JP2006217212A - スキャンシステム、スキャン管理装置及びスキャナ装置 - Google Patents

スキャンシステム、スキャン管理装置及びスキャナ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多量の原稿を複数のスキャナ装置で分担して読み取る場合に、各々のスキャナ装置を有効に活用してスキャン作業を効率良く行えるスキャンシステムを実現する。
【解決手段】サーバ1と複数の複合機2,3,4とを有するスキャンシステムであり、サーバ1は、所定の原稿単位でスキャン指示情報をスキャンリストに登録する手段と、リスト登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定し且つ複合機でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を、当該複合機から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新する手段とを備え、各々の複合機は、サーバ1からスキャンリストを取得する手段と、取得したスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報を選択する手段と、選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況をサーバ1に通知する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを活用したスキャンシステムと、このスキャンシステムに用いられるスキャン管理装置及びスキャナ装置に関する。
大量の原稿の画像を1つのスキャナ装置(画像読取装置)で読み取ると、全ての原稿を読み終えるまでに長い時間がかかる。そのため、読み取りの所要時間を短縮するには複数のスキャナ装置を用いることが有効である。複数のスキャナ装置を用いる場合は、各々のスキャナ装置に予め原稿を分配して画像の読み取り作業(スキャン作業)を並列的に進める必要がある。
複数のスキャナ装置を用いる場合は、スキャン作業を効率的に進めるにあたって、各々のスキャナ装置に、どの程度の割合で原稿を分担させるかが重要となる。例えば、スキャンすべき原稿が全部で900枚あって、スキャンに使用できるスキャナ装置が3つ存在する場合に、単に900枚の原稿を均等の割合(1/3ずつ)で分配しただけではスキャン作業を効率良く行うことができない。これは、各々のスキャナ装置で行われるスキャン作業の進捗状況が、スキャナ装置の性能(スキャン速度等)や、原稿の種別(カラー原稿、白黒原稿、原稿サイズなど)、さらにはスキャン作業を担当する作業者の動作速度などによって大きく変わるためである。
そのため、複数のスキャナ装置に対して原稿の分担を均等割りした場合や適当に振り分けた場合は、各々のスキャナ装置でスキャン作業を終える時期がバラバラになってしまう。また、いずれかのスキャナ装置でスキャン作業中に何らかのトラブルが発生してスキャン作業を中断した場合は、スキャン作業の終了時期の格差がますます大きくなってしまう。
この対策としては、先にスキャン作業を終えたスキャナ装置に、他のスキャナ装置でスキャン作業を実施していない原稿を振り分けることも考えられるが、そうした場合は、原稿の読み取り順序に狂いが生じ、その後の順序合わせが面倒になる。こうした点に関して、例えば、下記特許文献1には、少なくとも1台のコンピュータと複数台のスキャナとをネットワークを介して接続してなるネットワークスキャナシステムにおいて、スキャンすべき原稿をスキャナの台数に応じて分割するとともに、各々の分割原稿を割り当てたスキャナに対し、原稿の入力順をコンピュータで設定し、各々のスキャナで読み取られた原稿の画像をコンピュータに転送するとともに、その原稿の画像情報を先に設定した入力順にしたがってコンピュータで並べ替える技術が記載されている。
また、下記特許文献2には、複数のスキャナで読み取った原稿の画像データをサーバで受信するとともに、それぞれの読取開始時刻情報に基づいて原稿の画像データを連結する技術が記載されており、下記特許文献3には、複数のスキャナにそれぞれ読取開始の指示を行い、この読取開始指示の時間順序にしたがって、対応するスキャナで読み取られた画像データを連結する技術が記載されている。
特開平10−191011号公報 特開2002−33879号公報 特開2002−368945号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術は、原稿の割り当てと原稿の入力順を予め設定するものであるため、スキャン作業の途中で原稿の割り当てを変更するには、その都度、コンピュータで原稿の入力順を設定しなおす必要がある。また、上記特許文献2,3に記載の従来技術は、読取開始時刻情報や読取開始指示の時間順序にしたがって原稿の画像データを連結するものであるため、スキャン作業の途中で原稿の割り当てを変更するには、元々の原稿の並び順を考慮して読取開始やその指示を行う必要がある。したがって、各々のスキャナ装置でのスキャン作業が非常に煩雑なものとなってしまう。
本発明に係るスキャンシステムは、スキャン管理装置と複数のスキャナ装置とをネットワークで接続してなるスキャンシステムであって、スキャン管理装置は、所定の単位で区分された複数の原稿のスキャン指示情報をスキャンリストに登録するリスト登録手段と、このリスト登録手段によってスキャンリストに登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定するとともに、スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を、当該スキャナ装置から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新するリスト管理手段とを備え、各々のスキャナ装置は、スキャン管理装置からスキャンリストを取得するリスト取得手段と、このリスト取得手段で取得したスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報を選択する選択手段と、この選択手段で選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況をスキャン管理装置に通知する通知手段とを備えるものである。
本発明に係るスキャンシステムにおいては、所定の単位で区分された複数の原稿のスキャン指示情報がスキャン管理装置のリスト登録手段により登録されるとともに、この登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態がリスト管理手段により設定され、かつ各々のスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態が、スキャナ装置から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて随時更新される。これに対して、各々のスキャナ装置では、スキャン管理装置で登録、更新されたスキャンリストがリスト取得手段により取得され、このスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報が選択手段により選択される。そして、選択されたスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況が通知手段によってスキャン管理装置に通知される。これにより、各々のスキャナ装置では、スキャン管理装置で登録、更新されたスキャンリストを共用し、このスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報を選択してスキャン作業を進めることが可能となる。
本発明のスキャンシステムによれば、複数(多量)の原稿を複数のスキャナ装置で分担して読み取る場合に、各々のスキャナ装置を有効に活用して原稿のスキャン作業を効率良く円滑に進めることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るスキャンシステムの構成を示す図である。図1においては、1つのスキャン管理サーバ1と、3つの複合機2,3,4とが、共通のネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されている。スキャン管理サーバ1は、ネットワーク通信機能を有する端末装置からなるもので、ネットワーク4上に存在する複数(本例では3つ)の複合機2,3,4を用いて原稿の画像を読み取る場合のスキャン進捗状況を統括的に把握して管理する処理を行う。
各々の複合機2,3,4は、ネットワーク通信機能を有するもので、例えば、原稿の画像を読み取るスキャン機能と、このスキャン機能を利用して読み取った原稿の画像を用紙に複写するコピー機能と、ファクシミリデータの送受信を行うファックス機能の他に、ネットワーク4上の端末装置(例えば、パーソナルコンピュータ)やユーザの入力操作によってプリント指示された画像を用紙に印刷出力するプリント機能を備える。ネットワーク5は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等を用いて構成されるものである。
なお、ここでは3つの複合機2,3,4をネットワーク5に接続してスキャンシステムを構成しているが、これ以外にも、各々の複合機に代えて、原稿画像の読取機能(スキャン機能)を有する他の装置、例えばスキャナ単体や複写機をネットワーク5に接続したもの、あるいはそれらの装置を混在させてネットワーク5に接続したものであってもよい。
図2は本発明の実施形態に係るスキャン管理サーバの構成例を示す機能ブロック図である。このスキャン管理サーバは、ネットワーク通信部11と、スキャン指示情報入力部12と、リスト登録部13と、リスト記憶部14と、リスト管理部15とを備えた構成となっている。ネットワーク通信部11は、上記ネットワーク5を介して他の通信装置(複合機2,3,4を含む)と各種のデータや情報の送受信(受け渡し)を行うものである。
スキャン指示情報入力部12は、スキャン指示情報の入力を受け付けるものである。スキャン指示情報とは、スキャンすべき多量の原稿を所定の単位(まとまり)で複数の原稿(原稿束)に区分した場合に、当該所定の単位で原稿画像の読み取り(スキャン)を指示するための情報である。よって、スキャン指示情報は、原稿の画像を読み取るときのスキャン作業の区切りを示すものとなる。
例えば、スキャンすべき原稿が、第1章から第5章までの複数の章からなる合計100枚の原稿で構成されていた場合に、章単位で原稿のスキャンを指示するには5つのスキャン指示情報を入力することになる。より詳しく述べると、上記5つの章のうち、第1章は15枚の原稿、第2章は20枚の原稿、第3章は10枚の原稿、第4章は30枚の原稿、第5章は25枚の原稿で構成されているものとすると、合計100枚の原稿に対しては、第1章の15枚分の原稿のスキャンを指示するためのスキャン指示情報と、第2章の20枚分の原稿のスキャンを指示するためのスキャン指示情報と、第3章の10枚分の原稿のスキャンを指示するためのスキャン指示情報と、第4章の30枚分の原稿のスキャンを指示するためのスキャン指示情報と、第5章の25枚分の原稿のスキャンを指示するためのスキャン指示情報とを入力することになる。
ただし、スキャンすべき原稿をどのような単位で区分するかについては、原稿種別(カラー原稿/白黒原稿、原稿サイズ等)単位、原稿枚数単位など、ユーザ側で想定した条件に合わせて任意に変更可能であるため、例えば、上記5つの章からなる原稿のうち、第1章と第2章を合わせて一つの原稿の単位とし、これに対応するスキャン指示情報を入力することも可能である。
また、スキャン指示情報は、少なくとも原稿(原稿束)を識別する原稿識別情報と、当該原稿のページ数(枚数)と、当該原稿のスキャン処理状態を含むものである。原稿識別情報としては、原稿番号、原稿名などを適用可能である。原稿識別情報は、実際に紙媒体として存在する原稿(現物)にも、見た目で容易に判別できるように何らかの手段(例えば、印刷、表紙付け、合紙の挿入、タグ付けなど)で予め付与しておくものとする。これにより、スキャン指示情報に含まれる原稿識別情報と、当該スキャン指示情報でスキャンの指示がなされる原稿(現物)とを1:1の関係で対応付けることができる。
また、スキャン指示情報の中では、原稿から読み取った画像データの保存先を指定しておくことも可能である。画像データの保存先は、後述するスキャンリストに登録される全てのスキャン指示情報に共通のものとして指定してもよいし、スキャン指示情報ごとに個別に指定するものとしてもよいが、いずれの場合もネットワーク5で複合機がアクセス可能な場所で指定される。また、画像データの保存先は、複合機内のローカルな記憶装置(ハードディスク等)、リムーバブルメディアやメモリカードなどで指定してもよい。
スキャン処理状態は、所定の単位で区分された原稿のスキャン処理が現在どのような状態になっているかを示すものである。スキャン処理状態は、スキャン指示情報ごとに個別に設定されるものである。スキャン処理状態としては、原稿のスキャン処理を未だ行っていないことを示す「未処理」状態と、原稿のスキャン処理を行っている最中であることを示す「処理中」状態と、原稿のスキャン処理を終了していることを示す「処理済」状態と、原稿のスキャン処理を中断していることを示す「中断」状態とがある。
スキャン指示情報の入力は、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ、携帯端末などの外部装置と有線/無線LANなどのネットワークやPoint to Pointの通信などを介して接続し、当該外部装置から送信されたスキャン指示情報を受信する方法や、図示しない情報読取装置に挿入されたディスク型、カード型等の記録媒体からスキャン指示情報を読み取る方法、あるいはユーザの入力操作によって入力されたスキャン指示情報を取り込む方法など、種々の方法を用いて行うことが可能である。
リスト登録部13は、スキャン指示情報入力部12から入力されたスキャン指示情報をスキャンリストに登録するものである。スキャンリストは、スキャン指示情報を順に並べてリスト化したものである。リスト記憶部14は、上述したスキャンリストを記憶、保持するものである。リスト登録部13によるスキャン指示情報のリスト登録は、スキャン指示情報入力部12から入力されたスキャン指示情報をリスト記憶部14のスキャンリストに書き込むことにより行われる。
リスト管理部14は、リスト記憶部14に記憶(登録)されたスキャンリストを管理するものである。リスト管理部14は、リスト登録部13によってスキャンリストに登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定するとともに、いずれかの複合機でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を、当該複合機から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新する処理を行う。スキャン処理状態の更新は、スキャンリストの更新時に行われる。また、リスト管理部14は、リスト登録部13によるスキャンリストへの登録時に、登録対象とされたスキャン指示情報のスキャン処理状態を一様に未処理に設定(初期設定)する。
図3にスキャンリストの一例を示す。この例では、1つのスキャン指示情報に含まれる情報として、「原稿番号」、「ページ数」、「状態」といった3つの情報が対応付けて登録されている。このうち、「原稿番号」は原稿の識別情報を示し、「ページ数」は原稿の枚数を示し、「状態」は、上述したスキャン処理状態を示すものである。
その他、リスト管理部14によるスキャンリストの管理処理には、スキャンリストの読み出し処理や、スキャンリストに登録されたスキャン指示情報のロック処理及びアンロック処理などがある。ロック処理及びアンロック処理には、それぞれスキャンリストの更新処理が含まれる。スキャン指示情報のロック処理とは、いずれかの複合機からロック要求があった場合に、このロック要求の対象として指定されたスキャン指示情報を、ロック要求元の複合機以外の複合機でスキャン対象として選択できないようにロックする処理をいい、アンロック処理とは、そのロック状態を解除して元のアンロック状態(任意の複合機でスキャン指示情報をスキャン対象として選択できる状態)に戻す処理をいう。
図4は本発明の実施形態に係る複合機の構成例を示すブロック図である。この複合機は、ネットワーク通信部21と、リスト取得部22と、スキャナ制御部23と、スキャナ部24と、UI(User Interface)部25とを備えた構成となっている。なお、ここでは主にスキャナ機能に係る構成を示し、それ以外の機能(コピー機能、ファックス機能、プリント機能など)に係る構成については省略している。ネットワーク通信部21は、上記ネットワーク5を介して他の通信装置(スキャン管理サーバ1、自装置以外の複合機を含む)と各種のデータや情報の送受信(受け渡し)を行うものである。
リスト取得部22は、スキャン管理サーバ1で管理されているスキャンリストを取得する処理を行うものである。リスト取得部22による取得処理には、スキャン管理サーバ1に対してスキャンリストの取得を要求する要求メッセージを送信し、その要求メッセージに対してスキャン管理サーバ1から送信(返信)されたスキャンリスト(電子データ)を取り込む場合と、スキャンリストの取得要求以外の処理要求をスキャン管理サーバ1に送信したときに、スキャン管理サーバ1から自装置宛に送信(返信)されたスキャンリストを取り込む場合の2つの形態がある。
スキャナ制御部23は、スキャナ機能に係る処理を統括的に制御するとともに、スキャナ部24が原稿の画像を読み取るときの動作(読み取り動作)を制御するものである。スキャナ部24は、原稿の画像を光学的に読み取るもので、必要に応じて自動原稿送り装置を備えるものである。自動原稿送り装置は、原稿トレイ等の原稿セット部にセットされた原稿(原稿束)を画像の読み取り位置に順に送り込むものである。
UI部25は、ユーザの入力操作を受け付けたり、ユーザに各種の情報を表示したりするユーザ・インタフェースとなるものである。このUI部25は、例えば、タッチパネル式のディスプレイからなる表示部と、各種の操作ボタン、キーなどを含む操作部とを有する操作パネル(コントロールパネル)を用いて構成されるものである。
図5はスキャン管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。まず、リスト操作に係る処理要求の有無を繰り返し確認する(ステップS1)。そして、実際に処理要求を受けた場合(ステップS1でYesと判定した場合)は、その要求内容を判別した後(ステップS2)、当該要求内容に応じた処理を実行する(ステップS3)。
ここで、リスト操作に係る処理要求とは、リスト記憶部14に記憶されたスキャンリストに対して何らかの操作(書き込み、読み出し、更新、変更、訂正、削除など)を行う必要がある処理要求をいう。本実施形態においては、リスト操作に係る処理要求として、リスト登録要求、リスト取得要求、ロック要求、選択キャンセル要求、アンロック(ロック解除)要求、中断対応要求を例に挙げて説明する。
リスト登録要求は、スキャンリストへのスキャン指示情報の登録を要求するものである。リスト取得要求は、スキャンリストの取得を要求するものである。選択キャンセル要求は、スキャン対象として選択されたスキャン指示情報に関して、当該選択のキャンセルを要求するものである。ロック要求は、スキャン対象として選択されたスキャン指示情報に基づくスキャン処理を開始するにあたって、当該スキャン指示情報が他の装置でスキャン対象として選択されないようにロック処理を要求するものであり、アンロック要求は、ロック処理によってロック状態とされたスキャン指示情報のロック解除を要求するものである。また、中断対応要求は、スキャン処理状態が「処理中」とされたスキャン指示情報に関して、その処理が中断したことに伴う対応処理を要求するものである。このうち、ロック要求、選択キャンセル要求、アンロック要求及び中断対応要求は、それぞれの複合機がスキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況をスキャン管理サーバ1に通知するものとなる。すなわち、ロック要求はスキャン作業中を通知し、選択キャンセル要求はスキャン作業中止を通知し、アンロック要求はスキャン作業終了を通知し、中断対応要求はスキャン作業中断を通知するものとなる。スキャン作業中止は、スキャン対象として選択されたスキャン指示情報に基づくスキャン動作(原稿画像の読取動作)を複合機で開始する前にスキャン作業を中止した場合をいい、スキャン作業中断は、スキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン動作を複合機で開始した後にスキャン作業を中断した場合をいう。
上記ステップS2で判別した要求内容がリスト登録要求であった場合は、これに応じてリスト登録処理(後述)をステップS3で行う。また、上記ステップS2で判別した要求内容がリスト取得要求であった場合は、これに応じてリスト送信処理(後述)をステップS3で行う。また、上記ステップS2で判別した要求内容が選択キャンセル要求であった場合は、これに応じて選択キャンセル処理(後述)をステップS3で行う。また、上記ステップS2で判別した要求内容がロック要求であった場合は、これに応じてロック処理(後述)をステップS3で行う。また、上記ステップS2で判別した要求内容がアンロック要求であった場合は、これに応じてアンロック処理(後述)をステップS3で行う。また、上記ステップS2で判別した要求内容が中断対応要求であった場合は、これに応じて中断対応処理(後述)をステップS3で行う。
図6はスキャン管理サーバで行われるリスト登録処理の手順を示すフローチャートである。まず、スキャン指示情報の入力をスキャン指示情報入力部12で受け付ける(ステップS101)。次いで、先にスキャン指示入力部12で受け付けたスキャン指示情報をリスト登録部13がリスト記憶部14のスキャンリストに登録する(ステップS102)。続いて、次に登録すべきスキャン指示情報があるかどうかを確認する(ステップS103)。そして、次に登録すべきスキャン指示情報がある場合は上記ステップS101に戻り、次に登録すべきスキャン指示情報がない場合は、その時点でリスト登録処理を抜ける。
上記リスト登録処理において、スキャンリストは、基本的にスキャン管理サーバ1がリスト登録要求を受けるたびに新規に作成されるものである。ただし、リスト記憶部14に存在するスキャンリストのなかに、スキャン処理状態が「処理済」になっていないスキャン指示情報を含むスキャンリスト、すなわちスキャン処理状態が「未処理」、「処理中」又は「中断」となっているスキャン指示情報を含むスキャンリストが存在する場合は、当該スキャンリストに追加登録するかたちでスキャン指示情報の入力を受け付けることも可能である。また、既存のスキャンリストとは別に、新たなスキャンリストを作成し、このスキャンリストに新規登録するかたちでスキャン指示情報の入力を受け付けることも可能である。追加登録とするか、新規登録とするかは、スキャン指示情報の入力に際して、いずれか一方の登録方式をユーザ側で選択可能な構成とすればよい。新規登録として、複数のスキャンリストを管理する場合はスキャンリストに番号や名前などを付与して、識別可能にすればよい。
図7はスキャン管理サーバで行われるリスト送信処理の手順を示すフローチャートである。このリスト送信処理は、主にリスト管理部15によって行われるものである。まず、取得要求のあったスキャンリストを特定し、この特定したスキャンリストをリスト記憶部14から読み出す(ステップS111)。スキャンリストを特定する方法はスキャンリストに付与した番号や名前などを使えばよい。次いで、先に読み出したスキャンリストを要求元装置(本形態では複合機)に送信する(ステップS112)。例えば、複合機2がスキャンリストの取得要求を行った場合は、この複合機2に対してスキャンリストを送信する。スキャンリストの送信は、ネットワーク通信部11を介して行われる。また、スキャンリストの特定は、例えば、3つの複合機2,3,4を用いて原稿の画像を読み取るときに用いるスキャンリストと、ネットワーク上に存在する他の複数のスキャナを用いて原稿の画像を読み取るときに用いるスキャンリストとを、共通(1つ)のスキャン管理サーバで別々に管理する場合に必要となるものである。
図8はスキャン管理サーバで行われる選択キャンセル処理の手順を示すフローチャートである。この選択キャンセル処理は、主にリスト管理部15で行われるものである。まず、キャンセル対象となっているスキャン指示情報のロック状態を解除することにより、当該スキャン指示情報を元(選択される前)のアンロック状態に戻す(ステップS121)。次に、スキャンリストを更新する(ステップS122)。このスキャンリストの更新では、ロック状態を解除されたスキャン指示情報のスキャン処理状態が「処理中」から「未処理」、または「処理中」から「中断」に設定変更される。変更後のスキャン処理状態は、「処理中」となる前に設定されていた元のスキャン指示情報、つまり選択される前のスキャン処理状態に一致したものとなる。次いで、リスト記憶部14からスキャンリストを読み出した後(ステップS123)、ネットワーク通信部11を介してそのスキャンリストを要求元装置に送信する(ステップS124)。以上、同時に複数の要求があった場合、スキャン管理サーバ内では排他的に処理される。
図9はスキャン管理サーバで行われるロック処理の手順を示すフローチャートである。このロック処理は、主にリスト管理部15によって行われるものである。まず、ロック対象となっているスキャン指示情報がアンロック状態になっているかどうかを確認する(ステップS131)。そして、アンロック状態になっていれば、これをロック状態に設定した後(ステップS132)、スキャンリストを更新する(ステップS133)。このスキャンリストの更新により、ロック状態とされたスキャン指示情報のスキャン処理状態が「未処理」から「処理中」、または「中断」から「処理中」に設定変更される。
続いて、ロック処理に成功した旨を要求元装置に通知する(ステップS134)。また、上記ステップS131において、ロック対象となっているスキャン指示情報が既にロック状態となっていた場合、つまり他の装置からのロック要求に応じてロック処理が行われていた場合は、ロック処理に失敗した旨を要求元装置に通知する(ステップS135)。ロック処理の成功や失敗を通知する処理は、ネットワーク通信部11を介して行われる。次いで、スキャンリストをリスト記憶部14から読み出した後(ステップS136)、ネットワーク通信部11を介してそのスキャンリストを要求元装置に送信する(ステップS137)。
図10はスキャン管理サーバで行われるアンロック処理の手順を示すフローチャートである。このアンロック処理は、主にリスト管理部15によって行われるものである。まず、アンロック対象となっているスキャン指示情報のロック状態を解除する(ステップS141)。これにより、アンロック対象としたスキャン指示情報がアンロック状態となる。次に、スキャンリストを更新する(ステップS142)。このスキャンリストの更新により、先のステップS141でロック解除されたスキャン指示情報のスキャン処理状態が「処理中」から「処理済」に設定変更される。次いで、スキャンリストをリスト記憶部14から読み出した後(ステップS143)、ネットワーク通信部11を介してそのスキャンリストを要求元装置に送信する(ステップS144)。
図11はスキャン管理サーバで行われる中断対応処理の手順を示すフローチャートである。この中断対応処理は、主にリスト管理部15によって行われるものである。まず、画像の読み取り(スキャン)が中断されたスキャン指示情報のロック状態を解除する(ステップS151)。次に、スキャンリストを更新する(ステップS152)。このスキャンリストの更新により、先のステップS151でロック解除されたスキャン指示情報のスキャン処理状態が「処理中」から「中断」に設定変更される。次いで、スキャンリストをリスト記憶部14から読み出した後(ステップS153)、ネットワーク通信部11を介してそのスキャンリストを要求元装置に送信する(ステップS154)。
続いて、複合機側での処理手順について説明する。なお、各々の複合機2,3,4には予めスキャン管理サーバ1のアドレス情報やネットワーク上の接続方法が設定され、このアドレス情報や接続方法に基づいて各々の複合機2,3,4がスキャン管理サーバ1に個別にアクセス可能な構成となっている。
図12及び図13は複合機で行われる、原稿画像の読み取り(スキャン)に係る処理手順を示すフローチャートである。まず、複合機のUI部25には、処理待ちの状態で例えば図14に示すような処理モードの選択画面が表示されているものとする。この選択画面では、処理モードの選択用として、「コピー」ボタン、「スキャン」ボタン、「ファックス」ボタンが用意されている。
上記処理モードの選択画面を表示した状態で、スキャナ制御部23は、ユーザが所望する処理モードとして「スキャン」が選択されたかどうかを判断する(ステップS201)。そして、「スキャン」が選択された場合、つまり処理モードの選択画面上でユーザが「スキャン」ボタンを押下した場合はステップS202に進み、「スキャン」以外が選択された場合、つまり処理モードの選択画面上でユーザが「コピー」ボタン又は「ファックス」ボタンを押下した場合は、その処理モードに対応した他の処理に移行する。
上記処理モードの選択画面でユーザが「スキャン」ボタンを押下すると、UI部25の表示画面は、図15に示すようなスキャンモードの選択画面に切り替わる。スキャンモードの選択画面は、スキャン処理(原稿画像の読み取り処理)に適用するモードを選択するための画面であり、その画面内にはスキャンモードの選択肢となる「通常スキャン」ボタンと「連動スキャン」ボタンに加えて、スキャン時に適用する各種パラメータ(例えば、読取解像度、読取倍率、カラー/白黒/自動カラー選択の指定、読み取った原稿画像の保存先の指定など)を設定するウィンドウが含まれる。通常スキャンモードは、前述したスキャンリストを使用しないで原稿の画像を読み取るスキャンモードであり、連動スキャンモードは、スキャンリストを使用して原稿の画像を複数の装置(本形態では複合機)で連動して読み取るスキャンモードである。通常スキャンでは、実際にユーザが操作している複合機だけを使用して原稿の画像を読み取ることになるが、連動スキャンでは、複数の複合機を使用して原稿の画像を読み取ることになる。
上記スキャンモードの選択画面を表示した状態で、スキャナ制御部23は、ユーザが所望するスキャンモードとして「連動スキャン」が選択されたかどうかを判断する(ステップS202)。そして、「連動スキャン」が選択された場合、つまりスキャンモードの選択画面上でユーザが「連動スキャン」ボタンを押下した場合はステップS203に進み、「連動スキャン」以外が選択された場合、つまりスキャンモードの選択画面上でユーザが「通常スキャン」ボタンを押下した場合は、通常スキャンモードに対応した他の処理に移行する。
ステップS203では、スキャナ制御部23からの制御命令にしたがってリスト取得部22がスキャンリストの取得要求を行う。このリスト取得要求は、取得要求の対象となるスキャンリストを保持するスキャン管理サーバに対して送信される。また、リスト取得要求の送信はネットワーク通信部21を介して行われる。次いで、このリスト取得要求に対してスキャン管理サーバ側から送信(返信)されたスキャンリストをリスト取得部22で取得してUI部25に表示する(S204)。これにより、上記スキャンモードの選択画面でユーザが「連動スキャン」ボタンを押下した場合は、UI部25の表示画面が、図16に示すようなスキャンリストを含む連動スキャン操作画面に切り替わる。
連動スキャン操作画面は、スキャン対象となる原稿のスキャンリストやスキャン指示情報を選択したり、その選択したスキャン指示情報に対応する原稿のスキャン開始を指示したりするためのユーザ入力操作を受け付けるものである。UI部25の表示画面に同時に表示可能なスキャン指示情報の数には限りがあるため、スキャンリストに登録されている全てのスキャン指示情報を同時に表示できない場合は、画面のスクロールによって所望のスキャン指示情報を表示するものとする。また、UI部25の表示画面はタッチパネル式となっているため、表示画面内のスキャンリストに表示(登録)されたスキャン指示情報の中から、ユーザが所望のスキャン指示情報の文字表示部(原稿番号、ページ数、状態のいずれかの表示枠)を押下することで、そのスキャン指示情報がスキャン対象として選択されるものとする。この場合、スキャン対象として選択できるのは、スキャン処理状態を示す「状態」の表示欄が「未処理」、「処理済」又は「中断」となっているものに限定する。つまり、UI部25に表示されたスキャンリストの中で、スキャン処理状態が「処理中」となっているスキャン指示情報については、仮にこのスキャン指示情報の文字表示部をユーザが押下したとしても、その選択操作を無効扱いすることで選択不可とする。
上記連動スキャン操作画面上でユーザがスキャン対象となるスキャン指示情報を選択すると、スキャナ制御部23は、選択されたスキャン指示情報をロックする旨のロック要求を送信する(ステップS205,S206)。ロック要求は、スキャンリストを保持するスキャン管理サーバ1に対して送信される。また、ロック要求の送信は、ネットワーク通信部21を介して行われる。この場合、スキャン管理サーバ1に対するロック要求の送信は、先にスキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況として、スキャン作業中を通知するものとなる。
次いで、先ほどロック要求を行った要求先のスキャン管理サーバ1でロック処理に成功したかどうかを判断する(ステップS207)。ロック処理の成功、失敗の判断は、ロック要求の送信に際してスキャン管理サーバ1から返信された通知内容に基づいて行われる。すなわち、スキャン管理サーバ1からの通知内容がロック成功を通知するものであれば、ロック処理に成功したと判断し、ロック失敗を通知するものであれば、ロック処理に失敗したと判断する。ロック要求に対するスキャン管理サーバからの返信内容(ロック処理の成功又は失敗を通知する内容)は、ネットワーク通信部21を介して取り込まれる。
ここで、ロック処理に失敗したと判断した場合は、UI部25の表示画面にその旨を示すエラーメッセージ、例えば、「選択した原稿は他の装置で処理中です」といったメッセージを表示した後(ステップS208)、スキャンリストの再表示を行う(ステップS209)。スキャンリストの再表示は、スキャン管理サーバ1側でのロック処理中(図9参照)に送信された最新のスキャンリストをリスト取得部22で取得してUI部25の表示画面に表示することで行う。したがって、再表示されたスキャンリストでは、その直前に選択(押下)したスキャン指示情報の「状態」が「処理中」に切り替わったものになる。スキャンリストの再表示を行った後は、上記ステップS205に戻る。
一方、ロック処理に成功したと判断した場合は、スキャンリストの再表示を行う(ステップS210)。スキャンリストの再表示は、上記同様にスキャン管理サーバ1側でのロック処理中(図9参照)に送信された最新のスキャンリストをリスト取得部22で取得してUI部25の表示画面に表示することで行う。したがって、再表示されたスキャンリストでは、その直前に選択(押下)したスキャン指示情報の「状態」が「処理中」に切り替わったものになるとともに、この「処理中」の文字表示部とそれに対応する原稿番号及びページ数の文字表示部が、例えば反転表示、点滅表示、太字表示、斜め文字表示などで強調される。この強調表示は、先にユーザが選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業が自装置に割り当てられていることを明示するものとなる。
図17はロック要求に成功した場合にUI部25に表示(再表示)される連動スキャン操作画面を示すものである。この連動スキャン操作画面では、ロック処理に成功したスキャン指示情報の文字表示部が反転表示で強調されている。また、この連動スキャン操作画面には、先に選択したスキャン指示情報で指示された原稿のスキャン開始を指示するための「スタート」ボタンと、先の選択操作をキャンセルするための「キャンセル」ボタンが用意されている。反転表示とは、例えばUI部25の表示画面を白黒画面とすると、白と黒のドットを反転して表示することをいう。これにより、ステップS205でユーザが選択したスキャン指示情報とそれ以外のスキャン指示情報とを、UI部25の表示画面上で容易に見分けることができる。
続いて、「キャンセル」ボタンが押下されたかどうかの判定処理(ステップS211)と、「スタート」ボタンが押下されたかどうかの判定処理(ステップS212)とを順に行う。そして、ユーザによって「キャンセル」ボタンが押下された場合は、スキャン管理サーバ1に対してネットワーク通信部21から選択キャンセル要求を送信した後(ステップS213)、上記ステップS205に戻ってスキャンリストの再表示を行う。このスキャンリストの再表示では、ユーザが選択をキャンセルしたスキャン指示情報の「状態」が、「処理中」から「未処理」、または「処理中」から「中断」に変更されたものとなる。選択キャンセル要求の送信は、ネットワーク通信部21を介して行われる。この場合、スキャン管理サーバ1に対する選択キャンセル要求の送信は、先にスキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況として、スキャン作業中止を通知するものとなる。
また、ユーザによって「スタート」ボタンが押下された場合は、その指示にしたがってスキャナ部24で原稿画像の読み取り動作(スキャン動作)を開始する(ステップS214)。次いで、スキャナ部24での原稿画像の読み取りが中断したかどうかの判定処理(ステップS215)と、スキャナ部24での原稿画像の読み取りが終了したかどうかの判定処理(ステップS216)とを順に行う。そして、スキャナ部24での原稿画像の読み取りが何らかの理由で中断した場合(ステップS215でYesの場合)は、スキャン管理サーバ1に対して中断対応要求を送信する(ステップS217)。中断対応要求の送信は、ネットワーク通信部21を介して行われる。この場合、スキャン管理サーバ1に対する中断対応要求の送信は、先にスキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況として、スキャン作業中断を通知するものとなる。複合機で原稿画像の読み取りが中断する理由としては、自動原稿送り装置での原稿のジャム(詰まり)、ユーザによる中断の指示、原稿切れなどが考えられる。原稿切れは、自動原稿送り装置を利用して原稿の画像を読み取る場合に、スキャン指示情報で指定されたページ数分(原稿枚数分)の原稿画像を読み取り終える前に、自動原稿送り装置の原稿セット部に原稿が無くなった状況をいう。
また、スキャナ部24での原稿画像の読み取りが終了した場合(ステップS216でYesの場合)は、スキャン管理サーバ1に対してアンロック要求を送信する(ステップS218)。原稿画像の読み取りが終了したかどうかの判定は、「スタート」ボタンが押下されてからスキャナ部24で原稿画像の読み取りを行った原稿のページ数(原稿枚数)をカウントし、このカウント値が、スキャン指示情報で指示された原稿のページ数に到達(一致)したかどうかによって行われる。また、アンロック要求の送信は、ネットワーク通信部21を介して行われる。この場合、スキャン管理サーバ1に対するアンロック要求の送信は、先にスキャン対象として選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況として、スキャン作業終了を通知するものとなる。
その後、スキャンリストの再表示を行う(ステップS219)。このスキャンリストの再表示は、ステップS217での中断対応要求又はステップS218でのアンロック要求に対してスキャン管理サーバ1から送信される最新のスキャンリストをリスト取得部22で取得してUI部25の表示画面に表示することで行う。また、スキャンリストの再表示は、上記ステップS217での中断対応要求に対してスキャン管理サーバ1から送信されたスキャンリストであれば、上記ステップS212でスキャン開始が指示されたスキャン指示情報に関して、スキャン指示情報の「状態」が「処理中」から「中断」に変更されたものとなり、上記ステップS218でのアンロック要求に対してスキャン管理サーバ1から送信されたスキャンリストであれば、スキャン指示情報の「状態」が「処理中」から「処理済」に変更されたものとなる。
ここで、ステップS219でのスキャンリストの再表示に際しては、スキャン処理状態が「未処理」となっているスキャン指示情報を、次にスキャン対象とするスキャン指示情報の候補を自動的に選択してUI部25の表示画面に表示するものとしてもよい。その場合は、ユーザ側でいちいち「未処理」のスキャン指示情報をUI部25の表示画面上で探す必要がなくなるため、次の原稿のスキャン作業にスムーズに移行することができる。もちろん、原稿を先に選んで、その原稿に対応するスキャン指示情報を選択してもよい。
続いて、スキャンリストに登録された全てのスキャン指示情報について、原稿画像の読み取りが終了しているかどうか、つまりスキャンリストに登録された全てのスキャン指示情報の「状態」が「処理済」となっているかどうかを確認する(ステップS220)。そして、全てのスキャン指示情報の「状態」が「処理済」となっていなければ上記ステップS205に戻り、全てのスキャン指示情報の「状態」が「処理済」となっていれば、その時点で原稿画像の読み取りに係る一連の処理を終了する。
こうしてスキャンリストに登録された全てのスキャン指示情報に対応するスキャン処理を終えた後は、必要に応じて、スキャン画像を相互に連結する処理を実行する。スキャン画像の連結処理は、所定の単位で区分された複数の原稿の並び順を規定する原稿並び情報(例えば、原稿の並び順を示す連続番号)を予め各々のスキャン指示情報に含めてスキャンリストに登録しておき、全ての原稿のスキャン処理を終えた段階で、各々のスキャン指示情報の原稿並び情報を参照して行えばよい。
以上のようなスキャンシステムによれば、ネットワーク5に接続された複数の複合機2,3,4で多量の原稿の画像を分担して読み取る場合に、スキャン管理サーバ1に登録されたスキャンリストの中から、各々の複合機2,3,4が、それぞれスキャン対象となるスキャン指示情報を選択してスキャン処理を行うとともに、そのスキャン作業の進行状況をスキャン管理サーバ1に通知し、この通知を受けてスキャン管理サーバ1がスキャンリストを随時更新するものとなっている。そのため、各々の複合機2,3,4では、スキャン管理サーバ1に登録されたスキャンリストを共用し、このスキャンリストをスキャン管理サーバ1から取得して、スキャン処理状態が未処理となっているスキャン指示情報を順に選択してスキャン作業を行うことができる。したがって、各々の複合機2,3,4でのスキャン作業の進捗具合に応じて原稿を分担させることができる。また、各々の複合機2,3,4の性能の違いによりスキャン速度に差があっても、それぞれのスキャン速度に応じて適量の原稿を分担させることができる。その結果、複数の複合機2,3,4を用いて原稿のスキャン作業を非常に効率良く行うことができる。
また、いずれかの複合機で作業者が他の用事で作業場所を離れたり、他の処理の割り込みが行われたり、何らかのマシントラブルが発生したりしてスキャン作業が中断しても、スキャン作業を中断した複合機以外の複合機では、スキャン作業中断の影響を受けることなく、スキャン処理状態が未処理となっているスキャン指示情報を順に選択してスキャン作業を継続することができる。さらに、マシントラブル等によってスキャン作業を中断したスキャン指示情報については、他の複合機でスキャン対象に選択してスキャン作業を進めることもできる。
なお、上記実施形態においては、複数の複合機2,3,4が接続されたネットワーク5にスキャン管理サーバ1を接続し、このスキャン管理サーバ1でスキャン指示情報をスキャンリストに登録し、かつスキャンリストの管理を行うものとしたが、これ以外にも、スキャン管理サーバ1の機能を上記複数の複合機2,3,4のうちのいずれか1つに持たせるようにしてもよい。
また、スキャンリストに登録されたスキャン指示情報に含まれる情報の1つとして、例えば、図18に示すように、スキャン指示情報に基づくスキャン作業を担当した複合機の識別情報(図例では複合機A、複合機B、複合機C)を追加して「状態」の表示欄に表示したり、そのスキャン作業を担当した作業者の識別情報(名前など)を追加して表示したりしてもよい。このうち、複合機の識別情報を追加した場合は、スキャン作業をいずれの複合機が担当して行ったのかをUI部25の表示画面上で判別することが可能となる。また、作業者の識別情報を追加した場合は、スキャン作業をいずれの作業者が担当して行ったのかをUI部25の表示画面上で判別することが可能となる。さらに、複合機や作業者ごとに、実際に原稿画像の読み取りを行ったスキャン指示情報を集計(ひとまとめ)したり、色分けして表示したりすることにより、スキャン作業を担当した複合機や作業者ごとにスキャン作業の進捗情報を個別に分かりやすく表示することができる。
また、図示はしないが、スキャン処理状態を示す「状態」の表示が「中断」となっているものに関しては、その中断の理由(例えばエラー発生、ユーザ指示など)を付記してもよい。さらに、エラー発生による「中断」の場合は、原稿ジャムなどのエラー原因を含めて付記してもよい。
また、上記図17に示す連動スキャン操作画面でユーザが「スタート」ボタンを押下したときに、ユーザが読み取り開始を指示した原稿番号などの原稿識別情報をUI部25の表示画面内に表示したり、現在読み取りを行っているページ数を表示したりすることにより、スキャン作業を担当する作業者に対して、スキャン対象となる原稿がどの原稿であるか、スキャンする原稿のページ数が何ページであるか、さらには次にスキャンするページが何ページ目であるかをUI部25の表示画面上に明示することができる。そのため、作業者による人為的な作業ミス(原稿のセットミスなど)を有効に防止することができる。
また、スキャンリストに登録されたスキャン指示情報に含まれる情報の1つとして、原稿から読み取った画像データの保存先情報を追加すれば、仮にいずれかの複合機でスキャン作業が中断しても、そのスキャン作業を再開するときに、スキャン指示情報で指定された保存先情報を参照することにより、中断前に読み取った画像データと再開後に読み取った画像データとを同じ場所に保存することができる。さらに、スキャン作業が中断するまでに保存された画像データに、いずれのページでスキャン作業が中断したかを示す中断情報を関連付けておけば、スキャン作業を再開するときに、その中断情報を参照することにより、いずれのページからスキャン作業を継続すればよいかを把握することができる。
本発明の実施形態に係るスキャンシステムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るスキャン管理サーバの構成例を示す機能ブロック図である。 スキャンリストの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る複合機の構成例を示すブロック図である。 スキャン管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われるリスト登録処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われるリスト送信処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われる選択キャンセル処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われるロック処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われるアンロック処理の手順を示すフローチャートである。 スキャン管理サーバで行われる中断対応処理の手順を示すフローチャートである。 複合機で行われる処理手順を示すフローチャート(その1)である。 複合機で行われる処理手順を示すフローチャート(その2)である。 処理モードの選択画面の表示例を示す図である。 スキャンモードの選択画面の表示例を示す図である。 連動スキャン操作画面の表示例を示す図(その1)である。 連動スキャン操作画面の表示例を示す図(その2)である。 連動スキャン操作画面の表示例を示す図(その3)である。
符号の説明
1…スキャン管理サーバ、2,3,4…複合機、5…ネットワーク、11,21…ネットワーク通信部、12…スキャン指示情報入力部、13…リスト登録部、14…リスト記憶部、15…リスト管理部、22…リスト取得部、23…スキャナ制御部、24…スキャナ部、25…UI部

Claims (12)

  1. スキャン管理装置と複数のスキャナ装置とを相互に通信可能に接続してなるスキャンシステムであって、
    前記スキャン管理装置は、
    所定の単位で区分された複数の原稿のスキャン指示情報をスキャンリストに登録するリスト登録手段と、
    前記リスト登録手段によって前記スキャンリストに登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定するとともに、前記スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応する前記スキャン処理状態を、当該スキャナ装置から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新するリスト管理手段とを備え、
    前記各々のスキャナ装置は、
    前記スキャン管理装置から前記スキャンリストを取得するリスト取得手段と、
    前記リスト取得手段で取得したスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況を前記スキャン管理装置に通知する通知手段とを備える
    ことを特徴とするスキャンシステム。
  2. 前記リスト管理手段は、前記リスト登録手段によるスキャンリストへの登録時に前記スキャン指示情報のスキャン処理状態を未処理に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  3. 前記リスト管理手段は、前記スキャナ装置から通知されたスキャン作業の進行状況がスキャン作業中であった場合に、当該スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を処理中に設定変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  4. 前記リスト管理手段は、前記スキャナ装置から通知されたスキャン作業の進行状況がスキャン作業終了であった場合に、当該スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を処理済に設定変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  5. 前記スキャナ装置から通知されたスキャン作業の進行状況がスキャン作業中断であった場合に、当該スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応するスキャン処理状態を中断に設定変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  6. 前記選択手段は、前記リスト取得手段で取得したスキャンリストの中でスキャン処理状態が処理中となっているスキャン指示情報を選択不可とする
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  7. 前記選択手段は、前回選択したスキャン指示情報に基づくスキャン処理を終了した段階で、次にスキャン対象とするスキャン指示情報の候補を自動的に選択する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  8. 前記リスト管理手段は、スキャン作業を担当したスキャナ装置の識別情報を前記スキャン指示情報に含めて管理する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  9. 前記リスト管理手段は、スキャン作業を担当した作業者の識別情報を前記スキャン指示情報に含めて管理する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  10. 前記リスト管理手段は、スキャン処理状態が中断となっているスキャン指示情報に、当該中断の理由を含めて管理する
    ことを特徴とする請求項1記載のスキャンシステム。
  11. 複数のスキャナ装置と相互に通信可能に接続されるスキャン管理装置であって、
    所定の単位で区分された複数の原稿のスキャン指示情報をスキャンリストに登録するリスト登録手段と、
    前記リスト登録手段によって前記スキャンリストに登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定するとともに、前記スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応する前記スキャン処理状態を、当該スキャナ装置から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新するリスト管理手段と
    を備えることを特徴とするスキャン管理装置。
  12. 所定の単位で区分された複数の原稿のスキャン指示情報をスキャンリストに登録するリスト登録手段と、前記リスト登録手段によって前記スキャンリストに登録されたスキャン指示情報ごとにスキャン処理状態を設定するとともに、前記スキャナ装置でスキャン対象として選択されたスキャン指示情報に対応する前記スキャン処理状態を、当該スキャナ装置から通知されるスキャン作業の進行状況に応じて更新するリスト管理手段と備えるスキャン管理装置と相互に通信可能に接続されるスキャナ装置であって、
    前記スキャン管理装置から前記スキャンリストを取得するリスト取得手段と、
    前記リスト取得手段で取得したスキャンリストの中からスキャン対象となるスキャン指示情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択したスキャン指示情報に基づくスキャン作業の進行状況を前記スキャン管理装置に通知する通知手段とを備える
    ことを特徴とするスキャナ装置。


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