下のようなものがある。
【0003】
まず、特開平08-116429号公報(以下、「従来技術A」という。)には、複数のスキャナから読み込んで一連の原稿として自動的に処理する装置が示されている。
【0004】
しかしながら、この従来技術Aでは、スキャナとスキャナ以外をオペレータ(使用者)が占有することになり、他のオペレータが操作を行おうと思っても待たされるという問題がある。また、この従来技術Aでは、読み込まれた原稿の順番を指定する方法については記載されていない。
【0005】
これに対し、読込まれた原稿の順番を指定する方法として、特開平10-191011号公報(以下、「従来技術B」という。)の技術がある。
【0006】
しかしながら、この従来技術Bでは、予めオペレータ(操作者)が各スキャナと原稿の順番を対応付けておく必要があり、オペレータにとっては使いやすいものとはいえない。
【0007】
また、他の方法として、特開平11-243463号公報(以下、「従来技術C」という。)には、スキャナでスキャンしたものを一旦蓄積しておき、後から任意の順番で指定する方式が示されている。
【0008】
しかしながら、この従来技術Cでは、自分がスキャンしたものを識別して探し出してから連結指示を行う必要があるため、オペレータ(使用者)にとって使いやすいものとはいえない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来の印刷システムにあっては、大量枚数の原稿を複数の画像入力装置を同時に使用して読込み一連の原稿として印刷する場合、他のオペレータが介入できない。または、各スキャナで読込まれた原稿の順番を指定する時、各スキャナと原稿の順番を対応付ける、あるいは自分がスキャンしたものを探し出して連結指示を行う、という操作上の手間がありオペレータにとっては利用勝手が良くないという不都合があった。
【0010】
そこで、本発明は、大量枚数の原稿を複数のスキャナに分けて読み込み、これら読み込んだ原稿画像データを一連の原稿として連結し印刷或いはファイル管理させる場合のオペレータのスキャン原稿の連結操作の向上を図るようにしたスキャンシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、
少なくとも1つ以上のスキャナと、前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶管理するサーバとを備え、前記各スキャナは、読み込んだ原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記サーバに送信する送信手段を具備し、前記サーバは、前記各スキャナから受信した原稿画像データをそれぞれの読み込み開始時刻情報をもとに連結する連結手段を具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、
前記各スキャナは、読み込む原稿が連結原稿の先頭であることを示す情報を前記サーバに対して通知する通知手段を有し、前記サーバは、前記通知手段による通知を受けた場合、当該複数の原稿を連結して管理するスキャンジョブを識別する情報を生成し、該生成した情報に関連付けて前記各スキャナから受信する原稿画像データを記憶管理する記憶管理手段を有することを特徴する。
【0013】
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、
前記各スキャナは、読込んだ原稿画像データに、当該複数の原稿を連結して管理するスキャンジョブを識別する情報を追加して前記サーバに送信することを特徴とする。
【0014】
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、
前記各スキャナは、オペレータにより原稿を読込む際に前記スキャンジョブとして識別する情報を指定する指定手段を有し、読み込んだ原稿画像データと前記指定手段により指定された情報を関連付けて前記サーバに送信することを特徴とする。
【0015】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、
前記サーバは、前記各スキャナから送信されてきたスキャンジョブ識別情報と、読み込み開始時刻情報に基づいて複数の原稿画像データを連結することを特徴とする。
【0016】
また、請求項6の発明は、
少なくとも1つ以上のスキャナと、前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶するサーバとを備えて成るスキャンシステムにあって、前記サーバが前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信し、該受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理するとともに、該記憶管理する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結するようにしたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項7の発明は、
少なくとも1つ以上のスキャナと、前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶するサーバとを備えて成るスキャンシステムの制御プログラムを記録した媒体において、前記サーバが前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信する第1のステップと、該第1のステップにより受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理する第2のステップと、該第2のステップにより記憶管理する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結する第3のステップとを実行することを特徴とする。
【0018】
また、請求項8の発明は、
少なくとも1つ以上のスキャナとネットワークを介して接続されるスキャンシステムのサーバであって、前記各スキャナから送られる原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、該受信手段により受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理する記憶管理手段と、該記憶管理手段により記憶する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結する連結手段とを具備することを特徴とする。
【0019】
また、請求項9の発明は、
少なくとも1つ以上のスキャナにて読み込まれた複数の原稿画像データをそれぞれの読み込み開始時刻の情報に基づいて連結する機能を有するサーバにネットワークを介して接続されるスキャンシステムのスキャナであって、読み込んだ原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して前記サーバに送信する送信手段を具備することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る一実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、この発明を適用した印刷システムの概略構成を示す図である。
【0022】
図1に示すように、この印刷システムは、画像入力系としてのモニタ1(1A〜1N)(N:任意の整数)、スキャナ2(2A〜2N)(N:任意の整数)と、この印刷システムのサーバ3と、画像出力系としてのプリンタ4(4a〜4m)(m:任意の整数)、文書管理サーバ5と、クライアント端末6とを具備し、スキャナ2とサーバ3とプリンタ4と文書管理サーバ5とクライアント端末6がネットワーク7を介して接続されて構成されている。
【0023】
ここで、モニタ1(1A〜1N)は、スキャナ2(2A〜2N)に接続され、オペレータがスキャナ2を利用して印刷する場合に各種設定を行うための画面を表示する。
【0024】
また、スキャナ2(2A〜2N)は、オペレータによりセットされた原稿を読み取って得た画像データをサーバ3に対して出力する。
【0025】
また、サーバ3は、このシステムの印刷等を制御し、例えば、各スキャナ2(2A〜2N)からの印刷指示および画像データを受け取って印刷ジョブを実行する。具体的には、上記受け取った印刷指示に基づいて対応する画像データを印刷データに変換して該当するプリンタ4へ送信する。
【0026】
また、プリンタ4(4a〜4m)は、上記サーバ3から送られてきた印刷データに基づいて用紙上に画像を形成する。
【0027】
また、文書管理サーバ5は、各スキャナ2(2A〜2N)にて読み取って得られた画像データのファイル情報を管理するものであり、本発明では、複数のスキャナにて読み取られた一連の原稿の画像データのファイル情報を管理する。そして、クライアント端末6からの指示により再利用等に利用される。
【0028】
また、クライアント端末6は、アプリケーションソフトウェアの使用や文書管理サーバ5等へのアクセスを行う。
【0029】
なお、上記実施例では、画像入力系としてスキャナ2にモニタ1を接続した場合を示しているが、本発明は、これに限定されず、モニタ1を設置せずとも、このモニタ1上に表示される情報をスキャナ2のタッチパネル等の操作表示部に表示させるように構成しても良い。
【0030】
また、図2は、上記図1に示した印刷システムの各構成要素の構成を示すブロック図である。
【0031】
図2において、各スキャナ2(2A〜2N)は、制御部21により制御され、メモリ22とハードディスクなどの記憶装置23を有している。また、外部I/F(インタフェース)24を介してモニタ1(1A〜1N)が接続され、ネットワークI/F25を介してネットワーク7に接続されている。
【0032】
また、サーバ3は、制御部31により制御され、メモリ32とハードディスクなどの記憶装置33を有している。また、外部I/F(インタフェース)34を介してディスプレイ等の表示装置35が接続され、外部I/F(インタフェース)36を介してキーボードやマウス等の入力装置37が接続され、ネットワークI/F38を介してネットワーク7に接続されている。
【0033】
また、文書管理サーバ5は、制御部51により制御され、メモリ52とハードディスクなどの記憶装置53を有している。また、ネットワークI/F58を介してネットワーク7に接続されている。
【0034】
また、クライアント端末6は、制御部61により制御され、メモリ62とハードディスクなどの記憶装置63を有している。また、外部I/F(インタフェース)64を介してディスプレイ等の表示装置65が接続され、外部I/F(インタフェース)66を介してキーボードやマウス等の入力装置67が接続され、ネットワークI/F68を介してネットワーク7に接続されている。
【0035】
そして、上記各制御部21、31、51、61は、アプリケーションなどのソフトウェアにより動作する。
【0036】
なお、ネットワーク7には、図示しない他のクライアント端末やファイル管理サーバ等を接続することも可能である。
【0037】
図3乃至図5は、上記図1および図2に示したモニタ1(1A〜1N)上に表示される表示画面の一構成例を示す図である。
【0038】
まず、図3は、上記図1および図2に示したモニタ1(1A〜1N)上に表示されるメニュー画面110の一構成例を示す。
【0039】
図3に示すように、このメニュー画面110には、1台のスキャナを使用して通常のスキャンをする場合に用いられるボタンアイコン111と、複数のスキャナを使用してスキャンをする場合に用いられるボタンアイコン112とを具備して構成されている。
【0040】
なお、ここで、例えば、オペレータが上記ボタンアイコン111を押下して選択すると、図示しない印刷指示情報を設定する設定画面へと切替わる。そして、その画面を使用してオペレータは、例えば、印刷指示情報として、両面印刷を行う、ステープル有り、出力先の指定(プリンタ名或いは文書管理サーバ等)などを設定する。
【0041】
他方、オペレータが上記ボタンアイコン112を押下して選択すると、後述する新規/追加ジョブ選択の設定画面に切替わる(図4参照)。
【0042】
なお、ここでいう、複数のスキャナを使用してスキャンをする場合とは、例えば、一人のオペレータが大量枚数の原稿を印刷する順番に上から複数に分け、複数のスキャナにセットして読込ませて後で一連の原稿として印刷出力する場合である。
【0043】
図4は、上記図3に示したメニュー画面110上のボタンアイコン112を選択した場合にモニタ1(1A〜1N)上に表示される新規/追加ジョブ選択設定画面120の一構成例を示す。なお、この新規/追加ジョブ選択設定画面120は、複数のスキャナを使用してスキャンをする場合に、新規に複数スキャナのジョブを開始するか、すでに開始されているジョブに追加するかを選択するための画面である。
【0044】
図4に示すように、この新規/追加ジョブ選択設定画面120には、新規に複数スキャナのジョブを開始する場合に用いられるボタンアイコン121と、すでに開始されているジョブに追加する場合に用いられるボタンアイコン122と、設定の取り消しをする場合に用いられるボタンアイコン123と、この設定画面を終了して閉じる場合に用いられるボタンアイコン124と、上記ボタンアイコン121を選択した後にスキャンを開始する場合に用いられるボタンアイコン125とを具備して構成されている。
【0045】
なお、ここで、例えば、オペレータが上記ボタンアイコン121を押下して選択すると、図示しない印刷指示情報を設定する設定画面へと切替わる。そして、その画面を使用してオペレータは、例えば、印刷指示情報として、両面印刷を行う、ステープル有り、出力先の指定(プリンタ名或いは文書管理サーバ等)などを設定する。
【0046】
また、他方、オペレータが上記ボタンアイコン122を押下して選択すると、後述する追加ジョブリスト表示画面に切替わる(図5参照)。
【0047】
図5は、上記図4に示した新規/追加ジョブ選択設定画面120上のボタンアイコン122を選択した場合にモニタ1(1A〜1N)上に表示される追加ジョブリスト表示画面130の一構成例を示す。なお、この追加ジョブリスト表示画面130は、すでに開始されているジョブにスキャンする原稿を追加する場合に用いられる。
【0048】
図5に示すように、この追加ジョブリスト表示画面130には、さらに追加する原稿がある(すなわち、このスキャナ以外に他のスキャナでスキャンさせる原稿がある)旨をサーバ3に通知指示する場合に用いられるボタンアイコン131と、次の原稿なしでスキャン終了後にコピーを開始する(すなわち、このスキャナにセットする原稿で読み込みを終了する)旨をサーバ3に通知指示する場合に用いられるボタンアイコン132と、スキャン原稿なしですぐにコピーを開始する(すなわち、このスキャナで読込む原稿がすでに無い場合にすぐにコピーを開始する)旨をサーバ3に指示する場合に用いられるボタンアイコン133と、このスキャナで読込ませる原稿を追加するジョブを選択指定する場合に用いられるボタンアイコン134(134a〜134e)と、設定の取り消しをする場合に用いられるボタンアイコン135と、上記ボタンアイコン134aを選択し、ボタンアイコン131とボタンアイコン132のいずれかを選択した後にスキャンを開始する場合に用いられるボタンアイコン136と、原稿を追加するリストジョブ毎に詳細な設定を確認する場合に用いられるボタンアイコン137とを具備して構成されている。
【0049】
そして、この実施例では、原稿を追加するジョブの識別情報としては、ジョブ毎に固有の識別子を示す「ジョブID」と、そのジョブの名前を示す「ジョブ名」と、複数のスキャナを使用して読込んだ原稿を一連の原稿として印刷する印刷ジョブを作成した時に最初に利用したスキャナの名前を示す「先頭のスキャナ名」と、その先頭のスキャナでスキャンを開始した時刻を示す「スキャン開始時刻」とを有している。
【0050】
オペレータは、上記各識別情報のいずれかを判断材料にしてこのスキャナで読込ませる原稿を追加したい印刷ジョブを選択する。
【0051】
なお、この例では、追加リストのジョブの一例として、ジョブ識別情報「ジョブID」が「0001」、「ジョブ名」が「ビルドジョブ1」、「先頭のスキャナ名」が「スキャナA」、「スキャン開始時刻」が「10:00」のリストジョブと、ジョブ識別情報「ジョブID」が「0010」、「ジョブ名」が「ビルドジョブ10」、「先頭のスキャナ名」が「スキャナN」、「スキャン開始時刻」が「10:10」のリストジョブとが表示されている状態を示している。
【0052】
また、この例では、他のオペレータによる印刷ジョブが存在する場合には、現在、サーバ3で管理されている全ての印刷ジョブを表示する構成を示しているが、これに限定されず、オペレータのコードIDに応じてオペレータ毎の印刷ジョブを表示するように構成しても良い。そうすると、よりオペレータの使い勝手が良くなる。
【0053】
なお、この実施例では、上記図3乃至図5に示したモニタ1(1A〜1N)の画面上に表示される各ボタンアイコンをオペレータ(操作者)が手などで触れることにより、該当する項目が選択される構成となっている。
【0054】
また、図6は、上記図1及び図2に示したサーバ3で管理されるビルドジョブの一管理形態の概念図を示す図である。なお、ここでいうビルドジョブとは、複数のスキャナを使用してスキャンした複数の原稿の画像データを一連の原稿として印刷する場合に用いられる印刷ジョブのことである。
【0055】
図6に示すように、このビルドジョブ(1)では、スキャナ2(A〜N)から送られてきた印刷指示情報に基づき、各種のジョブ属性の情報と、各スキャナ2(A〜N)で読み取って得られた画像データのファイルとを関連付けて記憶管理している様子を示している。そして、本発明では、特に、各スキャナ毎の画像データのファイルに対応付けて、上記印刷指示情報に含まれるスキャン開始時刻の情報を記憶管理している。
【0056】
この例では、各種のジョブ属性情報として、例えば、「両面印刷をする」、「ステープル有り」、「スキャン実行中のスキャナ名:スキャナB/スキャナC」、「複数スキャン終了:否(FALSE)」、「ドキュメントファイル出力先:プリンタA」と、スキャナAで読み取って得られた画像データのファイルに対応付けて記憶管理されるスキャン開始時刻「10:00」がセットされている場合を示している。
【0057】
次に、上記構成による本発明の処理動作について図7乃至図9を用いて説明する。
【0058】
図7は、上記図1及び図2に示した各スキャナ2(A〜N)の処理動作手順を示す図である。
【0059】
図7に示すように、スキャナ2では、オペレータによる「複数のスキャナを同時に使用してコピーする」項目(図3参照)の指定操作が検出されると(ステップS101YES)、この処理が開始される。なお、「通常のスキャンをする」項目(同図3参照)の指定操作が検出された場合には(ステップS109)、通常のスキャン処理へと移行する。
【0060】
その後、スキャナ2では、オペレータによる「新規に複数スキャナのジョブを開始する」項目(図4参照)の指定操作が検出された場合(ステップS102YES)、図示しない印刷指示設定画面が表示される(ステップS103)。
【0061】
次いで、スキャナ2では、オペレータによる印刷指示の設定操作が検出され、スキャンスタートボタンの指定操作が検出されると(ステップS104)、スキャン開始時の時刻情報を記憶する(ステップS105)。
【0062】
その後、スキャナ2では、サーバ3に対して新規に複数のスキャナのジョブを開始することを通知するとともに、自機でのスキャン実行中を通知する(ステップS106)。
【0063】
スキャンが終了すると(ステップS107YES)、スキャナ2では、上記記憶したスキャン開始時刻を示す情報を含む印刷指示データおよびスキャンして得た原稿画像データを送信し(ステップS108)、その後、この処理を終了する。
【0064】
他方、上記ステップS102の判定で、オペレータによる「新規に複数スキャナのジョブを開始する」項目(図4参照)の指定操作が検出されず(ステップS102NO)、オペレータにより「すでに開始されているジョブに追加する」項目の指定操作が検出された場合(ステップS110)、スキャナ2では、サーバ3に追加ジョブリストの表示要求を行う(ステップS111)。
【0065】
これにより、サーバ3から追加ジョブの内容を受信して追加ジョブリストの内容を表示する(ステップS112)。
【0066】
その後、オペレータによる原稿を追加するジョブの指定操作が検出されると(ステップS113)、次いで、オペレータにより「さらに追加する原稿有り」項目(図5参照)の指定操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS114)。
【0067】
この判定の結果、オペレータにより「さらに追加する原稿有り」項目の指定操作が検出されたと判定された場合(ステップS114YES)、次いで、スキャナ2では、オペレータによるスキャンスタートボタンの指定操作が検出されると(ステップS115)、スキャン開始時の時刻情報を記憶する(ステップS116)。
【0068】
その後、スキャナ2では、サーバ3に対して上記指定されたジョブに自機でスキャンして得た原稿画像データを追加することを指示するとともに、自機でのスキャン実行中を通知する(ステップS117)。
【0069】
スキャン終了すると(ステップS118YES)、スキャナ2では、サーバ3に対してスキャン開始時刻を示すデータと、スキャンして得た画像データを送信し(ステップS119)、その後、この処理を終了する。
【0070】
また、他方、上記ステップS114の判定の結果、オペレータによる「さらに追加する原稿有り」項目の指定操作が検出されないと判定された場合(ステップS114NO)、次いで、スキャナ2では、オペレータにより「次原稿無しスキャン終了後コピーを開始」項目の指定操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS120)。
【0071】
この判定の結果、オペレータにより「次原稿無しスキャン終了後コピーを開始」項目の指定操作が検出されたと判定された場合(ステップS120YES)、その後、オペレータによるスキャンスタートボタンの指定操作が検出されると(ステップS121)、スキャナ2では、スキャン開始時の時刻情報を記憶する(ステップS122)。
【0072】
その後、スキャナ2では、サーバに対して上記指定されたジョブに追加する画像データが自機で最後であることを通知するとともに、自機でのスキャン実行中を通知する(ステップS123)。
【0073】
その後、スキャナ2では、上述のステップS118に移行して以下同様の処理を行う。
【0074】
更に、他方、上記ステップS120の判定の結果、オペレータによる「次原稿無しスキャン終了後コピーを開始」項目の指定操作が検出されないと判定された場合(ステップS120NO)、次いで、スキャナ2では、オペレータによる「スキャン原稿無しすぐにコピーを開始」項目の指定操作が検出されたかどうかを判定する(ステップS124)。
【0075】
この判定の結果、「スキャン原稿無しすぐにコピーを開始」項目の指定操作が検出されたと判定された場合(ステップS124YES)、スキャナ2では、サーバに対して上記指定されたジョブの実行を指示し(ステップS125)、その後、この処理を終了する。
【0076】
なお、上記ステップS124の判定の結果、「スキャン原稿無しすぐにコピーを開始」項目の指定操作が検出されないと判定された場合(ステップS124NO)、上述のステップS114に戻って以下同様の処理を行う。
【0077】
図8は、上記図1及び図2に示したサーバ3の処理動作の手順を示すフローチャートであり、特に、この場合は、スキャナ2(2A〜2N)から複数スキャン使用宣言通知を受けた場合の処理動作の手順を示している。
【0078】
図8に示すように、サーバ3では、まず、あるスキャナ2から新規に複数のスキャナを使用したジョブを開始する旨の通知を受け取ると(ステップS201)、この処理を開始する。
【0079】
次いで、サーバ3では、複数スキャナのジョブを作成する(ステップS202)。
【0080】
その後、該スキャナからスキャン実行中の通知を受け取ると(ステップS203)、次いで、上記作成したジョブのジョブ属性[スキャン実行中のスキャナ名]に該当するスキャナ名をセットする(ステップS204)。
【0081】
その後、しばらくしてから(通常、大量枚数の原稿をスキャンするので)該スキャナから印刷指示データ及び原稿画像データを受信すると(ステップS204YES)、上記作成したジョブに各種ジョブ属性をセットし、原稿画像データを関係付けて記憶するとともに、該記憶した原稿画像データに対応付けてスキャン開始時の時刻情報をセットする(ステップS205)。
【0082】
その後、サーバ3では、ジョブ属性[スキャン実行中のスキャナ名]から該スキャナ名を削除して(ステップS207)、この処理を終了する。
【0083】
図9は、上記図1及び図2に示したサーバ3の処理動作の手順を示すフローチャートであり、特に、この場合は、スキャナ2(2A〜2N)から複数スキャナのジョブに自機で読込んだ原稿画像データを追加するよう指示された場合の処理動作の手順を示している。
【0084】
図9に示すように、まず、サーバ3では、あるスキャナ2(2A〜2N)から追加ジョブリストの表示要求が有ると(ステップS301YES)、この処理を開始する。
【0085】
その後、サーバ3は、現在管理しているジョブのリスト内容を該スキャナ2に送信する(ステップS302)。
【0086】
その後、サーバ3では、該スキャナ2から指定されたジョブに原稿画像データを追加する旨の通知が有ったかどうかを判定する(ステップS303)。
【0087】
この判定の結果、該スキャナ2から指定されたジョブに原稿画像データを追加する旨の通知が有ったと判定された場合(ステップS303YES)、次いで、サーバ3では、該スキャナ2からスキャン実行中の通知を受信すると(ステップS304)、上記指定されたジョブのジョブ属性[スキャン実行中のスキャナ名]に該スキャナ名をセットする(ステップS305)。
【0088】
その後、しばらくして該スキャナ2からスキャン開始時の時刻情報及び原稿画像データを受信すると(ステップS306)、該指定されたジョブに原稿画像データを追加し、該追加した原稿画像データに対応付けてスキャン開始時の時刻情報をセットする(ステップS307)。
【0089】
その後、サーバ3では、該指定されたジョブのジョブ属性[複数スキャン終了]にTRUEがセットされているかどうかを判定する(ステップS308)。
【0090】
この判定の結果、ジョブ属性[複数スキャン終了]にTRUEがセットされていると判定されると(ステップS308YES)、次いで、当該ジョブに追加される全てのスキャナからの原稿画像データが到着しているかどうかを判定する(ステップS309)。
【0091】
この判定の結果、すべてのスキャナからの原稿画像データが到着していると判定されると(ステップS309YES)、サーバ3では、追加された各画像データ毎に対応付けて管理されるスキャン開始時の時刻情報に基づいて画像データの並び順を該各スキャン開始時刻の早い順番に並び換える(ステップS310)。
【0092】
その後、サーバ3では、印刷指示情報に基づいて各スキャナの画像データを印刷データに変換し、該当するプリンタ4(4a〜4m)に送信して(ステップS311)、この処理を終了する。
【0093】
他方、上記ステップS303の判定の結果、該スキャナ2から指定されたジョブに原稿画像データを追加する旨の通知が無いと判定された場合(ステップS303NO)、次いで、サーバ3では、該スキャナから指定されたジョブに追加する原稿画像データが最後である旨の通知が有るかどうかを判定する(ステップS312)。
【0094】
この判定の結果、該スキャナから指定されたジョブに追加する原稿画像データが最後である旨の通知が有ったと判定した場合(ステップS312YES)、次いで、サーバ3では、上記指定されたジョブのジョブ属性[複数スキャン終了]にTRUEをセットする(ステップS313)。
【0095】
その後、サーバ3では、上述のステップS104の処理に移行して以下同様の処理を行う。
【0096】
また、上記ステップS312の判定の結果、該スキャナから指定されたジョブに追加する原稿画像データが最後である旨の通知が無いと判定されると(ステップS312NO)、次いで、サーバ3では、該スキャナ2から指定されたジョブの実行指示が有るかどうかを判定する(ステップS314)。
【0097】
この判定の結果、該スキャナ2から指定されたジョブの実行指示が有ると判定された場合(ステップS314YES)、サーバ3では、上述のステップS310に移行して以下同様の処理を行う。
【0098】
更に、上記ステップS314の判定の結果、スキャナ2から指定されたジョブの実行指示が無いと判定された場合(ステップS314NO)、上述のステップS303の処理に戻って、以下同様の処理を行う。
【0099】
このような構成によると、一人のオペレータが大量枚数の原稿を複数のスキャンを使用して読込ませ、所望の並び順で一連の原稿として印刷させる場合、オペレータは印刷する順番に合わせて各スキャナでのスキャン開始順を決定しさえすれば、サーバ側でスキャン開始時刻に従って原稿(画像データ)の印刷順序の並び順を自動的に変更してくれるので、予めの順序指定や、スキャン文書が全て揃った後の順序指定が不要となり、オペレータにとって分かり易いスキャン文書の連結機能を提供することが可能となる。
【0100】
また、各スキャナの能力の違いによって順番がばらばらでサーバにドキュメントが送信されてくるような場合でも、サーバ側では、各スキャナでのスキャン開始時刻に従って原稿(画像データ)の印刷順序の並び順を変更するようにしているので、複数のスキャナで読込んだ原稿を一連の原稿として印刷する場合でも、正しい順番で印刷を実行することが可能となる。
【0101】
なお、この構成によると、従来のように、オペレータはスキャナの名前を指定して文書の順番を指定するとか、自分がスキャンした文書の名前を全部覚えておいて後から一つにまとめる等の煩雑な操作を行わなくても済むようになる。
【0102】
また、上記実施例においては、複数のスキャナを利用してスキャンした原稿を一連の原稿として印刷する場合を例にして説明したが、本発明は、これに限定されることなく、複数のスキャナでスキャンした原稿の画像データのファイルを一連の原稿の画像データのファイルとして文書管理サーバ5に記憶管理するようにしても良い。そして、この文書管理サーバ5に記憶された画像データのファイルをオペレータがクライアント端末6などから指示して再利用等に供することが可能となる。
【0103】
また、サーバに一連の原稿として印刷せしめるための印刷ジョブへ追加する画像データの受け付けを締め切った旨を検出させる方法としては、上記実施例に示した追加するドキュメントの終わりをサーバに通知する方法以外の変形例として、
まず、(1)指定時間後に自動的にジョブ処理を開始する方法が考えられる。これは、ジョブ作成時に作成時刻から一定時間後(例えば、15分後等)にスキャン受付けを締め切って自動で処理を開始するものである。
【0104】
また、(2)ジョブ作成時にあらかじめドキュメント数を指定し、ドキュメントが指定数揃ったら自動的にジョブを開始する方法が考えられる。これは、ジョブ作成時に何台のスキャナで読込むかわかっている場合に有効である。
【0105】
なお、最後に、複数のスキャナを同時に使用してコピーする場合の各スキャナでのオペレータの操作の流れについて一例を挙げて説明する。
【0106】
図10は、あるオペレータが複数のスキャナとして3台のスキャナA、B、Cを使用し、最初のスキャンをスキャナAで、最後のスキャンをスキャナCで行う場合の各スキャナでのオペレータの操作の流れと、スキャンから印刷までの流れを示すイメージ図である。
【0107】
図10において、あるオペレータは、まず、大量枚数の原稿を複数のスキャナを同時に使用してコピーを行うようにスキャナAからサーバ3に通知するための操作と、スキャナAで上記大量枚数の原稿の一部を読込ませるための操作を行う。
【0108】
A−1):まず、オペレータは、スキャナA(2A)に接続されたモニタA(1A)上に表示されるメニュー画面110(図3参照)を用いて「複数のスキャナを同時に使用してコピーする」項目を選択指定するためのボタンアイコン111を押下して選択する。
【0109】
A−2):すると、モニタA(1A)上に新規/追加ジョブ選択設定画面120(図4参照)が表示される。その後、オペレータは、この画面上の「新規に複数スキャナのジョブを開始する」項目を選択するためのボタンアイコン121を押下する。
【0110】
これにより、モニタA(1A)上には、図示しない印刷指示設定画面が表示され、この画面を用いてオペレータは、出力先プリンタ名や、各種パラメータ(両面印刷、或いはステープル有りなど)の印刷指示を設定する。
【0111】
A−3):オペレータは、各種印刷指示の設定が完了すると、スキャンスタートボタンを押下してスキャンを開始させる。
【0112】
これにより、サーバ3に対して大量枚数の原稿を自機を含む複数のスキャナを同時に使用してコピーを行う旨を通知される。
【0113】
その後、オペレータは、スキャナB(2B)に移動して、次の原稿を上記スキャナA(1A)で使用宣言したことにより作成されたジョブに追加するための操作を行う。
【0114】
B−1):まず、オペレータは、スキャナB(2B)に接続されたモニタB(1B)上に表示されるメニュー画面110(図3参照)を用いて「複数のスキャナを同時に使用してコピーする」項目を選択指定するためのボタンアイコン111を押下して選択する。
【0115】
B−2):すると、モニタB(1B)上に新規/追加ジョブ選択設定画面120(図4参照)が表示される。その後、オペレータは、この画面上の「すでに開始されているジョブに追加する」項目を選択するためのボタンアイコン122を押下する。
【0116】
すると、モニタB(1B)上には、追加ジョブリスト表示画面130(図5参照)が表示される。
【0117】
これにより、オペレータには、先ほど使用宣言したスキャナAのビルドジョブほか他の使用宣言しているジョブなどがリストで見える。
【0118】
そして、オペレータは、この画面を用いて所望の原稿追加ジョブを選択するためのボタンアイコン134(134a〜134e)を押下する。
【0119】
その後、この場合、まだスキャナCで追加する原稿があるため、「更に追加する原稿有り」項目をボタンアイコン131を押下して選択する。
【0120】
B−3):最後に、スキャンスタートボタンのアイコン136を押下してスキャンを開始させる。
【0121】
その後、オペレータは、スキャナC(2C)に移動して、残りの原稿を上記スキャナA(1A)で使用宣言したことにより作成されたジョブに追加するための操作を行う。
【0122】
C−1):まず、オペレータは、スキャナC(2C)に接続されたモニタC(1C)上に表示されるメニュー画面110(図3参照)を用いて「複数のスキャナを同時に使用してコピーする」項目を選択指定するためのボタンアイコン111を押下して選択する。
【0123】
C−2):すると、モニタC(1C)上に新規/追加ジョブ選択設定画面120(図4参照)が表示される。その後、オペレータは、この画面上の「すでに開始されているジョブに追加する」項目を選択するためのボタンアイコン122を押下する。
【0124】
すると、モニタC(1C)上には、追加ジョブリスト表示画面130(図5参照)が表示される。
【0125】
これにより、オペレータには、先ほど使用宣言したスキャナCのビルドジョブほか他の使用宣言しているジョブなどがリストで見える。
【0126】
そして、オペレータは、この画面を用いて所望の原稿追加ジョブを選択するためのボタンアイコン134(a〜e)を押下する。
【0127】
その後、この場合、もう追加する原稿がないため、「次原稿無しスキャン終了後コピーを開始」項目をボタンアイコン132を押下して選択する。
【0128】
B−3):最後に、スキャンスタートボタンのアイコン136を押下してスキャンを開始させる。
【0129】
以上、これらの操作により、サーバ3では、これらスキャナA〜C(2A〜2C)を同時に使用してコピーを行なうためのジョブを作成し、この印刷ジョブによる印刷を該当するプリンタで行わせる。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスキャンシステムによれば、大量枚数の原稿を複数のスキャナに分けて読み込み、これら読み込んだ原稿画像データを一連の原稿として連結し印刷或いはファイル管理させる場合、サーバが各スキャナから受信した原稿画像データをそれぞれの読み込み開始時刻情報をもとに連結するようにしたため、予めの順序指定、若しくはスキャンドキュメントが全て揃った後の順序指定などが不要となり、これにより、オペレータのスキャン原稿の連結操作の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した印刷システムの概略構成を示す図。
【図2】図1に示した印刷システムの各構成要素の構成を示すブロック図。
【図3】図1および図2に示したモニタ上に表示される表示画面の一構成例を示す図。
【図4】図1および図2に示したモニタ上に表示される表示画面の一構成例を示す図。
【図5】図1および図2に示したモニタ上に表示される表示画面の一構成例を示す図。
【図6】図1及び図2に示したサーバで管理されるビルドジョブの一管理形態の概念図を示す図。
【図7】図1及び図2に示した各スキャナ(A〜N)の処理動作手順を示す図。
【図8】図1及び図2に示したサーバの処理動作の手順を示すフローチャート。
【図9】図1及び図2に示したサーバの処理動作の手順を示すフローチャート。
【図10】あるオペレータが複数のスキャナとして3台のスキャナA、B、Cを使用し、最初のスキャンをスキャナAで、最後のスキャンをスキャナCで行う場合の各スキャナでのオペレータの操作の流れと、スキャンから印刷までの流れを示すイメージ図。
【符号の説明】
1(1A〜1N)…モニタ、2(2A〜2N)…スキャナ、3…サーバ、4(4a〜4m)…プリンタ、5…文書管理サーバ、6…クライアント端末、7…ネットワーク、21、31、51、61…制御部、22、32、52、62…メモリ、23、33、53、63…記憶装置、24、34、36、64、66…外部I/F、25、38、58、68…ネットワークI/F、111、112、121、122、123、124、125、131、132、133、134(134a〜134e)、135、136、137…ボタンアイコン

Claims (9)

  1. 少なくとも1つ以上のスキャナと、
    前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶管理するサーバと
    を備え、
    前記各スキャナは、
    読み込んだ原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記サーバに送信する送信手段
    を具備し、
    前記サーバは、
    前記各スキャナから受信した原稿画像データをそれぞれの読み込み開始時刻情報をもとに連結する連結手段
    を具備することを特徴とするスキャンシステム。
  2. 前記各スキャナは、
    読み込む原稿が連結原稿の先頭であることを示す情報を前記サーバに対して通知する通知手段を有し、
    前記サーバは、
    前記通知手段による通知を受けた場合、当該複数の原稿を連結して管理するスキャンジョブを識別する情報を生成し、該生成した情報に関連付けて前記各スキャナから受信する原稿画像データを記憶管理する記憶管理手段
    を有することを特徴する請求項1記載のスキャンシステム。
  3. 前記各スキャナは、
    読込んだ原稿画像データに、当該複数の原稿を連結して管理するスキャンジョブを識別する情報を追加して前記サーバに送信することを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  4. 前記各スキャナは、
    オペレータにより原稿を読込む際に前記スキャンジョブとして識別する情報を指定する指定手段を有し、
    読み込んだ原稿画像データと前記指定手段により指定された情報を関連付けて前記サーバに送信することを特徴とする請求項3記載のスキャンシステム。
  5. 前記サーバは、
    前記各スキャナから送信されてきたスキャンジョブ識別情報と、読み込み開始時刻情報に基づいて複数の原稿画像データを連結することを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  6. 少なくとも1つ以上のスキャナと、
    前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶するサーバと
    を備えて成るスキャンシステムにあって、
    前記サーバが前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信し、
    該受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理するとともに、
    該記憶管理する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結する
    ようにしたことを特徴とするスキャンシステムのスキャン原稿連結方法。
  7. 少なくとも1つ以上のスキャナと、
    前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データを前記ネットワークを介して受信し記憶するサーバと
    を備えて成るスキャンシステムの制御プログラムを記録した媒体において、
    前記サーバが前記各スキャナにて読み込まれた原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信する第1のステップと、
    該第1のステップにより受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理する第2のステップと、
    該第2のステップにより記憶管理する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結する第3のステップとを実行することを特徴とするスキャンシステムの制御プログラムを記録した媒体。
  8. 少なくとも1つ以上のスキャナとネットワークを介して接続されるスキャンシステムのサーバであって、
    前記各スキャナから送られる原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した原稿画像データと該原稿画像データの読み込み開始時刻情報とを関連付けて記憶管理する記憶管理手段と、
    該記憶管理手段により記憶する複数の原稿画像データを各原稿画像データに関連付けられた読み込み開始時刻情報に基づいて連結する連結手段と
    を具備することを特徴とするサーバ。
  9. 少なくとも1つ以上のスキャナにて読み込まれた複数の原稿画像データをそれぞれの読み込み開始時刻の情報に基づいて連結する機能を有するサーバにネットワークを介して接続されるスキャンシステムのスキャナであって、
    読み込んだ原稿画像データとその読み込み開始時刻情報とを前記ネットワークを介して前記サーバに送信する送信手段を具備することを特徴とするスキャナ。
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