JPH07143280A - 分散複写システムの制御方法 - Google Patents

分散複写システムの制御方法

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JPH07143280A
JPH07143280A JP5289343A JP28934393A JPH07143280A JP H07143280 A JPH07143280 A JP H07143280A JP 5289343 A JP5289343 A JP 5289343A JP 28934393 A JP28934393 A JP 28934393A JP H07143280 A JPH07143280 A JP H07143280A
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JP
Japan
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unit
job
section
copy
processing
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JP5289343A
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Mitsuru Sato
充 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク上に処理機能が分散配置された分
散複写システムにおいて、複写処理に要する時間を短縮
する。 【構成】処理内容指示部24は紙原稿入力部22にデー
タ転送パス情報を送出し、また複写処理実行部21に仮
想ジョブを送出する。紙原稿入力部22は前記データ転
送パス情報を通じて、入力画像データを複写処理実行部
21に直接転送する。これと並行して、複写処理実行部
21は前記仮想ジョブに従い、前記紙原稿入力部22か
ら直接送られてきた入力画像データを受信し、順次画像
出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワーク上に処
理機能が分散配置された分散複写システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は、原稿を読み取る部分、
複写処理の内容を指示する部分、および原稿を用紙に複
写出力する部分が一体に構成されていた。このため、原
稿を複写したいユーザは、複写機の設置場所まで足を運
ぶ必要があり、また他人が使用しているような場合は時
間を置いてから再度出掛けて行かなければならない、と
いうものであった。これに対して、上記各部分をネット
ワーク上に分散して配置し、紙の原稿や電子原稿などを
居ながらにして複写処理を実行できるようにしたシステ
ム(以下、分散複写システムという)が注目されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の複写
機は原稿を読み取る部分と複写出力する部分が一体であ
るため、画像の読み込みと同時に出力処理が行われてい
た。しかし、上記分散複写システムでは、原稿入力、ジ
ョブの作成・登録、複写出力が逐次的に実行されるた
め、複写を開始してから1枚目が出力されるまでの時間
(First Copy Output Time)や、複写の開始から終了ま
での時間が従来の一体型の複写機より長くなるという問
題点があった。
【0004】この発明は、原稿入力と複写出力を同時に
実行させることにより、複写に要する時間を短縮するよ
うにした分散複写システムの制御方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる分散複
写システムの制御方法は、原稿入力部、処理内容指示
部、複写処理実行部が独立して機能し、それぞれがネッ
トワークを通じて相互にデータ通信を行い、入力画像の
複写・プリント処理を行う分散複写システムにおいて、
ユーザが同期モード指示を処理内容指示部から入力した
ときは、入力画像データを原稿入力部から複写処理実行
部に直接転送し、前記原稿入力部の画像入力と前記複写
処理実行部の画像出力の処理とを並行して実行するよう
にしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】通常の出力処理では、入力画像データは原稿入
力部から読み込まれ、処理内容指示部で前記入力画像デ
ータと複写に関する指示に基づいてジョブが作成され、
複写処理実行部で前記ジョブの内容に従って画像出力が
実行される。これに対して、この発明に係わる制御方法
では、入力画像データは原稿入力部から読み込まれた
後、直接複写処理実行部に転送され、原稿入力部での入
力画像データの読み込みと、複写処理実行部での画像出
力が並行して実行される。これによれば、原稿をすべて
入力するまで待たなくても出力を開始することができる
ので、複写を開始してから1枚目が出力されるまでの時
間や複写の開始から終了までにかかる時間を、従来の分
散複写システムに比べて短縮することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係わる分散複写システムの
制御方法を適用した分散複写システムの一実施例を図面
を参照しながら説明する。
【0008】図2は、分散複写システムの全体構成図で
あり、従来複写機として一体化されていた、紙(または
電子)原稿入力部、処理内容指示部、複写処理実行部が
分散環境下で実現されている。図2において、A〜Dは
エンドシステムであり、それぞれLAN10上に分散配
置されている。
【0009】エンドシステムAはコンピュータ11とプ
リンタ12で構成され、複写処理実行部21として機能
する。エンドシステムBはコンピュータ11と複写装置
13または複写装置14とで構成され、複写処理実行部
21として機能すると同時に、紙原稿入力部22、電子
原稿入力部23、処理内容指示部24としても機能す
る。エンドシステムCはコンピュータ11で構成され、
電子原稿入力部23、処理内容指示部24として機能す
る。エンドシステムDはコンピュータ11およびスキャ
ナ15で構成され、紙原稿入力部22、電子原稿入力部
23および処理内容指示部24として機能する。
【0010】なお、いずれの形態においても、説明の都
合上、コンピュータと複写装置(もしくはスキャナ)を
分離して図示しているが、コンピュータが複写装置(も
しくはスキャナ)に内蔵されている構成をとることもで
きる。
【0011】エンドシステムAとBとは、複写処理実行
部21を備えている点で共通性がある。この点を判りや
すくするため、これらを破線31で囲んで示す。また、
エンドシステムDは紙原稿入力部22(スキャナ15)
と電子原稿入力部23の双方を備えている。これに対
し、エンドシステムCは電子原稿入力部23のみを備え
ている。この違いを判りやすくするため、エンドシステ
ムCとDとを、それぞれ破線32、33で囲んで示す。
【0012】図1にエンドシステムDのブロック構成を
示す。これら各ブロックで、紙原稿入力部22、電子原
稿入力部23および処理内容指示部24が実現される。
図4には、エンドシステムAのブロック構成を示す。こ
れら各ブロックで、複写処理実行部21が実現される。
【0013】なお、エンドシステムBの各部(21、2
2、23および24)は、図1と図4の双方に示される
各ブロックで実現され、またエンドシステムCの各部
(23および24)は、図1に示されるブロックの中か
ら画像読取り部42および画像処理部43を除いた各ブ
ロックで実現される。
【0014】さて、図2において、電子原稿管理部41
は、紙原稿入力部22が稼動するコンピュータ上のファ
イルシステムなどにより構成され、コンピュータに接続
されるハードディスク、CD−ROM、フロッピ−ディ
スクといった記憶装置に蓄積される電子原稿をデータと
して取り扱う。
【0015】画像読取り部42は、紙などの物理的な原
稿をスキャナなどの画像読み取り装置を駆動してイメー
ジデータとして入力する。読み取った原稿は画像処理部
43に渡される。
【0016】画像処理部43は、読み取ったイメージデ
ータに対して、必要に応じてノイズの除去やデータ圧縮
などの所定の画像処理を実施する。処理されたイメージ
データは、電子原稿として保存されるときは電子原稿管
理部41に渡され、複写処理されるときは複写指示起動
部44に渡される。また、処理内容指示部24から同期
モードが指定されたときは、複写処理実行部21のジョ
ブ出力部74に直接イメージデータを送信する。このと
き、イメージデータは適当なサイズのブロックに分けら
れ、ブロック単位で複写処理実行部21内のジョブ出力
部74に送信される。
【0017】複写指示起動部44は、指定された複写処
理実行部21に対応した複写指示入力部45を起動す
る。このとき、複写指示起動部44は該当する原稿を複
写指示入力部45に渡す。原稿のフォーマットは、プリ
ンタで使用されるページ記述言語、読み取り装置から読
んだイメージ情報、アプリケーションの作成する固有の
フォーマットであってもよい。さらに、それぞれが圧縮
もしくは暗号化されたフォーマットであることも可能で
ある。
【0018】複写指示入力部45は、図3に示すような
ユーザインターフェースを介して、ユーザからの複写に
伴う指示を受け付ける。操作パネルウィンドウ51は、
各コンピュータのディスプレイ16上に表示されるもの
で、図示の各種ボタンを備えている。すなわち、52〜
58は複写処理内容の選択ボタンで、従来の複写機に備
えられているものと同種のものである。ユーザはそれぞ
れのボタンの上にカーソル(図示せず)を置き、マウス
17のボタンをクリックすることで複写処理内容を選択
することができる。ディスプレイ16とマウス17の符
号は図1のエンドシステムAについてのみ記載する。上
記ボタン52〜58により操作できる複写処理項目は、
各ボタンに対応して表示されるが、ここでは表示への符
号付けは省略する。また、複写処理の内容についても、
すでに広く知られているところであるため説明を省く。
【0019】59〜63も操作ボタンで、同じくマウス
17で操作する。これらの処理内容についても既に広く
知られているため、説明を略す。64はステータス表示
部で、従来の複写機と同様に複写可否、複写枚数、エラ
ー内容などを表示するほか、同期モードが指定されたと
きは、その可否を表示する。65は電子原稿表示部で、
選択されている電子原稿の表示に使用する。ここは、電
子原稿のファイル名が表示され、表示される電子原稿が
多数ある場合は、ボタン66、67で表示をスクロール
させ、選択されている複写の電子原稿ファイル名を表示
することができる。68は処理実行部名表示部で、その
とき選択された複写処理実行部21(プリンタ12や複
写装置13など)の名称が表示される。
【0020】69は同期モード要求/解除ボタンで、ユ
ーザはこのボタンを押すことによって、システムに対し
て同期モードの指定や終了を指示する。同期モードは、
この分散複写システムに特徴的な機能であり、紙原稿入
力部22の原稿入力と複写処理実行部21の画像出力と
を同時に実行させるモードをいう。ユーザから同期モー
ドが指定されると、複写指示入力部45は紙原稿入力部
22と複写処理実行部21とに対して同期モード指示を
送出する。そして、紙原稿入力部22と複写処理実行部
21の両方が同期モードの成功を返してきた場合、すな
わち同期モードを行うための条件が整った場合にのみ同
期モードに入る。そうでない場合は、成功を返してきた
方に同期モードの解除指示を出し、以後は通常処理に戻
る。同期モードに入った場合、複写指示入力部45はデ
ータ転送パス情報を作成し、これを紙原稿入力部22に
送信する。データ転送パス情報とは、イメージデータの
転送元、並びにイメージデータの転送先を知らせるため
の情報であり、このパス情報を作るための情報は同期モ
ード成功の返答と共に返される。このデータ転送パス情
報を紙原稿入力部22に送信することにより、画像処理
部43に入力された原稿のイメージデータは、電子原稿
管理部41ではなく、このパス情報を通して複写処理実
行部21のジョブ出力部へと送信される。なお、通常処
理の場合、複写指示起動部44から渡された原稿のイメ
ージデータとユーザからの複写に関する指示はジョブ生
成部46に送られる。
【0021】ジョブ生成部46は、原稿のイメージデー
タと複写に関する指示からジョブを生成する。ジョブ生
成部46では、生成したジョブを必要に応じて転送用原
稿処理部47に渡す。転送用原稿処理部47では、転送
データ量を減少させるためにデータの圧縮などの処理を
実施し、ジョブ生成部46に返す。
【0022】ユーザから同期モードが指定されると、ジ
ョブ生成部46で仮想ジョブを作成し、ジョブ送出部4
8を通じて複写処理実行部21へ送信する。仮想ジョブ
とは、ジョブ内にイメージデータがなく、代わりに前述
のデータ転送パス情報が含まれたものであり、それ以外
は通常のジョブと同じものをいう。この仮想ジョブは、
同じ処理内容指示部24内のジョブ送出部48、複写処
理実行部21内のジョブ受付部からは通常のジョブと同
じに見える。複写処理実行部21内のジョブ出力部が出
力を行うためにジョブ内のイメージデータを読み込む場
合は、仮想ジョブに含まれるデータ転送パス情報からイ
メージデータの転送元を認識し、紙原稿入力部22から
送られてくるデータを読み込む。
【0023】ジョブ送出部48は、ジョブ生成部46か
ら渡されたジョブ(仮想ジョブを含む)をネットワーク
を介して指定された複写処理実行部21に送出する。
【0024】次に、図4に示した複写処理実行部21の
構成について説明する。図4において、ジョブ受付部7
1は、各エンドシステム上のジョブ送出部48から送ら
れてきたジョブ(仮想ジョブを含む)を受け付け、これ
を正規化してジョブ制御部72に渡す。正規化とは、各
種フォーマットで送られてきたジョブを、この複写処理
実行部21で定めるジョブのフォーマットに統一するこ
とをいう。ジョブ受付部71はn個設けられており(ジ
ョブ受付部(1)〜(n))、各エンドシステム上のジ
ョブ送出部48から送出されたジョブは、そのジョブフ
ォーマットに適合するジョブ受付部71が受け付ける。
このような構成とすることにより、各処理内容指示部2
4側にあるジョブ生成部46は、そのエンドシステムな
どで定める既存のジョブフォーマットでジョブを生成し
て送信することができるので、新たなシステム開発が不
要となる。
【0025】ジョブ制御部72は、ジョブ受付部71で
正規化されたジョブが渡されると、当該ジョブの内容を
解析し、各ジョブ処理部73を使用して、指示された複
写処理に対応する処理を実行する。どのような処理を可
能とするかは任意である。ここでは、n個のジョブ処理
部73を配置し(ジョブ処理部(1)〜(n))、文書
フォーマットの変換(ジョブ処理部(1))、イメージ
処理(ジョブ処理部(2))、ノティファイ(ジョブ処
理部(n))などを行う。必要な処理が施されたイメー
ジデータは指定されたジョブ出力部74に渡され、複写
出力される。ジョブ出力部74はn個設けられており
(ジョブ出力部(1)〜(n))、これらは、ジョブの
出力、すなわち出力媒体への記録(ジョブ出力部(1)
または(2))、もしくはリダイレクト(ジョブ出力部
(n)を実行する。
【0026】同期モードが指定されているときは、イメ
ージデータは紙原稿入力部22から直接送られてくる。
ジョブ出力部74では、紙原稿入力部22からブロック
単位で受信したデータを組み立て、1ページ分の画像が
完成する毎に画像出力を行う。すなわち、同期モードの
指定によりイメージデータの入力と出力とが並行して行
われることになる。
【0027】次に、同期モードによりイメージデータを
出力する場合の処理手順を図1〜図4を参照しながら、
図5〜図7のフローチャートにより説明する。図5〜図
7に示すフローは、それぞれ処理内容指示部(図5)、
紙原稿入力部(図6)、複写処理実行部(図7)の処理
を表している。なお、電子原稿入力部の処理については
省略する。
【0028】各部の処理手順を説明する前に、ユーザ側
の操作を概略説明する。まず、ユーザは処理内容指示部
24のユーザインターフェース(図3)が提供する状態
表示機能を用いたり、自分で回りを見回すなどの動作を
行い、空いている紙原稿入力部22、複写処理実行部2
1を探す。そして、適当な紙原稿入力部22、複写処理
実行部21を選び、処理内容指示部24のユーザインタ
ーフェース(図3)を起動する。ユーザは同期モード要
求/解除ボタン69を押し、同期モードを指定する。同
期モード指定が成功した場合、ステータス表示部64に
「ready to synchronous copy 」と表示される。失敗し
た場合は、ステータス表示部64に理由を表示して通常
状態に戻る。失敗する原因としては、同期モードで使用
する予定だった複写処理実行部21に対してジョブが
(直前に)割り振られていた場合や、1つの複写処理実
行部21に対して数人が同時に同期モードを指定した場
合(この場合は1人のみが成功する)などが考えられ
る。同期モードが成功した場合、ユーザは紙原稿入力部
22からイメージデータを入力する。ユーザの原稿入力
と並行して複写処理実行部23から複写出力がなされ
る。ユーザはもう一度同期モード要求/解除ボタン69
を押すことで、同期モードを終了させる。
【0029】次に、処理内容指示部24の処理手順を、
紙原稿入力部22および複写処理実行部21の処理手順
とともに説明する。
【0030】図5において、ユーザから同期モード指示
が入力されると(ステップ101)、処理内容指示部2
4は紙原稿入力部22と複写処理実行部21に対して同
期モードの指示を行い(ステップ102)、前記各部か
らのステータスの返りを待つ。次に、各部から返された
ステータスを見て、同期モードに成功したかどうかを判
断する(ステップ103)。ここで、紙原稿入力部22
または複写処理実行部21のいずれか一方が同期モード
に成功しなかった場合は、成功のステータスを返してき
た方に同期モードの解除指示を出し、以後は通常処理に
戻る(ステップ104)。また、紙原稿入力部22と複
写処理実行部21の両方が成功を返してきた場合は同期
モードに入る。同期モードに入ると、処理内容指示部2
4は複写指示入力部45においてデータ転送パス情報を
作成し、これを紙原稿入力部22の画像処理部43に送
出する(ステップ105)。次に、処理内容指示部24
は、ジョブ生成部46において仮想ジョブを作成し、こ
の仮想ジョブをジョブ送出部48を通じて複写処理実行
部21のジョブ受付部71に送出する(ステップ10
6)。
【0031】ここで、処理内容指示部24から同期モー
ド指示を受信した紙原稿入力部22の処理手順を説明す
る。図6において、紙原稿入力部22は処理内容指示部
24からの同期モード指示に従って同期モードを開始し
(ステップ201)、ユーザからの原稿入力を待つ(ス
テップ202)。ユーザによる原稿入力がなされると、
画像読取り部42で原稿の読み込みを行い(ステップ2
03)、その原稿のイメージデータを複写処理実行部2
1内のジョブ出力部74に転送する(ステップ20
4)。紙原稿入力部22は同期モードの終了が指示され
るまで入力された原稿の読み込みを続け(ステップ20
5)、処理内容指示部24から同期モードの終了が指示
されたときは同期モードを終了する(ステップ20
6)。
【0032】続いて、処理内容指示部24から同期モー
ド指示を受信した複写処理実行部21の処理手順を説明
する。図7において、ジョブ制御部72は処理内容指示
部24からの同期モード指示に従って同期モードを開始
し、仮想ジョブが送られてくるのを待ち、ジョブ受付部
71で受け付けた仮想ジョブをジョブ出力部74に転送
する(ステップ301)。ジョブ出力部74は仮想ジョ
ブに含まれるデータ転送パス情報を参照し、紙原稿入力
部22からのイメージデータの入力を待つ(ステップ3
02)。紙原稿入力部22からイメージデータが送られ
てくると、ジョブ出力部74はイメージデータを画像出
力する(ステップ303)。複写処理実行部21は同期
モードの終了が指示されるまでイメージデータの画像出
力を行い(ステップ304)、処理内容指示部24から
同期モードの終了が指示されたときは、ジョブおよび同
期モードを終了する(ステップ305)。複写内容指示
部23から通知される同期モードの終了指示はジョブ制
御部72が受け、ジョブ制御部72からジョブ出力部7
4へ通知する。
【0033】図5に戻って、ステップ106で仮想ジョ
ブを送出した処理内容指示部24は、ユーザから同期モ
ードの終了指示があるかどうかを監視し(ステップ10
7)、同期モードの終了指示があったときは、紙原稿入
力部22および複写処理実行部21に同期モードの終了
を指示し(ステップ108)、通常処理に戻る(ステッ
プ109、110)。なお、同期モードで一定時間何も
操作が行われないときは、自動的に通常モードに戻る。
【0034】このように、ユーザが処理内容指示部24
から同期モードを指示すると、紙原稿入力部22におけ
るイメージデータの読み込みと、複写処理実行部21で
の画像出力が並行して行われることになる、したがっ
て、原稿をすべて入力するまで待つことなく出力を開始
することができるので、従来の分散複写システムに比べ
て、複写に要する時間を短縮することが可能となる。
【0035】上述した同期モードは、複写処理実行部の
負荷が少ないときのみ可能であるため、限定された人も
しくは限定された時間に限り指定可能とするようにして
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
分散複写システムの制御方法においては、入力画像デー
タを原稿入力部から複写処理実行部に直接転送し、原稿
入力部の画像入力と複写処理実行部の画像出力の処理と
を並行して実行するようにしたため、複写に要する時間
を従来の分散複写システムより短縮することができる。
したがって、ユーザにとって作業効率に優れた分散処理
環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各原稿入力部、処理内容指示部の機能的な構成
を示すブロック図。
【図2】分散複写システムの全体構成図。
【図3】複写指示入力部のユーザインターフェースを示
す説明図。
【図4】複写処理実行部の機能的な構成を示すブロック
図。
【図5】処理内容指示部の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図6】紙原稿入力部の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図7】複写処理実行部の処理手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…コンピュータ、12…プリンタ、13/14…複
写装置、15…スキャナ、16…ディスプレイ、17…
マウス、21…複写処理実行部、22…紙原稿入力部、
23…電子原稿入力部、24…処理内容指示部、41…
電子原稿管理部、42…画像読取り部、43…画像処理
部、44…複写指示起動部、45…複写指示入力部、4
6…ジョブ生成部、47…転送用原稿処理部、48…ジ
ョブ送出部、69…同期モード要求/解除ボタン、71
…ジョブ受付部、72…ジョブ制御部、73…ジョブ処
理部、74…ジョブ出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿入力部、処理内容指示部、複写処理
    実行部が独立して機能し、それぞれがネットワークを通
    じて相互にデータ通信を行い、1もしくは複数の原稿形
    式を1つもしくは複数の複写指示によって処理する分散
    複写システムにおいて、 入力画像データを原稿入力部から複写処理実行部に直接
    転送し、前記原稿入力部の画像入力と前記複写処理実行
    部の画像出力の処理とを並行して実行することを特徴と
    する分散複写システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記処理内容指示部は、前記原稿入力部
    の画像入力と前記複写処理実行部の画像出力の処理とを
    並行して実行するための条件が整ったときは、入力画像
    データの転送元と転送先を知らせるデータ転送パス情報
    を作成し、前記原稿入力部と複写処理実行部にそれぞれ
    送出することを特徴とする請求項1記載の分散複写シス
    テムの制御方法。
JP5289343A 1993-11-18 1993-11-18 分散複写システムの制御方法 Pending JPH07143280A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading

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